罪と罰 宇宙の後継者(そらのこうけいしゃ)

part49-258~261(プロローグのみ)

part60-270,272,286,287,291,292,296,301,306~309


258 :罪と罰 宇宙の後継者◆l1l6Ur354A:2010/02/02(火) 01:50:34 ID:uoM+GaYA0
Wii:「罪と罰 宇宙の後継者(そらのこうけいしゃ)」リクしたものですが、
自分でプレイしたので自分が書きます。
とりあえずプロローグから。

259 :ゲーム好き名無しさん:2010/02/02(火) 01:52:03 ID:uoM+GaYA0
プロローグ(公式サイトより。ゲーム内では語られなかった部分です)

遥か遠い彼方、別の地球の物語……。
そこでは外宇宙(聖女の世界)と内宇宙(神の世界)が永きにわたり攻防を続けていた。
ちなみに外宇宙が聖女と呼ばれるのは前作「地球の継承者」のラスボスが聖女を自称していたため。
内宇宙に存在する第4亜地球。かつてヒトの文明が栄えた星。
しかしそこにあるのは誰もが思い描く世紀末っぽい風景、つまりは廃墟と砂漠だった。


ヒトが不在となって久しいその地球に、ひとつの不自然な存在が降り立った。
星明りにたたずむその姿はヒトの少女。しかし彼女はヒトではない。
外宇宙から「ヒトの調査」という任務を受け、ヒトの少女に擬態した外宇宙の尖兵である。
ただ、彼女はどういうわけだか記憶を失ってしまっており、覚えているのは「ヒトの調査が大切」ということだけ。
任務を反芻するうちに「ヒトの調査」という名目は「ヒトへの興味」へと変わって行った。
そして彼女はヒトの痕跡を探すため、廃墟に足を踏み入れた。

その頃、第4亜地球にもうひとつの不自然な存在が降り立った。
少し皮肉っぽい、しかし子供じみた軽い調子の少年。
彼の名はイサ。イサ・ジョ。類まれなる身体能力と戦闘能力を持つ戦士である。
この地球に降り立った「外宇宙からの侵略尖兵」の抹殺という任務を受けて派遣された。
しかし大まかな地域(ニホンのキンキ地方)しかわからない上、外宇宙の尖兵は簡単に様々なものに擬態出来る。
石などに擬態されたら終わりだ――とそう思いかけた瞬間。

――ヒトのいない星で、少女が瓦礫の中を歩き回っていた。

あまりにもバレバレすぎる擬態でやる気が削がれるイサ。
隠れて見ていると、少女は瓦礫の中からアルバムを掘り出した。中身を見る少女。
が、そこで笑いが堪えきれず出てきたイサ。
「ピースサインの練習をする外宇宙生命体なんて初めて見たぜ?」
「私が……外宇宙生命体?」
どうやら任務は覚えていたが誰から何のために与えられた任務かは忘れていたようだ。
「ただ……ヒトの調査をする、ということは少なくとも私はヒトではない、ってことね」
いくつか受け答えをしたが、全く悪びれず、罠かとも思えるほどの正直さだ。
「お前、名前は?」
「特にないわ……多分」
しかしふと遠い目になって呟く。
「…… チ……」
「カチ?」
イサがどこかで聞いたことがあるような名前。しかし彼女にはお似合いだ。
イサはカチに自分の任務の内容を「抹殺」ではなく「監視」だと誤魔化した。
そして共に過ごすことになり、カチが微笑んだ姿を見てイサは戸惑う。
――これじゃあまるで、ヒトじゃないか。

260 :罪と罰 宇宙の後継者◆l1l6Ur354A:2010/02/02(火) 01:54:27 ID:uoM+GaYA0
イサは昔の夢を見た。何度となく見た夢だ。
巨大な怪物と化して暴れまわる、優しかった父。
母と共に逃げ惑うしかなく、その血のせいでいずれ怪物になるかもしれない自分。
――いいこと? イサ。あなたの力の使い道は、あなた自身で決めなさい。
  神を頼ってはダメ。聖女を信じてもダメ。自分自身で考えて、その力を使いなさい。
  そして、心が暴れてしまわないように、あなたの心を繋ぎ止めることの出来るパートナーを見つけなさい――
そして、目が覚めた。
カチが廃墟で拾ってきた様々なガラクタをネタに会話をしキャッキャウフフな感じ。
この第4亜地球は平和的なヒトが多かったため、外宇宙との前衛基地として向かないと「神」が廃棄を決定したと言う。
「人々は和解の道を模索し始めた。「神」にはそれが気に食わなかったんだろう」
「イサは「神」が嫌いなのね」
「神なんていないさ。もし本当にいるのならあいつらが「神」を自称するのを許しておく訳がない」
そんなことを雑談しつつ就寝。
「……聖女を信じてはダメ、か……」

その時、イサの感覚が何かを捕らえた。
現れたのはフェンロン。第5亜地球を牛耳り神に擦り寄ろうとするG5のメンバーの一人だ。
「答えろ、イサ・ジョ。何故あの化け物と行動を共にしている? 操られてのことか、考えがあってのことか、それとも……お前も化け物だからか?」
急接近しフルチャージでショットを撃つイサ。
フェンロンは撤退したが、イサのダメージも決して軽くはない。
心配顔で慌てるカチを尻目に、じわじわと回復する損傷。
「大丈夫だよ、カチ。俺にもカチと同じ「ヒトではないもの」の血が流れているからさ」
そして自分の過去を話すイサ。
「……私を信じちゃダメじゃない。私は、「聖女」の側なんだから」
カチはうつむく。しかしイサは首を横に振った。
ヒトかヒトじゃないかは、血で決まるのか?
イサの目にはカチのなかに「ヒトらしさ」が見え、それを信じたかった。
そして打ち解けた2人。しかしいつまでもここで時間を食うわけには行かない。
「逃げるぞ、宇宙へ」
「宇宙へ……」

261 :罪と罰 宇宙の後継者◆l1l6Ur354A:2010/02/02(火) 01:55:07 ID:uoM+GaYA0
今回はこれで終わりです。
次からゲーム本編に入ります。


270 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/12(月) 20:54:25.02 ID:r1g+OpJJ0
罪と罰 宇宙の後継者がプロローグしかないので続きを書こうと思います。
とりあえず主要人物と用語の解説を。

イサ・ジョ…このゲームの主人公。 外宇宙生命体の抹殺のために第4亜地球に
派遣された少年。 前作(地球の継承者)の主人公であるサキとアイランの息子で、
前作にも少し出てた。両親が過去に『受血』した外宇宙の血を持つためずば抜けた力をもつが、
その血のために「いつか裏切るのではないか」という疑惑を向けられてきた。
派遣された先でカチと出会い、任務を放棄して彼女との逃避行を繰り広げる。
(この辺は上のプロローグ参照)

カチ…ヒロインであり、外宇宙生命体。外宇宙から来たが、なぜか記憶を失い、
初めて会った人間のイサに興味を持つ。その後、イサに連れられて彼との逃避(ry
見た目は人間の少女そのものだが、シッポ(?)が生えてたりミサイルやら何やらを
蹴り返す(!)あたりやっぱ人間じゃない。

【内宇宙(うちうちゅう)】通称・『神の側』 イサは(一応)こちらに所属している。

【外宇宙(そとうちゅう)】こちらは、前作に登場した刺客にちなんで『聖女の側』と呼ばれる。

二つの宇宙は泥沼の戦いを繰り広げており、内宇宙は防衛拠点である亜地球や強靭な兵士を、
そして外宇宙は自在にその姿を変える生命体(カチなど)を生み出し、使役している。

【G5】内宇宙の長たる『神』の意思を代行し、第5亜地球を牛耳る5人の尖兵。
サミットでもなければエンジンオーでもない。

【キーパーズ】荒廃した第4亜地球の修復のために作られた人造生命体。
外部からの侵入者であるイサ達に襲い掛かってくる、早い話が前作のルフィアンみたいなモン。

【亜地球】またの名を『擬似地球』 『神』が創りだした惑星型防衛拠点。
7つ存在し、前作の舞台が『第2亜地球』。今作の舞台が『第4亜地球』。
G5が牛耳っているのが『第5亜地球』とのこと。(スタッフ談)

次からストーリーに入っていこうと思います。


272 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/12(月) 22:43:52.27 ID:r1g+OpJJ0
ステージ0『脱出』
『システムオールグリーン。大気圏離脱まで残り30秒。』
イサ達は、宇宙船で第4亜地球からの脱出を図っていた。
しかし、何者かに宇宙船は撃墜され、どこかの地面に不時着してしまう。
イサが目を覚ますと、大破した宇宙船に追っ手が侵入していた。
彼らは、侵入者を駆逐しつつ、宇宙船からの脱出を試みる。
出口付近で突如動きだした大型兵器に襲われるもこれを退け、
なんとか出口まで来たが、突如宇宙船が爆発。
イサ達は、近くの地下都市に転落してしまうのだった…

ステージ1『核塵都市』
転落するも、何とか無事だったイサ。しかし、彼の目の前には、
鉄骨が腹に突き刺さってしまったカチの姿が…

とは言え流石は外宇宙生命体。イサの呼びかけに応じ地面に降りたカチの傷は
瞬く間に消え、彼女もピンピンしている。
と、そこに、先ほど(プロローグ参照)倒したはずのツェンロンが現れる。
「女を引き渡せ…」 迫るツェンロンを見事なコンビネーションプレイで怯ませ、
その隙に逃走を図るイサとカチ。
しかし、都市内のとあるラボに逃げ込もうとする彼らに三たびツェンロンが襲い掛かる。

彼が操る球状の端末が発するバリアにより、攻撃を受け付けない彼だが、
それが晴れるわずかな隙を突き、銃弾を叩き込む。
吹っとばされたツェンロンにとどめをさしたのは、カチのミサイルすら跳ね返す鋼の回し蹴りだった。
…が、彼は偽者。 本物は最初の戦いで吹き飛んだ肉体を修復していた。
彼はモニタ越しにラボに入る二人を見て不適に笑っていた。
「確かあそこには特大のキーパーが居たはず…生きて帰ってこれるかな?」と。

ラボに入った彼らを待っていたのは、巨大な親子亀型のキーパー。
その巨体から繰り出される怒涛の攻撃に苦戦しつつも、何とかそれを倒すことができた。

その後、カチに『キーパーズ』について説明しつつ、ラボにあった端末をいじくるイサ。
それにより脱出ルートを割り出した彼らは、『ある場所』へと急ぐのだった…

ツェンロン・リー…G5の一人で宇宙船を撃墜した張本人。
細身の青年で、両手から放たれる無数の光弾やムチ、球状の端末などを駆使する。
先ほど述べたように本物はプロローグでイサから受けた攻撃により療養(?)中。

続く

286 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/13(火) 22:57:03.36 ID:uMRgns5z0
ステージ2『海底空洞』
イサ達が訪れたのは、巨大な海底チューブの入り口。
彼らが落っこちたのは、キュウシュウのフクオカあたりらしい。
ここからこの海底チューブを抜け、セトナイカイ上空の空中ステーションへと向かい、
宇宙船かなんかを奪ってトンズラしようという算段だ。
海中ならば敵も少ないだろうとイサは踏んでるわけだが、カチはどこか不安げな様子。

案の定、カチの不安は的中していた。
海の中は、チューブ内をサーファーよろしく滑る兵士や、キーパーズ、
そして巨大な水中戦艦などの敵でいっぱい。
さらに、チューブの先にある建物の中で、柱状の巨大な機械がイサ達に牙を剥いてきた。
それから放たれる火炎やレーザーをかいくぐり、イサ達はなんとか機械を大破させることに成功した。

「ねぇ、どうしてアイツらは私を狙っているのかしら? 私が…ヒトじゃないから?」
「そうだな…少なくともヒトでないことは確かだな」
機械を撃破した後、イサとカチはそんな会話を交わしていた。
「ねぇ…ヒトって何?」
そりゃぁ…頭があって目が二つあって鼻と口があって身体があって手が二本あって脚が二本あって…
「尻尾があって?」 「そう…って、尻尾はねーだろっ!!」
二人は、和気あいあいとしている。 人はそれを見て『爆発しろ』とかいうのだろう。

が、しかし、男女の健全なお付き合いを邪魔する不逞な輩が現れた。
G5が一人、『リッター』 全身黒ずくめの大柄な男だ。
イサは彼がその女は我々の脅威だのどうのこうの垂れてる隙に
大破した機械にチャージショットをかまし、爆破。
しかし、案の定無傷だったリッターは、手ぶらで帰るわけにはいかないとして、彼らに戦いを挑む。

自らの身体を巨大な怪物に変貌させ、弾丸や光線の雨あられをあびせてくる彼を
なんとか撃破したイサらは、彼から「我々はこの土地で一番地脈の力集まる
場所に居る」という情報を得る。 …またの名を『不死の山』だと。
「気が向いたらいつでも来るがよい。歓迎するぞ…」
そう言って、リッターは撤退した。

不死の山…それが意味するものは一つ。『フジ山』。
だが彼らの目的はあくまでこの星からの脱出。
G5の挑発には乗らず、彼らは空中ステーションへと急ぐ。

リッター…G5の一人。自らの肉体を液体状の球体に分裂、再融合させることで、
自分の姿、形、大きさを自在に変えることができる。
声がフ○ーザっぽいが違うので注意。

続く

287 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/14(水) 00:33:29.60 ID:sc41ka4n0
ステージ3『監獄衛星』
イサたちはセトナイカイ上空の空中ステーションに到着した。
しかしステーション内の至る所に設置された防衛装置が、彼らに牙を剥く。
あるときは迫り来る特大のミサイルを敵にお返ししたり、
またあるときは壁を突き破ってでてきた顔面にビビったりしつつ
それらを迎撃したイサたちを待っていたのは、
「おっそ~い~!! 待ちくたびれちゃったよぉ~」
やはりG5の一人、ヒバル・ヤジュー。上の台詞の通りギャルみたいな性格の少女だ。
彼女はイサに「昔はウチの大将と互角だったらしいじゃない♪」と
意味深な一言を放ちつつ、「ねぇ、そんな娘やめてアタシと付き合わない?」とか抜かしよる。
「もっとも…アタシに勝てたらの話だけどね。」 日本刀を彼に突きつけながらだが。

銃弾や光線の飛び交う斬り合いを制し、ソードをヒバルの首筋に突きつけるイサ。
彼女がイサの実力を認めると同時に、辺りが急に揺れだした。
どうやら、今の戦いでここに眠っていた『何か』が目覚めてしまったらしい。
イサが自分と昔互角だったというG5のボスの名を訊こうとするも、
イサらはその『何か』に連れ去られてしまう。

その『何か』とは、涎を垂らし、力任せに腕を振るう、人に似た上半身に蟲の腹のような
下半身をもつ異形…というか『キモい』としか言いようのない巨大キーパー。
それの力任せの攻撃により振ってくるブロックを破壊しつつ怪物の相手をするイサらだが、
どれだけ攻撃を与えても怪物は暴れるのをやめない。
そして、彼らの頭上から巨大な資材が迫る。
「イサ!危ない!!」 カチがイサに飛びかかると彼らの姿は消え、
あとには資材が頭にゴッツンして断末魔の叫びを上げる怪物のみが残っていた。

結局宇宙船を探すどころじゃ無くなってしまったイサ達。
やっぱり上手くいかなかったとイサをせめるカチだが、イサはやってみることが重要だという。
このあたり、イサはサキの血を引いている。
そして、もしさっきヒバルが言っていたボスが自分の知ってる『アイツ』ならば、
逃げるのは難しいだろう。
ならば、こちらからフジ山に赴き、彼らとの決着をつけよう。とも言うイサ。

「それにしても、お前テレポートなんてできるなら最初から教えてくれよ。」
そう、今彼らはカチが行ったテレポートにより、時空の狭間にいるのだ。
このままフジ山まで連れてってもらおうとするイサだが、カチ曰く、テレポートはとても危険なものらしい。
「次元の歪に落ちて抜け出せなくなるかも知れないわよ?」
彼女の言ったことは現実となった。彼らの目の前が黒い空間に覆われ…

ヒバル・ヤジュー…G5最年少の少女でサムライガール。
右手に携えた日本刀による斬撃のほか、腰のプロテクターからの光線や光弾による攻撃を得意とする。
どうでもいいがCV:沢城みゆき

続く

291 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/14(水) 22:19:11.17 ID:sc41ka4n0
ステージ4『食人樹界』
次元の歪に落ちてしまったイサたち。
暗闇をライトで照らしてみると、そこは広大な樹海となっていた。
カチは、この空間は誰かがつくりだしたものだと言う。
曰く、「誰かの力を感じる」らしい。
とりあえず彼らは、樹海の中を突き進むことにした。

樹海の中は、忍者のようなトリッキーな動きをするキーパーや、
絶対に夢に出てきてほしくないレベルのおぞましい姿をしたキーパーでいっぱい。
そんな森を抜けた先には、大きな湖と神社のような建物があった。
湖に映る夜空の月は、じっと見ているとどちらが本物か分からなくなりそうだ。
デートするには最適だろう。(無論、彼らはデートどころではないのだが。)
しかし、湖を覗き込んだ瞬間、イサ達の脳裏にある光景が飛び込む。
それは、イサが夢で嫌と言う程見た光景だった。
怪物となり、暴れまわる父親。 自分もいつかそうなるのではという恐怖。
そして、「あなたの心を繋ぎとめることのできるパートナーを見つけなさい」という母の言葉…

「水は過去…坊や、何が見えた? 森は現在…坊や、何を迷っているの?そして空は未来…黒は絶望?それとも可能性?」
気がつけば、湖の水面に一人の女が立っていた。
G5の一人、『アリアナ・シャミ』 この空間を作った張本人だ。
彼女は、この空間はイサの心を映し出した世界で、この空間を作っているのはイサ自身だと言う。
そんなゴタクはさらっとスルーして、彼らはアリアナに勝負を挑む。

彼女の摩訶不思議な攻撃をかいくぐり、見事アリアナを倒した…かに見えたが、
彼女は異形の腕を背中から生やし、再び彼らに挑んできた。
異形の腕から繰り出される攻撃や次々に降り注ぐ石柱をかいくぐり、
最期に彼女が放った巨大隕石をそっくりそのままお返しし、イサ達は彼女に勝つことが出来た。

彼女が倒れたことにより、時空の狭間に帰還することができたイサ達。
「ヒトは忘れたい事ほどよく覚えているモンだな…」
先ほど垣間見た過去の光景に、そう感じたイサに、カチは「昔のことを覚えているのがヒトなの?」と問う。
気がつけばこの星にいた彼女に、過去の記憶など存在しない。
そんな彼女に彼は、「気にすることは無いさ、今を重ねていけば、それはそのうち昔になる」
と名言めいたことを言いつつ、
「でも昔のカチかぁ…ちょっと興味あるな。なにか思い出したら教えてくれよ」
と話すのだった。
そうこうしているうちに、彼らはある場所にたどり着く…

アリアナ・シャミ…G5の一人。鳥の骨を模した仮面をつけている為、その素顔を伺い知るのは不可能。

サキ・アマミヤ…前作の主人公でイサの父親。女みたいな名前だが男なのは前作をやった人は知ってるはず。
彼がなぜイサの回想内で暴走していたのかはこのゲームの謎の一つ。

アイラン・ジョ…前作のヒロインでイサの母親。男みたいな名前だが女なのは(ry
彼女がなぜサキの暴走を止めること(詳しくは前作参照)ができなかったのかは(ry

続く

292 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/14(水) 23:47:11.50 ID:sc41ka4n0
ステージ5『極大砂爆』
イサ達がたどり着いたのは、道路があちこちに通る巨大な砂漠。
しかし、近くに兵士がいて思うように動けない。
しかも、カチは先に移動の足として恐竜(?)型のキーパーを手なずけているではないか。
かくなる上は…とイサは兵士をサクッと瞬殺し、近くにあった飛行バイクを奪取。
それでフジ山まで行くことにした。

途中、地中から尻尾をジョーズよろしく出して迫ってくる虎型の巨大キーパーや、
空を飛びつつ様々な攻撃を仕掛けてくる鷲型キーパーが襲ってきたが難なく退け、
順調に進んでいく。

と、そこに、先ほどの虎型と鷲型キーパーが同時に出現。
2対2(ゲーム的には1対2)か…そう思われたそのとき、二つのキーパーズは驚きの行動にでた。
空中に飛び上がった虎型の背に鷲型がつかまり、次の瞬間、巨大な翼と鋭い鎌を併せ持つ、
キメラ型のキーパーに『合体』したのだ。
(かなりの余談だが、この合体で某ゾイドを思い浮かべたのは筆者だけではないと信じたい。)
イサ達へのリベンジに燃える怪物は、その強大な力をもって文字通り彼らに『牙を剥く』。

翼から放たれる巨大ビーム、鎌による斬撃、相手の命を奪うまで止まらぬかのような連続突撃。
怪物の放つ攻撃は激しく、強力なものばかりだった。
しかし、この星から脱出するまで死ぬわけにはいかないイサ達は、その執念で怪物を撃破する。

一度地面に転落するも、再び起き上がるキメラ型。
「まだやんのか?」と喧嘩腰のイサを、カチが諌める。 彼女は、コイツとの会話が出来るらしい。
彼女曰く、このキメラ型は『オレより強いヤツは初めてだ!』とイサ達のことを気に入ってくれたらしく、
フジ山まで連れてってくれるらしい。
仲間となった好敵手からのありがたい誘いに乗り、イサ達はG5の居城(居山?)へと急ぐ。

続く





296 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/15(木) 23:16:18.35 ID:YkruoFPA0
ステージ6『人造富士』
第4亜地球におけるフジ山。 そこは、周囲に溶岩の流れる要塞のような場所になっていた。
イサ達は、中にいるであろうG5との決着をつける為、銃弾とミサイルの飛び交う戦場を突き進む。

暴走列車に乗りつつ、ショットが効かない程硬い表皮をもつ巨大キーパーと戦う羽目になったり、
そいつの口から飛び出してきたアルマジロ型(?)キーパーによってカチ(またはイサ)が
吊るし上げプレイに遭ったりといったハプニングに見舞われたが、フジ山内部に侵入できたイサ達。
が、その中枢らしき場所で、無数の兵士に囲まれてしまった。
そのとき、一人の男の声が響きわたる。
「久しぶりだな、イサ。」
声の主は、G5のリーダー、『デコ・ゲキショウ』。 イサの訓練生時代の同級生でもある男だ。
彼は、「まだ時間があるな…昔みたいに、いっちょやってみようじゃないか。」と、イサ達に勝負を挑んできた。

配下の兵士や機動兵器、ミサイルランチャーを操り攻撃してくるデコ。
しかも、彼の得意とする念動力により、生半可な攻撃は通用しない。
彼に傷を与えるには、強烈なチャージショットを浴びせるか、彼の攻撃を跳ね返すしか方法はない。
イサたちは、なんとか彼を撃墜することができた。
が、しかし、「チッ、もうタイムリミットか…」
デコがそうつぶやくと彼の背後の装置が動きだし、カチが突如苦しみだした。
デコ曰く、ヒトではない者のみに効く波動を放っているのだという。
イサがカチに手を伸ばそうとしたそのとき、その右手を鎖のついた枷で縛られ、武器を落としてしまった。
鎖の端には、もう一つの枷と、それに自らの左手をはめ、コートを脱ぎ捨てたデコの姿。
互いに使える武器は、己の肉体のみ。 男同士の戦いが今、始まる。

『カチを守りたい』
その一心で、ただひたすらに拳を振り、殴り合いに勝利したイサ。
彼は枷を千切り飛ばし、カチのもとに駆けつけるも、彼女のダメージは大きい。
「じきにその女はヒトの姿を保てなくなる。 それでもお前はその女…いや、そのバケモノを守ろうとするのか?
答えが決まったら是非教えてくれ。上で待ってるぞ…」 そう言って、デコは去っていった。


301 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 00:45:54.54 ID:32E6wxG90
意識を失ったカチを抱え、突如揺れだしたフジ山から脱出したイサ。
しかし、噴火した山から飛び出した火山弾が彼のジェットパックに直撃。
彼は、唯一の飛行手段を失ってしまう。
彼らの下には煮えたぎる溶岩、絶体絶命の危機を前に、イサはある決意をする。
この戦いで培った、大切なパートナーとの信頼に、絆に、つながりに賭けて。

「カチ…お前の心は俺が繋ぎ止める。だから…俺の心を繋ぎとめてくれ!!」

そのとき、たった今意識を取り戻したところだったカチは、彼の言っていることの意味は良く分からなかっただろう。
だが彼女は、しっかりとうなずいた。 彼女もこの戦いを通じて得た、イサとの確かな繋がりを信じたから。
そして二人の体は、まっ逆さまに溶岩へと落下した。
一時の静寂。 それを突き破るように、溶岩の中から一人の巨人が降臨した。

白い髪を生やし、漆黒の顔面に蒼い瞳を光らせる頭部に、服を着たように見えるヒトに似た体。
右腕には巨大な大砲を、左腕には鋭い鉤爪を携えている。
後ろから淡い水色の光を放つ下半身は異形のそれともとれたし、だぼだぼのジーンズを履いたヒトのそれにも見えた。
これが、カチを取り込み、その身に宿る『外宇宙』の血を解放したイサの姿。
互いに繋ぎ止められた、二人の心の進化の形…

そのとき、突如としてフジ山上空に超巨大戦艦が出現。 そして空中に(ちゃんと肉体を修復したツェンロン含む)
G5の面々が映し出され、その中央に立つデコが高らかに告げる。
「我々G5は、今ここに第4亜地球の廃棄ならびに、外宇宙生命体を取り込んだ逃亡者イサ・ジョの
排除を決定する! この決定は我々の権限の元、直ちに実行に移される!!」

G5との本当の決着をつけるため、隻眼の巨人は戦艦と共に宇宙(そら)へと昇る…

デコ・ゲキショウ…G5のリーダー。 デコが広そうな名前だが実際に本人を見るとそうでもない。

続く

306 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 20:46:19.91 ID:32E6wxG90
ステージ7『異叉』
広大な宇宙。
G5の超巨大戦艦は、第4亜地球ごとイサ達を消し去らんとしていた。
無論、この状況を前に、この星の再生のために作られた生命体が黙っているはずもなく、戦艦に突っ込んでいく。
「キーパーズ?!…俺たちも行くぞ!」
無数のキーパーズと共に、イサ達はG5の戦艦に挑む。

流石はG5の軍事力の結晶というべきか、戦艦に搭載された兵器の数々は、これまでのものとは桁違いの威力を持っていた。
しかし、桁違いの力を持っているのはこちらも同じ。
彼らは、戦艦のもつすべての砲台を潰し、壊滅的なダメージを与えた。
が、それで大人しく引き下がるG5ではない。
『神』の尖兵達はその力を解放し、異形の怪物となってイサ達に襲い掛かる。

巨大な鬼神と化したアリアナを倒し、ワームのような怪物と化したリッターの喉を掻っ切り、
亀のような戦艦と化したツェンロンを沈め、片腕の双剣士と化したヒバルを退け。
イサらはついにデコと対峙する。
「イサ、それが君の真の姿か。女を取り込んでまで…まあいい。一度本気の君とやってみたいとずっと思ってた。
では…僕も本気でいかせてもらうぞ!」
その言葉と共に、デコは、光背と槍をもつケンタウロスのような怪物に変貌する
彼の猛攻を掻い潜り、デコに大ダメージを与えるイサらだったが…

307 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 21:06:14.35 ID:32E6wxG90
「肉体の強さは流石だな。だが心の強さはどうだ?
お前は、本当にその女を受け入れることが出来るのか?」
デコの、その言葉と共に放たれた波動がイサを貫いたかと思うと次の瞬間、
イサの背後には磔にされたかのようなカチの姿。
彼女の命を削り取らんとデコが放つ無数の弾丸を、イサはビームと大砲による殴打(あるいは鉤爪)で
食い止め、デコへと逆行させる。
自らの攻撃を跳ね返されたデコは、今度こそ致命傷を負った。

「神に歯向かうということは…聖女の側につくという事か…この宇宙を…滅ぼすことになるぞ…」
息も絶え絶えにそういうデコに、イサはこう断じる。

「カチは聖女なんかじゃない! カチはカチだっ!!」

その言葉を聞いた神の尖兵は、眩い光とともに消滅した。

308 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 21:24:08.43 ID:32E6wxG90
【通常ならここで終わり。ここから先は、ある条件を満たしたときに
エンディングに追加される部分です。】
全てを終わらせたイサ達は、この星に留まることに決めた。
キーパーズとも、時間をかければ分かり合える。
それに、カチと一緒ならどうにだって出来そうだと、イサは言う。

「そういえばイサ、さっき昔のことを一つ思い出したわ。」
ほとんどが水没した都市の、ビルの屋上に降りたカチは、もとの姿に戻ったイサに言った。
「私は遠い昔、こう呼ばれていたことがあったわ…」
イサがその名が意味するものを知っていたかどうかは分からないし、恐らくカチは覚えていなかっただろう。
彼女は、朝日が地平線から昇る中、微笑みながらその名を告げた。

「…『アチ』と。」

fin

309 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/16(金) 21:31:49.51 ID:32E6wxG90
終わりです。
前作が発売された当時様々な謎を残したように、
今作も多くの謎を残しました。
いつか、これらの謎を解き明かす続編が発売されるのを、僕は楽しみにしています。

途中、僕がここに慣れていないせいでさまざまな迷惑をかけてしまいましたが、
皆さんのありがたいアドバイスのおかげで、最後までいけました。
本当に、ありがとうございました。






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