スーパーロボット大戦 オリジナルジェネレーション2

part38-251~262,264


251 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 22:52:03 ID:cPmopsFT0
OG1や外伝があるのにこれだけないのも何だし、SRWOG2を投下。
とりあえずGBA版で。
記憶が怪しい部分とかあるので間違っていたらバシバシ指摘してください。



L5戦役(前作の戦い)が終結して半年。
ミッドクリッド大統領の「東京宣言」により前大戦の情報及び異星人の脅威が全世界に知られることとなった。
そして地球圏の一致団結を訴え、地球圏防衛のための軍備増強計画が推し進められた。

しかし事はそう上手くいかない。
コロニー出身であり、基本的にはハト派である大統領を良く思わない者は連邦内部にも多く、内部分裂が生じていた。
更にバン大佐率いるDC残党――ノイエDCが各地でゲリラ活動を続けていた。


ATXチームに編入されたラミアは敬語が変な、しかしどこか人間味の欠けた女性だった。
しかし彼女は平和のため、何より大切な者のために戦う他の者の姿に感化されて徐々に人間らしい感情が芽生えていく。

ラトゥーニがかつていたスクール、そこにいたがドジで心の真っ直ぐな少年アラドは撃墜され拾われたのを契機にノイエDCから味方に移る。
彼らは完全に洗脳されたアラドのパートナーであるゼオラ、やはり洗脳されたスクールの長姉オウカを救おうとする。

恒星間航行など夢物語と笑われ、時勢上武装せざるを得なくなっても、諦めきれないアイビスやスレイたちプロジェクトTD。

突如現れ攻撃を続ける謎のナマモノ、アインスト。何故かその声が聞こえてしまうキョウスケとエクセレン。
そしてエクセレンに似た雰囲気を持つ、そしてアインストの中で唯一人型かつ普通に喋ることができるアルフィミィ。

続く連邦部隊の消失事件、そこを調査しようとしたヒリュウ改の前に現れる、様々な機体を模した、しかもパイロットは謎のバイオロイドという部隊。
彼らは文明監査官――インスペクターを名乗る、バルマーとは別の異星人。
インスペクターはホワイトスターや月、そして北米地区を占拠する。
しかしテスラ研から撤退する際に兄のフィリオを置き去りにしたこと、
更にプロジェクトの最新鋭機が自分より格下のナンバー4であるアイビスに与えられたことでスレイはやさぐれ、ノイエDCへと走ってしまう。

252 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 22:53:40 ID:cPmopsFT0
そしてノイエDCに裏で協力する勢力、シャドウミラー。
彼らは「極めて近く、限りなく遠い世界」――いわゆるパラレルワールドから来た勢力だ。
「向こう側」は「こちら側」と良く似てはいるが、やはり歴史が多少異なり、特に兵器は違った進化を遂げていた。
その中でもシステムXNと呼ばれる転移装置、そしてWシリーズと命名された人造人間はシャドウミラー独自のもの。

システムXNが本来の機能である次元転移能力を発揮するためには、コアとなる「ヘリオス」という人間が必要だった。
元々安定性に欠ける装置なのだが、彼自身がそれによって飛ばされてしまったため、シャドウミラーが転移した際は大半が次元の狭間に飲まれてしまった。
だがヘリオスも必ずこの世界にいるはずだと、それを探し続けていた。

Wシリーズは量産型と、特別優秀なナンバーズが存在する。
しかし現存するナンバーズはW15、ウォーダン――ゼンガーの人格や能力をコピーしている――、
W16、エキドナ、そしてW17、ラミアだけだった。ラミアの言葉遣いがおかしいのは転移の際に言語系が壊れたせいだ。
彼らと最高指揮官ヴィンデル、技術者でありやはりエクセレンに似た雰囲気と同じ姓を持つレモン、
戦闘部隊長でありキョウスケを敵視するアクセル、転移の際消えなかった一般兵がシャドウミラーの構成員だった。

シャドウミラーの目的は恒久的な闘争の継続、そしてそれによる腐敗の防止と技術の進化。
そのためにノイエDCや連邦の内部分裂は都合が良かった。
そしてその思想に感化され、実際にシャドウミラーに入る者も多かった。
連邦軍の旗艦のひとつ、シロガネの艦長リーもその1人。
元は鹵獲によるものだったが、彼はそのうちに完全にシャドウミラーとなっていた。

253 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 22:57:39 ID:cPmopsFT0
そしてブライアンと対立するグライエン派によるクーデターに便乗し、スパイ行動を続けるラミアに指令が下る。
軍内部でのグライエン派の蜂起と同時に、ハガネやヒリュウ改のブリッジを占拠し、降伏させること。
だがラミアには迷いがあった。そして彼らの屈しようとしない姿勢に、彼女は決意する。
シャドウミラーの指揮官、ヴィンデルとレモンの機体を道連れに、彼女は機体を自爆させる。
それは止めを指すには至らなかったが、不利な状況を打破するには十分だった。
そのおかげかクーデターは成功したが、彼らがやるべきことは変わらなかった。

そしてそこで大きな変化が現れた者がいた。
最近SRXチームに配属された少女、マイ。彼女はアヤの妹だ。
彼女は洗脳され前大戦でレビとして彼らと戦い死亡したが、セプタギンにより再生、しかし再生が中途半端な状態でそれも撃破されたため逆行しマイに戻っていた。
だがレビとしての意識が潜在レベルで残っており、それが彼女を苦しめていた。
そして裏切ったラミアの姿によりレビの意識が活性化、錯乱状態になった彼女は単独出撃する。
どうにか正気に戻ったが、そこに現れたのはゼオラやオウカたちノイエDCの部隊。
SRXチームとアラドやラトゥーニが救援に来るも、ノイエDCの中にいた老女アギラが衝撃を与える。
彼女こそがスクールで薬物投与や記憶・精神操作を行い、今もゼオラやオウカを弄び「母様」と呼ばせ縛り付けている張本人。
そのせいでゼオラたちはスクールの仲間だったアラドのことを、ラトゥーニを連れ去った憎むべき敵と認識している。
更にスクールの前は、アヤやマイが所属していた特脳研(いわゆる超能力研究所)で同様のことを行っていた。
アヤとマイが姉妹だということ、更には2人の記憶のほぼ全ては彼女が与えた偽りの記憶だと宣告する。
あまりのショックに動けなくなる姉妹。だが、彼女たちを守ろうとするチームの絆により、過去と幻想を振り切ることが出来たのだった。

254 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 23:00:38 ID:cPmopsFT0
一方、ギリアムはシャドウミラーの調査のために単独行動を続けていた。
彼はやはり独自行動をとるクロガネのゼンガーやレーツェル(エルザム)の元を訪ねる。
シャドウミラー本隊の位置を掴めたため、自分が起こしたことの収拾をつけるために俺は行く、と告げる。
詳しい事情は親友である彼らにも言えない。だが彼らはギリアムに付き合いシャドウミラーの元へ急ぐのだった。

その頃、シロガネではラミアが目を覚ましていた。
実は自爆の際コックピットブロックは残っており、それをレモンが回収したのだ。
Wシリーズの生みの親であるレモンは尋ねる。シャドウミラーに戻る気はないか、と。
ラミアは身体と言語系以外の調整は受けていない。思考はそのまま残っている。
そして迷った結果彼女は断った。それが人形である彼女に生まれた、人間らしい確かな自我だった。
レモンはそれを尊重し脱出を促す。しかしそれを他が許す訳もなく、多数の部隊に囲まれる。
アクセルにまで狙いをつけられ絶体絶命と思われたその時、ギリアムたちが乱入した。

ギリアムはヴィンデルに通信を入れて名乗る。「ヘリオス・オリンパス」と。
彼こそがシャドウミラーが求めるシステムXNのコア。
向こう側で彼はその名を名乗り、テスラ研でシステムXNの研究に従事し、それを軍事利用しようと接触したのがシャドウミラーだった。
ただ、ギリアムは向こう側にいた時からシャドウミラーに対し疑念を抱いていた。
そしてシステムXNが向こう側に残っている以上悪用する者はあるはずだと考え、実際彼らが現れた。
4人が暴れまわっていると味方本隊も到着。色々あったことは水に流し、再び迎え入れる。
そしてラミアとギリアムはこれまでの経緯を話すのだった。
255 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 23:06:06 ID:cPmopsFT0
また、激化するインスペクターの攻撃に、ノイエDCの指導者バンも地球人同士で争っている場合ではない、と考える。
連邦軍とノイエDCがインスペクターの地球上での拠点である北米地区に挟撃を仕掛ける。

アイビスの危機にスレイが救援に来るも、全く悪気もなく喜ぶアイビスに罪悪感を覚えつつ、スレイはまた去っていく。

テスラ研を占拠するヴィガジ相手に苦戦するゼンガーを助けたのは、ウォーダンだった。貴様を倒すのは俺でなくてはならない、と。
シャドウミラーの人形であり、感情もゼンガーを模したプログラムでしかないはずの彼がそうしたことにやはり自我の芽生えを感じるが、彼はそのまま去っていった。

そして本拠地のラングレー基地。かつてはATXチームの本拠地でもあった場所。
そこでは既にバン大佐やユウ、カーラたちノイエDCがインスペクターと交戦状態にあった。
ユウとカーラはノイエDC時代のアラドの面倒を見ており、ブリットたちと同じ18歳であり、陣営こそ違えど真剣に世界の未来を考える姿からも、お互い共感する部分があった。
共闘するが、そこに現れたノイエDCの増援のアーチボルドは、同士であるバンを攻撃する。更にそこに転移出現するシャドウミラー。
シャドウミラー、そしてアーチボルドたちノイエDCの一部はインスペクターと手を組むことにしたのだ。
味方部隊は壊滅状態に追い込まれる。
しかしそこにアインストまでもが現れるのは、さすがに誰も予測出来なかった。
一気に混乱する戦場。その機に乗じて撤退しようとする味方部隊。
追撃しようとするメキボスをバンの特攻が阻止する。ユウとカーラを味方部隊に託して。
そしてダイテツの指示により、L5戦役でテツヤが出した作戦、ハガネの艦首バスターキャノンの反動を利用するという方法で彼らは離脱する。

被害は甚大だったものの、何とか生還できたと一息つく面々。
しかしダイテツは負傷を隠して指示を続けており、それが終わった時密かに息を引き取っていた。
また、アクセルに集中攻撃を受けたキョウスケも意識不明の重態だった。

その時エクセレンに届くアインストの呼び声。何度となくそれに意識を持っていかれそうになったエクセレンだが、その度にキョウスケが止めていた。
だが彼がいない今、彼女は誘い出され、アインストに連れ去られてしまう。
追って出たアラドやラトゥーニが辿り着いた時には既に彼女の姿はなく、代わりに現れたのはゼオラとオウカ、そしてマシンナリーチルドレンを名乗る人造人間だった。
ゼオラもオウカも未だにアラドを敵だと思っている。
そしてマシンナリーチルドレンは自分たちを人類に代わる新たな種族と豪語するが、それが主に出来損ないであるアラドをベースにしているのが我慢できず、やはりアラドを徹底的に憎む。
しかしフルボッコにされるアラドの姿を見て、ゼオラは本来の人格と記憶を取り戻す。
ラトゥーニ、そしてゼオラまでもが裏切ったことと彼女たちがアラドもスクールの仲間と言ったことで混乱したオウカは撤退する。
そしてアラドとゼオラの連携攻撃により、マシンナリーチルドレンも撤退に追い込む。

256 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 23:08:01 ID:cPmopsFT0
ここで部隊分け。

改修しテツヤを艦長としたクロガネ率いる地上部隊は、ノイエDCの本拠地であるアースクレイドルを攻撃する。
オリジナルであるゼンガーとの一騎打ちに敗れるも満足するウォーダン。彼は完全に自我を確立していた。

アーチボルドは殺しを楽しむために昔からテロや戦争を続けている。
エルザムの妻、カトライアが死んだ「エルピス事件」も彼によるもの。
復讐を果たすブランシュタイン兄弟。アーチボルドは最後まで自分が死ぬはずがないと狂った笑いを上げていた。

一方、オウカは記憶の混乱と度重なる調整により人格崩壊寸前に追い込まれており、アギラは容赦なく彼女の人格を消去してしまう。
ラトゥーニたちにも何の感情もなく機械的に攻撃するオウカ。
しかしスクールにはもう1人人格調整を担当していたクエルボ博士がおり、彼はナンバーで呼ばれていた面々に名前をつけるなど比較的人間的な扱いをしていた。
彼が用意していたオウカの人格のバックアップとスクールの面々による説得により、自我を取り戻すオウカ。アギラは人の心を弄び続けた報いを受けることになる。

だがここで中枢コンピューター・メイガスが完全起動、アースクレイドルで研究が進められていた「マシンセル」が内部を一気に侵食する。
それはマシンナリーチルドレンの構成細胞でもあり、無機物や有機物に取り付き増殖し、それを作り変える性質を持ったものだった。
蘇るアギラ。オウカは自らもマシンセルに侵食されつつも、それを道連れに自爆する。妹や弟たちの幸せを願いながら。
そこに降り立つゼンガー。彼はメイガスに組み込まれたソフィア博士を守るという使命も己に課し、そしてウォーダンからも託されていた。
ソフィアを救い出すゼンガー。マシンセルの暴走は止まり、そしてアースクレイドルとノイエDCは崩壊するのだった。

257 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 23:09:06 ID:cPmopsFT0
ヒリュウ改はインスペクターの兵器生産プラントとなっている月を攻撃する。
インスペクターの指揮官の1人メキボスは、必死に戦う彼らの姿に、感情が希薄な自分たちに欠けているものを見出し、防衛を放棄する。
一方ムーンクレイドルを防衛するヴィガジはそんなことを考えることもなく、徹底抗戦を仕掛ける。
重力兵器により行動不能に陥る自軍。しかしそれを救ったのはシュウだった。そしてまたどこへともなく姿を消す。
読めない彼の行動を訝しがるマサキ。ヴィガジは戦死。そして彼らは月の解放に成功するのだった。


合流しインスペクターとシャドウミラーの本拠地であるホワイトスターを目指す自軍。
彼らの前に立ち塞がったのはアインスト、それにより豹変したヴァイスリッター、そして洗脳されたエクセレンだった。
だがキョウスケのアルトアイゼンも徹底したマ改造により生まれ変わっていた。
他のメンバーがアインスト結界によって出撃出来ない中、エクセレンをコントロールしているヴァイスリッターについた赤い玉を破壊する。
正気に戻るエクセレン。私では駄目なのかと呟くアルフィミィ。

キョウスケとエクセレンは士官学校時代にシャトルの墜落事故にあっており、その中でただ2人だけの生き残り。
その事故はアインストによるもので、彼らだけがアルフィミィ以外のアインストの声を聞けたのもそのせいだ。
そして、アルフィミィはエクセレンの調査結果を元に作り出した複製。似ているのも当然という訳だ。
しかし相変わらず何を目的にそんなことをしているのかという、アインストの真意は読めない。
258 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 23:12:28 ID:cPmopsFT0
アインストはホワイトスターにも攻撃を仕掛けている。自軍も迫っているしもう長くはない、と次元転移を決意するシャドウミラー。
しかしそれを露骨に出す訳には行かないので、とりあえず防衛に協力する姿勢を見せる。
その中でシロガネはクロガネの艦首のドリルに貫かれて轟沈。
また、エキドナはキョウスケに追い詰められたアクセルを庇う。
確かにアクセルを生還させることがレモンに与えられた彼女の任務。
だが、レモンは同時にこうも言った。彼女も生還するように、と。
紛れもなくそれは自分の意思ではないかと問いかけるラミアに、自分はW16という人形だと言いながら爆炎の中に消える。
アクセルは戸惑いつつも、ホワイトスター内部に一時撤退する。

そして内部に突入すると、ヘリオス=ギリアムを組み込まない状態での次元転移なんて真似は二度としたくない、と戦いを挑んでくる。
しかし彼も敗れる。彼は脱出しなかった。敗者には死あるのみ、それが戦争に生きるものの宿命だ、と。
そこに現れるインスペクターのアギーハとシカログ。
高飛車なアギーハと全く喋らないシカログ、噛み合わないようだがラブラブな2人は片方が撃墜されると激昂するが、どうにもならなかった。

現れたインスペクターの親玉は、ウェンドロという少年だった。
メキボスの弟でもある彼。しかしその外見に似合わぬ冷徹さと実力を持ち合わせていた。
インスペクターは名の通り監察官。
彼らの母国は、闘争心と兵器開発能力に優れた地球を以前から問題視していた。
精神的に未発達な子供から、危険なおもちゃを取り上げる大人。ウェンドロは自分たちをそう称した。
そしてディカステス(ギリシャ語で裁判官)という機体を持ち出し、突出した戦力を持つ自軍を潰しにかかる。
押されると転移装置で逃げようとする。その転移装置を破壊したのは、メキボスの攻撃だった。
しかし情に流されやすい彼がそうすることは予測がついていたため、メキボスの機体には緊急停止装置が仕掛けられていた。
動けないメキボスを容赦なく撃墜するウェンドロ。しかし彼も転移装置が破壊されたため腰を据えるしかなく、倒される。
地球人は宇宙の癌だと叫びながら。

259 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 23:15:26 ID:cPmopsFT0
インスペクターを倒した時、ホワイトスターを異変が襲った。
施設は全てアインストに侵食され、その結界により外部との通信なども不可能になる。
それで困ったのは自軍だけではない。シャドウミラーもだ。
普通の空間転移では、脱出は不可能。そのためには次元転移、しかもシステムXNの機能が完全でなければならない。
ギリアムだけでなく自軍全体を勧誘するが、戦争に対する姿勢が根本的な部分で違うため、交戦する。

レモンは以前からエクセレンに執着していた。その理由を、自らを倒したエクセレンに語る。
アクセルにはエクセレンは向こう側では死んでしまった妹だと言っていたが、真相は違った。
シャトル事故で死亡したエクセレンを、軍で人造人間を研究していた彼女の両親がその技術で蘇らせようとした。
しかし蘇生はしたものの、記憶と人格は別のものになっていた。それがレモン。
戦争なしに彼女という存在は生まれなかった。だからこそ彼女は戦争と人造人間、そしてエクセレンに執着した。
そして消える彼女の命。エクセレンとラミアはやりきれない気持ちでそれを見ていた。

ヴィンデルを撃破するも、未練がましく次元転移で逃げ延びようとするヴィンデル。
それに取り付くギリアム。血迷ったかと笑うヴィンデル。向こうから来てくれるとは好都合。
しかしそれを一蹴し、ギリアムも次元転移を行おうとした。
仲間を逃がすために。そして全ての元凶であるシステムXNやホワイトスター、そして自分を因果地平の彼方に送るために。
彼は「向こう側」の人間でもない。かつて犯した罪のために、並行する世界を彷徨い続ける宿命を背負っていた。
システムXNは禁断の機動兵器のコアを、彼が元いた世界に帰るために修復したもの。
だが、このようなことになってしまった。そしてこの次元転移が、彼なりの事態の収拾のつけ方だった。
そしてラミアもシャドウミラーとしての罪を償うためにそれに付き合い、エネルギー供給にあたる。
仲間たちが呆然とする中、彼は「アポロン」という起動コードと共にシステムXNを作動させる。
だがそこにアルフィミィが現れる。この時を待っていた、と。

260 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 23:17:05 ID:cPmopsFT0
次元転移が終わった彼らが見たのは、どこともつかない異空間。
ギリアムやラミアも含めた全員がそこにいた。

アルフィミィは説明する。ここがアインストたちの生まれる宇宙、そして新しい世界なのだと。
この宇宙とあちらの宇宙を繋げ侵食するのが彼らの目的。
アインストのそれぞれの個体を転移させることは出来ても、空間そのものを繋げるのは難しかった。
そこでシステムXN、そして彼らの構成物質に近いホワイトスターに目をつけたのだ。

アルフィミィを撃破すると親玉のノイ・レジセイアが現れる。
進化を遂げたアインストの最終形態は明確に意思疎通ができ、その目的を語りだす。
宇宙に溢れるあらゆる生命には2つのルーツがある。その1つが地球。
アインストは遥かな昔、その進化を見守る役目を持たされ何者かに創造された。
しかしいつしかその目的は歪み、今の宇宙は間違っている、自分たちこそが世界を創るべきだと判断するようになった。
そのために試行錯誤を繰り返した。エクセレンを拉致し、アルフィミィを生み出したのもそのためだ。
だが間違った進化を遂げたものをベースにしてもやはり欠陥品、とアルフィミィもろとも消しにかかる。

今まで絶対服従状態だったアルフィミィだが、ここで初めて反発する。
レジセイアはそう判断したが、彼女は人間をもっと見ていたくなった、と。
そして見極めたくなった。キョウスケに対する感情が、単にエクセレンを模したものなのか、自分自身の感情なのかを。
彼女も仲間に加えての最終決戦。

261 :スーパーロボット大戦OG2:2008/04/20(日) 23:18:53 ID:cPmopsFT0
レジセイアは敗れた。結局、新しい生命を作ることは出来なかった。
女のエクセレンしか調べず、男のキョウスケを調べなかったのが原因ではないかと推理された。
もっともキョウスケはその類稀な悪運のせいでシャトル事故でも生きており、アインストが連れ去ることは不可能だったのだが。

しかしレジセイアの消滅は、この空間の消滅を意味していた。
このままだと彼らも道連れになる。だがギリアムが1つの提案をする。
システムXNによる再度の次元転移。ただし、今度は他の皆の力も借りる。
彼らの地球へ帰りたいという想い、地球で彼らの帰りを待つ者たちの想いを念動力者とT-LINKを媒体に増幅して繋げる。
それが再び扉を開き、帰り道となるはずだ、と。
システムXNは半壊状態、そしてやはり元々不完全。想いの力は次元をも超えるという理論はあっても実践はない。
分の悪い賭けだったが、それしか方法はなかった。
皆は願った。同じ頃、地球でも突如反応を消した彼らの身を案じる者たちが祈っていた。
そして想いが繋がるのを、確かに感じた。システムXNも安定していた。ギリアムが使った起動コードは「ゼウス」というものだった。


気付くと彼らは地球の衛星軌道上にいた。
始まりの地に帰ってくることが出来たのだ。
喜び合う彼ら。しかしこれは1つの別れでもあった。
人間に近かったせいかどうにか今まで持っていたアルフィミィだが、やはり彼女もアインスト。
灰になって崩れ去っていく。受け入れてくれてありがとう、と言い残して。

今度こそシステムXNを完全に破壊するギリアムとラミア。
その閃光を見ながらギリアムは1人思いを馳せていた。かつての彼の半身であるシステムXN=XNガイストに対して。
ゼンガーとレーツェル、そしてクロガネは面倒なことにならないうちにまた行方をくらますことにする。
元ノイエDCのユウとカーラもこちらの方が煩わしくない、と同乗する。
そして彼らは再会の約束をしつつ別れを告げる。
それが終わった時、ラミアは1人飛び出した。
シャドウミラーは全滅、システムXNも破壊した今、残るのは彼女1人。
故に自爆しようとしたのだが、仲間たちはそれを許さなかった。
これから守っていく方がもっと大変なのだから逃げてはいけない、と。
そして人形だとか敵だとか異邦人だとかそういうことは関係ない。
共に戦い、平和になった世界に今彼女が生きている。それだけで十分だ、と。
彼女は笑う。もう少し、変わっていく自分を見ているのも悪くない。
そして彼らは未来を想いつつ、それぞれの日常に帰っていくのだった。
262 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/20(日) 23:26:06 ID:cPmopsFT0
OG2は以上です。
これは熟練度が低い方のEDで、高難易度の方だと帰還イベントはなく、衛星軌道上にノイの力で転移、ホワイトスターを取り込んだノイと戦うことに。
が、どう見てもこっちの方が盛り上がるし、インパクトのEDにも沿っているし、PS2版ではその分岐はなくなっているのでこちらがいわゆる正史かと。
PS2版では前日譚やR組のエピソードが挿入されていますが、大きな流れは変わりません。

ギリアム関係はWikiのヒーロー戦記の項目を参照下さい。
OGシリーズだけだと正直ワケワカメです。
264 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/21(月) 14:13:22 ID:cv8eK6Fp0
>>262
まぁ、インパクトとは、
「隠しステージで、(シャア:レジセイア)が地球に対して(アクシズ:ネビーイーム)落としを仕掛ける」
って繋がりもあるんだけどね。





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