ジェネレーション エクス コードハザード(GENERATION XTH -CODE HAZARD-)

part60-142~146,158~161,354~361,363,365 part61-325~330


<基本用語解説>

『ハザード事件』
東京都日輪区で勃発し出した様々な怪奇事件の総称。
主に異形が原因で引き起こされるが、容疑者不明の誘拐や殺人、幽霊や妖怪といった都市伝説も、状況によってはハザード事件として扱われる。

『CPO』
表向きは新たな物理学の分野「現化物理学」を研究している機関だが、
同時にハザード事件の原因究明と解決を請け負っている。

『特務隊エクス』
CPOの実働組織として設立された秘密組織。異形の撲滅やハザード事件の対処を行っている。
オペレーターなどのバックアップ要員を除けば全員が「コードライズ」を単身で行える「コードライザー」であり、加齢や負傷によってコードライザーで無くなった場合は、戦闘力を失ってしまい、最前線からは外されてしまう(ゲーム中では即座に除隊処分=キャラ消滅となる)。
なお、エクスやコードライズの存在が外に漏れると色々と面倒なので、隊員達は周りの生徒達には勿論、家族や友人にも自分がエクスの一員だと口外してはならないというルールがある。

このゲームの主人公は特務隊エクスに新たに入隊することになった生徒達であり、プレイヤー自身がキャラメイクを行うため、これといった設定は用意されていない。

『XPD』
ハザード事件対処のため設立された特殊警察。
表向きは警察庁内の組織だが実際はCPOの実働組織のひとつ。
主な役割はアビスの封鎖と特務隊エクスのサポートである。

『コードライズ』
正式名称は「コードリアライズ」。
万物に宿る「コード」を操ることで、既存の科学を超えた超常現象を起こせるようになる技術。コードライズを研究する学問が「現化物理学」である。
後述する「ブラッドコード」や「スペルコード(魔法)」、「アイテムコード(装備、道具)」、「異形」、「アビス」といった、このゲームに関わるありとあらゆるものを生み出した。

『ブラッドコード』
エクス隊員を強化するための特殊コード。
エクス隊員は取り込んだブラッドコードに応じた特殊能力を獲得できる。一般的なRPGにおける「職業」に該当する。
なお、ブラッドコードは歴史上の偉人や英雄のゲノムコードから作られており、その能力は素体となった人物の影響を大きく受けている。例えば、二刀流と範囲攻撃スキルを有するブラッドコード「武術士」は、五輪書から採取された宮本武蔵のゲノムから生まれた。

『アビス』
「アビス化」と呼ばれる現象によって街の区画が大きく変化した場所。
そのため「都市迷宮」とも呼ばれている。
中はまさしく「ダンジョン」と呼ぶにふさわしく、ワープやダメージゾーンなどのトラップが発生したり、異形が出現するようになるなど危険度が大きく増す。そのため発生したアビスはXPDによって即座に封鎖される。

『異形』
コードライズによって生み出されたモンスター達の総称。
「何を素体としたか」という基準で、下記に挙げる5種類に細分される。
「アーバンテラー」…人間を素体とした異形。
「クリーチャー」…人間以外の生物を素体とした異形。
「コープスマシン」…非生物(機械、彫像、死体など)を素体とした異形。
「エクトプラズマ」…残留思念や火水風土といった元素が具現化した異形。
「バベルフォース」…謎の地下迷宮「バベルスフィア」との関係が深い異形。

なお、異形達は耐久力、攻撃力、俊敏性などあらゆる面で既存の生命体を上回っており、通常の重火器では足止め程度の効果しか期待できない。そのため撃退するにはコードライザーの力が必要不可欠となる。

『エスバイス』
日輪学園の生徒に支給されるデジタル生徒手帳。
携帯PCと言っても差し支えないほどの便利な機能を多数備えている。
ちなみにエクス隊員が使っているエスバイスは特別製で、 これを用いてコードライズやアビス内での通信を行っている。

『愛国学会』
元ネタはどう見ても某宗教団体です本当に(ry
信者数およそ500万人を誇る宗教団体であり、政界や周辺諸国と太いパイプで繋がっている。
信者達は学会の敵であるエクスを抹殺すべく、異形化を引き起こす薬物を用いて襲ってくるが、中には学会の方針に疑問を持ち、密かに抜け出そうとしている信者もいるようだ。


【プロローグ】
20XX年の東京、日輪区。
突如出現した正体不明の怪物「異形」に対抗するべく、日本政府は特殊警察XPDを設立。しかし異形には通常兵器は一切通用せず、芳しい成果を上げられないまま数年が経つ。今なお発生する異形達の対応に当たるXPDだが、 その現場には謎の力を使い異形を倒していく少年少女達の姿があった。

日輪区にある「共立日輪学園」。
学園のある生徒の元に、日輪学園の学長を名乗る人物からメールが届く。
「放課後指定された場所に来て欲しい」
だがその場所は曰く付きの怪奇スポットだった。

約束の時間が来たので行ってみると、同じ文面のメールを受け取っていた生徒が数名集まっていた。そんな彼らの目の前に数体の異形が不気味な声を上げ姿を現す。同時に女生徒「御舟 亜李子(みふね アリス)」が現れ、謎の力「コードライズ」を発現させ瞬時に武装。具現化した剣で次々と異形を切り捨てていった。

その後生徒達はアリスの案内で学園内に密かに設立されていたCPOの司令室へ。 そこで学長「神崎 剣一」と特務隊エクスの副隊長「佐伯 海斗」と顔合わせする。 学長はCPOの局長でもあり、今回のメールはコードライズを扱える素質のある生徒をエクスへ勧誘するのが目的だった。アリスが特務隊エクスの隊長だったことも含め全てを知らされた生徒達は、様々な思いを胸に特務隊エクスへ入隊する。


【凶悪異形排除要請】
隊を編成して早々に、彼らに初任務が下される。
東京ミッドヒルズの「森本ビル」にてアビス化が発生、現在XPDが封鎖中なので処理に向かってくれとのこと。
アリスの指示で一足先に現場へ直行するが、そこで隊員達は謎の異形「怪人ノノ」と遭遇。危ういところでアリスの助太刀が入り、怪人ノノを追い返せた。


【学園内怪奇意識調査】
続いて「学徒遂道(がくとすいどう)」という怪奇スポットの調査を命じられる。
既に異形の巣窟と化していたそこで、隊員達は女探偵「台(うてな)みはる」を救助。
みはるは事実をありのまま伝えない政府に憤りを感じているらしく、独自に調査をして事実を公表しようとしているらしい。
駆けつけたXPDと彼らを指揮する不破刑事により彼女は連行されたが、あの調子では諦めないだろう。


【女子高生連続殺人調査】
日輪区では最近女子高生の失踪が相次いでいた。しかも彼女達は皆乳房を切り取られた無残な遺体となって発見されている。この事件には異形が絡んでいる可能性が高い、ということで特務隊エクスに調査指令が下される。

森本ビルへ向かい、封鎖任務中のXPD隊および不破刑事と合流。すると「愛国学会」なる宗教団体の信者達をビル内で見かけたという。捜索中にも信者達を数名見つけるが、皆不気味なことを呟きつつ自ら異形となって襲いかかってきた。
信者の一人が落とした携帯電話から海斗に情報を引き出してもらい、教えられた座標へ向かうと異空間への入口があった。連絡を受け到着したアリスと共にそこへ飛び込むと、「日輪アビス」という迷宮へ到着する。
日輪アビスは日輪区に点在するアビスを繋ぐ連絡通路のような構造になっており、異形達はここを通って各地へ出没しているらしい。そして森本ビルと日輪アビスが繋がったのは愛国学会が関係している可能性が高く、もしそうならアビスの何処かに愛国学会の本拠地へ繋がる場所があるかもしれない。

だが、早速調査を……というところで海斗と局長から突如調査の中止と本部への帰還を命じられる。実は愛国学会には「中華総連」という中国・統一朝鮮に深く関わる組織が後ろ盾になっており、近日それら2国を含めた7ヶ国サミットが開催されるので、この時期に相手を刺激してはまずいとCPO上層部は判断したのだ。
納得のいかないアリスは隊員達を先に帰らせ、日輪アビス内へ姿を消してしまう。本部へと帰還した隊員達は海斗と帰ってきたアリスから、海斗の兄が愛国学会を調査している最中行方不明になったと知らされる。


【7ヶ国サミット警備要請】
サミットの開催当日、隊員達は会場周辺の警備を言い渡される。
XPDの内偵から、愛国学会によるテロが行われるとの情報が入ったのだ。
サミットの会場は東京ミッドヒルズ内にあるので、近場の森本ビルから異形を送り込む可能性が高い。そこで不破刑事とアリス、XPDオペレーターの「後藤 真央」達と合流し、作戦会議を開く。異形達がビル外へ出る手段は階段しかないので、隊員達とアリスは中層と深層を繋ぐ階段を封鎖し、XPDには打ち漏らした異形を仕留めてもらうという寸法だ。
その読みは的中し、階段から大量の異形が押し寄せてきたが隊員達とアリスにより撲滅完了。そこにXPD隊が敵の伏兵に襲われていると通信が入ったので、後をアリスに任せてそちらも処理。
エクスとXPDの活躍で無事サミットは終了、神崎局長の根回しもあり日本に有利な展開へ持ち込めたようだ。これで心置きなく女子高生失踪事件の調査を再開できる。


【バベルスフィア探索許可】
着々と実績を積み重ねていく隊員達に、「バベルスフィア」と呼ばれる迷宮の探索許可が下りる。
バベルスフィアとは第二次世界大戦中に皇居地下から発見された広大な地下迷宮のことで、当時の、そして現在の人類を遥かに凌駕した技術で作られているのだとか。
そしてエクス隊員が使用するコードライズ能力も、バベルスフィア内の遺物と「シズラー」と呼ばれる異世界の協力者によって開発された技術だった。
生徒達の目的はバベルスフィア内にある「シズラーポイント」という特殊な場所でシズラーと接触することだ。探索の末そこに到着した生徒達はシズラー達に出迎えられる。

侍のような古めかしい口調の女性「SIZ(サイズ)」。
気さくな男性「RAS(ラス)」。
彼らのリーダー格である少女「ILITH(アイリス)」。
生徒達は彼らに認められ、一人前のエクス隊員となった。


【佐伯空斗目撃情報】
海斗の兄であり、エクスの一員であった生徒「佐伯 空斗」。
彼は昨年愛国学会に拉致されて行方不明になったが、表向きはアメリカへ留学したことになっている。その空斗が学園周辺で目撃されたとの情報が入ったため、隊員達は聞き込みを開始する。
聞き込みの結果、みはるから彼らしき人物が「神楽川閉鎖区」に入っていったという情報を入手した。しかし神楽川閉鎖区はアビス化しており、探索許可が下りない。そのためこの任務はいったん保留となった。


【盗難コード探索依頼】
神楽川閉鎖区の探索許可が下りるまでの間、生徒達は盗難されたブラッドコード「拳法士」の捜索を引き受ける。
拳法士は西遊記の三蔵法師のモデルとなった名僧、玄奘(げんじょう)のゲノムから作られたブラッドコード。自身の肉体面の強化に主眼が置かれており、徒手空拳で異形を粉砕できる「モンク」のようなブラッドコードである。

盗んだ犯人は愛国学会で、最近になって学会本部から持ち出された形跡があるとのことだった。詳しい情報を得られそうな人物―愛国学会教祖の息子である生徒「東条琢磨」へ接触を図る。彼の元に向かうと、生徒会会長「日々野 規子(ひびの のりこ)」と共に何やら怪しげな儀式を行っていた。結局琢磨からは何も聞き出せなかったが、規子から信者がコードを持ち逃げしたらしいと情報を得る。

日輪アビス内の今現在で通行許可が下りている区画を探索すると、一人の男が他の信者から制裁を受けている現場に居合わせる。助けに入ろうとしたが間に合わず、異形と化した男をやむなく倒す。すると男は感謝の言葉と共にコードを生徒達に渡し、息を引き取った。実はこの男こそが盗難コードを持ち出した張本人であり、「異形になるよりはエクスに入隊したい」と考えた彼は、盗難されたコードを持ち出し学会から逃走しようとしたのだ。

男を救えなかったことでやりきれない気持ちになる隊員達だったが、盗まれたブラッドコードの回収に成功したことで新たな力を使えるようにはなった。


【大型異形排除指令】
学徒遂道で大型異形の反応が検出されたので、駆除に向かう隊員達。
その現場で元エクス隊長の「引田 益章(ひきた ますあき)」と遭遇する。
彼から大型異形の正体は異形の死体を継ぎ接ぎした意思のない人形であること、もしそうなら異形を遠隔操作している人物がいるはずなのでそいつを捕まえれば労せず異形を止められるかもしれない、ということを教えられる。
引田と協力してその人物―怪しいオカマを追い詰めるが、オカマは大型異形をこちらに呼び出す。結局戦闘に突入し、大型異形の排除には成功するがオカマには逃げられてしまった。
引田は加齢によってコードライズ能力を失ってしまったが、使命感を捨て切れなかったのか独自に動いて事件を解決しようとしていたらしい。「結局は力を持たない自分だけじゃ何も解決できなかった」と自分の無力さを噛み締める引田。隊員達の報告を受けたアリスは、「先輩がそんなに苦しんでいたなんて……」とショックを隠せない様子だった。


【生徒会長の憂鬱】
規子が見るからに不相応な琢磨に従っているのが納得のいかないアリス。それもそのはず、実は規子は琢磨の許嫁なので渋々従っているのだ。
ある日、隊員達に規子からアリスを通して個人的な依頼が舞い込んでくる。オカルト部の部長である琢磨は生徒達を熱心に勧誘しているのだが、実はそれは巧みに偽装された愛国学会への勧誘だというのだ。生徒会長としてそれを見過ごせない規子は、生徒達を守るため隊員達へ協力を要請する。

琢磨の手口はまずよく当たる占いで生徒の関心を集めてから自分の手の内に引き込む、というもの。が、隊員達の調査で「裏で信者達が生徒のエスバイスにハッキングし、個人情報を集めていた」事が判明。そうして集めた個人情報を占いのネタとして利用していたのだ。

琢磨が生徒達を集め、集会を行っている中で全てが暴かれ、規子も琢磨と決別する。
事件を解決した隊員達やアリス、海斗は、規子がお礼にくれた手作りのクッキーを食べながらつかの間の休息を楽しむのだった。

後日、クッキーに入っていた規子の手紙を頼りに彼女に会いに行く隊員達。
家庭の事情で長らく友達に恵まれなかった彼女は、単に隊員達と話がしたかったのだという。規子と他愛の無い会話を交わし、「夏休みにはアリスも誘って何処か遊びに行こう」と約束をしてその場は別れた。


【拉致事件オトリ捜査】
ようやく神楽川閉鎖区の探索許可が下りたので出動する隊員達。
と、ここでみはるが自ら愛国学会を追い詰めるためのオトリ調査を申し出る。しかしみはるは探偵と言えど一般人なので、規律上この申し出は却下されることになったのだが…。閉鎖区に着くと何故か女子高生の制服を着たみはるが待っていた。

「失踪事件の被害者は皆女子高生なので、上手く女子高生に成りすまして学会を探ってみよう」という色々な意味で無謀すぎる(ちなみにみはるはすでに三十路)作戦を彼女なりに考えていたのだ。
しかし後からやってきた愛国学会信者がノノを呼び出し、みはるが攫われてしまう。異形化した信者達を倒し、急いでみはる達を追いかける隊員達。何とか彼女らに追いついたが、ノノの様子からして戦闘は避けられないだろう。身構える隊員達だったが、ノノは「チガウ……」と呟きみはるを離して何処かへ去っていった。やっぱり大人の女性が女子高生を演じきるのは無理があったらしい。そしてノノはその際に、「N・H」というイニシャルの書かれた携帯電話を落としていった。

その後みはると隊員達は不破刑事からの叱責を受けてしまう。みはるは軽率な行動を、隊員達は一般人を巻き込んだために。その後、隊員達とアリスには期末試験終了まで謹慎処分が下されることになった。

ノノが落とした携帯電話のイニシャルから察するに、この携帯は規子のものかもしれない。隊員達は規子へ会いに行くが、何処か様子がおかしい。隊員達の事を全く覚えておらず、返事も上の空なのだ。何か不吉なものを感じた隊員達は、みはるに規子の調査を依頼する。


【高等部期末試験追試】
エクスとしての活動が多忙だったためか追試を受けることになったりもしたが、それ以外には特にトラブルも無く謹慎期間は終わりを告げる。
だが規子の様子はというとやはりおかしいまま。しかも決別した筈の琢磨と仲良く連れ添っているではないか。
みはるの調査結果を聞いてみると、規子は過去に交通事故で生死の境を彷徨っていた事が判明。ところが命に関わる重症を負ったにも関わらず、僅か数日で元気な姿で退院。奇妙なことに事件は一切公にならず、一緒に事故に遭ったはずの家族もそれ以来行方不明なのだとか。
更に、彼女が収容された病院は愛国学会の経営する病院であった。

規子の事は気がかりだが、そちらはみはるに任せることにして隊員達は再度失踪事件の調査へ。愛国学会とノノが繋がっていることは判明した。後は確かな物的証拠を見つけるのみだ。

ちなみにみはるはノノに捕まったのが応えたのか流石に懲りたらしく、今後「XPDと共に出来る範囲で協力する」と約束してくれた。


【拉致事件再捜査】
愛国学会はサミットの一件以降、活動場所を森本ビルから神楽川閉鎖区に変えたようだ。そこで上手くノノを抑えることができれば愛国学会の化けの皮を剥がせる、と考えた特務隊エクスはXPDと協力し神楽川閉鎖区を封鎖、隊員達とノノが潜んでいると思われる中央セクターへ進撃する。
閉鎖区は複数のセクターで構成されているが、現時点では複数の障壁が邪魔しており、中央セクターへ直接行く事は不可能だった。手がかりを探すために他のセクターを探索していると、学徒遂道で遭遇した怪しいオカマに再会する。しかし、彼は「中央セクターで待っているぞ…」と言い残し去っていってしまった。
アリスはオカマに見覚えがあるらしく、後を追跡するため単独行動に走ってしまう。

探索に戻り、中央セクターへの障壁を開放している途中でアリスから通信が入る。
アリスは教授に追いついたのだが、その際に「コードブレイカー」というコードライズを強制的に解除させる技を受け、ブラッドコード、装備品など全ての戦闘能力を失ってしまったのだ。現在は安全な場所に身を潜めてはいるものの、身動きが取れない状況下にあるという。
そしてアリスの口から、オカマの正体についても語られた。彼はかつて現化物理学に携わっていた「金黄石(キム・ファンソク)」教授。 過去に論文の捏造が発覚し学会を追われた筈だが、現在は愛国学会の元で研究を続けているようだ。

アリスを救出するために指定された地点に急いで向かうがそこに彼女の姿は無く、
待ち構えていた愛国学会の信者達に取り囲まれ戦闘が始まった。
信者達との戦闘後、海斗から「中央セクターにてノノの反応が感知された」と通信が入り、障壁を全て解放した隊員達は中央セクターへと向かった。
そしてそこで待っていたのは金教授と……規子だった。
アリスは既に愛国学会の本拠地「愛国サティアン」へ連れ攫われてしまったという。
対峙した隊員達は金教授からコードブレイカーを受けそうになるが、「アリスでコードブレイカーに関するデータは十分取れた筈。だから彼らは私が始末します」と規子が制止。金教授はその場を去っていった。

残された規子は静かに真相を語り始めた。
交通事故で死にかけた自分が、愛国学会の手により異形として再生されたこと。
金教授の命令に逆らえず、女子高生を連れ去って惨殺してきたこと。

そう、怪人ノノの正体は規子だった。

女子高生失踪事件はノノに組み込むパーツを確保するために引き起こされたのだ。
彼女は琢磨と金教授の言いなりになる事に耐え切れず、絶望の日々を送っていた。
そんな彼女の希望の光になってくれたのが、特務隊エクスの活動を通して知り合った生徒達だった。

沸き上がるノノの意識を必死で押さえ込もうとする規子。
だがとうとう限界を迎えてしまい、彼女は隊員達の目の前でノノへの変貌を遂げてしまう。隊員達はやむなくノノと交戦するが倒すには至らず、深手を負ったノノは姿を消した。
戦闘後海斗と不破から通信が入り、これまでの状況を説明する隊員達。
今すぐにでもアリスを助けに行きたいところだが、決定的な証拠が無いまま愛国サティアンへ踏み込むのはまずい。一旦司令室に帰還し、今後の見通しを立てる必要がある。
去り際に不破は過去に相棒が異形に殺されてしまったことを打ち明け、さらに「今のお前達ならきっとアリスを助けられる」と隊員達を激励するのだった。


【御舟アリス救出指令】
隊員達が司令室に戻ると、アリスから連絡が入った。彼女は幾らか能力が回復したらしく、そのかいあってか脱出に成功。サティアン近辺に潜伏しているようだ。 さらに、自分以外にもサティアンに潜伏している侵入者がいるらしいことを伝えた。
これを聞いた隊員達は今すぐにでもアリス救出へ向かう予定であったが、何故か局長から待ったをかけられる。つい先程、総理大臣宛に愛国学会の教祖から無差別テロとも取れる声明文が送られてきたのだ。

「これ以上我々の邪魔をするなら全信者と持ちうる限りの異形を日輪区に放つ」

今アリスを助けに行けば、嫌でも連中の本拠地へ踏み込むことになる。
そうすれば日輪区全体が夥しい数の信者と異形の無差別攻撃に晒されてしまう。幾ら百戦錬磨の特務隊エクスといえども、物量の差で押し負けてしまうだろう。
だがアリスは大事な隊長であり、仲間である。見捨てることなどできはしない。
全てを聞かされてもなお隊員達と海斗の決意は固かった。
しかし、絶望的な戦力差に勝ち目はあるものか……。

その時、謎の人物が威勢良く通信に割り込んできた。彼は「ワシが御舟財閥の現会長、御舟 巌(みふね いわお)であるッ!」と名乗る。
御舟巌と言えば日本経済界のトップクラスに君臨する大物であると同時に、日輪学園を創設した人物でもある。そのような人物が何故この時に通信を?実は御舟会長は局長の祖父で、アリスの曽祖父でもあった。可愛い曾孫のピンチを聞きつけ、急遽通信を寄越したというわけだ。
御舟会長は実の娘を見捨てるような判断を下した局長を根性無しと一喝、「万が一の事があればワシ自ら出る!」と局長を差し置いてアリス救出指令を発令する。多大な影響力を持つ自分が動けば、愛国学会も下手な真似は出来ないと踏んでの発言だった。
会長の気迫に圧されたのか局長も折れ、隊員達はサティアンへ出撃する。

金教授はサティアン最上層でノノを伴い待ち構えていた。
ノノは微かに規子の意識が残っているようで、「ここからニげて…」と必死に訴えかけてきたが、金教授の命令には逆らえず襲いかかってくる。
やっとの思いでノノを倒したが、今度は金教授が自ら異形化しコードブレイカーを放つ。絶体絶命かと思われたその時、ノノが突如起き上がり隊員達の前に立ち塞がった。 ノノは最後の最後で規子の意識を取り戻し、自ら盾となって隊員達を守ってくれたのだ。

「ブ…ブジで…ヨカった……」

おかげでコードブレイカーの直撃から逃れることはできたが、規子の身体は限界を迎えてしまった。 彼女は息も絶え絶えに隊員達への感謝の言葉を綴った後、完全に動かなくなった。
規子の犠牲を無駄にしないためにも、金教授に必ず勝たねば!
隊員達は気力を振り絞り、最後の戦いへ挑んだ。

激戦の末、隊員達は金教授に勝利した。
だが金教授はまだ戦意を喪失しておらず、分裂して再度戦いを挑んでくる。
そこへ突如謎のスーツ姿の男が割り込み、金教授を一瞬で始末してしまう。 どうやらアリスの言っていた侵入者とは彼のことらしい。
スーツ姿の男は自らを「Xウィザー」と名乗り、
「あいつは俺が所属する『WIZ機関』から情報提供を受けつつ研究を行っていたようだが、これ以上の情報漏えいを許すわけにはいかない」
「いずれ「真のブレイカー」によって特務隊エクスは壊滅する」と謎めいた言葉を残し去っていった。

Xウィザーが去った後、琢磨が慌てて駆け込んでくる。
規子と金教授だったものの残骸を見た琢磨は「そんなに自分の部下になりたかったのか!」と盛大に勘違いする。
そこへ琢磨を追いかけていたらしいアリスが駆け込んできた。自分に手を出したら大勢の信者達やその他諸々が黙っちゃいない、と見苦しく弁明し出す琢磨。仕舞いには隊員達を勝手に親衛隊と決め付け、アリスを止めようとするがもう遅い。彼はブチ切れたアリスにボコボコに殴られ、身柄を確保されるのだった。
同じ頃、XPD隊と警察による愛国学会への強制捜査が始まり、信者達の大半は無抵抗で降伏。幹部達も軒並み逮捕された。

これでひと段落したわけだが、隊員達の表情は暗い。
彼らの活躍で日輪区を愛国学会の魔の手から救うことはできたが、規子を救うことはできなかったからだ。
規子の遺体を前に、己の無力さを噛み締める隊員達とアリス。
だが海斗から「規子さんから微かに生命反応が感じられます!」と通信が入る。
治療を受ければ彼女は助かるかもしれない!
僅かな希望を胸に、アリスと隊員達は司令室へと急いだ。


【エピローグ】
愛国学会の強制捜査から数日後、隊員達に朗報がもたらされた。
CPOの医療ラボに搬送された規子が奇跡的に一命を取りとめたのだ。さらに彼女から異形化コードを分離することにも成功、もう規子がノノに変化することは無い。
「今はまだ昏睡状態ですが、いずれ目を覚ますでしょう」と語る海斗の前で、隊員達はホッと胸をなでおろした。

愛国学会の方はというと、不破達の働きにより追及は順調に進んでいる。
琢磨もブタ箱へぶち込まれ、事実上愛国学会は潰えたと言えよう。
だが、愛国学会に拉致された人々の行方は未だ知れない。その中には海斗の兄、空斗も含まれている。

隊員達の活躍により、日輪区を震撼させたハザード事件は終息の時を迎えた。
世間一般には「女子高生連続失踪事件」として報道され、真相を知る人の数は決して多くはない。だが特務隊エクスと異形の存在は極秘のもの。一般市民にとっては、この事件の裏でおぞましい何かが蠢いていた事は知らないほうがよいのである。
それに、全てが解決したわけではない。
エクス隊員と同等、あるいはそれ以上の力を持つ謎の青年、Xウィザー。
そして彼のバックにある謎の組織、WIZ機関……彼らは一体何者なのだろうか?
ひとつの戦いが終わったが、それはむしろ更なる謎を呼び起こす結果となった。

隊員達の長いようで短い1学期は終わり、季節は初夏へと移り変わっていく。
学生ならではの楽しい夏休みの時期であるが、異形ある限り特務隊エクスに休息はない。彼らの戦いはまだ続くのだ。
1学期の終業式も近いある日、オペレーターの後藤から「神楽川閉鎖区で見たことも無い異形が目撃されました!」と通信が入る。
XPDから送られてきた異形のデータを確認した隊員達は驚愕した。その姿は紛れも無いXウィザーその人であったのだ……。

<補足>
・御舟巌おじいちゃんですが、挨拶のセリフでピンと来るように、元ネタは例のあの人です。次回作「コードブレイカー」ではテキスト&一枚絵のみですが戦闘描写もあります。メッチャ強いです。
・巌の娘と現総理大臣の間に生まれたのが神埼局長。彼と妻キャロルとの間に生まれた娘がアリス。キャロルはCHの時点ですでに亡くなっているのだが、次回作で何故か登場します。
・愛国学会の教祖と御舟巌は義理の親子関係。御舟巌が愛国学会へ強気に出られたのはこのため。
・CPOがブラッドコードの元となった偉人の遺伝子を収集できたのは、 御舟巌のバックアップがあったため。 前述の通り、ブラッドコードの素材となった偉人の遺伝子は大抵その偉人に縁のある品々から採取されるのだが、その品々を御舟財閥が収集、提供してくれたがおかげでCPOはブラッドコードを作ることができました。
 

325 :ジェネレーション エクス コードハザード:2012/06/21(木) 01:11:21.64 ID:MgxHGj3M0
【WIZ機関捜査任務】
神楽川閉鎖区に向かうと、既に不破とXPDが配置に付いていた。
だがXPD隊員の一人がXウィザーに拉致されてしまったというのだ。
その時Xウィザーから隊員達に直接通信が入り、人質の開放条件として隊員達のみで
中央セクター直下の日輪アビスへ来る事を要求される。
日輪アビスへの道中には、Xウィザーが用意した仕掛けとWIZ機関の強化兵士達が待ち構えていた。
仕掛けを解き、強化兵士達を蹴散らし、遂に日輪アビスでXウィザーと対峙する。
Xウィザーはあっさりと人質を解放した後、小手調べとばかりに強化兵士達を差し向けてくる。
強化兵士達に勝つと、続いてXウィザーが手加減した状態で襲ってくる。
彼の本当の目的は、人質を餌に隊員達を誘き寄せてその実力を見極めることだった。
目的を果たしたXウィザーは、海斗に「お前の兄はエクスを抜けて正解だった」と伝えるよう言い去っていく。

今回の任務ではWIZ機関の詳細と目的は掴めなかったが、エクスを敵視している事は確かだった。
だがそれだけでは終わらなかった。
隊員達が入手したXウィザーの素顔や録音した声等のデータにより、
Xウィザーがある人物と特徴が完全に一致していることが判明したのだ。
その人物とは……佐伯 空斗。
信じがたい事実にショックを受ける海斗だったが、アリスのやや強引な励ましで立ち直る。

326 :ジェネレーション エクス コードハザード:2012/06/21(木) 01:17:13.40 ID:MgxHGj3M0
【隊員便覧講習会】
隊員達はアリスから基礎の基礎を叩き込むという名目で、隊員便覧の講習会に招かれる。
だが真の目的は周りに講習会と思わせておき、その裏でCPOのデータベースをハッキングする事であった。
コードライズをはじめとする数々の技術は、エクスの隊員達にその詳細を伝えられることはない。
全てを知りたい一心で、アリスはこの計画を企てたのだった。
また、空斗がエクスを抜けたのは、隠された真実を知ってしまったからなのかも知れない。
そういった事から、普段は規律に厳しい海斗も今回は乗り気のようだ。
しかしデータベースのプロテクトを破るには、「バベルキーγ」というキーツールが必要となる。
アリスと海斗が隠蔽工作の準備を進めている間、隊員達はバベルキーγを用意することになった。
バベルキーγを用意し、全ての準備が整った所でハッキングを開始する。
プロテクトを破る事はできなかったが、隠蔽工作が功を奏して一同がハッキングを行ったことはバレずに済む。
更に辛うじて機密情報の一部を入手できた。
その内容とはかつてバベルスフィアの調査を行った「帝国陸軍第九機関」に関しての情報だった。
帝国陸軍第九機関にはかつて御舟会長と愛国学会の教祖が所属し、調査隊として活動していた。
調査隊のリーダーを務めていたのは「村正 天明」という教授。
彼は1945年にバベルスフィアで姿を消し、今現在も行方は知れていない。
得られた情報はそれだけであった。

327 :ジェネレーション エクス コードハザード:2012/06/21(木) 01:23:30.29 ID:MgxHGj3M0
【真麻】
隊員達はバベルスフィアで少女「真麻(マアサ)」とウサギのような生き物「ムーラ」と遭遇する。
一旦司令室に戻り、アリス達に真麻とムーラの事を報告する。
すると局長が思わせぶりな反応を見せるが、聞き出す事はできず話を打ち切られてしまう。
局長の態度に腹を立てたアリスの要請で、隊員達は真麻の調査を開始した。
だが会話しようにも真麻は全ての感情を失っているようで、
何か聞き出すどころかまともなコンタクトさえ取れそうに無い。
ムーラから真麻の感情を復活させる方法を何とか聞き出せた隊員達は、
紆余曲折の末に真麻の感情を全て取り戻す事に成功する。
改めて真麻に話を聞いてみると、彼女が村正教授の娘だという事が判明する。
詳しい話を聞きたいところだが、残念ながらそれ以上の事は聞き出せなかった。

***
感情の取り戻し方について。
真麻からアイテムを盗むと入手できる、マアサズ~というアイテムコード全6種を彼女に使うだけでOK。
ただし盗みに失敗すると実行したキャラがムーラのお仕置き(HPダメージ)を受けてしまう。
迷宮内で手に入るエモーションコードを真麻にプレゼントすると盗みの成功率を上げることが可能。
ちなみにこのイベントはバベルスフィアに入った時点でいつでも起こせます。
全くの余談ですが真麻から盗まないと入手できないアイテムコードがあります。

328 :ジェネレーション エクス コードハザード:2012/06/21(木) 01:25:43.69 ID:MgxHGj3M0
最後に激しくネタバレ有りの主要人物紹介

[御舟 アリス]
日輪学園3年生。特務隊エクス隊長。
父は学長兼CPO局長、祖父は総理大臣、曽祖父は財閥会長と凄い家系。
実力はかなりのもので、彼女一人で異形の群れを処理できる程。

[佐伯 海斗]
特務隊エクス副隊長。
15歳ながら天才的な頭脳の持ち主で、大学を飛び級で卒業し高等部の講師を務めている。
コードライザーではないのでオペレーターとして隊員達をサポートしてくれる。

[日々野 規子]
日輪学園高等部生徒会長。今作のヒロイン。
金 黄石の手で異形に改造され、愛国学会の操り人形に仕立て上げられた。
最終的には治療を受け異形化する事はなくなった。

[怪人ノノ]
主人公達が初任務で遭遇した異形。女子高生失踪事件の実行犯。
特徴的な鳴き声からアリスが仮に名付けた……のだが学会の信者もノノと呼んでいるのでまさかの正式名称。
その正体は日々野 規子が異形化した姿。

[金 黄石]
論文の捏造により、学会を追放されたマッドサイエンティスト。
女子高生失踪事件の黒幕であり、愛国学会とWIZ機関の援助を受けながら研究を行っていた。
最後は自ら異形化して襲ってくるが、主人公達に敗れた後Xウィザーに始末される。

329 :ジェネレーション エクス コードハザード:2012/06/21(木) 01:26:48.35 ID:MgxHGj3M0
[シズラー]
エクスを陰ながら手助けしてくれる異世界の住人達。
本作に登場するのはSIZ、RAS、ILITHの3名。
特定のクエストをクリアすると彼らの力を秘めたブラッドコード「賢術士」を使える。
(本作で使用できるのはSIZのみ。RASはブレイカー、ILITHはリアライズまでお預け)
SIZとILITHは主人公達を「準英雄」と呼ばれる者達と重ねて見ているようでとても友好的。
RASは主人公達の実力を疑問視しているのでやや非協力的だが、何だかんだで気遣ってくれるツンデレ。
ウィザードリィエクスに登場する誰かさん達そっくりである。

[村正 真麻]
バベルスフィアでウサギっぽい生物ムーラと一緒に佇んでいる少女。
当初は感情を失っているが、主人公達の行動次第では感情を取り戻す。
考え方が明らかに戦時中の人間そのもので、現代人とは感覚が異なる模様。
帝国陸軍第九機関の村正 天明教授の娘である事以外、詳細は不明。

[Xウィザー(佐伯 空斗)]
佐伯 海斗の実兄で、元エクス隊員。
愛国学会の調査途中に拉致されてしまい、その後どういうわけかエクスを離脱。
現在はWIZ機関の一員として暗躍している。
ちなみにWIZ機関の兵士は皆コードライズに似た能力を用いて肉体強化を行っているが、
副作用として体が肥大化する「ハルク症候群」を発症してしまう。
それが原因なのか異形扱いされてしまっている(分類はアーバンテラー)。

330 :ゲーム好き名無しさん:2012/06/21(木) 01:27:32.38 ID:MgxHGj3M0
以上を持ちましてジェネレーションエクス コードハザードの投稿を終了します。
全部クエストを紹介すると長くなりそうなので、ストーリー部分に絞って投稿しました。
正直いろんな意味でギリギリな表現がいっぱいあってwktkとガクブルが半々でした。





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