テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士-

part39-505~508、part40-94~97、part46-121~134,141~147


505 :ゲーム好き名無しさん:2008/07/01(火) 21:35:04 ID:5dVBMG/RO
テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士行きます。
携帯なので改行とかアレですが…

まだクリアしてないので、気長にお待ち下さい。
代わりに投稿する!という方いましたら遠慮せずお願いしますw

とりあえず、OPと簡単なキャラ紹介を。

506 :TOSラタトスクの騎士◆l1l6Ur354A:2008/07/01(火) 21:53:04 ID:5dVBMG/RO
ロイド達の行動により、世界は統合され新たな大樹の誕生を迎えた。(前作参照、ゼロス生存ルート)

異常繁栄していたテセアラ人は、シルヴァラント人を野蛮人と蔑んでおり、
シルヴァラント人は、それを神子が世界を統合したせいだとマーテル教会及び神子に憎しみを抱いていた。
シルヴァ側は解放組織ヴァンガードを結成、反テセアラ、反マーテル教会を掲げ活動していた。
やがて両者は衝突、パルマコスタにて血の粛清と呼ばれる事件が起きる。(首謀者はロイド…?)
物語はその事件から始まる…

炎上する街を逃げ惑うエミル親子だったが、ロイドに見つかり両親は斬られてしまう。
逃げろ、との父親の言葉により駆け出すエミル…(このシーンはエミルの主観視点)。

時を同じくしてヴァンガードに追われている少女、マルタ。
ラタトスク・コアを奪い逃げていたが、遂に追い詰められてしまう。
コアを額にあて、「助けて、ラタトスク」と少女は強く願った…

気がつくとヴァンガード兵は倒れ、1人の金髪の少年がいた。
ヴァンガード兵を倒したのは彼らしいが、意識が朦朧としているのか様子がおかしい。


507 :TOSラタトスクの騎士◆l1l6Ur354A:2008/07/01(火) 21:55:02 ID:5dVBMG/RO
名前も告げずにマルタの前から去っていく少年。
やがて彼は倒れている一組の男女の元へたどり着く。
…エミルの両親だ。母親はまだ息があるようだ。
「エミル、無事だったのね。もうあなたの姿も見えない…。
ルインのフロルおばさんの所へ行きなさい」と、言い残す。



508 :TOSラタトスクの騎士◆l1l6Ur354A:2008/07/01(火) 22:08:43 ID:5dVBMG/RO
人物紹介

エミル
主人公。血の粛清で両親を失ったためロイドを憎んでいる。
自分の意志で何かを決める事が苦手。
また、一般的な知識が欠落している節があるが…
(パルマコスタ育ちでありながら、付近の地名を知らなかったり等々)

マルタ
ヴァンガードからラタトスク・コアを奪い、逃げていた少女。
前述の事件の際に、何故かコアが額に埋まってしまっている。
助けてくれたエミルを王子様と慕い、理想像を作り上げている。
過去に付き合った男性からはそんな部分が
重く感じられ何度か破局を迎えているらしい。

ラタトスク
大樹カーラーンの精霊にして異界の門番。
現在はコアの状態で休眠している。
かつて大樹カーラーンがあった頃はマナを管理する役割があった。
ラタトスク及びセンチュリオンの一部が休眠しているため
世界のマナはバランスを失い各地で異常気象が多発している
(砂漠に雪が降ったり湖が枯れたり)

テネブラエ
ラタトスクに仕えるエイト・センチュリオンの一体。
闇を司り、同属性の魔物と契約し自然のマナのバランスをとっている。
これは他のセンチュリオンも同じである。
じゃあ世界を支えてた八大精霊は何だったの?とか言ってはいけない。
エミルを、モテル男はつらいですなぁ、とからかう一方で
マルタの恋は叶わないと一人ごちるその真意は…?


94 :TOS ラタトスクの騎士◆l1l6Ur354A:2008/07/19(土) 10:16:25 ID:9Qb8oBKkO
一章 響き、届かぬ世界

半年後―奇跡の街・ルイン
エミルは魔物の声で目を覚ます。
その声が自分を呼んでいるような気がして気になってしょうがない。
世話になっているおばさんの話では、枯れた湖の底で発見された洞窟に
明け方から魔物が入り込んでいるらしい。
ごめんなさい、と自分の所為ではないのに謝ってしまうエミル。
そんな態度が気に入らないおばさんから姉さんに全然似てない、
父親の血が濃いんだわ等と毒を吐かれてしまう。

魔物の声が気になるエミルは、声の聞こえてきた方の噴水広場へ向かう。
広場のロイド像の前にはいつもエミルをいじめる二人組がいた。
ロイド様に挨拶しないとは、さてはお前、魔物に町を襲わせようとしてるんだろ?
違うなら忠誠を誓え!と、無茶苦茶なことを言って絡んでくる。
そこへ一人の旅の剣士がやってきて二人を追い払ってくれた。
助けてもらったお礼を言おうとするが、怖くて伝えられない。
剣士は、おでこに赤い宝石を付けた少女を捜しているようだ。
剣士は、うじうじした態度のエミルを見て、
「勇気は夢を叶える魔法」という言葉を教える。
昔、頭のネジが外れた人間が言っていたらしい




95 :TOSラタトスクの騎士◆l1l6Ur354A:2008/07/19(土) 10:18:07 ID:9Qb8oBKkO
人の顔色ばかり見ている奴は豚、いやそれ以下だ。と、言い残し去っていく。

湖の洞窟にやってきたエミルだったが魔物に襲われてしまうが
危ない所をマルタと名乗る少女に助けられる。
彼女はエミルに見覚えがあるようだが、エミルの方は記憶にない。
少女はそのまま洞窟の中に入っていくが、額に赤い宝石が
あるのに気がついたエミルは報告するために街へ戻る。
剣士・リヒターを追い町長の所へ行くと、マルタを見かけた場所までの案内を頼まれる。
洞窟内でリヒターから戦闘のレクチャーを受けつつ進むエミル。
扉の前でリヒターを呼ぶ声がしたが、魔物の声だろう、とはぐらかすリヒター。その場にエミルを待たせ一人先に行ってしまう。
女性の悲鳴が聞こえたので扉の奥へ向かうと、なんとリヒターとマルタが戦っていた。
戦いを止めようとするエミル。だがリヒターは、ラタトスクは魔王だからコアの状態である今のうちに
破壊しなければならないと聞き入れようとしない。
二人が口論している隙にマルタは洞窟の奥へ逃げる。

96 :TOSラタトスクの騎士◆l1l6Ur354A:2008/07/19(土) 10:19:43 ID:9Qb8oBKkO
リヒターは水のセンチュリオン・アクアを呼び出しエミルを足止めする。
アクアの配下の魔物に追い返されてしまうが、そこにテネブラエが現れ、
ラタトスクの騎士として契約しろと言う。
何だかよくわからないが、契約すればマルタを守る力が手に入ると言われ、契約する事にした。
騎士の力で魔物を撃退すると、配下の魔物を倒されたアクアはその場で気を失ってしまう。
二人を追い掛けるエミルとテネブラエだが、奥には傷ついたリヒターがいた。
どうやらロイドが現れ、やられてしまったらしい。
彼を放って置けないエミルは、テネブラエに「後悔しますよ」と
言われながらもアクアを呼びに行き、介抱を頼むのだった。
更に奥へ向かうと祭壇の様な場所で、ロイドとマルタが戦っていた。
仇を前にしたエミルは激情にかられ戦いを挑むがあっさり負け、気を失ってしまう。
気が付いた時にはロイドは居らず、祭壇にあった白い宝石の様な物も無くなっていた。
マルタ達の話によると、それはルーメンのセンチュリオン・コアらしい。


97 :TOSラタトスクの騎士◆l1l6Ur354A:2008/07/19(土) 10:22:45 ID:9Qb8oBKkO
コアの状態だとセンチュリオンは力の制御ができずマナの暴走を招くので危険であり
また、ラタトスクを早く復活させるためにも
コアから孵化させなければならないというのだ。
とりあえずルインに戻る一行だが、そこでヴァンガードのホークと出会う。
実はマルタはヴァンガードの一員でありながらコアを持ち逃げしていたのだ。
なんとかその場を切り抜けるが、今度はマーテル教会騎士団が現れ、コアを狙ってくる。
一旦街の外へ逃げ出すが、騎士団はルインがヴァンガードに協力している疑いがある、しかしマルタを引き渡せば許すと言う。
それを聞いたエミルは、マルタを責め、コアを差し出すように言う。
(実は自分が町の人から責められたくないから)
それを聞いたマルタは1人で戻っていってしまった。
ラタトスク・コアはマルタの体を養分にしているため、
コアを外すには死ぬしかないと知ったエミルは後を追い掛ける。
なんとか騎士団を追い払う事が出来たが住人たちはエミルの力を恐れ
以前より避けるようになってしまった。
町長は何度も町を救ってくれたロイドがこんな命令をするはずが無い、
彼に会って真実を確かめてほしいという。

また、旅に出すことによって殺気だった住人達からエミルを守る事もできる。

こうして二人と一匹(?はコアとロイドを探す旅に出るのであった。



121 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:21:53 ID:K0A+NSx40
少し前予約してた「TOSラタトスクの騎士」を、エミルきゅんのバーサス参戦祈願しつつ投下します。
だらだら長くなったので、便宜上のインデックスもどきをつけました。
まとめwikiからの続きです



登場人物その2

ヴァンガード(シルヴァラントを解放しようとする武力組織)の面々

リヒター(20歳)
 マルタの額のラタトスク・コアを執拗に狙い度々現れる謎の青年
 毒舌で苛烈な性格だが、何故かエミルにはぶっきら棒ながらも優しい。
 彼がエミルに言った「勇気は夢をかなえる魔法」という言葉は最後までエミルの支えになる
アクア
 リヒターに付き従う水のセンチュリオン。ラタトスクに造られた存在ながらリヒターを一途に慕う
アリス(18歳)
 ヴァンガードの幹部の一人。ロリ系の美少女で甘ったるい喋り方をするが
 超絶ドSで愛らしい笑顔で部下をしばき倒す。マルタとは犬猿の仲
デクス(24歳)
 アリスに惚れ込んでいる青年。外見だけは美形だが超変人
 どんな悪事だろうとアリスの為ならば躊躇うことなくやってのける
プルート(45歳)
 ヴァンガードの総帥、禿。自身をシルヴァラント王朝の末裔だと思い込み
 王朝を復活させるという狂った目的の為に、ヴァンガードを過激な武装集団に
 仕立て上げている

前作のキャラ
ロイド(19歳)
 前作とはうって変わった無口・無表情。パルマコスタの虐殺の張本人とされ
 エミルに深い憎しみを向けられている。コアを狙う彼の本心は不明

ロイド以外も前作仲間キャラはほぼ全員登場する。
皆それぞれ元気に働いているが、一様にロイドの悪い噂に心を痛めつつも
エミル達の強い味方になってくれる


122 :ゲーム好き名無しさん:2009/06/03(水) 22:22:50 ID:K0A+NSx40
1.アスカードの街(コレット登場)

 村を追われるように旅に出た2人と1匹は、アスカードの街に着く。
街は定期的に襲ってくる突風に悩まされ、荒れ初めていた。
 そこにはヴァンガードの手が伸びていた。
派遣されていたのは戦闘部部隊長の美少女アリス。
アリス達は「神子コレット」を追っているのだという。
アリスの凄まじいサドぶりと、コレットの名を聞いた途端顔を曇らせるマルタが
気になりつつ、コレットを探すエミル。
 コレットはあっさり見つかったものの、突然コレットを突き飛ばし罵るマルタ。
マルタの母親は前作の大樹暴走の際に命を落としていたのだった。

 マルタの過去の一端を知るエミルだが、同時に自分の記憶がどこか不完全な
ものだという違和感も感じ初めていた。
 そんな二人の前にアリスが現れ、マルタを殺そうとするが間一髪でコレットに救われる。
 再生の神子としての毅然とした態度とは逆に穏やかで優しい彼女と接する内に
マルタの中の憎しみも消えていき、二人はいい友達に。

 3人はアスカードの突風の原因を探り、石舞台の地下にいる魔物を倒す。
かつて倒した魔物が蘇ったのは、地下遺跡に眠る「風のセンチュリオン・ウエントス」のコアの暴走の為だった。
マルタの手によってウエントスは孵化し、街を悩ませていた異常な突風は止み、街に活気が戻る事になる。

(この部分の会話で、コレットが戦闘時のエミルを何かの「まにあ」と勘違い。
前作のリフィルの遺跡モードに習って?以後ラタトスクモードと呼ばれる事に)


123 :ゲーム好き名無しさん:2009/06/03(水) 22:23:56 ID:K0A+NSx40
2.パルマコスタ(ゼロス登場)
 アスカードを後にし、コレットと別れたエミル達は、ロイドの故郷イセリアに向かう事に。
船に乗る為にパルマコスタに向かうエミルだったが、途中強烈な白昼夢に襲われる。
 それはルインで会ったリヒターが凄まじい形相でエミルを殺そうとする、というものだった。
以後エミルは度々その白昼夢に悩まされる事になる。

 パルマコスタに着いた二人は、手分けしてロイドの情報を探す事に。
 一人になったエミルはリヒターと再会する。
リヒターはアリスからエミルを庇いつつ、ラタトスクの騎士を辞めるよう忠告する。
リヒターもまたヴァンガードの一員だった。
彼はヴァンガードの総帥プルートの目的がシルヴァラント王朝の復活である事を教え、
たとえマルタを殺す事になってもラタトスクコアを奪うと宣言する。

 マルタと合流したエミルは船を出してくれるよう総督夫人(前作で怪物化したクララさん)に
頼むが、船を出せる漁師のトマスが遺跡に行ったきり戻って来ないのだという。
エミルの隣に住んでいた、というトマスの事をエミルはとっさに思い出せず、クララもまた
エミルに違和感を感じる。
 外に出た二人を不意打ちでリヒターが襲ってくる。
マルタを守る為にラタトスクと契約したというエミルの言葉に何故か強烈な怒りを見せるリヒター。
そんな二人に割って入り、リヒターを追い払ったのはテセアラの神子ゼロスだった。

 総督府を後にした二人は、トマスを助ける為に遺跡に入る。
傷ついたトマスは、エミルの顔見て驚き何か言いかけるのだがそのまま失神してしまう。
トマスを運ぼうとする二人に魔物を連れたアリスが襲ってくる。
魔物を機械で操り戦わせるアリスだったが、エミル達との戦闘で機械が壊れ
魔物は逆にアリスを襲うが、ゼロスによって救われる。
 ゼロスはクララに頼まれて二人の様子を見に来てくれたのだが、ロイドを探す目的を告げた途端
態度を一変させ「ロイドを悪く言う奴とは話す気もない」とトマスを助け去って行く。

 残された二人は不愉快に思いつつ、更に奥を探索する。
 最奥でクジラのような魔物に遭遇した二人は戦ってこれを倒すものの、まとめて飲み込まれ、
気付いた時には2人と1匹は海辺に打ち上げられていた。
 通りかかった「妙な犬みたいな生き物を連れたドアーフ」に聞いたところ
なんとイセリアの側だという。
 あまりの偶然に驚きつつも3人はイセリアに向かうのだった。


124 :ゲーム好き名無しさん:2009/06/03(水) 22:24:46 ID:K0A+NSx40
3.イセリア(リフィル&ジーニアス姉弟登場)
イセリアに着いた二人。
ロイド達の故郷であるイセリアにとってロイドは英雄だった。
ロイドを慕う子供とムキになって喧嘩をするエミル。
 その子供が行方不明になり、村の教師でハーフエルフのリフィルが一人でかつての
「人間牧場」の跡地へ出かけたと聞き追いかける二人。

 その前後のやりとりで、マルタは自分がエミルにあまりに「理想の王子様」像を
押し付けた事を反省する。
サバサバした態度のマルタに、今迄マルタの猛アタックに困らされていたはずの
エミルはどことなく寂しさを感じるのだった。

 人間牧場で子供を助け、同じく助けに来たリフィルと共に村に戻る。
 ロイドの教師でもあったリフィルだったが、ロイドに対し予想外に冷淡な態度を取る。
何故かそれにショックを受けるマルタ。
二人は仲間や友人であったゼロス達がロイドを信じるのは当たり前の事だと気付く。
だからこそリフィルのロイドに対する冷淡さがショックだったのだと。
 冷静になった二人に、リフィルはロイドの今の真実を確かめたいと同行を申し出る。


 ロイドが向かったという情報を得て、トリエット遺跡に向かう一行。
リフィルの遺跡モード炸裂に驚きつつ中に進むと、動かない魔物の前で困惑する
リフィルの弟ジーニアスに出会う。
 砂漠であるはずのトリエットに雪が降るなどここでも異常気象が起こっていた。
 四苦八苦の末魔物をどかし、遺跡の中に入る一行。
ここでもロイドへの憎しみを隠さないエミルに複雑な思いを抱くジーニアス。
 遺跡の奥には「炎のセンチュリオン・イグニス」のコアが眠っていた。
早速イグニスを孵化させるマルタ。
これによって、トリエットの異常気象は回復する。
 そこへ一歩遅れてやって来たロイドだが、リフィルやジーニアスの問いに全く答えないまま
無言で立ち去ってしまう。
ジーニアスの嘆きを見たエミルはロイドへの憎悪が、優しい仲間達を苦しめる事への
悲しみに変わっていくのだった。


125 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:25:38 ID:K0A+NSx40
4.イズールド(リーガル登場)

 トリエットから港町イズールドに向かった一行。
 一時二手に分かれたエミルは偶然アリスとリヒターの会話を聞く。
リヒターは神子の持つ「神子(クルシス)の輝石」を奪おうとしているらしい。
アリスの「リヒターは仲間」という言葉と共にエミルは疑問に思う。
 その夜エミルの前に現れたリヒターは、エミルの「白昼夢」の話を聞き、エミルの
力の源がラタトスクの力に間違いない事を確認するように見つめるのだった。

 翌日イズールドの港に行った一行は、謎の発光事件に遭遇する。
カマボコグミが片っ端から燃やされるという不可解な事件で、その犯人として収監
されているリーガルに出会う。

 センチュリオンコアがかつて精霊のいた遺跡にある、と予想して移動していたが
被害にあった人を助ける為に残る事になる。
 また戦闘時にしか現れなかった、「ラタトスクモード」と命名された「赤い目のエミル」の人格が
この頃から非戦闘時でもエミルの感情の高ぶりと共に頻繁に表に現れるようになる。

 被害にあった人は助けたものの、放火犯が気になるエミルは次の目的地であるフラノールには
行かず、現地に残る事に。
フラノールにはリフィルとジーニアスだけが向かい、立ち去る際にリフィルはリーガルに
「ある事」を書いた手紙を残す。
ある重大な予想が書いてあるそれをラブレターだと勘違いして大喜びをするマルタ。
リーガルが義兄?と落ち込むジーニアス。彼等を複雑な目で見つめる大人達。
エミルの正体を巡り少しづつ動きだしていた。

 試行錯誤の末、放火を繰り返していた魔物を倒したエミル達は、改めてフラノールに向かう。


126 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:26:26 ID:K0A+NSx40
5.フラノール(しいな登場)

 フラノールの街に着いたエミル達が目にしたのは、破壊され燃やされた街と
大勢の人々の死体だった。
かろうじて息があった人は事切れる寸前に言い残す。
「ロイドにやられた」と。
 そこへ当のロイドが現れ、街の惨状を確認すると、必死で問い詰めるリーガルを
尻目に再び立ち去っていってしまう。
 
 ロイドを追う事よりもセンチュリオン・コアの回収と街の人々の救出を優先し
エミル達は飛び回る。
教会に来たエミルは、そこで強烈な香水の臭いを撒き散らし、街の惨状の中で
必死で恋愛成就を教会で願う怪しい男、デクスに出会う。
エミルにワケの分からない事を言いながら、香水の瓶を押し付けて男は立ち去って行く。
妙なものに会ったと呆然としながらも、エミルは怪我人の救助に奔走する。

 一段落の後、「氷のセンチュリオン・グラキエス」のコアを探しに氷の神殿に行く。
そこでリフィル達に再会。彼女達はロイド追跡に、エミル達はコアの回収に向かおうとするが
コアはアクセサリー屋が回収し、その後戻しに行ったという言葉を信じ氷の神殿を探るが、コアは見つからない。
騙された事に気付き戻ろうとするが、マルタの父親が何故かその場に現れ、その後を追った
マルタとエミルは引き離されてされてしまう。
 リーガルの力で壁を破壊、駆けつけたエミルが見たものはマルタに刃を向けるリヒターの姿だった。
一瞬戸惑った様子を見せながらも、リヒターは容赦なく剣をマルタに刺し殺し、コアをえぐり出す。
絶叫しラタトスクモードになるエミル。
自分がいつもこの姿なら救えたのに、と痛切に思う赤い目のエミル。
 そこへしいなと殺されたはずのマルタが現れる。
殺されたのはしいなが造った変わり身の人形だった。
 安堵するエミルと、心配してくれた事を喜ぶマルタ。
ふとエミルの顔を見たしいなに「どこかで会ったか?」と問われるが、エミルには全く記憶にない。
しいなは同時にリヒターも見た事がある、と言うのだが、考えている内に落とし穴に落ちてしまった。

 しいなを探しつつ、改めて絆を深め合うエミルとマルタ。
 ようやくしいなを探しあてた時、しいなは気絶したアリスを起こそうとしていた。
どうやら落ちた時にアリスに直撃したらしい。
その横では教会で会った変な男、デクスがうろたえている。
 マルタが見た父親の姿はデクスが変化したものであり、人間がそこまで完璧な変化が出来る
理由が分からず驚く一同。
 またそこまで回りくどい手を取ったのも、マルタを殺すところをエミルに見せない為だろう、という推測が
余計混乱させた。
 ようやくアリス達を撒いた一行にしいなも同行を申し出た。


127 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:27:48 ID:K0A+NSx40
6.リヒターイベントの発生

ここらあたりで、メインのストーリーから外れたリヒターイベントが発生。
旅先で見かけたリヒターをマルタに内緒で追いかける事で発生する。
特にメインストーリーとは関係はないが、後々のリヒターとの関係の為に見ておきたい部分。

 1度目のイベントでは、リヒターがかつて遺跡調査に携わってた研究員である事が語られる。
また依然叔父を恐れるエミルに、エミル自身が壁を作っているからだと諭す。
リヒター自身もかつて人間を恐れ壁を作っていたが、親友のおかげで外の世界を知る事が出来たという。
その時に親友が言ったのが初対面の時にエミルに言った「勇気は夢を叶える魔法」という言葉だった。

 2度目のイベントでは、リヒターの初手料理にエミルが臨死体験をする愉快(?)な
スキットもあり、打ち解けた明るい内容のもの。
エミルの軽口にリヒターが声を立てて笑うシーンがあり、エミルがリヒターさんが笑ってくれた
と喜んだりと、マルタのコアを巡って本来敵同士のはずの二人の関係が微笑ましい事に。

128 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:28:50 ID:K0A+NSx40
7.メルトキオ~闇の神殿(エミルの正体の一端)

グラキエスのコアがメルトキオに持って行かれた事を聞いたエミル達は
メルトキオに向かうものの、すでに売れてしまった後だった。
 途方にくれるエミルにリーガルが国王に掛け合って探してくれる事を約束する。
 そこへアリスが魔物を連れて襲ってくる。
魔物に爆弾をしかけたアリスはエミルもろとも爆破しようと企む。
巨大な魔物に捕縛され身動きが取れないまま起爆装置が動き出す。
 エミルを救う為にテネブラエは魔物に命令し、エミルを放す事には成功するが
街から魔物を引き離そうとしたテネブラエは爆破に巻き込まれて消えてしまう。
 呆然とするエミルとマルタにウェントスとイグニスのコアは告げる
「ラタトスク様のお力があれば何度でも蘇る」と。
2つのコアはエミルの身体に入り、エミルの目が赤く染まっていく。
「だから俺じゃないと駄目なんだ」と呟きながら。
 赤い瞳のエミルはテネブラエは闇の神殿にいる、と告げる。
 グラキエスのコアの行方をリーガル達に任せ、エミル・マルタ・しいなは闇の神殿へと向かう

 ラタトスクモードのままエミルは闇の神殿の仕掛けを解いていく。
テネブラエを心配するマルタを男らしく支え、守ると誓うエミルをしいなはからかう。
 仕掛けを解除した先にいたのはテネブラエを破壊しようとするリヒターとアクアだった。
 凄まじい勢いで襲いかかるリヒターだったが、エミルとだけは戦いたくない、とエミルに告げる。
が、ラタトスクモードのままのエミルは異常に殺気立ち攻撃をしかける。
エミルとは対照的にリヒターに殺意を燃やす赤い目のエミルは、必殺の技アイン・ソフ・アウルを放つ。
巨大な光に飲み込まれながらも、そこに立ち尽くすリヒターは呆然と呟く。
「おまえ…まさか…そうなのか」と。同時にラタトスクの騎士を今すぐやめろ、と訴える。
しかし殺意に燃えるエミルは全く耳を貸さずに、再び必殺技を放つがリヒターに返される。
自らのはなった技を目の前に立ちすくむエミルの前にマルタが飛び出し庇う。
同時に衝撃で遺跡が耐えられず、床が抜け3人は離れ離れになってしまう。


129 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:30:04 ID:K0A+NSx40
8.闇の神殿~メルトキオ
エミルが気付くと足元にテネブラエのコアが落ちている。
拾い上げてマルタを探すエミル。
傷ついてはいたが、マルタの無事を確認し喜ぶエミルだったが、ラタトスクモードが
あまりに長い事をマルタが口にした途端赤い瞳のエミルの顔が歪む。
何故自分を邪魔者扱いするのかと、いつもの自分は何もできないじゃないか、と
そう嘆きながら、赤い瞳のエミルは消え、元の穏やかなエミルに戻るものの
彼には神殿での記憶がほとんど残っていなかった。
 
 手元にあるテネブラエをいつものようにマルタが孵化させようとするも、テネブラエは
戻らない。
思わずエミルが手を出した瞬間コアが輝き、テネブラエが復活する。
 無事テネブラエを戻し、神殿を出ようとした時にリヒターの安否を心配するエミル。
どうやら無事らしいと聞いて、心から喜ぶエミルを見たしいなは本当に真反対だと
変な感心をする。

 神殿を出たところで待っていたリーガルに、グラキエスのコアの購入主が、ゼロスの
妹のセレスである事を告げられ、彼女の屋敷に行く事に。
だが、セレスはロイドにコアごと攫われてしまう。
 追うエミルは途中で会ったゼロスにロイドがセレスを攫った事を告げるがゼロスは全く
信じようとしない。
そんな二人の目の前をセレスを担いだロイドが走り抜けて行く。
だが目の前にしてもゼロスは「あれはロイドではない」と断言する。
 ロイドへの強い信頼感が言わせた言葉ではあるが、ロイドから発する強烈な臭いもまた
根拠になっていた。
 臭い、と聞いて2度出会った変な男デクスを思い出すエミル。
 氷の神殿での変身能力と合わせ、今迄ロイドだと思っていたのはすべて
デクスではないか、という真実に辿り着いたエミルは、かつてのロイ

130 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:34:40 ID:+RreCmX00
切れた「かつてのロイドの仲間達にわびる」の一文が抜けてた。

9.岬の砦(ロイドの真実の一端が明らかに)
ヴァンガードの拠点、岬の砦にセレスがいる事を突き止め乗り込むと
そこにはロイド対ロイドが戦いを繰り広げていた。
 偽の正体はやはりデクスであり、パルマコスタもフラノールもすべて彼の仕業である事が分かる。
パルマコスタの粛清もヴァンガードの自作自演で、マーテル教会とロイドを貶め
ヴァンガード内部の不満分子を一掃する為のものだった。
 同時にマルタがヴァンガード総帥プルートの娘である事も分かる。
 父親のバカげた野望と変貌、ヴァンガードの武力化に疑問を抱いたマルタは
ラタトスクコアを持って逃げ出したのだった。
 
 しいなやロイドを追って来たコレットの活躍でセレスも奪還、グラキエスのコアも
回収するが、現れたリヒターに邪魔をされデクスは逃がしてしまう。
圧倒的な強さでエミルを叩き伏せると今迄にない殺意でエミルを締め上げる。
斧を振り上げエミルを斬ろうとしたリヒターだったが、覚悟して目を閉じるエミルを凝視し
「アステル」と苦しげに呟くとエミルを解放し去って行く。
命拾いしつつも、リヒターの残したアステルという言葉がエミルの心に残った。

 砦の外に出ると、セレスを助けたロイドが立っていた。
初めてまともに言葉を交わす事ができるところにロイドがいるのだが、彼は何も
仲間の問いにすら答えようとしない。
ただ頑なにエミルにコアをすべて寄越せ、というだけで、叶わぬと知ると
仲間を残して再び旅立ってしまうのだった。

 手元に戻ったグラキエスのコアを孵化させるのを見届けたエミルが倒れてしまう。
彼は再びより鮮明にリヒターに殺される夢を見て飛び起きる。
起きたのは赤い瞳のエミルだった。
付き添うマルタに「また出てきてもいいか?」と問うエミルに勿論と答えながらも
エミルの人格の分裂に不安を抱くマルタだった。



131 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:36:18 ID:+RreCmX00
10.サイバックの王立研究所(リヒターの過去)

 再びコア探しの為に雷の神殿に行くエミル達。
そこで出会った王立研究所の所長はエミルの顔を見るなり「アステル?」と
呼びかけ、同時に彼のはずはない、とも呟く。
 その後王立研究所に行ったエミル達は、2年前にアステルという16歳の研究員がラタトスクの
調査に行った先で殺された事、殺したのが親友のリヒターだと言われている事を知る。
リヒターが実はハーフエルフだという理由からそれが決定事項のように語る職員達に不快感を感じる。
 エミルはリヒターが自分に向けた優しさからアステルを殺したのがリヒターでないと信じようとする。

 一方で、リーガル達はラタトスクモードでいる時間の長さと不自然さから、エミルの人格は
擬似人格ではないかと予想する。
(以前のリフィルの手紙はそれらの考察をまとめたもの)
 リヒターに殺されたはずのアステルが、記憶の補完の為にエミルという人格を
創り上げたのではないか、というのがリーガルの想像だった。
リヒターに殺される悪夢はそれに起因するもの、と考えれば辻褄が合う。
混乱するエミルは、アステルをよく知るリリーナという女性に会いに雷の神殿に向かう。

(ここでリヒターイベントの最終が発生。エミルは自分がアステルではないか、という疑問を
リヒターにぶつけるが、リヒターは以前のように接してくれない。
リヒターはある確信を抱いていたが、もしそれが本当なら「奴」を今迄以上に憎悪する、と
一人呟く。)

 雷の神殿で、デクスに襲われているリリーナを発見するが、機嫌の悪い赤い目のエミルは
二人を別の場所へ吹き飛ばしてしまう。
センチュリオン・トニトロスのコアは手に入れたものの、あまりの乱暴さに激怒するマルタ。
「俺はお前さえ守れれば他の奴はどうでもいい」というエミルにマルタは叫ぶ。
「そんなの私の好きなエミルじゃない」「エミルを返して」と叫ぶ。
だがあのエミルではマルタは守れないと意固地になる赤い目のエミルは絶対にエミルには
身体を渡さない、と断言する。

 アステルが残し、リリーナが引き継いだという研究書からラタトスクの実態の一部を
知る一行。
ラタトスクは数千年前に枯れたカーラーンの精霊であり、魔物の王であり、マナの調整役であり、
魔界からこの世界を守る魔界の扉の守護者でもある事を知る。



132 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:37:21 ID:+RreCmX00
11.地の神殿~アルタミラ(記憶を取り戻しつつあるエミル)

リリーナが飛ばされたと予想される地の神殿に向かうエミル達。
 いつまでも気落ちしているマルタに赤い目のエミルは、普段のエミルの
フリをして慰める。
意外な優しさに、マルタもいつまでも意地を張っていた自分の意固地さを
反省する。
今のエミルも優しい、というマルタを見送りながら赤い目のエミルは呟く。
「…ただおまえが助けてくれっていうから助けようと思っただけだ」
 その呟きを聞いたテネブラエは、こちらのエミルが「本当の記憶」を取り戻した
事を知る。自分は再び戦闘だけを受け持つから、とテネブラエに頼み
再びエミルに身体を明け渡した。

 地の神殿でリリーナに会ったエミルは、自分の身体の同じ場所にアステルも痣が
あったと聞き、いよいよ混乱するが、マルタの「キミはキミだよ」という言葉に自分の
居場所がある事を心強く思う。
 地の神殿にあるはずの「地のセンチュリオン・ソルム」がない事を確認し、
今後の作戦を練る為にレザレノカンパニー(リーガルの会社)のあるアルタミラにやって来るが、
そこへヴァンガードが襲撃する。
ヴァンガードは「総帥プルートの娘マルタをレザレノが拉致した」と主張し、アルタミラに
爆薬をしかけてマルタを引き渡すよう要求する。
 皆が止めるのも聞かず、思いつめたマルタはプルートの元に行ってしまう。
 作戦を立てマルタを取り戻しに行くエミル・リーガル・しいな。
作戦は成功するが、ヴァンガードの総帥でありマルタの父でもあるプルートに苦戦する。
リーガルは自分達が盾をなってエミルとマルタを逃がす。
 無事アルタミラを抜けた二人は、プレセア(前作キャラ、30歳のロリ)の協力の下でヴァンガードの
包囲網をすり抜け、しいなの本拠地でもあるミズホの村に逃げ込んだ。


133 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:38:20 ID:+RreCmX00
12.ミズホ~アルタミラ(リヒターとの対決とエミルの記憶)

 ミズホの里に保護される二人。
アルタミラへの攻撃が計画されるが、マルタの額のコアを守る為にミズホに
残るように言われ、それが最善だと思いつつも引っかかるものを感じる。
 エミルはマルタに父親に会わなくてもいいのか、と問う。
変わってしまった父に会うのが怖いというマルタに「勇気は夢を叶える魔法だよ、僕の勇気を
マルタにあげるよ」と力強く言うエミル。
赤い目のエミルにも「ずっと逃げるのか?」と問われ、マルタは父親と正面から対決する事を決意する。

 レザレノカンパニーを乗っ取り拠点とするヴァンガード。
密かに忍び込んだ一行だったが、アリスの罠に嵌りマルタが捕らえられてしまう。
 父親と対面し必死で父の間違いを訴えるマルタ。
しかし狂気に満ちた瞳でシルヴァラント王朝復活の妄想に囚われるプルートには届かない。
 一方コレット・ゼロスと合流したエミルはマルタを救い出しプルートと対決する。
ソルムのコアの力を使うプルートに苦戦しつつも辛うじて倒すエミル達。
そこへ狂気に満ちた表情のデクスが現れる。
 何の加護もない状態で孵化していないコアを身近に置くとその人間の神経が蝕まれてしまう。
幻惑の力を持つソルムで何度もロイドに変化していたデクスの精神は完全に犯されており
プルートの体内からソルムを抉りだす。
 悲鳴を上げるマルタにリフィルは冷静に指示を出しプルートの救命をする。
マルタは動揺しながらもソルムのコアを孵化させ、これによってデクスも正気に戻る。

 リフィルの指示で医者を探しに階下に下りるエミルとマルタ。
そこではロイドとリヒターが熾烈な戦いを繰り広げていた。
 リヒターはエミルの方を見つめ静かに宣言する。
「たとえお前がその姿だろうとお前を斬る」と。
覚悟を決め、戦うエミル。赤い瞳のエミルはリヒターに必殺技を放つ。
それを受け止めたリヒターが叫ぶ。
「やはりお前がラタトスクか!」
 その瞬間エミルの脳裏に「あの時」の記憶が蘇った。



134 :ラタトスクの騎士:2009/06/03(水) 22:39:31 ID:+RreCmX00
13.アルタミラ(2年前の真実とエミルの正体)

世界分裂後の4000年の眠りから覚めたラタトスクの前に二人の青年が立っている。
それはエミルに瓜二つの金髪の少年とリヒターだった。
 二人はラタトスクにマナを整えて世界を救ってくれ、と必死に懇願する。
ラタトスクは冷たい口調で命じる
「目を覚ませセンチュリオン、魔物と縁を結びマナを整えろ。
…そして俺の宿り木を滅ぼしたヒトを根絶やしにしろ!」
 ラタトスクの命令に驚く金髪の少年=アステルは必死でラタトスクに懇願するが
人間とハーフエルフに絶望していたラタトスクはアステルを何の躊躇いもなく殺してしまう。
 友の死に逆上したリヒターは凄まじい形相でラタトスクに斬りかかってくる。
リヒターのその顔はエミルを何度も苦しめた白昼夢そのものだった。

「我が友アステルの仇だ」
 急激に蘇った記憶に苦しむエミルにリヒターは冷酷に告げる。
斬りかかるリヒターからエミルを守るマルタとロイド。
ロイドにもまたエミル=ラタトスクを死なせるわけにはいかない理由があった。

 ロイドに救われたものの気を失うエミル。
側に付き添うテネブラエは、今迄と打って変わった慇懃な口調で真実を告げる。
 2年前リヒターの手によってコア(仮死状態)になってしまったラタトスクは間一髪の
ところでテネブラエに救われたものの、再びリヒターの手に落ち(そこらの経緯は不明)
半年前の時点ではヴァンガードの元にあった。
 父親の狂気に胸を痛めたマルタはラタトスクコアを持って逃走したものの、
途中で追っ手に見つかり気を失ってしまう。
その時のマルタの「助けてラタトスク」という叫びに答えるようにラタトスクは
2年前自分が殺した少年アステルの姿をそのまま形成し、実体化したのだった。
そして街をさ迷う内に、エミルの両親に遭遇し「エミル」と呼びかけられた事で
エミル・キャスタニエという、本来のラタトスクを守る為の擬似人格を作り上げたのだった。
同時にマルタの額にあたかも自分が宿ったかのようなコアを埋め込み、自分の囮に仕立てたのだった。
 そうとは知らないマルタは純粋に自分の額にラタトスクが宿っていると信じ、守ろうとしており
同時に朦朧とする意識の中で見たエミル(ラタトスク)を自分を救ってくれた王子様だと信じていた。

 自分を好きだと言ってくれた女の子を自分の身代わりにしていた事にショックを受ける
エミルだったが、エミルがマルタを守ろうとしたのは真実だとテネブラエは慰める。

(ちなみに、本物のエミルは多分両親と共に死んだと思われる。
気絶したマルタを救ったのは本物のロイド)


141 :ラタトスクの騎士:2009/06/04(木) 23:02:22 ID:aanK1rHe0
ラタの続きです。あと6レス…orz

14.世界樹(ユアン登場&ロイドの行動の真実)
九死に一生を得たプルートに面会するエミル。
プルートの告げる真実はリヒターを慕うエミルには残酷なものだった。
リヒターは、プルートにソルムのコアを与え正気を奪い、ヴァンガードを過激な武装集団に仕立て、
パルマコスタやフラノールの虐殺を影で操っていたのだ。
 リヒターを止めて欲しい、と懇願するプルートに自分こそ世界を滅ぼす存在かもしれないのに
とエミルは困惑する。

 そんなエミルにリヒターの行方が分かった、と連絡が入る。
彼が向かったのはギンヌンガ・ガップと呼ばれる場所、ラタトスクがかつてそこに存在し
また2年前にアステルが死んだ場所でもあった。
 リヒターはそこでラタトスクの完全な死と引き換えに魔族の力を借りようとしているらしい。
ラタトスクはこの世界を魔界から守る存在であり、ラタトスクの完全な死は世界が魔族に
支配される事を意味する。
 リヒターに殺された記憶以外は持たない為に、自分がラタトスクだと信じられないエミルに
ロイドは新たな世界樹の守人に会う事を勧める。

 世界樹の守人はユアンだった。
 ロイドは精霊マーテルに頼まれ、ラタトスクによる人類滅亡を阻止しようとしていたのだった。
センチュリオンすべてを集め、最後にラタトスク・コアをギンヌンガ・ガップの扉に納めれば
ラタトスクの人類滅亡も阻止し、扉も守れると言うのが二人の作戦だった。
 パルマコスタに居合わせ、エミル=ラタトスクと知っていたロイドはその計画がラタトスクに
知られる事を恐れ、仲間の疑問すべてを無言で押し通してきたのだった。
 なら何故今それを教えるのか、と疑問に思うエミル。
ロイドはエミルが擬似人格なのではなく、ラタトスクの良心そのものではないかと思うようになっており
エミルの、ラタトスクの良心を信じたいのだとロイドはエミルに語るのだった。


142 :ラタトスクの騎士:2009/06/04(木) 23:04:38 ID:aanK1rHe0
5.イセリア(精霊ヴェリウス登場)
エミルがラタトスクの良心、という期待を持ってはいても二人の統一化が
どう転ぶかは誰にも予想ができない。
 精霊マーテルはイセリアで心の精霊ヴェリウスの加護を受けるように告げる。
 
 向かう途中でマルタはエミルに言う。
赤い目のエミル=ラタトスクもまたエミルであり彼にも消えて欲しくないと。
エミル自身もまたどうしていいか決心できておらず、ヴェリウスはエミルの決心が
ついた時にまた現れる、と言い残して消えていく。

 神殿からの帰り道に突如エミルが苦しみ出す。
主のいない、ギンヌンガ・ガップの封印の間にいるリヒターが魔界の扉を開きかけて
いるのだ。
苦しみながら魔族の侵入を食い止めるラタトスク。
気遣わしげに彼を見守るロイドから、ラタトスクは光のセンチュリオン・ルーメンのコアを
奪い取ると身体に納め、必死の思いで扉を封じる。
 ラタトスクが生きている限り開かないはずの扉が開いたのは、パルマコスタやフラノールで
多くの血が流され、魔族に付け入る隙を与えてしまったから。
リヒターは最初からそれを狙い、ヴァンガードを操り各地で暴動を起こさせていたのだった。

 怒り狂うラタトスクを心の中のエミルが制する。
開いた扉をどう制するのか、と勝ち誇って問うラタトスクにエミルは答える。
「僕らのしたことの責任を取ろう」と。
エミルはヴェリウスの力を借り、ラタトスクの人格を記憶ごとを封じてしまう。

 

143 :ラタトスクの騎士:2009/06/04(木) 23:07:09 ID:aanK1rHe0
16.ルイン~アルタミラ(エミルの決意とマルタとの誓い)
 ラタトスクを完全に封じ、ラタトスクとして生きる事を決意したエミル。
仲間達は彼を助けようと改めて誓い、最終決戦を前に各地に散らばって行く。
 エミルにアルタミラで会いたいと言うマルタに再会を約束し、旅立って以来初めてルインに戻る。
そこで叔父夫婦に再会し、彼等が決して冷たいばかりの人間でなかった事を知る。
すべてが終わったら戻ってやり直そうという叔父に、涙を堪えて別れを告げるエミル。

 やはり勇気は夢を叶える魔法だと泣き笑いするエミルに、付き添うテネブラエが問う。
エミルの決意はラタトスクとして扉を守るというものではなく、誰かにコアに戻してもらい
扉に封印される事ではないのか、と。
 コアに戻る為の手段をテネブラエに確認するエミル。
もし封じたはずのラタトスクが復活し、仲間を殺そうとしたら皆も自分を殺すしかなくなる。
エミルはその演技をして仲間達に自分を「殺して」もらいコアになり封じられるつもりでいた。
それがエミルなりのアステルを殺した精一杯の償いだった。
 そして常に自分を見守ってくれていたテネブラエに、最後まで味方でいてくれと頼むのだった。

 これで別れる世界を回りその姿を目に焼き付けたエミルは、マルタの待つアルタミラにやってくる。
ギンヌンガ・ガップに戻れば会えなくなる事を分かっているマルタは最初気丈に振舞うものの
離れたくない、とエミルに訴える。
精霊と人間と言う立場を超えて惹かれ合った二人は口付けを交わす。
 エミルは精霊として存在し続ける限りマルタを思うと心に誓うのだった。


(この間に前作キャラの絡むさまざまなイベントは見られる。
2周目以降限定として、ユアンと最後の通信をするクラトスと会話をするシーンあり。
かつてミトスやクルシスがラタトスクを裏切った事をクラトスがエミル謝罪する)
 


144 :ラタトスクの騎士:2009/06/04(木) 23:09:10 ID:aanK1rHe0
17.ギンヌンガ・ガップ(ラスダン)
ギンヌンガ・ガップの封印の扉を目指して進む一行。
途中ラタトスク自身が張った罠の為に仲間達を離れてしまうエミルとマルタ。
仲間を探す二人の前に現れたのはアリスとデクスだった。

 ハーフエルフという事で迫害され続け、両親も失ったアリスは力こそすべてと
いう自身の考えを強く持っており、力がないにも関わらず誰かに助けられ続け
綺麗事を言う偽善者のマルタが大嫌いなのだ、と無邪気な笑顔で辛辣に言う。
 激戦の末二人を退けたが、依然抵抗を続けるアリスを振り払おうとした剣が
アリスを庇ったデクスを殺してしまう。
デクスの遺体を前に本当は愛していたと叫ぶアリス。
ふらつく足でエミルに斬りかかるアリスをマルタが背後から斬りつける。
エミルを傷つけるのは許さない、というマルタ。
アリスはデクスの側に折り重なるように息絶える。
 二人を救えなかった事を後悔しつつも、初めて自分に勇気をくれたリヒターは救いたい
とエミルは改めて決意する。

 仲間を助け出し、リヒターのいる封印の間に向かうエミル達の前にアクアが
立ちふさがる。
ラタトスクが造ったセンチュリオンの一人でありながら、リヒターを愛するアクアは
激しい感情と敵意をエミルにぶつけてくる。
 彼女の言葉からエミルはリヒターの真の目的がアステルの復活である事を知る。
アステルを蘇らせる代わりにラタトスクを抹殺し、封印の扉を開放する、それが
リヒターと魔族の契約だったのだ。
 アクアを倒すエミル。
力を失ったアクアはコアに戻ってしまうが、彼女を無理に孵化させて配下にするのは
可哀想だから、とエミルはコアをマルタに預ける。
エミルの態度に多少の不審を抱きつつ、マルタはコアを受け取った。

145 :ラタトスクの騎士:2009/06/04(木) 23:11:53 ID:aanK1rHe0
18.ギンヌンガ・ガップ(リヒターとの最後の対決))
 封印の間に入ると扉の前のリヒターが振り返る。その目が一瞬妖しく輝く。
魔族の支配する世界に蘇ってもアステルは喜ばない筈だ、と訴えるエミル。
勇気は夢を叶える魔法、という言葉を残したアステルが世界と引き換えに蘇る事を
望むとはエミルにはとても思えなかった。
エミルの言葉を聞いたリヒターが拳を震わせ悲痛な声で叫ぶ。
「お前がそれを言うのか。アステルを殺したお前がアステルの顔で!」
 魔界の炎を纏った異形の姿でエミル達に襲いかかるリヒター。
 苦戦の末かろうじてこれを退ける。
 傷つき膝をつくリヒターの横を無言で通り過ぎ扉を閉じようとするエミル。
だがアクアのコアを欠くエミルに扉を完全に封じる事が出来ない。
苦しむエミルにリヒターは「封魔の石」を差し出した。

 封魔の石は体内のマナを燃やし魔を封じる石。
リヒターはアステルを蘇らせた後は、この世界を守る為にクルシスの輝石と
封魔の石の力を用い、自分を人柱として世界を守る決意を固めていた。

 石の力を借り、扉を封じるエミル、
ほっとしたのもつかの間エミルは突然哄笑し、マルタの首を締め上げる。
かつて決意した通り、ラタトスクに乗っ取られた自分を演じ仲間に殺されようとする
エミルの悲痛な演技だった。
 作戦は成功し、「ラタトスク」を倒す為に戦いを挑んでくるマルタとロイド。
二人にわざと敗れ、思わず安堵の笑みが浮かんだ事でマルタに演技を見抜かれる。
 テネブラエの口からエミルの本心を聞くマルタ。
ラタトスクと一つになった事で再び世界を滅ぼそうとする事を何より恐れるエミルに
ちゃんともう一人に向かう「勇気」を持つよう説得するマルタ。
 その言葉にラタトスクと正面から向き合うエミル。
正反対の二人は心の中で戦い、お互いを認め合い受け入れ、最後のコアであるアクアの
力を取り込み、精霊ラタトスクに戻る。

(ちなみにロイド・マルタ戦でうっかり倒してしまうと、エミルが自殺しコアに戻るバッドエンド)




146 :ラタトスクの騎士:2009/06/04(木) 23:18:01 ID:aanK1rHe0
9.エンディング
 外見こそエミルのままであったが、数万年を生き世界の守護者である精霊ラタトスク
として仲間達の前に立つ。
 ラタトスクの中にはマルタ達と旅をした思い出が根付いており、人を根絶やしに
するという言葉は取り消すと語る。
「人間も悪くない」と呟くラタトスク。
 だが、一度リヒターによって開けられた扉の封印が狂い完全に閉じる事はできなくなってしまった。
最初の決意通り、自分が人柱になって扉を守ると告げるリヒター。
ラタトスクはその言葉を受け、少しでも負担を和らげるよう世界すべてからマナを切り離し
更にそのマナで新たな封印を創ると言う。

 仲間達に封印の間から出るよう促すラタトスク。
一人一人と別れを告げ、最後にマルタと向かい合う。
「ずっと大好きだよ、エミル」去り際のマルタの言葉にラタトスクは答える。
「僕も大好きだよ、マルタ」
マルタに振り返ったその瞳は緑色に輝いていた。

 仲間すべてを見送り、封印の間を閉ざすラタトスク。
二度と出る事はできないと告げられたリヒターは、永遠の苦痛を伴う人柱となるべく扉に向かう。
その背中に「1000年だ」と声をかけるラタトスク。
世界の再構築と扉の再封印にはそれがけの月日がかかる。
そのすべてが済んだらリヒターを解放するとラタトスクは約束する。
(ノーマルエンドだとここで終わり)

(ここからトゥルーエンド)
 ラタトスクの言葉に振り返ったリヒターは予想外の事を言い出す。
ラタトスクを人間とコアに分けて、人間としての一生を過ごさせる事はできないのかと。
その間分かれたコアの宿り木になってもいいとまで言い出すリヒターにラタトスクの心が揺れる。
 アステルを殺した事を理由に一度は断るものの、アステルの代わりにエミルには人としての
一生をまっとうして欲しいというリヒターの願いと、テネブラエやヴェリウスの説得に、人としての
短い一生を過ごす事を決意する。
「お人よしのあいつも喜ぶだろう」と微笑むリヒター。
 ラタトスクの身体が光り、分かれた光の一つはリヒターに宿り、もう一つの光は一際大きく
輝いた後封印の間から消えていった。

 エミルと初めて会ったパルマコスタで一人佇むマルタ。
その胸にはこれからの事に対する強い決意があったが、やはり寂しい、と一人呟く。
その時耳慣れた足音が聞こえる。振り返った先には緑色の瞳を輝かせたエミルがいる。
「うそ…」
マルタは小さく呟き、駆け寄ったエミルと強く抱き合うのだった。

END
 

147 :ラタトスクの騎士:2009/06/04(木) 23:21:46 ID:aanK1rHe0
以上です。
長々独占してすみません

真エンディングについて補完すると、エミルは別に人間になったワケでなく
数十年人間として暮らし、後にギンヌンガに戻るんだそうで。
(身の蓋もない言い方するとマルタが寿命で死ぬまで)
で、別にエミルとラタトスクが分裂したのではなく、融合した人格?のまま
人間分とコアに分かれたらしいです。
(攻略本情報)
ちなみに人柱がどんな状態なのかは誰も知らないw

お付き合いありがとうございました






| 新しいページ | 編集 | 差分 | 編集履歴 | ページ名変更 | アップロード | 検索 | ページ一覧 | タグ | RSS | ご利用ガイド | 管理者に問合せ |
@wiki - 無料レンタルウィキサービス | プライバシーポリシー