魍魎戦記MADARA2

MADARA2

  • 要約版:要約スレpart2-767

  • 詳細版:part18-94~96・100~102・109~113・130・139~141・190~193


767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/21(土) 20:16:59 ID:BAFJDe2o0
SFCの魍魎戦記MADARA2要約

宇宙誕生と一緒にマダラ(主人公)、ミロク(ラスボス)、サクヤ(中立の女神みたいなもん)が生まれました。
マダラとミロクはず~っとケンカしているのですが、困った事に力は強いので
ヤバイ、宇宙ヤバイ、まじでヤバイよ、マジヤバイ、宇宙ヤバイ
という状況になったのでサクヤが 「輪廻転生って素敵やん?」
バカ二人に提案、それを聞いた脳筋二人は疲れてた事もあり
「その発想はなかったわ!」と転生しました。
バカなので生まれ変わってもケンカしまくりです。
ある時はミロクが「勝ったど~!」 その次はマダラが「勝ったど~!!」
と何度も繰り返していましたが、その繰り返しにミロクは飽きて(マジで)しまいました。
マダラの力も奪えば宇宙が支配出来るとバカなりに考えたミロクは異世界で頑張り
マダラも宿命が何とか~みたいな事を言う前世の自分からメッセージを受け取り
さらわれた幼馴染を探す為にミロクのいる異世界へと旅立つ。
色々あったけどマダラはミロクを倒しました、でもお約束通りミロクは死んでません。

おしまい。



94 MADARA2 sage 2005/08/29(月) 05:30:31 ID:9BXAg1Vp
ようやくクリアしたので投下してきます。

まず最初に世界観の説明、というか言い訳を
このゲームの根底には輪廻の思想が流れており、登場するキャラの多くは前作、
魍魎戦記MADARAに登場したキャラの転生した存在です(多分)。
なのですが、私は詳しくないので、あまり触れずに書かせてもらいます(作中でもほとんど触れられてないし)。


95 MADARA2 sage 2005/08/29(月) 05:31:25 ID:9BXAg1Vp
主人公・神代斑は高校2年生。いつものように迎えに来た妹背すばる(主人公とは遠い親戚に当たる)と共に
学校へ向かう途中、近くにある廃屋の事が話題になる。
何でも化物が出るという噂があるらしく、すばるは新聞部員として調査に行きたいのだと言う。
半ばムリヤリ護衛として着いていくように決められ、仕方なく斑も同行する。

屋敷は町の外れ、森の中にひっそりと立っていた。
すばるの話では、元々この屋敷はすばるの先祖(=斑の先祖でもある)が建てた物で、
男二人と女一人が住んでいたらしい。
崩れた壁を乗り越え、屋敷に踏み入れた二人に影が襲い掛かる。
元剣道部にして現パンクロッカーな斑のケリによって撃退するも、それは確かに化物だった。
噂は真実だった。すばるがかつて見た祖父の古文書に因れば、あれはモウキというらしい。
もう十分だと言う斑に対し、すばるはまだ裏があるかもしれないと言って調査続行。
屋敷の二階で、当時の住人のものと思われる日記を発見する。

まず一人目、ハクタクの日記に書かれているのは以下の内容。
1.マダラがミロク帝を倒して世界を救い、自分とキリンのいる世界にかえってきたこと。
2.自分達が今いる世界がどこかは分からない(別の世界から来たらしい)こと。
3.マダラとキリンは夫婦で子供もいること。
4.自分は年でもう直ぐ死にそうだが、宇宙のどこかで邪悪な力が復活しそうな予感を感じていること。

二人目、マダラの日記
ハクタクが死んだ。けれど、キリンによると死んだのではなく、宇宙のどこかで生まれ変わったらしい。

三人目、キリンの日記
ミロク帝との戦いの後、行方不明だったマダラを探すためにサクヤ姫と約束を交わした。
それはいつかミロク帝が蘇った時にサクヤ姫に力を貸すというもの。
ミロク帝と戦う事が出来るのは、マダラやキリン、或いはその子孫だけであるためだ。
ミロク帝と戦うのは当然のこと。当時の彼女は迷うことなく頷いた。
しかし時が経ち、戦う力を失った頃、キリンは約束の本当の意味に気付いた。
自分はもう戦えない。ミロク帝と戦うのは自分の子孫の役割となる。
自分は子供達にミロク帝と戦う宿命を背負わせてしまったのだと。
悩むキリンに、マダラは答える。その時が来たら自分たちも一緒に戦えばいいと。
そしてキリンの日記は次の言葉で締めくくられる。
「私達はこの屋敷の地下二階で、ミロク帝の復活する時をずっと待つことにします。
 その時が来たら、また会いましょう」



96 MADARA2 sage 2005/08/29(月) 05:32:24 ID:9BXAg1Vp
キリンの言葉に従い地下二階を目指す二人。
道中出会ったモウキを倒すと、ペンダントを落とす。
それはすばるが祖父からもらったペンダントにそっくりなものだった。

地下二階。そこで二人はマダラとキリンに出会う(幻?)
マダラ達は斑達を自分の子孫と呼び、ミロクと戦う時が来たのだと言う。
サクヤ姫を探し、その指示に従えと言い残し、彼らは先に異世界へと旅立っていく。

サクヤ姫。その言葉にすばるは覚えがあった。町の北にある神社が奉っている神の名前がそれだった。
奇しくもその神社はすばるの祖父が古文書を奉納していた場所でもある。
翌日に調査することを約束し、二人は一旦別れる。

そして翌日。
神社へ向かう道中、すばるは神前に武器を持っていくのは失礼だと言って、はずすことを進めてくる。
その申し出を丁重に断って社へたどり着くと、そこでは一匹のモウキが待っていた。
先日拾ったペンダントを取り返すために待っていたらしい。
モウキによるとペンダントは時空を超えるための扉を開くための鍵で、三つ揃うと力を発揮するのだと言う。
ミロク帝をこの世界に呼ぶためにペンダントを奪いに来るモウキ。
ついでにすばるに化けていたモウキも正体を現し、二対一の戦闘となる。
戦闘後、すばるの行方を問う斑に、モウキは異世界へ送ったと答える。
すばるを生贄とする事で、ミロク帝は破壊の化身、ダキニ天帝として蘇るのだと言う。

モウキを倒した事で、すばるのペンダント、屋敷で拾ったペンダント、モウキの持っていたペンダントの
三つが揃い、時空の超える扉が開いてサクヤ姫が顕現する。
サクヤ姫は斑がミロクと戦う宿命にあると話し、ミロクと戦うことを要請する。
斑もまた、すばるを助け、そのカリを返すためにミロクと戦うことを承知する。
そして斑はサクヤの力によって異世界へと旅立つ。
が、その途中でミロク帝の妨害に遭い、斑はサクヤとは離れ離れになり、一人で異世界に放り出されてしまう。

100 MADARA2 sage 2005/08/29(月) 16:19:09 ID:IwWNCJMe
異世界で倒れていた斑は、一人の男に助けられる。
男の名前はカラ。狩人をしているらしい。
カラの小屋で休ませてもらった斑は、そこでカラもまた異世界から来た人間であることを知る。
しかも彼は記憶を無くしており、カラという名前さえも他人が付けたものだと言う。
すばるの情報を求めて斑は近くの村を目指す。付近にはモウキが出没するらしく、
危険だと言ってカラも付いて来てくれる。
村について情報を集めようとするも、よそ者と言うことでまともに話もしてもらえない。
そこで村長に恩を売るために近くの塔に住み着いたモウキを倒すことに。

塔にいたモウキはジャトとカンホウリュウキの部下であると言い、
斑のことを「サクヤの手先」、そしてカラのことを「光と闇の出来損ない」と呼ぶ。
それがどういう意味なのかを問うことも無く、戦闘になる。

モウキを倒して村人は好意的になったものの、大した情報は得られない。
唯一の手がかりは近くに住むという仙人・カルパの存在だけだった。
話に従って洞窟を訪ねると、そこでは二匹のモウキが一人の男を脅していた。
一匹は半人半蛇の姿をしたモウキで、カンホウリュウキと名乗る。
もう一匹はオカマ言葉で喋る、直立したウサギ型モウキのジャトだった。
カラとジャトはなにやら縁が有ったらしく、ジャトと会うことでカラの記憶が少し戻る。
カラの本当の名前は影王。
ジャトが言うには「光と影の呪われた落とし子」であるらしい。
その言葉の意味を尋ねても答えてはくれず、カンホウリュウキが襲い掛かってくる。

カンホウリュウキを倒すとジャトはさっさと逃げていく。
(ちなみにカンホウリュウキはジャトの配下ではなく、同格のような印象です。)
助けたカルパは影王について教えてくれる。
今の影王は真の影王ではない。
本来の影王は本来の影王は光と闇の二つの要素を持つ男だったが、今は闇の要素が抜け落ちているのだと言う。
今のまま平穏に生きるのもいいと言うカルパに対し、カラは本当の自分を取り戻したいと答える。
カラの願いに応えてカルパが呪文を唱えると、カラの姿が消える。
カルパが言うには、カラは今自分の闇の力と戦っていて、
光のカラが勝てばまた斑の前に仲間として現れることになるらしい。

カルパはまた斑についても語る。
ミロクと戦う宿命を受け入れなければマダラにはなれないと。
マダラとは以前ミロクを倒した勇者の名前だが、
同時にミロクを倒すことの出来る大いなる力の呼び名でもあるらしい。
すばるを助けるためにはミロクは倒さなくてはならない。
仲間を集めてマダラの力を使ってミロクを倒せと言うカルパの言葉に従い、
斑はコーサラ王国の賢者タタラのもとへ向かう。


101 MADARA2 sage 2005/08/29(月) 16:19:48 ID:IwWNCJMe
コーサラ王国には直ぐに着いたものの、王宮には入れてもらえない。
取り合えず名を上げるために、近くに出る山賊退治に向かう。
山道の途中、一人の男が倒れているのを発見する。
男の名はセイシンジャ。山賊退治に来たが、負けたらしい。助けると仲間になってくれる。

セイシンジャの助けも借りて山賊を倒すと、ようやく王宮に入れてもらえる。
事情を話すとタタラはすばるの居場所を探す約束をしてくれるが、代わりに一つ依頼をしてくる。
王家に伝わる名剣が海に沈んでしまったので、それを探してきて欲しいとの事だ。
斑たちは快諾し、剣を載せた船が沈んだ海の近くにある村へと向かう。
また、それとは別にこの城では一人の少女が仲間になる。
彼女の名前はフヨウ。彼女もまた記憶を失っており、唯一覚えているユイマンという場所をさがすため、
斑たちと行動を共にする。

名剣の情報を追って人魚の国まで行くと、ジャトと再開する。
どうやらジャトはユイマン国への入り口を探しているらしい。
斑たちに気付くと、ジャトはアンダカに戦闘を任せて自分は逃げていく。
倒すと人魚の女王に礼を言われ、名剣も渡してもらえる。

剣を取り戻して王宮に戻ると、タタラがすばるの居場所について調べてくれている。
すばるの波動は二箇所からするという。
一箇所は地底深く。伝説の地底世界にあるユイマン国にいるらしい。
ユイマン国にはサクヤ姫がいるらしいが、行き方は不明。
もう一つは王宮の北、邪悪な神官が住むという塔からだった。
神官はミロクの手先であり、ミロクの化身、ダキニ天帝を呼び出す儀式に関係してるのだろうとタタラは言う。
塔へ向かった斑達はミロクの神官と対峙し、そこですばるがダキニ天帝に捧げられたことを知らされる。
神官を倒すと最後の力でダキニ天帝を召喚し、コーサラ王国は壊滅する。

何とか生き延びた斑達は、同様に生き延びていたタタラと再開する。
タタラはダキニ天帝とすばるについて教えてくれる。
ダキニ天帝とは、ミロク帝の七つある姿のうちの一つで、破壊の化身。
しかしそれを呼び覚ますためにはマダラの血を受け継ぐものを生贄にする必要がある。
すばるはその生贄とするためにさらわれたのだという。
しかし、すばるの波動はユイマン国からも感じられた。
これはすばるの魂だけは逃げ延び、ユイマン国に行っているためだろうと、タタラは推測する。
そしてすばるを完全に生贄にする事が出来なかったため、ダキニ天帝の復活も不完全なものだった。
今はダキニ天帝は繭の中で力を蓄えている。完全に目覚めるまでに力をつけて戻って来いと言われ、
斑は旅立つ。まずはタタラの言葉に従ってロウラン国のジョフクを目指す。
その男がユイマン国への行き方を知っているはずだった。

ロウラン国へ行くと、ジョフクには簡単に会える。
ジョフクによるとユイマン国とは千年王国(アガルタ)とも呼ばれる場所で、
サクヤ姫が治めており、ミロクの力も届かない地底世界だと言う
言い伝えではユイマン国へいけるのは5枚の石版を集めた勇者だけだと言う。
ジョフクによると斑も勇者の一人だが、一人ではミロクに勝てないので仲間を探せと言われる。
5枚の石版の内1枚は長城を越えた地にある事が判っているが、長上を超えるためには4枚の石版が必要になる。
斑達は4枚の石版を探す事となる。


102 MADARA2 sage 2005/08/29(月) 16:21:22 ID:IwWNCJMe
ここから先は石版を探して自由に世界中を旅することになります。
なので決められた順番は無いのですが、取り合えず簡単な方から順に書いていきます。

109 MADARA2 sage 2005/08/30(火) 00:12:43 ID:+vuYVuaP
石版集め ロウラン国編

一行はまずロウラン国内にある石版を求め、ダリアの村へと至る。
そこは絶え間ない地震に襲われている村だった。
街で聞き込みを行うと、北の洞窟にモウキがいる事、
南の火山洞窟にいる火の神が地震を起こしているという二つの噂を聞く事が出来る。
北の洞窟に行かなくても話は進みますが、行くとジャトに会えます。
相変わらずユイマン国への入り口を探しているようだ。
一方南の洞窟へ行くと、青の石版が手に入る。
石版に宿った青龍の話によると、損得を超えて村人を助けようとする勇者を呼ぶために地震を起こしてたらしい。
取り合えず簡単に一枚目の石版をゲット。

ダリアの村から南に下っていくと、真っ赤な水の流れる川の辺にチャンパ村を見つける。
村長に会うと、川上の洞窟に住み着いたモウキの仕業で、助けて欲しいと言われる。
村長の家から出ると、一人の老人に話しかけられる。
モウキのすむ洞窟にある宝珠を取ってきて欲しいと言うのだ。
老人によると、その宝珠とはかつて栄えていたロウラン王国の力の源だったもので、
それが盗まれたためにロウラン王国は滅びてしまったのだと言う。
老人は宝珠を盗んだ人間の子孫で、宝珠があればロウラン王国を蘇らせられるらしい。
洞窟へ行ってさくっとモウキを倒すものの、宝珠は欠けてしまっている。
それでも一時なら王国を蘇らせる事が出来るかもしれないと言われ、
かつて王国のあった場所で宝珠を使うと、1000年の時を超えてロウラン王国が蘇る。
繁栄を誇ったと言われる王国だけあり、店の品揃えなどは最高レベルですが、住人たちは腐ってます。
一歩王国を出ると幻のように王国は消えてしまいますが、
王国で出会った唯一の良識老人であるハクタクだけは付いて来て、仲間になってくれます。


110 MADARA2 sage 2005/08/30(火) 00:13:20 ID:+vuYVuaP
石版集め ランクァ国編

この国は三人の王によって治められている。
中央の半島を長兄のメーガンダが、
東の半島を次兄のマダラが、
そして西の半島を妹のビビーシが治めている。

まず一行が西の半島に行こうとすると、関所でモウキに襲われている女性に出会う。
彼女がビビーシで、助けると礼を言われ、色々と話が聞ける。
まず、彼女達の父が石版を持っていたこと。
その石版のある旧王宮へ入るにはビビーシたち三人が持つ三つの鍵が必要なこと。
メーガンダとマダラが戦争を始めそうで、彼女は二人を説得に行く途中で襲われたこと。
マダラは優しく、戦争を仕掛けるような人間ではなかった事などが聞ける。
一向は石版を得るため、ランクァ王国を救うためにマダラの元へ向かう。

マダラ王国王宮で王様ぶっていたモウキをぶちのめし、大臣を助け出す。
マダラはモウキ捕らえられ、その黒幕はグメイヤ王国らしい。
グメイヤ王国に乗り込んだ一行は、マダラを探して国の中心である寺院に忍び込む。
そこには捕らえられたマダラと、それを脅しているジャトがいた。
ジャトはユイマン国への鍵である石版を探し、そのために必要な鍵を持つマダラをさらったのだ。
隙を見て何とかマダラを助け出すものの、ジャトとグメイヤ王に見つかってしまう。
ジャトがけしかけてくるセツハコウシを倒すと、グメイヤ王に掛けられた魅了の魔法が解け、
ジャトはいつものように逃げていく。
マダラを助けてグメイヤ王も正気に戻った事でランクァ王国の騒動は一件落着。
白の石版が手に入り、ついでに自分の未熟を感じたマダラも見聞を広めるため仲間になる。

ちなみに、このマダラは単に伝承にある名前を付けられただけの人間で、マダラの力は受け継いでいません。
仲間になるキャラの内で唯一の非宿命戦士です。


111 MADARA2 sage 2005/08/30(火) 00:13:53 ID:+vuYVuaP
石版探し ファースィー王国編

宝があるといわれる遺跡を進んでいくと、カンホウリュウキと再開する。
カンホウリュウキはミロクの命令で来たのでははなく、
ミロクと斑を会わせるわけにはいかないと考えて、自分の意思で戦いにきたらしい。
カンホウリュウキを倒すと、捨て台詞を吐いて逃げていく。
遺跡の最奥からはクリュウモンジョが見つかる。内容は以下の通り。

その1 はるか昔、大宇宙の生まれし頃混沌の中から、3つの輪廻の力、あい分かれたり。
    それぞれをミロク、マダラ、サクヤという。
    この3者、互いに争いながら永劫のときを費やせしも、ついに勝敗はつかず。
    そこで、ミロク、マダラ、そしてサクヤはお互いにある約束を結べり。
    ミロクは世界を破壊し、マダラは世界を救い、サクヤは再び世界を生み出す。
    3者は約束の通り、この輪廻をくりかえせり。

その2 輪廻が一度まわるとミロクはまた復活し、モウキとともに世界に降り立つ。
    その姿は破壊の化身ダキニ天帝となり、地上における、ありとあらゆるものを焼き尽くし、滅ぼしつくす。
    世界は最後の時を迎えん。

その3 ダキニ天帝の現れし時に、世界のいずこかに救いの神あらわれん。その名をマダラと言う。
    マダラ、異世界よりの勇者を集い、その力を集めて必ずやミロクを倒さん。
    サクヤ、またこれを助け、新たなる世界を生み出さん。
    これ即ち輪廻の宿命なり。神、或いは神と見紛うほどの力を持ちたるものといえども、
    この宿命より逃れることあたわず。

ファースィー王国首都は、王ではなく法王・ダハーカが実権を握っていた。
一行は反対派の僧侶たちの協力を得て、モウキと噂されるダハーカに近づくことに成功するが、
後一歩と言う所で罠に掛かり、死者の谷と呼ばれる場所へ落とされてしまう。
モウキの溢れる谷を上っていくと、やがて廃城にでる。そこでは影王が斑達を待っていた。
あれから、カラは闇の自分と戦い、取り込む事で真の影王になった。
しかし、闇のカラはダハーカの下にいたため、怒ったダハーカによってこの城に閉じ込められていたらしい。
再び仲間になったからと共にダハーカを撃破。
ダハーカは最後にミロク帝に今一度のチャンスを願い、ミロクがそれに答える声が聞こえる。
ダハーカが倒れた事でファースィー王国の争乱は収まるが、石版は見つからない。
聞き込みを続けていくと、ファースィー王国南西のオアシスで、地下から謎の声が聞こえること、
そこにウサギのようなモウキ=ジャトが向かった事が分かる。

オアシスにある井戸から地下に進んでいくと、モウキとジャトが言い争っている。
モウキは石版を探してたらしいが、ボケて目的もジャトのことも分からなくなっているらしい。
モウキはジャトに襲い掛かるが、ジャトは主人公達に押し付けて逃げていく。
モウキを倒して赤の石版を入手。





112 MADARA2 sage 2005/08/30(火) 00:14:41 ID:+vuYVuaP
石版集め ヤワト編

ヤワト国キオウの街で甲賀三郎と会う。
三郎はマダラを破壊神だといい、バサラを開放するときが来たと言い残して消える。
ヤマヒコの里で再び三郎と会う。
三郎はバサラはマダラの力を受け継ぐ一人で、戦いに生きる定めにあるといい、ヤマヒコの里を焼き払う。
バサラは仇を討つため仲間になり、三郎を追ってキオウの王宮へ行く。
キオウの王宮には、ダキニ天帝の人形があった。
ブンカンが人形を使ってキオウを支配していたのだ。
三郎はそんな国を破壊しようとマダラの力を利用したのだ。
文官を倒し、三郎とバサラは対決する。
一瞬の交錯。倒れたのは三郎だった。彼は戦わなかったのだ。
「これからの世界はお前たちが作る。俺のような人間は必要ない」
そういい残して三郎はこの世を去る。
バサラは自分達の宿命に遣り切れないものを感じながらも、斑たちの仲間となる。

その後バクフのリョウメンスクナ(モウキ)と戦っているシシマルに協力し、黒の石版をゲット。
シシマルも仲間に。

4枚の石版を集めてジョフクの元に戻ると、ユイマン国について調べてくれている。
ユイマン国への扉は長城の北、「最果ての城」に鍵があるらしい。
石版を使って長上の扉を開く。と、突然ジャトが一行に先んじて駆け込んでいく。
どうやら石版を集められなかったので、斑たちが扉を開くのを待っていたらしい。
ジャトには遺跡の奥で追いつけるが、そこで眠っていたモウキをと戦っているうちに逃げられてしまう。
モウキを倒し、一行は大陸最北、ムグリの地へと至る。

113 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2005/08/30(火) 04:08:51 ID:PvQje44F
MADARA2の人乙です
マダラはゲームに小説にいろいろ展開してたけど、漫画のやつしか読んでないので興味津々です

130 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2005/08/30(火) 22:47:49 ID:A8yP40Nf
いろんな人乙

MADARA2は前作だけでなく、漫画数種類全部知らないとキャラの前世とかわからないね
影王がマダラと双子の兄弟だったとかぜんぜん関係なくなってるのかな

139 MADARA2 sage 2005/08/31(水) 02:26:33 ID:f5B9IzVs
長上を超えた一行は、そこで遊牧の民、ムグリ族に出会う。
よそ者は受け入れないムグリ族だったが、手合わせで力を示すと、強者として歓迎してくれる。
ムグリ族のキャンプで、一行は草原の皇子・カオスと出会う。
カオスに因れば最果ての城のことは部外秘であり、自分の父である長老以外は知らないと言う。
斑はカオスと話し合い、彼が行っているモウキ退治を手伝う代わりに長老に話をつけてもらう約束をする。
カオスが追っているのはカジャムという名のモウキだった。
カジャムは元々はムグリの民で、勇者と呼ばれるほどの力を持つ男だった。
しかし反乱を起こそうとして失敗。かつて邪悪を封じたと言われている迷宮に葬られたのだという。
カジャムが死んでから数十年(ゴメン、うろ覚え)は何事もなかった。
しかし最近になって強大な力を迷宮から感じるようになったのだと言う。

カオスと連れ立って迷宮へ。
最奥でカジャムを倒すと金の石版を落とす。
ミロクの復活で力が増したのか、石版の力を利用して復活したのかは分からなかったが、
ともあれカジャムの脅威は去り、長老から最果ての城の場所を聞く事が出来る。
ついでにカオスも仲間に。

最果ての城にたどり着くと、主人が迎えてくれる。
「武器を外してゆっくりしてください」
どこかで聞いたような言葉で歓待してくれようとしたその時、ジャトが現れて言う。
「ちょっと、勝手なマネしないでよ、カンホウリュウキ」
同じモウキであるはずのジャトに看破され、カンホウリュウキは悔しそうに正体を現す。
カンホウリュウキはミロクの命令ではなく、斑達の命を狙っていた。
その理由を問う斑にカンホウリュウキは答える。
斑たちではミロクには勝てない。だからこそ斑とミロクが出会えば世界が終わってしまうのだと。
その真意を問うまもなくカンホウリュウキとの戦闘になり、勝つと捨て台詞を吐いて逃げていく。
(ジャトは戦闘前に逃げてます)
カンホウリュウキを倒した事で魔法が解け、本当の最果ての城が姿を現す。
そこでサクヤ姫の神官であるサズチからユイマン国への道を聞く事が出来る。
だが、ミロクの力が増しているのか、近頃ではユイマン国にもモウキが出るようになっているらしい。

ユイマンへの道は五つの石版によって開かれた。
と、その時またジャトが横から駆け込んでいこうとする。
が、さすがに二度も同じ手には引っかからない。
斑たちに囲まれて怯えるジャト。
小憎らしい奴だが、先ほどカンホウリュウキの罠から助けてもらった恩もある。
とりあえずは見逃してやることとする。
ジャトは連れて行ってと喚くが、その前でユイマンへの扉は無情に閉じられる。


140 MADARA2 sage 2005/08/31(水) 02:27:08 ID:f5B9IzVs
洞窟を抜けると大きな川が流れており、そのほとりに一軒の小屋が建っている。
いってみるとどうやら渡し場らしく、何人かが談笑している。老人が多いようだ。
ユイマン国へ渡りたいと話すと、渡し守はユイマンには定められた者しかいけないという。
それでもと頼む斑に、渡し守は一つの条件を出す。
まだ一人定められた者が来ていない。そいつを連れてきてくれと。
いわれた場所に行くと塔が立っており、その最上階に一匹のモウキがいる。
モウキは塔を地上まで伸ばし、帰るつもりだったらしい。
倒すと、モウキは悔しそうに呟く。
これでもうモウキを殺す事が出来なくなるのが無念だ、と。
斑に自身もモウキだと指摘されると、信じられないという様子で倒れ、小さな珠になる。
戻って渡し守にモウキしかいなかったと告げると、それでいいのだと言われる。
あのモウキは元は立派な戦士だった。しかしある時不意を疲れてモウキに殺されてしまい、
それを無念に思ってモウキに成り下がって地上への塔を造り続けていたのだと言う。
最後の一人が来た事で、船を出す準備は整った。
話していた人達は全員小さな珠となり、そして渡し守が言う。
「さあ行こうか、彼岸の国へ」

ユイマン国ミナカタにたどり着いた斑達は、そこで一人の少女に出会う。
妹背すばる。
探し続けた彼女にようやく斑は再会できたのだ。
すばるは一度モウキにさらわれたのだが、サクヤ姫に助けられ、
いつか斑が助けに来てくれると信じて待ち続けていたのだと言う。
喜ぶ斑に、しかしすばるは完全には助からなかったのだと言う。
身体をダキニ天帝の生贄として捧げられ、今のすばるは魂だけの存在になってしまっていた。
ユイマン国は生者と死者が共に暮らせる世界。
だから魂だけのすばるでも生きていけるが、このままでは元の世界には帰れない。
ダキニ天帝の下にある身体を取り戻さなければならない。
しかし、今の斑達の力ではダキニ天帝に勝つことは出来ない。
サクヤ姫の提案で、斑達はかつてミロク帝をも恐れさせた三種の神器を探すこととする。


141 MADARA2 sage 2005/08/31(水) 02:28:02 ID:f5B9IzVs
まずはヤタノカガミ。
滝の裏に隠された社に取りにいくが、鏡は見当たらない。
周囲を調べてみると、社の裏手に穴が空いている。
穴を調べてみると、置いてきたはずのジャトがいる。
どうやら頑張って地上から穴を掘ってきたらしい。
とはいえここがユイマン国だとは気付いていないらしく、
配下のモウキに「ユイマン国への道を探すのよ!」と喚き散らしている。
そのジャトの下に配下のモウキがヤタノカガミを持ってくる。
が、その価値が分からないジャトはそれを投げ捨ててしまう。
すると鏡から化物が現れ、ジャトに襲い掛かる。
知らない中でもないので助けてやると(選択肢が出る)、ジャトは逃げていって鏡をゲット。
その後クサナギノツルギ、ニサカノマガタマも入手(特にイベントはない)
ミロクに対する力を手にした斑達は、決着を着けるためダキニの眠るコーサラ王国へ戻ります。

ちなみに、ユイマンではフヨウがユイマンの姫様であった事が判明します。
サクヤがミロクの神官とすばるを奪い合った時、間違ってミロクの神官に連れ去られたらしい。
素性の判明したフヨウですが、ミロクを倒すことこそが宿命として、旅は続けてくれます。

地上に戻った一行は、そこでタタラの使いに出会う。
タタラはあの後も何とか生き残り、コーサラ王国近くの岩山に砦を築いていた。
タタラに因れば、ミロクは未だ完全な覚醒を果たしてはいない。攻めるなら今しかない。
タタラ達反ミロクの戦力が城外で派手に暴れ、その隙に斑達は地下通路からに忍び込む。
長い回廊を越え、ようやくたどり着いた謁見の間を埋め尽くすように、ダキニ天帝は巨大な繭の中で眠っていた。
斑達が近付くとダキニ天帝は目覚め、襲い掛かってくる。

不完全とは言え恐ろしい強さを誇るダキニだったが、クサナギノツルギの力も借り、何とか倒す事に成功する。
ダキニは最後の力で崩壊を望む。
王宮は崩れ去り、全てが暗闇に包まれ、気が付くと元の世界に返っていた。

全ては夢だったのだと納得する斑。
背中からは「早く学校に行きなさい」との母親の声。いつものようにすばるが迎えに来る。
そしていつものように二人で学校へ・・・・ではなく、町外れの神社への道に連れて行かれる。
いぶかしむ斑。
すばるは言う「ダキニ天帝は倒したけど、ミロク帝との戦いはまだ終わってないわ」
すばるもまた、キリンと同様にサクヤ姫と約束を交わしていた。
何があってもミロク帝の力が消えるまでは一緒に戦うと。
アレは夢だったと言う斑に、三種の神器を見せるすばる。
ダキニを倒しただけで十分。あとは向こうの世界の仲間に任せればいいと斑は言うが、
すばるは自分達は鍵なのだと反論。マダラの力を継ぐものはたくさんいる。
しかし、ミロク帝と戦うために合体する時は鍵が必要になるとサクヤが言ってたらしい。
一人でも戻ると言うすばるに斑も折れる。
サクヤの言葉に従って神社へ向かうが、そこに有ったはずの神社は無くなってしまっている。
代わりに一匹のモウキがいる。ダキニが倒れた際、斑達と一緒にこの世界に飛ばされてきたらしい。
世界を渡るのに必要なヤタノカガミを奪うために襲い掛かってくる。
モウキの言葉からヒントを得、森の中にあったストーンサークルから再び異世界へ

190 ネギま! 二時間目 sage 2005/09/03(土) 04:10:33 ID:wDgboABi
異世界へと戻った斑達は、そこでサクヤ姫や仲間たちと再会し、ミロクのいる夢幻郷へと向かう。
夢幻郷への洞窟では、カンホウリュウキが一行を待っていた。
ミロクの命ではなく、自らの意思によって斑を狙い続けたカンホウリュウキ。
彼女はミロクの陰謀を知ってしまったのだと言う。
そして、ミロクと共に破滅することを恐れて斑達を倒そうとしていたのだと。
陰謀とは何か?
問う斑に彼女は答えず、戦いを挑み、散っていく。
全てが滅びると言う、不吉な言葉を残して。

洞窟の最深部。異界への扉の前で待っていたのは、ジャトだった。
ジャトは自業自得だったと言いながらも、カンホウリュウキの死に対して同情的な言葉を態度を見せる。
戦うのかと問う斑に、ジャトは首を振る。
ジャトもまた、ミロクなどどうでもいいと考えているモウキだった。
そしてジャトは、世界の崩壊すらもどうでもいいのだという。
彼はただ、英雄になることを望んでいた。
「あんた達はバカだから知らないでしょうけど、世の中には英雄と道化師がいるのよね。
 あたしはいつも道化師だったから、今度こそは英雄になろうと思ったわけ。
 たとえこのジャト様でもクサナギノツルギさえ手に入れば、ミロクもマダラもサクヤもぶち殺して、
 あたしが世界最大の英雄になれたんだわ。
 でも所詮あたしには運が無いのよね。やっぱり道化は道化だわ。
 ミロク帝との戦いは、あんた達にまかせたわよ。
 せいぜい頑張りなさいな!」
そう言い残し、ジャトは何処へともなく消えていく。

扉をくぐり、夢幻界へとたどり着いた一行。
そこは亡者が集められている世界だった。
本来ならヨミの国に行くはずの魂をムリヤリに集め、
彼らの流す血や涙を、ミロクは自身の住む塔を囲む堀としていた。
ミロクと戦うため、そして捕らえられた魂たちを解放するため、
ミロクの力で蘇った、アンダカ、ダハーカ、ブンカンを倒す。

ついに最終決戦の場、ミロクの待つ塔にたどり着いた一行。
そこでは以前斑とすばるが廃屋で出会った女性、キリンが待っていてくれた。
キリンの力によって傷を癒した斑達は、襲いくるモウキ達を切り伏せながら、
ついにミロクの待つ最上階に到達する。


191 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2005/09/03(土) 04:12:06 ID:wDgboABi
すいません、名前が残ったままでした。
190はMADARA2です。


192 MADARA2 sage 2005/09/03(土) 04:13:17 ID:wDgboABi
ミロクは斑が来るのを待ち望んでいたのだと言い、訝しむ斑に自身の計画を話してくれる。
ミロク、サクヤ、マダラの三者は、宇宙開闢と共に生まれた。
ミロクとマダラは永劫に続く戦いを続けていたが、ある時両者の戦いで宇宙が消滅することを恐れたサクヤが
両者の仲裁をし、戦いに疲れていたミロクとマダラもそれを受け入れ、輪廻に生きることに決めた。
その輪廻とは、ミロクがサクヤを支配し、サクヤはマダラを産む。
マダラはミロクを倒し、何処かに消え去り、やがてまたミロクは蘇ると言うものだった。
ミロク達は悠久の時を、この理と共に生きてきた。
しかしミロクは言う。
もうこの繰り返しには飽きた。全てを破壊して始まりからやり直したくなったのだと。
だが、いかにミロクの力が強大といっても、唯一人で宇宙を消滅させることは不可能だった。
そこで、ミロクはマダラの力を利用しようと考えた。
ミロクとマダラが戦えば、そのエネルギーで宇宙を消滅させる事が出来るかもしれないと。
そしてミロクは戦いを挑んでくる。
宇宙を消滅させ、そして新しい宇宙の支配者となるために。

神器の力を借り、マダラの力を引き出して何とか勝利する斑達。
しかしミロクは予言する。
56億7000万年後には必ず復活する。それこそが自分達の宿命なのだと。
ミロクの死と共に塔が崩壊を始める。
逃げようとするも間に合わず、何処へとも知らない空間に斑達は投げ出される。

意識を取り戻した斑。見回すとそこは家の近くの森の中だった。傍らにはすばるもいる。
全ては夢だったのか。今度は確かめる術もない。
しかしすばるは言う。
どちらでもかまわない。たとえ夢でも自分にとっては大切な思い出なのだからと。

そして場面は移り、どこかの祭壇らしき場所に。
神官がサクヤ姫にミロクの最後の言葉の真偽を尋ねている。
サクヤは答える。
たしかにミロクは復活する。
しかし、今回のように皆が力を合わせて立ち向かえば、なにも恐れることはないのだ、と。


以上でMADARA2は終わりです。

193 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2005/09/03(土) 09:51:21 ID:avQQjGpb
191
ギャルゲ板のほうでも同様の失敗してましたね。
複数の作品同時進行お疲れ様。


最終更新:2011年04月13日 23:48