風のクロノア 〜夢見る帝国〜

part46-434~439


434 :風のクロノア~夢見る帝国~:2009/08/04(火) 23:21:28 ID:VPA9VyRg0
要望にはありませんがGBAの「風のクロノア~夢見る帝国~」投下します。

登場人物
クロノア:主人公。帝国で夢を見ていたため処刑されそうになる。
ヒューポー:クロノアの相棒。
ジリアス:クロノアが迷い込んだ帝国の皇帝。眠れない病で苦しんでいる。
バクウ:帝国の宰相。クロノアに怪物退治を命令する。

【プロローグ】

ぼくはどこからきたんだろう
青い風がふくところ
ぼくはどこへいくんだろう
白い雲がたどりつくところ

だからきっと…
夢をみたらおきられる


ドアをノックする音で目を覚ましたクロノアは、突然現れた兵士達に連れ去られてしまう。
クロノアはジリアス皇帝の元に連れて行かれ、夢を見ていたことを咎められる。
この帝国では、夢を見ることは禁じられていた。

「なんで夢をみちゃいけないんだ!」

夢など邪魔なだけだ、と一蹴するジリアスに反発するクロノア。
クロノアの態度にバクウは怒るが、ジリアスはおもしろいと言い、クロノアを試すことにする。
この帝国では4匹の怪物が暴れている。全ての怪物を退治することが出来たら、処刑は見逃してやる、という。
城を出るクロノアの背中に、バクウは意味ありげな言葉を投げかける。

「もっともその前に、おまえも夢をみることのおろかさが
 わかるだろうがな…。ククク」

いったいここはどこなのだろう? ともかく今は行動あるのみ。
ヒューポーを伴い、クロノアは駆け出す。
彼らを見下ろすように、帝国の国旗がたなびいていた。



435 :風のクロノア~夢見る帝国~:2009/08/04(火) 23:23:02 ID:VPA9VyRg0
【ワールド1 ケンカシティ ガザランド】

怪物がいるというガザランドにやってきたクロノア。
住人に話を聞こうとすると、いきなり殴られてしまった。
ここでは強い=エラいというルールがあるのだという。

「そんなにケンカしたけりゃ、怪物とケンカしてればいいのに」

ヒューポーがそう言うと、途端に弱腰になる住人。

「怪物とケンカしたらケガしちゃうじゃん」

怪物が街のチャンピオンを倒したため、今は怪物がチャンピオンなのだ。
クロノアは怪物がいるという山の上を目指す。
怪物は山頂の闘技場で対戦相手を待ち構えていた。
巨大な拳にはトゲがついており、正面からではとても敵いそうにない。
ガードの薄い背後から攻撃をしかけ、怪物を倒すことができた。

倒れた怪物は、小さな少年に姿を変えた。
少年はチップルといい、世界一のチャンピオンになる夢を見ていたが、
赤い霧に包まれてしまったのだという。
怪物になっていた時の記憶はないようだ…。
(チップルの名前は冒頭の住人との会話に出てくる。
「チビのチップル」と言われていて、あまり強くなかったっぽい)

「やっぱり、夢なんか見たらダメってことなんスかねえ…」
「うーん…」

呟くチップルを後に残し、クロノアは次の街を目指す。


436 :風のクロノア~夢見る帝国~:2009/08/04(火) 23:23:48 ID:VPA9VyRg0
【ワールド2 オペラタウン プレアミル】

到着するなり、頭痛を引き起こす怪音波が聴こえてきた。
ペリルという住人によると、先ほどの音はムジカの歌だという。
ムジカはオペラハウスが誇る世界一のソプラノ歌手。
素朴だが優しい彼女の歌が好きだったのに、とペリルは嘆く。
これは怪物のしわざかもしれない。確かめるためにクロノアは
オペラハウスへと向かう。

ステージにたどり着くと、そこには怪物がいた。
ラッパのような口から放たれる音をどうにかしなければ…。
大きく膨らんだ腹部に、怪物が吐き出すムゥをぶつけて倒す。

ガザランドの時と同じく、倒れた怪物はムジカの姿に変わった。
怪物となって住人を苦しめていたことに悲しむムジカ。
世界一のオペラ歌手となって、人々を幸せにするのが彼女の夢だった。
ペリルの言葉を伝えると、ムジカは自分が見た夢のことを思い出す。
ペリルに素晴らしい歌を聴かせていたはずのだが、その歌がどうしても思い出せない。
思い出そうとすると、霧が立ち込めてきて何も聞こえなくなってしまうのだ、と。
赤い霧かとクロノアがたずねると、青っぽい霧だったという。
ペリルのために歌の練習をしようとはりきるムジカと別れ、次の街へ。

【ワールド3 フードランド ジオブブ】

お腹がすいてきたクロノアとヒューポー。タイミングよく見つけたレストランで
食事をとることにした。ヒューポーはステーキ、クロノアはハンバーグを注文する。
しかし出てきたのは生のニンジンが一本ずつ。
ウェイター曰く、シェフのチーリンがおらず料理が出来ないのだという。
更に、山に現れた怪物が全てたいらげてしまったため、ニンジン以外の食材は残っていない。
ステーキを取り返すため(byヒューポー)、クロノアたちは怪物を倒すことに。
クロノア達の前に現れたのは、土さえも喰らうビックリな怪物。
近くを飛んでいるフラムゥを喰わせることでやっつけることが出来た。

怪物の正体はチーリンだった。
世界一のシェフを目指すチーリンは、嫌いなニンジンを食べられる料理を
作る夢を見たのだが、途中で黄色い霧が出てきたという。
赤、青、黄色の霧。何か関係があるのだろうか…?

437 :風のクロノア~夢見る帝国~:2009/08/04(火) 23:24:50 ID:VPA9VyRg0
【ワールド4 大樹の里 サヌタール】

サヌタールへやってきたクロノアは、倒れている住人を見つける。
助け起こすが、どうも具合が悪そうだ。
マリスという住人によると、森の奥にいる怪物が新種のカゼをばらまいており、
里の住人は「絶対に治せないカゼ」にかかってしまったのだ。
確かに、マリスと同じように道端に倒れている住人が何人もいる…。
メディム先生という研究熱心な医者がいたのだが、どこかに行ってしまっていないらしい。
もしかして、そのメディム先生も…? クロノア達は森の奥へと向かう。

森の奥には、やはりメディム先生と思われる怪物がいた。
頭の上にムゥをぶつけて怪物を弱らせる。

元に戻ったメディム先生は、どんな病気も治すクスリを作ろうとしていたのに、
どんなクスリも効かないウイルスを作ってしまったと嘆く。
何か夢を見なかったかと聞くと、双子月を見たという。

赤い霧、青い霧、黄色い霧、そして双子月。
クロノアは帝国の国旗の特徴を示していることに気付く。
彼らを怪物にした犯人は城にいる? ともかく城へと戻ることに。


438 :風のクロノア~夢見る帝国~:2009/08/04(火) 23:27:25 ID:VPA9VyRg0
【ワールド5 王都 ル・エルジンバ】

戻ってはきたものの、中に入れてもらえそうにないため入る方法を探すことに。
あちこち見て回るが、抜け穴のようなものはどこにも無さそうだ。
悩むクロノア達に、何者かが声をかけてきた。クロノアを捕らえた兵士達だ。
クロノアは身構えるが、兵士は「ここだ」と壁を指差す。そこにはなんと隠し扉が。

「昔はこんな国じゃなかった。この国を、そしてオレ達の夢を、頼む」

兵士達の助けを借りて城へ入ることが出来たクロノアは、ジリアスの元へ向かう。

「ふん、ようやくここまでたどり着いたか…」

クロノアはジリアスと対峙する。お前が夢見る人達を怪物にしたのかとヒューポーが問うと、
ジリアスは激昂する。

「夢などなんになる! わたしは生まれたときから皇帝だった!
 夢を選べぬものの苦しみなど、貴様にわかるものか!」

突然現れた不気味な目玉とともに、ジリアスが襲い掛かってきた。
雷を避けながら目玉にムゥをぶつけると、目玉は逃げていき、後には倒れたジリアスが残された。
「よくやってくれた」と言うジリアスに、クロノアは戸惑う。
怪物になった人々が見た霧と双子月は、クロノアを城へ呼び戻すためにジリアスが与えたヒントだった。
これでいい、と呟くジリアス。クロノアの背後に影が落ちる。

「夢の力の弱きものなど所詮そのていどかっ!」

声の主はバクウ。バクウの正体は「ぜつぼうの魔王」で、人々から夢を奪い絶望の王国を築くのが
目的だったのだ。

「夢見る奴はみんな怪物にしてくれる!」

バクウの足元から影が伸び、魔王が姿を現した。
仮面と同じ色のムゥをぶつけ、現れた本体にダメージを与えることで魔王を退けることが出来た。

ジリアスは夢を持つことの出来ない自身を嘆いており、その弱みを絶望の魔王に利用され、操られていたのだ。
人の夢をつくり守るのも、立派な夢であることに気付かせてくれたと、ジリアスは感謝する。
クロノアと握手を交わそうとしたが、ジリアスは力尽き、気を失ってしまった。
何度も呼びかけるクロノア。そして場面は暗転し……


439 :風のクロノア~夢見る帝国~:2009/08/04(火) 23:28:44 ID:VPA9VyRg0
【エピローグ】

「――うてい、皇帝!」

ジリアスは、誰かに呼びかけられる声で目を覚ます。椅子に座り眠っていたようだ。
クロノア達はどこにもいない。先ほどの出来事は夢だったのだろうか…。

バルコニーへ出たジリアスが見たのは、夢を見る権利を返せと訴える民衆の姿。
その中にはチップル、ムジカ、チーリン、メディムもいた。
民衆に向かって、ジリアスは語り出す。
ある夢を見ていたこと、その中で出会った少年が悪夢を追い払ってくれたこと。
夢を見ることが幸せなのではなく、夢に向かって進むことこそ、本当の幸せだと気付いたこと。
ジリアスは一人ひとりが夢を持ち、夢を叶えるために努力してほしいと呼びかける。
それを見守り手助けすることが、自分の、そして「夢みる帝国」の本当の夢なのだ、と。

民衆は皇帝と、「夢みる帝国」を称える。
歓声の中、ジリアスは悪夢を払ってくれた少年のことを思い、微笑むのだった。

「ありがとう…クロノア」

エンディングでは、住人達のその後らしいシーンが見られる。
勝負を挑んできた住人に勝ったらしいチップル
オペラハウスでペリル&大勢の観客を前に歌うムジカ
ニンジンが食べられる料理を完成させたチーリン
大樹の里で病気を治して回るメディムと元気になったマリス(かわいかった)
エピローグラストのジリアスの笑顔と、最後にクロノア&ヒューポーが映っておしまい







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