九怨

part41-349~353,362,363


349 :九怨:2008/09/21(日) 23:12:04 ID:VTLy0/tT0
平安アクションホラーアドベンチャー。
平安時代の多分京都が舞台。

<オープニング>
貴族っぽいおじさんが夜中にわらべ唄が聞こえて目を覚ます。起き出して、唄の出所を探し回ってると、蜘蛛に驚いてこ

ける。後ろから、マロ眉美女が襲撃。美女はおっさんと何かでかい箱のようなものをひきずって何処かに向かう。
行灯の薄明かりの中で、双子の幼女がわらべ唄を歌っている。
そこに、マロ眉美女がやってくる。箱のような物は葛篭(つづら。着物とかしまうでかい箱)。
血の跡を残しながら葛篭を放り出し、その中に貴族を突っ込んで自分も入る。
双子幼女が蓋をしめて、オープニング終了。


<陰の章>

浮月:主人公で山の神社の娘。パッツン。
暮葉:浮月の姉。美人。マロ眉。体弱い。
父 :ネタバレしちゃうと葦屋道満。

浮月の父は神主をしている。
神社では一本の桑の木を御神体とし、蚕の糸を様々な術に使う。
少納言さまが、屋敷に化け物が出ると泣きつき、父がお屋敷へ出向いたのが随分前の事。
浮月は、<しばらく戻らぬ、蚕の世話と暮葉を頼む>と父から手紙をもらっていた。
しかし帰りがあんまり遅く、心配した姉妹は、少納言様のお屋敷へ父を訪ねた。

お屋敷の門には、見慣れた封印が施されていた。
「これは、蚕の絹糸…やはり父様はこの中に…」
父から授かった血布(封印を解くのに必要。消費アイテム)で封を開き、屋敷に踏み入れる。
庭はひどい有様だった。そこら中に、使用人たちの死体が転がっていて、どこからか、わらべうたが聞こえてくる。
驚く浮月を置いて、暮葉が屋敷へと歩いていった。
「様子を見てきましょう。浮月、戻るまで動いてはなりませんよ。」

我に返った浮月が、体の具合が悪い姉を探しはじめる所からゲーム開始。
ガッツリ戦闘があり、小刀とそこらへんに落ちてる符で戦う。
屋敷の中は、魑魅魍魎と死体がゴロゴロしている。床の至るところにケチャップ。
もうこの屋敷には、生きている人間はほとんどいないようだ。

大きな扉の前で、双子の幼女がわらべ唄を歌っている。
「みんな死んでしもうた」と言って逃げていく。

探索中に餓鬼に襲われて、水干姿の少女に助けられる。
彼女の名前は咲耶。屋敷に遣わされた陰陽師らしい。
呪符をくれたので、お礼に父の血布をあげる。
「この呪符、父が使うものとよく似ております」
「…そなたの父、神主といったか…?」
仕事があるそうなので別れて、姉ちゃんを探す。

350 :九怨:2008/09/21(日) 23:14:19 ID:VTLy0/tT0
姉に宛てた父からの手紙も落ちていた。
「おかしくなったら屋敷へ来るがよい。
お前のために沢山用意しておこう。」
浮月は何も聞いていない。姉は、何かを受け取りにここに来たのだろうか。

屋敷の奥方様の手記によると、
しばらく前から、屋敷に病が流行り始め、夜な夜なわらべ唄が聞こえるようになったらしい。
病人は自我を失って凶暴化し、死人が出始めた。
屋敷には封がかかっていて出られない。奥方一行は、一か八か薬師堂に逃げ込むことにした。
屋敷に姫を残し、薬師堂が安全なら鈴を鳴らすから後を追ってくるように、と言いつけたらしい。

探索する内に、その姫を見つける。
姫は目が合うなり、素晴らしいスピードで奥の部屋にハイドイン。
この原始的な方法で今日まで生き延びてきたらしい。扉を開けてくれないので放置。
回り込んで、壁の穴から室内を覗くと、姫は一生懸命扉を押さえつけていた。
角度を変えて覗くと、部屋の隅の暗がりに女が現れた。こちらを振り返ったその顔は
「姉さま!?」
姉ちゃんはただのマロ眉美人ではないようだ。

まさかの父ちゃんに会う。父ちゃんは余裕で生きてて、血まみれの葛篭の中を引っ掻き回していた。
父ちゃん絶対神主って顔じゃないwレッツゴー陰陽師の人をチョイ悪にした感じ。
一緒に暮葉を探してくれと頼んだが、やる事がある、と断られる。

色んな封印や仕掛けを解きまくる。
釘には鬼を封じる力があるという記述発見。木釘三つ発見。でも仕掛けを解くのに全部使う。
鈴を見つけたので鳴らすと、姫が扉を開けてくれる。
そこに、あのわらべ唄が聞こえてくる。
「唄が聞こえると殺されてしまう!連れて行かれてしまう!」
扉が開いて、あの双子が顔を出した。
「「みぃーつけた」」
後ろから姫の絶叫が響き、振り向くと、姫は何者かにひきずられて消えてしまった。
一瞬見えた襲撃者は、姉 暮葉だった。

薬師堂の中では住職が死んでいた。病人をここに閉じ込めてたらしい。
探索するうちに、姉ちゃんに襲われる。
「姉さま、また…必要なのですね…」
プレイヤーおいてけぼりで納得する浮月。暗転。

目が覚めると、葛篭の中だった。
地下洞窟をうろついてると、父ちゃんに会った。
「何をしていらっしゃるのですか?」
「繭に入ったものを眺めておる。」
巨大な繭が破れて、中に餓鬼の死体が見えた。
「誰かと交わらねば、生きてはいけないのですね…そう、姉さまも…」
「哀れに思うなら、喰われてやれ。
お前が殺したのだろう。次はお前の番だ。」
「わかり…ました…」
「途中で繭が破れると、うまくいかぬようだ。葛篭の中に入るが良い。」

351 :九怨:2008/09/21(日) 23:16:09 ID:VTLy0/tT0
ちょっとここらへん記憶が曖昧だけど、神社(自分の家)に戻る。

浮月の記憶がフラッシュバック。
幼い頃、崖を下る姉のために、浮月が縄梯子を固定していた。
すると、後ろのご神木から双子幼女が現れて、驚いて浮月は梯子を放してしまった。
杭が抜け、暮葉は崖下へ落ちていった。
「ねえさまぁ!!めをあけてくださいねぇさまぁーー!!!!」

幼い頃の暮葉と浮月の日記を見つけて読む。妹思いのおねえちゃんと、元気な妹、何だかんだいって娘が可愛い父 とい

う感じ。
暮葉の日記の月日が進むと、

「崖から落ちたとき、これで死ぬのだと思った。でも、目覚めたときには傷一つ無かった。
起きたとき、葛篭の中に寝ていたので、不思議に思い浮月に尋ねたが、泣きじゃくるばかりで答えない。
ほんとに可愛い子。生きていて本当によかった。」

という記述がある。その日から、平和だった日常が変わっていく様子が記されている。

心なしか体が重くなってきた。→体の端々が変な色になってきた。お家の本で調べてみたけど、こんな症状のってない。

何か重い病気になってしまったのだ。どうしよう。

このところ、浮月がしきりに体の調子を尋ねてくる。なんとか隠さねば。

夢に双子幼女がでてきて、葛篭の中で蚕と一晩寝なさいという。藁にもすがる思いで試してみたら、体が治っていた。
あの双子はくわのき様だったのだ。
しばらく浮月をかまってやれなかったので、一日中浮月と遊んでやった。

また、体の色が変わってきた。思い切って父様に相談すると、繭にして死者を蘇らせる儀式について教えてくれた。
しばらくすると腐ってしまうので、繭に入りなおさねばならない。そのたびにより大きな獲物がいるそうだ。
九度繭に入ればもう大丈夫と教わり、安心する。

葛篭で目を覚ました時思い出した。浮月だ。
浮月が私を崖から突き落としたのだ。
腐りかけた体で苦しむ私の前で、やれ歌が、やれ花菖蒲がなどとふざけおって。
あの白く柔らかな体が、私のものだったなら…

そこまで読むと、浮月が怖ろしい表情を浮かべる。
「そう、だから、ああするよりなかった…。」


352 :九怨:2008/09/21(日) 23:16:58 ID:VTLy0/tT0
くわのきの双子がまた出てくるが、何故か片方が焦げて死んでいる。

父道満の手記を見つける。
神社のご神体の桑の木から生まれた蚕を使って、死人を蘇らせる秘法について記されていた。
最初に死人を蚕と葛篭に入れると、繭に入り蘇る。より大きな獲物と九度繭に入りなおせば、完全な蘇生になる。
しかし、父は研究する内に、それが蘇生でないことに気付く。
蚕と交わったものは、人ではなくなる。九度交われば、桑の木の子として新しく生まれ変わる。それが、九怨の法。
あの双子は「くわのきさま」で、今回の元凶。
その封印を解いたのが道満。

父は、自分の血を引く暮葉で九怨の法を完成させ、それを打倒安倍清明の道具として使うつもりだった。

浮月は地下洞窟に戻り、また父に会う。
父が嘘をついていたことを詰るが、父は浮月を突き放す。

「暮葉か、もう浮月と交わったようだな。抗わずに九度目をすませろ」
見た目は浮月でも、中身は暮葉と浮月のまじりあったものだったらしい。プレイヤーおいてけぼりなのでよくわからない


多分、葛篭で起きたとき、もう暮葉と繭に入った後だったと思われ。

体が腐り始め、はやく誰かと交じり合いたいという欲求に抗えなくなる。
新鮮な肉を求めて彷徨ううちに、咲耶と再会する。

「浮月!無事だったのか!ここから逃げよう。お前の姉上はもう…」
こちらに来る咲耶の首をつかみ、陰の章終了。

353 :九怨:2008/09/21(日) 23:18:56 ID:VTLy0/tT0
<陽の章>

咲耶…新米陰陽師(♀)葦屋道満の弟子。何ともいえない髪型。
道戒・道涼・道珍…同じく道満の弟子達。左から、優秀兄弟子、イケメン兄弟子、おとぼけ弟弟子。

咲耶が兄弟子達と共に少納言の屋敷へ遣わされる所からスタート。
陰の章と大筋は一緒なので、新事実、相違点のみ簡潔に。

・道涼が暮葉を見つけて、浮月と暮葉を神社まで送り届けることになる。 
姉妹は、この屋敷と裏手の神社しか知らず、外に出たことが無い。

・神社のご神体と瓜二つの桑の木が、屋敷にも植えてある。「くわのきさま」も双子なので、多分ご神体の片割れ。

・ご神体を封じる釘が道満によって抜かれている。屋敷の異変は、桑の木のせい。
屋敷に溢れる病人は、暮葉と同じように蚕と交わった者達。素体の質が低いせいか、「できそこない」だとくわのきの

双子はいう。
暮葉のことを、「われらがいとしご」と呼び、支援している。

・咲耶が、諸悪の根源である神社の桑の木を燃やす。だから陰の章で片割れが死んでたらしい。

・何故か暮葉と浮月は合体せず。暮葉が浮月を崖から突き落とす。
暮葉は道涼を喰って七度目辺りを済ませる。

・暮葉は、病人と違い、力のある血筋故か、まさかの無敵。咲耶和風クロックタワー状態。

・道満は、娘の為のより質のいい獲物として、弟子たちを屋敷に呼び寄せた。
道珍と道涼は暮葉に取り込まれる。
道戒は師の思惑を解き明かし、九怨の法を知って自分も蚕と合体。でも咲耶に倒される。

陰の章終了と同じ場所で、同じように浮月に会って、襲われるところで陽の章終了。

362 :九怨:2008/09/22(月) 13:15:37 ID:AlGxd45K0
<九怨の章>

■安倍清明…いわずと知れたNO・1陰陽師。何故か女。しかも超美人。ちょっと中性っぽい。
葦屋道満…清明を目の敵にしている陰陽師。娘と弟子を犠牲に、九怨の法を完成させて清明を倒そうとしている。


正気に戻り、咲耶を離す浮月

・浮月は次で九度目らしい。暮葉と繭に入って、浮月の意識が勝ったと思われ。陽の章いつ合体したんだろう。

早く自分から逃げて、と言う浮月に、咲耶は「必ずお前を救ってみせる」と約束して地上に戻る。
残る屋敷の桑の木も燃やそうとしたが、そこにはくわのきの片割れが待っていた。

安倍清明が鬼を二人従えて屋敷へ見参。
笑っちゃうくらい強いので、サクサク進み、あらかたの事情をおk把握。
「あいかわらず愉快な男よのぉ、葦屋道満。」

清明が桑の木を封じにいくと、木の下に傷だらけの咲耶がうずくまっていた。そばにくわのきの片割れが立っている。
咲耶は木を燃やそうとしたが、くわのき様にボコボコにされてるらしい。
清明は釘で桑の木を封印しようとしたが、一本足りないようで、動きを封じるに留まった。
道満をボコりがてら、釘を探しに神社へ行こうとすると、咲耶に呼び止められる。

「地下道に浮月という娘がおります。九怨の法をかけられております。どうかお救いください!」
「約束はできぬが、気には留めておこう。」

地下道で浮月に会う。浮月は、くわのきが半ば封じられ、わらべ歌がやんだ事で、なんとか正気を保っていた。
まだ助かるかもしれぬと清明は言ったが、
浮月は、咲耶からもらった犬の式神と寄り添い、ここで朽ちるつもりだという。
「それはそなたの勝手だが、そなたの父、少々戯れが過ぎたようだ。滅するが、よいな?」
奥の施術所で道満に会う。

「九怨の法ことごとく完成にいたらず。うぬの仕業か、清明!」
ここで道満とラスボス戦。勝利。
「九怨の法さえ成しておれば…、うぬに、手が届い…」
道満が倒れて、清明が踵を返すと、そこに浮月が立っていた。
浮月は正気を失っていて、フラフラと父に抱きつくと、ひきずって外へと歩き出した。

止めようとするが、地下道が崩れだして見失う。

363 :九怨:2008/09/22(月) 13:17:39 ID:AlGxd45K0
一足先に地下道を抜けた浮月は、屋敷の桑の下で葛篭に父を放り込んだ。
咲耶が止めるのを邪険に払いのけ、自分も潜り込み、蓋を閉めた。
「ふむ、遅かったか。」
清明がやってくると、封じられたままわらべ歌を歌っていたくわのきが嬉しげに葛篭を指差した。
「これで、あがり。あたらしい『くわ』が芽吹こうぞ。われらが、いとしご!」
「黙れ」
清明は桑に最期の釘を穿ち、くわのきが倒れて消えた。

「気は進まぬが、まぁしかたがあるまい」
葛篭に向き直り、槍を構えると、咲耶が傷ついた体を引きずって立ちはだかった。

「お待ちください!この娘は、外の世界も知らず、父に裏切られ、このまま死ぬのはあまりに哀れです!」
「繭から何が生まれるのかは、わからぬのだぞ?」
「それでも…」
「強情な娘だ。…なら、これを持っておけ。」
清明は、懐から封印の釘を取り出して、咲耶に渡した。
「これは?」
「…気休めさ。」

そう言って、清明は踵を返し去っていった。
もう誰も居ない屋敷に、咲耶と、葛篭の中の繭だけが残された。

END

スタッフロールにのせてエンドムービー。
明るい日差しの中、少納言邸の門扉が開き、咲耶が道に出てくる。
久しぶりの外界に、辺りを見渡す咲耶。振り向いて、中に声をかける。
「何をしている?はやく出ておいで。」

扉から現れたのは、浮月に良く似た幼い少女。
腕に桑の実を抱き、犬の式神を従えている。
「私、お外に出たのはじめて。
お外ってすごく大きいんだね!」
咲耶は、しゃがみこんで少女を覗き込み、優しく言った。
「これから色んなところを見に行こう。
そして、一番気に入ったところに一緒に住もう。」
「うん!」
楽しげに頷く、少女と式犬。

「さあ、行くぞ!」
二人と一匹は、連れ立って陽の降り注ぐ道を歩いていった。






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