アークザラッド ジェネレーション

part41-505~514


505 :アークザラッド ジェネレーション:2008/10/07(火) 02:46:47 ID:h4OBm4Oy0
※このゲームは、アークザラッドシリーズが好きな人へのファンディスク的な側面があります。
 なので過去作のネタが結構入ってます。解る人は勝手に解ってください。

”戦うのは今じゃなくたっていい。五年後でも、十年後でも。
いつか戦うときが来たら、そのとき、考えればいいじゃないか。
それだけの時間があれば、みんなが笑い合える、平和な時代が築ける。”
                        ――「精霊の黄昏」より

かつて人々を恐怖のどん底につき落した闇黒の支配者。
人間と魔族の混成からなる勇者たちは手を取り合い、闇黒の支配者を倒した。
あれから五年。
人間と魔族はひとまず争うことをやめて、平和な時代が訪れていた。
闇黒の支配者を倒した十人の勇者は「ヒーローズ」として、今も称えられている。
精霊の加護は完全に失われたが、人々はたくましく生きていた。


辺境・クラーフ島の海岸に、少年が立っている。
「これを見てよ、エッダ!森で見つけたんだ。本って言うんだぜ」
ヘモジー族の男の子が駆けて来る。ヘモジー族は猿に似た魔族だ。
「何やってんだよ、ヘモ」
エッダと呼ばれた少年は、ヘモから本を受け取って、パラパラとめくってみる。
「読めるのか」
「見たこともない字だ。・・・あれっ?この字は・・・」
”邪霊は心の闇に生まれる「魔」。滅せず、消せず、封ずることもかなわぬ。
ゆえに人の子よ、心を澄ませ。怯えず、恐れず、揺らがぬ心で、
汝の敵なるものの心を映し、その弱さを愛せ。それが魔を鎮める力とならん。”
エッダはすらすらと読み上げた。
「すげーよ、エッダ。どうして読めたんだ?」
「解らない。でも、この言葉だけは、見覚えがあったんだ」

エッダとヘモのところに、女の子がやってきた。
黒い頭巾をかぶって、右腕には包帯が巻かれている。
「私の本よ、返して!」
女の子は怒った様子だ。エッダは素直に本を返した。
「君はこの島の人じゃないね。ぼくは、エッダ。君は?」
女の子は右腕の包帯の上を、左手でなぞった。
「キリカ」
「いい名前だね」
「どうして返したの」
キリカは、素直なエッダの対応に戸惑っているようだ。
「どうしてって・・・君のだから。それがどうかした?」
「信じられない」
キリカは走って行ってしまった。

506 :アークザラッド ジェネレーション:2008/10/07(火) 02:48:30 ID:h4OBm4Oy0

村に帰ったエッダとヘモは、物々しい雰囲気に驚いた。
「なんだ、あいつら」
見慣れぬ格好をした、島の外から来た男が数人、うろうろしている。
村人が言うには、彼らは「ハンター」という人たちだという。
なんでも、犯罪者を追ってはるばる海を越えてきたらしい。
ハンターたちをよく見ると、みんな左手に奇妙なものを身に付けている。
黒い手甲のようなもので、手の甲のところに赤いレンズのようなものがはまっている。
「これはALDといってね、我々ハンターだけが装備できる、特殊な装置さ。
人工的に魔法が使えるようになる装置と言えばいいかな」
ハンターの一人はそう説明してくれた。
ALDに魔法や特技などのカードをセットして、使うのだという。
ALDはサラク博士という人が開発したが、彼の研究所はテロリストにやられて、博士共々全員死亡したという。

長老が呼んでいるというので、エッダは長老の待つ、長老の丘へ行った。
長老の丘にいたヘモジーの長老たちは過去に全員殺されてしまったので、今の長老は人間だ。
「おお、エッダか。お前に頼みがあってな」
長老はルベルスというハンターに同行し、真実の洞窟に行って欲しいとエッダに頼んだ。
だが、ルベルスは、エッダがまだ子供なので、同行を断わろうとする。
「真実の洞窟には、クロモヤ様が出るのですぞ。クロモヤ様は、除霊しない限り不死身なのですぞ」
長老は言ったが、ルベルスは一人で行ってしまった。
ルベルスを心配した長老は、エッダに、ルベルスを追って真実の洞窟へ行くように命令した。

長老は、エッダに棒を渡す。棒には金色でなにやら文字が彫ってある。
その棒は、棒術の達人だったエッダの父親の形見で、除霊師だった母親が文字を彫ったものだ。
その言葉が、キリカが持っていた本に書かれていた「邪霊」云々の言葉だ。
昔、エッダの故郷の国で戦争があり、エッダは両親と共にクラーフ島に流れ着いた。
両親はしばらくして死んでしまった。

棒を携えて、ヘモと共に真実の洞窟へと向かう。ちなみにヘモは同行してるだけの非戦闘員だ。
エッダは父親から仕込まれた棒術でモンスターを倒していく。
真実の洞窟の奥で、ルベルスが倒れていた。その側に、キリカが屈みこんでいる。
「キリカ・・・まさか、君がその人を?」
「違うわ」
「じゃあ、どうしてここへ・・・?」
キリカはそれには答えずに逃げてしまった。
「クロモヤ様だ!」
ヘモが騒ぐ。振り向くと、黒いオーラをまとったモンスター――クロモヤ様がいた。
「ぼくが除霊してみる!」
これまで失敗続きだった除霊だったが、今回は成功させてみせる、とエッダは強く思った。
まず、普通のモンスターにするように、ダメージを与える。
それから、気合いを込めて棒を回し、エイッと一突き。
黒いオーラが飛び散り、クロモヤ様の姿は消えた。除霊は成功だ。

除霊ができるようになったエッダは、ヘモと共に、除霊の旅へ、
夢にまで見た島の外の世界へ出ることになった。
小船を作って、大海へと漕ぎ出す。だが、小船は沈んでしまった。


507 :アークザラッド ジェネレーション:2008/10/07(火) 02:50:32 ID:h4OBm4Oy0
エッダは目を覚ます。そこはミルマーナの民家だった。
ミルマーナの国王であるフォウが、小船が沈むことを予言したので、行ってみたところ、
エッダとヘモが溺れていたので、助けられたという。
エッダは、半分水没したミルマーナの王宮に行って、フォウに、助けてくれた礼を言った。
「あなたは世界を災いから救うことになるでしょう。あなたにはそれを為す力があります。そうする運命なのです」
フォウは謎めいた言葉をエッダに投げた。

ミルマーナの町の外に出ようとすると、男に止められた。町の外は邪霊モンスターがうろついていて危険だという。
「邪霊モンスターを知らないのか?黒いオーラをまとったモンスターのことだよ。
一説では、悪の心である、闇の思念が集まった怨霊の姿だとも言われている」
邪霊モンスターとは、どうやらクロモヤ様のことらしい。
エッダは、除霊師の血筋なので除霊が出来ると言ったが、信じてもらえない。
それならハンターになればいいとヘモが提案したので、ハンターを目指すことにした。
ハンターとは千年前にあった職業だが、長らく途絶えていて、最近また復活した。
言うなれば便利屋。頼まれればなんでもやる。

まずこの町のハンターズギルドへ行って、ハンターになりたいことを申し出た。
ギルドにいた人は、それならギルドマスターを探して連れてきてくれと言う。
「ミルマーナのギルドマスターは、あの有名なマルさんだ。知らないのか?ヒーローズの一人なんだ」
マルとは、フォウのいとこのユマルノ王子のことだ。
王宮に行ってみると、マルはロサナーという女性になにやら責められているところだった。
「ユマルノ王子、フォウのこと、まじめに考えてくださいませ!」
つまり結婚しろ、というわけだ。
「その話、また今度じゃだめ?」
マルは困惑している。マルを呼びに来たエッダと一緒に、逃げるように王宮を出た。
マルはギルドに行ってエッダの話を聞き、ハンター見習いになることを許可した。
エッダにALDが渡される。これからルルムに行って、正式なハンターになるために試験を受けろと言われた。

アデネード大陸のルルムという町に行く。ルルムは元は魔族だけが住んでいた町だが、今は人間も住むようになった。
道のど真ん中で人だかりが出来ている。見ると、キリカがドゥラゴ族の男と何やら揉めていた。
「それ以上やるなら、ぼくが相手だ」
エッダが止めに入ると、ドゥラゴ族の男は去っていった。
「真実の洞窟で何があった?ルベルスは誰に殺された?」
エッダはキリカを問い詰める。
「あのハンターは、私をかばってくれた。それで、モンスターに・・・。本当よ、信じて」
エッダはキリカの目をしばらくじっと見てから言った。
「解った、信じるよ」
「何故疑わないの?」
「君は違うと思う」
またそれか、といった感じでキリカはうつむいた。
「・・・私、あなたと話すと調子が狂うわ」
「キリカは何でルルムにいるんだ?」
「私は考古学者なの」
キリカは、エッダの左腕に着けられたALDに目を留めた。
「それ、どうしたの」
「ハンター見習いになったんだ。それで、試験を受けに来たんだ」
「同じなのね、あなたも。ずっとあの島にいればよかったのに」
キリカは話を打ち切って去っていった。

508 :アークザラッド ジェネレーション:2008/10/07(火) 02:55:43 ID:h4OBm4Oy0

かつて酒場だったところは議事堂になっていた。
そこの二階に、ハンターたちを取り仕切っている男、ガンツがいた。
ガンツはヒーローズの一人だ。ガンツに、試験を受けたいと申し出る。
かつての闘技場が、ハンター試験の会場だった。そこでガンツ立会いのもと、試験を受ける。
試験は実際のハンターの仕事に即した内容だ。
例えば、モンスターを殲滅する、悪者を逮捕する、物品の採取、モンスターを捕まえる・・・などなど。
その中から数科目が課せられる。
実際の仕事には時間制限はないが、試験は規定時間内にこなさなければならない。
エッダは見事に合格し、ハンターランク「ルーキー」になった。

※ここから先は、仕事を受けてポイントを貯め、試験を受けてランクを上げる、
 という流れを繰り返していくことになります。

クラス:ルーキー

◇ある人を探してほしい
イピスティア国のサルファスという町で受ける仕事。依頼人のボリスは新聞記者だ。
シオン山に行ったまま行方不明になったダンセイニという男を連れ戻してほしいとのこと。
娘のことを聞かれたら、娘は生きていると伝えてほしいとのことだ。
雪が積もったシオン山を登っていく。頂上の祠の前で座禅を組んでいるダンセイニを見つけた。
「かつてこの国がスメリアと呼ばれていた頃、親が決めた縁談が嫌で逃げ出した少女は、ここで勇者と会った・・・」
(これは要するにアークとククルが初めて出会ったときのことを言ってます)
そして、ダンセイニは、親の自分の身勝手で、娘が死んだと思い込み、山ごもりをしているのだそうだ。
エッダが、娘が生きていることを告げると、ダンセイニは山を下りる気になったらしい。
ダンセイニを連れてサルファスへ行き、ボリスに会う。
ダンセイニの娘はサラク博士の元で研究所員として働いていた。
研究所がテロリストにやられたとき、娘も死んだかと思われたが、
運良く難を逃れて、今はディルズバルドにいるという。ダンセイニは早速、ディルズバルドへと旅立った。

クラス:フルグローウン

◇警備を代わってほしい
サルファスで受ける仕事。パレンス廃墟で待つという依頼人のところへ。
依頼人の代わりにパレンス廃墟の警備をして、怪しいやつらを殲滅する。ふと見ると、書類が一枚落ちていた。
それを見て、クイナ火山要塞跡で何かがあるということを掴んだので、行ってみることに。
クイナ火山要塞跡では、「真理の剣」とかいう怪しい宗教団体(というかテロリスト)が、
火山を噴火させようと画策していた。真理の剣のメンバーを倒して、陰謀を阻止する。
サルファスを取り仕切っているスペンサー将軍が駆けつけてきた。
スペンサー将軍と一緒にサルファスへ帰る。
「リシャルテ国のマイラという除霊師を知っているか?」
別れ際に、将軍はエッダにそう聞いた。
リシャルテはエッダの故郷、そしてマイラは母親だ。
「母さんを知っているんですか?」
「名前を聞いたことがあるだけだ。たしか、カイスルという棒術の名手と結婚したとか・・・」
「はい。カイスルは父です」
スペンサー将軍は、それ以上は知らないと言った。


509 :アークザラッド ジェネレーション:2008/10/07(火) 03:04:45 ID:h4OBm4Oy0
◇せんせいをさがして!
ディルズバルドで受ける仕事。パブで何やら子供たちが騒いでいる。
子供たちはみなしごで、全寮制の学院に在席しているらしい。
その子供たちを世話しているというタチアナ先生がピラミッドに行ってしまったらしいので、
探してほしいとのこと。
昔、砂漠にはサリュ族という種族が住んでいた。その双子の族長、ナムとラタにちなんで、
同じ塔を二つ建て、それぞれナムの塔、ラタの塔と呼ばれるようになった。
それが今に伝わる双子のピラミッドだ。
入ってすぐのところに閉ざされた扉があって、そこから女性の声で助けを求めるのが聞こえた。
タチアナ先生に違いないと思い、ピラミッドの奥に進んで仕掛けを解き、扉を開けた。
だが、そこに閉じ込められていたのはキリカだった。
「どうしてここに?」
キリカは包帯を巻いた右腕を撫でた。
「考古学の調査よ」
どうやらタチアナ先生らしき人は、バルバトスというところに行ったらしいとキリカは言う。
「あなた、死ぬわよ」
バルバトスは危険なところだと、キリカは忠告したが、
エッダは子供たちのために行かなければならないと言った。
「やさしいのね、あなた。話してるのが嫌になるくらい。
世の中は、クラーフ島みたいな楽園じゃないわ。醜いこともいっぱいある。
人間の・・・文明社会は、やさしさだけじゃ生きていけないわ。さよなら!」
キリカは行ってしまった。
エッダはバルバトスに向かい、タチアナに会った。
ディルズバルド軍の残党が、真理の剣に物資を横流ししているらしいという噂を聞きつけてやってきたが、
どうやら証拠は掴めなかったらしい。タチアナといっしょにディルズバルドの学院へ帰った。
「探しに来てくれて、ありがとう。あなたのそのやさしさを忘れないで、エッダ」
タチアナにそう言われた。

クラス:エキスパート

◇お父さまを助けてください
ディルズバルドの広場で待ち合わせる。依頼人は、ソーニャという女の子だった。
ソーニャの父、ロディオンは商人だが、最近急にお金持ちになったという。
きっと裏で何か悪い事をしているのではないか。そう思って依頼してきたとソーニャは言う。
ロディオンの屋敷に行く。その屋敷は昔、ガルアーノという人が建てたという。
エッダはガードマンに事情を話してみたが、中に入れてもらえなかった。
代わりにヘモがこっそり様子を見ることに。ネズミが開けた穴から中に入って奥の部屋へ。
そこでロディオンは近々取引をするという情報を得る。
得た情報をもとに取引現場に乗り込む。なんと、ロディオンは真理の剣に物資を横流ししていた。
証拠を押さえて、そして再びロディオンの屋敷へ。
今度は追い返そうとするガードマンたちを倒しながら奥へと進み、ロディオンに会う。
証拠を突きつけて、ソーニャはロディオンに自首するよう説得する。
「この暮らしを手放せというのか?明日も見えないような、あの暮らしに戻れと言うのか」
「罪を犯してまで贅沢な暮らしをしたくないわ。もう一度やり直しましょう」
ソーニャの言葉に、ロディオンは自首する決意を固めた。


510 :アークザラッド ジェネレーション:2008/10/07(火) 03:07:09 ID:h4OBm4Oy0
ラグナス大陸のユーベルという町へ行く。ギルドは城門の側の家(カーグの家)を改造して作ってあった。
民家の側を通りかかると、なにやら騒がしい。
右腕に包帯を巻いた女の子が倒れていたので、民家に運び込まれたという。
キリカかと思って、その民家に行ってみると、キリカは左腕を押さえて苦しそうにしながら、出て行こうとしていた。
「もう少し休んでいかれては?腕を怪我されているようですし」
「どうでもいいんです、こんな腕」
主人は気を遣っていたが、キリカは吐き捨てるように答えた。
「待って、せめて新しい包帯に・・・」
奥さんが包帯を取り換えようと手を差し出した。
「触らないで!・・・いえ、大声出してすみません。もう行きます」
キリカはエッダの側を通りかかったが、さよならと冷たく言うだけで去っていった。

◇急務!人探し!
依頼はユーベルのギルドの人からだった。宿屋に泊まっていたサラクサ博士という人が行方不明なので、探してほしいとのこと。
その話を聞いてる途中で、赤いショルダーアーマーの女性がやってきた。
彼女は防衛隊の隊長だという。ユーベルには防衛隊という自衛組織があるのだ。
彼女はポーレット。ヒーローズの一人だ。
ポーレットは依頼人に、この問題は防衛隊が解決してみせると言った。ハンターなどには頼らないと。
「あなた、ハンターなの?ハンターにしては、優しすぎる眼差しね」
ポーレットはエッダにそんなことを言って、ギルドを出て行った。
依頼人は、最近ポーレットは何か思いつめているというか、生き急いでいる感じなので、
心配だから一緒に付いて行ってくれ、とエッダに依頼した。
ポーレットと一緒に、サラクサ博士がいそうな神殿遺跡に行く。そこは昔ドラゴニアと呼ばれていたが、
今はだれもいなくて、モンスターの巣窟になっている。
だが博士はいなかった。そこにいた調査員は、ペネンテというドゥラゴ族が博士を攫って行ったと言う。
その名前には聞き覚えがあった。ペネンテは、ルルムでキリカと言い争っていた男だ。
ペネンテが行ったという竜の洞窟へ。その奥で、ペネンテは博士を虐待していた。ペネンテの傍らには、彼の娘がいた。
「もっと泣け、もっとわめけ!人間の恐怖こそが、魔神竜を復活させるのだ」
ペネンテは、ドゥラゴ族の伝説にあるという魔神竜を呼び出そうとしているらしい。
それは、ドゥラゴ族をバカにした奴を見返したい、そんな下らない理由からだった。
「ペネンテ、やめるんだ!娘さんを悲しませるな!」
エッダが説得しようとしたが、ペネンテは聞かなかった。代わりにポーレットが言う。
「ほんと、ドゥラゴ族っていうのはどうしようもない連中ばかりね。わがままで、自分勝手。
私の知っているドゥラゴ族の族長(ダークのことです)も、あんたみたいな負け犬根性していたわ。
だけどね、その男はあんたと違って、自分でなんとかしようとしていたわ。ドゥラゴ族を名乗るなら恥を知りなさい!」
「うるせぇ。ヒーローズと崇められ、なんでも思い通りになるようなヤツに言われたくねぇよ」
ペネンテはそう言い返した。するとポーレットはうつむく。
「ヒーローズっていったって・・・。なんでも思い通りになるですって?そんなわけ、ないじゃない・・・」
「もういいだろ、まだ続ける気か?」
やっとペネンテは博士から手を離した。そのとき、洞窟が揺れた。
シルバードラゴンが目を覚ましてしまったのだ。エッダとポーレットは協力して、シルバードラゴンを倒す。
「あなた、なかなかやるわね」
ポーレットがエッダの方を向いて、笑った。
「やっぱり思った通りだ。笑顔の方が素敵ですよ、ポーレットさんは」
そう言うエッダに、最近笑ったことがなかったとポーレットは言う。
「だめですよ。生きてるうちに笑わないと、邪霊モンスターになっちゃいますよ」
それはクラーフ島に伝わる伝説だ。笑わない人は、死後、怨念を伴ってクロモヤ様となって復活するらしい。
「なにそれ。面白いのね、あなたって」

511 :アークザラッド ジェネレーション:2008/10/07(火) 03:09:14 ID:h4OBm4Oy0
ペネンテと娘、そして博士ををユーベルに連れて帰る。そして、ペネンテの処分を考える。
ペネンテは、ドラゴニアにももう住むことは出来ないし、行く当てがないのだという。
「だったら、この町にいれば?」
ポーレットの提案に、その場にいた人は驚いた。ドゥラゴ族とユーベルの町の人は昔からいがみあってきた仲だ。
「もちろん、解っているわ。でも、いつかは変えなきゃいけない。
それに、カーグなら、きっと同じこと言ったと思うわ。
・・・ペネンテ、あなたをユーベル防衛隊の一員として迎えます。空からユーベルを守ってください」
その日以降、上空を飛び回るペネンテの姿は、ユーベルの新しい名物となった。


クラス:ベテラン

◇頼みごとあり
ルルムの、ひと気の無いところに呼び出された。依頼人に話を聞く。
まだ表沙汰にはなっていないが、ガンツが行方不明になったので、探してほしいとのことだ。
いろいろと情報収集して、ガンツは最後にツァトガ台地に行ったということを突き止めた。
ツァトガ台地には真理の剣のアジトがあった。ガンツは、キラードッグ族の女の子共々、捕まってしまっていた。
真理の剣のボスのゼーマンという男は、怪しい機械に入れられたキラードッグ族の女の子を見て、言った。
「魔族というものは、実に不思議な生き物だ。そうは思わんか?」
「それはお前たちテロリストには関係ないことだと思うがな」
椅子に縛られていて動けないガンツは言い返した。そこへエッダたちが乗り込んできて、ガンツの縄を解いた。
「おっと、動くな」
ゼーマンは妖しげな銃を構えた。
「これはアブソリュート・リムーバーといって、サラス博士の娘、ウルスラが開発した素晴らしい銃なのです。
これに撃たれたら最後、絶対無の領域へ飛ばされますよ」
銃の他にも、魔族の女の子が囚われているので、動けない。そこで、ヘモが一計を案じた。
こっそりと通気孔を登って、妖しげな機械を壊す。それに驚いたゼーマンの手から銃を叩き落す。
「形勢逆転だな」
ゼーマンは捕らえられ、ガンツによってルルムに連行された。
魔族の女の子は無事に父親の元に送り届けられた。


クラス:マスター

◇私の話を信じてくれる方へ
ユーベルの城址で待つという依頼人に会いに行く。依頼人はモースという男で、ユーベル防衛隊員兼観光案内役だという。
モースは、邪霊モンスターが現れる場所がわかると言う。それは、モースが観光客を案内したところばかりらしい。
まず、スクラップ高地へ行ったが、異常は見られない。そしてカオスの森へ。
そこの地面には小さな深い穴が開いていて、その中から邪霊エネルギーが漏れているらしいことを突き止めた。
「昔、ここにはロマリアという帝国があったんです。全世界に争いの火種を撒き散らし、恐ろしい実験を繰り返し、
さらに空に浮かぶ城は、大災害と呼ばれる世界異変を引き起こしたと伝えられています。
その後、ロマリアの名は忌み名として封印されました。ロマリアには巨大な地下トンネルがありました。
何かの拍子に地下とこの穴が繋がって、邪霊モンスターが現れたのでしょう」
今は誰も知らない歴史をモースは語った。

512 :アークザラッド ジェネレーション:2008/10/07(火) 03:10:04 ID:h4OBm4Oy0
ロマリアの空に浮かぶ城が飛び立った後に出来たという湖に、エッダたちは案内された。
その湖とスクラップ高地のマンホールは繋がっているらしいことが解ったので、スクラップ高地に引き返した。
そういえば、と、モースはキリカらしい女の子をここに案内したことがあることを思い出した。
キリカはマンホールの中に行ったに違いない。マンホールを降りていく。地下には、ロマリアトンネルが広がっていた。
その一番奥にキリカはいた。あのアブソリュート・リムーバーとかいう妖しげな銃を、
巨大な邪霊モンスターに向けて構え、撃った。邪霊モンスターは絶対無の領域に飛ばされ、消えた。
「完成した・・・やっと・・・。目覚めさせた甲斐があったわ」
「目覚めさせたって、君が邪霊モンスターを?何のために?」
エッダはそう尋ねたが、キリカは関係ないと突っぱねた。
「きっと、いつか、こんな日が来ると思ってた。ルルムであなたに会ってから。
・・・銃は私が作ったの。銃の完成を確かめるために、ここの封印を解いて、邪霊モンスターを出現させたの」
「そんなことして何になるんだ?」
「何も知ろうとしない。何も考えない。そんな人たちのために、説明する必要はない。もう邪魔しないで。
私は目的を果たした。次は使命を果たす」
「待て、キリカ!いや、ウルスラ・・・まだ話は・・・終わってない」
エッダが止めるのも聞かず、キリカは去っていった。うめき声が聞こえたので驚いて振り向くと、
消えたはずの邪霊モンスターが復活していた。
「やっぱり、邪霊モンスターを倒すには、除霊しかないんだ!
エッダは邪霊モンスターを除霊して、ユーベルに戻った。
一連の出来事をポーレットに報告する。ポーレットは、ウルスラは危険人物だから指名手配にすると言った。
ギルドを出たところで、エッダはしょんぼりした。
「ヘモ・・・なんだか、疲れてきちゃったよ、外の世界に」
「そうだね・・・」

◇マスターのハンター求む!
ミルマーナにある、ペイサス図書館。世界一の大きな図書館だ。そこの館長からの依頼。
図書館に行って話を聞く。「除霊聖典」という本が盗まれたので、ルベルスというハンターに探すように依頼したらしいが、
どれだけ待ってもルベルスが帰って来ないとのことだ。除霊聖典の特徴を聞く限り、
どうやらクラーフ島でキリカに返した本のことらしい。
「ルベルスって、真実の洞窟で死んだ、あのハンター?
まさか、あのとき、彼女が、自分を追ってきたルベルスを?でも、ぼくは、信じていたんだ・・・」
エッダはキリカを疑いたくないと思った。でも、限りなく疑わしい。
ミルマーナのギルドに行って、ルベルスのことを聞いてみる。
ルベルスは真実の洞窟で死んだと聞くと、ギルドの人は、クラーフ島に調査員を派遣すると言った。
クラーフ島に行く船が出ると聞いて、エッダは帰りたくなった。
そんなエッダに、ギルドの人はこう語った。
「そういえば、ルベルスは、こんなことを言っていました。
仕事中は、もうこんな仕事はやりたくないと思うが、仕事が終わって、依頼人の喜ぶ顔を見ると、また次の仕事がしたくなる――」
エッダはなんだかルベルスに励まされたような気がした。もう少し、外の世界で頑張ってみようと、そう思えた。
ルベルスの遺志を継いで、除霊聖典を探すことにした。

513 :アークザラッド ジェネレーション:2008/10/07(火) 03:12:00 ID:h4OBm4Oy0
いろいろ情報を集める。新聞記者のボリスと再会。ボリスは、ウルスラに似た人物が氷の回廊に向かったと言う。
ボリスと一緒に氷の回廊へ。奥の永久氷壁のところに、老婆がいて、なにやらやっている。
「あれは、ウルスラが慕っていたという人物、ゲナ博士だ」
ボリスがそう解説した。ゲナ博士に話し掛ける。ボリスの顔を見るなり、ゲナ博士は嫌な顔をした。
だが、エッダの顔を見ると態度が豹変。
「もしかして、あんた、エッダかい?ウルスラが話してくれたよ。私のことを信じてくれた、初めての人だって。
そしてあんたに、これを渡してくれって置いてったよ」
ゲナ博士はエッダに除霊聖典を渡した。
「教えてください。ウルスラは一体何をするつもりなんです?」
「私にも解らないよ。ただ一つ言えることは、昔と変わらぬ真っ直ぐな目をしてたってことさ。さあ、もう話すことは無いよ。帰っとくれ」
除霊聖典をペイサス図書館に返し、ミルマーナのギルドの人に報告する。クラーフ島に派遣された調査員は戻ってきていた。
真実の洞窟で死んだハンターたちは皆目を見開いて死んでいたが、ルベルスだけは目を閉じていた。
邪霊モンスターにやられると、人は目を見開いて死ぬというが・・・。
あのとき、ウルスラは、ルベルスの目を閉じてやっていたのだろうと、エッダは考えた。
「ぼくはもう一度、ウルスラの・・・キリカのことを信じてみようと思う。
いや、信じたいんだ、キリカを。そして、自分自身を」

ルルムに行く。ドーマンがウルスラの行方を白状したとのこと。彼女はどうやら、アルド大陸に向かったらしい。
だが、アルド大陸は強力なモンスターがいるので、ヒーロークラスのハンターでなければ危険だという。
試験場へと呼び出されたエッダ。今回は、ガンツ自らが斧を取って、エッダの実力を試す。
ガンツを倒して、エッダは見事、ヒーロークラスとなった。

アルド大陸にかつてあった大都市、カテナ。今は廃墟が広がるばかりである。
その地下に密かに作られた研究所に下りていく。ここで、サラク博士は研究に明け暮れていた。
サラク博士が使っていたと思われる部屋に入る。机には、日記が残されていたので、読んでみる。
サラク博士は、「聖杯」という、永久にエネルギーを生み出し続けるシステムを開発していた。
「聖杯」を研究する過程でALDが誕生した。ALDという名前は、アルド大陸に因んでいるという。
「聖杯」のプロトタイプが完成し、運転させてみたが、何故か邪霊エネルギーが集まってしまった。
邪霊エネルギーをどうにかしようと、ペイサス図書館へ行って除霊聖典を読み、除霊師のいるリシャルテ国は滅びてしまったことを知った。
除霊するという方向はあきらめて、「聖杯」の開発は続き、完成目前というところで、
日記は終わっていた。きっとそこで、サラク博士は亡くなったのだ。
「『聖杯』。サラク博士の夢の結晶。いえ、ゴミね。実の娘に打ち砕かれた夢の残骸」
唐突にウルスラがやってきた。
「キリカ・・・」
「キリカ?まだそんな偽名で私を呼ぶ気なの?それに、こんなところまで追ってくるなんて、
ずいぶん仕事熱心なハンターね」
「一体、何をするつもりだ」
ウルスラは右手の包帯を撫でながら答えた。
「帰って・・・。エッダ、あなたを巻き添えにしたくない」
「何のことを言っているか解らないよ・・・」
「『聖杯』が暴走したの。・・・研究は成功していたわ。私が馬鹿なことをするまでは。
私は自分の罪を、許されない過ちを償わなきゃならない。『聖杯』を暴走させたのは、私」
「・・・何故?」
「家族の事も省みない父のことが許せなかったの。だから、私はまだ不完全だった『聖杯』を起動させた。
邪霊エネルギーが結集し、暴走して・・・『聖杯』は、邪霊モンスターになってしまった」
ウルスラはあの妖しげな銃、アブソリュート・リムーバーを取り出した。
「これは武器なんかじゃない。私が真理の剣を唆して作らせた、邪霊を取り除く、除霊銃よ」
エッダは、その銃は不完全だからやめろと言ったが、ウルスラは行ってしまった。

514 :アークザラッド ジェネレーション:2008/10/07(火) 03:15:05 ID:h4OBm4Oy0
ウルスラは、邪霊モンスターとなってしまった「聖杯」に向けて、銃を撃つ。
だが効かない。逆に反撃されてしまったので、慌てて退却する。そこへ、エッダが追いついてきた。
ウルスラの腕の包帯がほどけてしまっていた。そこには、紫色の火傷の跡のような傷があった。
「どうしたんだ、その腕は?」
「これは・・・天罰よ」
ウルスラは、暴走した「聖杯」を停止させようとしたが、そのとき、腕に邪霊エネルギーを浴びてしまい、こうなったのだと言う。
ウルスラに代わり、サラク博士が暴走を止めようとしたが、止められずに、死んでしまった。
「私は、最低な人間だわ・・・」
「ああ、最低だよ。どうしてもっと早く言ってくれなかったんだ。ぼくが、『聖杯』の暴走を止める」
ウルスラは驚いて、エッダの顔を見る。
「邪霊モンスターは普通の人間では倒せないのよ?」
「大丈夫。ぼくは除霊師だから」

エッダは「聖杯」を倒した。倒したと思ったが、さらに強力になって復活した。
ウルスラがやってきた。アブソリュート・リムーバーを構える。
「待って!こんな銃でも、あいつの動きを止めることぐらいは出来るわ!」
エッダとウルスラは協力して「聖杯」を倒した。最後に、エッダがいつもの手順で、「聖杯」を除霊した。

「終わったのね」
ウルスラの腕を見ると、傷が消えていた。
「腕が治ったのかい?よかった」
「でも、私の罪は消せないわ。私はたくさんの人を不幸にしてしまった」
「だったら、幸せにすればいい」
エッダは、落ち込むウルスラを励ますように言う。
「サラク博士が、どうして新しいエネルギーにこだわったか、解る?ぼくは、きっと、こうだと思うんだ。
もしも、世界に豊富なエネルギーがあれば、争いもなくなってみんなを幸せに出来る。
そう思っていたから、あれほど人生を賭けて取り組めたんだと思う。世界一愛情がある人じゃないと、そんな事、出来ないよ」
「・・・愛情なんて無い人だと思ってた。私も、父みたいに、なれるかな?」
「ああ、きっとね。そのためには、笑うことだ」
生きているうちに笑わないと、死後邪霊モンスターになってしまうという、クラーフ島の伝承をエッダは語った。
「そんなの迷信だと思ってたけど、案外、本当かもしれないな」

研究所の外へ出る。ウルスラはこれから、キリカとして生きて行くという。
「私、決めたわ。病気で苦しむ貧しい人たちのために、世界を回ろうと思う。あなたは、これからどうするの」
エッダは答える。
「いつもと同じさ。この世界に邪霊モンスターがいる限り、除霊の旅は終わらない。
今なら、解るんだ。死んだルベルスさんの言葉が。今は、早く次の仕事がしたい気分だ」
「私たち、また、会えるかな?」
「ああ、旅をしていれば、きっと」
「そうね・・・そろそろ行くわ。早く次の仕事がしたい気分なの。それじゃ」
キリカは笑って去っていった。

おわり

※クリア後も継続してプレイ可能。
※ハンターランクはジェネラル→レジェンド→アークと上げられます。
 アルド大陸のオルコスという町に行けるようになります。オルコスでは今はデルマがボスをやってます。
 ポーレットの元に、カーグから手紙が届きます。カーグは遠く離れた土地で元気にやっているみたいです。






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