12RIVEN -the Ψcliminal of integral-

12RIVEN -the Ψcliminal of integral-(トゥエルブリブン ザ サイクリミナル オブ インテグラル)

part43-333~341,343


333 :12Rivenストーリ1長いです^^;:2009/01/18(日) 02:29:57 ID:XAvb/5+10
未解決の12Rivenのストーリー詳細を。
真相ルートだけを紹介しようと思ったのですが、長くなりました^^;

○人物紹介
・錬丸ルート
雅堂錬丸:主人公。頭脳明晰で身体能力も高い。たまに熱くなり周りが見えなくなる時もある。謎のメールを受け取り、インテグラルへ向かう。
高江海(ミュウ):ヒロイン。Ψという超能力を持っている。明るく無邪気。軽く電波系。錬丸が向かったインテグラルでメイに襲われる。
霧寺冥(メイ):Ψクリミナルという犯罪組織のリーダー。ミュウを狙っていて、何度も襲ってくる。
伊野瀬チサト:錬丸が向かったインテグラルでメイに襲われたミュウを助けに来た少女。無愛想でクールだが、心を許した相手には優しくなる。
マイナ:動物、人がいない世界(これをA世界と記す)で出会った女性。清楚でおとなしく。知識量が豊富。
慎久郎:A世界で『志村クラブ』の主宰。あるホテルの部屋の最上階にいる男。A世界の謎を知っている人物。
星野遊々(ユユ):A世界で『ミラージュ』という国を統べる少女。わがままではあるが、義を重んじ、仲間を大切にする。
誕吾(タンゴ):A世界で『ミラージュ』の参謀をしている少年。従順で、盲目的に遊々を崇拝する。

・鳴海ルート
三嶋鳴海:主人公。警視庁公安部に所属している女性警部。男勝りで勝気だが、情にもろい性格。完全記憶能力を有する。
真琴からのメールを受け、インテグラルへ向かう。
大手町慎久郎:警視庁公安部に所属している男性警部。鳴海の同僚。大雑把で淡白な性格。多趣味である。
雪積真琴:警視庁公安部に所属している女性警部。鳴海の後輩。穏やかな性格。彼女からのメールを受け、鳴海は行動をする。
三嶋紘光:警視庁公安部の課長(ボス)。鳴海の義父。世話好きで情が深い性格。
霧寺冥(メイ):鳴海が向かったインテグラルで、鳴海を圧倒し、チサトに重症を負わせた少年。
伊野瀬チサト:鳴海が向かったインテグラルでの攻防で重症を負った少女。集中治療室にて治療を受ける。
錬丸:鳴海が向かったインテグラルで見かけた少年。真琴からのメールにて味方だとされている。インテグラル攻防後、行方不明。
伊野瀬オメガ:重症を負った少女の弟。知らせを受け病院に訪れたが、鳴海が発見した際は記憶喪失になっていた。

○用語解説。
Ψ:特殊な超能力。遠くのものを操ったり、瞬間移動したり、火を出したり、色々できる能力の総称。
ディビジョン:Ψを使用するために見る必要がある特殊な映像。自我と識閾下を乖離させることができる映像。
また、高解像度の映像を見た者は自我をA世界に停滞し、特殊な映像を見ない限り戻ることができない。
識閾下:人間の無意識な行動を司っていて人間の行動の99.9995%を支配しているとされている。
また、人間が行動を起こす際、0.5秒前には脳に行動を起こす準備を促している。
例えばボールを投げようと自分が思い、腕をあげる0.5秒前には既に腕をあげ始めているというようなこと。
A世界:ディビジョンを見たとき、乖離された自我が停滞する世界。街はそのままでも、動物や人の存在がなく、まるで世界の終わりみたいな世界。
コデックス:乖離された識閾下を自我に戻すことができる映像。

以上が主要人物紹介と簡単な用語解説です。

334 :12Rivenストーリ2長いです^^;:2009/01/18(日) 02:31:31 ID:XAvb/5+10
○プロローグ
錬丸が差出人不明のメールを受け取る。内容はミュウがインテグラルにて殺されるから助けに行きなさい的な内容。
ミュウというのは小さい頃の幼なじみで、引っ越してしまってからはずっと会っていなかった少女だった。
ミュウを助けるためにインテグラルへ向かう。
同時刻。鳴海が真琴からメールを受け取る。内容はミュウという少女が殺される。『第弐エクリプス計画』を阻止せよという内容。
またそのメールには錬丸は敵ではないと記されていた。そのメールを不審に思うも、インテグラルへと向かう。
錬丸がインテグラルに到着。中を捜索するもいないため屋上へと向かう。屋上にてメイに襲われているミュウを発見。
助けに入るもメイに一蹴されてしまう。
鳴海がインテグラルに到着。助けに入るが鳴海もメイに一蹴され拳銃を奪われ、手錠で手すりに拘束される。
その直後、チサトがミュウを助けに入る。
Ψによる超能力バトル勃発。メイがチサトを圧倒し、チサトの腹部に銃を3発発砲。
錬丸がチサトとメイのバトルの隙をついて、ミュウと逃げる。しかし、チサトを倒したメイに発見され、銃を突きつけられる。
絶対に助けると誓った錬丸は銃弾を避け、ガラスを突き破り、ミュウとともに下にあるプールに落下する。
その瞬間。ミュウは大丈夫だと言い、錬丸に「ディビジョン」を見せるのだった。

以上が、プロローグ部分。
錬丸が~と書いてあるのは錬丸視点。鳴海が~と書いてあるのが鳴海視点になります。
それから個別ルートへと分かれるのですが、長いので真相ルートつまり種明かしのルートの『Ψルート』の紹介をしていきます。

まずこのお話。ややこしいです。
錬丸ルート、鳴海ルートのプロローグは同じ日、同じ場所で起きている出来事とプレイヤーに錯覚させているからです。
実際には錬丸ルートは5月20日~21日に起こったことであり、鳴海ルートは5月21日~22日に起こったことです。
また登場人物は名前が違っても実は同じ人、という誤認またはそう認識させるための行動が起きています。

○Ψルート
12:00~14:00
・20日/A世界
錬丸、ミュウがプールから出てホテル[Le Grantis]を脱出する。そこから離れている途中、周囲に人の気配がないことに気づく。
助けを求めて警察署に入っても人がいなかったが、扉の奥からマイナという女性と遭遇。
錬丸、ミュウ、マイナで近辺を捜索してみるも、人や動物がいないことが分かり、途方にくれる。
マイナがここは世界の終わりではないかと言い出す。
一回分かれ、3人個別で捜索するもなにも見つからず、また場所を移動。

・21日/現世界
鳴海がチサトを病院に搬入する。大手町と合流する。大手町のパソコンにて、錬丸とミュウのレンダリングを作成。捜索手配を頼む。
ある少年がチサトの手術室に乱入。鳴海と大手町がこの少年を保護し、事情を聞くため、喫茶店に入る。
だが、少年は健忘状態らしく、自分の名前も思い出すことができないという。
鳴海は少年が持っていた[理文学園第六高校(リブロク)]の学生証から伊野瀬オメガであり、チサトの双子の弟であると判断する。
オメガを精神科医に預け、喫茶店で真琴から「[インテグラル・タワー]へ向かって欲しい」という内容以外のメールが送られてきていたことに気づく。
喫茶店にて、メイを最優先で確保することを大手町と確認する。

335 :12Rivenストーリ3長いです^^;:2009/01/18(日) 02:33:28 ID:XAvb/5+10
14:00~19:00
20日/A世界
移動中、マイナを怪しんだ錬丸は距離を取らせ、ミュウにメイについて問いただす。
ミュウは「知らない」と言うばかりで情報を得られない。逆にミュウが錬丸に「ある約束」について聞くが、錬丸は忘れていて、ミュウが怒る。
その会話中、ミュウが頭痛を訴えうずくまる。マイナと合流し、ミュウの頭痛が治まるのを待って移動を開始、道の先に発炎筒の煙が見える。
近づくとバスがあり、そこに高林という男が率いる『志村クラブ』に囲まれ、『志村クラブ』の主宰がいるホテル[Rev.]へ連れて行かれることになる。
ホテル[Rev.]に到着。なぜか錬丸だけ『志村クラブ』主宰がいる部屋、ホテルの最上階『Heavens』に行くことを許される。
マイナ、ミュウと別れ、最上階へと移動し主宰、慎久郎と会い、トリックアート「ALL IS VANITY」についての話を聞く。
また、彼から『志村クラブ』の対立組織『ミラージュ』の隊長宛の封書を渡される。
錬丸はミュウ、マイナを連れ『ミラージュ』をよく見かけるという[インテグラル・タワー]へ。

21日/現世界
真琴からのメールを鳴海に見せ、そこから真琴がホテル[Rev.]の612号室にいたことを突き止めると、オメガを大手町に任せ、鳴海はホテル[Rev.]へ。
鳴海はホテル[Rev.]の612号室に到着。中を調べるが真琴はいなかった。バスルームに入ろうとするもロックされていて入れなかった。
そこにボスが現れ、金ノコでロックを切る。中で喉を切断された真琴を発見する。
またバスタブの中は血で真っ赤になっていて、バスローブ内は血の匂いで充満しており、それらが過去のトラウマからか、鳴海の気を失いかけさせる。
ボスが真琴を病院へ搬入。鳴海は室内の捜査を続行した。鳴海が室内で真琴が残したと思われる死神の人形と白いUSBを入手。
鳴海が白いUSBを確認するため、公安部に戻る。
白いUSBの音声ファイルから公安部にスパイがいること。自分の捜査が「『第弐エクリプス計画』について」だったこと。
詳しいことは別のものに入れておいたことが分かった。また同じくUSBに入ってた画像ファイルから[宵木公園]にヒントがあることを突き止める。
公安部にボスが到着する。ボスから真琴が一命を取りとめたことを伝えられる。
また、ボスから本来の仕事である『志村クラブ』の調査に戻るよう言われる。
鳴海はそれに反抗。しかし、大手町が病院で待っていると告げられ、病院へ向かう。
鳴海が病院へ到着。大手町と合流し、オメガが最近流行りだした『エクリプシー』という病気の疑いがあるとのことを告げられる。
エクリプシーとはまるで感情を持たないかのように行動し、意思を持たないため、簡単に人の言うことを聞くというような症状が現れるのだと言う。
その後、鳴海はオメガをつれて[リブロク]に連れて行くことに。
鳴海とオメガが[リブロク]に潜入、オメガの自室にてボスと合流するがボスの命令でオメガは部屋の外へ待機させた。
オメガの自室を捜索開始。クローゼットから『リミナリティ』のバッヂ、冷蔵庫から袋に包まれた馬の首を発見する。
その直後、オメガがいなくなっていることに気づき、[リブロク]内を捜索。
メイがΨクリミナルをつれて、病院を襲撃。
オメガが見つからず、探すことを止めようとした直後、大手町から連絡。病院が何者かの集団に襲撃されていると報告を受け、急いで病院へと戻る。

336 :12Rivenストーリ4長いです^^;:2009/01/18(日) 02:34:46 ID:XAvb/5+10
19:00~0:00
20日/A世界
[インテグラル・タワー]に到着後、『ミラージュ』が見当たらないためタワーの中へ、ミュウが1人で捜索している間、錬丸とマイナは非常階段へ。
マイナがナットを発見。錬丸に渡す。また彼女が見たという日蝕やヴィーナス・トランジット(金星が太陽の前を通る天文現象)について会話。
『ミラージュ』が[インテグラル・タワー]下に集まってくる。拠点へ戻ろうとする『ミラージュ』についていくことにした錬丸、ミュウ、マイナ。
錬丸はその際、誕吾と知り合う。その後、『ミラージュ』隊長の遊々と会う。遊々に慎久郎の封書を渡すが、遊々はそれをすぐ読まなかった。
『ミラージュ』の本拠地[百貨店]に到着。食料庫にて『ミラージュ』隊員に「ロード・モンド・エイド(血の味がすると栄養剤)」を薦められるが、錬丸は口に合わず吐き出してしまう。
遊々に本拠地を案内され、屋上の観覧車にて会話。それを目撃したミュウがやきもちを焼き、錬丸に怒る。ミュウの誤解を解くため、遊々から映画のチケットを貰う。
錬丸はミュウを映画に誘うが、ミュウの怒りは収まっておらず断られ、その場にいたマイナと一緒に映画館へ行くことになる。
錬丸とマイナは映画館にて会話。その頃、ミュウは1人で[理文学園第六高、通称リブロク(メイやチサト、オメガが入学している学校)]に侵入。
だが、警備ロボットに襲われ、学園を出て逃げ回る。
銃声が聞こえ、錬丸とマイナは映画館の外へ、そこでミュウとチサトと合流。チサトはミュウを助けに来たらしい。だが、ミュウは錬丸がマイナと二人っきりで居たことを激怒。
『ミラージュ』本拠地へと戻る。そこには張り紙がある、近くの公園である[宵木公園]にいると書いてある。本拠地内でチサトと会う。
チサトにメイについて。Ψクリミナルの元メンバーでΨが使えること。その上にある組織『リミナリティ』についてを聞く。
錬丸が公園に到着。炊き出しをしているミュウに会うが、冷たくあしらわれる。誕吾が銃を持ってきて『志村クラブ』と決着をつけようと言う。
それに対し、遊々が激怒。誕吾を蹴り、隊員に銃禁止を言う。
錬丸は誕吾から、『志村クラブ』の目的、『ミラージュ』の目的を聞き、慎久郎が元の世界に戻る方法を知っていると突き止める。

21日/現世界
大手町から病院を襲ったヤツらは瞬間移動したりしたことを、ミュウが助けに入ってくれたことを聞く。
ミュウと一緒に真琴の容態を見る。
その後、チサトの手術室前に戻り、執刀医からもってあと半日だと伝えられる。チサトの指に指輪がはめられていることから、婚約者がいたのだろうかと鳴海が考える。
遊々と会い、彼女の担当看護士から遊々は『エクリプシー』だと伝えられる。
真琴の病室に戻り、8年前に一緒に「ヴィーナス・トランジットを見よう」と約束したことを思い出す。
大手町が真琴の病室に現れる。大手町から真琴を鳴海のマンションへと運ぼうかと提案されるが、鳴海はそれを却下。
大手町に『志村クラブ』主宰の居場所を問いただす(大手町が『志村クラブ』の幹部のため)。大手町の話により主宰はホテル[Rev.]の最上階[Heaven]にいることが分かる。
鳴海がホテル[Rev.]に到着。[Heaven]を捜査し、その部屋は前主宰、志村蔵乃助名義で借りられていることが判明。
また、自分の携帯から5月20日の11時頃に、知らない相手にメールを送っていることに気づく(メールの内容はミュウを助け出せという錬丸に送られたものと同じもの)。
鳴海が同ホテルの612号室に移動。窓から[宵木公園]が見れることに気づき、写真と街灯が違うことに気づく。
鳴海が[宵木公園]の街灯下にて、中年男を発見。彼から真琴の手紙と暗号が施された正方形のカードを受け取る。
その暗号が「POOL」と書かれていることに気づいた鳴海は、彼女と初めて出会った場所であるホテル[Le Grantis]へと向かう。

ここで日付が変わる。
錬丸ルート(A世界)は5月20日→5月21日
鳴海ルート(現世界)は5月21日→5月22日

337 :12Rivenストーリ5長いです^^;:2009/01/18(日) 02:36:01 ID:XAvb/5+10
0:00~6:00
21日/A世界
錬丸が単独でホテル[Rev.]に潜入。慎久郎と会い「コデックス」を見れば、元の世界に戻れると聞く。
また、『志村クラブ』前主宰、志村蔵乃助の家へ行くことを薦められ、その場所をマイナが知っていると聞く。
錬丸がホテルのエントランスホールに戻ると、『ミラージュ』と『志村クラブ』が争っているの目撃。
その直後、錬丸がミュウの敵となったと誤解したチサトに襲われるも、チサトを組み伏せる。
その際、チサトからミュウとある施設で一緒で、ミュウに救われたこと。エクリプス計画なる計画が存在することなどを聞く。
その争いを避け、錬丸が公園に戻る。そこでマイナと遊々が会話しているところを目撃、隠れてうかがうことにする。
遊々がマイナに自分はBサイト(脳の機能障害。見えているはずなのに見えなくなる)であると告白する。遊々がその場を去ると、マイナが錬丸を発見。
錬丸とマイナが会話。ディビジョンによる効果(自我と識閾下の乖離時間)は12分が限界という話を聞く。マイナから[志村邸]の情報を得るが、マイナはその場を立ち去る。
錬丸が[志村邸]に到着。そこでミュウと会う。ミュウの誤解が解けるも、[志村邸]がΨクリミナルに包囲されていることに気づく。
ミュウがバスルームの隠し通路があることを知っていて、そこからミュウを逃がし、錬丸は[志村低]のリビングでメイと対面する。
メイから過去に[志村邸]で起こった事件のこと。ミュウはメイの双子の妹であることを聞かされる。
また、メイが12分以上たっても、A世界に存在できることから、メイがコデックスを持っていることを突き止める。
だが、メイに気絶させられてしまう。
意識を取り戻した錬丸が、ミュウを追って、バスルームの隠し通路へ。途中でミュウと合流するが、ミュウが頭痛を訴え、倒れこむ。
隠し通路から出て、ミュウを病院へ。そこであった遊々と治療。看護をいったん遊々に任せ、錬丸は[インテグラル・タワー]でひろったナットを指輪に加工する。
錬丸が看護に戻り、ミュウに指輪をはめようとするが、ミュウの身体が薄れていってしまい混乱してしまう。錬丸は早く戻ることを祈りながら、疲れからその場で寝てしまう。

22日/現世界
鳴海がホテル[Le Grantis]に到着。プール周辺を捜索するも、なにも発見できず、その場で真琴の思い出を思い出す。
真琴がこのプールで溺れ、それを助けてからの付き合いだったこと。実の父親に暴行を受けていたらしいこと。そういう子供を減らすために警察を目指したこと。
そこにミュウが現れ、鳴海にΨについての説明をする。
鳴海が[志村邸]へ移動。リビングにてメイと遭遇するも、トラブル弾を打たれ気絶してしまう。そのさいに緊急連絡ボタンを押し、大手町に連絡をした。
鳴海が気がつくと拘束され、目の前にはメイが。そこでメイにこの屋敷で起こった事件を聞かされる。
それは真稲夫婦殺害事件であり、その夫婦には子供が3人。女の子が1人と双子の男の子と女の子がいた。
その子供が鳴海であり、夫婦殺害の場面に出くわしたことで、血に大してよくないイメージが植えつけられたことを知る。
また、バスルームの隠し通路から幼い双子を抱えて逃げ出したことを思い出す。
メイの言葉により、メイとミュウが自分の弟と妹であることを気づく。メイはそこから立ち去ると同時に大手町が助けに現れた。
大手町が鳴海を背負い、病院へと歩く。鳴海はさまざまな事実を聞かされ、疲れてしまい、そのまま大手町の背で眠りについた。

鳴海が気がつくと、病室の一室に寝かされていた。大手町からの手紙を見て喫茶店へと移動する。
その移動のさい、遊々がICUで眠るチサトを見て「ミュウ」と呼んでいることに驚く。
それとほぼ同時に大手町から電話があり、今ICUで眠っている少女はチサトではないことを聞かされる。
急いで喫茶店へと向かう鳴海。大手町からの報告でチサトと思っていた少女がミュウで、ミュウと思っていた少女がチサトであったことが判明する。

338 :12Rivenストーリ6長いです^^;:2009/01/18(日) 02:37:17 ID:XAvb/5+10
6:00~9:00
21日/A世界
錬丸が目を覚ますと、ミュウが起きていて髪の色を元に戻し(子供の頃は青。今は茶だったのを青に戻した)、錬丸が作った指輪をはめた。
錬丸とミュウがした約束とは「一緒に金環蝕(日蝕の一種)をホテル[Le Grantis]で見る」ということだった。
それを思い出し、ミュウは昨日ホテル[Le Grantis]に訪れたのだった。
錬丸とミュウはホテル[Le Grantis]に向かう。ホテルのプールにてホテル[Rev.]を表す暗号を発見する。
ミュウが屋上へと向かおうとするが、胸騒ぎを覚えた錬丸はホテル[Rev.]に行こうと言い出す。
錬丸とミュウがホテル[Rev.]に到着。『志村クラブ』の面々はいなく、ホテル最上階[Heavens]のバルコニーにてマイナを発見する。
マイナが実は『志村クラブ』の主宰であり、映像として慎久郎を映し出し、自身は声を変えて喋っているだけだった。
マイナから錬丸とミュウの識閾下が24時間ずれていること。マイナ自身の識閾下が20年先にあることを知らされる。
またミュウはマイナが自分の姉の自我であることに気づく。

・現実世界
真琴が鳴海に自分のしていることに気づいて欲しく、さまざまな暗号を施し、ホテル[Rev.]へ。
そして浴槽内に隠れ、その中にてパソコンより流した「ディビジョン」を見て、A世界へ。

・A世界
錬丸、ミュウ、マイナが金環蝕を見る。直後、真琴が3人の前に現れる。目的はミュウを殺すこと。
錬丸、ミュウは真琴と会ったことがあった。
真琴がプールに溺れる前に二人に会い、ホテル[Le Grantis]を並び替えると[インテグラル]になることを教え。
ここで金環蝕を見ると、その二人は永遠に結ばれるというような話をミュウと錬丸にしていた。
だから、二人は[インテグラル]で金環蝕を見ようと約束したのだった。
だが、真琴は「Ψクリミナル」の上位組織「リミナリティ」のスパイであることを伝える。
真琴がホテル[Le Grantisu]で現れたのはミュウを助けるためではなく、メイがミュウを殺すことが出来るかどうかを監視するためだった。
だが、真琴はマイナに諭され泣き始めてしまう。「リミナリティ」を警戒したミュウとマイナは真琴を錬丸に任し、ホテル[Rev.]の外へ。
真琴は錬丸に自動送信の設定された携帯を渡し、消滅。ミュウとマイナが「Ψクリミナル」に拉致される。
錬丸がホテル[Rev.]から出るが、金環蝕を見るため外したコンタクトから、視界が悪く眼鏡をかける。
ミュウとマイナがいないことに気づき、[リブロク]に連れ去られたと考え、急いで向かう。

339 :12Rivenストーリ7長いです^^;:2009/01/18(日) 02:39:40 ID:XAvb/5+10
22日/現世界
ICUにてミュウと思っていたチサトに遭遇。
彼女から自分は『Ψクロン(人為的にΨの能力を使えるように作り出された存在)』であること。
また、それを開発する研究室にメイやミュウとともに捕らえられていたことを聞く。
チサトの本名はギリシャ文字12番目のミュー(μ)であり、ミュウという名は二人もいらないという理由から、実験動物扱いされていた。
チサトはミュウのことを恨んでいたが、ミュウと何度も接していく中、自分が救われていくことに気づく。
また自分にチサトという名をくれたミュウを守ることを誓った。
鳴海はチサトから『第弐エクリプス計画』について聞く。
『第弐エクリプス計画』とは、ディビジョンを世界中に発信し人類をエクリプシー化し、考えることを止めて幸せに暮らすことができるという内容だった。
だが、その本質はエクリプシー状態の人類なら意のままに操れるので、それを使って世界を牛耳ろうという計画だった。
その直後、真琴の病室から銃声が聞こえる。
病室へと鳴海は向かったがそこに真琴の姿はなく、ボスだけだった。
大手町に連絡するとすでにホテル[Rev.]の[Heaven]に移送していることを知らされた。

鳴海がホテル[Rev.]に到着。[Heaven]に入ると覆面の男とオメガが争っているのを目撃。
覆面の男が去ると、オメガに言われバルコニーへと移動。
そこで銃で撃たれた真琴を発見する。
真琴の死を見届けると、鳴海は612号室へ移動。
バスタブに答えがあると伝えられ、バスタブを探る。
そこから発見したのはなんと錬丸だった。


9;00~10:00
21日/A世界
[リブロク]に到着する。その直後、チサトもA世界に現れる。
チサトからセキュリティチェックが厳しく、学校の生徒でないと入れないことを聞かされる。
そのため、錬丸は服を着替え、学園の制服を着て認証用の写真を取る。
チサトが錬丸の着ていた服を持って、現実世界に戻り「リブロク]の学生データをハッキング。
眼鏡をかけた錬丸の写真を自分の弟の伊野瀬オメガとして登録。
チサトがA世界に現れ、錬丸と一緒に[リブロク]に潜入。放送室内にて拘束されているミュウとマイナを発見。
チサトとははぐれるが、すぐさま3人で[リブロク]を脱出。

22日/現世界
612号室にオメガが到着し、鳴海と錬丸を引き離し、争いを始める。
オメガは自分が本物の錬丸であること、真琴を殺したのは錬丸と誤認していたオメガであることを伝える。
だが、鳴海は混乱し、オメガ(錬丸と誤認していた)を逃がしてしまう。
錬丸(オメガで[リブロク]で登録されていたため誤認)からの情報で、鳴海は現状を把握。
そして、鳴海は錬丸からバスタブの底に置かれていた黒いUSBを受け取る。

340 :12Rivenストーリ8長いです^^;:2009/01/18(日) 02:41:52 ID:XAvb/5+10
10:00~12:00
21日/A世界
錬丸、ミュウ、マイナを連れて『ミラージュ』本拠地に到着。そこで遊々と合流する。ミュウと遊々は屋上へ。
錬丸とマイナはその場に残った。マイナが錬丸にA世界と現実世界の関係性について、なぜ錬丸を騙していたのかを語った。
マイナは錬丸がミュウが殺されないようにA世界で起こる出来事を変え見届けてから、現実世界へ戻って欲しいと伝える。
チサトがA世界に現れる。
ミュウ、チサト、遊々がメイから送られてきた動画を見る(メイが誕吾に銃を突きつけ、ミュウに[インテグラル・タワー]に1人で来いと言っている動画)
錬丸、マイナが屋上へ。ミュウがチサトを連れ、観覧車へ。錬丸がメイの動画を見る。
ゴンドラからチサトがミュウと会話。誕吾が実は弟のオメガであることを伝える。
チサトは彼を助けに行くとミュウの腹部を殴り、強引に服を着替える。(これより誕吾をオメガとする)
チサトが現実世界へ。
錬丸がコンドラ内にミュウとチサトがいないことに気づき、観覧車乗り場へ向かい、そこでうずくまっているミュウを発見。ミュウをベンチに運び、錬丸はまた動画を見る。
そこから「ワナダ ミユウ クルナ」のメッセージが隠されていることに気づく。
ミュウが回復し、チサトを追うために、単独で[インテグラル・タワー]へ。
錬丸がミュウを追い、[インテグラル・タワー]へ。到着すると「Ψクリミナル」が行く手を防ぐが、そこに遊々が『ミラージュ』『志村クラブ』を引き連れて到着。
「Ψクリミナル」を遊々たちに任せ、錬丸は[インテグラル・タワー]内部へ。

・現実世界
その頃、現実世界では錬丸の服に入っていた真琴の携帯から、鳴海宛てにミュウという少女が殺されること。
『第弐エクリプス計画』を阻止するために、インテグラルにいってほしいというメールが送信される。
メールを受け、鳴海は[イテングラル・タワー]へ向かう。
そこで鳴海はミュウ(ミュウに変装したチサト。ミュウと誤認))、メイ、錬丸(オメガ。メールに書いてあった錬丸と誤認)を発見する。
助けようとするもメイに手錠で拘束され、銃を奪われる。チサト(チサトに変装したミュウ)が現れ、メイとΨバトルを繰り広げる。
そのさい、錬丸(実はオメガ)とミュウ(実はチサト)が展望台へ。
メイがチサト(実はミュウ)をトラブル弾で気絶を狙い、銃を3発打つ。同時にオメガが展望台から実銃でチサト(実はミュウ)を撃つ。
チサト(実はミュウ)が重症を負う。

・A世界
錬丸が[インテグラルタワー]の展望台に到着。そこで屋上で戦うミュウとメイ、そして手錠で拘束されているマイナを発見。
助けに入ろうとするが、そこにオメガが現れる。錬丸とオメガが交戦する。
Ψを持つオメガと同等に渡りあい、一時は銃を奪うも、オメガが閃光手榴弾で応戦。錬丸は昏倒するが、メイが屋上からオメガに発砲。
オメガを退けると、屋上へと向かいミュウ、メイ、マイナと合流。
メイがミュウと錬丸を現実世界に戻すため、現実世界へ。マイナもその場を立ち去る。
そして、現実世界への帰還を二人で一緒に待つ。

341 :12Rivenストーリ9長いです^^;:2009/01/18(日) 02:43:39 ID:XAvb/5+10
22日/現世界
鳴海と錬丸が『第弐エクリプス計画』を阻止するために、警視庁にて無許可でプラスチック爆弾を持ち出し、[インテグラル・タワー]へと向かう。
『第弐エクリプス計画』は[インテグラル・タワー]の地下にあるサーバールームから発信されると気づいた二人は、[インテグラル・タワー]に爆弾を設置。
だが、そこにオメガが現れる。錬丸の機転により、サーバールームの破壊、及びオメガの撃退に成功したが、錬丸がオメガに撃たれ重症を負う。
鳴海が錬丸を病院に搬入。錬丸の緊急手術が行われる。
そこにメイが現れ、自分と『リミナリティ』との関係について語る。
そして今までの行動が、すべてミュウを守るための行動だったと打ち明けた。

メイと鳴海がICUにて眠る錬丸とミュウの元へ。
メイがミュウ、錬丸、鳴海の脳内にコデックスを流す。
錬丸とミュウの身体がICU内から消える。

錬丸とミュウは現世界22日の[インテグラル・タワー]へと帰還(二人の識閾下は24時間のずれだったため)
そこで抱き合い、二人は永遠の愛を誓うのだった。


以上が大まかなストーリです。
詳細またはここで語られていない色々な設定をしりたいかたは考察サイトにでも。
乱文失礼しました。

343 :ゲーム好き名無しさん:2009/01/18(日) 11:06:35 ID:zZpw66We0
人間関係補足
鳴海は幼稚園の時に事故にあい、その精神がA世界に取り残される(マイナは当時の名字でA世界に取り残された鳴海)
事件解決後の錬丸がマイナにΨの設計図を伝え、遺伝子工学の権威だった鳴海の両親は自分の子供に組み込む。
生まれた双子は鳴海の名前からメイ(鳴)とミュウ(海)と名づけられた。組織の襲撃時に鳴海は2人を連れて脱出。
この時、精神を失っていた鳴海に新たな人格が生まれる(本編の鳴海)。警察に保護されるが双子は組織の手に落ちる。

最終更新:2009年01月22日 01:34