ウィザードリィ エクス2 ~無限の学徒~

part40-82~89,92~93


82 :ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:19:59 ID:ueTw6THF0
~ はじまり ~

ここは大陸東部に位置するホト連合国。
この国の聖戦学府の名は、式部京。
桜の舞う季節、今年も新たな学徒達が門を叩いた。

「私、姉さんを探しているんです!」
まだ幼いフェルパーの少女の声。彼女の名前は村正凛。
式部京校長、村正御舟の娘であり、
遥か西方クライス王国の聖戦学府アーレハインに於ける
交換留学生、村正静流の妹でもある。
彼女の願いから、この物語は始まる…

// と、ここで前作と今作の間に起こった出来事のおさらい。
// 前作の終盤、アーレハイン校長サウロ・アンダルシアによって
// 三国合同の新たな組織、準英雄同盟エクスが結成されたが、
// その後まもなく行われた大規模軍事演習inメルキオロードに於いて
// 通常では考えられない規模の魔族の待ち伏せを受け、
// 演習の指揮を執っていたサウロ以下、ほぼ全てのエクス隊員が死亡、
// または行方不明になるという大惨事が発生。
// この中には、前作の留学生ララス・バフォメットや村正静流も含まれていた。
// その後、主要人員を軒並み失ったエクスは三国会議により解体が決定。
// 代わりに、レオン・ギルガメッシュ率いる竜王騎士団が国防を担う事となった。

前述の通り、静流は死亡してしまったとされているが、
妹である凛はそれを受け入れようとはしなかった。
必ず何処かで生きていると信じ、今も探し続けているのだ。
そしてつい最近、近隣のロード内で静流と思しき人影を見かけたという報告が入ったらしい。
だが、凛はまだ幼く、学徒として戦えるレベルではない。当然、危険なロード内の探索など論外。
凛の健気な想いに絆された学徒達は、代わりに静流探索の任を引き受けるのだった。

// 実際には、学徒達も新米でとてもすぐにロードへは出られないので
// まず聖戦学府のカリキュラムをこなして、技術を磨いていく事になります。
// 教頭ユリウス鑑真(人・女)、戦術講師ポンプー(死神・?)、盗術講師王宝珍(ホビット・女)、
// 魔術講師アイン江戸川(ノーム・男)、聖術講師柴ハチ郎(ドワーフ・男)、
// …といった多彩な面々がしごいてくれます。例によって盗術講師には注意。

83 :ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:22:38 ID:ueTw6THF0
静流が目撃されたのは、マサラオロードの中枢だという。
果たして、確かに静流はそこに居たのだが…どうにも様子がおかしい。
既に現世との関わりの断ったかの様な振舞いで、せっかく生きていたというのに
故郷へ、そして何よりも愛する家族の元へ戻るつもりは毛頭無いらしい。
それどころか、何かを果たさねばならぬという衝動に突き動かされ、一心不乱の様だ。
静流は説得にも耳を貸さず、いずこかへと去ってしまう。

同時に、この探索によってロード中枢には謎の閉鎖区画がある事も判明。
そこはセメタリーと呼ばれており、プルトと呼ばれる謎の少女が管理していた。
静流は、この謎の区画と少女が目的でここに来ていた様だが…?
詳細は不明なまま、学徒達は帰路についた。

// かなり抜けてる情報があるかも。…まぁ大筋は外れてないと思います。
// この時点で、凛の依頼とは別件で独自に静流を追っているララスと遭遇した気もする。

帰還した学徒達が御舟校長に事のあらましを報告すると、
どうやら式部京のデータでは解らない事が多いので
ロード探索の先駆者たるアーレハインから情報提供を受けようという事になる。
丁度ホトとクライスの中間辺りにあるエルウィン湖まで、
マーフィー兵長という人物が迎えに来てくれるらしい。
早速旅立つ学徒達。
前述のメルキオ事件によって三国の協力体制が崩れてしまった為、
国境越えの際に竜王騎士団所属のキースという人物から妨害を受けてしまうが…
ここはマーフィーのとりなしで事無きを得た。

そして、アーレハインで判明する数々の事実。
ロードの事、空中都市イカロスの事、そして電脳種リリスの事。
しかし、セメタリーという謎の閉鎖空間についてはここでも解らなかった。
ロード内の事については管理者たるリリスに尋ねるのが一番だという事で、
制御札(ロード内の通信許可証でもあり、通行許可証でもある。)の提供を受け、
リリスMk2と接触する。

// Mk2なのは、Mk1が前作終盤で死んだからです。
// ただし記憶は引き継いでいるので、中身は変わりません。

84 :ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:25:19 ID:ueTw6THF0
彼女から得た情報によると、セメタリーとはイカロスの実験その他により生まれた
産業廃棄物…もとい産業廃棄データの捨て場所であり、
そこには、管理者兼データ処理用奴隷として
リリス(PLT-14)のプロトタイプであるPLT-1~13達が囚われているらしい。
また、そこにはかつて放棄されたアブリエル量産計画の残滓である
後天的にアブリエルの能力を付加する為の研究データが残されている事が解る。

// 紛らわしいですが、プロトタイプである事と呼称がプルトである事は関係ありません。そもそも綴りが違う。
// プルトの由来は下界の神ハデスの別名プルートーからで、これはXTH3への布石でもありました。しかし、今となっては…

アブリエルになる為のデータ…そんな物を集めて、静流は一体何を?
アブリエル(またの名を無限種)の持つ圧倒的な力による、魔軍への復讐だろうか。
しかし、イカロスの超技術をもってしても完成せず、放棄された程の計画。
静流の身が無事に済むとは思えない…
事ここに至って、式部京聖戦学府校長であり父親でもある御舟から正式な任務が下る。
危険な最前線のロードも含め、計13箇所あるセメタリーを回り、静流のデータ収集を阻止せよ!
任を受け、学徒達は本格的な魔軍との戦いに身を投じる事になる。

// 何か、リリスと会う所とか含めてかなり時系列が狂ってる気がする。…まぁ大筋は(以下略
// ともあれ、ゲーム的にはここからようやく本番です。ひたすら各ロードを探索していく事になります。

85 :ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:26:00 ID:ueTw6THF0
各ロード中枢に位置するセメタリーの探索を続ける学徒達だが、
事あるごとに何者かの妨害を受ける。
ある時は竜王騎士団。ある時は魔軍。ある時は竜王騎士団と、それに率いられた魔物達。
エクス無き今、国防を司る重要な立場にある筈の竜王騎士団だが…これは一体どうした事だろう。
団長レオンも含めて暴走している様だが、詳しい事は解らない。
また更に、魔軍の幹部、四天魔の一角を成す毒婦パンドゥーラまでもが出張って来る。
彼女は何かを知っているらしいが、思わせぶりに囁くだけで肝心な事は何も解らない。
戯れに襲い掛かってきたパンドゥーラを何とか撃退するも、
これも特に意味は無かったらしく笑いながら闇に消えていった。

いくつかセメタリーを回っていると、
今度は静流とララスが言い争っている場面に遭遇する。
やはり静流は、メルキオ事件で死んでしまった大勢の仲間達の敵討ちとして
アブリエルの力による復讐を果たすべく邁進していた様だ。
どうして一人で抱え込むんだ。少しは仲間にも、俺にも頼ってくれ。お前は一人じゃない!
そう諭すララスだが、静流の心には届かない。
強迫観念にも近い復讐心に囚われた鬼気迫る静流は、再びその場を去ってしまう。

…結局、ひたすらに力を求める静流を止める事は出来なかった。
最後のセメタリーで、学徒達、ララス、静流、そしてパンドゥーラが一堂に会する。
そこで明かされる真実。
静流はやはり、メルキオ事件で死んでいた。
しかし、凛に「必ず帰る」と約束した静流の生への執着は強く、
そこをパンドゥーラにつけ込まれ、生ける屍、操り人形として蘇生させられてしまった…
愕然とする学徒達とララス。だが、パンドゥーラは更なる悪夢を展開する。
謎の不意打ちによりエクス壊滅に至ったメルキオ事件は、
その実、裏で竜王騎士団が手引きしていたというのだ。
団長レオンは常々「学徒など半端者だ」と嫌悪しており、その思い極まった結果だと。

86 :ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:28:18 ID:ueTw6THF0
魔軍ではなく、同族の、人の裏切り…
パンドゥーラの魂縛により、既に自我も定かでない静流。
その敵意は、全ての人類に向けられた。
収集したデータによりアブリエルとなった彼女は、破壊の化身として活動を始めてしまう。
…パンドゥーラは、笑いながら闇に消えた。

絶望的な状況の中、ララスは命を賭して静流を止めると言う。
学徒達は聖戦学府に事の次第を報告する為、涙を呑んでその場を後にした。

報告を受けた御舟校長とユリウス教頭だが、
こうなってしまっては、もう元に戻せない事は明らかだった。
考える暇も無く、アーレハインのダミアス校長代理から
静流の進撃によりクライス王国の防衛隊が次々と壊滅しているという報告が入る。
しかし、どうあっても静流は実の娘…
御舟の心情を慮り、代わりに口を開こうとするユリウス。
だが、それを遮る御舟。彼に迷いは無かった。
下される最後の指令は、「静流討伐」。

どうしても最後に説得したいという凛と、
アブリエルを消滅させるには私(イカロス)の力が必要だというリリスを連れて、
決戦の場、エルンロードへと赴く学徒達。
そこに居た静流は、まだ人の姿を保っていた。表面上は理性も戻っている様に見える。
躊躇わずに近付き、話しかける凛。だが、既に手遅れだった。
一撃の下に吹き飛ばされ、気絶する凛。あれだけ愛していた妹の事も、最早解らない。
凛の介抱はリリスに任せ、学徒達は最後の決戦に挑む。

人の姿でも異常な強さを誇る静流だが、何とかそれを制した学徒達。
しかしそれで終わる筈も無く、制御を失った静流は異形へと変貌を遂げてしまう。
どれだけ傷付こうとも、アブリエル、無限種として、際限無く再生を繰り返す異形。
学徒達はリリスの力を借りて、彼女の苦しみを終わらせた。

…崩れ落ち、人の姿と心を取り戻した静流。駆け寄る凛。
静流は最期に詫びると、愛する妹に抱かれながら息を引き取った。

~ おわり ~

87 :ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:32:17 ID:ueTw6THF0
って、後味わりぃーーー!
遠い記憶を思い出しながら書いたから、細部はかなり間違ってるかもしれないけど
大筋はこれで間違いないってのが何とも…
なんか当時のチームラの絶望的な状況が反映されたのかと思えてくる。

ここで終わったらあんまりだし、クリア後のイベントの一部も紹介。
一応メインストーリーの範疇だと思うので。

88 :ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:33:20 ID:ueTw6THF0
~ クリア後 はじまり ~

静流事件も終息し、ひとまずの平穏を取り戻した三国。
残る問題は、魔軍との内通が明らかとなった竜王騎士団への対処のみ。

…だが、大人しく処分されるのを待つレオンでは無かった。
なんと堂々と組織ごと魔軍に寝返り、新たに魔王騎士団を名乗ったのだ。
更にパンドゥーラの推薦により、空席であった新たな四天魔に就任すると言う。
パンドゥーラに操られているのか、それとも根っからの外道なのか。
それは解らないが、学徒達はいつか必ず
メルキオに散ったエクス隊員達の、そして静流の、仇を取ると心に誓うのだった…

// あ、ちなみに本編の方では盛大にスルーしましたが
// かつての準英雄同盟エクス長官、サウロ・アンダルシアは普通に生きてます。さすが隠れアブリエル。
// 彼はエクス壊滅後、リリスの助けを借りて暫くはイカロスで養生していましたが、本編終盤に活動再開。
// その後、新たにイカロス聖戦学府を設立し、そこの校長に就任。
// 本編では式部京代表として活躍した学徒達も、クリア後はここの所属になっています。

// ついでに、最後のセメタリーで静流に特攻を仕掛けて散ったかに思われたララス・バフォメットも生きてます。
// 死にかけていた所をサウロ同様にリリスに助けられ、現在イカロスで療養中。

そんなある日、大事件が発生する。
本編中盤で出てきたクライス王国アーレハイン聖戦学府の通信士、
マーフィー兵長が魔軍に誘拐されてしまったというのだ。
何故わざわざ只の兵長を?普通は攫うならもっと偉い人とか金持ちを…という所だが、
このマーフィー兵長というのは仮の姿。
実の姿はチャンドラといい、クライス王国の王女という重要な立場にあった。

89 :ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:34:26 ID:ueTw6THF0
予想された魔軍からの要求も無く、行方が解らず困惑するクライス及びアーレハインだが
リリスの(正確にはイカロスの)惑星全域にも及ぶ超広域検索機能の助けを借り、
マーフィーは現在メルキオロード中枢に居るらしい事が判明する。

// 前作から引き続き、重要な存在として登場する空中都市イカロスですが、その実態は人工衛星というか何というか…
// とにかく空中ってレベルじゃないあからさまな大気圏外に浮かぶ、巨大な球状の構造物でした。

リリスの情報を受け、メルキオロード中枢に急行した学徒達だが
そこでまたもやパンドゥーラと遭遇する。嫌な予感。
果たしてマーフィーは見事に洗脳されており、完全な操り人形と化していた。
成すすべのない学徒達に対し、パンドゥーラから要求が出される。
王女様を返して欲しければ、あなた達だけでバルタスロード中枢の閉鎖区画まで来なさい、と。
バルタスロードと言えば、そこは完全に魔軍の勢力圏内。最前線の向こう側にある最も危険なロード。
しかも、そこの閉鎖区画とは…罠以外の何物でもない事は明らかだった。

// 閉鎖区画と言うとセメタリーを連想して紛らわしいですが、別物です。
// バルタス中枢の中央部には、隔壁で厳重に封鎖されているものの内部には何もない謎のデッドスペースがあり、そこを指します。

一旦イカロス聖戦学府に戻り、作戦会議を開く学徒達とサウロ校長。そしてリリス。
皆どうすべきか悩むが、やはりマーフィーを見捨てられる訳もない。
そして、サウロから指令が下る。「決死の最終決戦」。
場所が閉鎖区画である為、突入した学徒達を外部から支援する事は困難を極める。
だが、それも何とかしてみせるというサウロとリリスを信じ、学徒達は決戦へと赴いた…

92 :ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 02:28:52 ID:ueTw6THF0
バルタスロード中枢に到着した学徒達は、跳躍呪文を用いて閉鎖区画へと侵入する。
そこに待ち受けていたのは、パンドゥーラとそれに率いられた魔軍の精鋭部隊。
そして、レオンとそれに率いられた魔王騎士団だった。
どうやらレオンは静流事件で活躍した学徒達を強烈に逆恨みしている様で、
今回のマーフィー誘拐事件は彼等を誘き出し始末する為のものでもあったらしい。

// パンドゥーラにはまた別の思惑がありましたが、そんなものは盛大に無視するレオン。
// 彼は魔軍でも持て余すほどの狂犬という事か…

マーフィー救出の為に赴いた学徒達だったが、この状況ではそれどころではない。
大軍に四方を囲まれ、徐々に追い詰められてしまう。
最早これまでか…

瞬間、村正の一閃が奔り、これまで常に余裕を見せてきたパンドゥーラの顔が苦痛に歪む。
現れたのは御舟校長。いや、静流の親としての御舟か。
静流事件に於いては常に冷静で、時には非情とも思える決断を下してきた御舟だが
その心中は娘への愛と怒りに燃えていた。

魔軍が動揺する暇もなく、今度は謎の召喚陣が展開される。
現れたのはララス。静流とは古い学友、そしてライバルでもあった。
二度と仲間を犠牲にすまい。その想いで磨きをかけた大召喚が発動し、
溢れんばかりの召喚獣が魔王騎士団に襲い掛かる。

止めとばかりに、煌きと共に魔軍精鋭の首が飛ぶ。
現れたのはリリス。
ここへ第二の決死隊を送り込んだのは彼女の力によるものか。

三方の敵を彼等に任せ、仇敵レオンと対峙する学徒達。
今、決死の最終決戦が始まった。

~ クリア後 おわり ~

93 :ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 02:32:54 ID:ueTw6THF0

(以下は省略されました。続きを読みたい方はチームラを応援して下さい。)

…冗談はさておき一応書いておくと、この場は死闘の末パンドゥーラとレオンに逃げられて終了。
あと、本編・クリア後ともにサブイベントは省略しまくったんで、正確にはまだ終わりじゃなかったりする。

はー、しかしXTH3は…もう無理だよなぁ…何でよりによって原神なんかに…
チームラ公式の「スタッフのひとり言」スレにも
G-XTHの次は純ファンタジーの何かを作る予定だって書いてあるし、
とにかく残念。
イカロス聖戦学府とか、量産型電脳種とか、南大陸への侵攻とか、
いよいよこれから本番ってな所だったのになぁ。

ともあれ、以上です。長文にお付き合い頂き、真に有難う御座いました。






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