Elona

part54-116~131,134~138


116 :elona:2010/10/19(火) 22:51:40 ID:9qze8lXy0
とりあえず現在実装されている第一部についてはまとめ終わったので、
投下始めます。


117 :elona:2010/10/19(火) 22:53:49 ID:9qze8lXy0
舞台となるのはイルヴァという名の世界。
文明の興亡の末に訪れた11番目の時代、最も多くを破壊し、最も多くを生み出したと語られる時代、
シエラ・テールと呼ばれる時代。

一ヶ月の間降り注いだ雨が止んだ後、東の大陸では人の住めない異形の森が急速にその範囲を拡大するという現象が起きていた。
東の大陸から、ノースティリスと呼ばれる大陸へと難民が続々と流れ着く中、西の大陸のとある国の王子は、
この異変は10番目の文明、レム・イドを滅ぼした災厄によるものだと主張し、異形の森とそこに住む民を根絶するべきだと言う。

異形の森は正式名称をヴィンデールの森といい、そこに住まう民はエレアと呼ばれていたが、
エレアが人の住む土地から離れても対立の溝は埋まらず、
人類によるヴィンデール掃討は目前へと迫っている。

そんななか、商船に密航していた主人公。
しかし、エーテルの嵐に巻き込まれて船は沈没、主人公は海へと投げ出されて意識を失った。

※エーテル
異形の森から発生する光る気体状の物質。
人間に有害であり、これに触れすぎるとエーテル病(背中に羽が生えたり、足が蹄になったり、顔がただれたり、殺戮衝動が発生したり、目が増えたりする)を発症してしまう。

三ヶ月に一度、「エーテルの風」という形で激しく吹き荒れるが、それ以外の時でも常に微量が大気中に存在しているらしく、
エーテルの風をシェルターで回避し続けてもいずれはエーテル病に罹患することになる。


主人公は見知らぬ男女に助けられて、洞窟の中で目を覚ます。
二人は自分たちが異形の森の民、エレアであることを明かし、男の方がロミアス、女の方がラーネイレと名乗った。
そこで、ロミアスからノースティリスでの生活の知恵を教えようかと持ちかけられる(ぶっちゃけると、チュートリアルです)。
人肉を喰わされたり、呪われた武器を装備させられたり、偽物の金塊をつかまされたりしながらチュートリアルを終えると、
ロミアスから、洞窟の南にヴェルニースという街があることを教えられる。

※これ以降はどう行動しようと全くの自由ですが、メインクエスト進行にはヴェルニースへ行くことが必須条件なので、
ここではおとなしくヴェルニースへ行ったことにします。



118 :Elona:2010/10/19(火) 22:57:43 ID:9qze8lXy0
ヴェルニースへ辿り着いた主人公は、街の入り口でザナンの兵士に呼び止められ、
ザナンの皇子が遊説に来ていることを告げられる。
とりあえず広場へ行ってみるとアルビノであるザナンの皇子サイモアが演説を行なっていた。

その要点は
・異形の森とエレアが「メシェーラ」という災いを呼び起こそうとしている
・今までは大国同士で戦争してたけど、ここは手を組んで一緒に異形の森とエレアを一掃し、災いを退けるべき
・二大国のどちらにも属していないパルミアが支持してくれることが大事

※ザナン
西の大陸に存在する国家の一つ。
※パルミア
物語の舞台となる国家の名前であり、ヴェルニースもその一部。
首都は国名と同じパルミアという名の都市で、国王が存在するが、既に実権のない象徴的存在である。
※メシェーラ
シエラ・テールの一つ前の文明である「レム・イド」を滅ぼしたと伝えられる災い。またの名を「星を食らう巨人」
詳細は不明だが、サイモアは現在発生している異形の森の拡大及びエーテルの風の発生がメシェーラであると主張している。


主人公がヴェルニースを出たのと同じ頃、ヴェルニースの酒場で酒を飲んでいたザナン軍士官のロイターは、
部下の兵達が絡んでいるやさぐれた男が、かつてザナンの白い鷹と呼ばれ自分のライバルであった男、ヴェセルである事に気が付く。
ロイターと話すより牢屋に入った方がマシだというヴェセルに対し、望み通りにしてやると言ってロイターはその身柄を拘束した。

※ザナン軍がパルミア国内にいた理由
ザナンの皇子であるサイモアの護衛として、ロイター達の部隊がヴェルニースに滞在していた。


とりあえず、ヴェルニースの近くにあるレシマスというネフィアに潜ることにした主人公。


一方その頃、ヴェルニースではサイモアへロイターからヴェセル捕縛の一報が届いていた。
伝令の兵士に対して、ヴェセルに手を出してはならないという命令を伝えさせたサイモアは、ずっと探していたヴェセルが今になって見つかったのは皮肉だとつぶやく。
それに対して、側近であるヴァリウスという名の男から、今更ヴェセルに何を期待しているのか質問されたサイモアは、
「何も期待などしていないが、自分の物語を完結させるためにもこれから起きる喜劇を生きて見届けてくれればよい」と答えた。


レシマスの地下3階まで辿り着いた主人公は、瀕死の重傷を負った男を見つける。
その男は自らを王命でレシマスに潜っていたパルミアの斥候であると告げ、
二大国の衝突回避とシエラ・テールの危機を防ぐために、自分が書いた手紙をパルミア国王であるジャビに届けて欲しいと言い残して息絶えた。
どうせその先の扉には鍵がかかっていて先に進めないので、とりあえず首都パルミアへ向かう主人公だった。

※ネフィア
要するにダンジョンのこと。レシマスはメインクエストに絡む固定のネフィアだが、それ以外にランダム生成されるネフィアも存在する。

119 :Elona:2010/10/19(火) 23:00:12 ID:9qze8lXy0
主人公がパルミアに辿り着いた頃、王の間ではパルミア王ジャビとラーネイレの会見が行なわれていた。
エレアに助力して欲しいと要請するラーネイレに対して、ジャビは

・そもそもパルミアが二大国の衝突を防ぐ歯止めとして存在している
・サイモアの論に賛同する国が多く存在する状況でパルミアが異を唱えれば、ザナンだけでなく、二大国すら敵となってパルミアを滅ぼす
・その後に待つのはパルミアという歯止めを失った二大国の直接対決であり、世界を再び戦渦に巻き込むわけにはいかない

という理由で協力は出来ないと告げる。
それに対してラーネイレは罪なき民の犠牲で脆い平和を作るのかと反論するが、
そこにいたヴァリウスから、
エレアは自らを罪なき民と自称したが、異形の森から発生したエーテルの風でどれだけ被害が出ているか知っているのかと再反論される。
それに対してラーネイレは、これまで共存できてきた異形の森が最近になっていきなり異変を起こし始めた原因の方を調査するべきだと反論し、
森の異変もエーテルの風も「メシェーラ」ではない別の現象であると主張する。

しかし、ジャビ王はその発言を遮り、続きは明日聞くと言ってラーネイレをその場から退席させてしまった。
サイモアはジャビ王に対して持論(大地を蝕み、根を広げる異形の森こそ星を食らう巨人=メシェーラ)であると述べ、
仮に違ってるとしても、異形の森の拡大が人類の土地を奪ってるのは事実だと強調して、
ラーネイレの身柄を自分へ渡すように要求する。

ラーネイレの身柄を要求する理由を「ラーネイレが真実を握っているから」ではないかとサイモアに問うジャビ王だが、
サイモアはラーネイレに関心を寄せるのは別の理由だと答え、ザナンあってのパルミアだと圧力を掛けて引き渡させようとする。
それでもジャビ王は、ラーネイレは大切な客人だからとその要求を突っぱね、パルミアは異形の森へは不干渉とすると告げてその場を立ち去った。

残されたサイモアはラーネイレが「あの女」にそっくりだとつぶやき、ヴァリウスも白き鷹(ヴェセル)に続いてラーネイレが現れたことで
運命の歯車が回り出したのだと答える。
サイモアは運命など信じないが舞台が予想以上に賑やかになったことは歓迎すると告げて、ヴァリウスに対してあの二人には相応の役柄を用意するように命ずるのだった。

120 :Elona:2010/10/19(火) 23:02:50 ID:9qze8lXy0
ジャビ王に手紙を手渡した主人公は、パルミアのために働く意思があるなら図書室の司書に話しかけろと王に言われ、
図書室の司書にしてレシマス調査隊副長であるエリステアから、レシマスに関する情報を得ることが出来るようになる。

※レシマスについて
パルミアの三代目の王であるザシム王とその従弟のゼームが調査隊を派遣し、最深部の秘宝が眠る部屋へとへとその二人が赴いたが
帰ってきたのはザシム王だけだった。
ザシム王は家来に対して、この秘宝は常闇の中で永遠に眠っているべきものなので、直ちに部屋を封印するべきであること、ゼームがもはや帰ってこないことを告げた。
そして、最深部は封印され、封印の鍵となる三つの魔石はその価値を秘されたまま3体の強大かつ邪悪な存在へと配られた。

エリステアからの最初の任務は、主人公と同じくレシマスの調査を請け負った冒険者カラムの捜索だった。
カラムからの報告が既に数週間途切れているのだという。
最後に報告があったのがレシマスの地下16階であることを告げられ、捜索任務に赴く主人公だった。


主人公がパルミアを立ち去った頃、パルミアの酒場ではロミアス達がリアナという女性を捜していた。
ジャビ王の使いからの指示で、金次第でどんな任務でも引き受けるというリアナに護衛の依頼をする二人。
リアナに連れて行かれた先にいたのは、ヴェセルだった。
どう見ても立派なジャンキーであるヴェセルの様子にその場を立ち去ろうとするロミアス。
一方ヴェセルはラーネイレをみて「エリシェ」という名を口にし、依頼を受ける気になっていた。
薬漬けなんて護衛に雇えるわけがないというロミアスに対して、ヴェセルは既に家が取り囲まれていることを告げ、ロミアス達を連れて家を脱出した。


もらった鍵でレシマス地下3階の鍵を開け、主人公がさらなる深層へと足を踏み入れていた頃、パルミア国内に位置する犯罪者達の街ダルフィでは、
街の主であるセビリスがラーネイレと面会していた。
ロミアスは、有事の際にはセビリスを頼れとジャビ王に忠告されていたことを告げ、自分たちのを狙う者の素性をさぐって欲しいと頼む。
それに対して,セビリスは調査するまでもなく
ラーネイレの顔とヴェセルの姿を見れば、黒幕がザナンであることは明らかだと告げる。
ヴェセルに対して知人であるかのように話しかけるセビリスだが、ヴェセルの側には会った覚えがない。
それを変わったのはお互い様だと軽く流したセビリスだが、彼は既にザナンの側近であるヴァリウスと通じており、一行を捕らえてしまう。
パルミアを裏切るのかというラーネイレに対して、サイモアがラーネイレとその仲間達に危害を加えることはあり得ないと断言するセビリス。

一行がその場から引き立てられた後、ヴァリウスに対して約束の履行を求めるセビリス。
実は部下を人質に取られていたのである。
ヴァリウスは人質を解放することを告げた後、セビリスに対して、「貴方が生きていたことはあの方には秘密にしておく」と告げるのだった。

121 :Elona:2010/10/19(火) 23:04:38 ID:9qze8lXy0
主人公がレシマスの中を進んでいた頃、サイモアの宿舎ではラーネイレとサイモアが面会していた。
ただ自分のことを知ってもらう話し相手が欲しかっただけだと告げるサイモア。
証拠もなく異形の森とエレアを悪役に仕立てているサイモアと、理解し合えるはずがないと冷たく拒絶するラーネイレに対して、
サイモアは自分の説が虚偽であることをあっさりと認める。

すなわち、異形の森はメシェーラの復活を感じ取って活性化し、メシェーラに対する抗体であるエーテルを代謝しているのだと。
そして、異形の森の真実を教える前に自分の物語を聞いてもらうことをラーネイレに要求するのだった。

・サイモアの思い出話
昔、ザナンには二人の皇子がいた。
次男であり、脆弱で醜いアルビノであるサイモアと、彼とは光と影のように対照的であった美しく生気に満ちた兄、クレイン。
戦いを好んだ兄とは異なり、サイモアは芸術や平和を愛し、戦災孤児や恵まれない者達への援助に奔走していた。
そんな中で、彼は迫害されていた異形の森とその民であるエレアに興味を抱き、研究するようになっていた。
それは、不完全な存在である自分と異形の森のイメージを重ねていたからであり、
異形の森への偏見をぬぐい去り、共存の道を探ることで世界を変えられると信じていたからである。

しかし、研究は遅々として進まず、年月だけがただ過ぎていった。
それでもサイモアは強き者が支配する世界のあり方を受け入れることが出来ず、
アルビノとして生まれたことを呪い、力に満ちた兄の生を恨み、世界を憎んでいた。
そんな中、彼は一人の女性と出会い、一目で惹きつけられた。
その女性は彼と同じくらいの年齢のエレアであり、エレアにとって生きにくいはずのザナンで懸命に生きている姿に彼は自身を重ねていたのである。
しかし、結果としてサイモアの心に傷を残してその女性は去っていった。

ここまで告げると、サイモアは時間は腐るほどあるから、続きは次の機会に、と言って話を打ち切った。


なんかいろいろ起きているがそんなことは全く知らず黙々とレシマスを進んでいく主人公。
一方その頃、ダルフィの酒場ではロミアスがセビリスと面会していた
セビリス曰く、ラーネイレの連行はザナンではなくサイモアの個人的な行動であり、ラーネイレ解放の打診があったのだという。
その条件は、近くパルミアで行なわれる各国首脳の会談にエレア代表として出席すること。
ぶっちゃけ自分達にとって好都合な要求をされたことに戸惑うロミアスだが、セビリスは、サイモアのことだから趣味の悪い余興でも考えているのだろうと告げるのだった。

122 :Elona:2010/10/19(火) 23:08:18 ID:9qze8lXy0
世界の動きなど関係なく主人公が黙々とレシマスを進んでいる中、
サイモアの宿舎ではラーネイレを観客としたサイモアの思い出話パート2が話されていた。

・サイモアの昔話の続き。
クレインは死んだが、その原因は世間一般で言われている遠乗りの際に崖から転落したというものではなく、サイモアが突き落としたためだった。
しかし、兄を殺して権力をつかんだ瞬間、サイモアは兄とともに自分の中の何かも死んでいたことを自覚する。
すなわち、これまで彼が掲げてきた戦争反対の博愛も、貧者を救う優しさも、弱者への慈愛も、
全ては兄の価値観を否定し、反転させたいという欲望、言い換えればこれまで自分が最も軽蔑していたはずの力への欲求、そこから生まれた道具に過ぎなかったのである。
ザナンの後継者となったサイモアだが、脆弱であった頃の苦痛と葛藤が心をよぎって権力を行使することも出来ず、前に進むことが出来なくなっていた。

そんなサイモアに対して、ラーネイレはサイモアは信じるものが何もないと言うが、その精神の内にこそ可能性を見いだすことが出来ると告げる。

そんなラーネイレの言葉に、エレアの女性が再び自分へ希望を与えようとしたことに驚き、もし世界に善意があれば自分にも違った未来が会っただろうと告げ、
ラーネイレに礼を言うサイモアだが、同時に今となってはもう遅いとも告げていた。

そして、サイモアはラーネイレへ異形の森の真実を告げた。

※異形の森の真実
・レム・イドを滅ぼしたメシェーラとは目に見えない細菌であり、全ての生命を食らい尽くす存在である。
・シエラ・テールではメシェーラは全ての生物と環境の中に潜伏している。
・その状況で生物が生きていけるのは異形の森が存在しているからであり、異形の森が消滅すれば、いずれ大地から全ての生命は消え失せる。

そして、異形の森が人類の手で滅ぼされるのは時間の問題であり、自分の信じていたものが崩れ、何もかもが手遅れだと分かったときに世界がどう変わるのかが楽しみだと告げるサイモア。

それに対して、サイモア一人の自我の問題と世界の存亡を秤に掛けるなど馬鹿げていると言い切るラーネイレ。
しかし、サイモアは馬鹿げているから楽しめるのだと言い、理念を聞きたければ自分とは違う立場で動いているらしいヴァリウスに聞けばいいこと、明日はラーネイレに面白いシナリオを用意していることを告げるのだった。


操作してるキャラが主人公なんだか単なるレシマス探査装置なんだか分からなくなってきた頃、
パルミア城の一室ではロミアス、セビリス、ヴェセルが諸侯との謁見の時間を待っていた。
そこにラーネイレが焦った様子で駆け込んでくる。
悪い予感がするから早くここを出た方がいいと言うラーネイレだが、既に手遅れであった。
ジャビ王が暗殺され、ラーネイレ一行は暗殺犯という濡れ衣を着せられていたのである。
おそらくそれもサイモアの計算通りであることを分かっていながら、他に手段もなく強行突破を図ったラーネイレ達は脱出に成功した。

123 :Elona:2010/10/19(火) 23:11:42 ID:9qze8lXy0
いい加減ストーリーに絡みたいと思えてきた頃、地下17階に到達した主人公はカラムを発見するが、こいつも瀕死の重傷を負っていた。
死の間際の彼からエリステアへの伝言を頼まれる主人公だが、その内容は驚くべきものだった。

すなわち、秘宝の守護者は、大昔にレシマス最深部へザシム王とともに赴き、そして帰ってこなかった王の従弟、ゼームその人なのだという。
加えて、カラムはサイモアが秘宝を狙っていた理由の一端に触れていた。
レシマスの最深部に眠る秘宝の名は「常闇の眼」と言い、世界の真実を写すのだという。
既に自説に莫大な支持を集めているサイモアが、わざわざ常闇の眼を求める理由、それは彼の説が偽りであるからではないか。
そして、もし偽りであれば、サイモアの本当の目的は何か。
悪い予感を抱きながら、自分が地上まで保たないことを自覚していたカラムは一刻も早くその情報をパルミアへ伝えるように頼み、自ら命を絶つのだった。

※もっとも、プレイヤー視点ではサイモアとラーネイレの会話でサイモアの真意関連はある程度知ってる情報なわけだが。


主人公がパルミアへ辿り着いた頃、ヴェルニース郊外にはラーネイレ一行の姿があった。
ヴェルニースの様子を探ってきたロミアスによれば、援助を断ったジャビ王を異形の森の魔女が邪悪な術で殺したなどといった噂が町中に広まっているという。
セビリスは、世界の反感を買ったラーネイレ一行を異形の森へと追い詰めることで戦争の口実にすることだ、とサイモアの目的を推測する。
それに対し、争いを避けるために森に籠ってもその事実すら不信の対象となるようでは、エレアの居場所が世界のどこにあるのかというロミアス。
サイモアの狙いが何であれ、仲間に警告するために森へ戻らなければならないと主張するラーネイレだが、
その前にサイモアから告げられた言葉に従い、森の秘密を知るために彼の研究所を探すべきだと言う。
サイモアが言うように、異形の森がメシェーラを抑止しているならば、その証拠をつかみさえすればまだ希望はあるからである。
それに、サイモアが彼女たちの出す答えを待っているような気がするとも告げる。
結局、サイモアの研究所を求めてザナンへと赴くことにした一行であった。


パルミアに辿り着いた主人公はエリステアの元に赴き、その伝言を伝える。
エリステア曰く、常闇の眼とはイルヴァの大地に築かれた全ての歴史の真相を網羅すると伝えられるものであり、
サイモアが自分の説の誤りを葬るために秘宝を求めているならば、それを阻止しなければならない。
カラムとジャビ王の意思を継ぐためにも喪に服す時間はないというエリステアは、レシマス最深部への扉を開くための三つの魔石の回収を依頼してくる。
そして、主人公は魔石を所有する邪悪な存在達と対峙することになる。
※順序は自由で三ヶ所のダンジョンを巡り、そこのボスを倒して魔石を回収する。
3つ揃えないと先に進めない

一方その頃、ザナンへ向かう船上では、セビリスとラーネイレが会話していた。
ラーネイレが巻き込んでしまった謝罪と船を用意してくれた礼を述べると、
セビリスは自分にもヴェセルにも自分なりの理由があって旅に参加しているのだと答える。
ラーネイレはヴェセルについていい人ではあるが、その笑顔が心を隠す仮面のように思えるときがあると言い、
セビリスはこの世には不器用な人間もいると答えた。

124 :Elona:2010/10/19(火) 23:14:40 ID:9qze8lXy0
最初に主人公が挑戦したのは灼熱の塔。
文字通りの灼熱地獄に、火炎耐性が十分でなければたちまち体力を奪われていくその塔の最深部で、主人公が対峙するのは
魔石の所有者である赤き義眼のクルイツゥアとその伴侶たる鋼鉄竜コルゴン
死闘の末にクルイツゥア打倒に成功した主人公は、魔石の一つ、賢者の魔石を回収することに成功した。


一方その頃、ラーネイレ達はザナンへの旅を続けていた。ある日、野営中にラーネイレとヴェセルが会話を交わす。
考え事をしていたというラーネイレに対して、ヴェセルはラーネイレの横顔はエリシェを思い出させると告げた。
以前にもその名前を聞いたというラーネイレに応えてヴェセルは思い出話を始める。

未だ二大国の戦火があちこちに飛び火していた頃、失意を抱えていた幼き日のヴェセルは流れ着いたザナンの港町アルティハイトでエリシェに出会った。
エリシェはラーネイレと同じエレアであり、ヴェセルが出会ったときも船内で流行った病の原因がエリシェだというくだらない当てつけで孤児院への引き取りを拒まれ、蔑視と誹謗に囲まれていた。
それでも毅然として耐えていたエリシェの手を、ヴェセルは気が付いたら取っていたのだという。

港の倉庫に寝床を設け、ヴェセルとエリシェは家族のように互いを慕い、力を合わせて暮らしていた。
そんな中、礼拝の日の朝が来る度に誰かから金貨や食料、衣服などが送られてくるようになった。
持ってくる者に聞いても「アルティハイトの妖精に頼まれた」と答えをはぐらかされるばかりではあったが、
それは単に金や食料というだけでなく、暖かい希望の灯そのものだったのだと、ヴェセルは思い返していた。


次に主人公が挑むのは死者の洞窟。
その最深部で待ち構えるは、闇の奇形イスシジル。
各種魔法を使いこなす強敵との戦いの末に、主人公は魔石の一つ、愚者の魔石を回収することに成功した。


一方その頃、ヴェセルの思い出話が続いていた。
ヴェセルの思い出話パート2

アルティハイトに来る前のヴェセルは、士官学校の生徒として周囲の人間を蹴落とし、踏み台にする冷酷な男だった。
しかし、病に倒れ、士官学校を中退して2ヶ月間弟の介護を受けた彼が街に出たとき、彼にとっての世界は一変していた。

周囲の人間から向けられる視線が悪意と軽蔑に満ちているように思えたのである。
しかし、それはヴェセル自身の価値観が他人の目を鏡にして彼自身を責めているのに他ならなかった。

それから彼は変わろうと努力したが、心の中に染みついた士官学校時代の自分がそれを嘲笑し、士官学校に戻るように唆し続ける。
そんな矛盾した心の戦いに疲れ切ったヴェセルは、喪失感と自分を消したいという願望のみが残り、故郷を去ったのである。

エリシェはラーネイレほど美しくはなかったが、その瞳はラーネイレと同じく全てを許し、受け止めてくれる純粋なものだったと語るヴェセル。
ヴェセルにとって、エリシェはあらゆる意味で彼自身が生きる理由に他ならなかった。
エリシェを守ることを大義名分として、彼は士官学校時代の自分を受け入れ、再び他人を蹴落とす道へと進んでいた。
そして、アルティハイトに来て7年後、ヴェセルはザナン将校の末端にまで上り詰めていた。

125 :Elona:2010/10/19(火) 23:16:17 ID:9qze8lXy0
いい加減ストーリーに絡んでみたいと思いつつ、最後に残った古城へと挑む主人公。
ぶっちゃけ本人より使ってる武器の方が強力な気がする古城の主ワイナンを打倒し、
最後の魔石である覇者の魔石を回収することに成功する。



ヴェセルの思い出話パート3
とある秋の日、エリシェと二人で芝居を見に行った帰りに貴族の屋敷の火事に遭遇した。
エリシェは屋敷の中に誰か残っていないか声をかけ続けていたが、突然出口にあった木の支柱がエリシェの上に落下、彼女はした時期になってしまう。
その木をどかそうとしたヴェセルだが、一人では持ち上げることが出来ない。
そんな彼が周囲を見渡すと、そこにあったのはエレアという存在に怯えながら助けようともせずに傍観し続ける冷酷な人々の群れだった。
しかし、ヴェセルは彼らを責めることが出来ないという。仮に助けを求めてきた相手が自分の競争相手であれば、自分も同じ行動を取っていたかもしれないからだ。
そして、燃え広がった火災によってエリシェは焼け死んでしまった。
そして焼け焦げたエリシェの骨を瓦礫の下から見つけた瞬間、流した涙とともにヴェセルの時間は止まってしまったのだった。


パルミアに戻り、エリステアへと魔石回収の完了を報告すると、最後の任務が下される。
それは、レシマス最深部から常闇の眼を回収し、ザナンの陰謀を阻止するというもの。
これまでの報酬だと結構強力な指輪を受け取り、主人公はついにレシマスの最深部へと向かうことになった。


主人公が最深部へとレシマスを進んでいた頃、ラーネイレ一行はザナン国内にあるサイモアの研究所へと辿り着いていた。
そこで待ち受けていたヴァリウスから、ここにはラーネイレ達が求めている証拠はないと告げられる。
どのみち証拠があってもここまで来れば誰もエレアの言葉になど耳を傾けないだろうというヴァリウスは、一行へと真実を教えるという。
裏切り者(ヴァリウスはラーネイレ達と同じ異形の森の民、エレアである)の言葉など信用できないと言うロミアスに対して、
信じるかどうかは自由だが、自分は無駄な画策のために時間を無駄に使ったりはしないし、同じエレアとしてラーネイレ達の境遇に同情すらしていると言い、ヴァリウスは彼が言うところの「真実」を語り始めた。


126 :Elona:2010/10/19(火) 23:19:18 ID:9qze8lXy0
※ヴァリウスの語った真実

・先文明レム・イドでは様々な共同体が存在し、友愛の精神で理想的な社会を築いていた。
・その中でも共同体に属することが出来ない異端者、ユタスと呼ばれる者達が存在していた。
・エーテルとはレム・イド末期に発見され、樹木から採取され環境に無害である上、
 様々な薬品に化学変化をもたらす貴重な物質だった。
・ユタスの商人は各地に広大な土地を持っていたので、「星の収穫」(エーテルを採取すること。当時は神聖化されていた)を活発に行ない、
 それによって社会に居場所を見いだすことが出来た。
・メシェーラはどこから来たか不明。エーテルがメシェーラに対する抗体としての機能を持っていたのに、
 星の収穫でエーテルを採取しすぎて森が弱ってしまい、結果として森はメシェーラに浸食され始めた。
・ユタスはその前兆を察知していたが、自分たちの立場を失うことを恐れてそれを隠蔽し、結果として全てが手遅れになってしまった。
・メシェーラは森を喰うと、世界中に根を張り巡らせ、イルヴァの生物が生きていけない環境を生み出していった。
 (メシェーラに浸食された森が生み出す空気の中では、イルヴァに元々住んでいた生物は生きていけなかった。)
・世界に東に位置し原生林に覆われた大地のみがメシェーラの浸食を免れていた。
・その森を当時の人々は「希望」を意味する「ヴィンデール」と呼ぶようになった。
・人々が衰退する中、ヴィンデールの森からエーテルが急激に発生し、エーテルの風として大陸に吹き荒れるという奇跡が起こった。
・結果として、イルヴァの環境はエーテルを産むヴィンデールの森と、それによってメシェーラの力を弱められた外の森という異なった自然を持つに至った。
・それによってレム・イドの時代は終わりを告げ、現在の時代、シエラ・テールが始まったが、
 その後長い年月の中で、森の中から外部へ適応した人類や外部にしか住めない人類が生まれるようになっていった。
・ヴィンデールの森が消滅すれば、力を弱められていない本来のメシェーラが生み出す環境が世界を覆い、いずれイルヴァの生命は滅びることになる。

そこまで聞いたところで、ロミアスが疑問を呈する。
森の真実は良く分かったが、イルヴァの環境を変えようとするヴァリウスの動機が理解できなくなった、と。
ヴィンデールをさげすんだ者達への復讐としても、全てが死に絶えれば復讐に意味などないのだから。

それに対して、ヴァリウスは復讐ではなく戒めであり、「きっかけ」であると答える。
そして、救いは既に手の内に秘めてあるので生物が滅びることもない、と。

ヴァリウス曰くレム・イドのような文明が理想的だが、友愛という弱い理念を根幹にした社会ではユタスのような異端の発生を最小限に抑えることが出来ない。
ユタスを克服した社会を構築するにはより強く明確な文明の意思が必要であり、その計画にはヴィンデールという犠牲が必要である。
そして、それをいつかはラーネイレ達も理解できるはずだという。

127 :Elona:2010/10/19(火) 23:20:52 ID:9qze8lXy0
研究所を去り、ヴィンデールの森を目指すラーネイレ一行。
そんな中、ヴェセルはセビリスに対してずっと疑問に思っていたことを質問する。
すなわち、なぜセビリスは自分のことを知っているのかと。
それに対してセビリスは、自分はサイモアが殺したザナンの第一皇子クラインだと答える。
ヴェセルはそれはそれで興味深いが、だからといって自分を知っている理由にはならないと再度質問する。
それに対してセビリスは昔の話をし始める。

一人の少女が全ての「きっかけ」だった。
アルティハイトでエレアの少女を囲む人々の冷たい視線と、ためらうことなく少女をかばった金髪の青年。
その瞬間からサイモアにとってエリシェは希望であり、白き鷹ヴェセルは憧れだったのだ。
ヴェセルとエリシェが幸せに暮らすことこそサイモアの望みであり、救いでもあった。
当時のザナンでエレアの娘という足かせを引いた者が宮廷に仕官するなど夢物語と言っていいほど困難だったのに、
ヴェセルはそれを成し遂げたのだから。

それを聞いてヴェセルは「アルティハイトの妖精」がサイモアであったことを悟るのだった。


ヴィンデールの森まであと3日程の距離までやってきたラーネイレ一行。
しかし、森に帰ったところで森への侵攻を止めるどころか送らせることすら困難だと指摘するセビリス。
それに対してロミアスはとりあえず同胞達に危険を知らせるが、その後のことは分からないという。
彼にとっても故郷を失うのはつらいことだが、ある部分では好きにさせればいいとすら思っているらしい。
なぜなら、森を失わせた者達や傍観者達は、いずれ己の行為によって絶望と後悔の念に襲われるのだから。
しかし、ラーネイレはそうは思ってないはずだと言うロミアス。
ラーネイレはロミアスの気持ちも分かると言いながら、それでも希望の芽を残すために、最後の瞬間まで自分の意思で森を守るために行動したいと告げた。


一方ザナンの王宮では、サイモアがヴァリウスに自分の故郷を滅ぼすのはどんな気持ちかと質問していた。
それに対して、この戦は皆が共謀者になることに意味があるのに、二大国の一方が参加しなかったのは誤算だと言いながら、
エレアは全く武装をしていないので、侵攻自体については全く問題がないと答えるヴァリウス。
サイモアは森が消えた後のことは全てヴァリウスに任せるという。
森を消した後は姿を消すつもりだが、アルビノという特徴がある以上長くは逃げ切れないことが分かっているサイモア。
それでも、イルヴァに傷跡を残せさえすれば、彼は満足なのだという。

128 :Elona:2010/10/19(火) 23:21:50 ID:9qze8lXy0
ラーネイレ一行が森に辿り着いたとき、既に森からは火の手が上がっていた。
ロミアスに避難誘導を任せ、ラーネイレはムダかもしれないが少しでも時間を稼ぐためにサイモアと交渉しに行くという。
森が生きている限りはどうせ人間は森に入れないのだからと、セビリスやヴェセルもラーネイレに同行するのだった。

サイモアを探すラーネイレの前に現れたのはヴァリウスだった。
サイモアの居場所を問うラーネイレに対して、ヴァリウスは
・サイモアはもうここにはいないしどこに行ったかは誰も知らない
・作戦の指揮は自分が取っている
・自分はいかなる交渉に応じるつもりもない
ことを告げる。
それに対してラーネイレは、火を止められないのは仕方ないが、森の外に出たエレアは武器すら持っていないので、攻撃をやめて欲しいと懇願する。
ヴァリウスは交渉はしないと言ったはずだと切り捨てながら、自分はサイモアと違って邪魔さえしなければ無駄な血を流すつもりはないという。

そこに、森の中で煙に巻かれて道に迷った部隊から救援信号が届いたという伝令の兵士がやってくる。
そいつらを見捨て、森はまだ生きているから先走らないように各部隊へ伝令を送れと命令するヴァリウスだが、
ラーネイレは自分が助けに向かうと告げる。

ヴァリウスに嘲笑され、ヴェセルに制止されながらも、こんな状況だからこそ、
互いに理解できない者同士でも憎しみや不信の壁を越える可能性を示すために行かなければならないと言い張るラーネイレ。
それに対してヴェセルは、ラーネイレが森に入ってしまってはもう守ることが出来ない、
再び自分の胸にエリシェを失ったときのような苦しみを刻むのかと懇願する。

ラーネイレはここでその兵士達を見捨てれば自分が自分でなくなってしまうと言い、
ヴェセルの愛したエリシェがここにいても同じだったはずだと主張する。
そして、ヴェセルに対して、今は傷つき苦しんでいても、いつかは再び白き鷹が飛べる日が来るのを祈っていると言い、
ヴェセルに別れを告げて森へと向かっていった。

129 :Elona:2010/10/20(水) 00:21:44 ID:/dqxD63E0
そんな世界の流れとは関係なく、黙々とレシマスの中を進んでいた主人公は、
三つの魔石で封印された扉を開き、ついに最深部に辿り着いた。そこで待ち受けていたゼームと対峙する主人公
激しい戦いの末、ゼームを打ち倒すことに成功した主人公だが、
そこに常闇の眼の台座から何者かの声が響いてきたかと思うと、端麗な青年の姿をした何者かが目前に出現した。

その者は、主人公が遅かれ早かれここに辿り着くことは決まっていたことであり、
彼らからすればそれは複雑性の一面に過ぎないが、人間はそれを運命と呼ぶのだと告げる。
形だけは端麗な青年だが、その気配は明らかに人を超越し、底知れない力と闇を感じさせるその存在、混沌の寵児オルフェ。
その言葉は続く。
「ネフィアの永遠の盟約」に基づき、ゼームが守っていたものは今このときから主人公のものになるのだと。
その視線の先にあるのは絢爛な装飾を施された一冊の書物。
それこそが常闇の眼だった。オルフェは常闇の眼へと語りかける。
お前の新しい主人はお前の真価を知らないが、ゼームがしていたような、
たまに本を開いては下界で伝えられている虚飾に満ちた歴史を嘲笑して自己満足にふける以外の、別の使い方をきっと見つけてくれるだろう、と。

そして主人公に向き直ったオルフェは常闇の眼に書かれているのが全て真実の歴史に他ならないこと、
台座から本を離した瞬間全ての魔力は失われ、それ以上新たに記述が刻まれることもない単なる本となること、
本の所有者は偽りの歴史を動かす勢力から命を狙われるであろうこと
自分たちを楽しませるような使い方を期待しているが、本をレシマスから持ち出すのも全ては主人公次第であることを告げて姿を消した。

そして、不安を振り払うと主人公は常闇の眼へと手を伸ばした。

130 :Elona:2010/10/20(水) 00:24:51 ID:/dqxD63E0
エピローグ


ヴィンデールの森は失われ、人々はサイモアを称えていたが、徐々に世界は変貌していった。
原因不明の病が広まり、作物は枯れ、乾いた風が吹き荒れる。
人々が異変に気付いた頃、ヴァリウスは戦火を生き延びた一人のエレアの女性を証言台へと立たせた。
そして女は真実を語る。
ヴィンデールの森がメシェーラをおさえ、イルヴァの自然の均衡を保っていたこと、
森が失われた今、世界は徐々に人の住めない環境へと変貌しつつあることを。
イルヴァの人々はその証言に困惑し、ある者は悲嘆に暮れ、ある者は過ちを悔い、他の多くの者はいつものように傍観者の態度を取った。

暗い時代の訪れたシエラ・テールだが、ヴァリウスはまだ希望が残っている事を皆に告げた。
すなわち、サイモアが研究のために造り出した第二の異形の森が存在しているのだという。

ヴィンデールへの攻撃を主導したザナンは分裂し、ヴァリウスが主導する共同体、ロスリアが誕生した。
それは森を育み、国家を超え、星への従事と平和を謳う共同体であり、森へ巡行した者達は病から解放された。
約束の地ロスリアはイルヴァの理想郷となるはずであった。

3年後
3年という時の経過は街に賑わいを取り戻し、人々は不安を忘れ、又は忘れたように振る舞っていた。
救いを手にし、多くの人と富を招いたロスリアは腐敗し、諸国の利権に翻弄されるようになっていた。
死に行く世界にあってすら、人々はロスリアの理想の元に結集せず、諸国の陰謀と思惑、新たなる紛争の気配が大地を覆う。

そんな中、ノースティリスを離れて諸国を渡り歩いていた主人公が、再び商船の貨物へ紛れ込んでノースティリスへと向かっていた。
それはイルヴァの混迷の影で始まろうとする孤独な旅。
主人公は常闇の眼の解読に多くの時間を費やした結果、物質主義の時代であるエイス・テールとレム・イドの狭間に、
誰にも知られていない謎の時代、ナーク・ドマーラが存在していたことを発見していた。
それは世界に混沌と魔法の力がもたらされた時代であり、ネフィアに隠された謎の鍵を握る時代でもあった。

港町に辿り着いた主人公は懐かしいティリスの風を頬に受けながら歩き出す。
その前途にはネフィアの永遠の盟約を巡る大いなる試練と冒険が待ち受けていた。

第一部完


※「ネフィアの永遠の盟約」
英語に直すとEternal League of Nefia
頭文字と最後のaを取り出すと
ELoNaとなり、すなわちこのゲームのタイトルであるElonaとなる。

131 :Elona:2010/10/20(水) 00:33:47 ID:/dqxD63E0

以上です。

ちょっと補足すると、本来エーテルは無害な物質なんですが、
この時点でイルヴァに住んでいる人間はメシェーラにある程度順応してしまった存在なので、
メシェーラへの抗体であるエーテルによってダメージを受けてしまいます。
異形の森に人が住めないってのも、ここで言う「人」がメシェーラに適応した人類であり、
適応した結果、今度は逆にメシェーラなしでは生きていけない存在になってしまったからだと思われます。
エーテルの発生源である異形の森の中にメシェーラはおそらくいないはずなので。


文中で主人公が~してる頃って表現は、ラーネイレやサイモアと言った連中が絡むストーリー部分は
主人公がレシマスの特定階層へ侵入するなどのマップ切り替え時に、
「一方その頃」的に場面転換される形になっていることを表現したつもりです。

すなわち、プレイヤーはともかく、操作しているキャラクター視点で見ると
ロミアス達に助けられる→サイモアの演説をみる→レシマスに潜る
→パルミアへ手紙を届ける→レシマスに潜る→伝言を伝える
→魔石を集める→レシマスに潜る→ゼームを倒す→EDへ

となり、ロミアスやラーネイレとストーリー上絡むのはオープニングだけとなっています。
ぶっちゃけ、物語自体に主人公は殆ど絡んでおらず、ただ黙々とダンジョンに潜っているだけだったというオチで。
混沌の人の台詞などからすると、第二部になれば変わるのかもしれませんが、まだ第二部は実装されておりません。

134 :ゲーム好き名無しさん:2010/10/20(水) 20:03:31 ID:v/j+nFywO
>>131乙です。
ぶっちゃけると、ナウシカ見たいな世界設定て事ですよね?

135 :ゲーム好き名無しさん:2010/10/21(木) 01:00:34 ID:t169OVY4O
>>131
素晴らしい。

ロミアスとこじきがどうのこうのとか、
エーテル抗体クレクレ母娘とかも書いて頂けると嬉しいですね。

136 :Elona:2010/10/21(木) 10:00:42 ID:Ch8WREPP0
>>135
では、リクエストにお答えして

・ロミアスと乞食の云々
とあるアイテムを引き継いで新規プレイを始めた場合のみ、見る事が出来るイベントです。
タイミングで言うと、主人公がラーネイレ達に助けられ、目覚める直前のシーン。

主人公を助けたラーネイレ達はは雨をしのぎ、主人公を休ませるための場所を求め、ふと見つけた洞窟に足を踏み入れた。
そこで、何らかの危険がないかロミアスが洞窟の奥へ一人先行することに。
すると、奥の方から何者かの断末魔らしき声が聞こえてくる。
その声を聞きつけてロミアスを心配するラーネイレだが、ロミアスは平気な顔をして帰ってきた。
そして、この洞窟には以前誰かが住んでいたが、現在は使われていないようだと告げる。
ロミアスが何かを持っていることに気がつくラーネイレだが、その正体を知った途端に悲鳴を上げる。
ロミアスが手に持っていたのはプチ(一番弱いモンスター。外見は比較的愛くるしい部類に入る)であった。
そんなラーネイレに対し、ロミアスはこのプチが以前人間にペットとして飼われていたものであり、自分になついているから心配は要らないと告げる。
そんなことを話している間に、けが人=主人公が目を覚まそうとしていた。

といって、チュートリアルに続きます。
ちなみに、この後チュートリアルで食事の説明のために、ロミアスが持っていた肉を主人公に食べさせようとするのですが、
それが実は人肉(乞食の肉)であり、ロミアスは洞窟に住んでいた乞食を殺して、その肉を主人公に食べさせたと推測できます。
実際、このイベントを起こした状態で洞窟の奥のほうに行くと、「乞食のペンダント」という固定アーティファクトが堕ちています。

ロミアスは他にも、壁を掘るという行動を主人公に教える際、主人公がぬか喜びするように偽の金塊を壁の中に埋め込んでおいたり、
この時点では開けられないようなカギのかかった宝箱を主人公に渡したりするので、攻略wikiの用語集において
>恐らくティリス一の捻くれ者にして、最悪の性格の持ち主。得意料理は乞食の生肉。
と書かれてしまっています。
メインシナリオでも文句を言うだけで特に役に立ってませんし。

137 :Elona:2010/10/21(木) 10:22:54 ID:Ch8WREPP0
・エーテル抗体クレクレ母娘

イベント前に予備知識の説明を。
メインシナリオのところでも説明しましたが、この世界ではエーテル病という病が存在します。
これはエーテルに侵食されることによって生じる心身の異変です。
発病してしまった場合にはエーテル抗体という薬を飲むことで症状をある程度緩和することが出来るのですが、
これはとても貴重品であり、高価である以前に店にはめったに並ばない代物であったりします。

冒険の途中、雪に覆われた街、ノイエルにたどり着いた主人公。
彼はそこで、母一人子一人で暮らす少女、パエルに出会った。
彼女の母親リリィはエーテル病のせいで体調を崩しており、治療のためにエーテル抗体が必要なのだという。
そして、主人公はエーテル抗体を定期的にリリィへと渡すことにする。
それから、一進一退を繰り返すリリィの体調。
それでも徐々に改善の兆しが見えてきていたのだが、あるとき容態が急変してしまう。
それでも母の回復を信じるパエルの心に打たれたのか、エーテル抗体を届けていく主人公。
しかし、リリィはバケモノの様な顔をした異形の姿へと変じてしまうのだった。

そこへ尋ねてきた主人公に対し、リリィは自分がいるせいでパエルが周囲の人たちから避けられ、独りぼっちになっていることを嘆き、
主人公に対して自分を殺してくれるように懇願するのだった。

この時点でサブクエストとしては完了扱いですが、ここで主人公の行動によって結末が分岐します。
・息の根を止める。
→リリィは死亡して二度と登場せず、殺害直後にパエルが主人公に襲い掛かってくる。
・まだ希望はあると励ます。
→特に変化なし。話しかければ再び選択肢が出る。
・エーテル抗体を渡す。
→カルマ(主人公の行動で上下するパラメータ。一定値を下回ると犯罪者となり店で買い物が出来ず、町ではガードに追われることになる)が大幅に上昇する。
 ただし、リリィの顔は治癒せず、話しかけるとまた選択肢が出る(逆に言うと、エーテル抗体がある限りカルマを容易に回復できる)

・ノイエルの町に住む見世物屋の男に話しかけることで、リリィを見世物として売却することが出来る。
 この場合、リリィは自宅から見世物屋の男の隣へ配置場所が変わり、代金をもらえるがカルマは大幅に減少する。そして、上記の選択肢は二度と出なくなる。

138 :Elona:2010/10/21(木) 10:41:37 ID:Ch8WREPP0
>>134
まあ似てると言えないこともないですね。
半端に汚染に適応してしまった結果、世界を浄化するシステムが人類にとって毒でしかなかったり、
浄化システムを汚染と誤認して焼き払った結果、世界の現状が大幅に悪化したりするあたりが。
もっとも、ナウシカポジのキャラクターがラーネイレで、
第一部での主人公は世界の動きに全く関らない、怪我してたのをナウシカに助けて貰ったモブ兵士程度の扱いですが。






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