DEATH NOTE キラゲーム

DEATH NOTE キラゲーム

part45-344~346

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344 :キラゲーム:2009/05/12(火) 20:33:02 ID:xRVbRwD0O
プレイしながら書いているので小出しになりますが、とりあえず2話まで投下。
全12話です。

【キラゲームとは…】
参加者がキラ・L・捜査員・キラ信奉者の役割に分かれて行うゲーム。
プレイヤーが演じられる役割はキラかLのどちらかで、捜査員・キラ信奉者としてゲームに参加することはできない。

参加者は発言力を消費して発言を行い、疑惑度・信頼度を操作して目的を達成するのが最終目標となる。
参加者が順番に発言していき、1~3周した所でそのターンは終了。
参加者全員による投票を行い、検挙者(ゲームオーバーにする人)を決める。
この時、大抵「疑惑度」が一番高い参加者が検挙される。

キラの目的はLを探し出し、デスノートで「裁く」か検挙する(ゲームオーバーにする)こと。
参加者の誰がLを演じているかは発言から推測するか、信頼度が100になった参加者からの密告で知る事ができる。
キラ独自のルールとして投票時にデスノートを使って「裁く」参加者を指定できる。
ただし、L以外の人間を裁いた場合は発言力の最大値が大幅に下がり、次のターンの発言が制限されるペナルティがある。
また、最終的に参加者がキラとLの二人だけになった場合はキラの勝利となる。

Lの目的はキラを探し出し、検挙する(ゲームオーバーにする)こと。
参加者の誰がキラを演じているかは発言から推測するか、L独自のルールである「調査」で知る事ができる。
Lは投票時に参加者の一人を指定して、キラかどうか「調査」することができる。
Lにもペナルティがあり、キラ以外の参加者が検挙されると誤認逮捕とされ、発言力の最大値が減少する。

また、プレイヤーは演じられないが、キラ信奉者はゲーム開始時からキラが誰か知っており、状況がキラ有利になるような発言を繰り返す。

キラ役・L役のどちらかがゲームオーバーになった時点でゲーム終了。

ゲームの説明が長くなりましたが、ストーリーモードいきます。
 
345 :キラゲーム:2009/05/12(火) 20:34:33 ID:xRVbRwD0O
第1話「開始」

一連のキラ事件のあらましが語られる。
月とデスノートの出会い、犯罪者達の不可解な死と囁かれるキラの存在、探偵Lの登場…
原作でいうと竜崎(※1)を中心とした捜査本部が立ち上がり、月が捜査本部に合流したあたり(※2)からストーリーがスタート。
※1…キラゲーム中の名称と紛らわしいのでL=竜崎としています。
※2…ただし原作と異なり、月は竜崎の要請で調査本部に参加した形になっています。

いきなりキラゲームで遊んでいる捜査員達。
竜崎の「月くんがキラです」の発言に対し、ほとんどの捜査員が月に投票し、キラ役の月が検挙される。
キラゲームはLとキラの思考をなぞることになり捜査に役立つという竜崎の発言で、キラゲームを捜査に取り入れる事が決まる。

ここでルールが分からないという松田のために竜崎が解説をしてくれる。

その後、竜崎の語るキラ像(キラ=裕福な子供)について、松田が「自分が子供だったら怖くてデスノートなんて使えない」と反論、その場にいた月がキラゲームをしてキラ像に近づいてみてはどうかと提案し、キラゲームをすることになる。

プレイヤーは月を操りキラゲームに参加、勝利条件は役割「キラ」で勝利すること。
疑惑度0で勝利するとボーナスが入る。
とりあえず自分の疑惑度にさえ注意していれば勝てる。

ゲーム終了後、やっぱり竜崎の語るキラ像に納得できない松田。
竜崎は「捜査本部には松田のような普通の感覚の持ち主も必要だ。それに自分は松田がいないとやっていけない」と言う。
竜崎に認められたと喜ぶ松田だが、竜崎の発言の真意は「買い出し係」としての松田が必要だという意味だった…
 
346 :キラゲーム:2009/05/12(火) 20:36:38 ID:xRVbRwD0O
第2話「甘党」

捜査本部設立から数日、事件の捜査には大きな進展は見られなかったが、捜査員達はキラゲームの効果を認めつつあった。
ただ、竜崎の独特なキャラクターには捜査員達も戸惑いを隠せないのであった…

甘いものばから食べている竜崎に対して苦言を呈する捜査員達。
特に松田は買い出し係にされているのが不満なようで、頭を使っていると甘いものを食べても太らないという竜崎に対してキラゲームで勝負を挑む。

プレイヤーは竜崎を操りキラゲームに参加、勝利条件は役割「L」で勝利すること。
松田の疑惑度0で勝利するとボーナスが入る。
竜崎の必殺技の使いどころを間違えなければ勝てる。

キラゲーム終了後、さっそく竜崎の体脂肪を測ると、さっそく減っている。
体脂肪は単なる割合だからという模木、理解できない松田。
水分をたくさんとれば体脂肪は減るため、竜崎はキラゲームの最中に大量にコーヒーを飲んでいたのだ。

 

DSのDEATH NOTE キラゲームをクリアしたので
第二話まであるので第三話から
原作とはパラレルストーリーだが十一話「正義」以外ほぼ原作と同じ

 

 

第三話「接触」
バスジャック事件でレイ=ベンパーがFBIだと知った夜神月。
後日、月はレイをLである竜崎の捜査本部へと呼んだ。
日本捜査本部と捜査協力したいレイは、日本警察と関係者の身辺調査を行っていた事を秘密にしておきたかった。
月はそれに協力し黙っていると約束。
バスジャック犯を心臓麻痺で殺さなかった月を、レイはキラではないと考えていた。

 

捜査本部へと訪れたレイは、あくまでFBIが独自にキラ捜査をするために派遣されたと自己紹介する。
警察関係者の調査も、竜崎との関係も全て黙っていた。
だが総一郎を含めた日本警察はこのタイミングで現れたFBI、そして竜崎を疑う。
竜崎は警察の中にキラがいると疑っている、信頼していないのではないかと考え相沢が怒鳴る。
月の狙い通り、最初から薄かった信頼関係にヒビが入る。レイをあの時に殺さなくてよかったと考える月。
竜崎はレイがキラの調査のために来た事を証明するため、キラゲームを行う事を提案。月達もそれに乗る。

 

キラゲームにより信頼を得たレイ。狙った通りにならなかった事に苛立ちを覚える月。
一週間後、レイを含めたFBI、12人が心臓麻痺で死亡した。
竜崎はFBIを呼び日本の警察とその関係者を調査していた事を白状する。
相沢の言う通り、今回はキラに敗北したと認める竜崎。だがキラについて色々とわかったと答えた。
まず死刑囚を利用して操り方を学んでいた事、FBIが到着してから5日間以内で調査した中にいた事。
そしてその性格は竜崎と同じで幼稚で負けず嫌い。
FBIが調査した人数はそこまで多くない、そこまで絞り込めた事に捜査員たちはやる気を出した。

 

 

第四話「追跡」
月はレイを操りFBIの情報を入手し、そしてレイを心臓麻痺で殺した。
竜崎はキラがFBIに接触して情報を得たと推測。特にレイの状況に関心を持っていた。
レイが調査した中に月がいた。月を疑う竜崎。

 

月の前にレイの婚約者という間木照子という女性が現れる。
レイはバスジャックの際に尾行していた相手に本名を教えた事を、照子に伝えていた。
それ以上の事は聞いていなかったが、照子はそのバスを使用する可能性のある月を疑っていた。
何を聞いたか知らないが、危険だと考えた月は照子をデスノートで操り行方不明の上での死を迎えさせようとした。
だが効果はない。照子の本名は南空ナオミといい、照子は偽名。本名を知らない以上デスノートは効果が無い。
請われるまま月は捜査本部に連れて行くしかなかった。

 

知り合いである竜崎に再開する照子。
月を疑う照子はキラゲームをやらせてほしいと頼み、竜崎もそれを承諾した。
しかしキラゲームを行っても一切そぶりを見せない月。
思い違いだったかと個人で捜査し直すと言いナオミは去る。しかし竜崎はゲームを影から操っていた月をますます疑う。
レイを失い、月がキラである可能性も見失ったナオミは一人で街中を歩く。
そこに月が走り寄り、あの時に会えたのも運命であり共にキラを捕らえようと月は捜査本部に誘う。
きちんとした証明があればすぐに捜査本部に行けるという月。
あなたのような先のある女性に、危険な事をやらせようとしたと、今のは忘れてほしいと月はいったん引く。
すると捨てる物はありませんと捜査に協力させてほしいと自分から頼む。
そうして運転免許証を見せ、本名である南空ナオミを月に伝えた。その後の消息は不明となる。

 


第五話「崩壊」
さくらTVにキラ名義でビデオテープが送られ、さくらTVはその内容を放送する。
その内容通りにキラ批判を繰り返す有名人たちが死に、放送を中断。ビデオテープは警察に押収された。
その今までとは違う内容を見て、竜崎は二人目のキラの存在を示唆した。
信用できない相沢と松田。キラゲームを行い、キラの思考を考える事にした。

 

キラゲームで勝利した後、第二のキラと仮定しての捜査を行う事となった。
もし二人のキラが同じ能力なら、捕まえればもう一人のキラを捕まえる重要なヒントになる。
そして第一のキラはより巧妙なので、第二のキラを見つけ、利用してから抹殺しようとする。
月を呼び、別のキラかどうかは伏せてビデオを見せる。月は動揺せず、竜崎と同じ推理をした。
キラの振りをして、第二のキラをコントロールする作戦に出る事になった。

 

第二のキラであるミサは、死神のレムに自分の為では無くキラと会うために使用したと告げる。
ミサは寿命の半分と引き換えに、顔を見た相手の名前がわかる死神の目を持つ。

 

 

第六話「愛情」
TV局を通してビデオで情報を交換する、キラ役は竜崎の勧めで月が務めた。

 

夜神の家に弥 海砂が訪ねてくる。彼女こそが第二のキラであるミサだった。
数日後、夜神の家で家族や知り合いに挨拶するミサ。ミサはTVで売り出し中のアイドルでもある。
すぐに始末するつもりの月だったが、これからは月に従うというミサの言葉を受け入れた。
竜崎の顔をミサに見せ、本部ごと消した後にミサも始末するつもりだと月は考える。
月の恋人だというミサ。アイドルなのにと松田が聞くと、月と結婚できるなら辞めてもいいと答える。
まだ結婚は早いと総一郎が止めると、キラゲームで勝ったら認めてくださいとミサはごり押しした。

 

ミサがキラゲームで勝利したところ、家に月の同学年の女子大生である高田清美が訪ねてくる。
月に好意があった清美は、彼女を自称するミサに嫌悪感を持つ。面倒だなと考える月。
頭がいい事をハナにかけてとミサはキラゲームで勝負する。
清美が勝利し、怒ったミサはそのまま言い合いになる。

 

後日、大学へと向かった月はそこの学生でもある竜崎と会う。
そこにミサが遊びに来た。竜崎にミサの存在を知られるとまずいと一瞬思う月。
だがミサが竜崎の顔を見た事でこれで竜崎を殺せ勝利だと、月は考え直した。
ミサが去った後、月はトイレに行きすぐにミサに電話する。だがミサは電話に出ない。
その頃、ミサは竜崎の指示により捕らえられ、目隠しをされ体も身動き取れない状態となっていた。

 

 

第七話「監視」
鑑識の努力により、第二のキラからのビデオから見つかった微細の鑑識結果と、同じ物質がミサの部屋からも発見される。
竜崎はミサが第二のキラだと断定し、捜査本部内の特殊施設に拘束。
ミサは尋問に応じず、そのまま三日が過ぎた。

 

自分の甘さを痛感する月。竜崎の本当の名前を聞く前にミサが捕らえられてしまった。
もはや竜崎は月をキラだと断定しているだろう。
もうミサを殺すしかないが、ミサを殺せばミサの死神のレムが月を殺すと通告している。
死神は気に入った人間を生かす為に誰かを殺せば死神も死ぬ、だがレムはミサの為なら死んでもいいと思っている。

 

捕らえられたミサはレムに殺してくれと言い続ける。
それなら月を殺すというレムだが、自分を殺せとミサ。今死んでもミサは幸せだが月が死ぬなら不幸だと答える。
そこまで月の事を愛しているのかとレムは思う。舌を噛みかねないと竜崎は口の拘束もした。

 

自宅の月はミサがいつまで持つかと焦る。このままでは月を逆恨みし、殺されかねない。
そこにミサに取り付いていたレムが現れる。ミサはデスノートの所有権を放棄したのだと言った。
これによりミサはデスノートに関する一切の記憶を失った。死神の目の能力も、月がキラだという事も全て。
月に対する好意だけは残ると説得すれば受け入れて、ミサは記憶を失い気絶した。
もうミサからデスノートに関する情報が洩れる事は無い。それならば大丈夫だと月。
ミサを助けなければお前を殺すというレムに、考えがあると月は答えた。そしてリュークに別れを告げる。

 

翌日、記憶のないミサは今までと打って変わって殺せと言わず、デスノートに関する話も一切せずストーカーの話ばかりする。
捜査本部に着いた月は、竜崎や父に自分はもしかしたらキラなのかもしれないと答えた。
レイに会った事もあり、重犯罪者なら死んでもいいと思っている、だがキラとしての自覚はないと月は言う。
なので自分を拘束し、犯罪者が死ぬかどうか確認してほしいと月は皆に頼んだ。
月を拘束するかどうかで捜査本部も意見が割れる、竜崎はキラゲームで勝負しようと言った。
キラゲーム後、手足を拘束し牢獄に入れられるのを自分から望む月。父である総一郎はその状況を見ていられず、自分も拘束してほしいと頼む。

 

ミサ、月、総一郎がそれぞれ牢獄に入れられる。
月は、ここに来る前に地面にデスノートを埋めてきていた。
そして一週間後、捨てると口にしたことでデスノートの所有権を放棄。デスノートに関する記憶が消える。
記憶が消えた月は、キラは自覚のない殺人は起こせない。自分はキラじゃないと前言を撤回する。
らしくない月の状態に困惑する竜崎と警察たち。
15日後、またもやキラの殺人が再開される。これで月の無罪が確定すると喜ぶ松田。
竜崎が殺人が起きていないと月に言うが、自分は嵌められたと主張する月。何が何だかわからないと困惑する竜崎.
50日後、キラによる殺人は続き、これ以上の拘束は無意味だと警察たちも竜崎に求める。
最後にテストをすると言う竜崎。意味がないと答える一同にキラゲームで決める事にした。
そして総一郎は竜崎の言われた通り、解放された月とミサに拳銃を向けた。

 

その頃、キラとコネクションを得たという大企業ヨツバグループの幹部が集まり、キラの力を使い企業利益を上げていた。

 

 

第八話「潜入」
総一郎が撃ったのは空砲。そして総一郎は殺されなかった。
竜崎は総一郎に一芝居打たせ、それでも殺さなかった月とミサを解放した。
ミサがキラと関係したという証拠は揃っている、そのためキラを捕まえるまでは監視下で共にキラを捕まえる事となった。
月は承諾した。竜崎はそれぞれに役目を与え、松田にはミサのマネージャーを頼んだ。

 

推理が外れたのでヤル気が落ちた竜崎。そんな竜崎に月はヨツバグループが株価を上げている事を告げる。
そしてヨツバグループの周辺では死亡者が続出している。私欲の為に動くキラが現れたと確信した。

 

その頃のヨツバグループはLをつぶす為、エラルド=コイルという世界的な探偵を雇い竜崎を探っていた。
竜崎はその情報からヨツバグループ室長の火口卿介という雇い主を突き止める。
ちなみにエラルド=コイルとは竜崎の偽名の一つ。

 

その頃、松田は独断でヨツバ本社ビルに忍び込んでいた。
そして会議室まで忍び込んだ松田は聞き耳を立ててキラの話を聞く、しかし幹部三人に見つかってしまう。
GPSを探知して松田がヨツバ本社ビルにいるのを知った竜崎達は、どうせピンチだからと助ける事にする。
ミサの売り込みに来たマネージャーだと嘘をつく松田。マネージャーとしての偽名は松井で、念のため名刺も作っている。
念のため、殺すべきだと考えるヨツバ幹部。
さらにミサに電話させて、信ぴょう性を上げる。また本当かどうか確かめたいと言われ、ミサを呼び出した。
それまで時間があるのでキラゲームをしましょうと、松田は時間を稼ぐ。

 

ミサと社長の役として総一郎が訪れ、接待の為にヨツバの三人をマンションの一室に連れて行く。
月も含めてキラゲームで遊ぶ。
それを終えた後に、松田は一発芸として酔った状態でベランダで芸をしようとした。
しかし失敗し15階から落下、一つ下の階からせり出たマットで受け止め助ける。
道路で倒れて死んだふりをした一階の別人が救急車で運ばれ、幹部三人は無関係という事にして帰らせた。

 

 

第九話「対面」
数週間後。ミサはヨツバグループのイメージキャラとして起用される話となった。
竜崎はコイルへの依頼を逆手に取り、ミサがLの情報を持っているとコイルとして報告する。
その報告を受けたヨツバ幹部は、ミサを本社に呼び出しコイル自身に面会させることにした。
ヨツバとキラのつながりを立証するため、コイルに化けたワタリとミサを面会させる。
マネージャーとして月と模木が付きミサは面接へ。幹部三人とコイルに化けたワタリが面接者として話を聞く。
面接で強盗に両親を殺され、その犯人をキラに裁かれたため、キラ信者ではないかとワタリが聞く。
事前に打ち合わせをしており笑顔で違いますと答えるミサに、ではキラゲームで確認しましょうと勝負となる。
キラゲームの勝敗の結果、やはりミサはキラに敬意を持っている。だがそれは世間にバレなければいいので問題ではない。
ただ嘘を言ってほしくない、一時Lに拘束されていた事は調査しているのでその事を話してほしいとワタリが聞く。
そこまで調査しているとはと、コイルに感心するヨツバ幹部たち。

 

長時間となったので火口がトイレに行く、ついでにミサもトイレへ。
このままではミサがまた酷い目に合うのではないかと疑う死神のレムは、ミサに事実を言いに行く。
デスノートの切れ端を触れさせる事でミサにレムが見えるようにし、驚くミサの口を塞ぎ話始めた。
デスノートに触れれば記憶が戻るが、切れ端程度では戻らない。
そしてミサに月がかつてキラであった事と、ミサが第二のキラだった事。二人して記憶を捨てた事。
さらに今のキラが火口である事を伝えた。
火口はゲスな男で、ミサを妻に迎え、飽きたら殺そうとしていた。
ミサは火口を落とし、キラである事を示す為に、まず火口の信頼を得る事にした。
火口に頼んでもう一度キラゲームを行う事にした。

 

夜、ミサは火口に誘いメールを送り二人でドライブするミサと火口。
ドライブ中、ミサは第二のキラだと自分から火口に言う。驚く火口とレム。
Lは第二のキラである自分を最後に無罪だと思い解放した、そしてミサの夢はキラと結婚する事だと告白。
もし本当だったら利用価値があると火口。自分がキラだったらどうすると言い、お互い本物かどうか確かめてみようという。
悪人しか殺さないと言うミサに、知り合いに何人も死に追い込んでる借金取りがいる。
こいつが死んだらすぐに電話で分かるという火口、ミサは後ろを向いてレムに殺人を行わせる。
火口はミサが第二のキラだと信じ、自分がキラだと応える。
家にデスノートがある火口、なら今から犯罪者裁きをやめて、また裁きを初めてと連絡したらしてとミサ。
それで信じてもらえるならと火口は了承。ミサはひそかにその言葉を録音した。

 

 

第十話「終焉」
ミサの報告により火口がキラだと断定。いぶかしみながらも竜崎も火口を捕らえに行く。
だがミサがもし第二のキラではないとわかれば、火口はすぐにでもミサを殺すだろうと月は焦る。
ミサを守るために月は火口の即時逮捕を竜崎に訴える。
火口がキラである事を示すには、殺人を行おうとしている所を見なければならない。
そこで竜崎はさくらTVを利用する事にする。
さくらTVのキラ特番は嘘ばかりで誰も信用せず、視聴率も低い。その視聴率が低い事を利用する。
キラしか知らない事を分からせる内容ならば、火口も動かざるを終えない。そのために松田を利用する。
松田はヨツバグループでキラの話を聞いてしまった、殺されない為に友人と共に死んだふりをしていた。
すりガラスで松田の顔は見えないようにする、だがハプニングで顔が出る。しかし火口には松井と言う偽名しかわからない。
火口を監視し、名前を調べようとしているのなら、即時逮捕。
若い松田に任せるのはと難色を示す総一郎や他の警察。しかし松田はヤル気。
出来るかどうかをキラゲームで確かめる。

 

松田の熱意に負け他の者達も認める。またほかの幹部に脅迫し協力を求める。
協力しキラを捕らえれば罪には問わない、キラがLに勝っても今まで通り、月はそう提案。
キラを捕らえるだけの力があるのかと聞かれ、キラゲームでその力を示す。

 

FBIを殺した以上、殺人の証拠がある。無ければ殺す理由がない。
火口の家や車に盗聴器やカメラなどをいくつも設置することになった。

 

幹部の一人が火口に電話し、さくらTVの番組で不味い事になったと伝える。
キラ特番、TVを見てどうせやらせだろうと火口は思ったが、会議でキラの話をしていたと言う。
さらにすりガラスが倒れて松田の顔が一瞬うつる。
念のため、松井の名前をデスノートに書いていたが殺せなかった。つまり芸名か何か。
番組の最後にキラについて語るという番組。慌てる火口はミサに電話する。
ミサは留守電設定にして出ない。
次に他幹部に電話し、裏から手をまわして止めようと言う。だが下手に番組を止めれば逆に怪しまれる。
しかし顔は写ったからそのうちキラが殺すだろうと傍観すると答えさせた。
次に社長をしていた総一郎に電話がくる、名字は知っているが名前は知らないと答える総一郎。
会社に履歴書はあるが現在、社員旅行中で全員出払っている。
知りたいならプロダクションビルの金庫を開けて自分で見てくださいと、金庫のロックナンバーも伝えた。

 

急いで来るまでビルへと向かう火口。TVを見ながらだと、松田が本名を隠したと答えた。
監視カメラでビル内に入る火口を映す。履歴書から名前をメモする火口。
どうして死なないと怒る火口に、何かしたのかと困惑する竜崎や警察たち。
車に戻り、このままでは終わると思った火口は、監視カメラから松田を見る事にする。
そしてレムと寿命で取引し、死神の目を手に入れた。

 

 

第十一話「神曲」
松田の本名を知るために奔走する火口。
スピード違反で白バイに捕まる。
しかし何かをカバンの中でした後、車で逃走。追いかけた白バイがトラックとぶつかり事故死。
まだ証拠は挙がってないが、これ以上は火口を野放しにするのは危険。確保に向かう事にした。

 

急ぐ火口、だがフルフェイスの警官隊が追いかける。さらにヘリで上を抑える。
こうして火口は捕らえられ、その目は目隠しをされた。
トランシーバーで火口にどうやって殺人を行ったか聞く竜崎。
沈黙するが、やがて堪忍してデスノートと死神について答えた。
言われた通り総一郎がノートを車の中から発見。持ち出すと死神のレムの姿が見えた。
たどり着いた竜崎と月が触れると死神の姿が見えた。ノートはまだ2冊以上あると確信する竜崎。
そして月は記憶を取り戻す、叫び、そして冷静さを取り戻す。「計画通り」
月は隠し持っていたデスノートの切れ端で火口の名前を書き、火口は死んだ。

 

デスノートの最初に13日以内に殺さなければ自分が死ぬと書かれていた。この内容を信じれば月もミサもキラではない。
実は月がリュークに書かせた、嘘のルールである。
デスノートは現在、化学検証中。死神のレムはデスノートの所有者にしか答えないとしか言わない。
時間つぶしにキラゲームをすることを竜崎は提案した。

 

キラゲームを終えたころ、デスノートに関する鑑識も終わった。
ノートは地球上に存在しない物質、ノートは本物でルールも本物、50日間拘束された月とミサも無実。
こうして解放され、二人きりになった月とミサ。月はある場所に埋めてある物を掘り返すようにミサに告げた。
ミサがその森の場所に行き掘り返すとデスノートがあった。それに触れるとミサは記憶を取り戻す。
だが死神の目で見た竜崎の本当の名前が、あまりにも過去の為にどうしても思い出せない。
月に嫌われたと思ったミサは、あらたな契約者となったリュークにまたも寿命を半分差出し、死神の目を求めた。

 

犯罪者裁きがまた再開された、慌てる警察たち、デスノートはやはり2冊以上あったかと考える竜崎。
ミサによって行われていると感づいたレム。そして本部の玄関先にミサが訪れる。
ミサの寿命がさらに減っていた。そしてレムは月の狙いに気づいた。
ミサが解放されてからすぐに行われた犯罪者裁き、これでは疑ってくれといっているものだと竜崎。
見ただけで殺せるようになったのかもしれないと、今日はミサをそのまま帰らせた。
13日のルールがある以上、月とミサは無実。だがどうしても何かが引っかかる竜崎。
そこまで疑うならキラゲームでもやろうと月は提案する。

 

ともかく疑うのを辞めろという月に、仕方ないととりあえず受け入れる竜崎。
しかしデスノートでの殺人という手段は分かった。怪しい人間が所持しているかどうかを確認すればいいだけと楽観的。
月が竜崎に、もしデスノートを発見して罪に問えるかと聞く。
立証は難しいが、それは捕らえてからの話。それを行うのは法務省。
法務省ならばキラ自身にデスノートに己の名前を書かせ、キラの抹殺とノートの検証を同時に行うだろうと竜崎は答えた。

 

全てを理解したレム。竜崎ならばすぐにミサを捕らえデスノートを見つけるだろう。
そして愛するミサの為に竜崎を殺せばレムは消滅する。そして邪魔なレムが消滅すれば情報を聞き出すこともできない。
もしレムが月を殺してもミサは助からない、むしろ生きる意味を失い自殺する。
最初からこうなる事を読んでいたのかと、レムは月に戦慄する。
竜崎はデスノートについて考える、月とミサの無実を証明しているのは13日のルールだけ。
これを取り除けば二人はキラという事になる。竜崎は死刑囚にデスノートを書かせることにし、ワタリに連絡した。
ワタリはさっそく死刑囚の手配をしようとした所で、レムに名前を書かれ心臓麻痺で死亡。
キラはワタリの本名を知らない、ならば死神かと竜崎が探そうとした所で、竜崎の心臓が麻痺する。
倒れる竜崎を抱きとめる月。心配する声とは裏腹に月の顔は嘲笑だった。
それを見てやはり私は間違っていなかったと想いながら、竜崎も死亡した。
そしてミサを助けたレムは砂となって崩れていく。死神をも殺した月を恐れながら。

 

竜崎、ワタリ、レム、夜神月の邪魔者はすべて消えた。
捜査本部はキラ本人である夜神月を中心に、キラ事件の捜査を継続。
警察全体を支配しながら、夜神月は新世界の神の座へと歩みを進めた。

 

その頃、ニアとメロという少年二人に、「Lが死んだ」と伝えられる。
END

 

 

(全てのキラゲームで条件を満たしてクリアすると、下記のシナリオを選べる)
第十一話「正義」
(ミサが犯罪者裁きを開始し、捜査本部を訪れるが竜崎によって入り口で帰らされる所まで一緒)
ミサが解放されてから犯罪者裁きが行われる、まるでミサがキラのようだと口にする竜崎。
それはルールがあるから無理なのでは、と思わず口にするレム。
なぜ今まで喋らなかったレムが口を挟むのかと竜崎は疑う。
そもそもなぜ50日間ミサが拘束されていたのを知っているのかとレムに聞く竜崎。
失言したと思うレム。内心でバカがと罵倒しながら、実際ルールがあるから無理だろうと月は言う。
本当にルールが適用されるのか、死刑囚で確かめましょうと竜崎は言った。
他の警察もそんなのは無意味だと反対するので、キラゲームで勝ったらと竜崎は告げた。

 

竜崎は死刑囚の調達と、例の件を各国首脳に通達するようにワタリに伝えた。
レムはその前に竜崎とワタリをデスノートで殺そうとする。
だが何をしても無駄だと竜崎はレムに怒鳴った。
13日以内に自分が死ねば月とミサをキラとして扱う事と、すでに世界中に伝えてある。
もう竜崎とワタリ、そして捜査本部の全員を殺してももはや二人に逃れるすべはないと言い放った。
死神の余計な一言で全てが終わったと、月は考えた。

 

今は拘束し、13日後には二人には大きな制限が付けられる事だろうと竜崎。
最後に話す事はあるかと月に問う。

 

押し黙っていた月は、キラの必要性を説いた。
この腐った世界にキラと言う新世界の神が必要だと答えた。
しかし竜崎は、キラは私にとってただの人殺しであると返事をした。
もし本当に必要ならば、きっとあなたを神は助けるでしょうと言いのけた。

 

二人は拘束され、13日後にルールの嘘は暴かれ、月とミサは正式に逮捕された。
未成年である事を考慮し、名前は発表されず、キラ逮捕の事実だけが公表された。
疑う者もいたが、犯罪者裁きがなくなり、ゆっくりとそれは真実だと浸透した。
同時に凶悪犯罪がまた増え始め、かつてのように各国は犯罪対策に奔走する。
その陰でキラ復活の声はやまない。
世界が真に求めているのはLか、それとも……。
END

最終更新:2018年11月20日 04:19