プロローグ1 「ゆらぎの街のアリス」


場所:西暦20XX年…六本木

零児「…ああ、了解した。このまま俺たちは渋谷に向かう。
   段取りはいつも通りで…ああ、頼む」

電話を切る零児。

零児「行くぞ、シャオムゥ…渋谷だ」
シャオムゥ「やれやれ…また出動かいな。それも渋谷…"ゆらぎ"かの?」
零児「いつもの事さ。そう…あの日から、何も変わっていない」
シャオムゥ「あの時も渋谷じゃったの。そして、今また『閉鎖都市指定』とはのう」
零児「………」
シャオムゥ「あれから10年か。そりゃぬしもデカくなるわけじゃ。
   あの頃は、もう少しかわいげがあったんじゃがのう」
零児「…懐かしんでる場合か。それから大きなお世話だ。それに"あの時"は…」
シャオムゥ「ほれほれ、そんな顔をするでない。10年…もう昔の話じゃ」
零児「そうだな。もう感傷に浸れる歳でもない、か。
   さあ、今日はやる事が多いぞ。
   渋谷の調査を終えたら、すぐにアメリカ統合戦略軍のエージェントと合流だ」
シャオムゥ「はぁ?そんなんと組んで、ウチの組織はなにしようっちゅうんじゃ?
   アメリカン合同こんにゃく軍?」
零児「アメリカ統合戦略軍…U.S.STRATCOMだ」
シャオムゥ「問題なのはそんな名前とちゃうぞ。
   わしらの組織…『森羅』はいわゆる裏の機関じゃぞ。
   それがここ最近、どうして…」
零児「…上からの命令だ。
   俺達が表舞台に出なかった理由は、"奴ら"もまた、裏の世界にいたからだ。
   だが、ここ最近の"奴ら"の動きは、世界規模で活発になっている。
   …世界中で目撃例が確認され始めた今…」
シャオムゥ「ふく…皆まで言わんでも、わかっとるわ。
   わしらもコソコソ陰でやっとる場合とちゃう…っちゅう事じゃろ」
零児「そこまでわかってるなら文句を言うな。いくぞ。待ち合わせに遅れる」
シャオムゥ「…ウチの組織も人使いが荒すぎじゃ。ストライキ起こしたろか」
零児「やるのは勝手だが、給料をカットされるだけだぞ」
シャオムゥ「ふふん。無計画な若造のぬしと違って、わしにはヘソクリがあるのじゃ。
   ダテに長くは勤めておらんて」
零児「そいつは重畳。
   …ああ、ベッドの下に隠してあった金がそうなら、俺が回収したぞ」
シャオムゥ「な…なにゃアーーッ!?」
零児「…もっとマシな隠し場所を考えろ。中学生か、おまえは」
シャオムゥ「回収すなッ!いくらあったと思っとんのじゃ!」
零児「任務が済んだら返してやる。おまえはすぐにサボろうとするからな。
   仕事を一つこなすごとに、少しずつ返すというのもありか」
シャオムゥ「人をアシカかオットセイみたいに扱うな。
   …まったく、最近の若いモンは年寄りに対しての…」
零児「口よりも体を動かせ。いくぞ」


場所:超未来…貨客船、エルザ艦内

シオン「KOS-MOS、調子はどう?」
KOS-MOS「筐体そのものに異常はありません、シオン」
シオン「でも、ここ最近…側頭葉のノイズが頻繁に検出されてるのよね」
KOS-MOS「自律行動自体に影響はありませんが」
シオン「う~ん…まあ、そうなんだけど…」
アレン「気にしすぎですよ、主任。
   ここ最近、原因不明の空間歪曲なども起こっている事ですし
   …KOS-MOSにもそういう時がありますって」
シオン「あのね、アレン君。
   …ただでさえこの子には、私達が把握できていない…ブラックボックスが
   存在しているのよ?
   何でもかんでも"原因不明"で片付けるのは良くないわ」
アレン「そ…そうですけど…」
M.O.M.O.「あの、KOS-MOSさん…具合が悪いんですか?」
シオン「あくまでデータ上はね。でもこの子…自分からはそういう事、言わないのよね…。
   "潜って"みるしかないか」
アレン「主任、なにもここでやらなくてもいいんじゃないですか?
   貨客船の設備じゃ、詳細なデータは録れませんし…第ニミルチアに到着してから
   でも遅くはないかと」
シオン「潜るわ」
アレン「しゅに~ん…」
M.O.M.O.「潜るって…エンセフェロン・ダイブですか…?
   KOS-MOSさんの意識領域に直接アプローチを?」
シオン「そうよ、モモちゃん。本人のことは本人に確認するのが一番よ」
アレン「ですから主任、何もこんな所でやらなくても…」
シオン「非局所的連結(インターコネクション)を開始するわ。
   アレン君、接続補助(バックアップ)、お願いね?」
アレン「…はぁ…わかりました」
シオン「KOS-MOS、じゃあ一度眠ってもらうわね。
   エンセフェロン内で、また会いましょう」
KOS-MOS「了解しました。…お休みなさい、シオン」
シオン「よくできました。…お休み、KOS-MOS」

再び西暦20XX年…日本、渋谷

春麗「待ちなさい!」
キャミィ「………」
春麗「…言葉はわかるわね?ここ、渋谷は先日『閉鎖都市指定』受けた地域よ。
   一般人の立ち入りは禁止されているわ」
キャミィ「………」
春麗「それ以前に…あなた達が"あの組織"の構成員だという事もわかっているのよ!
   過去、一度壊滅したはずの…『秘密結社シャドルー』のね!
   話を聞かせてもらうわ。あの男…ベガがどうなったのかを…!」
キャミィ「………」
ユーニ「任務遂行の妨げと判断…速やかな排除を提案します」
ユーリ「提案:同意」
キャミィ「かまう事はない。…我々の任務を忘れるな。
   日本政府直属の特務機関『シンラ』…それ以外には目もくれるな。行くぞ」
ユーニ「了解しました」
ユーリ「任務:了解」

立ち去るキャミィ達。

春麗「あ!待ちなさいッ!
   (『閉鎖都市指定』を受けた渋谷…各地で頻発する"怪物騒ぎ"、
   そして『シャドルー』…。一体どこに接点が…?
   何が始まろうとしているの?)」


渋谷に到着した零児とシャオムゥ。

シャオムゥ「人っ子一人おらん街か。これはこれで風情がるの。
   服とか買う時も、並ばずに済むぞ?」
零児「おまえの話には風情がないな。大体、店自体がやってないだろ。
   それに…この雰囲気で買い物などする気になるか?」
シャオムゥ「…ヘンじゃな、そう言われると、おかしな空気じゃ」
零児「ああ、妖気が混じってる。"奴ら"、おそらく仕掛けてくるぞ」
シャオムゥ「強いっちゅうても、たかが知れておる。ま、出てくるとしても格下じゃな」

宣言どおり、格下の妖怪が現れる。

シャオムゥ「お、出おったな。
   カマイタチか…やっぱ下級の妖物じゃの。
   わしが直接手を下すほどの相手でもない。ほれほれ零児、片付けてしまわんか」
零児「なんだと?」
シャオムゥ「わしは朝メシがまだでの。後ろで油揚げ定食を食っとるから、
   終わったら教えるんじゃぞ」

零児達に向かってくるカマイタチ。

零児「ちっ、間を詰められたか。おい、シャオムゥ」
シャオムゥ「じゃ、そういうわけで」
零児「…こいつらを倒したら、例のヘソクリ、少し返してやろうと思っていたんだがな。
   嫌だというなら仕方ない。俺一人で何とかするさ」
シャオムゥ「さぁて!やっちゃるけえのう!
   わしがおるからには、大船に乗ったつもりでおれ、零児!」
零児「…わかりやすい奴だな。
   どうも街の雰囲気がおかしい。さっさと片付けて、調査を続けるぞ」

零児とシャオムゥの連携業でカマイタチを一掃する。

シャオムゥ「ま、ざっとこんなもんじゃな。さあ零児!わしのヘソクリを返さんか!」
零児「…自分一人で戦ったような顔をするな。わかった、本部に戻ってから…」
シャオムゥ「……待て」
零児「ほう、殊勝だな。いらないのか?」
シャオムゥ「いや、待ての意味がちゃうわ!」
零児「わけがわからん。
   …ん…!?」
シャオムゥ「やっと気づいたか。案外鈍いの。
   雰囲気がおかしいと言うとったのはぬしじゃぞ?」
零児「ああ。…"奴ら"が現れる時とは違う…。なんだ…?」

そこへ未知の生命体が出現する。

ゴブリン「………」

零児「ちっ、新手か…!しかし…。
   今のは…"ゆらぎ"なのか?本部の情報とは違うぞ?」
シャオムゥ「…しかも、見た事のない連中じゃな。
   ほれほれ、新顔なら挨拶の一つくらいせんか」

ゴブリン「………」

零児「フッ、礼儀は知らんらしいな。ならばこっちの挨拶は…こいつだ」

敵に間合いを詰め、銃弾を叩き込む零児。だが弾は敵の体をすり抜けてしまう。

零児「…なに…!?」
シャオムゥ「弾が通り抜けおったのか!?
   …っちゅう事は、実体のない霊体の類か。
   こら零児!弾丸をケチるでない!」
零児「おまえじゃあるまいし、そんなセコいマネをするか。
   『対霊体処理』の済んだ弾丸を使ってる。
   なんだ、こいつらの…ここにいないような…違和感は。
   "ゆらぎ"から生まれた…新種か…!?しかも、触れる事ができないとなると…」

ゴブリン「………」

シャオムゥ「…じゃが、こやつらは石畳をしっかりと踏みしめておるな」
零児「ふん、ならば俺達にも触れられる道理か。
   …シャオムゥ、最悪の場合…一度撤収するぞ」

ゴブリン「………」

シャオムゥ「かぁ~、情けない!
   この10年!わしは、ぬしをそんな子に育てた覚えはないぞ!」
零児「うるさい。おまえは少し踏みしめられてろ」
シャオムゥ「だいたいじゃな、そんなにサクっと撤退できるなら、一目散にやっとるわ」
零児「なんだと?おい、まさか…新たな"ゆらぎ"が!?」

新たな"ゆらぎ"が起き、渋谷に転送されてきたシオン、KOS-MOS、M.O.M.O.。

零児「……!?」
シオン「…うう…こ、ここは…」
KOS-MOS「シオン、お怪我はありませんか?」
シオン「大丈夫。それに…ここはあなたのエンセフェロン内よ。
   怪我という表現は、身体に物理的な損害が加わった場合に用いる言葉で、この場合には…」
M.O.M.O.「あ、あの…シオンさん…」
シオン「え!?モ…モモちゃん?
   なぜあなたまで、KOS-MOSのエンセフェロン内に?」

零児「化け物じゃない…?民間人…?」
シャオムゥ「ふむ。メガネ、無表情、ロリ…いろいろ取りそろえて来おったのう」
零児「おい!渋谷は完全閉鎖地区だぞ!こんな所で何をやってる!」
シオン「え?え!?ちょ、ちょっと…KOS-MOS!」
KOS-MOS「ここは仮想空間ではなく…現実の世界です」
シオン「それってどういう事…!?」
KOS-MOS「…ですから、先程の私の言動は、
   この状況下においては適切であったと考えられます」
シオン「そこはいいから!」
M.O.M.O.「じゃ、じゃあここは…ドコなんですか?」
シオン「ど、どこって言われても…」
零児「何を言い争っているんだ…?おい!」

KOS-MOS達を見つけて反応するモンスター達。
ゴブリン「……!」

シオン「グノーシス…!そんな!」
シャオムゥ「なになに?…『モウ ガマン デキナイ』」
零児「おまえ、わかるのか!?」
シャオムゥ「いゆあ、たぶんそういうニュアンスかと…」
零児「ちっ、言ってろ!おい、ここは危険だ!避難するんだ!」
シオン「そんな、ここはエンセフェロン内じゃ…」
零児「さっきからわけのわからない事を!
   こいつらには攻撃が効かない!守ってやれないんだ!民間人は下がれ!」
KOS-MOS「お心遣い、感謝します。
   シオン…ヒルベルトエフェクトを使用します」
シオン「え!?待って、KOS-MOS!
   不確定な状況下では、危険すぎるわ!」
KOS-MOS「…現在の状況の方が危険であると判断します」
M.O.M.O.「シオンさん!私達だけじゃなく、この人達も危ない目にあってしまいます!」
シオン「………」
零児「(さっきから、一体何の事を話しているんだ?)」

ゴブリン「……!」
シャオムゥ「え~と、『モウ ガマン シナイ』」

シオン「くっ…!KOS-MOS、ヒルベルト発動…!」
KOS-MOS「了解しました。ヒルベルトエフェクト、展開します」

KOS-MOSが働きかけることで、実体化したモンスター達。

シャオムゥ「な、なんじゃ!?」
ゴブリン「……!!!??」
シャオムゥ「お?半透明な感じがなくなりおった?」
零児「攻撃…なのか?」
M.O.M.O.「違います…あの…虚数空間に干渉するための装備です」
零児「は…?虚数…空間?」
KOS-MOS「正確には、限定知覚領域発生装置の事を指します。
   虚数領域への干渉可能範囲を拡大、
   実在事象からグノーシスにアプローチするための…」 
零児「わけのわからん敵に、わけのわからん装置の説明か」
シオン「KOS-MOS、ちょっと黙って!
   物理的に触れられるようになったんです!だから!」
シャオムゥ「ほほう、それが本当ならすごいのう。
   …とうか、ぬしら何者なんじゃ?」
零児「間違いなく、この化け物と関係がある人間らしいな」
シオン「…はい…」
零児「そいつは重畳。
   まず片付ける!話はその後にゆっくり聞かせてもらうぞ」
ゴブリン「………!!!」

KOS-MOS達の協力を得、ゴブリンと戦っていると、別の場所に人影が現れる。

零児「なにっ!?」
キャミィ「………」
ユーニ「………」
ユーリ「…目標:発見」
シャオムゥ「また民間人が紛れこんで来おったのか?
   あの食い込み…どっかのコンパニオン?
零児「いや、身のこなしを見る限り…素人じゃない」
ユーニ「…ターゲット、目視します。サンプルデータと98%一致」
ユーリ「目標:確認」
キャミィ「…『シンラ』のエージェント、アリス・レイジ…情報通りだな。
   隣の小さいのは?」
ユーニ「サンプルデータを100%一致。"センコ"シャオムゥと確認」
キャミィ「では、作戦を開始する。私は本部へ向かい、あの方と合流する。
   『シンラ』のエージェント二人をこの街で足止めしつつ、
   データのサンプリングを行え」
ユーニ「特殊エネルギー感知。
   サンプルデータの存在しない、不特定多数の固体に関してはいかがいたしますか」
キャミィ「…任意で排除しろ」

立ち去るキャミィ。

ユーニ「了解。サンプリング開始、第一種戦闘態勢へ移行」
ユーリ「任務:了解。モード移行:応戦態勢」
シャオムゥ「ハイレグの一人、逃げおったぞ?」
零児「…よく聞き取れなかったが、俺達の事を言っていた?」
KOS-MOS「『シンラ』と呼称される組織、ないし団体の構成員である"アリス・レイジ"…。
   "センコ・シャオムゥ"という人物の情報収集が目的のようです。
   足止め…という言葉から、それ以外にも何かしらの目的が存在すると考えられます」
シャオムゥ「ほ~、耳がいいのう!
   …っちゅうか、仙狐(せんこ)…わしの正体を知っとる連中じゃと?」
零児「(『森羅』の名前まで?…どういう事だ)」
M.O.M.O.「こ、怖い女の人達…こっちに来ます!」
シオン「え? え!?」
零児「ちっ、どこぞの敵対組織か!
   俺達以外はすべて敵だと思え!やられるぞ!」

ユーリ、ユーニが迫ってくるが、その背後から春麗が現れる。

春麗「待ちなさいっ!」
ユーニ「………」
ユーリ「………」
零児「今度はなんだ!?」
シャオムゥ「千客万来、満員御礼じゃのう」
春麗「え…!?ちょっとあなた達!ここは閉鎖都市指定を受けた場所なのよ!
   何をやってるのッ!」
零児「それはこっちの台詞だッ!そいつらは誰だ!そしてあんたは!」
春麗「私は春麗…ICPOシャドルー特別捜査官、春麗よ」
零児「シャドルー…?シャドルーだと!?」

ユーニ「任務遂行の妨げと判断、速やかに排除」
ユーリ「判断:同意。対象物:排除」
シャオムゥ「なるへそ。秘密結社シャドルー…そこの強化兵士らしいの」
零児「過去壊滅したシャドルーが、なぜ俺達を狙う?」
KOS-MOS「対象は明らかな敵意を持っています。迎撃を行うべきと判断しますが?」
シャオムゥ「…状況がわかってないのに強気だのう、この娘」

ゴブリン「………」

春麗「閉鎖都市らしく、化け物も出てきてるのね。それも相手にしないと…」

春麗も戦闘に参加し、ユーリ、ユーニを追い詰める。

ユーニ「被害甚大…残りLP0.55…回復まで約180秒…」
ユーリ「ミッション:遂行困難。」
ユーニ「サンプリング52%で中断…ユーリと共に帰投します」

撤退するユーニ、ユーリ。

春麗「あ、待ちなさいッ!」
零児「おい、深追いはするな!」
春麗「そうはいかないわ!」

ユーニ達の後を追う春麗。

零児「おいっ!」
シャオムゥ「あわただしいのう。もうちこっと、情報を知りたかったが…」

残るゴブリンも全て倒す。

零児「…今ので終わったようだな」
シャオムゥ「ふむ。今度こそ、おかしな感じはせんな」
KOS-MOS「半径1kmの索敵は終了しています。
   グノーシス、生体反応…ともにありません」
零児「なに?それが本当なら重畳だが…」
M.O.M.O.「チョウジョウ…?」
KOS-MOS「データベース検索。
   "極めて喜ばしい事" "満足である事"を指す、古代語だと思われます」
零児「な、なんだこの娘…さっきから…」
シャオムゥ「ほう…この娘、からくりのようじゃぞ。
   なるほど、シャドルーっ子達の会話が聞き取れたのも、そういう理由か」
零児「からくり…ロボットだと?」
シオン「あの…」
零児「…聞きたい事が山ほどあるが、あんたも状況がわかっていない…という顔だな」
M.O.M.O.「ここは…どこなんですか?私達は…これからどうしたら…」
零児「心配するな、お嬢ちゃん。悪いようにはしない」
シャオムゥ「とりあえず、次の行動を決めんとな」
零児「ああ。あんた…ええと」
シオン「ウヅキです。シオン・ウヅキ。
   この子が百式レアリエンのモモちゃん…。
   そして、こっちがアンドロイドのKOS-MOSです」
零児「(アンドロイド…?)
   俺は有栖零児。こっちの小さいのがシャオムゥだ。
   …ある組織から派遣されてきた
シオン「ある…組織…?ええと…『シンラ』とかいう…」
シャオムゥ「まあ立ち話もなんじゃし、ほれ、そこらの茶店かゲーセンにでも
   忍び込んでじゃな…」
零児「忍び込むな。それにここは完全閉鎖地区だ。
   …いつまでもウロウロしているわけにはいかない。
   本部に連れて行くしかないだろうな」
シャオムゥ「そこでこってり尋問じゃ。にひひ」
シオン「(…本部…?それに…この女の子も…普通の人間とは…何か違う)」
シャオムゥ「それにしても…どう思う?零児。
   なにやら、おかしな事になってきたのう」
零児「ああ。"奴ら"の跳梁、『シャドルー』、新しい『敵』
   …そしてアンドロイドにその飼い主か」
シャオムゥ「国際警察機構の捜査官とかいうのも出て来おったしの」
零児「………。
   ("ゆらぎ"は、ますます大きくなってきているという事か…。
   10年前の…"あの日"と同じ、か)」






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