シャドウゲイト64

シャドウゲイト64

part61-160


160 :シャドウゲイト64:2012/06/01(金) 09:22:34.94 ID:xWGgecnR0
かつて、魔王ワーロックロードと、カルトゥーリン王国の間で壮絶な戦いがあった。
劣勢を挽回しようと王国の筆頭魔法使いであるラクミールは魔法の杖を生み出した。
真の勇者ジェイルは、魔法の杖を用いてワーロックロードをシャドウゲイト城に封印することに成功した。
 (このへんは前作シャドウゲイトの話)
やがてジェイルは王となり、カルトゥーリン王国は繁栄を極めた。
だが時が過ぎ、ジェイルが死に、ラクミールも死んでしばらくすると、王国は滅び、シャドウゲイト城も廃墟と化してしまった。

主人公はディルという、ハーフリングという種族の若い男。
ディルは商隊と一緒に旅をしていたが、その商隊は盗賊団に襲撃されてしまった。
そしてディルはその盗賊団のアジトであるシャドウゲイト城につれて来られて、牢屋に閉じ込められてしまう。

牢屋の床を丹念に調べると地下水路へ降りる階段が見つかるのでこっそり逃げ出し、自由を手に入れるための探索を始めることに。
途中でラクミールの亡霊が現れて、ディルに「ワシに会いたければ来るが良い。そなたに道を示して進ぜよう」と言う。
謎解きをしつつ会いに行くと、ラクミールはディルの知恵と勇気に感嘆したらしく、こんなことを話す。
実は今、この城ではベルザールという悪い魔法使いがワーロックロードの復活を目論んでいるらしいので、
それを阻止してほしいとのことだ。

ラクミールの導きにより、ディルは試練の塔を制覇して、王家の誇りの象徴である指輪を手に入れた。
そして指輪を使って王家の者しか入れない城の最深部へ。そこでは飛竜が封印されていた。
ディルは、飛竜の頭に刺さっている時の杖を引っこ抜く。飛竜はディルを主人と認め、ディルを背中に乗せて飛び上がった。
着いた先は城内の広場。そこではベルザールが怪しげな儀式をしていた。
ディルとラクミールはベルザールを仕留めたが間に合わず、とうとうワーロックロードは復活してしまう。

このままでは滅びの時を待つのみだ。あきらめかけたディルの目に、そこに立っていたジェイルの像が映る。
「かの者、再び現れし時、我、必ずや蘇らん」とプレートに書かれていた。
ディルはジェイルの像に、時の杖と王家の指輪をセットする。すると像は動き出し、力強く杖を握ると、ワーロックロードめがけて投げつけた。
杖が命中するとワーロックロードの姿は消えた。

ディルは飛竜の背に乗り、シャドウゲイト城から飛び去って行った。
おしまい。


最終更新:2012年07月14日 00:23