ラストリベリオン

ラストリベリオン

part59-110


110 :ラストリベリオン:2011/10/26(水) 12:15:58.25 ID:uCw1zvte0
生の神フォーミバルと死の神ミークテリアの力が均衡を保つことで存在する世界。
ところが、フォーミバルの力が強くなったため、死者がよみがえり生者を襲う世界になってしまった。
彼ら不死者を倒すには肉体を破壊する力を持つブレイドと、魂を封印する力を持つシールの協力がいる。
そのため、ブレイドとシールはパートナーとして戦うのが一般的であり、長きに渡る戦いが繰り広げられていた。

だが、ブレイドの中でも強力な力を持つナイン(主人公)には、その力に見合うパートナーがおらず、常に一人で行動していた。
物語は彼が父王(義理だったかな?)の依頼で他国から巨大ロボットを運んできたところから始まる。

ナインの弟であるアルフレッドが突然父王を殺害し、さらにその肉体を不死者にしてナインを捕らえ、殺害してしまった。
そこへ現れた強力なシールの力を持つアイシャ(ヒロイン)が禁呪を施したことで、ナインは一命を取り留める。
二人は命を共有する存在となり、ともにアルの後を追うことになる。

途中、獣耳娘のセフィーを助けたり、元ブレイドのおっさんジェイク、死の神ミークテリアの力を借りつつ、
アルが生の神の力を弱めるために張り巡らされた結界を破壊するつもりであることを知る。
が、ことごとく後手に回ってしまい、次々に結界は破壊されてしまう。

アルの目的は生の神の力を使い、かつての戦いで命を落とした恋人を復活させることであった。
しかし、継ぎ接ぎの体のせいか力の暴走のせいか、彼女は化け物と化し、アルは致命傷を負ってしまう。
ナインとアイシャにより彼女は倒され、アルと共に昇天していった。
そこに現れた男が事の真相を話し出す。
全てを仕組んだのは、最初に殺害された父王アーゼルライドであり、アルは利用されていたのだと。
そして自分たちは、この国を裏から操る黒幕だとも語る。

ナインたちは城の中庭で、本当に生き返っていたアーゼルライドを倒す。

(ここからややうろおぼえ)
アーゼルライドはアルに殺されることを前提とし、全ての結界が破壊された後、自身に生の神の力を取り入れて復活するよう仕組んでいた。
生の神の力を持つ自分が死の神の力を借りるナインたちに殺されることで、神の力の均衡を取り戻そうとしていたのだ。

アイシャは、最初にナインが運んできた巨大ロボットの中に封印されていた。強力な力を恐れられたためだ。
それぞれ孤独だったナインとアイシャを引き合わせることも、計画の一端であった。
ナインの事はまかせてくれというアイシャに礼を言いつつ、アーゼルライドは息を引き取った。

その後、ナインとアイシャの行方はようとして知れない……


最終更新:2011年11月06日 20:30