テイルズ オブ グレイセス

テイルズ オブ グレイセス

用語解説&簡略版:part49-316~318

PS3版「テイルズ オブ グレイセス エフ」で追加された後日談「未来への系譜編」:part64-286


316 :テイルズ オブ グレイセス◆l1l6Ur354A:2010/02/11(木) 00:13:57 ID:zNVeKYGU0
グレイセス投下します。


用語解説

原素(エレス)
 世界のあらゆるものを構成するエネルギーで、生命が活動するのに必要不可欠。
 必ず火・風・水のいずれかの属性を備えている。
煇石(クリアス)
 原素を吸収し、ためておける石。
大煇石(バルキネスクリアス)
 大きな煇石で、世界に3つ存在する。
 星の核から生まれる原素を吸収して安定させ、周囲に拡散させる働きを持つ。
星の核(ラスタリア)
 原素が生まれる場所のことで、星の中心にあるとされる。
 すべての原素はここから生まれ、大煇石へと流れていく。

ウィンドル
 大煇石・大翠緑石(グローアンディ)の恩恵を受ける緑豊かな国。
 各街を領主が治め、それらを国王が統べている。
ストラタ
 国土の大半が砂漠に覆われているが、大煇石・大蒼海石の加護によって水不足に悩むことはない。
 国民の投票によって選ばれた大統領が国を治め、訓練の行き届いた強力な軍隊を有す。
フェンデル
 つねに雪が降る極寒の国。大煇石・大紅蓮石を持つが、力の抽出が難しく有効利用には至っていない。
 総統が国を治める軍事国家であり、ウィンドルを狙って長年にわたり戦争状態にある。


317 :テイルズ オブ グレイセス◆l1l6Ur354A:2010/02/11(木) 00:15:13 ID:zNVeKYGU0
空を海で覆われた世界、エフィネア。
そこでは煇石と呼ばれる物質に含まれる原素を用いた文化が栄え、
ウィンドル・ストラタ・フェンデルの三国が互いに国力を拮抗させながら存在していた。

ウィンドルの辺境、ラント領領主の息子であるアスベルは、王都の騎士学校にて騎士になる訓練を積んでいた。
しかし、ラント領主である父の訃報を聞いて至急ラントに戻ることに。
ラントは隣国のフェンデルに攻め込まれていたのだ。
ラントでの戦いで窮地に陥ったアスベルを一人の少女が助けた。
その少女は記憶を失っているらしく、アスベルはその少女に「ソフィ」と名を付ける。
その後ラントは、ストラタ軍によって助けられ事なきを得たが、
ストラタ軍少佐でありアスベルの弟でもあるヒューバートによって、アスベルはラントから追い出されてしまう。

王都で、大公と騎士団の一隊が謀反を起こしたと聞き、親友である王子リチャードの元に駆けつけるアスベル。
道中出会った謎の女性パスカルや、幼馴染のシェリアと共にリチャードに協力することに。
無事王都を取り戻し、リチャードは新国王となる。
先の戦いで敵兵に斬りつけられて以来、不穏当な言動が多くなったリチャードに不安と疑念を抱くアスベル。
リチャードがラントからストラタ勢力を排除するために侵攻を考えていると知り、
ラントを戦場にしたくないアスベルは、騎士学校時代の師・マリクを仲間に加え使者としてラントに向かう。
しかし、アスベルの交渉結果を待たずラントに奇襲をかけるリチャード。
激しい攻防の末、リチャードを撃退する。

ラントを慮った姿勢を快く思わないストラタは、ヒューバートに召還命令を出す。
今のラントにヒューバートは必要だと感じているアスベルは、命令撤回を嘆願すべくストラタへ行くことに。
ストラタのラント進駐が大煇石の不調によるものであり
その解決が召還命令撤回につながると知ったアスベルは、パスカルの知恵を借りて大煇石を復調させる。
しかしそこにリチャードが現れ、大煇石の原素をすべて吸収していく。
報告のため、ストラタ大統領の下に赴く一行。そこにはなんとヒューバートもいた。
ヒューバートの報告によると、リチャードはウィンドルの大煇石の原素も吸収していったというのだ。
アスベル達はフェンデルの大煇石も狙われると考え、フェンデルに向かうが
結局守り切れず、リチャードはすべての大煇石の原素を吸収してしまった。

318 :テイルズ オブ グレイセス◆l1l6Ur354A:2010/02/11(木) 00:16:31 ID:zNVeKYGU0
大煇石の大元である星の核があるという孤島に向かったリチャード。
もし星の核の力が失われてしまえば、星から生命が枯渇してしまう。
アスベル達もそこへ向かうが、そこにいたリチャードは既に人の体ではなくなっていた。
リチャードはソフィのことを「プロトス1」と呼び、致命傷を負わせる。
視力を失い、薬も効かないソフィの体。パスカルはソフィが人間ではない可能性を示唆する。
そこでアスベル達は、大昔つくられたシャトルでエフィネアの外の星、フォドラへ行くことに。

フォドラでアスベル達は、そこで生まれたラムダという生命体にリチャードが寄生されていること、
ソフィはラムダを倒すためにつくられたヒューマノイドであることを知る。
ソフィを治療し、星の核と融合するつもりだというラムダを止めるためエフィネアに戻る一行。
ラムダがつくった巨大繭を破り、中へと突入する。
ソフィは自身に与えられた対消滅という力で、命と引き換えにリチャードを消滅させようとするが失敗する。
それを見たアスベルは、ソフィもリチャードも救う決意を改めて固める。

星の核でのリチャードとの戦いで、ラムダはリチャードから分離する。
そのまま消滅するかと思われたが、眠るだけでまた復活するだろうというソフィ。それでは意味がない。
ソフィは再びラムダと対消滅しようとするが、アスベルがそれを制止する。
アスベルはラムダを自分の体に寄生させ、共に生きようと決めるのだった。
アスベルの中で眠りにつくラムダ。ソフィが感じるラムダの波動は、以前のそれとは違っていた。
これは、消さなくてもいいラムダ・・・。

   おわり



簡易版以上です。
詳細版はまた書きためたら投下します。


286 :テイルズオブグレイセス エフ-未来への系譜編-:2012/12/31(月) 12:52:15.70 ID:MNy9hCWcQ
未解決から『テイルズオブグレイセス エフ-未来への系譜編-』
本編は既に収録されているので基本的な情報はそっちを参照。


戦いの末にラムダがアスベルの中で眠りにつき
未だ世界各地に暴星魔物が現れるものの平和になったエフィネア。
そんな中でソフィは自分と人間の違いに悩んでいた。
これから先、何十年かすればアスベル達が寿命を終えてしまう事に気付き
半永久的に生きる自分が嫌でも人間ではない事を思い知らされるソフィ。
そんな時、突然謎の魔物と少女が現れ襲い掛かってくる
アスベル達の光の力も通じず苦戦するのだが
覚醒したラムダが力を貸してくれたおかげで撃退に成功する。

様々な情報を集めた結果、1000年前に枯渇したフォドラの星の核が再び活動開始
フォドラ荒廃の原因は人間だった為、消し去るべき存在として襲撃してきたのであった。
フォドラの星の核へ乗り込んだアスベル達を待ち受ける謎の少女
人間に対する憎悪と怒りを纏いフォドラクイーンの姿を現す。
アスベル達は激戦を制したがそれでもフォドラクイーンの激情は収まる気配すらなく
再び原素を集めて力を蓄えようとするが、アスベルとラムダの協力で無力化に成功。
そしてラムダはフォドラクイーンの力を抑えながら共に眠りにつくと言う
その眠りの中で人間達の事をわかってもらう為の対話を続けると。

幸いにも自分の時間は沢山ある
何十年、何百年、もしかしたら何千年とかかるかも知れない
それでもわかってもらう事を諦めずに手を差し伸べ説得してみせる。
かつて、自分を信じてくれたアスベルがそうしてくれたように…。
一連の戦いの中でソフィは自分の命の意味を知る。
アスベル達が繋ぎ止め、歩み続けた未来への系譜を
いつか目覚めるラムダ達へ伝える為に彼等を見守る事なのだと。
最後はフォドラの原素を受け継ぎ成長したソフィの独白で物語は終わる。

おしまい。

最終更新:2013年01月02日 03:59