羅刹 -Alternative-

羅刹 -Alternative-

part48-332~336,358~362,378~382、part49-17~21,33~36,187~189


332 :羅刹 -Alternative-:2009/12/14(月) 16:40:29 ID:06SAy+g/O
羅刹 -Alternative-はPCゲームである羅刹と羅刹斬のリメイク作品。
ストーリー的な違いとしてPS2オリジナルの主人公、シナリオ追加、キャラ設定の一部変更がある。

◇基本用語

・地球連邦
地球に本部を持つ巨大政府。厳格な階級制度があったり、圧政を敷いて他の星系から資源を搾取したりとやりたい放題な人たち。
基本的に腹黒い事ばかりしている。
・ディック惑星連合
地球連邦のやり方にキレて反旗を翻した人たちが興した勢力。
地球連邦とは敵対関係にあり、二度に渡って大規模な戦争を起こしている。
・ホライズン共同体
地球連邦とディック惑星連合に愛想を尽かして抜けた人たちが作った中立勢力。
彼らは『傭兵ギルド』を作り、両勢力に派遣して金儲けをしている。
戦争が起きると一番得をする人たち。
・生体装甲
いわゆるパワードスーツ。装着者に超人的な身体能力を与える。白兵型、飛行型など様々なタイプがある。
敵味方に関わらず、ほぼ全ての兵士はこれを装着して戦闘をする。
・アンドロイド
外見は人間と変わらないが、生体装甲に匹敵する能力を持つ。
戦闘用から炊事洗濯用まで多くのタイプが生産されており、最近では個人でもなんとか購入できる価格のものも発売されたらしい。
昔は人間様の道具扱いだったが、『ある事件』を経た今では基本的人権が保証されている。
寿命は人間の2倍程度、昔に作られた特別製アンドロイドは数千年近く生きられるらしい。

◇プロローグ
西暦4736年、地球連邦とディック惑星連合の間で第二次銀河戦争が勃発し、200年間続いた。
戦争がここまで長引いたのは、どちらかが負けそうになる度に『傭兵ギルド』が介入して戦況をひっくり返したからである。
だが、流石に200年という月日は彼らにも休息を必要としたようで、西暦4924年になってようやく地球連邦と惑星連合の間に休戦協定が結ばれた。
それから数十年後、皆が先の戦争を忘れかけたその頃、突如として地球連邦がディック惑星連合の辺境惑星『X02』に侵攻を始める。
時を同じくして、主人公の傭兵頭としての最終試験が行われようとしていた。

333 :羅刹 -Alternative-:2009/12/14(月) 16:42:00 ID:06SAy+g/O
◇ミッション00 予兆
~X02惑星衛星ソラ~
・主人公(男ならスパイナー、女ならゴス)
新人のお頭。基本的に淡白な性格。
公式いわく、昔の記憶をなくしているらしい。
・セラ
主人公の教官を務める傭兵。
PC版主人公の一人。

主人公はお頭としての実戦形式の最終試験を受ける。
セラの指示の下、つつがなく試験に合格する主人公に、指令が入る。
作戦地域付近で未確認の生命体の痕跡が発見されたので、それを調査する、というもの。
そこで主人公とセラが見た物は、謎の男と、海棲生物に似たゲル状の生物だった。
危険を察知し、セラは主人公に逃げろと言う。
突如、謎の爆発により衛星ソラは消滅。
主人公はかろうじて救出されるが、セラは行方不明、そして謎の生物の情報もギルドから抹消されていた…。

『蠢動』
地球連邦の目的は、X02惑星にある遺跡の確保にあった。
だが、その遺跡に何があるのかを知っているのは連邦上層部、そして彼らを監視していた傭兵ギルドの幹部だけであった。

◇ミッション01 凶兆
~X02惑星・ノースベルク軍事研究地区~
・アルティノ
傭兵団のオペレーター。
依頼主との交渉や情報収集も行う敏腕オペ子だが、金にがめつい。
姉御肌。
・ルナ
オペレーター補佐。
天然気味だが有能。アルティノにいじられている感がある。
・オア
艦の武器搬入を担当するじいさん。近々引退を考えている。
・ナリア
新人傭兵。真面目で努力家。
双子の姉がいる。
・ロンディ
ノリのいい傭兵の兄ちゃん。無類の女好き。
・ディバロ
戦闘好きの謎の傭兵。いつもバイザーをつけている。
・セフィ
お色気ムンムンの傭兵。主人公をからかうような発言をする。・メグ
傭兵ギルド諜報部のエース。高飛車だがそれに見合う実力を持つ。ツンデレっぽい。

ルナに新造艦の中を案内してもらい、ナリア、ロンディ等の傭兵を雇用してから初任務に向かうことになる。

334 :羅刹 -Alternative-:2009/12/14(月) 16:45:08 ID:06SAy+g/O
今回の任務は、X02惑星上空で大破した揚陸艇から脱出した傭兵の救助。
主人公も揚陸艇で現地に降りるが、敵に気付かれる。
救助を待っていた傭兵のメグと共同して脱出ポイントを目指す。
メグは揚陸艇が無くなったのでしばらくは同行すると言い、強引に仲間になる。
無事にミッションは成功するが、アルティノが調べたところ、揚陸艇大破の原因は『自爆』だった…。

◇ミッション02 緩行
~X02惑星~
・ヴァネッサ
地球連邦軍の高官。
下流階級の出でありながらその実力を買われ出世してきた女性。かなり冷酷。

地球連邦からの依頼。
敵基地の目の前を通過する輸送用トレーラーを護衛するのが目的。
途中、謎の勢力がトレーラーを襲撃するが、なんとか守りきる。
司令部の総督であるヴァネッサからボーナスでも出るかと期待していたアルティノだが、付け上がるなとヴァネッサに一蹴される。
アルティノは嫌な性格だと愚痴るが、連邦のお偉いさんであるヴァネッサとは仲良くしておいた方が有利かもしれないとルナは言う。

ミッション03 奇襲
~X02惑星・ダレン地区~
・フォルキス
若き傭兵。同じく傭兵である師から拳法の手解きを受けている。
・フランカー
連邦の軍人。フランカー隊の隊長。
歴戦の老兵。

地球連邦からの依頼。
作戦地域にある動力ユニットを全て確保、揚陸艇まで輸送するのが目的。
X02惑星での戦闘は、ディック惑星連合が押されているようだ。
惑星連合軍は、制圧された拠点の動力施設の主要ユニットを運び出し、隠す事で時間を稼いでいる。
よって、その隠された動力ユニットを取り返す事が任務となる。

メグの話では、最近地球連邦が言語学の権威を引き抜いているという。
X02侵攻には裏がありそうだ。

ミッション開始直後に、ヴァネッサから連邦の部隊が援護に向かっているとの連絡を受ける。
そして援護に来た『フランカー隊』と傭兵フォルキスと共同して任務を遂行する。
動力ユニット積み込みを完了し、フォルキスに誉められてミッション終了。

335 :羅刹 -Alternative-:2009/12/14(月) 16:47:51 ID:06SAy+g/O
『暗雲』
地球連邦と惑星連合の都市攻略作戦が大詰めを迎えたその時、突如として遺跡の門が開く。
遺跡は異星人の作ったワープゲートだった。
両軍は示し合わせたように休戦し、ゲートの向こうに合同調査隊を派遣する。(両軍上層部はゲートの存在を知っていたようだ)
しかし、彼らはいつまで経っても帰ってくることはなかった…。

ミッション04A 葉隠れ
~ゲート先の世界・神々の密林~
・マリオン
何の因果か傭兵になってしまった少女。ルナを遥かに越える天然。
・トリット
ゲートの向こう側の宇宙にいた異星人。恐竜の様な外見と生体装甲をも切り裂く怪力を持つ好戦的な種族。
何種類かの種族に分かれているが、まとめてトリットと呼ぶ。
外見に似合わず優れた科学力を持ち、遺跡のゲートも古代のトリットが作ったものと思われる。
ちなみに、トリット世界は砂漠や密林などの地形が多い。

依頼は地球連邦、惑星連合の混成軍。
単身で潜入し、調査隊の隊員を救出するのが今回の目的。
よくわからないまま異星人に敵対されてしまって、混成軍は困っているようである。
現地で異星人の攻撃を受けながら、孤立した隊員を救出する。
途中で傭兵のマリオンも救出して任務終了。

ミッション04B テンペスト
~ゲート先の世界・神々の祭壇~
こちらのミッションは異星人の生態、行動パターンの調査。
ガスタンクを破壊して敵をおびき出すのが目的。
特に目立ったイベントはない。

336 :羅刹 -Alternative-:2009/12/14(月) 16:52:42 ID:06SAy+g/O
ミッション05 吶喊
~トリット世界・飽食の隠し砦~
混成軍からの依頼。
内容は調査隊の護衛。指揮車両にはお偉方が乗っているそうなのでなんとしてでも護衛せよとのこと。
翻訳機が未完成なので未だトリットとの交渉は成功していないらしい。

トリットの砦内部を強行突破する無茶な調査隊をエスコートして差し上げる任務。
暑い暑いと女性陣のブーイングを受けつつミッション開始。
調査隊を護衛しているフランカーから傭兵フォルキスを譲ってもらう。調査隊は傭兵に割く物資まで不足しているようだ。
ミッションを完了すると、フランカーから「お前と敵として出会っていたらとっくに殺されている気がする」と誉めてもらえる。
フランカーに死亡フラグが立つ。

ミッション06 蟻塚
~トリット世界・魔窟の丘~
混成軍の司令、ヴァネッサからの依頼。
トリットの王都を侵攻するための陽動として、敵要塞の大型砲台を破壊するのが目的。

翻訳機の開発が進むにつれ、様々な事がわかってきた。
トリットは王制で、戦士であることに誇りを持っているらしい。
今回の王都侵攻は、そんな彼らにこちらの力を認めさせる意図もあるのだろう。

トリットの使用するワープゲートに注意しつつ砲台を破壊すると、陽動は成功し、敵の大部隊が押し寄せるので脱出、ミッション終了。

『トリット』
強い者が王となる旧型の支配体制でありながら、人類を凌駕する科学力を持つトリット。
戦いの末、ようやく彼らとの和平調停が始まった。
トリット側は特使として王の嫡子を派遣するつもりだったが、急病により王の義理の息子が代役を任せられることになった。
こうして、トリットとの戦争は収束に向かうと思われたが…。

続く

358 :羅刹 -Alternative-:2009/12/20(日) 14:42:43 ID:NQTDH/P/O
続き投下。


ミッション07 虜
~X02惑星・黄湾海上プラント~
・トレント
トリット王の義理の息子。
和平調停の為に派遣されたが、やはりトリットなので血の気が多い。

地球連邦からの緊急依頼。
トリットの特使がディック惑星連合に拉致されたので、特使が監禁されていると思わしき海上プラントを捜索せよ、という内容。
惑星連合は、特使誘拐の事実を否定している。

海上プラント内で、自力で逃げ出した特使トレントと合流、ついでにナリアの姉が捕虜になっていたのでこれも救出。
その直後、所属不明部隊が襲撃してくる。どうやら彼らの勢力が特使を拉致したようだ。
特使を護衛しながらプラントを脱出してミッション終了。

ミッション08 死守
~X02惑星・ゲイズ西工業地帯~
・書文
フォルキスの拳法の師匠。
傭兵ギルドにこの人ありと言われる程の猛者。
ストイックな格闘親父。
・ダガー
トリット王の嫡子。横暴な性格。

ディック惑星連合からの依頼。
トリット軍に攻撃を受けている工業地区の防衛がミッションの目的。

トリット世界では、2つの大事件が起きていた。
1つは、特使暗殺のデマ情報が流れていること。
そしてもう1つは、トリット王の急死。
結果的に王位を継承することになった王の嫡子ダガーは、特使暗殺の報復として人類に宣戦布告をする。
こうしてX02惑星は、トリット軍と人類の主戦場となった。

友軍の指揮を執りつつ、工業地区を防衛する。
敵指揮官のトリットを撃破すると、特使を拉致したのが地球連邦だという事が判明する。
地球連邦は王位を狙う嫡子ダガーと結託して特使を暗殺し、ディック惑星連合を陥れるつもりだったようだ。
フォルキスの口添えで友軍にいた書文を勧誘し、ミッション終了。



359 :羅刹 -Alternative-:2009/12/20(日) 14:45:49 ID:NQTDH/P/O
ミッション09 回収
~X02惑星・北ラムダ軍事基地~
・カフー
所属不明部隊の隊長。
性格は悪党そのもの。
・マイカーン
ディック惑星連合軍の指揮官。
・ライファー
ディック惑星連合軍の士官。

ディック惑星連合からの依頼。
トリット軍の制圧下にある軍事基地から捕虜を救出するのが目的。

ディック惑星連合は、トリット軍が惑星連合軍にのみ攻撃をしている事から、今回の事件が地球連邦の陰謀だと主張する。
そして、惑星連合はこの宙域全体をカバーする通信施設を奪還して、特使の生存と嫡子の陰謀を告発することにした。

ミッション開始後、惑星連合の司令官マイカーンから、重要人物が収容されているので何としても作戦を成功させるように念を押される。
駐留しているトリット軍を撃退し、士官ライファーを救出すると、以前戦った所属不明部隊が襲撃してくる。
ライファーいわく、彼らは地球連邦の特殊部隊だと言う。
隊長のカフーという男は、捕虜の中でもとりわけライファーの確保にこだわっているようだ。
捕虜を脱出させ、ミッション終了。

ミッション10 梵鐘
~X02惑星・西リーヴィ通信施設~
・トニー
本名トニー・マカペイン。
ミュージシャンになる為にギルドから金を借りた男。
その後大成するが、借金の利子がとんでもない額になったので傭兵業で返済中。
アフロ黒人。

ディック惑星連合からの依頼。
地球連邦と嫡子の陰謀を公表するため、トリット軍の支配下にある通信施設を制圧、一定時間防衛するのがミッションの目的。
惑星連合は特使を支援することに決めたようだ。

ミッション開始後、現地にいたトニーと共同で任務を遂行する。
彼は放送局でライブをしていたところ、逃げ遅れたようだ…。

『修羅道』
通信施設の制圧により、ついに陰謀が公表された。
その結果、ディック惑星連合と大半のトリットは特使を支持し、立場上地球連邦は嫡子側を支持せざるを得なくなった。
特使トレントは、嫡子ダガーを倒し、王となる為に、トリット世界に向かう準備を進める。
こうして、異星人の王位継承争いに乗った形で、再び地球連邦と惑星連合の争いが始まった。


360 :羅刹 -Alternative-:2009/12/20(日) 14:48:54 ID:NQTDH/P/O
ミッション11 伏兵
~X02惑星・メルディプス宇宙港~
・ダルカン
ディック惑星連合軍の総帥。
フランカーとは仇敵の間柄。
・レオーネ
PC版主人公の一人。
ミステリアスな妙齢の女性。
・アキ
傭兵の少年。
高い実力を持つが、生意気。

ディック惑星連合からの依頼。
X02惑星上にある宇宙港の制圧と、地球連邦の指揮官の排除がミッションの目的。
宇宙港を地球連邦に押さえられている状態では、惑星連合は地上に増援を送ることができない。
文明が発達した今でも、軌道エレベータや宇宙港などの連絡施設がなければ、宇宙と地上の戦場は分断されたままなのだ。

作戦開始直後、惑星連合軍トップのダルカン総帥から激励の通信が入る。
主人公は相当認められてきたようだ。
途中、傭兵レオーネとアキが味方の援軍に来る。
レオーネは主人公の強さに興味を示し、アキは書文を見ると慌てて去っていく。
後は指揮官であるフランカーを倒してミッション終了。フランカーは死亡する。

ミッション12 簗
~X02惑星・カイエン前線基地~
・ラティアラ
PC版主人公の一人。
凄腕の傭兵。
主人公に何か近しいものを感じている様だが…。

ディック惑星連合からの依頼。
ディック惑星連合軍と共同で、敵基地に駐留する地球連邦とトリットの混成軍を壊滅させるのがミッションの目的。
敵はこちらに気付いていないようなので、楽なミッションになりそうだ。

戦士としての誇り故か、自ら前線に出て戦う特使。目標が目の前にあるので、敵の攻撃も苛烈さを増している。
しかも、傭兵ギルドは中立を維持するために地球連邦からの依頼も受けている。
傭兵同士の戦いも避けられそうにない。
遺跡までの道のりはまだ長い。

傭兵頭だったアキの祖父は、書文を庇って戦死したらしい。
書文は自分の若い頃のように己を過信しているアキを案じ、できれば引き取りたいと主人公に進言する。
以後しばらくすると、アキを雇用できるようになる。
が、メインストーリーには絡まない…。


361 :羅刹 -Alternative-:2009/12/20(日) 14:52:16 ID:NQTDH/P/O
今回の作戦は友軍の指揮を任される。ナリアの話では、友軍に凄腕の傭兵がいるらしい。
戦場に出て興奮気味の特使を守りつつ基地に近づくと、付近一帯に次々と地球連邦の増援が現れる。敵の罠にはめられたようだ。
本来の侵攻作戦は中止、主人公は撤退する。
追撃してくるカフーの特殊部隊を撃破し、友軍を脱出させる。
一人の犠牲も出さずにミッションを遂行した主人公に、件の凄腕傭兵ラティアラは感嘆し、仲間になる。

ミッション13 奈落落し
~X02惑星・フェイクシティ~
ディック惑星連合からの依頼。
都市部に降下した味方の特殊部隊と合流、その後彼らの作戦を支援するのがミッションの目的。

宇宙での艦隊戦は惑星連合が勝利し、X02周辺の宙域の制圧も完了した。
ここにきて、地球連邦は最終手段として遺跡のゲート破壊に乗り出す。
それに対し、惑星連合はこれまでの地上からの侵攻作戦を一転、艦隊からの強襲降下作戦に変更する。
惑星連合としては、それだけのリスクを冒してでも、遺跡の破壊は阻止しなければならないということだ。

ラティアラは主人公に同類の雰囲気を感じると言う。同類とは何の事なのか…。

特殊部隊を率いるライファーと再開して合流する。今回のミッションはマイカーンの手回しだったようだ。
全ての隊員と合流後、マイカーンの指示で都市の指揮官を排除してミッション終了。


362 :羅刹 -Alternative-:2009/12/20(日) 14:55:56 ID:NQTDH/P/O
ミッション14 反魂香
~X02惑星・アロンドラ大都市~
・レン
女性型の戦闘用アンドロイドの試作型。
戦闘能力はアンドロイドの中でも並外れている。
感情表現は控えめだが、無感情ではない。
・ジョイス
腕利きの傭兵頭。
PC版主人公の一人。

ディック惑星連合からの依頼。
アロンドラ大都市に強襲降下し、動力施設を破壊後、速やかに脱出するのがミッションの内容。

地球連邦軍と嫡子側のトリット軍は、都市の動力施設の全エネルギーを軌道砲に充填し、
上空のステルス艦の反射装置を利用して遺跡に砲撃を撃ち込む作戦を立てる。
惑星連合軍は苦肉の策として動力施設をオーバーロードさせ、アロンドラ大都市ごと破壊することを決定した。

都市内部でヴァネッサがルネ博士なる人物と新兵器について会話している。
新兵器の量産には試作型での実戦試験が必要らしい。
そして、主人公は都市の倉庫内でその試作型アンドロイドのレンを見つける。
レンは起動直後で身の振り方がわからないようなので、後々敵になっても困るということで一緒に連れていく。火事場泥棒と言えなくもない。
動力施設を破壊すると、敵側に雇われた傭兵ジョイスが現れ、追撃してくるので、これを撃退して都市を脱出し、ミッション終了。

『龍虎』
X02惑星での戦いは、ディック惑星連合と特使側が勝利した。
争いの舞台はゲートの先、トリット世界に移る。
嫡子側の失敗は傭兵の実力を甘く見て、あてにしなかった事にある。
傭兵ギルドを積極的に利用した特使側は、トリット世界でもことごとく重要な局面を制して行った。
そして、この戦争はついに大詰めを迎える…。


続く



378 :羅刹 -Alternative-:2009/12/22(火) 17:12:19 ID:lCHHwReEO
続き投下。

ミッション15 肉迫
~トリット世界・双頭の餓鬼城~
ディック惑星連合からの依頼。
前線にある敵軍の橋頭堡を制圧し、友軍到着まで防衛するのが目的。
なお、今回の作戦には特使とライファーの部隊も参加する。

特使がトリット世界に帰還したことで、嫡子側は動揺しているようだ。
特使はこれを利用し、現地で有志を募ってから大々的な王都攻略に乗り出すつもりだ。

故郷に帰ってきてハッスルしまくりの特使を護衛しつつ、ライファーとミッションを遂行する。
特にイベントは無し。

ミッション16 激震
~トリット世界・断罪の王宮~
ディック惑星連合からの依頼。
特使及び惑星連合軍と共同でトリット王都に侵攻、嫡子ダガーを討ち取るのが目的。

先日の作戦が成功したことで敵の戦線は崩壊した。
嫡子側のトリット軍は、残存兵力の全てを王宮に集めようとしている。
しかも、連邦の特殊部隊まで動いていると言う。
それらが集結しきる前に王宮を攻め落とし、嫡子を倒さねばならない。

今回はライファー、マイカーンの部隊と特使の部隊が加勢する。正に総力戦。
ミッション開始直後、嫡子ダガーから宣戦布告の通信が入る。
途中、各地から嫡子の増援やカフーの特殊部隊が現れるのでそれをしのぎつつダガーを倒す。
追い詰められたダガーはヴァネッサに助けを求めるが、無能と罵られ、通信を打ち切られる。
致命傷を負い、連邦にも手を切られたダガーは死亡する。
後には、勝利の雄叫びをあげる特使の姿だけがあった…。

『終焉』
嫡子ダガーは倒れ、特使による新政権が誕生した。
嫡子派の者たちも、もはや戦う意義を失い、大人しく新王の軍門へ下ることになった。
こうしてトリット世界には平穏が訪れたのだが、人類には新たな問題が起こっていた。
先の戦争の報復として、ディック惑星連合が地球連邦に侵攻を開始したのだ。
X02惑星での手酷い敗北から立ち直っていなかった地球連邦軍には、その侵攻を止めるすべはなかった。


379 :羅刹 -Alternative-:2009/12/22(火) 17:13:55 ID:lCHHwReEO
スペシャルミッション 影武者
~トリット世界・罪人の隠れ谷~
隠しミッション。
トリット王となった特使トレントからの依頼。
作戦地域に潜む嫡子ダガーの影武者を全て排除するのが目的。

王宮で死亡したダガーは影武者だったという可能性が出てきた。
が、今回の標的が本物なのか、前回倒したのが本物だったのかはっきりしないので、トリット側は疑わしき者を全て始末する事にしたらしい。

作戦地域を探索しながら、逃走する影武者を撃破する。
今回のミッションを成功させたことで、傭兵ギルドでの評価が大幅に上がったようだ。

ミッション17 失環
~X02宙域・ベヒーモス級トリット艦~
・ミルフィーナ
自分の病を治す為に借金をした親を助けようと傭兵になった健気な少女。
だが実力は低い。

地球連邦から緊急の依頼。
X02惑星宙域に突如出現したトリット艦の調査が目的。
トリット艦はこちらの通信に応じず、周辺では強力な磁場が発生しているという。

武器搬入を担当していたオアが引退する。
後任は孫のイリーニャが担当することになる。

地球連邦の雇った傭兵ミルフィーナと共同して船内を調査する。
内部に侵入し、各所に何者かと戦った跡があるのを確認していると、瀕死のトリットを発見する。
トリットは、「この船は奴等に汚染された、メルトダウンが近いので逃げろ」と言い残し、息絶える。
主人公が艦を脱出しようとすると同時に、船内に謎の生物が出現する。
それは、主人公が実技試験の時に見た、あの未確認生物だった。
謎の生物を撃退しつつ、ミルフィーナの案内で艦を脱出し、ミッション終了。
トリット艦はメルトダウンを起こし、大爆発する。

その後スタッフロールが流れ、羅刹第二部が始まる。


380 :羅刹 -Alternative-:2009/12/22(火) 17:16:31 ID:lCHHwReEO
『序章』
此度の戦争は、思ったより大規模なものにはならないようだ。
なぜなら、先のトリット対人類の戦闘で両者共に軍備を消耗していた事により、決め手を欠いたまま戦争に突入してしまったからである。
両軍は共に早期の決着を望んでいた。

ミッションX00 反芻
~衛星ガウェイン・マウナス宙域監視基地~
・イリア
元宇宙海賊の少女。
調子の良い性格。
アルティノ程ではないが、がめつい。

ディック惑星連合からの依頼。
地球連邦の基地付近から高エネルギー反応が検出されたので、その正体を調べるのが目的。

結局、前回の事件について、地球連邦とホライズン共同体からの公式見解は発表されなかった。
あの生物については、上層部は相当神経質になっているらしい。

ミッション開始直後、高エネルギー反応が接近してくる。
エネルギーの正体は、拠点防衛用の巨大兵器『ガード』だった。
ガードを撃破して脱出すると、戦闘のどさくさに紛れて基地から逃げ出したイリアが仲間になる。

ミッションX01 徘徊
~D158惑星・南プロべスタ~
・ネネ
超能力を使う少女。
地球連邦の超能力兵士の試験運用として傭兵ギルドに登録している。

地球連邦からの依頼。
ディック惑星連合に占領された基地を制圧するのが目的。

トリットと人類は、友好関係向上の一環として、お互いの宙域を分け合う事になった。
ディック惑星連合は、地球連邦の持つ宙域と惑星を奪い、それをトリットに分け与える考えのようだ。
よって、それを奪還するのが今回の任務となる。

現地ではぐれていた傭兵ネネと共同してミッションを遂行する。
基地を自爆させようとする敵を撃破、司令塔を制圧してミッション終了。



381 :羅刹 -Alternative-:2009/12/22(火) 17:19:14 ID:lCHHwReEO
ミッションX02A 蝟集
~D158惑星・ダブ地区北方防衛基地~
・ザルゲ
勝つためには手段を選ばないことで有名な傭兵。豪快な性格。そして女好き。
・レオナ
ザルゲの弟。オカマ。

地球連邦からの依頼。
敵支配下にある基地を制圧し、その後撤退してくる友軍を基地に収容するのが目的。

ディック惑星連合に奪われた惑星を取り戻す作戦の一環。
敵も傭兵を雇っているようなので、注意する必要がありそうだ。

メグの話では、最近地球連邦が独自のアンドロイド研究を始めているらしい。
アンドロイドの純軍用化は、アンドロイドの人権が確立された現在では不可能に近いのだが…。

敵基地を指揮する傭兵は、ザルゲ兄弟。ザルゲ兄弟はその実力と悪名の高いことで有名だと言う。
基地を制圧すると、撤収してきた友軍をザルゲ兄弟が追撃して来るのでこれを撃退してミッション終了。

ミッションX02B 守護神
~D158惑星・フラン湖沿岸基地~
地球連邦からの依頼。
こちらの依頼は味方戦線への補給活動を行う輸送部隊が敵基地周辺を突破するので、これを護衛するのが目的。

こちらでも敵基地を指揮するザルゲ兄弟。
彼らを撃破して、輸送部隊を無事通過させ、ミッション終了。

ミッションX03 綱渡り
~トリット世界・死者の沿岸~
トリットからの依頼。
作戦地の海岸線を通過するトリット部隊の護衛が目的。

トリットの世界では、人類入植賛成派と反対派に分かれて揉めているらしい。
そんな中、一部の過激派がトリット王に反逆し、武装蜂起を始めた。
この依頼は、トリットの鎮圧部隊への補給活動を行う部隊を無事に通過させるのがねらいになる。

作戦地域に存在する敵基地を制圧し、味方部隊を無事護衛してミッション終了。



382 :羅刹 -Alternative-:2009/12/22(火) 17:24:09 ID:lCHHwReEO
『激昂』
ついに、惑星の持ち主がはっきりしないままトリットの入植が始まった。
トリットは、自分たちを邪魔する者は力ずくで排除しつつ強引に入植を行う。
事態は混迷を深めていくが、これこそ傭兵たちにとっては望むべく状況だった。

ミッションX04 解体業者
~D158惑星・東ドラン軍事研究所~
・キルゴア
伝説の傭兵。
ラティアラの事を知っているようだが…。
・あみ
メイド型の戦闘用アンドロイド。
性格は照れ屋で温厚、ドジっ子機能付き…。

地球連邦からの依頼。
暴走した軍事研究施設を全て破壊あるいは制圧して、機能を正常に戻すのが目的。

ロンディがやたらはしゃいでいる。
どうやらメイド型アンドロイドが傭兵登録しているらしい。
彼の積極的な勧めに負け、そのアンドロイド、あみを雇用する主人公。
だが、主人公をご主人様と連呼するあみに主人公はたじろぐ。

作戦地域で、敵と思われる男から通信が来る。
男は伝説の傭兵キルゴア。なんとその顔は実技試験の時に未確認生物と共にいた男だった。
キルゴアはラティアラを見て動揺するが、詳しい事は語らず、主人公たちに傭兵をやめろとだけ忠告する。
キルゴアを撃退して、研究施設を正常に戻し、ミッション終了。
しかし、トップクラスの傭兵すらも退ける主人公の力を見て、メグは主人公が本当に人間なのか疑念を感じていた…。


続く



17 :羅刹 -Alternative-:2009/12/25(金) 21:06:06 ID:whUJrrmbO
続き投下


ミッションX05A 獄門島
~惑星ミシャール・獄門島~
ディック惑星連合からの依頼。
作戦地域にある敵の妨害装置を破壊し、孤立している友軍を輸送機に乗せて撤収させた後、自分たちも輸送機で撤退する、という忙しいミッション。

地球連邦はついに、この星系の拠点惑星への攻略を開始した。
これに対して惑星連合軍は、一度戦線の立て直しをするために損失を抑え、自国宙域へ撤収するつもりだ。
今回の作戦はその撤収活動の支援となる。
アルティノの情報では、連邦の特殊部隊も動いているらしいので、注意が必要だ。

イリーニャの話では、誰かが買い占めているのか、最近アンドロイド関係の武装が品薄になっているらしい。

作戦開始後、敵の攻撃にさらされている味方基地の援護に回る。
いい加減鬱陶しくなってきたカフーを撃破、主人公に負け続けのカフーはもっと力が欲しいと絶叫し撤退する。
輸送機が発進すると取り残されていた兵士が現れるので、彼らも救出してから主人公たちは撤収する。

ミッションX05B 土竜叩き
~惑星ミシャール・クァイツ捕虜研究所~
こちらは地球連邦からの依頼。
捕虜収容所から脱走をはかるディック惑星連合の士官を捕まえるのが目的。
連邦はこの士官に非常にこだわっているようだ。

ミッション開始後、ヴァネッサから通信が入る。
士官はディックの重要人物なので、絶対に逃がすなと言われる。
収容所を制圧し、士官を確保する。あの士官はライファーだった。
ライファーは連邦の裁判所に行くぐらいならいっそ殺してくれと懇願するが、主人公は拒否する。
後味の悪さを感じつつ、連邦軍にライファーを引き渡し、ミッション終了。

スペシャルミッション 業
~小惑星ケイツ・ミケル砂漠研究所~
ギルドから個人指名される特別任務『羅刹』。
依頼主はディック惑星連合。
地球連邦の研究施設に侵入し、カプセル状の物体を全て破壊するのが目的。

今回は極秘ミッションという事で、詳しい内容は知らされていないが、施設の警備の物々しさから、どうやら目標は連邦の新兵器である可能性が高い。



18 :羅刹 -Alternative-:2009/12/25(金) 21:08:17 ID:whUJrrmbO
作戦地域に侵入し、一研究施設とは思えない程の大兵力を相手にしながら施設内部を探索していると、ミッション「反魂香」で戦ったジョイスが現れる。
ジョイスはこの施設の調査をしていると言い、施設脱出のために同行を申し出る。
更に先へ進むと、目標らしき巨大な培養カプセルを発見する。
カプセルを破壊すると、内部から現れたのは拠点防衛用兵器『ガード』だった。
しかし、そのフォルムはまぎれもなく人の形であり、まるで巨人のようだった。
人型ガードから逃げつつ研究所を脱出し、ミッション終了。
作戦終了後、ジョイスから研究所の調査結果を聞かせてもらう。
曰く、あの施設でディック惑星連合大統領の甥の皮膚サンプルが発見された。
大統領の甥は現在地球連邦の捕虜になっていて、入手した資料には「適合」とだけ書かれていたらしい。

ミッションX06 共闘
~惑星ミシャール・ドグマ港東区画~
ディック惑星連合からの依頼。
逃亡中の捕虜を無事脱出させるのが目的。

捕虜たちを護衛しつつ輸送機を奪取して、捕虜を脱出させる。
追撃に来たザルゲ兄弟を撃退し、ミッション終了。

ミッションX07 雪崩れ
~惑星ミシャール・ガルガスタン渓谷~
・スタンシア
PC版主人公の一人。
カスタムチューンのアンドロイド。
傭兵頭をやっている。

地球連邦からの依頼。
地球連邦軍と友軍の傭兵と共同して、作戦地域を突破する敵軍を食い止めるのが目的。

劣勢の中、ディック惑星は最後の大攻勢として、派遣した全戦力での突破作戦を敢行する。
それに対し地球連邦は鉄壁の防御態勢でこれを迎え撃つ。
今回のミッションは、後方に控えている地球連邦本隊を温存するための防衛線を維持することにある。



19 :羅刹 -Alternative-:2009/12/25(金) 21:11:16 ID:whUJrrmbO
作戦開始直後、ヴァネッサから通信が入る。主人公を今回のミッションに推薦したのはヴァネッサのようだ。
友軍として再会したレオーネらと共に敵の進行を阻止する。
ミッション終了後、以前から主人公に興味を持っていたレオーネが仲間になる。
また、友軍の傭兵頭スタンシアも、同じアンドロイドであるレンに信頼されている主人公に感心し、仲間に加わる。

『混沌』
入植も最終段階を迎え、人類側では大規模な宇宙要塞攻略戦が行われていた。
この戦いに勝利した方が、この宙域を物にできるのは確実だろう。
一方、トリット世界では、人類入植反対派が最後の反抗を開始していた。

ミッションX08 窮地
~トリット世界・魔術士の聖杯~
トリットからの依頼。
作戦地域にある司令塔を制圧し、一定時間防衛するのが目的。
人類の戦いの舞台は、地上から宇宙へと移る。
ディック惑星連合の宇宙要塞に地球連邦が攻撃をしかけたのだ。
トリット世界では、入植反対派が人類の入植した領地を奪還するために動き出した。
今回のミッションは、入植した領地に仕掛けられた爆薬の解除が目的。
爆薬の解除コード解析までの間、司令塔を防衛しなければならない。

爆発のタイムリミットまでに司令塔を制圧し、解析までの時間を稼いでいると、友軍を指揮するキルゴアが現れる。
司令塔に向かって侵攻してくるトリットの敵指揮官を撃破すると解除コードが手に入り、ミッション終了となる。
キルゴアは、争いで滅びる前に人は誰かが導かねばならないと言い、
ラティアラにはいずれ然るべき地位が与えられるので傭兵をやめるように忠告し、撤退する。



20 :羅刹 -Alternative-:2009/12/25(金) 21:14:03 ID:whUJrrmbO
ミッションX09 電光石火
~トリット世界・嘆きの海~
トリットからの依頼。
作戦地域にあるレーダー施設を破壊後、撤退するのが目的。

キルゴアの発言が気になるラティアラ。彼の目的は一体何なのだろう…。

作戦地域に潜入し、レーダー施設を破壊すると、大量の敵軍が追撃してくる。
全速で後退しつつ脱出、ミッション終了。

ミッションX10 灯台
~トリット世界・隠者の回廊~
トリットからの依頼。
友軍と共同し、作戦地域の渓谷を突破する敵軍を食い止めるのが目的。

トリット王の軍は、ついに入植反対派を追い詰めたようだ。
今回のミッションは、進行する反対派のトリットを殲滅する掃討戦になる。
これでトリット世界は一段落つくので、次からは人類側の要塞攻略戦の依頼になりそうだ。

作戦開始後、友軍のトリットと共同して敵軍を掃討し、敵指揮官の部隊を撃破してミッション終了。

ミッションX11A 罠
~ディック宇宙要塞・ゲートG-7-906~
地球連邦からの依頼。
要塞内部へ友軍の突入隊を誘導するのが目的。

この作戦は、宇宙要塞の深部突入のための第一歩になる。
難度の高いミッションだが、深部に突入する部隊よりは楽との事。

作戦開始後、通信で敵軍のマイカーンから地球連邦に肩入れした事を失望される。
またまた現れたザルゲ兄弟と敵部隊を撃破し、友軍を深部に突入させ、ミッション終了。



21 :羅刹 -Alternative-:2009/12/25(金) 21:17:55 ID:whUJrrmbO
ミッションX11B 蟻地獄
~ディック宇宙要塞・第三階層動力部~
こちらはディック惑星連合からの依頼。マイカーン直々の指名である。
作戦地域中央の動力施設が完全に稼働するまでの間、防衛するのが目的。

地球連邦軍の工作により、ディック宇宙要塞は動力施設が麻痺し、防衛機構が停止している。
よって、予備の動力が起動するまでの間、動力施設を守らなければならない。
また、地球連邦はレーダー塔を使って上空にシールドを展開、援軍の降下を阻止している。
レーダー塔を破壊できれば、味方の援護を受けることができそうだ。

ミッション開始後、戦況は不利であり、敵も有力な傭兵を雇っているという事をマイカーンから知らされる。
レーダー塔を破壊し、友軍を降下させつつ動力施設を防衛していると、敵軍に雇われたキルゴアが現れる。
再三の忠告を無視して傭兵を続ける主人公たちに業を煮やしたキルゴアと戦い、撃退する。
キルゴアは意味深なセリフを吐き、撤退。動力施設は機能を回復し、ミッションは終了する。

『流転』
宇宙要塞戦は、辛くもディック惑星連合が勝利したが、今度はトリット世界での人類間の抗争が問題となっていた。
入植期日を迎えた時点で領地の持ち主が定まっていない場合、
入植そのものを取り止める決まりがトリットとの間にあったので、傭兵たちは休む間もなく次の戦いに行かねばならなかった。


この後、これまでに受けたミッション状況によって3つのルートに分岐する。

続く




33 :羅刹 -Alternative-:2009/12/27(日) 17:34:56 ID:kXSfH+OjO
続き投下
ここから個別ルート


◇地球連邦ルート
ミッションX12 防壁
~トリット宇宙・トリスティン山岳地帯~
地球連邦からの依頼。
敵軍の襲撃を受けている連邦の基地を防衛し、撤収してくる輸送車両を収容するのが目的。

主人公は地球連邦に気に入られたらしく、重要なミッションを優先されているようだ。
トリット世界では、地球連邦が譲渡を受けた惑星にディック惑星連合が攻め込んでいる。
今回は、その侵攻から地球連邦軍を守るミッションとなる。

ミッション開始後、輸送車両に乗っているルネ博士から、重要な積み荷を運んでいる事を知らされる。
友軍と共同で基地を防衛し、輸送車両を迎え入れる。
ミッション終了後、ヴァネッサはルネ博士が自ら指揮を執って積み荷を運んでいた事に関心を示すが、
ルネ博士は取るに足らない積み荷だったと先程とは違う答えを返す。

ミッションX13 仕事人
~トリット宇宙・蘭華山巧炉地区~
地球連邦からの依頼。
ディック惑星連合の基地を通過する政府高官を暗殺するのが目的。

地球連邦は、ディック惑星連合に制圧されていた領地の大半を奪還し、今度は惑星連合に譲渡された惑星に対する反撃作戦を開始する。
今回のミッションは敵の隙を突き、譲渡された惑星の総督府の長官を暗殺することになる。
現地のリーダーを暗殺する依頼なだけあって、高難度のミッションになりそうだ。

メグが調査した結果、ルネ博士がアンドロイドだったという事が判明する。
数年前に経歴を詐称して地球連邦に入り込んでいたらしい。
そして、スタンシアの話では、千年ほど前にルネという名のアンドロイドがアンドロイド組織の創設メンバーにいたという。
そのような男がなぜ地球連邦にいるのだろう…。

ミッション開始後、友軍が目標の乗る車両を作戦地域に誘導するまで待ち、こちらに進路を変更した目標を排除してミッション終了。



34 :羅刹 -Alternative-:2009/12/27(日) 17:37:00 ID:kXSfH+OjO
ファイナルミッション メギド
~X02宙域・D16-118コロニー~
・フォーサイド戦争
人類がアンドロイドに人権を与えるきっかけになった事件。
アンドロイドたちが一斉に蜂起し、人類に反抗した。
その結果は、アンドロイド勢力の圧倒的勝利だった。
・ルネ博士
アンドロイド関連の技術力を持って地球連邦に取り入った男。
その正体は、フォーサイド戦争当時のアンドロイド。

地球連邦のヴァネッサからの依頼。
地球の衛星軌道上の仮設コロニー内に配備された地球連邦の部隊の殲滅が目的。
敵部隊は感情回路を抜かれた量産型アンドロイド兵団のようだ。

今回はクーデターを企てている内部勢力の粛清の依頼。
人類同士の戦いは膠着状態に入ったので、このミッションが終われば当分は仕事がなくなりそうだ。

この事件の首謀者はルネ博士。
彼はアンドロイド兵団を使って地球連邦を乗っ取るつもりのようだ。
主人公たちが失敗した場合、地球連邦はコロニー数万の民間人もろともコロニーを破壊する予定だ。
失敗は許されない。

コロニー内のアンドロイド兵団との戦闘が始まると、ルネ博士から通信が入る。
彼はアンドロイドが人類を支配する世界を目指していると言う。
しかし、ルネ博士個人の願望でしかないそれを、主人公はアンドロイドに対する裏切りだと否定する。
アンドロイド兵団を全て撃破し、ルネ博士を追い詰める。
彼はフォーサイド戦争で亡くした妻の復讐として反乱を起こしたのだった。
ルネ博士は、現地に到着したヴァネッサに撃たれ、死亡する。
ルネ博士は最期にフォーサイド戦争の真相を語る。
戦争に勝利したアンドロイドは、その時点で人類を支配する事も可能だった。
しかし、彼らは人類と共に建設的な世界を創ることを選んだのだ。

『終章』
2つの勢力の間に休戦条約が結ばれた。
地球連邦有利の状態で戦争が終結したこともあり、地球連邦はトリットの王位争奪戦争で失った立場をいくらか回復した。
そうして人類はわずかな静寂を手に入れた。
しかし、それは嵐の前の静けさかもしれない…。


地球連邦ルート END



35 :羅刹 -Alternative-:2009/12/27(日) 17:39:05 ID:kXSfH+OjO
◇ディック惑星連合ルート
ミッションX12 強襲
~トリット宇宙・南ザイナン山脈~
ディック惑星連合からの依頼。
渓谷にある地球連邦の基地を制圧、防衛しつつ、作戦地域を通過する航空部隊を護衛するのが目的。

ディック惑星連合は、トリット世界でも地球連邦の領地を奪うつもりのようだ。
主人公はディック惑星連合に信頼されているらしく、重要なミッションが回ってきている。

敵基地を制圧後、敵本部からの増援を撃破しつつ航空部隊を見送ってミッション終了。

ミッションX13 蟻の門渡り
~トリット宇宙・惑星フォーサイド総督府~
ディック惑星連合からの依頼。
友軍部隊が敵基地の林立する作戦地域を突破するのを支援するのが目的。

ディック惑星連合は地球連邦の主要都市に対する攻撃を開始した。
今回護衛する部隊は連邦側の中枢部、軌道エレベーターを攻略する部隊である。
軌道エレベーターを押さえれば実質的な物流の支配を握る事ができるので、これは情勢を決する重要なミッションと言えるだろう。

ミッション開始後、友軍の進路上にある敵基地を制圧しながら友軍部隊を護衛する。
途中、敵の増援としてキルゴアが現れる。
キルゴアは主人公とラティアラに「我々の元に来い」と誘うが、2人は拒否、力づくで連れて行こうとするキルゴアを撃破する。
キルゴアは、自分が倒れても終わらないと謎のセリフを残し、死亡する。
その後、キルゴアの死体は何者かによって運び出されていた…。



36 :羅刹 -Alternative-:2009/12/27(日) 17:42:15 ID:kXSfH+OjO
ファイナルミッション 涅槃
~小惑星ケイツ・クガ社南ホムロン研究施設~
ディック惑星連合からの緊急の依頼。
作戦地域にある研究施設の機能を停止させるのが目的。

以前、連邦の研究施設で見た人型ガードの正体、それは離脱不能な生体装甲…すなわち人間を使用した生体兵器だった。

研究施設は民間企業のものだが、背後には地球連邦がいるようだ。
施設内の培養タンクを全て破壊することになる。
恐らく、タンクの中に入っているのはあの生体ガードだろう。

人体実験をして生体兵器を作っていることに異常な怒りを見せるラティアラ。恐らく彼女は…。

ミッション開始後、ダルカンから通信が入る。
地球連邦軍の総督が視察に来ている今が、生体兵器計画阻止のまたとないチャンスなので、なんとしても成功させるように頼まれる。
地球連邦軍総督であるヴァネッサは、ルネ博士のアンドロイド兵団と生体ガードを使って戦局を逆転させようとしていた。
そして、傭兵たちが施設に侵入した事を知ると、実戦データ収集のために生体ガードを差し向ける。
その中には実験の末に変わり果てた姿になったライファーもいた。
培養タンクを破壊していくと、一体の生体ガードが暴走を始める。
流石に危険を感じたヴァネッサは、施設を自爆させることで、全ての証拠を抹消しようとする。
主人公が暴走した生体ガードを撃破すると、中から出てきた人間は、あのカフーだった。彼もこの実験の犠牲になっていたのだ。
ルナの通信で施設が自爆することを知った主人公たちは、間一髪で脱出する。
一方、施設の職員を見捨て、自分だけ脱出しようとするヴァネッサの前に、人ではなくなったカフーが立ちふさがる。
逃げるヴァネッサに襲いかかるカフー。タイムリミットが訪れ、施設は爆発する。
そして誰もいなくなった…。


『終章』
2つの勢力の間で休戦条約が結ばれた。
戦争が終始ディック惑星連合有利に進んだこともあり、地球連邦に対する惑星連合の発言力は大きくなった。
もっとも、ホライズン共同体の工作や支援により、次の戦争が始まる頃には両者のパワーバランスは拮抗しているのだが…。

ディック惑星連合ルート END

今回はここまで
残り1ルートは次回に。


187 :羅刹 -Alternative-:2010/01/24(日) 22:20:34 ID:6BqHIK0O0
最終ルートを投下。

◇ヴァダールート
これが真ルート。
大半の傭兵は人類の入植地争奪戦に向かったが、ギルドから特命を与えられた一部の傭兵は、密かに別の作戦地へと向かっていった。


ミッションX12 探検
~トリット宇宙・未開惑星P26~
傭兵ギルドからの極秘任務。
未開惑星に降下後、謎の物体を調査し、その情報を持ち帰るのが目的。

調査対象の物体は、人類・トリットいずれのものでもないらしい。

ミッション開始後、行方不明だったセラが登場する。
彼女は実技試験の事件の後、ギルドに匿ってもらいながらあの生物のことを秘密裏に調べていたらしい。
どうやら今回の目標はあの生物に関係する物のようだ。
各所に棲息する例の生物を倒しながら目標を調査していると、ザルゲ兄弟が調査を妨害しに来るのでこれを撃退してミッション終了。


ミッションX13 地獄釜
~トリット世界・愚者の谷~
傭兵ギルドからの依頼。
トリット惑星の研究施設に降下し、研究所を制圧するのが目的。

トリッ世界では、反王権組織が宇宙研究所を占拠、開発中の軌道兵器を使用して主要都市への攻撃を開始した。
今回のミッションは、研究所にある軌道兵器の制御装置を奪取することになる。

これまでに何度か遭遇した謎の生物の正体は『ヴァダー』という名の異星人だった。
彼らは優れた知性を持ちながら、他の生物や物体を吸収し、捕食する特性を持つ、非常に攻撃的な生命体のようだ。

ミッション開始後、反王権組織を指揮していたのがあの嫡子ダガーだったことがわかる。
主人公はダガーを倒し、軌道兵器の制御装置を奪取する。
敵が最後のあがきに研究所を自爆させるので、急いで脱出し、ミッション終了。

188 :羅刹 -Alternative-:2010/01/24(日) 22:22:57 ID:6BqHIK0O0
ファイナルミッション ヴァダー
~X02宙域・セントベイ軍事衛星~
地球連邦からの依頼。ヴァダーに侵食された連邦の軍事衛星を調査し、その原因を排除するのが目的。

今回のミッションはヴァダーの侵攻を阻止すること。
ヴァダーの存在については、地球連邦、ディック惑星連合はおろか、ホライズン共同体でさえも正確には把握していなかった。
しかも、傭兵ギルド内部で不穏な動きがあったらしく、ヴァダーに関係する情報自体が抹消されていたという。
ギルド内にヴァダーを手引きした者がいるようだ。

メグは、このミッションが終わったらお別れだと主人公に告げ、自分の本当の目的を話しはじめる。
彼女は傭兵ギルドから3つの調査任務を受けていた。
1つ目は連邦内部の造反組織、2つ目はギルド内に潜む異星人への内通者についてだった。前者はルネ博士、後者はあのキルゴアらしい。
そして、最後の1つが、経歴が不審な傭兵であり、並外れた能力を持つ主人公の内偵だった。
揚陸艇の爆発は、主人公に近づくための自作自演だったようだ。
結局、メグは主人公の調査報告書を焼き捨て、任務失敗扱いにする。そして、彼女は主人公に近づくと・・・。

メグは紅潮した顔をごまかすように、張り切って最後のミッションに向かっていった。

ミッション開始後、ヴァネッサからキルゴアがそちらに向かったとの情報を得る。
その直後、ザルゲ兄弟と交戦するキルゴアを発見する。キルゴアは衛星の奥へ逃亡し、ザルゲ兄弟もそれを追って行った。
衛星内部で暴走したガードやヴァダーと戦いながら、主人公たちも奥へ向かう。
そして、最深部で主人公たちが見たものは、ヴァダーと融合し、巨大な怪物となったキルゴアだった。
ヴァダーと一体化し、新人類を創り出すというキルゴア。彼はそれを否定する主人公とラティアラ、そしてザルゲ兄弟を失敗作と罵り、襲い掛かる。
ザルゲ兄弟と協力し、激戦の末主人公はキルゴアを撃破する。敗北しながらも、キルゴアはなぜか悔しそうではなかった。
キルゴアは最期に、主人公とラティアラは自分たちと同じ力を持っているので、自分たちの仲間が2人を狙っていると忠告し、息絶える。
ザルゲ兄弟は、家族と共にキルゴアたちにヴァダーの尖兵となるべく人体改造を施され、その復讐のためにキルゴアを追っていた。
キルゴアの仲間を全て殺すまで自分たちは戦うと言い、ザルゲ兄弟は帰還する。
ミッション終了後、主人公はキルゴアの最期の言葉に思い悩むが、アルティノとルナは、主人公は絶対にキルゴアのようにはならないと励ます。

『終章』
人類の前に現れた新たな知的生命体ヴァダー。
彼らの存在は人類に一体何をもたらすのか。今は誰もその問いに答えることはできない。
そして、人類は新たな時代の幕開けを迎える・・・。

ヴァダールート END

189 :羅刹 -Alternative-:2010/01/24(日) 22:24:47 ID:6BqHIK0O0
設定をちょっと補足すると、主人公、ラティアラ、キルゴアは、昔に作られた研究所から逃亡した生体兵器。
生体兵器は他にもいっぱいいて、そいつらとキルゴアはヴァダーと共生して人類を支配しようとしている。
主人公は研究所時代の記憶を無くして傭兵ギルドのギルドマスターに拾われた。
生体兵器の存在は公になるとまずいんで、主人公の経歴はおそらく偽造。それを怪しんだギルド幹部がメグを雇ったぽい。
キルゴアの組織については羅刹弐でしか出てこない。日本一はさっさとオルタ2作れ。
長くなったがこれで終了。

最終更新:2010年02月06日 21:37