バイオハザード 0

バイオハザード 0

part41-188~195


188 :ゲーム好き名無しさん:2008/09/01(月) 19:21:41 ID:m1I0Bkop0
バイオ0予約した者です。
一応書きあがったけどアホみたいに長くなってしまった・・・orz
最後に超絶要約を載せるので勘弁してやってください。

以下しばらくバイオ0↓

189 :biohazard 0:2008/09/01(月) 19:25:14 ID:m1I0Bkop0
物語の発端は、ラクーンシティ郊外、アークレイ山地でしばしば起こる怪事件であった。
集団で人を襲い、人を「食い殺す」という凄惨な犯行に、事態を重く見たラクーン市警は特殊部隊「S.T.A.R.S.」を投入。
主人公「レベッカ・チェンバース」は、この「S.T.A.R.S.」ブラヴォーチームの新米隊員である。

この部隊の出動と時を同じくして、ラクーン市内の森の中を走る列車内で、大量のヒルが乗客を襲い、
列車内の乗員・乗客全員が死亡する、という事件が起きていた。
この事件の影に、白装束を纏った青年の暗躍があったことを知る者はいない。

「S.T.A.R.S」ブラヴォーチームは怪事件の頻発する現場へとヘリコプターで向かっていたが、
突如起こったエンジントラブルにより、森の中に緊急着陸する羽目に。
ブラヴォーチームのリーダー、エンリコ・マリーニの判断により、部隊はそれぞれの隊員が単独で周囲を調査することになった。
探索を続ける最中、レベッカの目の前に現れたのは、先ほどの事件の舞台となった列車であった。
レベッカはその中へと単身乗り込み、調査を開始する。

列車内には壮絶な光景が広がっていた。
死者が横たわった座席を脇目に、列車の奥へと移動するレベッカ。
ふと、通路に落ちているものを拾い上げたレベッカに、突如として息絶えていたはずの男が立ち上がり、次いで一人、また一人と立ち上がり、襲い掛かる。
手にしたハンドガンでゾンビを倒すものの、この異常な事態に困惑するレベッカであった。

尚も探索を続けるレベッカ。またひとつ死体を発見し調べる彼女の背後に、一人の男が現れる。
彼女に銃を向けるその男は、23人虐殺の容疑をかけられた元海兵隊員、ビリー・コーエンだった。
護送中に何者かの襲撃を受け、その混乱に乗じて逃亡し、この列車内へと逃げ込んでいたのだ。
彼女が列車に乗り込んだのは、ビリーの発見・確保が目的であった。

あなたを逮捕する、と告げるレベッカに、ビリーは皮肉めいた言葉を残し、姿を消してしまう。
呆気にとられたレベッカを驚かせたのは、窓をぶち破って飛び込んできた、血まみれのエドワードであった。
ブラヴォーチームの同僚であり、先輩でもあるエドワードは、レベッカに危険を告げ、力尽きる。
次いで飛び込んできたケルベロスの襲撃を退けたレベッカは、列車後方の探索に移るのであった。

190 :biohazard 0:2008/09/01(月) 19:27:15 ID:m1I0Bkop0
先に進むと、再びビリーに遭遇。共同戦線を提案する彼に、レベッカは若干意地になって、単独での調査を続行。
探索を続けるレベッカは、食堂車両の座席に老人が座っているのを目にする。
近づいて声をかけ、肩を揺すると、老人の首はゆっくりと半回転し、ごろりと下に転がり落ちた。
あまりの光景に絶句するレベッカ。しかし、既に息絶えているはずの老人はぐにゃぐにゃと形を変え、再び人の形を成していく。
(擬態マーカス。ヒルの集合体が人の形をとり、襲い掛かってきます。本編中しばしば登場)
迫る敵を撃退するも、崩れ落ちたヒルたちはなおレベッカに襲い掛かり、彼女の身体を覆い尽くす。
その時、飛び込んできたビリーが銃弾を放ち、窮地を救った。
この件を機に、レベッカは「ビリーを監視する」という名目のもと、2人で協力するようになる。
契約を交わした2人。だが、窓ごしに彼らの目に移ったのは白装束の青年の姿。呼応するように、再び動き出す列車。
異常な事態は加速していく。

先に進む為、列車の上に上って活路を探すレベッカ。切断されたケーブルを繋ぎなおし、電力を復旧させるが、
沸いてきたヒルに驚き、天井に空いていた穴から車内に落ちてしまう。
カギが詰まってドアが開かず、閉じ込められたレベッカを救出する為、移動するビリー。
そのビリーの行方を塞いだのは、巨大サソリ・スティンガーだった。
道中で拾った猟銃を駆使してこれを撃退したビリーは、レベッカにアイスピックを渡して脱出させ、合流を果たす。

列車後方に備え付けられたフックショットを回収し、列車の上を中を走り回った2人は、操縦室にたどり着いた。
このまま暴走させていては、やがて列車は脱線し、大惨事になりかねない。
2人は協力して列車の緊急停止にとりかかった。

緊急停止の操作は成功するものの、列車は止まりきらず、建物に突っ込んでしまう。
何とか列車を脱出し、その先に続く通路を抜けて辿りついた先は大広間。
彼らがたどり着いたのは、アンブレラの幹部養成施設だった。
彼らを出迎える大きな肖像画。その絵を見てレベッカは驚かされる。
肖像画に描かれたそれ、ジェームズ・マーカスと、列車内で襲ってきたヒル集合体の顔が同じだったからだ。
館内に響くマーカスの所内放送。2人は養成所内の探索を開始する。

同刻、彼らを監視する2人の男がいた。
アルバート・ウェスカー、そして、ウィリアム・バーキン。(ウェスカーはシリーズを通して度々登場。ウィリアムは2で登場します)
彼らが研究していた「t-ウィルス」が、今回の猟奇的殺人に絡んでいることに気付き、原因を調査していたのだった。
監視カメラのモニター越しにレベッカ、ビリーを監視していたが、突如モニターの画面が別の場所を映し出した。
そこに移ったのは白装束の青年。彼はヒルを統率し、目の前で擬態マーカスを作り出した。
「洋館に、そして列車にウィルスをまいたのは私だ。私はアンブレラに復讐する」と青年は告げる。

191 :biohazard 0:2008/09/01(月) 19:28:24 ID:m1I0Bkop0
養成所の探索を進めるには、紋章の付いた鍵を回収することが必要と判明。
協力して仕掛けを解き、鍵を回収するレベッカ。しかし直後に巨大ムカデ「センチュリオン」が現れ、レベッカを拘束。
ビリーはグレネードランチャー、ショットガン等を使って立ち回り、レベッカを救出する。
感謝の意を述べるレベッカ。この頃から、レベッカはビリーに対し信頼を深めていく。

講堂の仕掛け、次いで二対の像と天秤の仕掛けを解いた2人は、肖像画の下から現れた地下への入り口へと歩を進める。
たどり着いた先は行き止まりだったが、天井近くに通れそうな穴を発見。レベッカはビリーの手を借りて、先に進む。
穴は拷問室に繋がっていた。生々しく残る跡に表情を歪めるが、部屋の中に設置された電源パネルを操作し、道を塞ぐ障害を取り除いた。
しかし、レベッカの行動を監視していた白装束の青年がエリミネーター(猿ベースのB.O.W.)を放ち、レベッカは襲撃されてしまう。
飛び掛ってくるエリミネーターを回避するも、足元が崩れ下層に落下。宙ぶらりんの状態に。
通信機でレベッカの危機を察したビリーは、別ルートからレベッカの救出に向かう。

一方、ウェスカー、ウィリアムの2人は、白装束の青年の正体を突き止める。
その真実は信じがたいものであったが、この件が明るみに出てしまえば、アンブレラは崩壊してしまう・・・・。
私はアンブレラを捨てる、と告げるウェスカー。しかし、「t-ウィルス」を超える生物兵器「G-ウィルス」も完成間近な今、
アンブレラを捨てることは研究を捨てることであるため、ウィリアムはこれを渋った。
こうして2人は決別。ウィリアムは施設の爆破を画策していることを告げ、ウェスカーと別れる。

あわや落ちそうになっていたレベッカを、駆けつけたビリーがギリギリのところで救出。
礼を言うレベッカに「約束を守っただけだ」と答えるビリー。しかし、彼が仲間思いな人物であることは、
これまでの探索を通してレベッカも気付いていた。
本当に彼は23人もの人間を虐殺したのか?冤罪を疑う彼女は、ついにビリーに真実を求める。

192 :biohazard 0:2008/09/01(月) 19:30:16 ID:m1I0Bkop0
事件の1年前、ビリーはアフリカの内紛を鎮圧する為の部隊に所属していた。
ゲリラ部隊の集落を発見、制圧を目的に、彼らの部隊はジャングルの行軍を決行。
だが、アフリカの過酷な環境、そして度重なるゲリラの襲撃により、部隊はビリーを含め、わずか4人となってしまった。
そして、ジャングルを抜けた4人はようやく集落を発見。
そこにいた人々を見て、彼らは愕然とし、そして怒りを覚える。
住んでいたのはごく普通の人々。ゲリラの集落などではなく、彼らは偽情報に踊らされていたのだ。
狂気に取り付かれる隊員達。集落の人々全員を引きずり出して中央に集め、銃を向ける。
ただ一人ビリーのみが隊長を止めに入るが、殴り飛ばされ、人々が血祭りにあげられる無残な光景を見ることとなった。

話を聞いたレベッカは、あなたも撃ったのか、と彼を問い詰める。
だが、ビリーは何も答えない。ビリーを信じるレベッカは、護送車のMPを殺したのは彼ではなく、化け物だったのでは、
彼のみが逃げ切れたのではないか、と尋ねる。
答えず、ビリーは自分に残された選択が、捕まるか逃げのび続けるか、どちらかしかない、とだけ呟いた。
一通りの会話を終え、2人は探索を再開する。

「忠誠・服従・規律」と刻まれた3枚のレリーフを回収し、3階の装置に設置すると、
大きな音を立てて養成所が揺れ始めた。(Disc1ここで終了)
外に出てみると、地形が大きく変わっていた。2人が解除した装置は、養成所と研究所を繋ぐ道を開く為のものだったのだ。
研究所の閉じられた入り口を開く為、レベッカを外に残し単独で進入するビリー。
中には礼拝堂、そしてそこから繋がる小部屋しかない。小部屋を探索し外に出ようとするビリーを襲ったのは、
天井を突き破って現れた巨大コウモリ「インフェクティッドバッド」だった。

193 :biohazard 0:2008/09/01(月) 19:31:17 ID:m1I0Bkop0
インフェクティッドバッドを撃退し、敵が現れた天井の穴からフックショットで脱出したビリー。
エレベータの電力を復帰してレベッカと合流後、先へと進んでいく。
研究所内はいくつか特殊なドアがあり、ヒルのオブジェをはめ込むことで開錠するという、変わったものであった。
先へ進む為、二人は階上と階下にそれぞれ別れ、同時に探索を進めていくことになる。

マーカスが使っていたと思われる所長室。その中に、若かりし頃のマーカスの写真があった。
写っていたマーカスの姿は、白装束の青年によく似ている。青年はマーカスの孫、あるいは子供だろうか?
だが、落ちていたファイルには「所長はひどい人間不信であり、子供はおろか既婚者でもない」との記述。
はたしてマーカスと青年の関係は・・・・?真相は未だ見えないまま、探索は続く。

研究所の中にはロープウェイ乗り場があった。どうやら研究所の外に繋がっている、ということで、
連絡を取り合い、2人は再度合流する。
探索の途中見つけた入力・出力調整コイルを設置し、電力を回復させる。
ようやく脱出・・・・と思われた矢先、ロープウェイの上に潜んでいたエリミネーターの襲撃を受ける2人。
飛び掛ってきたエリミネーターと組み合っていたビリーが、足場から落下してしまう。
更に電力が再び落ち、残されたレベッカは擬態マーカスの襲撃を受ける。
ビリーの安否は気になるがどうすることも出来ず、彼女は電力を復活させ、1人ロープウェイに乗り込んだ。

工場のターンテーブルに乗り込み、1人調査を続けるレベッカ。
と、奥の扉から人が歩いてくる音が。とっさにドアの死角に身を隠すレベッカ。
足音の主はエンリコだった。レベッカと再会したエンリコは、当初の目的であった事件付近の洋館調査に向かうぞ、と指示。
しかし、ビリーを探さなければ・・・・。レベッカはビリーと合流後、後を追って洋館に向かいます、と告げた。
レベッカの行動に少々呆れ顔を見せるも、エンリコは銃を構えなおし、1人洋館を目指して去っていった。
これが最期の会話になってしまうことを、2人はまだ知る由もない。

194 :biohazard 0:2008/09/01(月) 19:32:52 ID:m1I0Bkop0
エンリコと別れたレベッカは、エレベータで下層に向かう。
そのエレベータを待つ間に、レベッカはプロトタイラントの襲撃を受けるもこれを撃退。
エレベータから更に階段を使って下へ下へと降りていくレベッカ。廃棄用水路の行き止まり地点で、ついにビリーを発見。
気絶しているビリーを介抱するレベッカ。だが、2人の前に転がっていたのは、おびただしい数の白骨化した死体。
マーカスの実験対象として扱われ、廃棄処分された人々の成れの果てだった。
ビリーはその光景を見て、マーカスに激しい怒りを覚える。

合流した2人はクリーチャーを撃退しながら、キーアイテムを回収していく。
カードキーを使って進んだ先の部屋には、白装束の青年が待ち構えていた。
2人の目の前で変態し始める青年。その姿が肖像画のマーカスに移り変わる光景を見て、驚きを隠せない2人。
マーカスはついに真実を語り始める。

10年前、スペンサー(アンブレラ創始者)と手を組んでいたマーカスは、彼らが発見した「始祖ウィルス」を
ヒルに投与し、生物兵器「t-ウィルス」の完成にこぎつけた。
この研究成果がマーカスの発言力を強め、組織の支配権を奪われることを恐れたスペンサーは、
当時マーカスの元について研究に携わっていた、ウェスカー、ウィリアムの2人を味方につけ、マーカスを殺害。
しかし、マーカスが可愛がっていたヒルたちが、マーカスの体内に侵入し、彼のDNAと長い時間をかけて結合することに成功する。
こうして生まれ変わったマーカス(肉体の支配権はヒルのほうにありますが)は、アンブレラに復讐する為、t-ウィルスをまいたのだった。
全てを語ったマーカスは更に姿を変え、醜い女王ヒルの姿となって2人に襲いかかる。

マーカスが落とした鍵を使い、2人は大型のリフトに乗り込んで脱出を図る。が、ウィリアムによって起動された施設爆破のカウントダウンが始まってしまった。
地上に繋がる倉庫まであとわずか、というところで、復活した女王ヒルに再び追いかけられる。
リフトを破壊され、倉庫に投げ出される2人。武器を構えてラストバトルに挑む2人は、堅い絆で結ばれていた。
ある程度のダメージを与えたところで、差し込んだ日光に苦しみ始める女王ヒル。弱点に気付いたレベッカは、ビリーのサポートを受け、倉庫の天井を開放。
女王ヒルは酷く弱りながらも、長く伸びた尾で2人を殴りつけ、最後の抵抗に出る。が、吹っ飛ばされたレベッカのそばに、マグナムリボルバーが落ちていた。
すかさずビリーに放り投げ、ビリーがとどめの一撃を放った。女王ヒルは粉々に砕け、リフト搬入口に落ちていく。
崩壊が始まった施設を2人が脱出すると、施設は爆音を立て、消滅した。

命からがら脱出した2人は、洋館の見える丘に出る。
ビリーは銃を放り投げ、その場に座り込んだ。その彼がつけたドッグタグを、レベッカは取り、自分の首につける。
これからあの洋館に行かなくては、とレベッカ。2人は敬礼を交わし、洋館へと向かう彼女をビリーは見送る。
レベッカは振り返らない。その背中に、ビリーは(レベッカの真似をして)親指を立て、ありがとう、と呟くのだった。

biohazard 0 end (ストーリーはバイオ1へと続きます)

195 :biohazard 0:2008/09/01(月) 19:44:33 ID:m1I0Bkop0
超絶要約
人食いゾンビの事件を解決する為に派遣されたスターズの新米隊員レベッカは、道中で
23人殺しの罪に問われているビリーに遭遇、いろいろあって協力することになる。
一方事件の黒幕・白装束の青年は、10年前に殺されたアンブレラ社員マーカスとヒルの融合体であり、あの手この手で
ウェスカーたちアンブレラ組を困らせる。めんどくさくなったウェスカーは退社。残ったウィリアムが後始末することに。
同様にマーカスは自分の敷地をうろうろしているレベッカとビリーを倒そうとするも、返り討ちに。最期は太陽にこんがり焼かれてバラバラにされます。
ビリーの無実を信じるレベッカは、事件後ビリーを逃がし、問題の洋館へ。

おおむねこんな感じです。なお道中のボス戦はほぼ全部ビリー担当で書いてますが、これはビリーのほうが
体力が多く楽だからです。特にシナリオに違いは現れません。

キャラ解説も需要あれば主観交じえて書きます。

最終更新:2008年09月03日 20:49