ファンタシースターポータブル2 インフィニティ

・本編:part57-190~199

・PSOのリコとフロウウェンが出てくるサイドストーリー:part60-68~72


190 :PSPo2i◆l1l6Ur354A:2011/05/26(木) 22:20:00.44 ID:HMUHHSrh0
ではPSP「ファンタシースターポータブル2インフィニティ」(以下PSPo2i)投下します。
「ファンタシースターポータブル2」の追加要素加えた続編です。
一応ある程度初見の人にも分かるようにまとめたつもりだけど、世界観や用語等分からなかったら他シリーズのまとめ見てください。
あとこれマルチEDなんだけど自分はトゥルーしか見てないのでトゥルールートで書きます。
他ルートは後で簡単に紹介だけしますね。

■前作のまとめ(2)
SEED事変より3年後、グラールは深刻な資源枯渇問題に直面していた。
それを解決するために提示されたのが「亜空間航行」。
すなわち資源が豊富な他の空間の宇宙へと接続するための技術の開発だった。
しかし亜空間航行を実践に移していく中、研究の第一人者であるシズルがその体を乗っ取られてしまう。
それはかつてグラールを支配していた旧文明の王によるものであった。
旧文明の人々はは当時SEEDが襲来した際その肉体を失い精神体となり、別の空間の宇宙へと避難していた。
そして現代のグラールの人間は旧文明人たちがいずれその体を乗っ取るために用意されたものであるのだと言う。
旧文明の王カムハーンに対抗すべく、エミリアに宿った旧文明人ミカの助けを受けて主人公達はその野望を打ち砕いた。
だがそれはエミリアと主人公を見守ってくれていたミカとの別れを意味していた……。

インフィニティでの追加エピソードはこの物語から数ヵ月後~1年未満というところだと思います。

191 :PSPo2i◆l1l6Ur354A:2011/05/26(木) 22:23:19.12 ID:HMUHHSrh0
■主要登場人物
・主人公(種族/性別選択可能)
元フリー傭兵であり、現在は軍事会社リトルウィングの優秀な稼ぎ頭。
亜空間事件の解決者として英雄視されているようだがいまいち存在感はげふんげふん
かつてミカに蘇生してもらった縁で、精神体である旧文明人の姿が見える。

・エミリア・パーシバル
主人公のパートナー。元ガーディアンズ研究員。前作のヒロイン。
天才的な演算能力を持つが故に運命に翻弄された少女。
旧文明人のミカをその身に宿していた過去を持ち、その縁で旧文明人の(以下略

・ナギサ
近年発生するようになった新種族デューマンの少女。
物忘れが酷い上に常識知らずの天然さん。あと着やせするナイスバディ。
「欠片」を集めるという使命を胸に一人奔走する孤高の戦士。今作のヒロイン。
旧文明人のワイナールをその身に宿している。

・ワイナール
ナギサに宿る精神体の旧文明人。かつてはSEEDの研究者だったようだ。変態さん。
非常にお喋りだがナギサのよき理解者であり、彼女の幸せのために行動する。

■今作のキーワード
・デューマン
ヒューマン(普通の人間)が突然変異を起こして発生した新種族。
病的な程の白い肌と眼帯(もしくは何らかの方法で片目を隠す)が特徴。
(何故眼帯をするのかは明記されてないと思う。謎です)
その発生原因はSEEDとSEEDワクチンの相互作用によるもの。
物語冒頭では変異原因は判明しておらず、一般には不気味がられていたりする。
・欠片
各地に出現した謎の欠片。ナギサが集めている。
その欠片の周辺では生物が突然変異を起こし凶暴化してしまう。
・SEED
侵略を目的としていると思われる謎の生命体。生物に取り付いたりできる。
3年前のSEED事変と呼ばれる事件の際に封印されている。
旧文明はこの侵略によって滅亡した。詳細は他シリーズのまとめ参照してくれ。

192 :PSPo2i◆l1l6Ur354A:2011/05/26(木) 22:26:23.42 ID:HMUHHSrh0
<プロローグ>
亜空間事件を解決に導いた主人公とエミリア。
事件の中で過去を乗り越えたエミリアは亜空間航行の研究者としても忙しい日々を送っていた。
ある日GRM社から謎の「欠片」の解析の相談を持ちかけられる。
GRM社の敷地から見つかったその欠片はどれだけ調べてみても現在の技術では「何一つ分からない」。
亜空間関連のものである可能性を考えてエミリアに相談が持ちかけられたのだ。

社長のヒューガに案内されて「欠片」の保管場所に辿り着いたところで謎のデューマンの少女が侵入し、欠片をその身に取り込んでしまう。
不法侵入に加えて謎の行動にヒューガは少女を取り押さえようとするものの、少女は圧倒的な力を以って退ける。
少女をどうしたものかと考えあぐねていると、主人公とエミリアの耳に少女以外のおちゃらけた男性の声が聞こえてきた。
「あんたとあたしにだけ聞こえるってことは……」
少女は旧文明人を宿しており、その人物と会話しているのだ。
エミリアと主人公が旧文明人の男性の存在に気付いたことに、少女達もまた驚きを隠せないようだった。
だが一瞬の隙をつかれて少女達には逃げられてしまう。

調査するものが無くなってしまった以上はどうしようもないため、エミリアと主人公はリトルウィングに帰還する。
すると主人公たち御指名の依頼が入ってきたという。
その依頼者は――

「貴方達を、待っていた」

そこにいたのは先ほどGRM社で欠片を取り込んだ謎の少女であった。

1<悪夢を狩る剣士>
少女と旧文明人の男性、彼女達と改めて自己紹介をする。
少女の名はナギサ。ある目的のために旅をしているのだという。
そして旧文明人の男性はワイナール。彼女を時に励まし時にからかうよきパートナーだ。
(ちなみに服装がかなり際どいのでエミリアには変態さん呼ばわりされる。
 旧文明のフォーマルな服装は相当際どいらしい)

ナギサの目的は「デューマン発生の鍵を探る」ことに関係があるのだと語る。
近年爆発的に増加傾向にあるヒューマンの突然変異種デューマン、その発生理由は未だ謎に包まれていた。
だがワイナールはその鍵を知っているのだという。SEED関連を集中的に調べてみろとエミリアに助言する。
(昨今の事件である亜空間関連からのアプローチしか行っていなかったために
 原因追求が遅れていた)
その言葉を聴いたエミリアは裏を取るために話の途中で飛び出していってしまう。

193 :PSPo2i◆l1l6Ur354A:2011/05/26(木) 22:27:40.30 ID:HMUHHSrh0
さてナギサは主人公達に護衛を依頼するためにリトルウィングにやってきていた。
その理由のひとつはワイナールの存在が感知できるからだ。一から全て説明する手間が省ける。
もうひとつはナギサ自身が他者と肩を並べて戦闘することに慣れておらず、生半可な実力の戦士ではナギサの邪魔にしかならないため。
ふたつを綺麗にクリアできる主人公はまさにうってつけの存在なのだ。
エミリアが帰ってくるのを待つ余裕もない、と言ってナギサは主人公にニューデイズの僻地での護衛を依頼する。

惑星ニューデイズの僻地にやってきたナギサと主人公。
彼女の目的は「デューマン発生」にも確かに関係のあることだが、それを追う事は真の目的ではないらしい。
彼女がここにやってきたのは「欠片」の回収のためだった。
「欠片」をその身に取り込んだ途端、ナギサは気を失ってしまう。非常に負担の大きい行為のようだ。
ひとまずリトルウィングにナギサを連れて戻ってくる。
目を覚ましたナギサは主人公のことを忘れていた。ワイナールの助言で何とか思い出す。
「欠片」を取り込むと彼女は少しずつ記憶を失っていくのだ。
それでもナギサは「欠片」を集めることを自らの使命として成し遂げようとしていた。
もはやその使命が誰によって与えられたものであるかも覚えていないというのに。
次の「欠片」の手がかりはないと言うことでナギサたちは一時的にリトルウィングに滞在するようになる。


2<108の欠片>
ガーディアンズとの共同調査を惑星パルムで行うように上司のクラウチから依頼を受ける。
内容は「GRM社敷地内に現れた突然変異種のモンスターの調査」。
ナギサとワイナールはそれに反応する。「欠片」は生物の突然変異を引き起こす。もしかするとそこには「欠片」があるかもしれない。
「欠片」は108個存在し、残りは3個。既に105個は回収し終わっている。
ナギサが同行を依頼し、それに主人公は了承する。

合流場所に着くとガーディアンズからの人員として前作の事件でも共に戦ったルミアと、そしてGRM社からの人員としてヒューガがいた。
思いっきり不法侵入の前科があるナギサを見て驚くヒューガ。前回ぼっこぼこにされてますしね。
ナギサを追求するヒューガだったが、主人公の取り成しでひとまずその件は脇に置くことに。
調査を進め、巨大な突然変異種を倒すと「欠片」が出現する。
ナギサが「欠片」を回収しようとするところで、ヒューガは看過できないと彼女を止めようとする。
何も言わず力づくでも「欠片」を回収しようとするナギサ。
主人公はそこに割って入り、ナギサを庇おうとする。その姿にナギサはとまどう。
ナギサはヒューガに向き直り、自分が使命のために欠片を回収していることをぎこちなく言葉で説明した。

「欠片」は回収せねば悪いことが起きる。
自分はそれを集めなければならない。たとえ誰からも理解されなくとも。
詳しいことは話せない。それでもどうか分かって欲しい。

その真摯な言葉にヒューガはGRM社に連絡を入れた。
「先日のGRM社不法侵入の件は、僕の勘違いでした」
彼はナギサを許したのだ。
そしてナギサは言葉での交渉に喜びを覚える。
今までは誰にも分かってもらえなくてもいいと思っていた。
ただ自分はひたすらに使命を為し、そして消えていくだけのはずだったから。

194 :PSPo2i◆l1l6Ur354A:2011/05/26(木) 22:29:03.46 ID:HMUHHSrh0
3<ただ一つの命を>
「欠片」の手がかりを求めてクラウチに相談すると、心当たりがありそうな奴として前作一緒に戦ったユートが呼び出された。
ユートの修行場としている雪山で最近、変異したモンスターが出現するようになったのだと言う。
ナギサとユートを引き連れ惑星モトゥブの雪山へと向かう。
だがそこは裏社会の者たちローグスの縄張りだった。
しかも頭領であるタイラーが直々に調査に乗り出してきていた。
足止めを食らうかと思いきや、タイラーと一緒に調査をする方向でまとまる。

ユート、タイラーと共に協力しながら奥に進んでいくが、欠片によって凶暴化したであろうモンスターを倒しても欠片は見つからない。
確かに感じていたはず欠片の気配すら見つからなくなってしまい、ナギサは慌てる。
ワイナールは「そんなこともあるんじゃない?」と飄々とした様子で眠ってしまう。
動揺するナギサを宥めていると、タイラーが声をかけてきた。
「探し物の特徴を教えて欲しい」
行きずりの間柄と言えども、一度共に肩を並べて戦ったからには自分の仲間である。
ローグスは仲間を見捨てることは無い。だからいつでも力を貸す――と彼は言うのだ。
そしてタイラーは生き急ぐ様子を見せるナギサに向かって忠言する。
「誰であろうと命は一つ。代わりはきかない」
ナギサはかけられた言葉に考え込む。そして主人公に問う。
――貴方にとって私はどういう存在だ?

結局空振りのままリトルウィングに帰ってきた主人公達。
エミリアも研究施設から戻ってきていた。デューマン発生の調査が一段落付いたのだ。
ナギサの落胆振りを見てエミリアは心配する素振りを見せる。

ナギサはひとり考えていた。欠片が見つからなかった。
相談しようにも、いつも小うるさいくらいのワイナールも眠ったままで静かだ。
――ああ、これが「寂しい」ということなんだな。

195 :PSPo2i◆l1l6Ur354A:2011/05/26(木) 22:30:52.99 ID:HMUHHSrh0
4<運命の選択>
エミリアが色々なものをすっとばして博士号を与えられることになった。
デューマン発生原因を究明した功績のおかげらしい。
そこで社長のウルスラがそのお祝いとして、コロニー「クラッド9」の中にある高級リゾート施設での1日招待券を用意してくれた。
クラッド9のリゾート施設は大規模な人工海岸が売りであり、人気も高い。
エミリアは主人公とルミア、ユート、シズル、そしてナギサを一緒に連れて行こうと声をかけた。

総勢水着に着替えてビーチに出陣であります。
エミリアがルミアのまな板スク水姿を見てご愁傷様とか嘆いたり
ナギサのあまりのナイスバディさにルミアが鬼気迫る表情でナギサに迫ったり
ユートが海水飲もうとしたりあまつさえ邪魔だといって水着を脱ごうとしたり
シズルが生の女性の水着姿に過剰反応を示す童貞ボーイであることを自爆したり
起きたワイナールがナギサの水着お着替えを見れなかったことに一生の不覚と嘆いたり
それを聞いてナギサが精神体を切る方法を模索しだしたり
ビーチバレーをやったことのないナギサが一発でビーチボールを粉々に破壊したり
……そんなことはありましたけれど主人公はなんとか元気です。

夕方まで目一杯遊びつくした主人公達。
――私の人生の中で、一番楽しかった。素晴らしい思い出が出来た。
夕日の沈む海岸を眺めながら、そう言ってナギサは優しい笑顔を見せた。

主人公達がリトルウィングに帰ってきたその時、非常警報が響き渡った。
先程までいたリゾート施設に変異した原生生物が出現したのだ。
(一応補足:コロニー「クラッド9」の中にリゾート施設やリトルウィングがある)
リトルウィングの面々が慌てて出動していく中、主人公にも出動が要請される。
ナギサは「欠片」の気配を感じてその討伐に同行を申し出た。
同僚のクノーやバスクは「主人公の認めた人物ならば」とナギサの同行を認め、リゾート施設の原生生物の討伐に向かう。
主人公と出会った当初と比べてナギサは他者と肩を並べて戦うことができるようになってきていた。その成長にワイナールは感心する。
凶暴化した原生生物たちを抑えたところで「欠片」が出現。ナギサは回収に成功する。
これでナギサの手元には107個の「欠片」が集まったことになる。

未だ「欠片」は108個には満たない。だが、ナギサを内より蝕むものがあった。
これを機会と考えたナギサは、決意を胸にある計画を実行に移す。

クラッド6にその日2度目の警報が鳴り響いた。
主人公が部屋から外に出ると、ナギサが剣を構えて立っていた。
その周囲にはリトルウィングの仲間達が倒れている。
ナギサの突然の変貌にエミリアは戸惑い、説得しようとする。
だがナギサはそれに耳を塞ぎ、主人公に剣を向けた。

「武器を取れ!私は大罪人で、貴方は断罪者だ!
 ならばその刃で私の命を刈り取ってみせろ!」

196 :PSPo2i◆l1l6Ur354A:2011/05/26(木) 22:32:49.82 ID:HMUHHSrh0
<ここでED分岐その1>
戦う
⇒戦わない

主人公はナギサと戦うことを選べなかった。
ひたすらに彼女の攻撃を凌ぐ姿に、ナギサは苛立ちを募らせる。
だがそこにワイナールが割って入った。
「こんなんじゃ駄目だよ、ナギサちゃん」
ワイナールはナギサの目的を暴露する。

「欠片」とはSEEDの大元、ダークファルス(以下DF)が散らばった姿だった。
DFの「欠片」をその身に集め、全ての「欠片」を宿したナギサが死ぬ。
こうすることでDFを根本的に消滅させること。
これが彼女の目的だった。
他の人々を襲撃したのも、主人公に向かっていったのも、主人公に自分を殺してもらうためだ。

だが、これでは駄目なのだ。
「これじゃぬるいんだよ」
そしてワイナールは唐突に態度を豹変させ、ナギサの体の自由を奪った。
彼は「自分の中に宿した「欠片」」を使ってナギサの中のDFを刺激する。
雪山(3章)で見つからなかった「欠片」は、密かにワイナールが隠し持っていたのだ。
ワイナールはナギサの集めた「欠片」を使ってDFを復活させると宣言する。
旧文明時代の抗SEED航宙船「聖櫃クロウリィ」を遠隔起動。
ナギサと共にクロウリィに乗り込み、そこで主人公達を待つと告げた。


5<私の人生の物語>
惑星パルムに突如出現した聖櫃クロウリィに人々は騒然としていた。
クロウリィはその軌道をクラッド9、すなわち主人公達のいるコロニーへと向けていた。
ゆっくりと、しかし確実にこのままではクラッド9に衝突してしまう。
だが鉄壁の防御を誇るクロウリィに進入するにはリトルウィングの力だけでは難しい。
頭を抱えていると突如ヒューガとタイラーが現れ助力を申し出てきた。
どちらも「主人公に呼ばれた」から来たのだと言うが、もちろん身に覚えはない。
実は事前にワイナールが主人公のビジフォン(PC)を使ってお膳立てしたものだった。
彼の行動の不思議さに首を傾げるエミリア。
とは言えこのまま黙ってクラッド9を壊されるわけにもいかない。
帰ってくる場所を守るため、そしてナギサを救うため。
主人公とエミリア、ユート、そしてシズルがクロウリィへと向かう。

一方その頃クロウリィの中ではナギサとワイナールが対峙していた。
必死になって自分の中のDFを抑えようとするナギサをワイナールはあざ笑う。
主人公達はナギサのために必死になってここまでやってこようとしている。
――君はそれをどう思うんだ?
挑発する言葉の節々にかかるナギサへの問いかけ。
彼の目的は「最初からひとつしかない」のだと言う。

197 :PSPo2i◆l1l6Ur354A:2011/05/26(木) 22:34:46.85 ID:HMUHHSrh0
<ここでED分岐その2>
⇒ナギサの好感度一定以上

主人公たちがクロウリィの最深部に辿り着いた時には、ナギサは限界に近かった。
ナギサは主人公達の姿を見て安堵すると同時に、何故ここにきたのかと激怒する。
――ナギサを助けるため。
主人公の言葉にナギサは揺れた。そこにワイナールの言葉が被さる。
「キミはどうしたいんだ!本当の気持ちを言ってしまえ!」

「……私は、生きたい!もっと皆と一緒にいたい!」

ナギサがようやく口にした生への渇望。
ワイナールはその瞬間をずっと待っていたのだ。
強い生への意志はDFが嫌うものだ。DFはナギサの体から離れていく。
ならばどこに集まるのか?
一つ残った「欠片」の元――DFはワイナールの中に吸い寄せられていった。
全てはこの瞬間のために。
ワイナールの目的は「ナギサを幸せにする」こと。
「欠片」を隠し持っていたのも、壮大な方法でナギサを挑発したのも。
DFを全て自らに引き寄せ、ワイナールがナギサの代わりとなるため。
実はリトルウィングに護衛の依頼を持ち込もうと持ちかけたのもワイナールだった。
主人公達と出会う前のナギサでは、使命の為に殉じる気持ちしか持てなかっただろう。
例え他の人と接しても、誤解されやすいナギサの性格では中々友情も築けない。
だがワイナールが見える主人公ならば、ワイナールがナギサをフォローしてやれる。
そしてその目論見は見事にはまり、主人公とナギサは確かな絆を結んでいた。

ワイナールの中で一つとなったDFはついに復活し、主人公達に襲い掛かる。
一度は撃退するものの、完全に消滅させることはできない。
ワイナールは聖櫃クロウリィを自分ごと宇宙の彼方へやることを提案する。
(クロウリィは抗SEED航宙移民船で、SEEDの侵食を一切受けない。
 つまりSEEDが外へと漏れ出すことも無く、SEEDひいてはDFを封じる檻となる)
そもそもクロウリィを作ったのはワイナールだった。
SEEDの脅威から人々を守るため。だがそれも叶わず旧文明は滅んでしまった。
だが今度の今度こそたった一人、大事な人を守り通せた。
そのことを心から喜び、安堵するワイナール。
旧文明人は滅ぶべくして滅んだ。旧文明の人間はもう去るべきだ。
姉の言葉を引用し、ワイナールはナギサに別れを告げた。

「楽しく生きてね、ナギサちゃん。
 キミの人生の物語はここからだよ」

198 :PSPo2i◆l1l6Ur354A:2011/05/26(木) 22:37:30.85 ID:HMUHHSrh0
そして文字通りDFとワイナールの棺となった聖櫃クロウリィは、宇宙の彼方へと果て無き航海に旅立った。
主人公達はナギサを連れて脱出することに成功する。
だがその後ナギサはリトルウィングから姿を消した。
あんなことをしでかしたからには合わせる顔が無い。
ナギサはワイナールと共にした旅路を辿りなおしていた。

・・・

ナギサがワイナールに出会ったのはデネス・レリクス。
一人で「欠片」を集める旅をしていた際にナギサがワイナールの宿っていたレッドタブレットを見つけたのだ。
あまりに物知らずなナギサにワイナールは呆れるが、ナギサは「どうせ忘れてしまうから問題ない」とそっけない。
一人で生きるのが当たり前となっていたナギサの姿に、ワイナールは思わずレッドタブレットからナギサに乗り移っていた。
「これからは僕が一緒にいる。君が忘れたことは僕が覚えていよう」

ある日ナギサとワイナールはある別のレリクスにて「欠片」の回収作業をしていた。
――もしかして誕生日も覚えてない?というか誕生日って何か知ってる?
ワイナールの疑問にナギサは当然のように覚えていないと返す。
そもそも誕生日など覚えていても祝ってもらうような人もいない。
そう言うナギサにワイナールは提案する。

「じゃあ今日がナギサちゃんの誕生日。誕生日にはお祝いをしなきゃね。
 来年の誕生日も一緒にここにきてお祝いしよう」

・・・

――そして今日はナギサの誕生日だ。

「欠片」が無くなったことでナギサは失った記憶を徐々に取り戻してきていた。
大事な約束を思い出したナギサは、約束のレリクスに訪れる。
しかし約束の場所には誰もいない。
ワイナールが約束を破ったことにやるせない怒りとともに泣き崩れるナギサ。
だが、そこに――

「誕生日おめでとう!」

クラッカーが鳴り響いた。
ナギサが顔を上げると主人公をはじめとしたリトルウィングの面々。
そして主人公と共に旅をした中で出会った仲間がいた。
ワイナールがクロウリィ進入のお膳立てを主人公のビジフォンで残していった際に、もう一つ伝言が残されていたのだ。
彼女の誕生日を祝ってほしいと。そして彼女のために仲間は集まり、出迎えた。
確かにワイナールは約束を果たしたのだ。

fin.

199 :PSPo2i◆l1l6Ur354A:2011/05/26(木) 23:53:01.62 ID:HMUHHSrh0
【BADEND】
<ED分岐その1>
⇒戦う

激しい戦いの末に主人公はナギサを手にかけてしまう。
決意の末に使命を果たしたナギサは満足して息を引き取る。


【NORMALEND】
<ED分岐その2>
⇒ナギサの好感度一定以下

主人公達やワイナールの言葉を聞いても自分の使命を貫き通す覚悟を曲げないナギサ。
DFをその身をもって滅ぼすことこそが自分の生まれた意味だからとその意志は変わらない。
ついにDFはナギサの体を使って復活してしまう。それを倒す主人公達。
クロウリィを軌道修正するために主人公達を脱出させ、ナギサはワイナールと共にこの世を去る。


■シリーズプレイ者への補足

・ナギサ
「欠片」を探すのに必死で前作の亜空間事件は知らなかったとか。世間知らずにも程が。
フルネームはナギサ・アーデルハイト・ハウザー。
カール・フリードリヒ・ハウザーの養子だそうです。
彼女に「欠片」を集める使命を与えたのもハウザーの手によるものと思われる。
ED後はリトルウィングに逗留して今後について考えているようです。

・ワイナール
デネスレリクスのレッドタブレットに宿っていた。
前作でカムハーンがわざわざ過去のデネスレリクスをエミリアの記憶から再現したのは、ナギサがワイナールと共にレッドタブレットごと持ち出していたから。
あとミカの弟。

最後でさるさん食らっちゃった。以上です。
PSOのリコとフロウウェンが出てくるサイドストーリーもいるかな?


68 :ファンタシースターポータブル2インフィニティ:2012/01/26(木) 06:58:27.32 ID:0rjDxBFX0
>>63のリクエストのファンタシースターポータブル2インフィニティの
サイドストーリーをざっと投下してみます
EP1とEP2をトゥルーでクリアしている事が前提の設定なのでその辺の説明は割愛

EP2 サイドストーリーpart2『時空を超えて』

主人公がマイルームにてくつろいでいると、そこにエミリアが訪ねてきた。
彼女は、有人による亜空間飛行実験が行われるらしくそのテストパイロットに選ばれたのだという。
実験ではエミリアと、他に二人が同乗出来るという事なので主人公を誘いにきたようだ。
あと一人、誰を連れて行くかを思案しているとエミリアが何か思い付き
「ナギサを連れて行く事にしようよ!」
というのでカフェにいたナギサにも声をかける事に。
誘われたナギサはよく理解出来ない上に何か嫌な予感がすると言うも、
座ってるだけで宇宙に実際出る事はないから安全というエミリアに押しきられ渋々承諾。

そして、三人は適性試験をパスし実験の日がやってきた。
三人が乗り込むと実験が始まり、エミリアは亜空間の試験運行を始めた。
何事もなく、このまま事が運ぶかと思いきや突然の警告音とレッドアラート。
三人は見知らぬ場所に飛ばされてしまう。

69 :ファンタシースターポータブル2インフィニティ:2012/01/26(木) 07:00:17.84 ID:0rjDxBFX0
辺りを見回すと、VR空間で見覚えがある森だが草や木はすべて本物であり
VR再現元の世界に来てしまった事に思い至ったエミリアは
こーんなこともあろーかと!で乗ってきた試験機を修復するも
試験機はシステム障害により転送が出来なくなっていた。
そんな中、ナギサは唐突に誰かに呼ばれている気がする、と言い駆けだしていく。
特に当てもない二人は、一帯の調査も兼ねてナギサの後を追った。

三人が森に踏み入ると、メッセージカプセルが地面に埋め込まれている事に気付く。
点々と置かれているメッセージを調べていくと、リコ=タイレルという人物が
探索をしながら置いているようで、ラグオルというこの惑星で異変が起きている事や
森にあったモニュメントに関しての考察が残されていた。
そんなメッセージを回収しつつ足を進めると、VR訓練と同じ様にドラゴンが現れる。
実体の為か攻撃が通らず苦戦していると、メッセージを残していたリコが通りがかる。
リコはドラゴンを一撃で屠り「ハンターズでなければ危険だからパイオニア1に戻りなさい」と警告を残し去っていった。
しかしナギサはどうしても彼女を追わなければいけない、そんな気がすると言い
未だ試験機故障の原因も不明な為、三人はリコの後を追っていく事にした。

70 :ファンタシースターポータブル2インフィニティ:2012/01/26(木) 07:03:49.38 ID:0rjDxBFX0
洞窟の奥に進むと、森にあったモニュメントが再度出現する。
疑問を抱くリコのメッセージを読み進めていくうちに洞窟を抜け広い坑道に出る。
そこでエミリアはナギサに、なぜリコに執着するのかを尋ねたところ
彼女は自分にとても似ている、運命に立ち向かう為に命をかけている気がするから
自分の経験に重ね合わせてしまいリコ一人では危ないし放っておけないのだと言う。
二人はナギサと、そしてリコの力になる為に、さらに先に進んでいく。

少し坑道を進むと3本目のモニュメントがあった。
書かれていた言葉を並べると一つの文章にはなるがそれが何を指しているかはわからない。
さらに手がかりを得る為に先に進んでいくとそこは遺跡だった。
遺跡にてリコに追いついた一同はリコを呼び止め、再度警告を受けつつも事情を説明する。
ナギサは英雄と呼ばれるレッドリング・リコが一人きりで何かを成し遂げようとする事を感じ取っており
自分が皆に救われたようにリコを自分が救いたいと言う。
主人公もみんなで行けば安心だと声をかけるが、リコは一人で全て事を成してきたようで
来るなら勝手について来いと言い放ち先に進んでいく。
そんな態度に肩をすくめながらも三人はリコの後を追いかけた。

強敵を蹴散らしゲートのセキュリティを解除しながら進んでいった先で
リコとナギサは妙な感覚に襲われる。
ナギサが言うには以前己の肉体に蓄積していた欠片、ダーク・ファルスの気配を感じるのだと言う。
リコは調査と、『師匠』なる人物の生死の真偽を確かめたい為に別行動を提案するが
ナギサとエミリアの懇願により行動を引き続き共にし、開かれたゲートに全員で飛び込んだ。

71 :ファンタシースターポータブル2インフィニティ:2012/01/26(木) 07:07:03.14 ID:0rjDxBFX0
飛び込んだ先は巨大な円筒形のエレベーターとなっていた。
見上げるとそこには剣の右腕を持った巨大なモンスターが浮遊していた。
ナギサはこれがダーク・ファルスである事、しかも人を取り込んで実体化したものだと言うと
リコは取り込まれている人物が彼女の『師匠』、ヒースクリフ・フロウウェンである事に気付き
自分の手で倒す事は出来ない、ひとりでは何も出来ないのだと苦悩してしまう。

「お前はひとりじゃない!」
大きな声が響き渡った。
声の主は、リコを知るハンターズ達。
皆で力を合わせれば奇跡は起こせるという彼らの言葉を借り、
ナギサは奇跡が起きればフロウウェンをD因子(ダーク・ファルスの遺伝子)から
救い出す事が出来るかもしれないとリコを力づける。
D因子に蝕まれたフロウウェンを救う為、4人とハンターズは戦う。

(ここでオルガ・フロウ第一形態、最終形態と連戦)

主人公が手にしたフォトンの刃でオルガ・フロウに止めを刺す。
するとオルガ・フロウはゆらりとよろけ、ふわりと浮かんだものが実体化し
地面に突き刺さった。それはオルガ・フロウのものに似た一本の剣。

72 :ファンタシースターポータブル2インフィニティ:2012/01/26(木) 07:09:33.06 ID:0rjDxBFX0
勝利を確信した4人が佇んでいると、突然辺りが光に包まれ
ひとりの男…フロウウェンが倒れていた。
フロウウェンはD因子から助かり奇跡的に生還したのだ。
全員は傷の深いフロウウェンをラボへ運んでいく。

しばらくして、フロウウェンの容態は安定し、
エミリア達の試験機もラボのスタッフによりシステム障害から
回復していつでも戻れる状態となっていた。
リコはひとりでは何もできなかったと言い、主人公達に礼を述べる。
今後はフロウウェンやハンターズと共にあの遺跡の調査を引き続き行っていくようだ。
3人はパートナーカードをリコと交換し、グラールに帰還した。

それから数ヶ月後。
ラグオルはダーク・ファルスが滅び平和になった。
ハンターズ達がリコの声に耳を傾けてくれたから、皆で作る事の出来た平和。
空に向かってリコは、大事な事を教えてくれたグラールの恩人にそっとお礼を呟いたのだった。


要はPSOのifストーリーでPSPo2iキャラが絡んだら
ハッピーエンドだったかもね、というお話です。






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