大奥記

part44-423~427,430~437,441~451,459~460,464~466


423 :大奥記:2009/03/22(日) 02:50:50 ID:Ni/Wg+dM0
■まえおき

大奥記は色々と特殊な話題性があったゲームなので、前置きとして少し申し開きさせてください。

まず、時代考証をこのゲームに求めないでください。
時代背景、大奥のしきたり、人物の方言や話し方等はすごく適当です。
歴史に詳しい方にはツッコミたいところだらけと思いますが、我慢して下さい。
突っ込んでいると、果てしなく長くなるので殆ど無視しました。
歴史に詳しくない方も、決して大奥記の中での描写を信じないでください。
ファンタジーだと思ってください。

また、大奥記がユーザインタフェース、システム、グラフィック等、
ゲームとしては厳しい評価をされていることは皆様ご存じと思います。
しかし、軸となるシナリオはなかなか良いという評価もあります。
まあゲーム中でのシナリオの見せ方は圧倒的にダメダメなんですが……。
おそらく完成時には泣いたと思われる、元シナリオを考えた方々に敬意を表し、
少しでも大奥記の“良いところ”が伝わると良いと願って紹介します。

大変長くなりますので、お暇なときにどうぞ。


424 :大奥記:2009/03/22(日) 02:52:14 ID:Ni/Wg+dM0

■卯月(4月) ~卯の花が咲くころ~ その1

主人公時子(ときこ)は大奥に奉公にあがることになった。

大奥総取締役(そうとりしまりやく・大奥を仕切るトップ)の舞子(まいこ)様から
「御末(おすえ・水汲みや荷物運搬など力仕事担当)」という役職に任命された。
御末は一番位の低い女中だが、そこから出世して将軍側室になった女中も居るのだから、
一心に仕事に励むようにと訓示された。

時子は頭の中でひそかに考えた。
(なんとしてでもこの大奥で出世して、将軍に謁見できるようにならねば。
 それしか将軍に近づく手段はない…)

時子は、何か特別な目的があって大奥にやってきたようだ。

因みに時子の着物は、白地に紫の矢柄のいかにも時代劇の女中さんぽい装い。

時子はさっそく御末仲間に挨拶して、仕事開始。
先輩御末のお陽(およう)の指示で、大奥の中をおつかいに行ったり来たり。

そんな中、「御犬子供(おいぬこども・御末より下の雑用係)」のやえちゃんから
「呉服(ごふく・衣装仕立て係)」の千鶴(ちづる)様から借りていた針を代わりに返してきてくれるよう頼まれる。

千鶴様のもとを訪ねると
「針を貸して何日経ったと思っておるのか。そもそも針は上様から拝領した大切な道具
 それをホイホイと代わりに届けますじゃと? あきれて物もいえぬ」
などと難癖をつけられ、

「“そなたとやえが結託し、針を返さず私を困らせた”と報告しておこう
 貴様のような脳無しなど、さっさと消えてくれるほうが大奥のためじゃ」
とんだ言いがかりまでつけられてしまった……。

大奥入り初日、誰もが憧れるきらびやかな世界に来たはずだったのに、
時子、いきなり針のむしろの大ピンチ。


425 :大奥記:2009/03/22(日) 02:53:41 ID:Ni/Wg+dM0

■卯月(4月) ~卯の花が咲くころ~ その2

お陽によると、千鶴様の新人イジメは有名だが、みな泣き寝入りしてきたという。
それを聞いて時子は思いついた。

「ひとりで叶わなくとも、力を合わせればなんとかなるかもしれません
 千鶴様からいじめられた皆様の証言を集めれば……!」

定例報告までに、女中達からできるだけ多く証言を集めることにした。

★ここから情報収集パート★

集めた証拠は「札(ふだ)」となり、申し開きの場(裁判みたい)で提出できる。
喜んで証言を書いてくれる人もいれば、おびえてなかなか証言してくれない人も。
数日かけて十分な証言を集めたところで情報収集完了

時子(この証拠をつきつければ…勝負よ、千鶴様…!)

★申し開きパート★

千鶴様が「呉服」の上司であるおこち様に報告した為、時子はおこち様に呼び出され、2人の前で申し開きをすることになった。

千鶴 「数々の無礼は上様に対する反逆も同然。追放すべきです!」
時子 「いいえ、その話は出鱈目です!」
おこち「それでは、千鶴が嘘をついている証拠を提示できるのですか?」

ここで次々に女中達の証言をつきつけ、千鶴の陰湿な新人イジメを明らかに。

おこち「千鶴殿、どうやら処分はそなたに必要なようですね…
    謹慎処分とし、舞子様に報告させていただきます」

こうして時子は逆に千鶴様をこらしめることに成功した。

時子
(しかしこれは、まだ序章というべき受難……。大奥は「魔物の住処」
 そう思い知らされる出来事が今後、何度も降りかかることになるのでした)


426 :大奥記:2009/03/22(日) 02:55:24 ID:Ni/Wg+dM0
■補足事項

4月は導入ということでパートを分けて書きました。
ストーリーは4月~翌年3月の全12ステージです。
今後はなるべくイベントメインに、でも詳細に紹介したいと思っています。

※因みに申し開きに失敗すると、
 「その後、大奥にて時子様の姿を見た者は誰もおりませんでした」でGAME OVER
 そういった証拠不足や選択間違いによる単純なBAD ENDは今後もカット。

※ロークオリティなポリゴン・顔グラですが、他の女中達と比べれば時子さんは美人さんにみえます。「風流な顔」と仲間に褒められたりもします

それではストーリー紹介に戻ります。

427 :大奥記:2009/03/22(日) 02:56:42 ID:Ni/Wg+dM0

■皐月(5月) ~早苗を植えるころ~

先月の功績が認められ、「御三之間(おさんのま・掃除担当)」に任命された。
異例のスピード昇進。着物も薄赤地の、少しだけ高級そうな模様にランクアップ。

古参女中のお紺(おこん)様に声をかけられ
「人を蹴落として出世とは流石ね」といきなり嫌味を言われる。
「あなたのような新参の田舎者を放っておくと大奥の秩序が乱れる」と挑発され、
時子はつい「そんな秩序ならないほうが良い」と反論してしまう。

ますます怒ったお紺様
「あなたがある事件を起こしたと証言させて舞子様に報告してあげますわ。
 起こしてもいない、ウソの事件をね。覚悟してなさい」

と、お前を陥れてやる宣言をして去って行った。
再び先月と同じように戦わねばならない。

まず深夜に廊下を見回る御切手(おきって・警護係)達の目をかいくぐり、お紺様の部屋の前で盗み聞きすると、
時子に将軍御座所でボヤ騒ぎを起こしたという罪を着せようという
壮大な独り言をお紺様が呟いている。これででっちあげ計画が明らかに。

おつかいをこなしながら女中達を味方につけ、前もって嘘証拠を潰していく。

さて舞子様にお紺様が訴え出た為申し開きの場となる。
お紺様は独り言どおりの証言をするが、時子の仲間女中達の証言により、目撃は全て嘘だと明らかになってしまう。

すると舞子様
「ふふ、私もしらばっくれるのはよしましょう、お紺殿。
 警備に私もいたのですよ。そなたが炭を塗りつけているところを見ましたよ」

それをなぜ最初から言ってくれなかったのか…。
兎も角お紺様は謹慎処分となり、時子は今月も無事危機を脱した。

時子(でも私は確かに世間知らずな田舎者だった…
   だからこれから恐ろしい事件を幾度も経験していくことになったのだ…)


430 :大奥記:2009/03/22(日) 13:27:59 ID:Ni/Wg+dM0

■水無月(6月) ~田に水を引くころ~

京都に赴いていた御台所(みだいどころ・将軍正妻)の綾子(あやこ)様と、側室の桃乃(ももの)様の2人が大奥に帰ってきた。
2人は由緒正しい朝廷の血筋の方で、御台所は将軍正室として、桃乃様は唯一の世継ぎを産んだ側室として大奥でとても力がある。

御台所から挨拶に来るよう呼び出された時子だったが
「下卑た目をした品のない女。つまらぬ女じゃの」と冷たくあしらわられた。
桃乃様にもご挨拶したが、無口な人で何を考えているかさっぱりわからない。

部屋に戻ると事件が起きていた。奥女中達の衣服が何者かに盗まれたという。
この件を舞子様に報告すると
「時子殿、これまでも色々な事件を解決してきたそなたに解決を命じます」
犯人探しを命じられてしまった。

さらに悪いことに、それを聞きつけた御台所の綾子様が
「解決せねば、そなたらは追放じゃ!」と無茶を言い出した。

目撃証言を追っていくと、どうやら犯人は大奥に出入りできる男のようだ。
老中の補佐役で連絡係として舞子様に会いに来る森田帯刀(たてわき)が、
アリバイに関して嘘をついていたことがわかる。当日の目撃証言もあり間違いない。
申し開きの場で告発し、見事勝利……と思いきや

帯刀「さすがですな時子殿。まったく評判通り。
   実は時子殿が実に聡明な有望株と噂で聞いて、
   嘘の事件をつくって解決してもらおうということだったのだ」

なんとこの事件は全て芝居だったのだ。冗談のつもりが、手違いで御台所に聞かれてしまい、ことが大きくなってしまったという。

帯刀「非礼の詫びに、そなたの活躍は必ずや幕府に伝えておきましょう」

兎も角今月も追放はまぬがれ、舞子様からお褒めの言葉をいただいた。
「そなたの聡明さは毒にも薬にもなりうるもの。
 そなたが正しく生き続ければ、大奥の悪しき血を清めてくれるかもしれません。」

時子(この言葉がのちに深く自分の身に関わるとは、まだ知らなかったのです…)


431 :大奥記:2009/03/22(日) 13:29:32 ID:Ni/Wg+dM0

■ここにきて唐突に入る時子の回想シーン

――父上!

――時子…わが藩は幕府の怒りを買い、お取り潰しとのお沙汰じゃ。
 
――よいか時子。復讐なぞ考えるな。そなたは名門小椋(おぐら)家の一粒種。
  そなたさえ無事ならお家再興も可能かもしれぬ。

時子
(八年前、故郷の千歳藩(ちとせはん)はお上の命により取り潰しになった。
 父は切腹を命じられ、私は家臣の家に引き取られた。
 辛い辛い八年間、私はなんとか生きてきた
 すべては…上様への復讐のために……!)


432 :大奥記:2009/03/22(日) 13:32:46 ID:Ni/Wg+dM0

■文月(7月) ~稲穂が膨らむころ~ その1

先月までの功績が認められ、大奥取締役の舞子様から
「御次(おつぎ・仏間や台所、そして催し物の歌踊り等担当)」に任命された。
4つほど段階をすっ飛ばしての大出世だ(呉服や御切手よりも上)。

舞子様によると、時子を御次に推薦してくれたのは、時子の器量と頭の回転の速さに感心した「上臈御年寄(じょうろうおとしより・偉い人)」のお百合様だという。

御次の上司はお矢那(おやな)様。
茜(あかね)という新人の女中も同時に「御次」に任命された。
茜は一見、親切そうに見えたが……

茜(誰があんたなんかと仲良くするかよ。あたしは直参旗本の娘よ。
  あんたなんかに負けるかって。今のうちに潰してやるわ)

時子、茜にすすめられてお風呂(御湯殿)に入ったが、なんと水風呂だった。

茜 「あんたみたいなイモ娘には水風呂のほうがお似合いと思っただけよ
   サヨナラするまで、あたし流の素敵な“おもてなし”をさせて頂くわ」

時子(ますます妨害工作が増えるわね。でも乗り切ってみせるわ。
   出世して将軍に近づき、亡き者にする。それが私の復讐!)

ついに時子の目的が明らかに。

「御次」は将軍へお目通りもでき、人前に出ることも多い仕事。
時子の衣装は濃赤の着物にランクアップ。みな綺麗だと褒めてくれた。
時子ばかりが注目されるのに茜はますます腹を立てた。

時子が御次部屋に戻ると
(無い! 私の催し道具が無い! 茜殿ね…!?)

こうして今月も時子は事件に巻き込まれたのだった…。

時子(“おもてなし”にはお答えしなくてはね。私も、私流の“おもてなし”で!)


433 :大奥記:2009/03/22(日) 13:33:44 ID:Ni/Wg+dM0

■文月(7月) ~稲穂が膨らむころ~ その2

なくなった道具は三味線・扇子・鳴り物の、御次にとっての三種の神器。

お矢那「いかなる事情があろうと、御次の命といえる道具をなくすのは最大の失態。
    上役に知られれば追放です! 必ず見つけ出すのです」

茜は身分は高いが新人なので、道具を隠すには協力者がいたはずだ。
夜、茜の部屋で盗み聞きすると、ひとりは「御三之間」のお瑠璃(おるり)とわかる。
お瑠璃を問い詰めると、卯月の敵だった千鶴(ちづる)に脅されて仲間になったと白状。
隠していた扇子を返してくれた。

次は千鶴を脅は……問い詰めると、後で千鶴は服毒自殺を図って倒れてしまう。
医者の榊先生が、千鶴の部屋から三味線を見つけて返してくれた。

あとは茜殿に証拠をつきつけて、罪を暴くことにした。

時子(待っていなさい、茜殿。最高の“おもてなし”をしてあげるわ!)

お矢那様に申し開きの場を開いてもらい、証拠をつきつけて茜が犯人であると告発。
茜はついに自分が鳴り物を炭置所に隠していることを白状した。

お矢那「愚か者! 御次の命といえる道具をそのように扱うとは!」

自分は悪くないと見苦しくあがく茜だったが、厳重注意を受け、舞子様にも報告された。

かくして茜殿の陰謀を退け、御次としての生活が始まった。
月が変わるころ、はじめて将軍の前で歌い、踊ることとなった。

時子
(私は本懐を遂げる日が近づいたことを内心、噛み締めていたのでした。
 精一杯の媚びをたたえて舞う私の心には冷たい復讐の炎が燃えていたのです
 そして日は巡り、夏の到来とともに、私の大奥での生活もますます、
 劇的な激しさを増していくこととなったのです)


434 :大奥記:2009/03/22(日) 14:39:38 ID:Ni/Wg+dM0

■葉月(8月) ~葉のおちるころ~ その1

時子達御次が、将軍生母の望春院(ぼうしゅんいん)にお目通りすることに。

廊下を歩いていると、望春院と舞子様が話しているのを立ち聞きしてしまう。
舞子様は望春院に、時子の頭がおそろしく切れるという話をしていた。

舞子 「末恐ろしい娘です。もし彼女が千歳藩の生き残りでさえなければ
    大奥を任せても良いとさえ。最も血筋の上では……。」
望春院「口は災いのもとですよ、舞子殿。桃乃(ももの)が外しているとはいえ、
    軽々しい言葉はなりませぬ。」

時子(私の話…? でも、どういう意味?)

他にも、お篠(おしの)というかなり年がいった白髪の女中にも出会う。
「そなたが時子か、またも上様の身中の虫が増えたのう」と気になる言葉をかけられた。

帯刀(6月の男)にも会ったので、千歳藩は大奥でも有名なのかと尋ねると、
「…色々事情があるので、その件は公けにされぬほうが良い」と忠告された。

時子(父上のことは、この大奥にも何か関わりがありそう…)

さて、望春院に挨拶すると
「時子殿は千歳藩の小椋修康の息女でしたね。
 藩の不始末は過去のこと。今は新たな気持ちで奉公に励んでください」と忠言される。

時子(千歳藩の人間が当然将軍を良く思っていないことはわかるのに、どうして
   望春院様は私を大奥に置いておくのかしら…? はやく本懐を遂げなければ)

舞子様に呼び出された時子
「重大な話があるのです。上様より、夜伽の御相手としてそなたが指名されました」

時子「…えええっ。こ、光栄です(来たわ、この時が…。上様、お覚悟…!)」

女中達からも祝福の言葉をかけられた。
先月争った茜(あかね)は陰で「時子なんて殺してやりたい!」と悔しがっていた。
その茜の様子を、先ほどの怪しい女中お篠が盗み見て、笑いを漏らしていた。


435 :大奥記:2009/03/22(日) 14:40:59 ID:Ni/Wg+dM0

■葉月(8月) ~葉のおちるころ~ その2

そんな矢先、上様が鷹狩の最中に倒れ重体という知らせが届き、大騒ぎに。
時子は御台所の綾子様に呼び出され、何も分からないまま責め立てられた。

綾子「上様をかような目に合わせたのはそなただな!
   そなたがやったと申すものがおるのじゃ。死罪程度ではすまさぬぞ」

時子(上様暗殺の疑いをかけられてしまった。
   我が手で仇を討たずして死なれるのは私の望んだ結末ではない。
   なんとしても疑いを解いて、復讐のことはそのあとに考えよう)

医者の榊先生の見立てに寄ると、上様が鷹狩に出かける前に大奥で飲んだお茶に
どうやら毒が仕込まれていたらしい。榊にも頼まれ、真犯人探しをすることに。

いつものように聞き込みしていくと、またもお瑠璃と千鶴が、茜に命令されて時子が犯人と密告したと白状した。
だが茜を問い詰めると、他にも時子が犯人と密告した女中が居るとわかる。
茜と千鶴は時子に謝り、ついに和解した。

お茶に毒を入れる機会があったのは、毒見検分役をしていたお篠とわかる。
御台所に話を聞くと、時子のことを最初に密告してきたのはそのお篠という。
望春院に話を聞くと、お篠はかつて、懐妊中の望春院を毒殺しようとした為に失脚した過去があるという。

この調査中に森田帯刀と会うと、犯人ではないかと責められる。それを否定すると

帯刀「失礼仕った。“将軍が藩を取り潰したことにされている”から、
   あなたは恨みに思って仇討ちをしようとしているのかと思った……」

時子「今なんと仰られましたか…? 上様は、千歳藩取り潰しに関係ないと!?」

時子の仇は上様以外に居るという衝撃の事実が発覚した。

幸いに将軍は無事に回復した。時子とお篠は御台所に呼び出され詰問されることに。
綾子の厳しい質問に全て答え嫌疑を晴らすと、次は逆にお篠様の罪を追及。
ついに罪が明らかになったお篠は正気を失って高笑いし、呪いの言葉を叫んだ。


436 :大奥記:2009/03/22(日) 14:43:56 ID:Ni/Wg+dM0

■葉月(8月) ~葉のおちるころ~ その3

そして、ついに時子が上様の夜伽をつとめる夜が来た。
上様は時子の美しさと聡明さを褒め、ぜひ側室にしたいと言った

時子「上様、私はもう少しで誤解するところでした
   上様を父小椋修康の仇と思い、復讐すべく大奥入りしたのでございます。」

上様「小椋修康は余が幼い頃、たいそう世話になった恩人だ。
   取り潰しを知った時は、余は泣いた。惜しい方を亡くした」

やはり千歳藩の取り潰しは、将軍の知らぬところで行われていた。

上様「余はそなたの父親代わりにはなれぬが、そなたの苦しみを分かち合いたい…
   不甲斐ない男だが、そなたの傍でいつでも力になろうぞ」

えー、この後の夜のあれやこれやは飛ばしますが、こうして時子は上様と結ばれ、側室として寵愛を受けることになったのでした。

翌夜、時子は大奥を追放されるお篠を見送りに出た。
時子はお篠が狂ったフリをしていただけだと見抜いていた。
自分の思いを最も理解していたのは、同じ立場の時子だと悟ったお篠は
「お主の敵は大奥に居る。父上の仇を討ち、大奥の乱れを鎮めてほしい」と言い残して去って行った。

※因みに今月の調査中に帯刀から千歳藩取り潰しに上様が関わっていないという情報を得ていないと、夜伽の夜に上様を暗殺してしまいBAD ENDになる


437 :ゲーム好き名無しさん:2009/03/22(日) 14:44:40 ID:Ni/Wg+dM0
ちょっと中断します。9月のメモがない…

441 :大奥記:2009/03/22(日) 19:01:29 ID:Ni/Wg+dM0

■長月(9月) ~夜が長くなるころ~

すみません、9月のストーリーメモ前半を間違えて消去してしまいました。
やり直す元気が出ません。箇条書きですみませんがお許しください。
そのうち差し替えられたらやります。

・時子、側室になり階級は「御中臈(おちゅうろう)」に。
 衣装はピンクの着物に白い内掛に。
 部屋も女中の長局から側室の豪華な部屋に移った。

・将軍お世継ぎの芳松君が行方不明に。御台所により時子は犯人扱い

・先月追放されたお篠が、大奥を出たとたん入水自殺したという
 とても信じられない。殺されたのでは……?

調査を進めていくと、御台所綾子派の女中達が怪しい動きをしている。
御台所を問い詰めてみると、激情して追い払われた。
しかし動揺を誘うことができた。何か動きを起こすはずだ。

夜、怪しい気配の後をつけていくと(選択肢によっては即死EDあり)
綾子様が誰かと芳松君を誘拐したこと、その始末について密談していた。
やはり黒幕は御台所だった。そして下手人は誘拐の際に手に怪我をしてたらしい。
さらに静かになった大奥内を歩き回ると、助けを呼ぶ芳松君の声が聞こえ、閉じ込められている場所もわかった。

手を怪我している者を探すと、お江未(おえみ)という女中だけだった。
桃乃様に頼んでお江未を申し開きの場に呼び出し、下手人と告発し証明した。
こうして無事に芳松君は戻り、時子は桃乃様から強く感謝された。

時子
(黒幕が綾子様という事態になるとは思いもよりませんでした。
 それがこの大奥の恐ろしさ。お篠様のことを思うと
 これからは自分の命も気をつけないといけないようです…)


442 :大奥記:2009/03/22(日) 19:04:29 ID:Ni/Wg+dM0

■神無月(10月) ~神を祭るころ~

御台所の綾子は時子と桃乃を追放する計画を立てていた。
申し開きの場も与えず、御台所の権限で2人を即追放すると宣言。
舞子様達は反対したが「わらわは大奥においては神にも等しき存在じゃ!」と完全に暴走している。

舞子様が桃乃様と時子の元へ訪れ、御台所の命令で2人は追放になると告げた。
時子は必死で走りまわり、桃乃様と芳松君の嘆願、森田帯刀の力添えもあり
上様と望春院に話をつけ、申し開きを上様立会いで開けることになった。

いつもと同じく情報集めをしようとしたのだが、御台所が権力で大奥中を押さえつけ、女中達は口も聞いてくれなくない。
しかし舞子様はこっそりと陰ながら応援しているという書状を寄こし、ずっと味方をしてくれていたお陽も綾子様の命令だとこっそり教えてくれた。
さらに、なんとあの茜までがこっそりと話してくれた。

茜「御台様に呼ばれてるの。仲間に引き入れようって腹ね…。
  ずいぶん迷ったけど、行かないわ。あたしは正々堂々と戦うんだから。」

それを聞いた桃乃様は茜にスパイになってもらう案を思いついた。
茜の手引きで御台所との密会を盗み聞きし、陰謀の証言を引き出した。

そして上様と望春院を聞き役とした申し開きの場に時子と御台所綾子は臨んだ。
身分を問わず公正な判断をするという上様に向かい、綾子様が無理やり時子と桃乃を追放しようとした陰謀の証拠を突きつけた。

さらに「ただの悪戯」と言い逃れようとした綾子に芳松君の誘拐の黒幕が綾子であった証拠も突きつけた。望春院もその事件のことを認め、温厚な上様も世継ぎにまで手をかけようとしたことに本気で怒った。

綾子には、次に何かをしたら蟄居を命じるという裁定が下された。
 ※綾子はおそらく皇族か貴族の身分高い人なので処分は甘い。

時子
(この日の出来事が、大きな災いとなって我が身に跳ね返って来る。
 因果応報……その言葉の重さを感じる日は、すぐそこまで迫っていた)


443 :大奥記:2009/03/22(日) 19:05:44 ID:Ni/Wg+dM0

■霜月(11月) ~霜降りのころ~

御台所綾子が時子を見かけるたび怒鳴り散らすようになり、時子は困っていた。

何やら大奥の中が騒がしい。
桃乃様に聞くが、先月とは打ってかわって冷たい視線で時子を見るばかり。
舞子様のところにも行くが、老中の土岐重惟(ときしげただ)と深刻そうに相談していたので場を外した。

森田帯刀に尋ねると「御台所の綾子様が夕べから行方不明」と教えてくれた。
時子も大奥内を調べまわるが、どこにも手がかりはない。
夕方になって再び帯刀に会うと「綾子様は堀の中で見つかりました…。見つかった時には既に…」
御台所は遺体で発見された。背中を刺されていたという。

なんと桃乃様が舞子様に「時子殿が刺した」と嘘の告発をしていた。
時子はもちろん出鱈目だと責め立てたが、
「そなたが怪しい証拠を、申し開きの場で出させて頂きます。」
これほどはっきり言うからには、なんらかの策略が動いているはずだ。

大奥内に血痕はないこと、綾子の死因は出血死ではないこと等を調べる。
桃乃様は“綾子を刺したのは白い着物の人物”と言っていることがわかる。

桃乃は時子が証拠を集め切れないよう、急いで申し開きを開かせた。
お唯(おゆい)という女中が、時子らしい白い着物の女が赤い着物の女を刺したのを見たという。時子は、それは時子を陥れる為の芝居だと告発した。

数少ない証拠から犯人は時子と同じ白い着物のお百合様だと主張。
しかし決定的な証拠はない。申し開きに失敗したかと思ったその時、
お百合が突然現れ「全て時子殿のおっしゃるとおりです…」と認めた。
しかも時子を陥れる芝居は舞子様と共謀して行ったというのだ。

それを聞いた望春院「いづれにせよ、綾子は長くなかったのじゃから…」と
恐ろしいことを何気なく言い、事件をもみ消すことに決めた。
しかも綾子に代わる御台所代行にお百合を無理やり任命した。

時子(事件は解決した。だが桃乃様の豹変は私の希望を踏みにじった…)


444 :大奥記:2009/03/22(日) 19:07:23 ID:Ni/Wg+dM0

■師走(12月) ~一年の終わりとなるころ~

桃乃様は時子とは口も聞かない。芳松君と話すのも止められた。
お百合様からは先月のことを謝罪された。

女中達が何やら騒がしい。
歌舞伎と三橋艶之丞という二枚目俳優の話題で持ちきりのようだ。

用事で大奥を外出して戻ったあと、舞子様の元にうかがうと
「あなたがとんでもないことをしてくれたお陰で大奥の一大事です!」
と突然責められる。なにがなにやらわからないが、
「とぼけても無駄です。しばらく謹慎とします」と命じられてしまった。

訳もわからないまま咎を受けるのはごめんだ。舞子様に理由を尋ねると、
時子が役者の三橋艶之丞と不義密通(浮気)したというのだ。
「今回は証拠もある、申し開きもできまい」と取りつくしまもない。
誰かが、時子が三橋にあてたという艶書(ラブレター)を舞子に提出し、艶之丞本人も密通を認めたというのだ。

先月の件から、お百合が今回味方してくれるらしい。
艶之丞に使者を送り、本人の証言を聞いてきてくれた。
密通していないという艶之丞の証言を得た。

望春院を訪ねると、次々に相手を陥れようとする大奥の悪しき慣習を憂いてこれまた味方をしてくれるらしい。舞子様に話を聞くので、その場を立ち聞きして情報を押さえるよう手引きしてくれた。
密告者は御中臈のお郁だとわかった。

申し開きの場にお郁を引き出し、お郁の密告は全て嘘だと暴く。
さらにお郁が偽造した艶書に、外に漏らしてはならない大奥の機密事項が含まれていたことを指摘し、逆にお郁の罪を糾弾した。

お郁は元々御台所綾子派だった為、後ろ盾がなくなり、焦ってライバルの時子を陥れようとしていたのだ。
お郁はその晩、毒を仰いで自らの命を絶った。
「綾子様、仇を討てずにすみませんでした」と書置きを残して…

時子(陥れられた相手とはいえ、お郁様の不憫さに私は涙した。
   そして私はひしひしと感じた…。大奥が動いている、と…。)


445 :大奥記:2009/03/22(日) 19:09:48 ID:Ni/Wg+dM0

■睦月(1月) ~仲睦まじくするころ~

時子は将軍の子を懐妊した。
舞子やお百合、望春院に報告すると祝福され、上様もとても喜んだ。

夜、望春院から呼び出しの手紙が届いた。急いで向かおうとしたところ――
何者かに縁側から突き落とされ、時子は流産してしまった…。

(必ず見つけ出して、必ず復讐してやる…。絶対に許せない……!!)

我が子を殺された時子は、今までと違う心底からの絶望と怒りに燃えた。

時子を呼び出した手紙は偽物だった。
調査していると、事故直後に廊下に落ちていた手紙を拾った怪しい女中が、台所でそれを燃やそうとしたことがわかる。間一髪で燃やされずにすんだ手紙を取り返した時子は、台所に偽手紙を置き、犯人をおびき出す罠をしかけた。

手紙を取り返しに現れたのは女中のお佐和(おさわ)だった。
時子は申し開きの場にお佐和を引き出して問い詰めた。
お佐和は桃乃様に命令されたのだと白状した……。

時子は桃乃を直接責めた
「私の子をごみのように殺した…あなたも同じ目に合わせてやりたいわ!」

しかし桃乃は衝撃的な真実を告げた。
「それはできません。わらわの子、芳松はもう殺されたんどす。
 わらわの傍にいるあの子は、どこの馬の骨とも知れぬ他人なんどす」

桃乃は最近になって、大事に育ててきた息子が自分の子でないと知った。
そして苦しみから正気を失い、懐妊した時子を襲ってしまったのだ。
自分は殺されても構わない、でも時子に芳松の仇を討ってほしいと泣いて頼む桃乃。時子はあまりの事実に言葉を失うばかりだった。

時子(敵は、大奥に居る…)


446 :大奥記:2009/03/22(日) 19:11:29 ID:Ni/Wg+dM0

■如月(2月) ~寒さで重ね着するころ~

桃乃は追放になった。大奥を出れば殺されることを分かっている桃乃は時子に最期の別れを告げ、芳松君の仇を討ってほしいと頼んで去った。

大奥入りして十ヶ月。多くの驚くべき真実を知った時子。
父、桃乃、お篠……全員の仇を必ず討ってみせると決意を新たにした。

母を失って落ち込み、食事もとれなくなる芳松君。すっかりやつれている。
滋養のある食べやすいもの……と考える時子に、最近ではすっかり頼りになる味方の茜殿が病人食についてアドバイスをくれる。
「か、勘違いしないでよ。あんたの為じゃなくて自分の手柄の為よ!」

薬膳について医者の榊先生にも相談しようと部屋を訪ねるが留守。
見慣れない黒い箱が置いてあった。こっそり箱を開け「封された手紙」を手に入れた。

 ※ しかし欲を出して他にも手がかりを探そうとすると即座に殺されてBAD END

手紙には、葉月(8月)の将軍毒殺未遂事件が陰謀だったことが記されていた。
実は毒を盛ったのは医者の榊で、その罪を“知ってはならないことを知った”お篠に着せたのだ。時子もうまく操られていたのだ。

立ち直った芳松君は、桃乃から本当の母ではないと聞かされていたがそれでも桃乃の仇を取りたいと時子に語り、2人は共に闘う約束をした。
芳松はなぜか時子になついている。時子もなぜか芳松に懐かしさを覚える。

手紙が盗まれたことに気づいた榊先生が夜にこっそりとどこかへ向かう。
後をつけて様子を探ると、榊が相談している相手は沙月と……舞子様だった!
3人は芳松君が替え玉であること、それを知ったお篠と桃乃を処分したことを話していた。

時子は舞子様と2人きりで話をしたいと申し出た。
時子が全て知っていると告げると、舞子はもちろん時子のことも消そうとした。
しかし、実はこの会話は芳松君も隠れて聞いていたのだ。
芳松が「命をかけても恩人の時子を助ける!」と舞子に立ち向かうと、舞子は身を引いた。

舞子は芳松君の死を隠蔽し、大奥に歪みを作り出したことをずっと後悔していたという。
そして時子を次期大奥取締役に任命し、職を辞した。

時子(最後の決着の場は目前であると、私は心に噛み締めた…。)


447 :大奥記:2009/03/22(日) 19:13:53 ID:Ni/Wg+dM0

■弥生(3月) ~草木がだんだん芽吹くころ~ その1

時子は豪華な赤の金襴の内掛をまとい、大奥総取締役としてトップに立った。

(ついにこの時が来た。父上の仇討ちができる時が…!)

望春院から、舞子、沙月、榊先生の処分を一任された。
上様(芳松替え玉はまだ知らない)は寛大な処分をするようにと言い、
時子は処分を厳重注意に留め、舞子のことも相談役として引き留めた。

残る謎を全て明らかにし、大奥の闇を取り払うべく時子は調査を開始。

お百合を訪ねると、今まで隠し通してきた芳松君の真実を話してくれた。
当時御小姓だった沙月が、赤子である芳松君を誤って縁側から転落させたこと。
事故だったが、芳松は後頭部を打って死んでしまったという。

沙月は具合が悪く、直接話が聞けない。
沙月が「井戸に幽霊が出る」とおびえているという噂を聞き、時子は井戸の底をさらわせた。すると頭の割れた子どもの白骨が見つかった。

芳松君が赤子だった頃を知る古い女中達の情報から、沙月とあと“2人の男女”の首謀者が居ることがわかる。

具合の悪いはずの沙月がどこかへ出かけていく。
後をつけると、彼女が向かった先に居たのは望春院、そして老中土岐重惟だった。
首謀者は彼らだったのだ。すっかり気弱になっている沙月と土岐に対し、望春院は
「時子のような羽虫一匹、今までと同じく消せばよい。
 それが大奥というもの。アーッハッハッハ」とついに本性を現した。

時子(今まで起こった事件すべてが、世継ぎ替え玉の隠蔽に繋がっていた!
   この腐敗した大奥に私がケジメをつけさせていただきます!)

時子は大奥総取締役の権限で、望春院、土岐重惟、沙月を呼び出した。
最初はしらばっくれる3人だったが、時子が次々に証拠を突きつけていくと
沙月がまず罪を認めた。望春院は沙月ひとりに罪をかぶせようとしたが、
それを許さず責めると、土岐重惟も「だから私は反対したんだ!」と罪を認めた。

しかし望春院はそれでも諦めなかった。時子は最後の証拠を突きつけた――


448 :大奥記:2009/03/22(日) 19:15:51 ID:Ni/Wg+dM0

■弥生(3月) ~草木がだんだん芽吹くころ~ その2

※ 弥生のここまでの調査を進めるのと並行して、一連の重要イベントがある。
  このイベントをこなすか否かで最終エンディングが分岐する。

--------------以下、重要フラグイベント

お百合のもとを老中土岐重惟が訪れ、何やら密談している。

お百合「血より濃きものなしと申しますが、眉目に優れた若君……。
    私はこれで良かったのやもと思っています」
土岐 「しかし、あってはならぬこと…。ことに銀坊(ぎんぼう)が
    何の心配も無きまま現状に至っておるだけにのう」

時子(これは、芳松君の話……? 銀坊とは………)

その後再度お百合に会い「銀坊」について聞くと、今の芳松君の本名は「銀之助(ぎんのすけ)」だと教えてくれた。

時子は衝撃を受けた。銀之助とは……時子の死んだ弟の名前だ!
千歳藩がお取り潰しになる直前に、1歳にもならずに死んだのだ。
そしてそれは芳松君の事件とまったく同じ時期…。

まさか、芳松と時子は姉弟だというのか……!?

---------------ここまで


449 :大奥記:2009/03/22(日) 19:17:42 ID:Ni/Wg+dM0

■弥生(3月) ~草木がだんだん芽吹くころ~ エンディング1

時子は最後に望春院達の密談を押さえた証拠を突きつけた。

望春院ももう言い逃れはできなかった。しかし
「時子殿、これ以上言うまでもございますまい。ここで死んでいただきます」
望春院はこれまでのように時子も消そうとした。ここまでか……そう思った時

上様「母上、そこまでになされよ!」 将軍が助けに来てくれた!

上様
「大奥が余のために存在するというならば、母上のやり方は余の考えに
 反するものじゃ。なぜ真実を教えてくれなかったのじゃ。
 だが、そなたらがなんと騒ごうと芳松は可愛い我が子じゃ。異論は挟むまいな」

上様のきっぱりとした態度を見て、望春院は
「我が過ちを、我が子に諭されて嬉しい」と言い残し、毒をあおって自害した。

こうしてひとつの戦いが終わった。


◆◆◆エンディングその1◆◆◆

全てが終わったあと、時子は大奥総取締役の部屋(千鳥の間)に戻った。

これから大奥総取締役としての本当の戦いが始まる。
皮肉なものだ。徳川家をあれほど憎んだ自分が、大奥の首座となるとは…。

時子「大奥ではわたくしが法。上様といえど、わたくしに従っていただきます!」

御台所、将軍生母、世継ぎの母。大奥のそれまでの権力者は全て消えた。
時子様は、芳松君を後ろ盾に大奥で絶大な権力を誇り、徳川家をも操っていった。
時子様は神仏のごとく崇められ、同時に悪鬼のごとく恐れられた。
富と権力は女を金毛九尾の狐に変える。

そう、かの望春院がそうであったように――。

大奥記・完 (時子魔王エンド)


450 :大奥記:2009/03/22(日) 19:20:03 ID:Ni/Wg+dM0

■弥生(3月) ~草木がだんだん芽吹くころ~ エンディング2

時子は最後に望春院達の密談を押さえた証拠を突きつけた。
 ……こうしてひとつの戦いが終わった。(ED1と同じ流れ)


◆◆◆エンディングその2◆◆◆

全てが終わったあと、時子はまっすぐ上様の元へ向かった。

上様「よく頑張った。時子……余はそなたを誇りに思うぞ。
   そなたはこれからもずっと、余の傍に居てくれるな?」
時子「はい、上様……!」

大奥での血生臭い争いに疲れ果てた時子がすがったのは上様の愛だった。

時子はその後、上様への愛に生きた。幾年かのち時子様に御子が生まれ、
将軍の血筋でない芳松君に代わり、お世継ぎとなった。

時子「私の子が将軍家の跡取り…父上、これで良かったのでしょうね…」

時子は世継ぎの母として、絶大な権力を手に入れた。
しかしそれは、時子様を中心とした陰謀渦巻く戦いの再開を意味するのでした。

大奥記・完 (愛に生きるエンド)


459 :大奥記:2009/03/22(日) 21:30:30 ID:Ni/Wg+dM0
■弥生(3月) ~草木がだんだん芽吹くころ~ エンディング3

※ 芳松君の正体イベントをこなしていることが条件

時子は最後に望春院達が千歳藩を取り潰し、時子の弟である銀之助を芳松の身代わりとした証拠を突きつけた。

望春院「ならば、仇の私を討つが良い。憎いじゃろう。ハーッハハハ」

上様「母上、そこまでになされよ!」

将軍が時子と望春院を止めてくれた。
「時子、そなたがここで母上を討てば、そなたも修羅の世界に染まってしまう。
 そなたを修羅に落とすのは余には忍びない、どうか耐えてくれ…。
 そなたらがなんと騒ごうと芳松は可愛い我が子じゃ。異論は挟むまいな」

上様に責められ望春院は毒をあおって自害。

こうしてひとつの戦いが終わった。


◆◆◆エンディングその3◆◆◆

上様
「時子、そなたには本当に辛い思いをさせた。
 余は、芳松がそなたの血縁であったことを喜んでいる。
 にごり切った将軍家の血は、断ち切られるべきであったのだ。
 余にはそなたが必要じゃ。これからもずっと、余の傍に居てくれ」

上様は、芳松の正体を知った上で、世継ぎとすることを望んだ。
真実を知った時子と芳松君は、しばし姉と弟として向かい合った。

時子「私は嬉しいのです。父上から託されたお家再興の夢……
   それがこんな素晴らしい形で現実になったんですもの」

芳松「それがしも嬉しい。共にこの江戸城で父上の分まで頑張っていこう」

かくして時子様は、芳松様の為に将軍家に仕え、大奥に命を捧げることを誓ったのでした。

大奥記・完 (真・乗っ取りエンド)


これで終わりです。

460 :大奥記:2009/03/22(日) 21:34:45 ID:Ni/Wg+dM0
良かった、書き込めた
大奥記、以上で終わりです

ご支援いただいた皆様ありがとうございました。
残り1レスで規制かかった時は泣くかと思ったよ…
このスレでおさまって良かったです

読み返してみると
最初は敵で後半は味方の正統派ツンデレの茜が好きなもので、
彼女のことだけ少し細かく書いてしまっているようです。すみません
お陽さんややえちゃんのほうが重要人物かもしれないのに…

何か質問、間違いツッコミなどありましたらどうかよろしくお願いします

464 :ゲーム好き名無しさん:2009/03/22(日) 22:29:37 ID:vvCSW55FO
望春院はなんで替え玉を使おうと思ったんだろう?

465 :大奥記:補足:2009/03/22(日) 22:47:42 ID:Ni/Wg+dM0
>>464
ゲーム中の説明は「混乱を押さえるため」「大奥を揺らがせないため」くらいでしょうか
望春院の思惑としては、自分の息子が将軍、そしてその直系の跡継ぎ息子まで生まれ、
揺るぎない地位と権力を得た直後のできごとだったので、
とりあえず隠して、問題先送りって感じだと思います。

参考表
 芳松を死なせた →沙月
 替え玉を作った →望春院、老中土岐
 当時から正式に知っていた →舞子様、医者榊
 当時から感づいていた →お百合様(命が惜しいから知らないふりは他にも)
 最近気づいてしまった →桃乃、お篠、御台所綾子





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