罪と罰 ~地球(ほし)の継承者~

part11-396~403


396罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03:17:23 ID:fbJSP6qV
キャラクター

サキ=アマミヤ(14)
:"聖女"アチ率いる救済グループに属する、日本人とアメリカ人のハーフの少年。
以前に一度死んでいるが、アチの血を「授血」したことで復活し、超人的な身体能力を得た。

アイラン=ジョ(15)
:同じく救済グループに属する、日本人と韓国人のハーフの少女。電子工作技術に長けている。
字幕では男言葉になっており、一人称は「俺」(ボイスはどのキャラも全て英語)

アチ(13)
:救済グループを率いる自称・聖女。超能力を持ち、血を与える事で死者を復活させる事もでき、
それを利用して宗教団体的な救済グループを立ち上げた。性格は我が侭で自己中心的。

ブラッド(17)
:海外から派遣された治安維持組織・武装ボランティアの司令官。サキと同じくアチの力で復活し、
超人的身体能力だけでなくテレパシー、念動力などの超能力も得ている。
G&R社と画策して食用生態系に自身の血を混入させ、ルフィアンを生み出した張本人でもある。
アチの能力を警戒しており、救済グループをテロリスト認定して戦い続けている。

カチュア(15)
:ブラッドの側近の少女。ブラッドから授血を受け、間接的にアチの血の力を得ている。
念動力を使う事ができる。

レダ(5)
:ブラッドの側に控えている喋るネコのような動物。元々は人間の天才少女だったが、
ブラッドからの授血により一旦死亡した後、復活して知性を残しつつ獣の姿になる。

ラダン(10代後半?)
:元武装ボランティアの女性。ブラッドの側近だったが、カチュアの登用により降格され、
その後ルフィアンとの戦いで死亡するも、ブラッドの血の力で獣化して復活。
知性は失ったがカチュアへの恨みだけは残っており、彼女を執拗に付け狙う。

397罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03:20:28 ID:fbJSP6qV
2007年、原始昆虫から作られた食用生命体の中に本能として人類を狩る種・ルフィアンが生まれ、
北海道の飼育場から脱走。そのまま増殖しながら数を増やし、東北部までを制圧する。
そんな日本に米国から表向きはルフィアンへの対抗とルフィアンの首都への侵攻を恐れる
市民の暴動鎮圧を、裏では兵器のデモンストレーションを目的として、更正活動を建前に
招集した凶悪犯罪者で構成された国際治安組織・武装ボランティアが派遣される。

・オープニング
ルフィアンの侵攻が続く東京・新宿。救済グループの別働隊が武装ボランティアの襲撃に
よって壊滅した事を知ったアチはサキ、アイランと共に逃走の計画を立てる。
自らの予知の通りに武装ボランティアとルフィアンが衝突した所で、新宿駅屋上に停めてある
輸送機を奪う計画だが、予知に関しては半信半疑のアイランは落ち着かずに苛立つ。

・ステージ0-0
サキは夢の中でルフィアンの大群と戦っていた。日に日に見る頻度が高くなる夢の中で
巨大なボスを倒した所でサキは目を覚ました。アイランにガンソード(ライトセイバーと
銃が一体化したような武器)を渡され、外へと出る。

・ステージ1-1
前方の敵をサキ、後方をアイランが担当し、前進する3人。武装ボランティアの兵隊達を
ガンソードで倒して進むと予知通りルフィアンが出現する。これも薙ぎ払って3人は新宿駅に駆け込む。

・ステージ1-2
アチに従って(この世界の)新宿駅の巨大エレベーターに乗り込み、屋上へと向かう3人。
だが、やはり新宿駅の中は武装ボランティアやルフィアンの群が待ち構えていた。
敵を薙ぎ払いながら屋上に到着し、トレーラー(輸送機)を奪って逃げようとするが、
巨大な怪物――ラダンがトレーラーを急襲。これをアイランの操縦するトレーラーと
サキのソードアタックで屋上から叩き落として撃破。
ラダンを倒すとカチュアが「大事な研究素材をよくも」と言って襲いかかってくる。
その辺の瓦礫や兵士の死体やその他諸々を念動力でぶん投げて攻撃してくるカチュアを
ソードの一撃で倒して屋上から落とすが、カチュアは能力により血液を増殖させて
血の大洪水を起こす。

・ステージ1-3
瞬く間にカチュアの血の海に飲み込まれる東京。逃げ損ねたサキもその中に沈むが、
アチの呼びかけにより獣化――ラダンとは比べ物にならないほど巨大な、
刃と鎧を身につけたような二足歩行の怪物の姿に変化する。
生きていたカチュアも負けじと獣化してサキよりさらに巨大な姿になるが、
サキは腕のビームと剣をガンソードのように用いて何とかカチュアを打倒。
理性を失ってしまったサキはとりあえず放置して、アチはアイランを連れて
テレポートでその場を離れた。

399罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03:24:21 ID:fbJSP6qV
・デモ2
アチがテレポートしてきたのは武装ボランティア達の空母の中。アイランが辺りを
警戒していると、艦内放送でブラッドの声が聞こえてきた。どうやら北海道に向かう
サキを攻撃するよう指令を出しているらしい。司令室へと向かう2人。

・ステージ2-1
自動警備システムや艦内をうろついているルフィアンを倒して前進するアイラン。
途中アチがルフィアンに捕獲されるも無事救出し、彼女らを止めようと邪魔してくるレダも追い払う。
指令室に辿り着いたアイランとアチはブラッドと対峙する。自らガンソードを握って戦う
ブラッドだが、斬り合いでアイランに敗北。一緒に戦っていたレダも命を失う。
アイラン「あいつも…妙な力を持っていたのか…」
ブラッド「妙な力か…アチはお前に何も教えていない様だな。
     僕の力はアチに与えてもらった。アチの血を受けつぐ事でね。
     あの怪物と化した少年も同様だ。」
アチ「サキはアナタとは違う。
   しかしアナタが自分の血で仲間を増やしていたとは思わなかったわ。
   それとも仲間ではなく実験材料?自分が怪物化するための…
   人間に戻る方法を知らない上に自分がどう変わるかが怖いんでしょう?」
嘲るように言い捨て、アチはアイランの方を向いた。
アチ「アイラン?サキを人間に戻したい?」
アイランが頷くと、アチは念動力で足元の床を無理矢理引きはがし、空へと飛び上がった。
アチ「アイツら空からサキを襲うの…それならコッチだって…」

・ステージ2-2
空飛ぶ床板に乗って艦隊と戦うアイラン。戦闘機を凌ぐ凄まじい機動性を持つ床板(!)と
異常な射程と威力を持つガンソードで甲板上の兵士や艦砲、ボート、ヘリコプター、
飛行型ルフィアンなどを次々と撃破。次々に死んでゆく兵士達を見てアチは大笑い。
ブラッドは小型VTOL・マラキアに乗り自ら攻撃してくるが、アイランに撃ち落とされる。
そこへ飛来する謎の大型飛行物体。それは武装ボランティアを支援していた
軍事企業・G&R社が独自に送り込んできた新型機・アースアイリッドだった。
アイランはこれも攻撃するが、あまりに巨大なその全体を破壊する事はできず、
アースアイリッドはサキに向けて巨大爆弾・ポーラスターを発射する。
しかしアイランは後ろから攻撃を集中し、ポーラスターをサキに届く前に
爆発させる事に成功した。

アチは床板をサキの眼前に静止させる。サキは棒立ちで動かない。
アチ「うーん…やはりまだ早かった…弱点の露出だけはまずいわね…」
アイラン「近づいて平気なのか…?」
アチ「サキにとって私たちは「虫」よ。いちいち攻撃なんかしない。」
アイラン「はやく人間に戻してやってくれ…」
アチ「サキは人間としての心を忘れているだけ。」
アイラン「見ればわかる…」
アチ「サキを人間に戻すにはね…
   アナタがサキの中に入って人間としての心を取り戻してくるのよ。
   私がサキの胸を開くからアナタはその中で彼の心を呼ぶの。
   アナタの総てを吐き出すのよ。思考、想い、過去、未来、現実、夢…
   彼がアナタと総ての共有を望めば再び人間としての生を受け入れるわ。」
アイラン「ふざけんな!そんなことできるかっ!!」
アチ「まず、サキを眠らせなきゃ…」
アイラン「できないって!」
アチ「サキの眉間を撃てばいい…」
アイラン「うそつけ!ニセ聖女め!」
アチ「サキを撃って…」
アイラン「うるさい!」
アチ「サキがこのままでいいの…?」


400罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03:26:20 ID:fbJSP6qV
・ステージ2-3
怒鳴り続けているうちにアイランは先程の海上とは全く別の場所に飛ばされていた。
傍らにいた小さな少年によるとここはアメリカ・ニューヨークの地下鉄内らしい。
少年を庇いつつ車内のルフィアンを倒すアイラン。アメリカにはいないはずのルフィアンの存在を
不思議に思うが、暴走する列車を止めるべくひとまず先頭車両に向かう事に。
途中の車両にあったディスプレイを目にし、2017年、自分達の時代から10年後という事が判明。
さらにディスプレイには廃墟となった街に立つ獣化したサキの姿が。
この世界は現実ではないとアイランは気付く。彼女を「ママ」と呼ぶ少年に名前を聞くと、
「イサ=アマミヤ」と答えた。イサの正体にも感づいたアイランは再び先頭車両を目指す。
無数のルフィアンを切り払って辿り着いた先頭車両にはルフィアンを従えたサキの姿が。
アイラン「サキ…?」
サキ「そうだ。今は君の願望を交えた姿をしている。
   俺達はアチの予言の中にいる。未来は選べたかい?」
イサ「パパ!!」
サキ「ふん…勝手に子供なんか産むなよ。子供が生きていける未来じゃないぜ。」
アイラン「ちがう。イサはもうひとつの未来に生きる。
     俺がおまえの嫁さん…
     イサがおまえの息子…
     そしておまえが人間でいる未来だってあるんだ!」
イサ「パパとけんかしてるの…?」
アイラン「ごめんな…
     ママをどう思っている?」
イサ「すごくこわいママ…でもママやさしいの…イサね?ママだいすき…だから…」
アイラン「俺もイサが大好きだ。
     だから…きっとまた会える。」
サキの幻を撃ち抜き、アイランは現実の世界に戻った。

・デモ3
現実に戻ったアイランはとりあえずサキを撃って気絶させる。水飛沫を上げて倒れるサキ。
アイラン「子供を…利用したな…」
アチ「一度見せたほうがいいと思ってね。
   まだ麻酔が終わっただけよ。次は…」
サキの胸を切り開きながらアイランはアチに問う。
アイラン「サキやブラッドの事といい…オマエの目的はなんなんだ…?」
アチ「私の本当の敵はね…すごーく遠くにいるのよ。
   ずっと昔から戦い続けている強敵よ。
   いずれ彼らと決着をつける時、今のアナタ達の力では勝ち目はないの。
   今までの戦いは訓練に過ぎない。地球を舞台にした大規模な模擬戦ね。」
アイラン「ばかな!東京まで壊滅したんだぞ!世界をメチャクチャにする気か!?」
アチ「大丈夫。あなた達が生きるのは「別の世界」よ…
   今はもっと大きな戦争の理由が欲しい…
   その戦争を力で治めるのがサキ…
   人はサキを恐れ、敬い、彼の姿こそが戦いを率いるシンボルとなる…」
アイラン「ブラッドも…そうなのか…?」
アチ「最終的に奴の目的は私と一緒よ…
   血の意味を知ったときに野望が芽生えたのね…
   自分の血からルフィアンを作って自作自演の戦いを起こしたり…
   私の先を越そうと躍起になっていた…
   しかし私は焦りはしない。サキは人間としてもっと強くならねば…」
話しながらアチはその細腕に似合わぬ力でアイランの首ねっこを掴んで吊り上げ
サキの体内に放り込むと、今までとは違う不気味な声で呼びかけた。
アチ「サキ!!起きなさい!!
   アイランの心の総てに触れなさい!あなたの心の総てを取り戻しなさい!」
サキはアイランを取り込んだ事で苦しみもがいた後、テレポートで逃走した。

401罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03:30:50 ID:fbJSP6qV
・ステージ3-1
何処かの海岸で目を覚ますアイラン。近づいて来るルフィアンの群を追い払うべく傍らの
ガンソードを拾おうとするが、横から伸びた別な手がそれを取った。
サキ「おはよう!アイラン!」
サキは形こそほとんど人間で理性も取り戻していたが、体中のあちこちがルフィアンの
ような甲皮に覆われている不完全な姿になっていた。
大型ルフィアンの多い砂浜を離れて進むと、無人になった土産物屋を見つける。
そこに棲み着いていたルフィアンを退治して2人は休憩を取った。
ルフィアンの肉をガンソードのガスで炙りながら話す2人。サキはふと不気味な気配に気付く。
サキは見張りに出るが、その隙にアイランは何者かに連れ去られてしまう。

・ステージ3-2
戻って来たサキはアイランを探しに出る。おびただしい数のルフィアンを撃っては斬り、
斬っては撃つを繰り返しながら足を進めるサキ。そして最後にサキの前に現れたのは
ルフィアンを従え、アイランを人質に取ったアチの姿だった。
アチ「やはり…来たわね…」
サキ「アイランに何をした…」
アチ「ねむってもらっているだけ…」
サキ「なぜこんなことを…」
アチ「あなたの気持ちを試したのよ…自分を見てみなさい。
   その姿はアナタの心の半分がアイランを拒否したせいよ。」
サキ「拒否などしていない…
   俺の心がアイランの心に近づいていったのは確かだ…
   しかし…俺達の心にはまだ恐れや迷いがある…
   今はまだ触れ合っちゃいけない所が残ってるんだ。
   もっとお互いを受け入れ合うには時間が必要なんだよ。」
アチを睨みつけるサキ。
サキ「人類救済の言葉を信じて戦ってきたのに…
   ちがう目的のために…兵器として俺達を利用しようとしているんだ…」
アチ「そうよ。まだ「訓練」の途中なの…常にアナタを戦いの場においてね…」
ガンソードの銃口を向けるサキだが、アイランがいるため撃てず、手放した。
アチ「それでいいのよ…」
サキ「ああ…オマエに効くのはコレだろ?」
サキが手から衝撃波を放ってアチにぶつけると、アチは思わずアイランを放してしまう。
人質を取り返されたアチは浮かび上がり、力を集中し始めた。

402罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03:33:34 ID:fbJSP6qV
・ステージ3-3
超能力で北海道の大地を破壊し、大量の岩塊と共に宇宙へ向かうアチ。
アチ「古い地球はやがて死ぬ…
   自分が育んだ人間達にズタズタにされるのよ…
   ワタシが地球に取って代わるとき…ワタシは同じ過ちはしない…
   ワタシが必要とするのは…暴虐な者たちを力で統率する軍神…
   それがアナタよ…サキ…
   ワタシのために強くなりなさい…星ひとつ守れるくらいまで…」
アチの意図を理解したサキはアイランを取り込み理性を保ったまま再び獣化し、アチを追う。
アイラン「地球とまるごと入れ替わる気か…?」
サキ「侵略…?」
アイラン「人間もまるごと連れ去るのか…?」
サキ「自分に都合のいいものはすべてだ…」
アイラン「サキ…」
サキ「わかっている。俺はこっちの地球の味方だ…」
小さな地球の姿になり、大量の隕石や寒波で地球を攻撃するアチ。サキはそれをビームと
ソードで食い止め、アチの地球へと逆行させる。自らの攻撃を跳ね返されてアチの地球は消滅した。

海上の小さな岩の上にサキとアイランは降り立つ。サキはやはり不完全な姿にしか戻れない。
サキ「アチは…?」
アイラン「消えたよ…最後まで俺達を巻き込んでくれたな…」
辺りを見回すアイラン。北海道は消滅して海上に点在する岩しか残っていない。
アイラン「日本はメチャクチャだな…
     これから…どうしよう…本当に…」
サキ「俺さ…小さい頃、警察官に憧れていたことがあるけど…
   今から…こんな姿でも…なれると思う…?」
アイラン「なれる!残りのルフィアン達もサキひとりでやっつけられる!」
サキ「俺ひとりじゃ無理だ。アイランが俺の心を守ってくれなきゃね。」
アイラン「戦うか!?ふたりで!」
サキ「やろうぜ!
   その方が面白そうだ!」

先程の戦場だった宇宙空間。しぶといアチはまだ生きており、宇宙を漂っていた。
アチ「「敵」が来る…
   ブラッドやサキを失った今…私が「敵」に勝つ望みはない…
   しかし…
   私の血を受け継いだサキの存在を…
   「敵」は認めるのだろうか…?
   サキだけではない…
   発芽が遅れた者や…
   サキの血を受け継ぐ者がいる…
   新しい命のカタチを確立せんとするあの星で…
   「敵」が神を名乗り続ける事など…
   出来るハズは…」
つぶやきながらアチは姿を消した。

403罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03:35:16 ID:fbJSP6qV
・エンディング
獣化して海を渡るサキ。アイランは体内でサキの理性を引き止めている。
サキ「地図で見たら北海道と本州ってすぐ近くにある気がしていたけど…
   歩いて渡るとなるとさすがに遠いなぁ…」
アイラン「いいから歩こうよ。おまえのテレポートじゃ危なかっしいし。
     なぁ、サキ…?俺、ずっと考えていたんだけど…
     おまえは自分の「その力」の使い方を深く考えたことがあるか?
     俺は…様々な「可能性」が入り乱れた10年後の未来をアチに見せられたんだ…
     そこでのおまえはルフィアン達を従え、「人間達」を相手に戦っていた。
     …おそらく…ルフィアンにおまえの血を与えるならば…ありえない話ではないと思う…」
サキ「…いや、アイランと一緒ならあり得ない。
   それに、俺はルフィアン達と戦い続ける夢を繰り返し見ているし…
   ルフィアン達が人を襲い続ける以上、俺にとってヤツらは「敵」でしかない。
   ま…夢自体、アチが言っていた「訓練」のひとつだったのかもしれないけどね…
   とにかくさ…俺とアイランと人間がふたりもいるんだ。
   ふたりでよく考えて行動すればより正しい戦いが出来ると思うよ。」
アイラン「サキは前向きだなぁ…。「お気楽者」とも言えるけどさ。
     おかげで「ここ」は快適だよ。明るいし、暖かい…」
サキ「心の苦しい所を隠しているせいかな…?俺もアイランの同じ所は見えないよ。
   本当の人間に戻るには心の全てを受け入れ合え、とアチは言ったけど…
   まだ…今だけは、こうしていたいな…
   それよりさ…アイラン?俺達にはもっと大事な使命があるぞ。」
アイラン「なんだよ…使命って…?」
サキ「大事な使命を果たすならさ…今から色々と計画しておこうよ。」
   10年後には5歳くらいなんだろ?俺達の…
   こ…
   ど…
   も…」

―END―

(補足設定)
このゲームの舞台である「地球」はオリジナルの地球ではない。
背景には「内なる宇宙」と「外なる宇宙」の両者の存在があり、この2つの境界では
互いに侵蝕行為が繰り返されていた。そのため「内なる宇宙」はかつて暴虐的な種族の
進化・発展を見た「地球」という星の複製(亜地球・亜地)を互いの境界に多数配置し、
それらを「外なる宇宙」からの侵蝕を阻む前線基地としてきた。この「亜地」の一つ、
戦闘熟練度の低い未熟な星がこのゲームの舞台となる「地球」である。
アチはこの「亜地球」が生まれたばかりの頃に「外なる宇宙」からやってきた、
「外宇宙侵蝕先兵ヒト型」という存在で、その任務は「人間と自称する歩哨」が出現する
ときまでその「亜地球」の成り立ちを学習する事。人間・アチの姿はいわば「さなぎ」の
状態で、「内なる宇宙」の目をくらますための「人間への擬態」である。いずれ「学習」
した成果は任務に沿った「成虫」の姿に反映されるが、その結果が「もう一つの亜地球」
である。自らが擬態したこの亜地球に暴虐的な人間達を入植させて自分の兵とし、
「内なる宇宙」の最深部に戦いを挑んで侵蝕するのがアチの最終目的だった。






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