Ib

part61-113~116,126~127
2013年3月にWiki直接編集で追記


113 :Ib◆l1l6Ur354A:2012/05/23(水) 02:13:05.47 ID:YXX9PXCm0
美術館で開催されている『ワイズ・ゲルテナ展』を両親と共に見に来た9歳の少女イヴ。
2人から離れて作品を見ていると、急に館内の照明が消え、気がつけば誰も居なくなっていた。
おまけに怪現象が起こり始める(窓の外に人影が現れガラスを叩く、『咳をする男』というタイトルの絵が本当に咳をする等)
そのうち1枚の巨大な絵画から青い液体が零れているのを発見。
調べてみると床に「お い で よ イ ヴ」と赤い文字が現れ、青い液体は「ひみつのばしょ おしえてあげる」というイヴ宛てのメッセージへと変わる。

指示された絵(床に描かれた深海の絵)に飛び込むと、そこは美術館と同じようにゲルテナの絵が飾られた不気味な廊下だった。
進んで行くと花瓶に一本の赤いバラが活けられている。どうやらこのバラはイヴの命代わりで、花びらがなくなるとイヴもまた死んでしまうらしい。

動く彫像や動くマネキンや動く絵の攻撃をかわしながら探索を進めているうち、廊下に1人の男性が倒れているのを見つける。
彼…ギャリーは持っていた青いバラを動く絵に奪われ、今にも瀕死となっている最中だった。
バラを取り返して回復すると、ギャリーは瞬く間に元気になり、脱出目指してイヴについてくることとなる。

2人になり更に奥へと進んで行くと、いい加減体力的にも精神的にも参っていたのか、イヴは突然倒れてしまった。
次に気がつくとそこは倒れた場所から一番近い部屋の中。
ギャリーは目覚めたイヴにコートに入っていたキャンディを渡して気遣ってくれる。

イヴが回復したので出発すると、今度は2人の前に金髪の美少女メアリーが現れた。
黄色いバラを持つ彼女を仲間に加えて辿り着いたのは、可愛いウサギの置物が大量に飾られた部屋。
しかしギャリーだけはそれを見て「気色悪い」と零す。
よく分からないが部屋で鍵を入手したので廊下に戻ると、飾られていた絵の中から石の植物が伸び、ギャリーとイヴ&メアリーの二手に分断されてしまう。
そこでメアリーとイヴが2人で少し先の様子を見てくることに。
しかし植物を壊す為の道具を探している内に出口が閉ざされてしまい、ギャリーの元へ戻れなくなってしまう。
仕方なくイヴとメアリーはギャリーと別行動を取ることに。
(以後しばらくの間、イヴとギャリーを交互に操作して探索を進めていく)

114 :Ib◆l1l6Ur354A:2012/05/23(水) 02:14:36.99 ID:YXX9PXCm0
2人が一向に戻ってこないので、もう一度ウサギの部屋を調べることにしたギャリー。
しかし彼の視点で見ると、ウサギだったものは全て青い肌に赤い目の不気味な人形として映っていた。
室内にあった本棚を動かし更に奥へと向かう…が、行く先行く先でこの人形が現れギャリーに対して気味の悪い文言を残していく。
一方、イヴはメアリーからギャリーとの関係や両親について尋ねられていた。

探索を進めていく内に、ギャリーはある本棚で『ゲルテナ作品集』を見つけた。
そこにゲルテナ生涯最後の作品として載っていた絵のタイトルは、なんと『メアリー』
描かれている少女もまた自分達が出会ったメアリーに瓜二つだが、解説にはこの少女は架空の存在だと書かれている。
それなら、今イヴと一緒に居るメアリーはいったい……?

ギャリーが更に先へと進もうとすると、再びあの不気味な人形が大量に置かれた部屋へと辿り着いた。
しかし出口は閉ざされ、おまけに部屋のどこかに隠された鍵を見つけなければならなくなってしまう。
壁に掛けられた額縁の向こうからは、巨大な青人形が貞子よろしく這い出てくる。
なんとか人形が完全に出てくる前に鍵を見つけて部屋から脱出したギャリーは、イヴとの合流を急ぐのだった。
(ここで失敗すると自動的にイヴ視点に戻り、ギャリーと合流するまでの展開が少し変わります)

■脱出成功時
開かなかったはずのドアがいつの間にか開いていたので、その先の階段から上の階へ向かうことにしたギャリー。
その頃イヴ側ではメアリーの様子がおかしくなっていた。
突然うわごとのようなことをしゃべり始めた彼女は、イヴを置いてどこかへと走り去ってしまう。
仕方がないので鍵を回収して1人で階段へ向かうと、後から入ってきたのはパレットナイフを携えたメアリー。
「なんで一人で行っちゃうの?一緒に行こうって、約束したのに……」
自分勝手な発言をしてイヴを追い詰めるメアリーだったが、すんでのところでギャリーが割って入り、メアリーを突き飛ばした。
彼女がゲルテナの作品であることをイヴに話すギャリー。
可哀想だがこれ以上一緒にいるのは危険だと、2人は倒れたメアリーを置いてその場を離れる。

115 :Ib◆l1l6Ur354A:2012/05/23(水) 02:17:24.71 ID:YXX9PXCm0
■脱出失敗時
努力の甲斐あって取れた鍵を使い下の階へ降りると、そこは先ほどまでギャリーが探索していたフロアだった。
例の人形部屋に近づくにつれ、誰かの話し声が聞こえる。
中に入ると、ギャリーがウサギの置物(イヴ視点なのでそう見える)に向かって一人で延々と話し続けていた。
おかしくなったギャリーを前にしてビンタをかます男前なイヴさん。
するとギャリーは正気を取り戻し、それを見たメアリーは「うそ…戻った…」と驚きを露にする。

前後の記憶が混濁しメアリーの件が思い出せなくなっていたギャリー。
だがメアリーが落とした黄色いバラが造花であることに気付き、逆上したメアリーを揉みあいの末に突き飛ばしてしまう。
そこでメアリーがゲルテナの描いた絵であることを思い出し、イヴにそのことを話す。
彼女とこれ以上一緒にいるのは危険だった。2人は倒れたメアリーを置いて、先へと進む決意をする。

再び2人になって奥へと向かうと、そこはクレヨンで描かれた子供の落書きのような空間(スケッチブック)だった。
突然雰囲気が変わったことに驚きつつも探索を進める。
しかしパレットナイフを持ったメアリーが2人の後を追いかけてきていた。
なんとかメアリーをやりすごしてスケッチブック内の手掛かりを探した結果、「おもちゃばこ」にあるという鍵を探す事に。
だが仕掛けを解いてようやくおもちゃばこに辿り着いた2人は、後からやってきたメアリーに突き飛ばされ、底の見えないおもちゃばこの中へと落ちてしまう。
その衝撃で何よりも大事なバラを失くし、ギャリーともはぐれてしまうイヴ。
(ここでフラグによってまた展開が分岐します)

■赤いバラを見つける
おもちゃ箱内を探し回り、はぐれたギャリーと赤いバラを見つけるイヴ。
バラは大分花びらが散っていたものの無事だった。
更に鍵を見つけておもちゃ箱内の階段から上へと脱出。
すると、出たところには黄色いバラによって入り口が閉ざされた部屋があった。
ギャリーが持っているライターを使ってバラを燃やし、部屋の中に入る。

部屋の奥の壁には見覚えのある一枚の絵が飾られていた。
だが、中ほどまで進んだところで慌てた様子のメアリーがやってくる。
彼女は「早くこの部屋から出てよ!」と声を荒げ、ナイフを振りかざして2人を追いはじめた。
奥まで追い詰められたギャリーは、咄嗟に壁に掲げられた『メアリー』の絵に火をつける。
すると実体化していたメアリーも絵と同じように灰になって消えてしまった。
彼女が消えた後、イヴは怪我をしていたギャリーの手に、母から貰ったハンカチを巻いてあげる(ギャリーの好感度が低いとこのイベントは起きない)

116 :Ib◆l1l6Ur354A:2012/05/23(水) 02:18:49.66 ID:YXX9PXCm0
■赤いバラを見つけられない
はぐれたギャリーと再会しバラをなくしてしまったことを話す。
慌てておもちゃばこ内を探していると、散乱している人形の一体がメアリーにバラを渡している場面に遭遇する。
それをイヴに返すよう詰め寄るギャリー。
しかしメアリーはギャリーの青いバラと交換なら返してもいいと言い放つ。
悩んだ末、ギャリーは自らのバラをメアリーに差し出した。彼女は赤いバラを返し哄笑を上げながら去っていく。

おもちゃばこを脱出する2人だったが、先の通路には青い花びらが点々と落ちていて、進むにつれメアリーが花占いをしている声が聞こえてきた。
途中、屈みこんだギャリーはイヴに言う「悪いけど……先に行っててくれない?」
1人で上の階へと向かうと、調度メアリーが全ての花びらをちぎり終えたところだった。
「やったあ…!これで、わたし…!」上機嫌なメアリーはバラの茎を放り出して出て行ってしまう。
(ここで一旦戻ると既にギャリーは死んでいて、代わりにライターが手に入る。
メアリーの絵を燃やしに行くとその後の展開は上と一緒だが、ギャリー生存時と違って絵を燃やさずにクリアも可能)

おもちゃばこで見つけた鍵を使って進むと、そこは最初の美術館とよく似た場所だった。
相変わらず誰もいない館内を調べてみる。すると全ての始まりである巨大な絵に説明書きが増えていた。

一度入ると もう戻れない
ここでの時間も 全て失う
それでも あなたは 飛び込むの?
126 :Ib◆l1l6Ur354A:2012/05/25(金) 00:05:02.15 ID:DYxMWIaF0
■ED1:再会の約束
ギャリー生存・ギャリーにハンカチを渡すと見れるエンド。
絵に飛び込むとそこは元通り来館者達のいる美術館だった。
しかしイヴは、今まで自分が何をしていたのか思い出せなくなってしまう。
『精神の具現化』と題された赤いバラのオブジェの前にはギャリーが居た。
彼もまたイヴのことは覚えていないようだが、話していると何気なく彼女の名前を口走ってしまう。
更にお互いが渡したハンカチとキャンディのおかげで記憶を取り戻す2人。
改めて脱出を喜び合うが、ギャリーはもう帰らなければならないと言う。
「このハンカチ、ちゃんと綺麗にして返すから。だから……また会いましょうね!」
次の再会を誓い、2人は別れるのだった。

■ED2:いつまでも一緒
ギャリー死亡・メアリー生存で見れるエンド。
絵に飛び込むとそこは元通り来館者達のいる美術館だった。
しかしイヴは、今まで自分が何をしていたのか思い出せなくなってしまう。
両親の元へ向かうとそこには何故かメアリーがいた。
しかもイヴの母親を「お母さん」と呼び、イヴに対しても姉妹のように振る舞ってくる。
三人はメアリーの存在に対してなんら疑問を持たない。
「これからはずっと一緒だね」とメアリーは笑いかけ、美術館を後にするのだった。
(ギャリーのライターを入手していると最後にイヴがそれを見つけ、メアリーに「後でわたしが捨てといてあげるね」と言われる追加会話あり)

■ED3:片隅の記憶
ギャリー生存・ギャリーにハンカチを渡さないと見れるエンド。
絵に飛び込むとそこは元通り来館者達のいる美術館だった。
しかしイヴは、今まで自分が何をしていたのか思い出せなくなってしまう。
『精神の具現化』と題された赤いバラのオブジェの前にはギャリーが居た。
彼もまたイヴのことは覚えていないようだが、「この像を見てると、すごく切ない気分になる」と話す。
そのまま去っていくギャリーと入れ違いに、母親がイヴを探しにやってきた。
彼女によるとこのバラは人の心を表しているらしい。
「イヴの心にも、こんな綺麗な薔薇が咲いているのかな?」
そう話す母と共に、イヴはその場から去っていくのだった。

■ED4:忘れられた肖像
ギャリー死亡・メアリー消滅で見れるエンド。
絵に飛び込むとそこは元通り来館者達のいる美術館だった。
しかしイヴは、今まで自分が何をしていたのか思い出せなくなってしまう。
館内を歩いてみると、展示されていた作品の一枚がギャリーの絵に差し替わっていた。
そのタイトルは「忘れられた肖像」
思わず絵の前で立ち止まるイヴを、母親が呼びに来る。
離れがたそうに絵を振り返る彼女だったが、母からの呼びかけを受け、結局はその場から去って行った。

■ED5:ひとりぼっちのイヴ
絵に飛び込まないと見れるエンド。
絵に飛び込もうとしたイヴの前に母親(ギャリー死亡時はギャリー)が現れ、出口はそこではないから一緒に行こうと誘ってくる。
それに応じて、ついていくイヴ。
彼女は脱出の機会を手放し、奇妙な世界を彷徨い続けるのだった。

127 :Ib◆l1l6Ur354A:2012/05/25(金) 00:08:15.16 ID:DYxMWIaF0
■補足
*絵が動いたり変な空間があった原因は?
「ヒトの想いがこもった物には魂が宿ると言われている。
それならば、作品でも同じことが出来るのではないかと私は常に考えている。
そして今日も私は、自分の魂を分けるつもりで作品作りに没頭している」
と書かれた日誌が途中にあるので、ゲルテナが念をこめ過ぎたのが原因。

*結局メアリーは何がしたかった?
・『メアリー』の部屋に置いてある本のタイトルが「ともだちのつくりかた」
・同部屋に「わたしは外にでかけていって、そのまま外で暮らしたい」と書かれている
・空想の存在が現実となる為には、誰かと入れ替わらなくてはいけないらしい
つまりイヴと仲良くなってギャリーと入れ替わるのが目的だったっぽい。
ただし美術館の客からなぜこの2人が選ばれたのかは不明。

*イヴとギャリーで見えるものが違った理由は?
「あまりに精神が疲弊するとそのうち幻覚が見え始め……最後は、壊れてしまうだろう。
そして厄介なことに、自身が”壊れて”いるのを自覚する事はできない」
とのこと。
どちらが壊れていたのか作中で明言されていないが、細かい描写を拾う限りではイヴがおかしくなっていた節が有力。

以上です。
短編なので駆け足気味にストーリーだけ追わせていただきましたが、細かいギミックや独創的な美術品のデザインがこの作品の魅力なので実際にプレイしてみないと伝わらない部分もあるんじゃないかと思ったり。

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*ver1.04で追加された新EDについて
フラグを立てた上で、ギャリーが人形部屋からの脱出に失敗すると新EDルートへ。
ビンタかます選択肢が発生せず、イヴがおかしくなってしまったギャリーの傍から動かなくなってしまう。
ここからはメアリーの好感度によって、ED6かED7に分岐する。

■ED6:ある絵画の末路
メアリーの好感度が低いと見られるエンド。このエンドのみ操作キャラがメアリーに切り替わる。
ギャリーの傍に座り込み一切の反応をしなくなってしまったイヴに業を煮やし、部屋を出て行くメアリー。
1人ででも外の世界に出て行くことを決め、階段を塞いでいた無個性を(「どいてよ」の一言で)どかして進むと、そこは始まりの美術館によく似た場所だった。
「どこにいくの?」「もどっておいで」…壁に浮き上がるメッセージを無視して辿り着いたのは、あの大きな絵画『絵空事の世界』。
ここから外に行ける…そう信じて絵の中に飛び込んだ先は、確かにイヴが最初に訪れた外の世界の美術館に似ていた。しかし物音一つせず、来館者の姿も皆無。
おまけに出入り口のドアすら開かず、困惑するメアリーを前に、館内の灯りが消えてしまう。
さらには異変が起き始め(赤いバラを模した美術品が萎れた黄色いバラに変わる、窓の外の景色が真っ赤に染まる等)、壁に浮き出る文字はメアリーを突き放すようなものに。
その間にも館内はどんどん暗くなっていき、ついには目の前すら見えないほどの暗闇に閉ざされてしまう。
「なんで…なんで、こうなるの?」
「イヴ…会いたいよ、さみしいよぉ…」
「怖いよ…助けて、ギャリー…!」
「……お父さん……!」
しかしいくら泣き叫んだところで助けが来るはずもなく、メアリーは永遠に1人きりで、闇の中を彷徨うことになるのだった。

■ED7:ようこそゲルテナの世界へ
メアリーの好感度が高いと見られるエンド。
ギャリーの傍に座り込み一切の反応をしなくなってしまったイヴに業を煮やし、部屋を出て行くメアリー。
しかし「初めての友達(=イヴ)を置いてくの やだ…」という理由ですぐに戻ってくる。
「友達は大事にしなきゃダメって本に書いてたから わたしイヴと一緒にいることにするよ」
ギャリーはどうする?と聞くと、既に壊れきってしまったのか、「アタシも入りたい!」と笑顔で快諾するギャリー。
メアリーは嬉しそうにほかの美術品達を部屋に集め、「歓迎会」を開く。
(ついでにギャリーの所持していたライターも没収)
「イヴ、ギャリー、これからいっぱい遊ぼうね。――永遠に!」

■補足
*ED2「いつまでも一緒」ではメアリーは外に出られたのに、ED6「ある絵画の末路」では出られなかったのはなぜ?
メアリーが外に出る為には「外の誰かと入れ替わる」必要がある。
・入ったのがイヴとギャリーの2名だったので、出るときもメアリーと誰かの2名でなくてはいけなかった
・入れ替わる為には対象の薔薇を完全に散らす必要があり、イヴ&ギャリーは心壊したとはいえ薔薇は散っていなかった
等と考えられるが、真実は不明。





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