ゾウディアック
part50-204~223


204 :ゲーム好き名無しさん:2010/03/20(土) 01:23:51 ID:4PyMAskd0
先日予約したゾウディアックのストーリーを投下しようと思います
20レスほどの紹介の後で3行でまとめたものを投下します
長くなってすみません

205 :ゾウディアック01/18 科学センター編01/02:2010/03/20(土) 01:25:33 ID:4PyMAskd0
主人公カイルは雪の中目覚めた。探検家であった彼はガールフレンドのエイミーと
親友のジェイクとともに古代都市ゾウディアックを目指していた。
ゾウディアックには古代の財宝が隠されているらしいのだ。
ゾウディアックのどこに財宝があるかもわからないまま、
かの地を目指した彼らは突然の雪崩に巻き込まれてしまった。
カイルが気のついたときにはエイミーもジェイクもいなくなっていた。
そもそもあたり一面雪に覆われてしまって
現在位置の把握もままならない。
二人の無事を祈りつつカイルは連絡の取れるところを探して歩き始めた。

道中枯れた木立の立ち並ぶ林が目についた。
何とは無しに足を踏み入れたカイルはそこで泉から水を汲む。
これで飲み水に困ることはなさそうだ。
立ち木に眼をやると森で迷わないようにするためか木々に布が結ばれている。
リボンを辿っていくと赤色の豆電球を拾った。
何故こんなところに豆電球があるのかわからないが、
カイルはそれをリュックにしまいこんだ。いずれ役に立つことがあるかもしれない。
カイルは森の中で不思議な雰囲気のするところに興味を持ったが、
今は先を急ぐことにして森を後にした。

しばらく雪の中を進むと大きな建物が目についた。ここならきっと誰かいるに違いない。
カイルはその建物に入ってみた。しかし中は薄暗く人の気配は感じられない。
入り口にこの建物の地図がおいてあった。どうやら科学センターらしい。
科学センターが何故こんなところにあるのかは分からないが、
とりあえず人がいないか探索してみることにした。
すると、化学室の中に電話が引いてあった。
ただ外部と連絡をとろうとするがつながっていないようだった。
落胆して受話器を戻そうとしたカイルの目に『腹を狙え』という文字が入ってきた。
何のことかは分からない。
一階はあらかた探索したが、鍵がかかっていたりドアが壊れていたりで
中に入れないところが多い。科学センターはどうやら三階建てのようだ。
カイルは一階の探索を打ち切り、二階に上がった。

206 :ゾウディアック02/18 科学センター編02/02:2010/03/20(土) 01:26:55 ID:4PyMAskd0
二階の探索を進めるがやはり人の気配はない。
そんな中犯罪学室の中にカイルが立ち入ったときそれが目についた。
壁に寄りかかって倒れている女性だ。明らかに死んでいる。
右半身をえぐられたように失っていた。
……と、その女性が起き上がってカイルに近づいてきた。
しかも何故かこちらに敵意をむき出している。
彼女の左手には鉄パイプが握られていた。その鉄パイプが振りかぶられて
カイルめがけてすぐにでも打ち付けられるのは想像に難くない。
カイルは登山用ストックを構え隙を伺った。
どうもその女性は右半身を喪失しているだけでなく腹部が腐食しているようだ。
『腹を狙え』という言葉を思い出す。
カイルはストックをその腐食した腹部に数度叩き込んだ。
何度か鉄パイプで殴られたものの彼女は倒れ動かなくなった。
彼女の鉄パイプには天文学室の鍵が結ばれていた。
その鍵をとったカイルは急いでその部屋を離れた。長く見ていたいものではない。 

天文学室でのクイズや本棚から見つけた鍵でもってバルコニーのドアを開けた。
このバルコニーは何故か二重に施錠されていたのだ。
バルコニーには日記帳がおいてあった。エイミーのものだ。
中にはカイルと付き合っているときのこと、結婚の約束をされたこと、
古代都市のことを嬉々として話すカイルがいとおしく、
自分もついていくことを決めたことが書いてあった。
そんなエイミーの日記帳をリュックにしまい込み、
バルコニーからふたたび科学センターに入ったカイルの耳に、
何か唸り声のようなものが聞こえてきた。何が起きたのか、
とりあえず階段を下ったカイルの視線の端でさっきまで壊れて開かなかった
倉庫の扉が開いているのが目についた。
唸り声は気になるがとりあえずその倉庫に入ってみることにした。
中にはいろいろなものが散らばっていたが、その中でも特に青色の豆電球に目がいった。
とりあえずカイルはその豆電球をリュックにしまい込んだ。

207 :ゾウディアック03/18 山越え編01/02:2010/03/20(土) 01:28:27 ID:4PyMAskd0
科学センターの外に出たカイルは驚いた。さっきまで、バルコニーから見た時まで、
ずっと積もっていた雪がなくなっていた。あたり一面に草原が広がっている。
それどころか地形までどうも記憶と重ならない。ここは一体どうなってしまったのだろうか。
(ここでルートが分岐します。科学センターにとどまれば洋館ルート、
外にでれば山越えルートです)

※山越えルート
とりあえず得体の知れない科学センターに留まる必要はない。
カイルは草原に向かっていくことにした。少し進んで振り返った。
その時さっきまで存在していたはずの科学センターが消滅していた。
ここは一体どこなのだろうか。季節も多少肌寒いが、吹雪吹き荒れる冬ではなくなっていた。
混乱していたカイルのところへなにやら遠吠えが聞こえた。
なにか生き物がいるのだろうか。 

とりあえずその声のした森の中に入ったカイルはそこでボウガンと血溜まりを見つけた。
血溜まりに人の死体はなかった。その血溜りから点々と血が道なりに滴っている。
ボウガンを拝借し、その血を追いかけていくとそこでカイルは
今までに見たことも無い巨大な熊に遭遇した。
カイルの動きが止まる。ヘタに動いて熊を刺激するのは危険だ。
にじり寄ってくる熊に視線を向け続ける。しばらく見つめ合っていたが、
やがて熊はカイルから離れ森の奥へ消えていった。
どうやら助かったらしい。その熊のいたところには黄色の豆電球が落ちていた。
今まで通りリュックにしまい込むことにする。 

森の奥には公園があった。それも相当大きな公園だった。
カイルはあたりを見回した。景色はいつの間にか初秋になっていた。
木々は紅葉をはじめている。
カイルの前方では巨大な木組みのバリケードが道を塞いでいた。
このままでは先に進めない。公園の木々の中に文字が刻み込まれていた。
また科学センターでの時と同じようにクイズが出題されているようだ。
それも広大な公園全てを使ったようなものが。
クイズに答えないとバリケードは突破できないらしい。
カイルは公園をさらに探索してみた。公園内遊具施設でカイルは息を飲んだ。

208 :ゾウディアック04/18 山越え編02/02:2010/03/20(土) 01:29:49 ID:4PyMAskd0
狼が磔にされていたのだ。それもジャングルジムのパイプで。
まるでジャングルジムの中に埋め込まれているかのようだった。
ジャングルジムのパイプで串刺しにされたその狼の亡骸に心を痛めつつカイルは
公園を右往左往し、なんとかクイズを突破した。
すると突然あたりの雰囲気が変化した。初秋の公園は一気に色を失い、
深秋の様相となった。すべてのものが朽ち果てはじめているようだ。
木々も公園の遊具もさらに道を塞いでいたバリケードも崩壊していた。
壊れた遊具からは橙色の豆電球を拾った。
何故こうも豆電球が手に入るのかはやはり分からない。バリケードを越え、
先に進もうとしたカイルの元に全身をパイプで串刺しにされた狼が襲いかかってきた。
どうやら先程ジャングルジムに磔にされていた狼は動けたようだ。
ジャングルジムが朽ち果てた結果、狼は自由となりカイルに飛び掛ってきたのだった。
全身にパイプが突き刺さっているとは思えないような俊敏さで
襲いかかってくる狼だったが、やはり体から飛び出たパイプがネックになり、
カイルに突撃をかわされ地面に叩きつけられてしまった。動きが鈍った。
さっきまではボウガンで照準を合わせることもままならなかった狼だったが
今なら狙いを定めることがカイルにも出来そうだった。
数発ボウガンの矢を叩き込んだ。動きは着実に鈍っていたが、倒れる気配は無い。
たまらず距離をとったカイルは林の中に逃げ込んだ。
狼は体のパイプが邪魔をして上手く追い寄せることができない。
挙句ついにはつっかえてしまって動くこともできなくなったようだった。
カイルはゆっくりと頭に照準を合わせストックで狼の頭をたたきつぶすことに成功した。 

バリケードを越え、先に進んだカイルはそこでベンチを見つけ少し休むことにした。
秋の紅い風景がカイルにエイミーのことを考えさせた。
エイミーの好きな色でラッキーカラーは赤だった。
ウエディングドレスも赤いものを選んだ。もう出来ている頃だろうか。
…いつの間にか眠ってしまっていたカイル。
目がさめたときにはもう辺りは暗くなろうとしていた。
テントを設営し今日は休むことにした。
※山越えルート終了 エイミー編に続く。

209 :ゾウディアック05/18 洋館編01/04:2010/03/20(土) 01:31:23 ID:4PyMAskd0
※洋館ルート
とりあえず得体のしれない草原に飛び出していくよりも
まずは科学センターを探索するべきだと判断したカイルは再びセンターの中に戻った。
科学センターの中ではさっきまで動かなかったエレベーターが起動していた。
これでシャッターで封鎖されて、階段では侵入することができなかった
三階へいくことができる。エレベーターに乗り込んだカイル。
エレベーターの表示板ではこの科学センターは地下にもフロアがあるようだ。
しかしそこにいくためにはIDカードが必要らしい。
とりあえずカイルはまずは目指した三階へいってみることにした。
三階は科学センターの職員用フロアのようだった。
所長室で金庫の中からIDカードを入手し、三階を探索してみたが、
屋根への扉が腐食してはいるがストックでは壊すには難儀しそうだと思った以外、
気になったところはなかった。 

これで地上の科学センターは全て探索したことになる。
カイルはIDカードを利用してエレベーターで地下に降りてみることにした。
地下は地図にはのっていない。何かの実験室の様だが異臭がする。
実験室でまず目についたのは大きな鋼鉄製の扉と焼却炉だった。
鋼鉄製の扉には鍵の差込口が無い。どうやら電子的にロックされているようだった。
焼却炉もまた巨大で勝手に開かないようロックされているようだった。
実験室には他に研究員のものらしきロッカーが設置されていた。
ロッカーの中にはハンマーとショットガンがしまわれていた。
ハンマーは武器としてはリーチが短すぎて使えそうになかったが、
屋根の扉を壊すには手頃そうだと気づいたカイルは再び三階へ戻り屋根に登ることに成功した。
屋上はフェンスで囲われており、ここからの脱出は出来そうになかった。
金網に何故か絡まっていた黄色の豆電球を入手したカイルは、再び地下に降りていった。
地下にはコンピューターがセットされており、センター内の全ての扉を開くことが
できるシステムのみが可動できるようになっていた。
センターで未だ探索していないのはここにある鋼鉄製の扉の向こうだけだった。
カイルはこの扉をあけるべく、ロックの解除を承認した。鍵の開く音がする。
これで先に進めそうだ。

210 :ゾウディアック06/18 洋館編02/04:2010/03/20(土) 01:32:47 ID:4PyMAskd0
と、その鋼鉄製の扉の横で、焼却炉の扉もきしみながら開いていった。
この扉も電子ロックされていたようだ。
その中から全身を炎に焼かれながら歩み寄ってくる怪物が現れた。
ものすごい熱を放っている。手に武器は何も見えないが
そもそも接近されただけで焼け死んでしまうだろう。カイルは後退した。
怪物の歩みは遅くまた足取りもおぼつかない。
カイルはそこでさきほど手に入れたショットガンの散弾を怪物の足に叩き込んだ。
すると怪物は倒れこみもがき始めた。動けなくなってしまったらしい。
その頭にストックを打ち込んだところ、怪物はもうまったく動かなくなった。
この科学センターは一体なんだったのだろうか。
カイルは開かれた鋼鉄製の扉の先に進んでいった。
扉の先には階段がつづいていた。それも延々と。
いくら登っても終りが見えないと思われるほどに。

やっと上り詰めたときにはもう暗くなる時間だった。
階段の先の扉の向こうには洋館らしき建物が広がっていた。
科学センターとはまったく異なる建物のようだ。
窓の外を眺めてみるとどうも山の頂上にこの建物はあるようだった。
カイルは誰かいないか洋館の探索を始めた。 

途中使用人室には日記が置かれていた。
男の使用人が書いたその日記には館の主人の様子が少しおかしいこと、
夫人がピアノをとても愛していること、新人使用人と仲良くなり結婚の約束もしたのだが、
彼女が粗相をしでかしてしまったところ、倉庫(カイルが階段を登ってきたところ)に
連れて行かれたっきり戻ってこないこと、他にも倉庫に連れて行かれて
帰ってこなくなってしまった使用人がいること、自分にはどうすることも
できないことが記されていた。 

さらに探索を進めたカイルは二階の奥の通路に入った。そこではピアノの音が溢れていた。
誰かがどこかの部屋でピアノを弾いているのかもしれない。
この通路から続く扉はどれもこの館の主人夫婦の趣味の部屋のようだった。
奥には音楽室があった。ノックするが返事が無い。
仕方が無いので他の部屋の探索を行うカイル。
水を与えることで開く仕掛けの書斎では先程汲んだ水を使い橙色の豆電球を入手した。
途中鍵の掛かっていた一階西廊下の鍵を手に入れた。その鍵には手紙が貼付けられていた。
その手紙には窃盗未遂も許さず死刑にするという悪魔の鎧を着た騎士がいると
記されていた。そのことを気に留めつつ、手に入れた鍵で一階西廊下に入ると
そこは鎧部屋だった。鎧騎士の持つ剣には血のようなものがついていた。
しかし動く様子も無いので奥に進むと扉がひとつだけあった。その部屋は殺風景で
壁に宝石のついた絵が飾ってあるだけだった。
その宝石はどうやら取り外せるようだった。宝石を絵から外してみた。
すると天井が唸りを上げて降りてきた。天井には無数のトゲが生やされている。

211 :ゾウディアック07/18 洋館編03/04:2010/03/20(土) 01:34:24 ID:4PyMAskd0
慌てて宝石を絵にはめ直したところ天井は動きを止めた。
宝石には触らない方が良さそうだと部屋をでると、一体の鎧が動き始めた。
手には盾と鋭利な剣を掲げている。どうやらコレが窃盗未遂も許さないという
厳格な騎士らしい。鎧騎士は一定のスピードで確実に近寄ってきている。
ショットガンもストックもその鎧に阻まれてまるで効果がない。
そこでカイルはさっきの天井部屋に入り宝石を絵から外した。
やはり天井が唸りを上げて下がってきた。カイルは部屋の隅でしゃがみこんだ。
下がる天井部屋に先程の騎士が何も考えずに入ってきた。
天井に押し付けられる鎧騎士。押し付けられているためかまともに動くこともできないようだ。
さらに鎧のその体のためになかなか押し潰れることもなく天井を支えてしまっている。
カイルはその横を抜け鎧部屋にはいでることに成功した。
後ろで天井が完全に床に落ちる大きな音がした。
安心して振り返ったカイルにじりじりと下半身を完全に失い全身から血を吹き出しながら
先程の鎧騎士がにじり寄ってきた。しかし鎧はくだけ行きも絶え絶えだ。
カイルはその鎧の頭に向けてショットガンを放った。
騎士はこんどこそ動かなくなった。その騎士の体から黒い宝石を拾い出したカイルは
今度こそこの廊下を後にするのだった。

洋館を探索している中で図書室に入ることができた。
図書室の中ではゾウディアックの歴史と伝説の本を見つけた。
伝説はドラゴンを倒した勇者がさらなる力を求めて聖なる地を探していたところ
神の姿を騙った悪魔に遭遇し、力を授けられる代わりに悪魔と同化することとなり、
最後は滅ぼされてしまったというものだった。
歴史にはこうあった。ゾウディアックは古代恋愛都市だったという。
結婚を神聖なものと捉え、離婚や浮気を非常に嫌悪した。
また恋愛を神聖視する中で片想いの相手を殺しその生き血をすすって自らも自殺すれば、
永遠に二人で時を過ごせると考える様な、邪悪な儀式も存在していた。
そういった暗黒儀式が世間に知られることによってゾウディアックは
やがて衰退することになるのだが、未だに地元の住人はその儀式による影響を恐れて
ゾウディアックのあった地には立ち入らないという。

図書室から出たカイルは通路に溢れていたピアノの音が止んでいることに気づいた。
音楽室の鍵も開いていた。
一応ノックして入室するカイル。そこへ銃弾が飛んできた。
室内では女性がハンドガンを構えていた。どうやら弾切れらしく、
再装填を行っている。このままここに立ち尽くすのは危険と判断したカイルは
ピアノの影に隠れた。何故か彼女は銃撃してこない。ピアノを攻撃したくないようだ。
ストックを投げつけたところ見事に彼女の頭に命中した。彼女はハンドガンを取り落とした。
カイルは慌ててストックを拾い上げる。何故ここで彼女の落としたハンドガンを
拾いに行かなかったのかは分からない。カイルに突進を仕掛けてくる彼女。
何故か泣いているようだ。こちらからは攻撃を仕掛けず彼女の様子を伺っていると
彼女も攻撃を仕掛けてこなくなった。
ただただボロボロと泣いている。

212 :ゾウディアック08/18 洋館編04/04:2010/03/20(土) 01:36:09 ID:4PyMAskd0
しばらくすると彼女はハンドガンを拾い上げた。とっさに身構えたカイルの目の前で彼女は、
自らの頭を打ち抜いた。自殺したのだ。彼女の胸からは夫人室の鍵がかけられていた。
その鍵で開かなかった夫人室の扉を開けた。
机の上には主人室の鍵と手紙が添えられていた。
その手紙には最愛の主人が次第におかしく暴力的になっていったこと、
麓に科学センターを設立し残酷な人体実験を行っていること、
そしてそんな主人をもう見ていることができず、
彼女がその手で主人を手にかけたことが記されていた。
そして自分も今から命を絶つのだということも。
手紙に添えられていた鍵で主人室の鍵を開けて中に入るとそこには絵が飾ってあるだけで
他には何もなかった。本棚があるだけで本も一冊も置かれていない。
暖炉では何かが燃やされた後があった。
主人室で白い宝石を手に入れたカイルはそこを後にした。

もはや屋敷の中で探索していないのは先ほど科学センターから上がってきた通路にあった、
押しても引いても開かないプレートの無い部屋だけだった。
しかしその扉はやはり開かなかった。鍵も無いためどうしようもない。
そこで別室で主人室と鎧騎士から入手した宝石を利用した仕掛けを作動させた。
紫色の豆電球を見つけた。そのときどこからともなく少女の笑い声が響いた。
一体何が起こったのだろうか。プレートの無い部屋にいってみるカイル。
扉が開いていた。中に入ってみるとそこは寝室のようだった。
特に変わったところはないがなにやら胸騒ぎがする。
すると突然ドアが勢い良く閉じられた。内側にはドアノブもなく開けることができない。
そんなカイルにテーブルの上にあったランプが飛んできた。ランプだけではない。
室内の物が全て浮かび上がってカイルを襲おうとしている。
直感的に室内にそれらを操っている奴がいるはずだと判断したカイルは
周囲を探索する。そんな中机の上においてあったフランス人形から、
禍々しい波動を感じ取ったカイルはその人形めがけてストックを突き刺した。
悲鳴を上げて人形は動かなくなった。と先程までのポルターガイストも収まった。

安心して室内を探索するが特に変わったところはなかった。
仕方なく内側から開け様が無い扉を、どうやって開けるか考え始めたカイルの目の前で
扉が前方へ吹き飛んだ。何が起きたのか周囲を見回したカイルの頭上を、
先ほどの人形が浮かび上がりながら飛び越えていった。まだ完全に倒れていなかったようだ。
誘っているのかもしれない。カイルはその後をつけてみることにした。
人形は次々と館に存在する扉を吹き飛ばし突き進む。
最後には館の外にとびだしていってしまった。
後を追って館を出たカイル。辺りは鬱蒼と茂った森の中だった。
人形はもう見失ってしまった。森の中にもクイズが仕掛けられていた。
そのクイズを攻略すると地震が発生し、今まで洋館が存在していたところが大きな湖となった。
湖のほとりを歩き始める。
次第に辺りは暗くなり始めた。カイルはひとまず休息をとることにした。
※洋館ルート終了 エイミー編に続く

213 :ゾウディアック09/18 エイミー編01/03:2010/03/20(土) 01:37:50 ID:4PyMAskd0
※エイミー編
彼女は教会の礼拝堂で目を覚ました。とても大きな礼拝堂だ。辺りには誰もいない。
結婚の約束をしたカイルも、カイルの親友のジェイクの姿も見当たらなかった。
雪崩に巻き込まれた時の荷物は全てなくしていた。ここがどこかも分からない。
エイミーはとりあえず起き上がり礼拝堂から出た。そこにはこの建物の地図が置いてあった。
『ZODIAC UNITED CHURCH』と記されている。
どうやらここは教会のようだった。しかし外に出ようにも入り口と記載されているところには、
壁しか存在していなかった。窓は全て打ち付けられている。
さらに地図には記載されていても実際に存在していない部屋もある。
とその時、階段を登っていく足音がした。誰かいるのかもしれない。
足音を追いかけて階段を登ったエイミーは、足音が物置に入っていくのを確認した。
物置の扉を開いたエイミーの目に痩身の怪物の姿が飛び込んできた。
生気を感じさせないその不気味な姿が近づいてくる。思わずエイミーは大きな悲鳴を上げた。

すると隣の部屋の扉が開き、よく顔を知った人物が現れた。ジェイクだった。
ジェイクとともに物置部屋をもう一度覗き込んだ。
そこにあったのは痩身の怪物の絵だった。
襲いかかってくるように見えたのは幻覚だったのだろうか。
ジェイクも気づいたらこの教会におり、何が起きているのか把握できていないようだった。
先ほどの足音は教会を探索しているジェイクのものだったのだろうか、
それにしては向こうも声くらいかけてくれても良いのに、とエイミーは考えていた。
エイミーはとりあえず教会に誰かいないかジェイクと手分けして探すことにした。
(一緒に探すこともできます。この場合イベントが少し変化します)

エイミーは一階、ジェイクは二階を受け持った。
ジェイクにさんざん心配されたが一階に特に危険はなかった。
誰も一階にはいないことを確認したエイミーは、ジェイクと合流すべく二階に上がったが、
二階からジェイクがどこにもいなくなっていた。どこに行ってしまったのだろうか。
ジェイクの持っていた二階の地図は例の物置部屋の前に置かれていた。
物置部屋を開けるが、ジェイクはそこにはいなかった。
再び彼女の目に例の怪物の絵がとまった。
『GRUESOME CROSS』と題された怪物の絵にはどこか違和感があった。
さっき怪物の絵は両手を突き出していただろうか…。
ジェイクを探して二階を探索していたエイミーは図書室でペンダントを見つけた。
男性と女性の写真がそのペンダントには納められていた。
そういえばゾウディアックは古代都市ながら写真技術が存在したらしい。
何故かその写真のついたペンダントは当時のものではないかという直感がエイミーに働いた。

214 :ゾウディアック10/18 エイミー編02/03:2010/03/20(土) 02:01:02 ID:4PyMAskd0
教会の一階と二階に仕掛けられたクイズを突破したエイミーに強烈な寒気が襲いかかってきた。
なにか得体の知れない何かがこの教会に現れたような感覚だった。その寒気はあの物置部屋から広がっているようだ。
エイミーは意を決し物置部屋に踏み込んだ。
そこはさっきまでの物置部屋ではなくなっていた。真っ暗な空間だ。懐中電灯はつく。
光を怪物の絵に向けてみた。そこでは怪物の絵から怪物の姿がなくなっていた。
代わりに『本当の天国がお前を待っている』という文言が血文字で記されていた。
突然、懐中電灯の光も消えてしまった。
勢いよくエイミーはこの物置部屋から飛び出した。そこは先ほどまでの教会とは変わっていた。
光が無いから地形がわからないといったものでなく、
完全に違う空間にエイミーはいた。ここはどこだろうか。
しかし、相変わらず物置部屋のあったところからは邪悪な殺意が溢れ出していた。
しかも今はエイミーのその後ろからその感覚が襲いかかってくるのだ。エイミーは走り出した。
視界が効かない。しかし止まれば後ろの何かに殺されてしまうだろう。
視界の先に光が溢れているところがあった。
直感的にそこへ向かって飛び込んだエイミーは、今までいた教会とは
まったく違うところにたどり着いた。

ステンドグラスが美しい部屋だ。さっきまで感じていた猛烈な殺意も今は感じない。
もしかしたらジェイクもここにたどり着いたのかもしれない。
再びエイミーはこの辿りついた建物を探索することにした。
途中部屋の一つでなくしていた自分のリュックが見つかった。
雪崩に巻き込まれた時の装備そのままがリュックに入っていた。
がしかしひとつだけなくなっていた。自分の日記だ。
カイルにだけは日記をみられたくないなとひとりごちながら、エイミーは装備を整えた。
同じ部屋には何故かハンドガンも置かれていたので拝借した。

新しい建物のトビラを開けると雪の降り積もった建物のバルコニーに辿りついた。
ここも今までいた建物と雰囲気がちがった。教会とはまったく関連しない部屋名が見えた。
情報工学室であったり数学室であったり経済学室であったり。
その中の一つの犯罪学室の扉が開いていた。
中に入ったエイミーはそこで自分の日記を見つけた。
しかしどうも日記に違和感を覚えたエイミーは日記を検めてみた。
内容は自分が書いたものだった。しかし文字が赤文字で記されていた。
自分は通常のインクで書いたはずだったが。
何故か自分が記した日付の次の日の日記が記されていた。
そこには『胴体を先程の教会のギロチンで切断された女性が腐食してしまった体を
貼りあわせようともがいていて可哀相だから私は喜んで体を差し出しました』と書かれていた。
突然入り口が大きな音ともに閉じられた。

215 :ゾウディアック11/18 エイミー編03/03:2010/03/20(土) 02:01:52 ID:4PyMAskd0
エイミーの後ろで左手に鉄パイプを握りしめた右半身を喪失し、腹部が腐食した女性が現れた。
彼女が体を求めているのだろうか。動きはおぼついていなかった。
エイミーは彼女の足を撃つことでにぶらせ、大きくぐらついたときに頭を銃撃する
といった戦法をとった。
その女性はエイミーに近寄ることもできずにそのまま、腐食した上半身と下半身の
接合部が分離して果てた。
エイミーは急いで部屋から飛び出した。こんな得体のしれない建物には長居したくはなかった。
すると背後の扉が弾けるように開いた。先程の女性が上半身だけでにじり寄ってきたのだった。
エイミーには迫り来るその女性の顔にどこか見覚えがあった。
それは彼女が先程教会で見つけたペンダントの写真に写っていた女性のそれと同じだった。
エイミーは女性にそのペンダントを渡した。
するとその女性は泣きそうな顔になりながら再び先程の部屋に戻っていった。
その時には彼女から邪気がまるで感じられなくなった。
エイミーは建物の一階に下りた。そこには藍色の豆電球と赤い宝石、
そして赤い文字で、『ありがとう』と記されていた。もう怖がる必要はないようだ。
建物から出た彼女は湖に辿りついた。
そこには離れ離れになったカイルの親友のジェイクがいた。
ジェイクも物置部屋から変な空間に迷い込みここにたどり着いてしまったらしい。
日も暮れ始めたのでジェイクとエイミーの二人はテントを設営して今日は休むことにした。
※エイミー編終了 カイル編に続く

216 :ゾウディアック12/18 カイル編01/01:2010/03/20(土) 02:02:51 ID:4PyMAskd0
※カイル編
目を覚ましたカイルはテントの外にでる。そこは冬の世界だった。
眠りにつくまでは秋だったのに一体何がどうなっているのだろうか。
湖も凍り付いていた。カイルは先に進むことにした。 

(以下山越えルートでここまで来た時のみイベントが発生します)
ある程度進むと小屋が目についた。湖の上に何故小屋があるのだろうか。
中に入ってみるとそこは教会のようだった。明らかに外から見た小屋の大きさよりも広い。
礼拝堂に設置された部屋の中で彼は手紙を見つけた。
そこには『異神によって守るべきものが奪われた 急げ』と記されていた。
どうもカイルに語りかけてくるかのような文章だ。
どういうことだろうかと思念しようとしたとき地響きが轟いた。
礼拝堂に飛び出したカイル。建物は無事のようだった。
が、さっきまであったはずの礼拝堂の巨大な十字架が喪失していた。
誰かが持ち去ったのだろうか。それにしては巨大なものであったはずなのだが。
カイルは先程の小部屋で見つけた鍵を使って教会を探索した。その中で様々な武器を入手し、
紫色の豆電球も取得した。
教会には様々なメッセージがカイルに宛てられていた。
曰く、我らの力ではカイル一人をここから救うことしかできなかった、
かつて異神がゾウディアックの地に棲みついた、異神は人間の弱さにつけ込んで操る、
カイルの仲間も邪神に魅入られてしまった、討ち果たせ。
教会で準備を済ませたカイルは湖の探索を続けた。
(以上で山越えルートのみのイベントが終了します) 

すると湖のほとりでずたずたに引き裂かれたテントを見つけた。
エイミーとジェイクの使っていたテントだ。テントは血に染まっていた。
大量の出血が確認できる。カイルは二人の身を案じた。
※カイル編終了 エイミー編に続く 

217 :ゾウディアック13/18 エイミー編01/01:2010/03/20(土) 02:03:41 ID:4PyMAskd0
※エイミー編
エイミーは眠れなかった。これからが心配だったということもあるがなにより
ジェイクのいびきがうるさかったからだ。
空ももう明るくなろうとしていた。自分もなんとかひと眠りしようかと
テントの屋根を見上げたとき、テントに何か大きな影が覆いかぶさった。
急いでエイミーじゃジェイクをたたき起こした。ジェイクはテントの外に出て仰天した。
信じられないほど巨大な熊が今まさにテントを襲おうとしていたからだ。
ジェイクは昨日教会で見つけたサブマシンガンを構え、熊に攻撃を仕掛けた。
流石の巨体だったが幾度に及ぶ銃弾に熊は倒れた。倒れた熊のからだは消滅していった。
それと同時に周囲の景色も冬のものになり湖も急激に凍りついた。
何が起こっているのかは分からない。 

と、ジェイクが前方でリュックを背負った人影を見たという。
しかもどうもカイルのようだったそうだ。
エイミーとジェイクは急いでその人物が進んだ先に向けて歩き出した。
途中で崖を越えると洞窟があった。
前方に進む人物の足跡もそこにつづいていた。二人でその後を追う。
ジェイクとともに洞窟の奥に進むとその人影が奥に消えて行くのをジェイクが目撃したようだ。
しかしその先は行き止りになっていた。
洞窟に仕掛けられた謎かけをとくことによりさらにその行き止まりを突破した二人は
洞窟の出口に辿りついた。
洞窟を出ようとしたその時、エイミーの視界は真っ白になった。
動くこともできない。意識が朦朧としてくる。そばにいるはずのジェイクの声も聞こえない。
薄れゆく意識の中でカイルの姿が頭に浮かんだ。
※エイミー編終了 カイル編に続く

218 :ゾウディアック14/18 ゾウディアック編01/04:2010/03/20(土) 02:04:49 ID:4PyMAskd0
※カイル編
カイルは洞窟に辿りついた。洞窟の中でジェイクの声が聞こえた。
聞こえたというよりは頭に響いてくるような感覚だ。
奥に進むに連れジェイクの苦悩が伝わってきた。
エイミーを彼もまた愛していたこと、しかしカイルは代え難い親友だということ、
悩むほどに苦しみが増したこと、旅に出ようと思ったこと、
ゾウディアックという古代の恋愛都市を知ったこと…。

(※以下洋館ルートを通ってきたのみイベントが発生します)
道なりに進むとカイルの目の前に洋館で見た人形が浮遊していた。
明らかに敵意をもってこちらを見つめてきていた。
途端に洞窟だった風景が異次元空間に転移した。
早く人形を倒してしまわないと大変な事になってしまいそうだった。
カイルは瞬間移動を繰り返す人形を追い回し手持ちの武器で撃退することに成功した。
しかし気配が消失しただけで人形を完全に破壊した手応えはなかった。
どうやらまだ人形を完全に倒せてはいないようだった。
カイルはとりあえず奥に進むことにした。
(※以上で洋館ルートを通ってきたのみのイベントが終了します)

洞窟の最奥でカイルはこの先には神聖な土地が広がっているという文字を見る。
洞窟を抜けた先は霧の広がる切り立った崖だった。
霧の中に足を踏み入れると完全に霧は晴れた。
この土地にも何か不思議な力が働いているようだ。
崖に記された言葉によってこの土地が古代都市のゾウディアックであるということを
カイルは知る。周囲を探索したカイルは白黒写真を手に入れた。
その写真には言葉が書き込まれていた。

(以下今までの進行に応じて言葉が変化します)
エミリーがペンダントを女性に返していないとき→もう手遅れだ
エミリーがペンダントを女性に返しているとき→まだ間に合うかもしれない

219 :ゾウディアック15/18 ゾウディアック編02/04:2010/03/20(土) 02:05:45 ID:4PyMAskd0
探索の中、聖地に至るために必要な謎解きをこなしていると怪物が襲いかかってきた。
(以下山越えルートと洋館ルートで襲ってくる怪物が分岐します)

※山越えルートを通ってきたとき
怪物に異次元に引きずり込まれたカイルはそこで巨大な十字架を抱えた痩身の怪物に対峙した。
カイルは知らないがエミリー達が教会で遭遇した怪物と同じものである。
怪物はその体に似合わず俊敏な動きで巨大な十字架を振り回し、
カイルを撲殺しようと攻撃を仕掛けてくる。特殊な能力で完全に姿を隠すこともあったが、
教会で入手した道具でなんとか怪物の動向をつかみ動きを止めることに成功した。
怪物の気配が再び消えたその時、教会で入手していた短剣がリュックから飛び出し、
怪物の心臓に突き刺さった。恐ろしい悲鳴をあげる怪物。
異次元から元の世界に戻ってみると怪物の姿はうっすらと消滅していった。

※洋館ルートを通ってきたとき
怪物に異次元に引きずり込まれたカイルはそこで例の人形と対峙した。
今回の人形はその手に大鎌を持ち、下半身を失いその背後には悪霊が見えた。
人形はカイルの視界をつぶし、自身の姿を良く見えないようにして
その大鎌でカイルの首を落とそうと迫ってきた。
カイルは冷静に狙いを定め人形を攻撃し、なんとか撃破することに成功した。
地に落ちた上半身だけの人形はもはや動くことはなかった。
完全に撃退することに成功したようだ。
(以上で分岐による怪物との対峙イベントは終了し共通ルートに戻ります)

怪物の倒れたところには緑色の豆電球が残されていた。
カイルはそれをリュックにしまい込み、聖地での謎解きを完遂した。
聖地の壁面に時空の裂け目が出現した。この中ですべての決着がつくらしい。
カイルはその世界に足を踏み入れた。
その世界は何も無い世界だった。虚無空間と呼ばれているらしい。
虚無空間の中心には七つのくぼみを持つ台座が安置されているだけで他には何も無い。

※ここから今までの進行状況に応じて物語が分岐します。

ラスボスに敗北した場合:
異神の悪魔の前に膝を折ったカイルの前に胸を何本もの槍で貫かれたエイミーが現れた。
カイルを死ぬその瞬間まで愛していると言って果てたエイミーを見て、
カイルは絶望の内に気を失った。
それからしばらくして雪崩から唯一救助されたカイルは
病院でエイミーとジェイクが未だに見つかっていないことをしらされる。
エイミーとはもう二度とあえないことを悟ったカイルは病院の窓から空を眺め、
自分のラッキーカラーは青だったことを思い出し、そこから身を投げるのだった。
『Truth END』

220 :ゾウディアック16/18 ゾウディアック編03/04:2010/03/20(土) 02:06:50 ID:4PyMAskd0
豆電球を七つ揃えていないがペンダントを女性に返しているとき:
虚無空間でエイミーに巡りあうことができた。どうもこの虚無空間にジェイクもいるらしい。
ジェイクを追ってカイルも先へと進むことにした。
やっと辿りついたジェイクは魂を抜かれたかのように呆然としていた。
その姿が徐々に悪魔に支配されていき、カイルに牙を向いた。
悪魔はその強大な爪と口から放つ炎でカイルを苦しめる。
悪魔はしかし完全にジェイクを支配することはできず、ジェイクは残された意識で
悪魔の動きを抑えるべく奮闘していた。異神の悪魔は未だ完全な体ではないのだ。
カイルは今までに手に入れた全ての武器で悪魔に攻撃を仕掛け、
激闘のすえ、ついに異神の悪魔を打ち倒すことに成功した。
悪魔の姿が、そして虚無空間がゆらぎ、そして崩壊を始めた。

次にカイルが気づいたのは病院のベッドの上だった。
どうやらカイル絶ち一行は雪崩に巻き込まれたところレスキュー隊に救出されたらしい。
カイルは全身複数で骨折しているが命に別状はないという。
カイルのベッドの横では同じような容態のエイミーが寝かされていた。
彼女もどうやら無事のようだった。
ジェイクの姿はしかしどこにも見当たらなかった。
一年後、林の中のジェイクの墓の前でカイルとエイミーは祈りを捧げた。
未だに彼の遺体は見つかっていない。
エイミーには虚無空間で何があったのかカイルは語っていない。
エイミーのお腹の中にはカイルとの間の二つの命が宿っているらしい。
カイルはお腹の子が男の子なら何と名前を付けるかもうすでに決めていた。
その名前は…
『In Peace END』

エイミーがペンダントを見つけていないとき:
カイルはエイミーを見つけられないままジェイクの元に向かい、
不完全な悪魔を打ち倒すことに成功した。
世界が崩壊するとともに突き刺すような冷気が体にまとわりつく。
そこでカイルは完全に理解した。
カイルは雪崩に飲まれてからどこにもいっていなかったのだ。
今も冷たい雪の中にいたのだ。
もがいてなんとか雪崩から飛び出そうとしたが意識が徐々に薄れてゆく。
そんな中レスキュー隊の声を聞いたところで意識が途絶えた。
次に気がついたのは病院だった。カイルだけが雪崩から救出されたのだという。
エイミーもジェイクも未だ見つかっていない。カイルは病室から外を眺め体が全快したら、
今度こそエイミーを見つけ出すべくもう一度ゾウディアックを訪れようと心に誓うのだった。
『Hope END』

221 :ゾウディアック17/18 ゾウディアック編04/04:2010/03/20(土) 02:08:45 ID:4PyMAskd0
豆電球を七つ揃えているとき:
虚無空間でエイミーを見つけ再び空間の中心にやってきたカイルとエイミーは
七つのくぼみを持った台座に目をやった。
赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、今まで集めてきた豆電球をはめ込むことが出来そうだった。
豆電球を台座にはめ込んだとき台座に言葉が浮かび上がってきた。
『光の使者よ 悪魔から生贄を解放するには完全に支配された時でないといけない 
力を貸そう』
というものだった。その瞬間、エイミーとカイルは意識を失った。

どれだけ時間が経過したのかは分からないが石碑に新たに刻まれた、
『時は満ちた』という文言を見る限り、ジェイクの元に向かうには
充分な時間がたったようだった。
カイルは一人この先にいるであろうジェイクの元に向かった。

ジェイクは完全に悪魔に支配されていた。もはや意識も残っていない様だった。
そんな悪魔と対峙するカイルの頭に声が響く。
かつてのゾウディアックにいた神官たちの意識がカイルを援護してくれるようだ。
悪魔は完全な体となり空を飛ぶこともできるようになり、邪悪な呪文を唱え、
自らの周りに障壁をつくることも、カイルの周りに無数の槍を創ることも
できるようになっていた。強大な悪魔ではあったが、
神官の手を借り辛くもカイルは悪魔に勝利することができた。
悪魔の体が崩壊するとともに、虚無空間も崩壊を始めた。

世界が揺らぎ、ゾウディアックの聖地に舞い戻った。前方ではジェイクが倒れていた。
ジェイクは自らの過ちを悔い、カイルとエイミーに許しを求めた。
それから5年が過ぎた。カイルとエイミーは結婚し、
ジェイクはあれから知り合ったシルビアという女性と結婚していた。
カイルとエイミーの間にはレイチェルという子どもが生まれていた。今日はパーティーなのだ。
皆で楽しい夜を過ごそう。そんな中カイルが見ていたテレビからこんな報道が流れてきた。
『5人の登山客がゾウディアックに向かい消息を絶ち…』
『Friends END』

222 :ゾウディアック18/18 もうひとつのエンディング:2010/03/20(土) 02:10:49 ID:4PyMAskd0
カイルは雪崩に飲まれ、散り散りになったエイミーとジェイクを探して林に踏み入った。
林の奥深くでなんだか不思議な雰囲気がするところに辿りついた。
少し息を落ち着けよう。カイルは周囲を見回した。

その時後ろから声をかけられた。ジェイクだった。
『おいおい、お前の出番はまだ先だろ?』
カイルは小声でジェイクに合図する。
ジェイクは深刻そうな顔をして
『やっぱり忘れられない…どうしても…好きなんだ』
と告白した。
カイルは頭を振って答えた。
『いやいや、エイミーは俺と結ばれるんだ、親友だろ?わかってくれ』と。
ジェイクは無念げに頭を揺らした。…と思われたが頭の揺れが止まらない。
どうも違う違うをしているようだ。
『違うんだ、カイル…俺が本当に好きなのは
 …お前なんだ!!!』
ジェイクがカイルに飛びついた!
『大好きなんだ!!
 なんで俺じゃだめなんだ!
 カイル好きだ!
 俺と結婚してくれ!
 というか……
 抱いてくれ!!!!』
逃げ出すカイルの後ろからジェイクが迫った。
そういえばかけっこはあいつの方がはやかったなぁ…とか、
そんなことを今更思い出していたカイルはジェイクに飛びつかれ雪の上に押し倒された。
『捕まえたっ!!』

『……はっ!!』カイルは目を覚ました。ここは恋愛都市ゾウディアック。
今からカイルとエイミーの結婚式が執り行われるのだった。
親友のジェイクは挙式の瞬間にも寝ぼけていたカイルをやれやれと式場へ送り出した。
純白のタキシードを着たカイルと真っ赤なウエディングドレスを着たエイミー。
カイルはエイミーとともに生涯変わらぬ愛を誓う。二人の人生はいよいよ今から始まる。
『Wedding END』

223 :三行でゾウディアック:2010/03/20(土) 02:14:17 ID:4PyMAskd0
主人公と婚約者と主人公の親友が冒険にいったらバラバラになって冒険先が
なにやら呪われててその呪いが主人公の親友の婚約者への恋心に付け込んで
発動したけど、なんとかみんなで帰ってくることができたよ めでたし、めでたし。

以上です 途中サルってしまって投下が遅れて申し訳ない限りです
ゾウディアックのシリーズは2 3と続きますが物語は1で一応完結しています






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