煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.

煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.

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228 :煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/07/11(月) 22:14:34.48 ID:HmhDgdnS0
前作の簡単なあらすじ

主人公はADAMと呼ばれる人型戦闘兵器の1体。
世界はかつて大規模な戦乱状態だったがADAMの誕生により
敵対勢力は全て壊滅という形で終結した。
ADAMを持て余した人々は彼らを「煉獄」と呼ばれる塔に閉じ込め
お互いに戦わせることでショーとして楽しんでいた。
しかしこの戦いは人類が滅んだ後も続けられており、
偶然により自我を得て、全てを知った主人公は塔の最上階を踏破。
塔の主の導きで世界へ飛び出すのであった。

230 :ゲーム好き名無しさん:2011/07/11(月) 22:19:10.12 ID:HmhDgdnS0
世界観・用語は煉獄 The Tower of Purgatoryと共通です。
ですが前作とは別の塔が舞台となります。
この塔は「環境に変化を付けることにより、ADAMに高い適応力を持たせる」
というコンセプトに基づき設計されており、
各階層ごとに決められたテーマに合わせた戦い方が求められています。


登場人物紹介

【GRAM】
前作主人公と同じコードネームだが別個体のADAM。

【ベアトリーチェ】
主人公のフラッシュバックに度々登場する女性。


『プロローグ』

塔の最下層で眠る1体のADAM―GRAM。
彼の脳裏に優しげな声が響いてくる。

目覚めなさい……
準備は整いました…
目覚めて…
取り戻しなさい…

私は待っています…
あなたに逢えること…
それだけが私の望み…

声に導かれるかのように彼は目覚め、歩きだした。

231 :煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/07/11(月) 22:23:33.74 ID:HmhDgdnS0
>>230の名前抜けてました、すみません


【第一階層:高慢者】
廃墟をイメージして造られたフロア。
所々に点在する瓦礫を上手く使いつつ、敵対するADAMを倒していく。
通常登場するADAMより強い武装と能力を持つ「ランカー」を全て倒すと
ターミナル近くの転送装置が起動し、階層を守護するボスの元へ行けるようになる。
第一階層のボス「マルス」はボディの大きさから機動性に欠けていそうだがそうでもなく、
加えて長い腕を生かした攻撃に苦しめられつつも撃破する。
戦いが終わった後、息も絶え絶えなマルスは何故かGRAMを「隊長」と呼ぶ。
自分の高慢により身を滅ぼしたらしい彼は母に呼びかけながら眠りに就く。
その時GRAMを突如強いノイズが襲う。
脳裏に浮かぶアマゾンの戦場。
だがこの映像も、先程戦ったマルスのことも、彼のアーカイブには存在していなかった。
これは一体?疑問に思いつつも彼は次の階層に歩を進める。

『新たなデータ』
研究機関デウカリオーン。
そこに所属する科学者ベアトリーチェは、所長ヴェルギリウスからあるAIのデータを受け取る。
これはAIセルを装備した上で実戦経験を積んだ人間のデータなのだという。
データの持ち主が所属する部隊は、皆AIセルを用いていたが全滅したらしい。
詳しい原因は調査中だが、事件に興味の無いベアトリーチェは早速AIのテストを開始する。

※AIセル
人工知能を搭載した細胞。
細胞自体が意思を持ち、自由な形状変化と学習を可能としている。

232 :煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/07/11(月) 22:26:17.05 ID:HmhDgdnS0
【第二階層:嫉妬者】
全体的に暗いフロアであり、視覚による敵の補足は困難である。
ここのボス「リカオン」は時折姿を消しながらGRAMを翻弄しつつ、
両手のブレードで近接戦を仕掛けてくる。
リカオンを倒すと、マルス同様GRAMを知っていたかのように語りかけてくる。
GRAMの強さに嫉妬し、彼と戦うことでその強さを思い知らされたリカオンは地に伏した。
そしてまたしても強いノイズが生じ、人間の死体の映像が浮かび上がってきた。
この人間は……リカオンなのか?

『カリキュラム』
機関の目的、それは最強のAIを作り出すことであった。
死んだ兵士達からデータを抽出し生まれたAIは、AI強化カリキュラムに投入される。
仮想空間に戦場を再現し、複数のAI同士を戦わせることで、性能を高めるという内容だ。
だが『兵士』達は自分達が既に死んでいて、今戦っている場所も仮想空間であることに気付かない。
そして戦場での死は夢として処理され、再び戦いへと赴かされる。
こうした負の連鎖で『兵士』がノイローゼに陥り、壊れてしまうこともある。
ベアトリーチェは研究者の中でも壊したデータが群を抜いて多い。
今度も壊れなければいいのだけど、とベアトリーチェは受け取ったAIをカリキュラムに投入し、
シャワーを浴びるため席を外した。

233 :煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/07/11(月) 22:29:12.40 ID:HmhDgdnS0
【第三階層:憤怒者】
鉄工所を思わせる溶鉱炉が立ち並ぶ、灼熱のフロア。
熾烈さを増す敵の攻撃だけではなく、武装のオーバーヒートにも気を遣わなくてはならない。
苦しい戦闘の末、遂に第三階層のボス「ミノス」と対面する。
ミノスもまた、GRAMのことを知っていた。
そもそもGRAMのコードは公開されていない筈なのに、
今まで戦ってきた各階層の番人達は知っていた。
感情を制御できず、怒りに身を任せて戦ってきたミノス。
しかしGRAMに倒されることで彼は安らかな眠りに身を委ねることができた。

『驚愕』
ベアトリーチェが帰ってくると、いつもと様子が違う事に気付く。
彼女のカリキュラムは、育ててきたAIと1対1の勝ち抜き戦から始まる。
通常新参者のデータは1人目で敗退してしまうが、今回は全く逆だった。
新参者が一人どころか全員倒してしまったのだ。
ある可能性に気付いたベアトリーチェは、急ぎ戦いの様子の映像化処理を行う。
処理が終わり映像を見た彼女は、このAIが自分の想い人である傭兵『GRAM』だと確信した。
絶対死なないと彼女に誓い、戦場に身を投じたGRAMはAIとして帰ってきた。
辛い事実を突き付けられたベアトリーチェはただ涙するしかなかった。

234 :煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/07/11(月) 22:33:33.02 ID:HmhDgdnS0
【第四階層:怠惰者】
このフロアには乗ると強制的に移動させられる床が配置されており、移動を困難にしている。
そしてここのボス「ブリアレオス」はくるくる回って反射レーザーを撒き散らす愉快なボスである。
つかどう見てもねらーです、本当にありがとうございました。
前作も前作で自分のことをちゃん付けしていたがどうしてこうなった。
(プレイヤーが)脱力しつつも何とか倒す。
彼はGRAMに逢えた事を喜び、何もしなかった故に自分を守れなかったことを詫びつつ機能停止した。
GRAMのメモリーにはブリアレオスの記録は残っていない。
だがその名は確実に、彼の何処かに刻まれている。

『蜜月』
その日からベアトリーチェはGRAM復活に心血を注ぐようになった。
今まで育ててきたデータを全て破棄し、
カリキュラム内にGRAMの渡り歩いてきた戦場を再現することで、彼のための世界に作り変えた。
だがAIがトレース出来るのは思考パターン―特に戦闘に関わる思考のみであった。
ベアトリーチェにはそれは痛いほど解っていたことであるが、
それでも僅かな可能性に賭け、あらゆる手段を尽くしGRAMの記憶を呼び覚まそうとする。
全ては愛しい人にもう一度逢うため……。

297煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/07/28(木) 23:20:16 ID:???
【第五階層:貪欲者】
重力のフロアだけあり、所々に設置してある柱が上下し行動が制限される。
行く手を阻まれたり攻撃を防がれたりするが、敵も同様であり柱を上手く利用し捌いていく。
ボス「スピンクス」は戦闘空間が細い通路で構成されており、
スピンクス自身の巨体もあって苦戦を強いられる。
彼は満たされることの無い渇きのせいで、長らく狂気に囚われていたがGRAMの手で解放される。
そう、かつて「隊長」と呼んでいた者の手で。
スピンクスは待ち望んでいた解放の時を喜び、近いうちにGRAMが解放される事を祈り沈黙した。
その際のやり取りで混乱するGRAM。
解放とは一体?自分達は死なず、時が経てば復活するのではないのか?
そして次第に浮かび上がってくる覚えの無い戦闘記録。
頭の中のノイズが徐々に晴れていく。

『ADAM誕生』
GRAMとベアトリーチェの奇妙な再会から3年の月日が流れた。
遂にヴェルギリウス所長がAIセルのみで構成されたアンドロイド「ADAM」を完成させる。
負傷してもAIセルが自力で再結合し、読み込んだデータから自在に武装を形成できる。
正に機関が求めていた理想の兵器であった。
後はそれに相応しいAIを組み込むのみ。
ヴェルギリウス所長はベアトリーチェが育てていたAI―GRAMに目を付け、
全ADAMにインストールするよう指示。
だがGRAMの精神が無数のアンドロイドにコピーされることを快く思わなかった彼女は、
オリジナルの戦闘思考のみを抽出したコピーを渡し再度作業へ戻った。
不死身の身体に最強のAIを宿したADAM達の活躍で、
長らく続いた戦争は終結へ向かいつつあった。

※AIセル補足
前回『細胞』と言いきってますが、正確にはAIを樹脂で包んだものを細胞に見立ててる模様。

298煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/07/28(木) 23:22:37 ID:???
【第六階層:貧食者】
アイテムのドロップ数が心なしか少なめなフロア。
窓の外には荒涼した大地が見える。
ここで待ち構えるのは、自ら移動はしないが多彩な武装で攻めてくる、
固定砲台と言っても差し支えの無い巨大ボス「アルクマイオン」。
彼はGRAMに憧れを抱いていた。
GRAMと共に戦えることを喜び、時には彼に近付くため真似をしたりしていた。
しかしどれだけ努力しても結局はGRAMに届く事は無かった。そして今も。
あの時、何故自分の前で死なせてしまったのだ?
GRAMの胸裏に熱いものが込み上げてくる。

『塔の建設』
ADAMの活躍により戦争は終結した。
目的を無くした彼らを見世物として利用すべく、塔『煉獄』が建設されることになった。
しかし、そこには隠されたもうひとつの目的があった。
デウカリオーンはいずれ人類が絶滅する事を予測していた。
そこで『マザーブレイン』に塔を管理させ、
戦いの中ADAM達に自我が芽生えてくるのを待つことにした。
更に彼らが自我に目覚め外界へ出た後、独自のヒエラルキーを構築できるよう、
複数の塔を造り戦闘能力の多様化と自我の個性化を促したのだ。
そう、人類絶滅後の未来をADAM達に託したのである。
当の人類達は気付かなかったが、
ベアトリーチェはデウカリオーンの真意に気付いていた。
この計画を利用すればGRAM復活も叶わぬ夢ではないかもしれない。
彼女は独自に行動を開始した。

299煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/07/28(木) 23:25:23 ID:???
【第七階層:愛欲者】
ランカールーム以外は狭い部屋で構成されており、
基本的にある一定の手順を踏まないと扉が開かないので少々ややこしいフロア。
塔の上層だけあり、天井の代わりに空が見える部屋も。
夕日に照らされる中で、ボス「スタティウス」と対峙する。
魅せる戦いに拘りを持つ彼は近接戦のみで挑んでくるが、
距離を離し遠隔武装で挑もうにも瞬時にこちらの近くへワープしてくる。
倒すとスタティウスは永遠の戦いから解放されることを安堵していた。
散々言われてきた解放とはどういう意味か問うGRAM。
だがスタティウスは答えず、GRAMが何時解放されるのかと笑いながら溶けていった。
思えば今まで対峙した各階のボスは、皆GRAMに倒される事を待っていたかのようだった。
マルス、リカオン、ミノス、ブリアレオス、スピンクス、アルクマイオン、スタティウス。
死んだ筈の彼らが揃っているということは……当然「奴」もいる筈。
1体のADAMであった彼は「傭兵GRAM」の記憶と心を宿しつつあった。

『心の鍵』
塔の一つの設計を任されたベアトリーチェは、ある細工を施した。
オリジナルのGRAMの思考を1体のADAMにインストールし、塔内に送り込む。
そのADAMに各フロアの番人を倒したときに発動し、
強烈な追体験―GRAMが死んだ日に起こった、AIセルを巡る事件の記憶―を起こす因子を埋め込む。
彼が持つデータとフラッシュバックが結びつき、最終的にはGRAMが復活の時を迎える筈。

「目覚めなさい…GRAM…」
「時は来ました…GRAM…私は…」

GRAMが自らの記憶と心、そしてベアトリーチェとの記憶を呼び覚ます日まで、
彼女は永遠に彼を待ち続ける。

300煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/07/28(木) 23:30:53 ID:???
【第八階層:祝福者】
遂に到着した最上層は、今までの無機質なフロアと雰囲気が明らかに違っていた。
ガラス張りの窓からは青空が見え、部屋の所々が自然で彩られている。
この記憶は何なのか?解放とは?全ての答えはここにあるに違いない。
最上階へ歩を進めたGRAMの前に広がったのは、緑に包まれ花が舞い散る庭園。
中央に位置する噴水の前に、深紅のADAMが立っていた。
かつての戦友であり、あの事件の引き金となった裏切り者、グリュプス。
彼はGRAMに倒された筈だったが、ADAMの身体を得て文字通り蘇っていたのだ。
全ての決着をつけるべく、2体のADAMは武器を交えた。
壮絶な戦いの末、GRAMが最後の一撃をグリュプスに叩きこんだ。
グリュプスは敗れてもなお、GRAMがここまで強くなった事に満足していた。
GRAMは誰が自分達をこんな姿で蘇らせたのか必死に問いかける。
だが彼の叫びも空しく、グリュプスはベアトリーチェに全てが終わった事を告げ、崩れ去った。


起動した転送装置に乗ると、花舞う草原が一面に広がっていた。
その中に白い花嫁衣装を纏った一人の女性―ベアトリーチェが立っていた。

「GRAM…やっと、やっと会えましたね……」

ベアトリーチェに関する記憶が完全に蘇っていないのか、状況が把握できず混乱するGRAM。
だが彼が夢で聞いた声は、彼女に似ていたような気がする。
ベアトリーチェは語る。
塔の番人として蘇ったGRAMの部下達は、GRAMに倒されることで犯した罪から解放された。
GRAMも心を取り戻し、自分は再び最愛の人と出会う事ができた。
皆、救われたのだと。
だがこんなことをいきなり平然と言われて納得できるGRAMではなかった。
自分からしてみれば当に終わったことを蒸し返され、部下達をこの手で殺める羽目になったのだ。
ベアトリーチェの身勝手な想いだけのために。
GRAMは怒りの衝動を抑えきれず、ベアトリーチェに攻撃した。
しかしその一撃は彼女の身体をすり抜けてしまう。
更に人類は既に死滅し、今人の心を持つ者は自分とベアトリーチェしかいないと告げられ、
GRAMは愕然とする。

「これからはいつも一緒です、そう永遠に…」

ベアトリーチェが消えた後、再び塔へ戻ったGRAM。
突如、地響きと共に別の塔が姿を現し始めた。
そう、これはベアトリーチェがGRAMのために用意した贈り物。
GRAMが本来の自分に戻れる場所である、終わり無き殺戮の世界。
その名は「H.E.A.V.E.N.」……。

301煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/07/28(木) 23:33:21 ID:???

グリュプス撃破後に最下層からH.E.A.V.E.N.へ行けるようになります。
が、ここをクリアしないと真のエンディングを見れないようなんで
もうちっとだけ続くんじゃ、ということで。
例の事件の詳細は恐らく公式掲載&弐に収録されているアナザーストーリーとほぼ同様。
前作投下分で軽く説明しましたがついでに詳細&修正版を。
GRAMは傭兵部隊の隊長で、各フロアのボスは部隊の一員でありGRAMの部下でした。
ある日彼らはデウカリオーンの依頼でAIセル製スーツを着用しての戦闘実験に参加しました。
しかし事故で死亡したマルスのAIセルがグリュプスに奪われ、
それを知りグリュプスを追ったリカオンとミノスは返り討ちにされてしまいました。
残り5人で力を合わせてあいつを倒そうぜとGRAMが提案しましたが、
元々アレだったスピンクスとスタティウスにより同士討ち勃発。
GRAM以外死亡し、彼らのAIセルも全てグリュプスに奪われてしまいます。
グリュプスはGRAMを倒しAIセルを奪おうとしますが、
GRAMの強い意志を受けAIセルが武器を形成。
絶体絶命の状況下を覆し、グリュプスを倒すことに成功します。
AIセルは全部まとめてGRAMにより何処かに隠された筈でしたが、
恐らくデウカリオーンにより回収されたのでしょう。
本物のGRAMはあの時点で生きている筈ですがその後どうなったかは語られていません。

522 :煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/09/22(木) 17:48:49.30 ID:leUKph/10
H.E.A.V.E.N.は全100階層から成る巨大な塔である。
この先に一体何が待ち受けているのか?
GRAMは意を決し天国への階段を登り始める。

<H.E.A.V.E.N.説明>
プレイヤー間では天国と呼ばれている所謂クリア後おまけ要素……のはずですが
堂々と公式に載ってるのでここからが本当のスタート地点なのかもしれない。
全99階層がA・B・Cの3つのエリアに区分され、どのエリアからでも攻略可能。
ただしエリア毎に武装の持ち込みと能力値に制限付き(詳しくは公式参照)。
最上階はABC全てをクリアしないと転送装置が起動しません。
余談ですがBはAで入手できるある武装を追加パックと組み合わせると
エリクシルスキンの稼ぎ場に大変身します。
ある程度稼がないとCで泣きを見るので余程の事情が無い限り頑張って稼いでおきましょう。
また、H.E.A.V.E.N.で流れるBGMと内装は前作で使われたものです。
前作で登場した各階層の番人達も指定階で待ち受けるランカーとして登場します。
更に99階のランカーはクリア後のおまけを見るに前作主人公。
ただ彼らに関しては単に同タイプのADAMだという可能性もありますが。
</H.E.A.V.E.N.説明おわり>

H.E.A.V.E.N.最上階でGRAMを待っていたのは夥しい数のADAM。
彼らを全てねじ伏せ、奥の部屋へ進む。


「おかえりなさい、GRAM」

523 :煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/09/22(木) 17:57:20.83 ID:leUKph/10
部屋の中に鎮座する巨大な人の顔をしたコンピューター。
これが塔の管理者たるマザーブレイン『デウカリオーン』である。
ベアトリーチェはデウカリオーンに自らの人格を移植し、この日を待っていたのだ。
そして、不朽の肉体を得たGRAMと永久に連れ添うために。
彼女はGRAMに労いの言葉をかけ、更なる戦いの場へと誘う。
だが彼は耳を貸さず、無言でデウカリオーン―ベアトリーチェに武器を振り下ろした。


ベアトリーチェが消え失せたその場に残っていたのは、リング型のカプセル。
彼女がこの日のために用意していたエンゲージリングであった。
それを手に取ったGRAMは、屋上から外の世界を見下ろす。
目に映るのは荒れ果てた大地、分厚い雲に覆われた空。
人類が滅び、変貌した世界に彼は何を思うのか……。

524 :煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.:2011/09/22(木) 17:57:57.05 ID:leUKph/10
以上で煉獄弐終了です。
デウカリオーン=ベアトリーチェを倒さなくてもそのまま進めることは可能ですが
エンゲージリングは入手できず、真のエンディングもスタッフロールも流れません。
全体的に本編の情報だけでは断片的でラストの展開も相まって
人によってはイミフなストーリーだと思います。

ここまで文章を書いて言うのは何ですが、DL版が中古を買うより安く変えるので
お財布とメモステ容量に余裕がある方は実際にプレイしていただけると有り難いです。
ぶっちゃけこのゲーム、事前にストーリーを知ってても楽しみが半減することはないと思います。
何せ「武装を集め自分を強化し敵を倒す」のが楽しみの大部分を占めてますので。
ちなみにPS3で煉獄参の開発が進められていたそうですが、開発中止となってしまいました。
Vitaで開発再開してくれないかなぁと思いつつ筆を置くことにします。
最終更新:2011年10月10日 15:01