イナズマイレブン

part51-40~51


40 :ゲーム好き名無しさん:2010/04/25(日) 10:45:50 ID:9DFwjsB10
長くかかりましたが、イナズマイレブン投下します
まず注意点を

このまとめはプレイヤー視点ではなく円堂の周囲に起こる出来事を中心にまとめてあります
文中の<、>は試合パートの開始、終了を表しています
文中にも表記してありますが、“フットボールフロンティア”は“FF”と略してあります


41 :イナズマイレブン1:2010/04/25(日) 10:48:12 ID:9DFwjsB10
プロローグ
放課後、円堂は部室に行く。だが、肝心の部員達は今日もだらけ放題。
そして今日も円堂は、一人だけでもとランニングを始める。マネージャーの木野もやって来た。
その時ストライカー”豪炎寺蹴也”らしき学生を見かけるも、冬海先生に呼ばれて中断し部室に向かう。
「一週間後に帝国学園との練習試合を行います。勝てなければサッカー部は廃部です」
円堂は動揺する部員達を置いて、試合のため新入部員を勧誘すべく豪炎寺蹴也を探し始めた……
第一章・帝国がきた!
しかし既に帰ってしまっていた豪炎寺を探すのは諦め、円堂と木野は気晴らしに鉄塔へ行く。
円堂はサッカーのことで悩むといつもここに来るらしい。そしてその日は木野に、小さい頃に死んだ祖父の残した特訓ノートのことやその中に書いてあるキーパー技“ゴッドハンド”のことを語った。
だが帰ろうとすると、突然不良に絡まれる。そこで助けに入った豪炎寺が強烈なシュートで不良をK.O。
だがチャンスとばかりに勧誘した円堂に対し、豪炎寺は“俺はもう、サッカーはやらない”と言い捨てる。
翌日、豪炎寺は円堂のクラスに転入。再度勧誘しようとした円堂のもとに、雷門夏未が現れた。
“彼がサッカーをやめたのは、彼の妹に関係があるのよ。残りの部員をせいぜい頑張って集めなさい”
円堂は風丸・松野・影野を勧誘し、10番を条件にメガネも勧誘。これで頭数は揃った。
そして一週間後の試合当日。直前になって怖くなり隠れていた壁山を連れ戻し、いよいよ試合開始。

だが、帝国学園の強さは予想を遥かに越えていた。前半だけで皆はボロボロ、さらに点差は20対0。
「……終わったね。デスゾーンを受けて、立ち上がってこられるはずがない」
「……俺達はまだ……終わってねーぞ!!」「!?」「円堂くん!」
円堂は立ち上がるが、点差は圧倒的。さらに怖じ気付いた目金がユニフォームを捨てて逃げ出すが……
「夕香……お兄ちゃんにもう一度だけ、チャンスをくれ……」
「豪炎寺……!待ってたぜ!お前を……」
10番に豪炎寺を加えて、後半再開。この時円堂の頭には、ゴッドハンドのイメージが浮かんでいた。
その直後、円堂はゴッドハンドを完成させる。そして豪炎寺の必殺シュートが炸裂し、ついに1点奪取。
「円堂に、豪炎寺か……面白くなりそうだ」「鬼道、データ収集は完了だな」
帝国学園側が棄権を申し出たため、試合は雷門中サッカー部の勝ちとなった。


42 :イナズマイレブン2:2010/04/25(日) 10:51:07 ID:9DFwjsB10
第二章・夢への発進!
帝国学園との試合から数日後、早くも次の練習試合の相手が決まった。それは強豪・尾刈斗中学。
新マネージャー・音無が加入したものの、“尾刈斗の呪い”の噂や夏未の妨害に部員達は動揺する。
仕方なく小学生チームと一緒に河川敷で練習するものの、豪炎寺に対抗意識を燃やす染岡は焦るばかり。
そんな染岡に小学生チームのコーチ・会田は特訓を授け、染岡は必殺シュートを編み出すことに成功する。
そして試合当日。未だ正式に入部してはいないが豪炎寺を加え、尾刈斗との試合が始まる。

染岡の必殺シュートが見事に決まり雷門中は一点を先制するが、そうなると尾刈斗も本気を出してきた。
不気味な技”ゴーストロック”で動きを封じられ、為す術なく同点に追い付かれる。
後半に豪炎寺の発案でゴーストロックを破るものの、今度は尾刈斗の不気味なキーパー技が発動する。
「くそう……俺のドラゴンクラッシュが……」「染岡、言っただろ!一人で悩むなって!」
「そうだ……一人で出来ないことでも、二人で力を合わせれば……」
染岡は豪炎寺に提案し、一か八かの賭けに出る。
「まずはお前がシュートをうて!俺がタイミングを合わせてやる!」
「いくぜ!名付けて……“ドラゴントルネード”!」
二人の合体技が尾刈斗のキーパー技を破って決まり、その勢いで雷門中は勝利。

試合後、豪炎寺は正式に入部。フットボールフロンティア(全国大会、以下FF)への出場も決まった。

43 :イナズマイレブン3:2010/04/25(日) 10:53:24 ID:9DFwjsB10
第三章・雷門にうずまく陰謀
アメリカ帰りの陽気な転入生・土門が入部してきた。謎の多い男だったが、ともあれ円堂は歓迎する。
そして予選一回戦の相手・野生中の対策として空中技の特訓を考えるが、発見した“イナズマおとし”の秘伝書は破れて半分だけになっていた。
残り半分を探す途中で円堂らは四十年前の伝説の雷門中サッカー部“イナズマイレブン”のことを耳にする。
彼らは昔、フットボールフロンティアの決勝進出を果たしていたのだ。
その後河川敷を占拠していた傘美野中サッカー同好会を降して部室に帰ると、そこに秘伝書の残り半分を手にした土門の姿があった。
だが直後、先に帰った豪炎寺が稲妻病院で謎の黒服と揉めているのを発見する。
豪炎寺を助けて病院に入ると、豪炎寺は妹が入院している部屋で自分がサッカーをやめた経緯を話す。
去年のFF決勝戦の直前に妹の夕香が事故に遭ったため、決勝戦に出場しなかったこと。
それを自分がサッカーをしていたためと思い込み、以降はサッカーをやめてしまっていたこと。
そこで眠り続ける夕香を前にして、豪炎寺はあらためて夕香のペンダントにFF優勝を誓う。
その後豪炎寺は壁山と練習を繰り返し、試合前日になってついにイナズマおとしは完成する。
しかし自分が技の性質上“踏み台”であると知った壁山は、この姿を弟に見せられないと言って意気消沈してしまう。

いよいよ地区予選一回戦・対野生中戦が始まった。夏未も厭味をいいながら何故か見に来ている。
「いくぞ!壁山!」「ム、ムリっスよ~!弟の前であんなカッコ悪いところ見せられないっス~」
「あんなに頑張って練習してたじゃないか!お前のことを笑う奴がいたら、俺がぶっとばしてやる!」
「兄ちゃんは雷門中のエースなんだろ!?」「頼む!壁山!力を貸してくれ!」
「キャプテン……サク……豪炎寺さん……わかったっス!俺、やるっス!」
そしてついにイナズマおとしが決まり、雷門中は勝利。予選一回戦を突破する。

雷門に帰った後、夏未が強引にマネージャー入りする。これからは晴れてグラウンドも使えるようだ。

44 :イナズマイレブン4:2010/04/25(日) 10:56:23 ID:9DFwjsB10
第四章・試練の穴を攻略せよ!
予選第二回戦を控えて気を引き締めていたある日、校内のとある不良グループの頭が教室にやってきた。
部室で話を聞くと、(二回戦の相手である)御影専農中サッカー部と揉めた後仲間がおかしくなってしまったらしい。
今は体育館裏で誰彼構わずサッカーバトルを仕掛けているという。
話を聞いた円堂らが校舎裏に行ってみると、不良達が奇妙なヘルメットで操られていたことが判った。
御影専農中サッカー部も着けているというそのメットの対策を考えていると、突如夏未から呼び出される。
向かった先の地下室にあったのは先代イナズマイレブンが使っていた“イナビカリ修練場”だった。
夏未によって修理・改良されたその修練場での特訓を一通り終えて出ると、そこには雷門理事長の姿が。
理事長は過去のイナズマイレブンがなぜかFFの決勝戦に姿を現さなかったことと、円堂の祖父“円堂大介”がイナズマイレブンの監督だったことを話した。
その一方で円堂にこれからの援助を約束し、一つの秘伝書を託す。
それはイナズマおとしを越える技“イナズマ1号”の秘伝書だった。また秘伝書は他にもあるという。

「おかしい……こいつら、全然疲れないぞ!?」
洗脳によって強化されている御影専農中に苦戦するも、ついにシュートチャンスがやってくる。
「いくぜ!これがイナズマ1号だ!お前らの目を覚ましてやるよ!」
イナズマ1号が決まると、衝撃で御影の選手達の洗脳が解けた。
「こ、こんな展開は初めてだ……監督、指示を下さい!」
「何言ってるんだよ!サッカーは何が起こるかわからないから楽しいんだ!」
その後も試合は続き、雷門中は勝利。
「俺達がおかしくなったのは、帝国学園と練習試合をしてからだ」
「帝国学園……やつらの狙いは、一体何なんだ?」


45 :イナズマイレブン5:2010/04/25(日) 11:00:11 ID:9DFwjsB10
第五章・メイド喫茶にご用心!?
準決勝の前日、冬海から“尾刈斗中が秋葉名戸に10対0で完敗、秋葉名戸が次の相手になった”と聞く。
強豪・尾刈斗中が最弱と言われる秋葉名戸に大敗など信じられず、円堂たちは秋葉の調査に乗り出した。
そこで秋葉の生徒がよく集まるという商店街のメイド喫茶に行く(豪炎寺だけは呆れて帰るが)ことになる。
が、メイド喫茶は町内会長によって閉店にされており円堂らは店長に頼まれ会長に開店をかけあうことに。
そして町内会長チームに勝つことで無事再開を許可されたメイド喫茶にて、円堂らは歓待を受けた。
しかし、翌日試合直前になって事態が急変する。円堂と豪炎寺以外のメンバーが謎の腹痛にかかったのだ。

「ああっ!おまえはっ!」
メイド喫茶の店長こそ、秋葉名戸の監督だったのだ。メンバー達は最悪の状態で試合に臨むこととなる。
それでも円堂の叱咤のおかげでなんとか勝利するが、なぜか秋葉名戸の監督は少しも狼狽していなかった。

試合後、円堂はチームの皆を自宅の食事に招待した。
昔話が盛り上がったところで円堂は母にふとイナズマイレブンのことを聞いてみたが、なぜか母親は答えようとしなかった。
明けて翌日、少年サッカー新聞に驚愕の記事が。なんと雷門が秋葉名戸に10対0で敗けたというのだ。
動揺する円堂達の前にメイドの一人が現れ真実を告げる。
“秋葉名戸の生徒たちはハッキングで試合結果を書き換えることによってここまで勝ち進んできた”と。
尾刈斗中が敗けたのもそのせいらしい。
怒った円堂らはメイドから受け取った鍵を持ち、コンピュータにくわしい目金を連れてメイド喫茶へ忍び込む。
そして無事ハッキングの記録を入手して夏未に渡したことで、結果がマスコミに公表され事なきを得た。
ちなみに秋葉名戸が出場した理由は、優勝してアメリカ遠征に行き限定フィギュアを買うためだったとか。

46 :イナズマイレブン6:2010/04/25(日) 11:06:04 ID:9DFwjsB10
第六章・決戦!帝国学園!
最近、土門と冬海の挙動がおかしい。
それでも円堂は気にせず二人に呼ばれて理事長が用意したというバスに乗ってみようとした。
しかしそのバスに乗る直前で春菜が現れ、急を告げる。
話によるとチームや部員の戦力情報を書いた大事なノートを紛失してしまったという。
総出でノートを探す円堂達のところに、ノートを持った土門が現れた。
さらに土門はバスに爆弾が仕掛けられていたこと、冬海と自分が帝国のスパイであることを告白する。
逃げる冬海の追跡は土門にまかせたが、部員達の動揺は収まらない。
しかも冬海がいなくなったことで、雷門中は情報漏洩に加え監督不在という新たな問題を抱えてしまう。
そこで円堂は理事長の提案を受け、ラーメン屋雷雷軒の店長にして元イナズマイレブンのキャプテン「響木正剛」に監督を願う。
が、当の響木はろくに話も聞かず取り付く島もない。
続いて同じく元メンバーだったという会田に願うも、会田も似た反応を繰り返すばかり。
それでも諦めず説得しているところに春菜が来た。
なんでも土門が鉄塔に連れて行かれたのを聞き木野が一人で飛び出したらしい。
円堂らがすぐに鉄塔へと駆け付けると、土門が冬海らに捕われていた。
そして冬海らを追い払い、去ろうとする土門を説得して再びメンバーへと迎え入れる。
すると、それを見ていた響木らが協力を承諾。響木が雷門中の新たな監督となった。
その後は連日新監督による猛特訓が続き、ついに試合当日を迎える。

試合が開始されるが、なぜか鬼道の様子までもがおかしい。
「ホイッスルが鳴ったら、すぐにセンターサークルから離れろ……!」
「わかった!鬼道、おまえを信じてみるよ!」
鬼道の言う通りにすると、なんとホイッスル直後に天井から鉄骨が降ってきた。
「……オレたちがもし普通に試合をしていたら、潰されちまってただろうな」
「そこまでだ!ついに現場を押さえたぞ!影山、おまえを逮捕する!」
帝国学園の総帥・影山は、40年前から事件の真相を追っていた鬼瓦刑事によって逮捕された。
また、このことは鬼道によって事前に通告されていたらしい。
「あんな罠など無くとも、我々の勝利は揺るがない……!」
「ああ!のぞむところだ!あの時の練習試合の決着、今度こそ付けてやる!」
特訓を重ねた雷門中と帝国学園、両チームの力は拮抗していた。
「少しはやるようになったな、雷門よ……」
「ああ!試合はまだこれからだ!後半も全力でいくぞ、みんな!」
激戦となったが、試合を制したのは雷門だった。
「俺達、本当に帝国に勝ったんだ!」
「円堂……今回は遅れを取ったが、全国じゃこうはいかないぜ!」
帝国学園は、前回の優勝校として全国大会出場が認められていたのだ。

試合後、鬼道と音無の隠された関係が明らかになる。
二人は兄妹であり、鬼道は帝国学園でサッカーをするために唯一の肉親である春菜と別れ鬼道家に養子入りしていたのだ。


47 :イナズマイレブン7:2010/04/25(日) 11:10:45 ID:9DFwjsB10
第七章・よみがえれ!伝説の男たち
全国一回戦の相手は、四十年前の大会でも雷門中と全国で対戦したという戦国伊賀島中。
響木は忍術の修行をしている彼らに対抗するため、OB直々の特訓によって円堂らに新必殺技“炎の風見鶏”を伝授することを考えた。
だが影山が証拠不十分で釈放されたことが関わっているらしく、OBのうち三人に協力を断られてしまう。
そこで、円堂が彼ら三人に直接会って説得することに。
伊賀島中の妨害に遭いながらも民山と碇は説得したが、残りの備流田はなかなか首を縦に振らない。
ようやく説得したものの、“炎の風見鶏”を止められたら協力してもいいという条件を付けてきた。
それを受けた円堂は、土壇場で新技“マジン・ザ・ハンド”を閃きシュートを止めることに成功した。
その直後秘伝書を伊賀島中に奪われるものの、特訓の末に“炎の風見鶏”が完成する。

「じいちゃん……ついにここまで来たぞ。待ちに待ったフットボールフロンティア全国大会だ!
じいちゃんたちが届かなかった夢……きっとかなえてみせるからな」
「四十年前キサマらに負けたあの恨み……今こそ晴らしてくれるわ!」
ついに全国大会一回戦が開始され、雷門中は“炎の風見鶏”を決める。
「よし!炎の風見鶏、決めてやったぜ!」
「うぬぬ……キサマらも炎の風見鶏を極めておったとは。しかし、所詮はうろ覚えのモノ。見せてやれい!本当の炎の風見鶏を!」
「そ、それがお師匠さま……」「出来るわけがない!その秘伝書は偽物なんだからな!」
“炎の風見鶏”が決定打となり、雷門中は戦国伊賀島中を降し一回戦を突破するが……
「円堂くん、頑張って……!」
「お嬢様、大変です!今病院から連絡があって、理事長が、総一朗さまが……!」
試合中、夏未が慌てて退席。なんと、理事長が事故に遭い大怪我をしたというのだ。

理事長の意識不明のまま二日が過ぎた頃、監督から帝国学園の試合結果が報じられた。
だが信じられないことに、彼らは一回戦で“世宇子中”と名乗る謎のチームに10対0の完敗を喫し全員が病院送りになってしまったという。

48 :イナズマイレブン8:2010/04/25(日) 11:14:31 ID:9DFwjsB10
第八章・無限の壁を越えろ!
二回戦の相手は、“無限の壁”と呼ばれる鉄壁の守備を誇る山奥の学校・千羽山中。
その守備を破るため練習に励んでいると、夏未を探して雷門家の秘書がやってくる。
“全ての証拠は、我が娘のもとにある”というメモを理事長の懐から発見したため、そのことを伝えたいとのこと。
そこで円堂らも姿を見ない夏未を探し始めた。
そして彼女にとってもまた思い出の場所であるという鉄塔に行くと、そこに夏未はいた。
傷心の夏未を励ましメモのことを伝えると、彼女は事故の前に理事長からある書類を預かったことを話した。
急いで部屋に戻って確認するも、書類は直前で奪われてしまう。
その後偵察に来ていた千羽山中サッカー部と遭遇した末になんとか書類を取り戻し部室に戻る。
すると、監督が勧誘したという新メンバーを連れて来た。それはなんと、帝国学園の鬼道であった。
鬼道は語る。“世宇子中の強さは人間のレベルを越えている。言うなれば、神のレベルだ。
そして彼らの背後にいるのはあの影山だ。俺は世宇子の強さの秘密を暴きたい”
そしてあらためて確認した書類には、驚愕の事実が書かれていた。
四十年前の事故から今までの帝国学園の優勝は、昨年の豪炎寺の妹の事故も含め全て影山の不正行為の結果であること。
円堂大介の事故死もまた、影山の差し金であったこと。
さらに監督と鬼瓦は今まで隠していた過去を告げる。
影山が元は雷門中のサッカー部の人間であり、優勝を条件に帝国学園に寝返ったこと。
その不正を暴き影山を更正させるために大介は調査を続けていたが、そのために彼は殺されてしまったこと。
それをきっかけにイナズマイレブンがバラバラになってしまったこと。
全てを聞いて怒りに震える円堂だったが、監督に諌められ練習を再開する。
しかし鬼道は協調しようとせず、他のメンバーもまた鬼道の入部を歓迎しない。
それでも練習を続ける円堂らに、監督は“無限の壁”対策として最強のシュート技の存在を教える。
円堂の母からもらった鍵で手にいれた秘伝書の名は三人技“イナズマブレイク”。
円堂は自分・豪炎寺・鬼道の三人でその技を行うことにし、早速練習を始めた。
が、高慢な鬼道と帝国の悪行を知った豪炎寺はどうしても息が合わず、喧嘩別れして練習は中止になってしまう。
迷った円堂は監督に相談し、“チームを信頼すること”を鬼道と共に改めて思い知る。
そして音無に説得された豪炎寺と練習を再会し、“イナズマブレイク”はついに完成した。

「みんな!オラたちのチームワーク、みせてやるっぺ!」
「チームワークならオレたちだって負けやしない!いくぞ、みんな!」
ついに鉄壁ディフェンス“無限の壁”を誇る千羽山中との試合が始まる。
「豪炎寺、鬼道、準備はいいか!?」「ああ、まかせろ……!」
「フッ、誰に向かって言っている。オレの力、見せてやろう!」
必殺のイナズマブレイクが“無限の壁”を突破し、千羽山中に勝利する。
「オレたちのチームワークの勝利だ!」
「でも楽しかったっぺ!また一緒にサッカーやるっぺ!」
「ああっ、もちろんだ!」


49 :イナズマイレブン9:2010/04/25(日) 11:17:28 ID:9DFwjsB10
第九章・オレは一人じゃない
サッカー協会から、世宇子中が一足先に決勝進出を決めたとの報せが入った。
その報せを受けた円堂らは今まで以上に気を引き締めて練習に励もうとした。
ところが、グラウンドに他校の見慣れぬ選手らが来ており豪炎寺と何やら話している。
それは豪炎寺の古巣で準決勝の相手校・木戸川清修中のエース“武方三兄弟”だった。
豪炎寺を“決勝直前で逃げた卑怯者”と罵ることに怒った円堂は、彼らに勝負を挑む。
しかし三人の必殺技“トライアングルZ”の前に破れ、さらに負傷して気を失ってしまう。
しかもその様子を見ていたメンバー達の士気は阻喪し、練習する気を失ってしまった。
しばらくして目を醒ました円堂は保険医を無視して一人で修練場に行くが、感情的になるばかりで練習にもならない。
失意のどん底の円堂は、さ迷うように鉄塔へと行く。
だがそこにやって来た夏未の叱咤激励により、挫けていた円堂はやる気を取り戻す。
意気消沈していたメンバー達も豪炎寺に説得され、木戸川清修に対する特訓が始まった。
そこで監督が課した特訓とは、OBの放つ“イナズマブレイク”を受け止めること。
そしてシュート直前になって傷が疼き出し危機に陥った円堂を壁山と栗松が庇い、新技“トリプルディフェンス”が完成する。
こうして再びチームの心は一つになった。
数日後の試合前日。練習を終えて明日に備えていると、武方兄弟の勝が一人でやって来た。
“豪炎寺……おまえがサッカーをやめたとか言っている間、俺達は必死で練習した!
おまえがいなくても、木戸川には武方三兄弟がいるってことを教えてやる!”

「よお、ツンツンくん。今回は逃げなかったんだな」
「ああ、そうだ。俺はここに来た。おまえたちと……勝負とするためにな」
「今度はゼッタイに負けない!いくぞ、みんな!」
試合開始後ボールはすぐに三兄弟に奪われてしまった。
が、“トライアングルZ”を必殺の“トリプルディフェンス”で防ぐことに成功する。
「ちっ……なんだあいつら、この前よりもかなり強くなってやがる」
「でもそうでなくちゃ、この一年間俺たちが努力してきた甲斐がないぜ!」
かつてない鬩ぎ合いとなったが、辛くも雷門は準決勝を制す。
「くそー!なんでだよ!この一年間、必死に練習したのに!」
「しょせん俺達じゃ、豪炎寺にかなわないっていうのか……!」
試合後、木戸川の二階堂監督が豪炎寺を誉め称える。
「豪炎寺、先生はおまえが逃げたんじゃないって信じてるぞ」
「試合からいなくなったのは事実です。みんなに迷惑をかけてすみませんでした」
「あの三人は“準決勝で勝てなかったのは豪炎寺がいなかったからだ。武方三兄弟じゃ力不足だ”と言われ続けていたんだ。
おまえに頼らないと勝てなかった自分達がゆるせなかったんだろうな」
「豪炎寺……こうなったら絶対に優勝しろよ。そして俺達ももっともっと強くなって、また来年おまえを倒す!」
こうして豪炎寺と三兄弟は和解し、再戦を誓い合った。

学園に帰ると、鬼瓦に影山の過去を知る手掛かりとなるある資料を見せられた。
そこには影山の父・影山東悟が五十年前に日本代表を外されたことが書いてあった。
影山はこの父に影響を受け、“勝利こそ全て”と確信するようになったのだ。
そして前回の決勝戦においても裏取引要請があり、それを断ったがために豪炎寺の妹は事故にあったこともわかった。

50 :イナズマイレブン10(終):2010/04/25(日) 11:21:23 ID:9DFwjsB10
第十章・燃えつきろ!命がけの最終決戦!
決勝戦の数日前、豪炎寺が慌てて部室にやって来た。
どうも町のあちこちから病院に人が運び込まれて大変なことになっているらしく、夕香の様子を見に行ったのだ。
円堂らも練習を後回しにし、急いで病院へと向かう。
しかし円堂らは病院に集まった患者から“雷門中サッカー部が町におかしな水を流した”とのいいがかりをつけられる。
夕香は無事だったものの患者達は正気を失っており、以前の御影と同じ洗脳状態になっていたのだ。
また騒動の最中、理事長が病院を脱出し鉄塔で円堂を待っていることを知る。
理事長は鉄塔に来た円堂に対し、影山が薬物を稲妻町の水に盛ったこととそれを世宇子中の選手にも使っていることを打ち明けた。
そしてそれらを話した後、理事長は雷門中サッカー部に稲妻町そのものを託す。
“影山を倒し稲妻町に平和を取り戻したその時こそ、君達がイナズマイレブンの名を受け継ぐ時だ!
円堂くん、それは大介さんの魂を受け継ぐ君にしか出来ないことなのだ!”
その後サッカー部は、誤解が解け正気に戻った生徒達の激励を受け決勝戦に向かう。
そこで影山が用意した特設スタジアムに入り、ついにFF決勝戦が始まった。

「勝ったものこそが正義!勝利こそ全てなのだ!」「変わっておらんな、影山……!」
「キャ、キャプテン!マネージャーがみんないなくなってるでやんすよ!」
「こんな時に、いったいどこに行っちゃったんだ……?」
その頃木野らは、特設スタジアム内から“薬”を発見して奪うべく密かに行動していた。
「世宇子中……やはりあの時のキサマらの力、悪夢なんかじゃなかったようだな!」
「神のアクアがある限り、我等は無敵なのだ!」
世宇子中の使っている薬物は“神のアクア”といわれる危険かつ強力なものであった。
それを飲んで強化されている選手の強さに雷門中は大苦戦する。
一方木野らは、世宇子中の控室でついに後半用の“神のアクア”を発見して処分していた。
「待っててね、円堂くん……円堂くんなら、ゼッタイ世宇子中に勝てるよ……!」
「こ、これは……ただの水じゃないか……!」
「こんな薬は我々の力の一部に過ぎん……ここから先は、実力で勝負してやろう……!」
「のぞむところだ!お互いの全力をぶつけ合って、最終戦といこうぜ!」
「来るがいい、雷門中サッカー部……いや、イナズマイレブンよ!」
世宇子中の“神のアクア”を封じ、稲妻町中が見守る中ついに後半戦が始まった。
そしてお互いが死力を尽くして戦った結果、雷門中サッカー部はついに決勝戦を制する。

「やったな、豪炎寺!優勝だぜ!」「ああ……」
「くっ……なぜ勝てない……!勝つことが全てだというのに……!」
「影山よ……負けたことの無いものに、本当の勝利は無いのだ……」
「俺達、なったのかもな……伝説の、イナズマイレブンに……!」
「いや、伝説は……ここから始まるんだ!!」

終わり






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