零 ~月蝕の仮面~

part42-168~173,175~182,188~195,197,200,201


168 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 13:49:38 ID:NrlenG8h0
アクションホラーアドベンチャー零シリーズの4作目。カメラで怨霊を撮影して攻撃する。

■伝統的な流れ
黄泉の門的なものを祀る家や集落→巫女を使った儀式→儀式失敗→災厄起きて滅びる→巫女怨霊化→主人公夜中に単騎特攻。


■主人公
水無月流歌(17)…神隠しに遭った5人の少女の一人。音に強い感受性を持ち、ピアノを学んでいる。
          清楚で聡明だが、まさかの露出度という、TPOを気にしない一面も。
          幼い頃の記憶、父の思い出など、失ったものを取り戻すことを望んでいる。

麻生海咲(17)…同じく5人の一人。射影機を作った麻生邦彦博士の子孫。
         わがままで気が強いが、パンチラしてくれる気のいいところもある。
         失われた記憶を取り戻すため、円香を連れて島へ戻る。
           

月森円香(17)…同じく。おとなしく、いつも海咲の為に行動する少女。
         鬱いメモを順路にそって落としていってくれる、親切な人。
         記憶を取り戻すことに尻込みしているが、海咲を心配して同行する。

霧島長四郎(?)…元刑事の私立探偵。連続猟奇殺人犯、灰原耀を追い続けている。
          バイオのビリーをヒョロくした感じ。流歌母の小夜歌さんに首ったけ。
          神隠しの5人を見つけたのはこの人。
■他
灰原耀(?)…灰原病院の院長、重人の息子。冷たい目をしたおぼっちゃま。
       東京で灰原医院を開いていたが、人体実験めいた連続殺人を犯し、指名手配されている。
       10年以上行方不明。



169 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 13:51:40 ID:NrlenG8h0
序の蝕【咲き触れ(さきぶれ)】円香

十年前、朧月島で5人の幼女が行方不明になる事件があった。
幼女達は数日後、朧月島にある病院の地下で発見され保護された。
幼女達は無事だったが、事件以前の記憶を一切失っていた。人々は、神隠しだと噂しあった。

そして現在、5人は島を離れて成長し、それぞれの生活を送っていた。
しかし、5人の内、十萌と鞠絵が怪死する。死因は不明、二人とも何故か両手で顔を覆って死んでいた。
海咲は、誰かが5人を順々に殺していくつもりであり、その鍵が失くした記憶にあると推測。
記憶を取り戻すため、円香と海咲は島へ渡る。

朧月島では、八年前に住民のほとんどが死亡・失踪する怪事件があり、現在は無人になっている。
死亡した島民は皆、両手で顔を覆っており、生存したのは一人の少女だけだった。

自分達が入院していた灰原病院を探索する内に、円香は海咲とはぐれてしまう。
スピーカーから流れてきた曲を聴くと、円香は何かを思い出しそうになる。
本能的に危険を感じるが、海咲を置いていけず探し回る。
鏡を見ると、自分の顔が歪んで見える。院内を彷徨う内に怨霊に取り囲まれてしまう。【円香死亡】

170 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 13:57:46 ID:NrlenG8h0
一の蝕【音連れ(おとづれ)】流歌

流歌は、ピアノで一心にある曲を弾く。頭の中に残る一切れのメロディ。
それを弾いていると、神隠し以前の記憶の1シーンが再生される。
面をつけた少女が取り囲む中、これも面をつけて踊る巫女のような女性。その人は狂ったように舞い続け、そしてそのお面に亀裂が走って…
いつも記憶はそこで途切れてしまう。

病身の母小夜歌は、あの島に近づいてはいけないと流歌に言い聞かせる。
しかし流歌は、海咲と円香を心配して、自分も島へ向かう。

病院を探索する内に、円香の残したメモが転々と落ちているのに気付き、それを追うように進んでいく。
円香が徐々におかしくなっていく様子がメモに現れている。
失くした記憶が蘇るとともに、記憶が徐々に消えていき、錯乱していっているようだ。

古い新聞記事から、集団失踪事件よりずっと昔にも、朧月島に災厄が起きて滅びかけ、復興する為に観光地化したことが分かる。
他にも色々わかる。面倒なのでまとめてここで。

■朧月島
島民は古くから、月を信仰していた。月を魂の象徴として捉え、魂は月へ還ると考えていた。
それをたすける?のが朧月神楽。

■朧月神楽
今作の儀式。「器」と呼ばれる巫女が面をつけて踊り、同じく面をつけた5人の少女「奏」が楽を演奏する。
10年に一度行われる神事で、朧月島の人達には最も重要な行事。観光の目玉でもある。
10年前の神楽の日に5人は神隠しにあった。
同時に、その神楽で、「器」が心不全で急死し、祭が中断されている。

■灰原病院
朧月神楽の神官を務める、灰原家が経営する病院。
神隠しにあった5人は、いずれもここに入院or通院していた。
月幽病の治療を専門とする。

■月幽病
朧月群島の風土病と言われている精神疾患。
発病すると、記憶が徐々に消えていき、人格が破壊されていく。
月の満ち欠けに影響され、満月には安定するが、月の光を求めて徘徊する。新月には不安定になり、怯えや凶暴化が見られる。
病が進むと、鏡を怖がるようになる。証言を総括すると、自分の顔が歪み、流動しているように見えるらしい。
この状態を「芽吹く」と呼ぶ。
治療法は確定しておらず、灰原病院では実験的な治療が行われていた。

■月の音
島に伝わる古い楽曲の総称。朧月神楽で使用される。
これを月幽病患者に聞かせると、特異な反応がある為、実験的に患者に聞かせていた。

食堂で、円香が顔を覆って立ち尽くしているのを見つける。駆け寄り、声をかけると
円香が振り向いた。その顔はグニャグニャと歪み、蠢いていた。後ずさる流歌に、円香がすがるように襲い掛かってくる。
射影機で撃退し、鏡を見ると、自分の顔も同じようにグニャリと歪んで見えた。

171 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 13:59:59 ID:NrlenG8h0
二の蝕【共鳴】海咲

円香と口論した海咲は、鏡に映った自分の顔が、歪んで見えて驚く。
一瞬でそれは収まったが、今度は後ろに見知らぬ少女が移りこんだ。黒い服の少女は、振り向いてもそこに居た。
「あなたは…」
「忘れたの?」
突然、記憶が蘇ってきた。この病院で、幼い頃、自分はこの子と一緒に居た…。
少女の影に導かれるように、海咲は円香を置いて走り出す。

看護婦詰所で、部屋割り表と看護日誌を見つける。
そこに、自分と円香の名前もあった。円香は、亜夜子という年上の患者に苛められていたようだ。
亜夜子は、真性ドSまっこと悪魔の子の上、院長縁故の特別待遇で、看護婦も亜夜子には泣かされていたらしい。

その時、ナースコールが鳴った。見ると203号室、円香の部屋のランプが点灯している。
海咲は円香の事を思い出し、急いでそこに向かう。途中で書庫へ行くと、麻生博士の手記を発見する。

【月蝕の面】
朧月神楽では、巫女に面が使用される。昔、月蝕の面という特別な面が神楽に使われ「無苦の日」という大災厄が起きた。
それが一度滅びかけた理由。そして現在、また島民は死滅している。

海咲は階段で過去の情景を見る。
倒れている幼い円香。階段の上から、それを見下ろして嗤っている女の子。綺麗なドレスを着た、綺麗な女の子。亜夜子…。
円香の病室で円香を見つけたが、幻のように消えてしまう。
亜夜子の部屋で、亜夜子の怨霊と戦う。亜夜子を撃退すると、黒い服の少女が現れた。
その子に頬をなでられると、記憶がフラッシュバックした。
いつもこの子と一緒だった…。「たいせつなひと」。一緒に居れば大丈夫…。
「大丈夫だから」
追想から返った海咲を、懐かしい声が励ましてくれた.

172 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 14:04:04 ID:NrlenG8h0
三の蝕【忘日】長四郎

長四郎は、流歌の母、小夜歌に、島に渡った流歌を護って欲しいと頼まれる。
10年前のこの日も、長四郎はこの島に居た。灰原耀を探して彼の故郷に来ていた。
その日は10年に一度の朧月神楽の日。島民にとって最も大事な祭りという点にかけ、彼が現れるのではないかと踏んだのだ。
結局耀は見つからなかったが、長四郎の見ている前で、神楽の巫女が急死した。
同時に流歌たちが失踪し、長四郎も捜査に協力した。
数日後、病院地下にある洞窟で、5人を発見したのは長四郎だった。

回想から醒めると、いつの間にか灰原病院の前に倒れていた。
訝りつつも、病院内に耀の姿を発見して追跡する。見失うが、流歌の保護と平行して耀を追うことに。

手記など拾って色々勉強。まとめると

【空身】…月幽病患者がたどり着く末期。全ての記憶と自我が失われた、死に近い状態。非常に咲きやすい。
     大抵の患者は、空身になる前に自殺する。

【咲く】…「芽吹いた」月幽病患者が死ぬと、「咲いて」しまう。
     他の人にも、その人の顔がグニャっと歪んで見える状態。
      咲くととんでもないことになるので、患者が死んだら「面を刈って」しまう。
     
5人を見つけた地下道に行くが、流歌はいなかった。
あの日のことを思い出す。
5人の幼女が無表情にこちらを振り返ったあの日。
もう大丈夫だよ、と小さな体を抱きしめたとき。彼女達は、抑揚の無い声で「きらいごう」と呟いた。

173 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/05(水) 14:05:40 ID:NrlenG8h0
とりあえずここまでです。
記憶が曖昧なので、間違ってるところありましたら添削してくださると幸いです。

175 :月触の仮面◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 21:06:56 ID:otYEHTirO
長四郎が幼女五人を見つけた時はまだ制服警官では?


176 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 22:31:39 ID:NrlenG8h0
>>175
紛らわしい書き方でした。そうです、まだその頃は警察官です。
でも多分、派出所を拠点にしてただけで、本土から来た刑事だった…かな

177 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 22:56:46 ID:NrlenG8h0
四の蝕【空身(うつせみ)】流歌

うろうろしてメモ集めたり、千堂翳と馨のサブストーリー進めたりする。
翳はあんまり関係ないから省きます。要するに、紅い蝶の茜と薊みたいな…。
要点↓
・音の力や、面は、精神に直接作用する
・自分のカルテを見つけたが、苗字が「四方月」と書いてある。
【忌の宮】
面を刈った死者を弔う場所。その奥に、割と最近作られたような部屋が…

あと、大失踪事件で唯一生き残った女の子は、本土の病院で衰弱死したことがわかる。
最後の言葉は「おかあさん」だった。

今回の巫女と遭遇。伝統の即死追いかけっこ突入。
逃げ切って、自分が入院していた病室にたどり着く。

178 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 22:58:39 ID:NrlenG8h0
五の蝕【双面】海咲

「たいせつなひと」の手がかりを追ってウロウロする。
食堂の映写機で神楽の映像を見るうちに、自分が神楽を知っているのに気付く。
自分はあの日、面を付けて朧月神楽を見ていた。そして人ごみの中、後ろから伸びてきた手に連れ去られた。

上映が終わりに近づく中、スクリーンの前に円香が佇んでいるのに気付く。
映写機の光で分からなかったが、近づいてきた円香の顔は、グニャグニャと歪んでいた。

射影機で円香を倒すと、八枚のメモが後に残った。円香から海咲への、最後の手紙だった。
内容は大体こんな感じ↓
「海咲が私のことを、あの子の代わりのおもちゃにしていること分かってたよ。海咲のたいせつなひと。
つらかったけど、あの子のこと忘れてくれるなら、それでよかったのに。
でももういいよ。わたしは自分の部屋に帰ります。海咲も自分の部屋に帰って、あの子のこと思い出していいよ。いいよ…」

手紙は5枚で終わっていた。六枚目白紙、七枚目白紙
最後にポツンと
「いっしょに死んだら?」

自分の病室に行くと、さっきの黒服の少女が座っていた。
この子が、私の「たいせつなひと」だと思い出す海咲。
彼女に導かれるように、看護日誌や治療メモから自分の過去を洗い出していく。

・海咲は霊媒体質である為、月幽病の進行が非常に早かった
・医師や看護婦にも「たいせつなひと」は認識されていて、容態安定にかかせない存在だった
・もう一人、霊媒体質の患者が4Fに隔離されていて、海咲と会わせないように看護婦が気を遣っていた
・もう一人の「霊媒体質」は灰原耀の姉、灰原朔夜

等が分かる。
灰原親子の研究メモから、他の患者は、朔夜を救う為のモルモットだったと思われる。
言っちゃうと、亜夜子は耀と朔夜の近親相姦で生まれた子。そんで今回の巫女は朔夜。

ほいで、大失踪事件の生存者は亜夜子。

朔夜は、霊媒×月幽病のコンボで相当重篤な状態にあった。
看護婦や医師達は、彼女の顔がどうしても覚えられないことから、「かおのない人」と呼んでいた。
そして海咲は、自分が朔夜の顔を思い出せることに気付く。
優しい、美しい顔を…。

179 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 23:03:32 ID:NrlenG8h0
六の蝕【月守歌】流歌

流歌は、自分の病室で見つけたオルゴールのメロディで、幼い頃の記憶を取り戻す。
自分の昔の名前は、四方月流歌。父は、面打ち師の四方月宗也。
父は、「月蝕の面」という究極の面を求めて、ひたすら面打ちにのめりこんでいた。
「月蝕の面」は、かぶったものの記憶を零にして、魂の源泉「零域」のヴィジョンを垣間見させる。
父は、その零域を追い求める鬼だった。
試作品を次々と流歌にかぶせる内に、精神に影響を受けた流歌は月幽病に罹ってしまった。

怖いくらい集中して面を作る父に、幼い日の自分が呼びかけて
それに振り向いた父の顔が、幼い頃からずっと思い出せない。それが、流歌のトラウマであり、彼女のメインテーマでもある。

父は、月蝕の面制作という形で灰原親子の「帰来迎」計画に加担していた。
母は、流歌失踪に宗也が関わっていた事を知り、離縁して本土へ渡った。

懐かしい病室を探るうちに、昔の事が切れ切れに浮かんでくる。
母に教わって、一生懸命練習した曲を思い出す。あの曲はまだ弾けるだろうか?

180 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 23:10:14 ID:NrlenG8h0
七の蝕【無苦】長四郎

病院から忌の宮へ向かう道で、長四郎は八年前のことを思い出す。
耀は故郷であるこの島に潜伏している、そう信じていた長四郎は、警察を止めこの島を捜索していた。
そして島民大失踪の日、自分もその場に居合わせていた。
あの時、中庭から忌の宮へ下る階段を、ゆっくりと何かが昇ってきた。人々は逃げ惑い、顔を覆って死んでいく…。
それは女だった。顔はよく見えない。辺りを見回したとき、捜し求めていた耀の姿を、病院屋上に見つけた。
とりあえずその女から逃げて、そして…?

【帰来迎(きらいごう)】…観光行事化した朧月神楽の、真の姿。
      基本は変わらないが、器と奏が激選され、器に「月蝕の面」が用いられる。

・灰原親子は、朔夜回復には、「帰来迎」を行うしかないという結論に達していた。
 朔夜を器にすれば、彼女の失ったものもそこに注がれると考えたらしい。

・朧月神楽の日、選び抜いた5人の少女を誘拐して「奏」とし
 地下道にある祭壇で、帰来迎を執り行った。
 しかし、面は割れて儀式は失敗。朔夜は生きながら死んだ状態になってしまう。
 帰来迎失敗の余波で、表の朧月神楽の巫女が急死する。
 儀式中断によって空身となった5人の奏達は、地下道に隠された。
 そこで、天井の割れ目から注ぐ月光を浴びせることで、ゆっくりと回復に向かっていた。

181 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 23:13:18 ID:NrlenG8h0
八の蝕【朔夜】海咲

海咲は、探索を進めるうちに、優しかった朔夜のことを思い出していく。
いつもこっそりと会いにいって、色んな話をした。お姉ちゃんとして慕い、朔夜も海咲を可愛がってくれた。

黒い服の少女を追いかけて進み、病院下にある地下道、朧月胎道へたどり着く。
そこにあるのは、月の井戸。自分達が見つかった場所。いつもここで月光を浴びていた。
更に進むと、帰来迎が行われた祭壇。
あの日の記憶が蘇る。
灰原耀に仮面をつけられ、奏として楽器を演奏したこと。目の前で、久しぶりに会えた朔夜が器として踊っていた。
やがて、朔夜が苦しみだし、月蝕の面が割れた。そして朔夜の顔が爆ぜ、咲いて…

追憶から醒めた海咲の前に、咲いた朔夜が現れた。
射影機で撃退した海咲は、黒服の少女そっくりの人形が落ちているのを見つけた。

霊媒体質を持つ患者は、月幽病の進行が非常に早い。
急激に進む病状を抑える方法はたった一つ、自分を繋ぎとめてくれる何かを持つこと。
朔夜は、人形に自分を移し、その人形と会話する事で自我を保っていた。
しかし、進行はとまらず、周りを巻き込んで自我は崩壊していった。

海咲と朔夜は出会い、共感しあい、お互いを大切に思うようになった。
朔夜は、自分の名前をつけた人形を海咲に託した。
「この子の名前は朔夜。私。…でも今日からは海咲よ。ううん、海夜にしましょう。」
これがあれば、きっと私のようにならずにすむから。あなただけでも、助かりますように…

やがて朔夜は地下へ移され、海咲は朔夜と会えなくなった。代わりに、海夜が大切な人になった。
朔夜の心を映した海夜に、海咲も心を注ぎ大切にした。
その海夜を、あの日、朧月神楽の日、連れ去られるときにこの地下道に落としてしまった。

ずっと心にかかっていた大切な忘れ物は、海夜のことだった…。
海夜を拾い上げて泣く海咲の前に、朔夜が現れる。朔夜は海咲を抱きしめて消えた。
海咲はそのまま倒れ、門がそれを封じるように閉じた。

182 :零~月蝕の仮面~◆l1l6Ur354A:2008/11/05(水) 23:15:46 ID:NrlenG8h0
似たような名前が多くて混乱。外見はもっと似てて混乱。
ノーマルモードだと、このまま海咲は二度と出てきません。多分死んでます。

188 :零~月蝕の仮面~ ◆l1l6Ur354A:2008/11/08(土) 16:13:16 ID:PO2s7Ns/0
九の蝕【帰来迎】流歌

月の井戸に辿りついた流歌は、ここで長四郎に助けられたことを思い出す。
「お母さんに頼まれてきた。もう、大丈夫だよ」
そう言って自分を抱きしめてくれた。
その時、それをそっくりなぞる様に長四郎が現れた。
逆光で表情がわからないが、あの時と全く同じセリフで流歌を励まし、お面の欠片を渡して去っていった。

胎道で、流歌は朔夜に遭う。
朔夜は島を徘徊しており、その顔を見たものは、自分も咲いてしまう。これが、島民が死滅した「無苦の日」の正体だった。
なんとか逃げ切り、地上を目指して進む。

・帰来迎失敗で眠りについた朔夜は、2年間忌の宮で眠り続けていた。
 そして8年前のこの日に目覚めて、無苦の日を起こした。
 耀の手記から、彼が姉の目覚めを待ち望みながら病院に潜伏していたことが分かる。

その途中、朧月胎道の歴史を学べる書が転々と落ちてるのでお勉強しつつ逃げる。
まとめると、
ここは地上から月の光が差し込む地下窟で、月黄泉という神様を祀った所。
ここで修行すると、記憶が溶かされ、魂が体を離れ、洗われて戻ってくる。
島に伝わる、月守の巫女はここで修行をするが、魂が戻りきらず咲いてしまう者も多いらしい。
空身になったものは、ここで月の光を浴び続ければ、ゆっくりと自我が戻ってくる。

胎道を抜けると、そこは自分の生家、四方月家だった。

189 :零~月蝕の仮面~ ◆l1l6Ur354A:2008/11/08(土) 16:14:14 ID:PO2s7Ns/0
十の蝕【残桜】長四郎

長四郎が忌の宮に行くと、そこに流歌の母、小夜歌の姿が。
流歌に渡して欲しい、と面の欠片を託される。
病院経由でもっかい胎道を目指す途中、廊下の電話が鳴るので取る。
それは灰原耀からの電話だった。
「目覚めた… 俺はずっと目覚めるのを待っていた……でもこんな事になるとは…無苦の日か…
 もう終わりだ……みんな、咲いた…。           ……姉さん…   \(^o^)/」

胎道で流歌を見つけ、面の欠片を渡して元気付ける。
その時、耀が地上へ向かう道を歩いていくのを見つけ、踵を返す。
「約束の場所で待っている」耀の言葉に、屋上を目指す。

辿りついた病院屋上で、耀にナイフで刺されてしまう。
見下ろす耀に、渾身の力で突進し、屋上から耀もろとも落下する。
地面に叩きつけられた場所は、最初に目を覚ました場所。
倒れている自分を見下ろして、
「ああ…そういうことだったのか」と呟く。
八年前長四郎は、朔夜が咲いて自暴自棄になった耀と刺し違えていた。そして、それに気付かずここを彷徨い続けていたのだった。

おずおずと近づいてくる小夜歌に、長四郎は微笑みかける。【長四郎・小夜歌(そもそも)死亡】

190 :零~月蝕の仮面~ ◆l1l6Ur354A:2008/11/08(土) 16:16:32 ID:PO2s7Ns/0
十一の蝕【月蝕】流歌

流歌は、母が婚前に父にあてた恋文を出歯亀する。
それには、母が「月守の巫女」の末裔であることが綴られていた。
今では古い儀式や掟は失われ、月守歌と、その歌を弾く為の月奏機が残るのみ。
この島では、月を「魂の帰る場所」として崇めてきた。
その月が欠ける時、音を響かせて人々を護るのが月守の巫女だった。

月守歌についての古い文書も見つける。
それは、巫女から巫女へ口頭でのみ伝わる特別な曲。
巫女は次世代に歌を託したら、その証に手鏡を渡す。
もしも月守歌を忘れたら、その手鏡に月を映し出せば蘇るらしい。
当然その手鏡も見つかるので、台座にかけると、壁に古い楽譜が映し出された。

父宗也の手記も見つかる。
【月蝕の面】
帰来迎にかかせない面。巫女「器」がつける面。
父の先祖の四方月宋悦の打った月蝕の面は、昔、無苦の日を引き起こした。
それは、面を打ち損じ、精神の禁忌領域へ作用してしまったから。
正しく打たれた月蝕の面は、「器」の自我を零にし、いったん空身にした後、
その魂を、生まれ帰る場所「零域」へと導く。
零域へ至った器の魂は、零より再び満ちる。


帰来迎を行った祭壇へと降りていく。
そこに、ポツンと人形が落ちていた。海咲が大切にしていた人形だった。
それを取ると、儀式の事をハッキリと思い出した。

朔夜が面を付けて舞い、自分たちが楽器を打ち鳴らす。
それを、灰原親子が微笑みながら見ている。
そして朔夜が苦しみ始め、月が欠けていき、完全に月食ー月蝕が起きたとき、面が割れて朔夜が倒れた。
回想終了後に、傍に面の欠片が落ちているので拾う。朔夜に追っかけられるんで逃げる。

奥の祠みたいなところで、また面の欠片を拾う。
面打ち所で、父宗也が面を打っているのに出くわす。
トラウマである記憶と全く同じ光景。

「お父さん…」
振り向いた父の顔は、仮面に覆われていた。
妄執に取り憑かれた父が襲い掛かってくるので倒す。
ネタバレすると、父は、月蝕の面を追い求める中で、宗悦に取り憑かれています。

消える寸前、父が呟く。
「流歌…月蝕が始まる…」
蝕が終わるごとに、ロード画面の月が欠けていくんだけど、確かにもう糸のように細くなっている。
前の帰来迎からちょうど10年、また帰来迎の時刻が近づいている証。

191 :零~月蝕の仮面~ ◆l1l6Ur354A:2008/11/08(土) 16:21:33 ID:PO2s7Ns/0
終の蝕【零域】流歌

古い文書を見つける。帰来迎失敗の際の文書だった。
帰来迎し失敗した器は、眠りの中を彷徨い、ある日大きく咲く。
そして無苦を引き起こす。胎道に隠れ、無苦の終わりを祈り続けたものだけが生き残り、次世代へ繋いだらしい。

灰原親子の賭けは、朔夜を器にして彼女の魂を零域で蘇らせることだった。
その賭けに宗也も乗り、彼らは負けた。
前回と同じパターンにそって、また無苦の日が起こった。

島で一番月に近い場所を探して、流歌は灯台に登る。
最後の仮面の欠片をひろうと、月蝕の面が復元できる。
途中で、また資料が落ちてる。

・咲いた器がもう一度帰来迎を行えば、無苦は世界中に広がり全てを咲かす。
・咲いた器にもう一度月蝕の面をかぶせ、帰来迎を正しく行えば、器は月に還り無苦は終わる。

母の声がする。「流歌、月守の歌を…」

あの時月蝕の面は完成していた。彼らに足りなかったのは、正しい月の音。
儀式の時に奏でられる月の音は、魂を鎮めて癒す特別な調べでなくてはならない。それが、「月守歌」
月に災いがある時、月守歌は全てを鎮めてくれる。
その月守歌は、当然というかなんというか、流歌が母から教わったあの歌だった。

咲いた朔夜は帰来迎をもう一度行おうとしている。そうなれば、無苦は更に広がる。
最後の月守の巫女として、流歌は無苦の日を終わらせなければならない。

灯台最上部へ到達。果たしてそこには月奏機があった。そして朔夜もそこに。
朔夜を一時的に撃退し、月奏機(ほぼピアノ)で月守の歌を弾く。
リモコンで弾くの難しい上に失敗制限あり。
こいつがラスボスといっても過言ではない。

192 :零~月蝕の仮面~ ◆l1l6Ur354A:2008/11/08(土) 16:22:19 ID:PO2s7Ns/0
月守の歌が響くと、朔夜がその場で苦しみ始める。
仮面を朔夜にかぶせようとするが、吹き荒れる力に圧倒され転んでしまう。
転がった仮面をひろったのは、長四郎だった。
長四郎は朔夜に面をかぶせ、崩れ落ちる彼女を抱きとめた。
島中の魂達が、朔夜に集まり、彼女を通って昇っていく。
海に映る月が、そのまま空洞になって、魂達がそこに吸い込まれていく。

朔夜と長四郎も光の粒となって、空へ昇っていく。
朔夜から落ちた面を、水干姿の男が拾い上げた。
「お父さん…?」
流歌は、空白のままだった父の顔をやっと思い出せた。あの日振り向いた父は、優しく微笑んでいた。
父は流歌を振り向いてまた微笑み、光になって飛び去る。
流歌は、海に向かって叫ぶ。
「待って!お父さん…お父さん!」

海に空いた空洞は、魂を飲み込んでいく。
海の中を、父と仮面はゆっくり沈んでいった

スタッフロールに、静止画で海咲のその後が。
地下道で海咲は、海夜を抱いたまま目を覚まし、立ち上がる。
その前に、円香が現れた。光を纏った円香は、海咲に笑いかけた。
海咲は海夜を打ち捨てて、円香に駆け寄る。
光になって昇っていく円香を、見送る海咲。

流歌はピアノに向かい、月守の歌を弾く
脳裏に、月光を湛えた静かな泉が浮かぶ。これが、父の追い求めた零域のヴィジョンであった。

【完】

朔夜の呻き声が、「耀」と呼んでいるように聞こえてホロリ。

193 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/08(土) 16:26:14 ID:PO2s7Ns/0
プレイヤーの賢さの問題ですが、書いてるうちによくわからなくなってきました。
本人がそうなので、読んだ方はもっとそうでしょう…
よろしければ添削、補完してください。
十萌と鞠絵って何で死んだんですっけ…

194 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/08(土) 17:08:34 ID:zA44i88a0
零乙でした。

質問なんですが、今作はこれまでの零とのつながりは特にないのでしょうか?
麻生海咲が麻生博士の子孫ってことぐらい?

195 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/08(土) 17:15:12 ID:PO2s7Ns/0
>>194
特にないっぽいです。麻生博士しか気付きませんでした。

197 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/08(土) 18:24:31 ID:vqhVJVMg0
>言っちゃうと、亜夜子は耀と朔夜の近親相姦で生まれた子。

この辺は確か物語中で明言されていなかったっぽいから、限りなく黒に近い濃灰くらいの
推測に留めておいて欲しい。

長いストーリーが簡潔に纏まってて読み易かったです。投稿乙でした。

200 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/08(土) 22:42:10 ID:GqtRS7dwO
>>193五人の幼女達(?は自我を取り戻した後、島での事を思い出さないように島を離れていた。
(少なくともルカ、ミサキ、マドカは島の外へ。マドカは麻生家に引き取られた)
島での記憶を取り戻すと咲いてしまうと判断されたから。
十萌と鞠絵は何らかの理由で記憶を取り戻した為に死んだと思われる。

201 :ゲーム好き名無しさん:2008/11/09(日) 00:23:03 ID:H/9QR7Sc0
零の人乙
確か一の蝕のVS怨霊円香戦は食堂じゃなくてその後いく麻生記念室だったかと(零の蝕の最後の部屋

食堂では仮面を並べると何故か浅生記念室の鍵が出てくるってラクーンシティもビックリな不思議ギミックが
そもそもその前に円香が入ったはずの記念室の鍵が(ry はきっと零シリーズの突っ込んじゃいけない伝統






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