女神転生外伝 新約ラストバイブルⅡ 始まりの福音

女神転生外伝 新約ラストバイブルⅡ 始まりの福音

part48-132~133


132 :新約ラストバイブル2:2009/11/18(水) 01:14:59 ID:FYSzVQkd0
本編要約:
 疫病が蔓延している上、狂王カインが魔獣を呼び出し圧制を敷いている、惑星ホルス。
 義理の家族を魔獣に食い殺された主人公は
 魔獣の女王を名乗る存在「ミストラ」に導かれながら
 家族の仇であり、子供だけを食い殺す魔獣「笛吹き」と、全ての元凶であるカインを倒す旅に出ます。
 道中、世界に変革をもたらすと噂される福音の子2人――
 「死を呼ぶ仮面のレオン」「福音の聖女ルナ」を仲間にし、見事カインを討った主人公。
 しかし、ミストラが突然、最も強い意思を持つ魔獣に力を与え、
 魔獣王を生み出すと言い出します。
 それと呼応するように生まれた二匹の魔獣「魔王サタン」「天使長ルシフェル」は
 言い方こそ違えど、どちらも人間を家畜としか考えていない存在でした。

 カインの右腕を名乗りながら、実はホルス全土の人間のために行動していた戦士アインと共に
 主人公達はサタンとルシフェルを倒します。
 そして、多大な犠牲を払いながら、家族の仇である笛吹きを追い詰めるのですが
 止めを刺す直前、アインが笛吹きの正体に気づきました。
 笛吹きは人間――それもレオンの双子の兄、ラミレスだったのです。
 ラミレスはミストラと合体し、魔獣王として覚醒。
 生きていたサタンとルシフェルも合体し、ミストラの分身「メタトロン」として覚醒します。
 さらに、ミストラの忠実な部下・ミカエルとバサラによって、アインが殺されてしまいます。
 追い討ちといわんばかりに、魔獣王とメタトロンは
 世界から苦痛を消す=ホルス全土を消し去ろうと、月を落下させはじめました。

 主人公はエイボンの協力を得て、爆弾を作ります。
 月の中心に仕掛けて、月そのものを木っ端微塵に爆破すれば、ホルスを守れるという寸法です。
 月の内部は異空間である地獄に繋がり、要所にミカエル・メタトロンが待ち受けていましたが
 一行は彼等を打ち破り、人々の苦しみ「四苦」「八苦」を吸収した魔獣王「ルイン」をも倒しました。

 しかし、月の落下は予想よりも早く、普通に爆破しただけではホルスを守ることができません。
 そこで主人公は、エイボンが伝えた最後の手段を取ります。
 ルナとレオンを脱出させたあと、爆弾に力を送り込み続け、最大出力で爆発させる――ぶっちゃけ自爆です。
 しかし、もうすぐ爆発というところで、ルインが主人公の前に現れ、ラミレスの過去を見せます。

 生まれた直後から始まった虐待、玩具として捨てられた過去、幸せな子供=主人公の妹に抱いた強烈な憧れ。
 そして妹を喰らい、形見のお面を被って義理の父親の元へ行き、正体を見破られて拒絶される…
 偏在者さえも同情させた過去。ですが、どんな理由があろうとも彼の所業を許すことはできません。
 主人公はラミレスを殺し、ミストラを連れて逃げてゆくミカエルを見送った後、月を爆破させました。

 ホルスに無事帰還したレオンは、ルナと共に平和な日々を過ごしました。
 そして主人公は赤子として転生し、レガイアのガイアマスター・ヴェインに拾われます。
 偏在者の物語「ラストバイブル」はここから始まったのです。

133 :新約ラストバイブル2:2009/11/18(水) 01:22:46 ID:FYSzVQkd0
補足:
・ミストラの正体は、前作の『世界を創りしもの』(以下:学生服)がホルスにちょっかいを出すため転生した姿です。
 ちなみに学生服本人は間違いなく男です。間違いなく男です。大事なことなので2回(ry

・戦うことを諦めたり、ルインに負けたり、ラミレスに情けをかけたりすると
 ハッピーハッピーエンドになります。
 内容は「月の落下によりホルスは滅びた」というバッドエンドです。、
 きっと「苦痛に満ちた世界は消え去った。僕達は神になるのか…」という意味でハッピーハッピーなんでしょう。

・今回も、クリア後にツァたんことツァトウグァと会えます。
 前作は隠れ乙女キャラでしたが、今作では花も恥らう19万歳の女子高校生と化しています。
 さらに彼女の紹介で知識の神ヨグ=ソトートとその従者ウルムにも会えます。
 ウルムや最強幼女ヨグ様を倒し、魔獣図鑑をコンプリートすると、エイボンとも戦えます。

・ゲーム中、天使の中でミカエルだけは学生服とは別個の自我をもっている、というエピソードが出てきます。
 「みか」はもともと、学生服が自らの過ちを止める存在として生み出した娘であり、愛情を注がれて育ちました。
 しかし大事に育てられたために、彼女は『お父様は絶対正義』なファザコン娘に育ち、
 『お父様は自分が守る、お父様の敵は自分が倒す』という思考の持ち主になってしまいましたとさ。
 めでたしめでたし。

・人間であるはずのラミレスが半分魔獣のような存在になったのは
 海に捨てられたラミレスを見た学生服が、彼の境遇を哀れんで、強い肉体を与えたからです。
 また、カインが狂って各地に魔獣が現れたのは、これまた学生服がカインとコンタクトを取った結果ですが
 疫病だけはもともとホルスにあったもので、カインとも学生服とも無関係です。
 苦痛を生み出す最大の原因が人為的でなかったからこそ、
 学生服は苦しみしかない世界なら無い方がいいと考え、ミストラになってラミレスに力を与えたのでしょう。

・2主人公の転生体がルイ(1主人公)なのは確定ですが
 レオン&ルナとアリス&リゼルの関係は不明です。
 性格はルナとアリス、レオンとリゼルで似ていますし
 外見はルナとリゼル、レオンとアリスで似ています。
 舞台の星が違うので子孫でないことだけは確かです。

・2の天使長ルシファーはあくまで学生服の分身(の一部)であり、1の魔王ルシファーとは完全に別物です。
 1のルシファーは「全部無になればいい」という思想の持ち主で
 ルイに「自分を含めた魔獣がいない世界を造ってくれ」と自らの望みを告げています。
 なお、ラミレスも「自分のような存在も、苦しみしかない世界も無くなればいい」的なことを告げていますが
 1ルシファーとラミレスに関係があるのかどうかは不明です。
最終更新:2009年11月28日 10:59