第2話 「集う超絶倫人たち」
場所:西暦20XX年…日本、三島財閥ビル前
ブルース「ここか…三島コンツェルンビル」
フォンリン「でも本当なの?三島財閥に…例のウィルスのサンプルが流れたって話」
ブルース「確かなスジからの情報だ。…でなければ、こんなヤバい国にわざわざ来やしない」
レジーナ「ミシマ…。
アイビス島のサードエナジー研究所跡地で何かやっているという噂も聞くわ。
あくまで噂…裏は取れてないけどね。そしてそれに目を付けたのがシャドルー…」
フォンリン「あなたがここまで来た理由はそれね」
レジーナ「その通りよ。ただ、どうあれ…
サードエナジーの実験結果をまとめたファイルは私が押さえたから、
しばらくは動けないはずよ(…その起動ディスクも含めて)」
ブルース「…それにしてもおまえのその格好、どうにかならないのか?
目立ってしょうがないぜ」
レジーナ「…誰のせいだと思ってるの?
あの船の上での騒ぎ…収拾がつかないから撤退しようって言ったのはあなたよ」
ブルース「………」
レイレイ「まったくもってドングァアル」
フォンリン「…そのせいで、この娘も連れてくるはめになったと」
ブルース「さっきから俺ばかり責められてるが、その提案に乗ったのはおまえ達だろうが」
レイレイ「…ま、それもそうアルな」
フォンリン「………」
レジーナ「………」
フォンリン「…で?ここで待ち合わせしているってのは誰なの?」
レジーナ「カラテを使っていた連中はどこへ行ったのかしらね」
ブルース「…都合が悪くなったからって話題を逸らすな。
待ち合わせしているのは『シンラ』…日本の特務機関だ。
それからカラテマン達は、俺らと同様にあの船を抜け出したらしい。以上だ」
フォンリン「『シンラ』?聞いた事ないけど…大丈夫なの?」
ブルース「俺も上から言われただけだ。
…かなり昔からある組織らしいが、表舞台には滅多に出てこない連中らしい」
レジーアン「対テロ特殊部隊のようなもの?」
ブルース「対オカルト…って事らしい」
レイレイ「な~んか嘘っぽい話だよねぇ」
フォンリン「あなたがそれを言うってのも…」
レジーナ「ただ待っているのもなんだし…。色々聞かせてもらいましょうか」
同時刻…三島財閥ビル、社長室
平八「………」
???「お呼びかな、三島平八殿」
平八「聞かせてもらおう。ナムコシアターの件だ。
なぜわしに黙ってアンドロイドどもを出撃させた?」
爆田「あれはわしの手駒だ。文句を言われる筋合いはない」
平八「自分の立場を理解していないようだな」
爆田「ならばどうするかね、三島殿?この哀れな老人を放り出すかね」
平八「…フン、貴様の事だ。何か言い訳を用意しているんだろう」
爆田「フフフフ…プロジェクト『WAYA』が最終段階に入った」
平八「…ほう」
爆田「夢想抜刀流…今は失われた忍術…文献からの解析が終了したのだよ。
これで我が娘は最強の戦士となる!」
平八「我が娘…ふん、あのアンドロイドか。
せいぜい期待しているぞ。おかしな格好をした"仮面の男"にまた敗れぬようにな」
爆田「…ぐ……」
平八「貴様の持つアンドロイド技術…そのために拾ってやった事を忘れぬ事だ、爆田よ。
『新田四丁目事件』…あの戦いに敗れ、すべてを失った貴様をな」
爆田「………」
平八「爆田、やってもらいたい事がある。
…今、このビルのすぐ近くに、邪魔者が来ておる」
爆田「…邪魔者?」
平八「そう…我が財閥を嗅ぎ回っている連中だ。奴らを消せ。
…それも以って、今回の件は不問としよう」
爆田「相手は?」
平八「貴様が知る必要はない」
爆田「ならば、すぐに我がアンドロイド部隊を用意しよう。失礼する。
(敵の多い男だとは思っていたが…外にいるのは、恐らくどこぞの諜報機関…。
ふん…実験データを録るには申し分ないが…一体何を探りに来た?)」
平八「…アメリカ統合戦略軍か。"あのウィルス"…わしの所にあると思っているようだが…。
…ふん、本来はその予定だったがな」
同時刻…日本、渋谷
風間仁「ここが…渋谷?…"閉鎖都市指定"…たしかなようだな。
………。ここまで来れば、追っ手もかからんはず。
船で会った連中には悪い事をしたが…面倒はごめんだからな。
…行くか。やっと…この時が来たんだからな」
同時刻…???
??「…ど…うな…って…い…る…」
???「ご心配なく。あの組織から"封鎖"してしまえば、
後は簡単です。すべては…万事抜かりなく」
??「…通れ…ない…まだ…我…は…」
???「私めにお任せを。…"10年前"のような事は二度とありません」
??「…任…せ…た…」
???「ここまでに…10年。あの男に邪魔されてから…10年。
…私の肉体の再生まで…10年…。
うふふ…だけど、有栖正護(ありす・しょうご)…あの男はもういない…。
有栖家の血が絶えた今、"あの時"のような間違いは…もう起こらない」
再び、三島財閥ビル前。
レジーナ「話をまとめるとこういうこと?あなたは一度死んで、
東洋のマジックを使って、また蘇ったってこと?」
フォンリン「…ウィルス感染者じゃなくても、ゾンビはいるってわけね」
レイレイ「そういうワケ。アタシはキョンシーだケドね。
ま、人間に悪さをするわけでもないから、心配無用アルよ」
ブルース「面倒なのを拾ったな。任務に支障を来たさなけりゃいいが」
レジーナ「で、そのダークストーカー…
魔界の住人がなぜあの時、スペンサーレイン号に乗っていたの?」
レイレイ「すごい妖気というか"力"を感じたアル。
たぶん、日本には相当大きな穴があるワケ」
フォンリン「"穴"…?どういう事?」
レイレイ「この世界と、別の世界をつなぐ通路みたいなものアルよ」
レジーナ「それが本当なら…世界中で起こってる、異世界のモンスターが現れてる事件は…」
ブルース「その穴から這い出て来てるってわけか?ちっ、世の中どうなっちまってるんだ」
レジーナ「異世界のモンスターは任せるわ。シャドルーを相手にしてる方がマシね」
ブルース「………」
レイレイ「どうしたアルか?」
ブルース「さっきから…静か過ぎやしないか…?」
フォンリン「…そう言えば…そうね」
ビルから爆田博士のアンドロイドが出現する。
レジーナ「……ッ!」
フォンリン「な、なに…!?」
ブルース「まさか…罠だと!?」
レジーナ「罠って、誰の!?」
ブルース「わからん!ミシマか、シャドルーか…船上で戦った連中か…」
レイレイ「どれでもないかもね。今まで見た事ない敵なワケだし」
ブルース「…くそ、応戦するぞ!」
ブルース「これで2体か。それにしても…ロボットだったとはな」
フォンリン「ブルース、敵は誰だと思う?…これだけ精巧な戦闘用ロボットを造れるなんて」
レジーナ「さすがメイド・イン・ジャパンといったところね」
レイレイ「見た目はふざけてるけど」
新たな敵が出現。
ブラック・ブラボー「フフフ、アメリカの特殊部隊か。
この日本で、銃撃戦などやりおって。」
ブルース「誰だ、あんた。見たところ人間のようだが…
その格好、新しいファッションかい?」
B・ブラボー「アメリカンジョークというやつか?くだらん」
フォンリン「あれはプロテクターの一種じゃないの?真面目にやってほしいわね、ブルース」
ブルース「…そんなつもりで言ってねえ。ちっ、言葉が通じるだけマシか」
レジーナ「相手に敵対の意思があるなら、どっちにしたって変わらないわよ。
答えて。なぜ私達を狙うの?目的は?」
B・ブラボー「理由は命令されたから。目的は諸君らの抹殺。以上だ」
レイレイ「的確…アルね」
そこへ風間仁も現れる。
風間仁「誰に命令されたか、聞かせてもらいたい」
ブルース「あいつは!」
レジーナ「スペンサーレイン号にいたカラテマスターの一人ね」
B・ブラボー「なに…?貴様は何者だ?」
風間仁「…風間仁。あんたが命令を受けたのは…三島平八じゃないのか?」
B・ブラボー「さて。クライアントの不利になる事には触れない…。ビジネスの鉄則でな。
(カザマ…?ふん、なるほどな)」
風間仁「………」
フォンリン「(三島平八の居城の前で、再び出会った…もうこれは偶然ではないはず。
風間仁…資料どおりなら、彼は三島平八の息子、三島一八の…)」
レイレイ「アレって、前にザベルに目を付けられてた兄さんだよねぇ?」
ブルース「悪いな、カラテマスター。どうやら腐れ縁らしい」
風間仁「気にしないでくれ。…俺は俺の目的のために戦っているだけだ。いくぞ…!」
零児達も到着する。
シャオムゥ「おお、おるおる。お待たせ~!待ったぁ?」
M.O.M.O.「あの…そんなのん気な状況じゃないです。
一部のデータが、先程の戦闘データと一致してます」
ベラボーマン「…そのようですね」
風間仁「敵の援軍か?」
ブルース「いや、お仲間のようだぜ。紅いジャケットが目印だって話だからな」
零児「アメリカ統合戦略軍、ブルース・マッギャヴァンは…」
ブルース「俺だ。で…あんたが『シンラ』のエージェントか。すごい組織だな。
…メンバーの構成基準がまったくわからん」
シャオムゥ「全部が全部『森羅』のメンツじゃないっちゅうの」
零児「メンバーは俺とこっちの小さいのだけさ。
他の連中は…後で話す。長くなりそうなんでな」
レイレイ「アイヤー!フェリシアちゃん?」
フェリシア「んにゃ?何でこんなところにいるの!?」
フォンリン「知り合いなの?」
フェリシア「うん。同じダークストーカーだもの」
レイレイ「だから、アタシはキョンシーで、ダークストーカーじゃないアル」
ワンダーモモ「ダークストーカー…!?フェリシアさんって人間じゃなかったんですか!?」
キング「(こんな形でバレたか…)」
レジーナ「…なんか…ややこしい事になってない?面倒は嫌よ、私は」
KOS-MOS「こちらはさらに問題が大きそうですが」
B・ブラボー「………」
ベラボーマン「………」
シオン「そうね。知り合い…といっても、何か違うみたい…」
キング「黒いマスクマンか」
ワンダーモモ「キング…さん?」
キング「いや、そういう男がいた。…昔な」
フェリシア「あの…お師匠さんの事?」
キング「…ああ、もうこの世にはいないがね」
B・ブラボー「久しぶりだな、ベラボーマン…いや、中村等」
ベラボーマン「同じサラリーマンとして感心しませんね。
…また同じ過ちを繰り返そうというのですか…妙島」
B・ブラボー「"過ち"?"試み"だよ、中村」
ベラボーマン「…爆田博士はどこにいるのです?」
B・ブラボー「守秘義務がある」
ベラボーマン「…そうでしょうね」
B・ブラボー「そういう事だ」
ザコ敵を全て退ける。
B・ブラボー「復帰第一戦なら、こんなものか…」
ワンダーモモ「逃げるの!?」
フェリシア「卑怯だぞ!」
B・ブラボー「卑怯?引き際をわきまえていると言え」
ブラボーマン「…妙島」
B・ブラボー「また会おう、中村…いや、ベラボーマン。戦いは…まだ始まったばかりだ」
ベラボーマン「………」
風間仁「待て。あんたには聞きたい事がある」
B・ブラボー「また貴様か。…俺には話す事などない」
立ち去るB・ブラボー。
風間仁「待て!逃がさん!」
B・ブラボーを追う風間仁。
シャオムゥ「ちょ、ちょい待ち!…駄目じゃ、行ってしもうたのう…」
零児「風間仁…何者だったんだ?」
フォンリン「………」
レイレイ「何はともあれ…もう終わりアルな。こっちの人数も減っちゃったけど」
シオン「でも…何とかなるものね」
フェリシア「数の暴力ってやつだよね~」
KOS-MOS「待ってください。…空間の歪曲を感知しました」
零児「なに…!?」
シャオムゥ「まさか…"ゆらぎ"じゃと!?」
M.O.M.O.「来ます!」
"ゆらぎ"が起き、敵が出現する
ブルース「なんだ、こいつら!?」
キング「モンスター!?しかし…」
ベラボーマン「カマイタチ…?日本の妖怪じゃありませんか?」
ワンダーモモ「…ほんとだ。子供の頃、本で読んだ事があるかも…」
シャオムゥ「そうじゃ。"閉鎖都市"渋谷では、ポピュラーな連中じゃが…」
零児「こんな所にまで出てきた…!?しかも、一度にこの数だと?」
フェリシア「敵には変わりないんでしょ?やっちゃおうよ!」
シオン「分析は!?KOS-MOS」
KOS-MOS「依然不明です。生体反応はなし。
ですが、グノーシスのような存在とも異なっています」
レジーナ「撃てば効くの?」
M.O.M.O.「物理的な干渉は可能のようです」
フォンリン「だったら何でもいいわよ、私は」
キング「同感だ。蹴りや投げが通用するなら、どうにかなる。
我々に何の用があるか知らないが…」
シャオムゥ「では聞いてみるかのう。…え~と、なんか妖怪?」
ワンダーモモ「…うわ、ベタだ…」
KOS-MOS「そのような言葉遊びは、この状況下では不適切だと思われますが」
シャオムゥ「ぐ…シャレのわからんカラクリ娘め」
零児「それに用など、聞くまでもない。
…俺達にちょっかいを出したいらしいな。ぐ…っ!?」
急に額の古傷が痛み出す零児。
ブルース「ん?おい…」
シャオムゥ「零児…?」
零児「…だ、大丈夫だ。やるぞ」
M.O.M.O.「あの…アリスさん、どうしたんですか?」
ブルース「気になってたが、その頭の派手な傷跡…。まさか、戦闘で傷が開いたのか!?」
レジーナ「止血剤なら持ってるわよ」
KOS-MOS「出血などは確認できないようですが?」
零児「…大丈夫だ。まだ敵は残ってる…俺の事は気にするな」
また新たな敵が出現する。
ワンダーモモ「また新しい敵が!?」
KOS-MOS「識別不能ですが、"カマイタチ"と呼称される存在と、構成成分は同一のようです」
キング「では、敵の援軍という事か」
シャオムゥ「な…!青い牛に…赤い馬じゃと…!?零児!あやつらを見ろ!」
零児「…やつらは…馬鹿な!」
???「どこをほっつき歩いているかと思えば…こんな所で遊んでいたとは、ね」
ベラボーマン「女性…!?」
フェリシア「…うわ、すご!」
M.O.M.O.「な、なにがですか?」
???「あなた達…自分の持ち場へお戻りなさいな」
退却する妖怪達。
キング「指示に従った…?モンスター達の仲間か!?」
シャオムゥ「おぬしは…!」
???「あん…なるほど、あなたを見つけて、あのコ達はここに来たってわけね。
久しぶりじゃない、おチビちゃん。相変らず、どこもかしこも小さいままね」
シャオムゥ「…大きなお世話じゃ。あちこち出っ張っとればいいというものでもあるまい」
零児「………」
???「同じ紅いジャケット…なるほど、その坊やが新しいパートナーってわけね?
ふふ~ん?なかなかいい男じゃない?」
零児「………」
シャオムゥ「(10年…か。零児の事には…気付いておらんようじゃの)」
フェリシア「あんた…ダークストーカー?」
レイレイ「…同じようで…なんか違う気もするアル」
???「さあ、ね。今度ゆっくりお話しましょうか、お嬢ちゃん達。
今は急がないと、デートの約束に送れちゃうの」
シャオムゥ「ふざけるでない!あれから10年…なぜおぬしがここにおるッ!」
???「ふふ…すぐにわかるわ。では皆様、ご機嫌よう…」
零児「…待て」
???「ん?なぁに?坊や」
零児「…デートの場所というのは『森羅』本部だな?」
シャオムゥ「……!」
???「………。あん、のぞきに来ちゃ駄目よ?
素敵なおじさまと危険なデートがあるの。
ふふ…シャドルーのベガっておじさまと、ね」
ブルース「シャドルーだと!?」
フォンリン「あなた、どういう関係が!?」
???「さあ?はい、お話はここまで。それじゃあ、ね」
零児「ああ、また…会う事になる」
???「それは楽しみね。顔色が悪いわよ、坊や。…養生なさいな」
立ち去る妖怪達。
M.O.M.O.「な、なんだったんですか…今の女の人…」
フェリシア「…お色気担当…って感じだったね」
シオン「(そ、それを言うなら負けてないんじゃ…)」
零児「………」
シャオムゥ「零児…あやつ…」
ベラボーマン「有栖君…知り合いなのですか?」
零児「ただの…親の仇さ」
ワンダーモモ「え…!?」
シャオムゥ「零児、熱くなるな。…気持ちはわかる…だが…」
零児「シャオムゥ、そんな顔をするな。…おまえらしくもない。
…すぐに六本木の本部へ向かうぞ」
レジーナ「待って。彼女が誰だかは知らないけど、…あれはどう考えても"誘い"よ」
フォンリン「たしかに…喋りすぎてたわね。不自然にキーワードを出している感じがしたけど」
零児「…おしゃべりが好きな女なのさ。それはよく知って…いや、覚えている」
シャオムゥ「………」
キング「どういう関係なんだ?…親の仇…というのは穏やかではないが」
零児「そのままの意味さ。…ブルース、急用ができた。
統合戦略軍の操作には、後から合流する」
ブルース「…わかった。俺達は独自の判断で、捜査を続行する」
レイレイ「え!?知らん顔するワケ!?」
ブルース「俺達は、あんな得体の知れない女と、そいつが率いるヨーカイ…だったか?
そんな連中とは関係ないからな」
フォンリン「………」
ブルース「…だが、シャドルーとの関係ってのは怪しいな。そう思わないか?フォンリン」
フォンリン「フッ…そうね。六本木は調べてみる必要があるでしょう」
レジーナ「…まったく、お人好しね」
ブルース「俺は"ドングァ"だからな」
ワンダーモモ「私達も本部まで同行って事ですものね」
キング「私達はそこまで見送る…だったな」
フェリシア「とーぜん!」
シオン「私達は置いていかれたら困ります。だから、一緒に行きますよ、有栖さん」
零児「勝手にしてくれ。…だが、安全は保障できないぞ」
KOS-MOS「ここにいる方々は全員、その事を理解した上で発言していると考えられます」
零児「…やれやれ。わかった…行くか」
シャオムゥ「………。
(零児…そっとしておいてやりたかったが、
こんな日が来るのではないかとも…思っておった。
そしてわしも…真実を告げねばならんのかも知れん…)」
M.O.M.O.「どうしたんですか?シャオムゥさんらしく…ないですけど…?」
シャオムゥ「そ、そんな事はないぞ?わしはいつも通り、元気満々じゃ。
さあ、どこからでもかかって来んかい!」
KOS-MOS「すでに敵は殲滅しています。
目的地も決定された今、その発言は不適切であると考えられますが?」
シャオムゥ「カラ元気を絞り出したと思えばこれか!このダメ出しロボ!」
最終更新:2009年02月11日 07:07