魔王物語物語

part61-197~207,420~430


197 :ゲーム好き名無しさん:2012/06/08(金) 23:08:08.32 ID:Iw09308N0
フリゲの「魔王物語物語」始めます
基本的にストーリー内で語られる物語はそれほど多くなく、断片的な情報を
繋ぎ合わせていくことで流れが見えてくるタイプですのでご容赦ください

《 》でくくった文章は出力される用語集やゲーム内のメモで判明する内容です

198 :魔王物語物語:2012/06/08(金) 23:09:01.12 ID:Iw09308N0

【魔王物語】

著者、ハロルド・ディスター。
3章からなる未完の物語。



【魔王物語物語】

「魔王物語」の結末を見つけるための物語。


199 :魔王物語物語:2012/06/08(金) 23:10:33.43 ID:Iw09308N0

どうか、この物語に終焉を。
私のイシを背負う貴女に、願いを託す。




<プロローグ>

赤髪の女性が「島」に降り立った。
彼女の名前はヒマリ。

洞窟を掘った簡単な住居、ネグラに島の住民は住んでいる。
ネグラへと向かうとレーラリラと名乗る清楚な女性が出迎えてくれる。
彼女によると「カワード」という危険人物が居るらしい。
物を盗んだり、物語を捨ててしまったりするのだとか。
カワードのせいで島からいなくなってしまった人もいるのだとか。

またネグラの通路をふと見ると巨大な横穴が開いている。
モールと名乗る男性がひたすら壁を掘り進んでいた。
話しかけても取り付く島もなくひたすら掘っている。

ネグラの一室にはアーロンアーロンと名乗る男性が店を構えていた。
島中から拾ったものを商品としている。
彼は「魔王物語」の研究をしているらしい。



ネグラの外に出ると川が流れている。
しかしかかっている橋を渡る資格は、ヒマリにはまだない。


200 :魔王物語物語:2012/06/08(金) 23:11:52.26 ID:Iw09308N0

【魔王城】
ネグラを出てしばらく歩くと城に辿り着いた。
魔王城という仰々しい名の割りに簡素な造り。
出てくるのはネズミばかり。
とはいえ油断しているとそのネズミに囲まれただけでも死んでしまうのだが。
魔王城と呼ばれるこの城は、元は島の原住民の城だったのだという。
だが城には人の気配などなく荒れ果てたままだ。


【原住民の廃都】
城を進んだ先に魔王が居る訳でもなく、辿り着いたのは廃墟となった街だった。
住民は凶暴な野生生物だけ。
原住民とは誰も出会わない。今島にいるのは皆「大陸」から来た人ばかりだ。
ヒマリだけは大陸出身者ではないようだが。


【雪花園】
廃都を抜けると一面の銀世界。
やはりというか人などいるはずもなく野生生物が手荒い歓迎をしてくれるだけ。
誰かの設定によると、この雪山には竜が住んでいるらしい。
現実にはいるはずもないが。
 
まっすぐ進むと雪景色を見渡せる見晴らしのよい山。
雪景色の端に地面にぽっかりと開いた巨大な穴がはっきりと見える。
ふもとには青髪の青年が立っていた。


201 :魔王物語物語:2012/06/08(金) 23:12:55.38 ID:Iw09308N0
1章<吹雪の奥に>

ネグラの住民のひとり。言葉少なで感情表現の薄い青髪の青年、ルドルフ。
彼の部屋にはふたつの物語が置いてある。

ひとつは「魔王物語」の3章。
英雄ランドルフが竜を倒す英雄譚。

もうひとつはルドルフの育ての親、フロドナの日記。

『ある日偶然拾った赤子を拾って4年。体の弱い子のようだ。
 白竜の話をしてやると喜んでくれる。
 この話に出てくる竜を倒せるくらい強く育って欲しい』
『昔の友人、盗賊のアイリッツに本を貰った。
 何でも俺に似合いの話だと。
 しかしその本は一部しかない。ゴミを押し付けられたようだ』
『アイリッツから貰った本は竜を倒す英雄の話だった。
 やけに白竜の話と似ている気がする。ルドルフも気に入っているようだ』
『村を飛び出して18年、里心が出てきた。
 そろそろ村に戻り、ルドルフも連れて平和に暮らすのも悪くない』

しかし今、彼の傍らに育ての親はいない。
フロドナの言葉。
「竜を倒せるほど強くなれ」
彼はその思いを果たすため、雪花園の山に物語を描いた。
この雪山には竜が棲んでいる。そういう設定。

雪山のふもとにルドルフが立っていた。
彼はヒマリに「一緒に来る?」と尋ねた。

202 :魔王物語物語:2012/06/08(金) 23:15:06.90 ID:Iw09308N0

【山に棲む白竜】
ルドルフと共に雪山へと踏み出すと、静かな銀景色が一瞬にして猛吹雪に変わった。
そこは美しい景色の雪山ではなく恐ろしい化け物の棲家。
白竜の吐息が山のふもとにまで届きヒマリとルドルフに吹き付ける。
「君は、竜を信じる?」
頂上に着いたルドルフの問いにヒマリが頷くと、白竜が実体を持って襲い掛かってきた。
(ただしなんか流木みたいなオバケが毒々しいガス吐いてる……何これ?吐く柳?)
ヒマリとルドルフはふたりで白竜を討伐する。

白竜を倒し、ルドルフの物語はひとまず終わった。
彼は自分の物語の本を川へと流す。
そしてヒマリを振り返った。
「今度はぼくが手伝う番だね」

ヒマリはルドルフと共に物語の続きを紡ぐ。


《ある赤子が、祖父に恐れられたあまり浜辺に捨てられた。
 その子はフロドナに拾われた。暫く名無しのままだったが、魔王物語のランドルフに
 あやかってルドルフと名づけられた》
《フロドナは体を壊したルドルフの為、荒れ果てた大陸を離れて島へとやってきた。
 しかし彼はある日突然居なくなり、ルドルフは一人島に残された。
 育ての親の期待に応えるべく、架空の怪物・白竜を討ちに行く。

 ところで、竜とはどんな生き物なのだろうか。とりあえず、口から何か吐くらしい》


203 :魔王物語物語:2012/06/08(金) 23:18:26.61 ID:Iw09308N0
【カワード】
レーラリラが今では珍しいヒマリの花が咲いたのを教えてくれる。
しかしその後ヒマリの花はカワードによって踏み潰されたと彼女は楚々と泣いていた。
噂と犯行の後こそあれど見えてこない存在、カワード。

アーロンアーロンはカワードを罠にかけることをこっそりヒマリに提案する。
彼はカワードの正体が島の住民の誰かであることを状況から見抜いていた。
罠にかかったのはレーラリラだった。
追い詰めるアーロンアーロンにレーラリラは冷たく本性を表す。
「黙れチンポ野郎
 お前らなんて永遠に自己満足の螺旋を回ってろ!」
レーラリラは逃げ出し、ネグラの隠し通路を抜けた先の大穴で対峙する。
その穴は彼女が盗んだ物語を捨てていたところのようだった。
襲い掛かってきたレーラリラを倒すと、彼女は足を滑らせて大穴に落ちてしまう。


《レーラリラには何をやらせても完璧な姉がいた。
 ちなみにカワードであることはとっくに皆にばれていたらしい》
《文化的経緯のため大陸には殆ど花は残っていない。
 島では稀に咲くこともある》


【モール】
彼はひたすらネグラで横穴を掘っていた。
実のところ穴を掘るのが目的ではなく、ひたすら壁に向かって自身の技を磨いていた。
だがある程度掘り進んだところで硬い壁に当たってしまい、掘り崩すことが出来ない。
ヒマリが請われて一緒に壁に力を加えると、壁は崩れて狭い空間が広がった。
誰かが住んでいた部屋のようだ。部屋には机の上に一枚のメモだけが残されていた。
『お前らが英雄と呼ばれるのなら、私は魔王となり全てを滅ぼそう』

モールは自身の技が一応の完成を見たとして、島を出て行くことを決めた。
真っ暗な横穴から出てきた彼は両目を失った盲人だった。
しかしそんなことを意に介した様子も見せず、彼はある人物の打倒の為に旅立っていった。


《モールは元は大陸の英雄の片腕として活躍していた人物。名前は偽名。
 発狂した英雄を救う方法を考えた彼は、英雄に戦いを挑んだ。
 彼はその結果片目を失い、島へと流れ着いた》
《英雄の側近の一人にミリラヌスという片目の剣士がいた》

204 :魔王物語物語:2012/06/08(金) 23:21:47.49 ID:Iw09308N0

【鐫録の砂】
雪花園を抜けると、砂に埋もれた街に辿り着く。
勿論というか廃墟となっており人の気配はこれっぽっちもない。
原住民の廃都を捨てた後に彼らはこの砂まみれの地に居を構えたようだった。

毒蠍の群れを抜けた先に辿り着いたのは石造りの櫓。
その下で青髪の女性がじっと上に続く階段を見つめていた。


2章<彼女の願い>

ネグラの住人のひとり。おしとやかな雰囲気を持つ青髪の女性、エルオントナナ。
もっとも名前は偽名らしいが。
彼女の部屋にはふたつの物語が置いてある。

ひとつは「魔王物語」の1章。
塔に棲む悪魔を倒し、願いを叶える妖精に出会った英雄セラの話。

もうひとつはある少女の話。

『あるところにおじいちゃんっ子の女の子がいました。
 おじいちゃんはとても優しくて、とても強い、素敵な人。
 もうすぐ弟も生まれる予定で、幸せな生活が続いていました。
 しかしある時おじいちゃんは病気になってしまいました。
 そこで少女は、友達の少年と一緒に家にある塔に上ることにしました。
 彼女が好きなお話の中では、塔には願いを叶える妖精がすんでいます。
 塔に登ればきっとおじいちゃんの病気が治るはず。

 塔の頂上で出会った悪魔はおじいちゃんの姿をしていました。
 友達の少年を動かなくなるまで殴り続けました。
 弟は生まれてきませんでした。

 病気のせいで悪魔になってしまったおじいちゃんの言うことを少女は聞き続けました。
 そうして何年もたったある日、友達の少年が生きていたことを知りました。
 彼はおじいちゃんに立ち向かうレジスタンスのリーダーになっていました。
 彼はおじいちゃんを倒すために協力して欲しいといいました。
 生きていたことが嬉しくて、彼のためになりたくて、彼に償いがしたくて。
 もう一度彼と一緒に笑いあいたくて。
 かつて少女であった女性は、彼に背中を向けて走り出しました。

 ふと見上げると、海の向こうの島に塔が建っているのが見えました。

 あの塔に、のぼれば。 』

205 :魔王物語物語:2012/06/08(金) 23:24:15.45 ID:Iw09308N0

【天牢の塔】
エルオントナナと共に足を踏み出すと、雲の上まで続く階段を上っていた。
それは雲にかかるほどの高さを持つ塔。延々と続く階段とフロアを上っていく。
途中でエルオントナナはヒマリに語りかける。
島の住民は皆大陸から逃げてきた者たち。だからいずれは大陸に戻らねばならない。
ここは、ひと時の安らぎの場。

塔の最上階には、悪魔がいた。
双頭の悪魔。ナナの乗り越えるべき壁。

悪魔を倒したことでエルオントナナの物語は終わりを告げた。
「これでようやくナナ・エルオントの物語を始めることが出来ます。
 貴女の物語が幸せな結末を迎えられますように」
彼女は自身の物語の本を川へ流し、橋を渡って島を去っていった。


《祖父の呪縛に打ち勝つために島へとやってきた。
 彼女を縛り付けるのは、かつての優しい祖父との思い出》
《双頭の悪魔はナナが乗り越えたいと思っている心の障壁、祖父の象徴》



【水辺】
ネグラの近くの川を辿っていくと、浅瀬が広がる水辺。
(初期に来ようとすると水の流れに押された挙句に大量の魚に噛まれて1死)
川を辿り、浅瀬を抜ければ海に出る。

【広大な海】
と思いきや、海は海でも砂の海。
目の前に開けたのは砂と岩ばかりの荒野。
ふと広がった砂地を見渡すと、船の模型がぽつんと置いてある。
その周りは区画分けされており、奥には巨大な影。しかしそれだけで何もない。
だが、そこには不思議な仮面を被った男性が立っていた。

206 :魔王物語物語:2012/06/08(金) 23:26:34.59 ID:Iw09308N0

3章<白い獣>

ネグラの住民のひとり。
新聞紙で作ったらしい不気味な仮面と手袋を欠かさない男性、ヒクグモ。
彼の部屋には謎の白い物体(うねうね動く)と、ふたつの物語がある。

ひとつは「魔王物語」の2章。
海の巨大鯨を倒す英雄ツィーリアの話。

もうひとつはヒクグモとその友人の悪の話。

『真面目に生きてきたはずの私。
 何の因果か、ちゃらんぽらんなアイリッツに惹かれて彼と共に犯罪に
 手を染めることになった。
 人殺しだ。
 殺すのは、かの大陸の英雄ゼルヒ・エルオント。

 平原で待ち伏せをしていると、かつて英雄と呼ばれた老人は共を連れてやってきた。
 アイリッツはゼルヒの前に躍り出て、なにやら話をし始めた。面識があるようだ。
 ゼルヒの言葉は私の位置からは聞き取れない。
 「いいや、なれなかったよ。だから今あんたを倒してなることにする」
 アイリッツはそう返し、剣に手をかけた。

 なんということだろうか。
 地に伏せたのは英雄で、立っているのは私たちだった。幸運も味方した。
 アイリッツがゼルヒの首に剣をかける。
 「孫のことを頼む」「あんた、まさか……」
 アイリッツが戸惑った、その一瞬。ゼルヒはアイリッツを切り裂いた。
 「力もあった。運もあった。だが、無慈悲がなかった」

 私は逃げた。アイリッツを背負い、舟をこぎ、島へと渡った。
 私たちはどうにか生き延びた。そして再挑戦を誓い合った。

 ある日、アイリッツは前触れもなく姿を消した。
 彼の残した荷物の中に「魔王物語」の2章だけがあった。
 あの日のアイリッツは「魔王物語」のツィーリアそのものだった。
 ツィーリアは倒した巨大鯨に許しを与えて止めを刺さずに立ち去った。美しい結末だ。
 しかし現実の結末は別のものだった。美しい物語を用意してはくれなかった。

 私はアイリッツのイシを継ぐ。
 その前にやるべきことがある。海の向こうの怪物を倒すのだ。 』

207 :魔王物語物語:2012/06/09(土) 01:22:36.34 ID:DeaWpa7T0
ヒクグモは広大な海と呼ぶ荒野にひとり立っていた。
船の模型を目の前に、彼はヒマリに自身の物語への協力を依頼する。
強大な敵を打ち倒すために。


【レヴィアタン海域】
ヒクグモと共に船の模型の元へ向かうと、その瞬間、ヒマリは船に乗っていた。
周りは見渡す限り青い海。先ほどまで居た荒野など比べ物にならない広さ。
よくよく見てみると荒野の区画分けがそのまま縮尺を大きくして再現されている。
海を越え、港町を回り、出現するレヴィアタン(怪物)を撃破していく。

荒野の影があった場所に、その怪物は居た。
ゲイゼルガイゼル。白い鯨に羽が生えたような巨大な怪物。
ヒクグモはその怪物を倒し止めをさす。

ヒクグモの物語は終わった。
彼は自身の物語の本を川へと流す。
「『傷を癒す魔法は無く。星を落とす魔法は無く。
 闇を切り裂く聖剣は無く。愛する者を蘇らせる秘術は無く。
そんな世界で生きているからこそ、俺達は物語を創っていくんだ』
 私の恩人が言っていたことです」
そしてヒクグモは橋を渡り、島を後にする。
「次の物語では私は死ぬことになるだろう。しかしそれは無駄ではない」

ヒマリが自分の部屋に戻ると、ヒクグモの部屋にいた謎の白い物体が移動していた。
彼女が手に取ると、そのまま付いてくるようだ。それは、白いイシ。

420 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 02:44:09.75 ID:ZgsyEpm80

【魔王城】<2>
ネグラの裏手の崖に魔王城の裏口に繋がる道があった。
水路が続き、侵入者を阻む仕掛けが多く設置されている。
原住民の城だったという割にはえぐい仕掛けが多い気がする。


【流行り病】
城の地下を抜け上がると、森へとたどり着いた。流れる川の水は毒々しい。
そして一面に広がる墓石。森中にぎっしりと誰かの墓が作られていた。
歩いても歩いても、毒々しい色の水と多くの墓石が並ぶだけ。
出てくる野生生物は凶暴化して襲ってくるばかり。
特に蝶には野生生物だけでなくヒマリたちをも凶暴化させる力があるようだ。

悪夢のような森を抜けるとぼろぼろの小屋にたどり着いた。
生活の後がまだ残っている。前まで誰かが住んでいたのだろう。
そして小屋には、記憶のかけらが残されていた。
誰かの記憶。それを解放するためにはイシが必要だという。白いイシが。
ヒクグモの部屋にいた謎の白い物体を差し出す。

「 」が仲間になった。

ステータス画面のキャラ絵は真っ黒。名前は空欄。姿は無い。
バグかと思えばステータス自体はしっかりしている。
装備しているのは「闇を切り裂く聖剣」。
習得しているスキルは「傷を癒す魔法」「星を落とす魔法」。

小屋を出たらあっさり仲間から抜けてしまった。


421 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 02:45:18.27 ID:ZgsyEpm80
【アーロンアーロン】
「魔王物語」は21年前にハロルド・ディスターという無名の人物が書いた物語。
しかしその物語は未完のまま終わっている。
この物語、実は大陸の海辺に流れ着いていたものだった。
結末の無い物語が何故本となり海に流されていたのか。
「何の目的で書かれたものなのか」「どんな結末を迎えるはずだったのか」
一部で話題となり、人々の注目をひそかに集めるようになっていた。
アーロンアーロンもまたその結末を追い求める者の一人であった。
彼は自身が調べ上げたことをメモにして残していく。

『「魔王物語」に出てくる英雄セラ、ツィーリア、ランドルフにはモデルがいる。
 元となったアレス、アイリッツ、フロドナは今でこそ有名だが、21年前は皆無名の人物。
 また彼らとハロルドとの接点も判明していない』
『そもそも「魔王物語」という題名にも関わらず「魔王」なる存在が出てきていない』
『21年前、ハロルドが物語を執筆したとされる「島」で事件があった。
 大陸から来たという人間が、出産で苦しむ島の原住民の女性に花を渡したという。
 疫病の蔓延は当時既に始まっており、疫病を媒介するネズミの主食である花狩りは
 島でも進んでいた。
 そのため当時においても花は大変珍しいものになっていた』

ここまでメモが進んだところで、アーロンアーロンの部屋に謎の青い物体(うねうね動く)
がうろちょろするようになる。
ヒクグモの部屋にいた白い謎物体―白いイシと色こそ違うが同じもののようだ。
ある時を境に青い謎物体―青いイシは姿を消し、アーロンアーロンの様子が変わった。
「今の私なら、ハロルドの気持ちが分かる気がします」

そしてルドルフ、ナナ、ヒクグモの物語を手伝い終えた後にアーロンアーロンの元へ
向かうと、彼は最後の考察メモを残して姿を消していた。
『以上のことから「魔王物語」の結末を推測する。
 その最終章は魔王が現れ、各章で活躍した英雄たちを惨殺する物語。
 恐らく原住民の女性に渡された花はハロルドが育てたものであり、
 アレス、アイリッツ、フロドナが彼から盗み出したものだったのだろう。
 その復讐を物語の中でだけでも果たそうと「魔王物語」はつくられたのだ』

422 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 02:47:45.46 ID:ZgsyEpm80
アーロンアーロンはルドルフたちの部屋から「魔王物語」を持ち出していた。
彼を探して部屋の奥へ向かうと、大量の書きかけの物語が散らばっている。
紙片の散らばる道を進むと、室内とは思えないほどの広大な花畑が広がった。
花畑の真ん中では、アーロンアーロンが全3章の「魔王物語」を携えて待っていた。
「3人揃っていないがやむをえない。今こそ私はこの物語を終わらせる。
 約束を果たそう」

アーロンアーロンを叩きのめすと彼から青いイシが離れ、3つの「魔王物語」を
取り込み、ひとつの本へと姿を変えた。
そして逃げるようにその場を去っていく。ヒマリたちはそれを追いかける。
「魔王物語」がたどり着いたその先は、モールが掘り当てた小さな部屋だった。
魔王宣言のあるメモの残された部屋。「魔王物語」はその先に扉を作った。
ヒマリはルドルフと共にその扉の向こうへと足を踏み入れる。


《イシ:人間の背中に寄生する不思議なスライムっぽいうねうねした物体。
 物に宿る記憶を宿主に与えたり、過去の宿主の記憶を受け継ぐことができるらしい。
 島の地下で繁殖している場所がある》
《ハロルドは青いイシを背中に飼っていた》
《アーロンアーロンは物書きを目指していたが才に恵まれず、「魔王物語」の研究で
 一山当てるつもりだった》


終章<終焉へ>

【妄想の果て】
小さな部屋の扉を抜けると、草原が広がっていた。
ふと気がつくと例の姿の見えない仲間もいつの間にかパーティに入っている。
(ちなみに妄想の果てを離れるとまた居なくなる)
草原に咲いている花に触れると不思議な空間に飛ばされる。
浮遊大陸の上、真っ白な空間、雲の上どころか空を歩けたかと思えば、荘厳な城の廊下に立っていたり。
様々な妄想の空間を渡っていく。

そしてそうした場所を渡っていくと同時に、誰かの記憶がヒマリたちの前に現れる。
それはかつて交わされたアレスとハロルドの会話の記憶だった。


423 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 02:48:46.80 ID:ZgsyEpm80

『この花、本当に貰っていいの?花の絵を描いてたんじゃないの?』
『好きにしろ。気が変わったところだ』
『じゃあ有難く貰っていくよ』

『やあ。何か書いてるの?見せてよ』
『勝手にしろ』
『ぱらぱらっと』
『面白いだろ』
『うん。特にこの広がる白さが』
『今から書くんだよ。出てけよ』
『で、なんでこんな穴ぐらの中に住んでるのさ』
『出てけよ』

『やあまた来たよ。話の続きが気になって』
『白紙の続きがか』
『いいことを思いついたんだ。ぼくが話のネタを提供してあげよう』
『あいにく物語はすでに俺の中にある。他人の手を借りる余地はない』
『まず第1章は、そうだね。高いところを目指して登る話ってのはどう?
 ぼくをモデルにしていいよ』
『どんなずうずうしさなんだあんた』
『じゃあぼくの体験でも話そうか。あれはどこだったかなぁ。大陸の……』
『勝手に話せばいい。俺は聞かないが』

『やあ久しぶり。見せてよ』
『ほらよ』
『すごい。白くない。……塔に登る話にしたんだ』
『感想はいらない。俺は他人に見せるために物語を書いているのではない』
『じゃあ何のために物語を書くんだい』
『さあ、なんとなくかな』
『じゃあぼくが唯一の読者ってことか。それはそれで嬉しいかな。
 今回も勝手に話していいかい』
『ああ、是非、勝手に話してくれ。俺は聞かないが』
『ぼくの知り合いでアイリッツという奴がいるんだ。
 これがまた悪人だか善人だか分からないやつでさ……』

424 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 03:01:30.64 ID:ZgsyEpm80

『やあ。何か痩せた?』
『べつに』
『2章は海の話にしたんだ。この話の主人公悪人系?てかアイリッツだよね』
『誰だ、それは』
『うわ、ずるい。敵は白い鯨かぁ。この鯨の白さは善を象徴してるとか、
 それをダークな主人公が打ちのめす、人間のあり方を問うテーマなのかな』
『何か強そうな敵を、主人公が倒す。それだけだ。解釈は勝手だが』
『適当だなぁ。そういえば、赤ちゃん生まれたよ』
『おめでとう。誰の』
『前あんたから貰った花、安産祈願ですってそこの村の妊婦さんにあげたんだ。
 女の子だって。赤ん坊にはあの花の名前をつけるそうだ』
『安産祈願の花だとは知らなかったな』
『ぼくもだよ』
『適当だな』
『勝手な解釈でも誰かが幸せになれればいいんだよ』
『そうだな』
『じゃあ今回も独り言で色々話していこうかな』
『ああ、そうしてくれ』
『僕の知り合いにフロドナってやつがいるんだ。
 こいつが、それはそれは巨大で頑丈な奴で……』

『やあ、また来たよ。また痩せたね。3章は……あれ、まだ殆ど書けてないじゃん』
『悪いな。いまいち筆が進まなくてな』
『まあ無理は禁物だね』
『ただ問題があってな。俺の余命が幾ばくもない。もってあと10日かな』
『じゃあ無理しないとね。完成するの?』
『完成させる。残るは3章の竜の話。そして終章だ』
『終章はどんな話なんだい?』
『終章は……』



《「魔王物語」は大陸の海辺へと流れ着き、ゼルヒ・エルオントが拾い上げた。
 その後謎の未完の物語としてささやかに一部の人に注目を集め、少数ながら出版された。
 アイリッツは「魔王物語」に興味を持ち、ゼルヒの持つ原本を盗んでしまおうと考えた。
 当時まだ病に伏せる前のゼルヒはアイリッツをあっさり退け、お説教に入ろうとする。
 アイリッツは咄嗟に「今の俺はこんなだが、19年後には英雄になってみせる』と嘯いた。
 (ゼルヒが英雄と呼ばれるまでには20年かかっている)
 ゼルヒはその言葉に愉快になって、19年後の再開を約束し、賊を見逃すことにした。
 アイリッツはゼルヒが振った剣でふたつに裂かれた「魔王物語」の片方(2章・3章)
 を持ち去り、爽やかに去っていった。
 もう片側の「魔王物語」(1章)はゼルヒの孫娘が拾い上げ、彼女のお気に入りとなった》

《ヒマリは黄色いイシを背負っている》

425 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 03:05:58.61 ID:ZgsyEpm80
「魔王物語」は星空の中でヒマリたちを待っていた。
彼女達が近づくと、「魔王物語」は物語の敵役を呼び出してヒマリたちに立ち向かう。
第1章。「塔の悪魔」がヒマリたちを誘惑する。
第2章。「白鯨ゼルガイゼル」がヒマリたちを押し流そうとする。
第3章。「竜」がヒマリたちに容赦なくブレスを吹きかける。
その全てをヒマリたちが押しのけると「魔王物語」はついに魔王を顕現させた。
ヒマリは「魔王物語」に対峙し、己の物語を握り締めながら剣を向ける。

「あなたが魔王を名乗るのならば
 我々は剣を取り、英雄を演じてみせましょう!」

「魔王ハーディス」に剣を向けているのはヒマリではなかった。
ヒマリは1章の英雄、セラを演じる。
ルドルフは2章の英雄、ランドルフを演じる。
姿の無い3人目は3章の英雄、ツィーリアを演じる。
ルドルフの持つフロドナの剣は伝説のドラゴンスレイヤーへと変わり、
姿の無かった3人目の姿は、まさに英雄の余裕を持つ笑みを浮かべた好青年へと変化した。
星を落とす魔法も、傷を治す魔法も、愛する人を蘇らせる魔法だって使える。
対する魔王ハーディスはラスボス特権か死亡・裏切り・恋愛フラグを勝手に立てて
回収しまくる無法ぶりに、ずっと俺のターン!までやってきたりと好き放題。

そして「魔王物語」の結末は……


『終章は1章、2章、3章の英雄達が強大な魔王と戦う。
 その強大な魔王というのは、俺だ』
『あんたかよ。でも、ワクワクするね。ぼくを含む3人と、あんたが戦う訳だ』
『お前らが英雄と呼ばれるのなら、俺は魔王を名乗り全てを滅ぼしてやろうじゃないか。
 現実の俺はこんな体だが、空想の世界なら、お前らなんかひとひねりだ』
『じゃあ、残り少ない時間を邪魔しちゃ悪いから。10日後に、また来るよ』
『ということは、これで最後になるな』
『あ、そうだ。10日後の話だけど。きみの物語を「流し」てもいいかい』
『勝手にすればいい。ところで、何だ。「流す」って』
『川に流す、だけ』
『本はどうなるんだ、それ』
『さあ。途中で沈むかもしれない。大陸に辿り着いて、誰かに拾われるかもしれない』
『ああ、それは面白いな。どうなるか分からないあたりが面白い』
『気に入ったみたいだね。じゃあ10日後に。結末を、楽しみにしているよ』

『あっ、最後にひとつ。その物語の結末では、どっちが勝つんだい?』
『秘密だ。結末が分かった物語なんて、面白くもないだろ』
『それもそうだね。まあ終章でのぼく達の頑張りに期待するか』
『せいぜいあがけ』
『簡単には負けないよ』
『俺だって』
『絶対、完成させてよね』
『当たり前だ』

426 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 03:07:32.54 ID:ZgsyEpm80

『ああそうだ、最後に。この物語の題名を教えてよ』
『ああ、まだ決めてない。折角だから、あんた考えてくれ』
『これは重大な役割を背負っちゃったな。
 じゃあ、終章にちなんで、 「魔王物語」 ―― 』



英雄セラ、ランドルフ、ツィーリアは激戦の末、魔王ハーディスを撃破した。
これが「魔王物語」の結末。



ナナやヒクグモは島を離れ、自身のやるべきことへと立ち向かうのであろう。
ルドルフもまた島を離れ、大陸へと向かう。

ヒマリは先人達と同じように、己の物語を川へと流す。


物語は、ただそこにあった。
不幸の人に捧げるつもりも、誰かを勇気付ける意図もなく、ただそこにあった。
それはきっと誰かの心の岸辺にたどり着き、新たな物語を紡いでいく。

END

427 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 03:11:11.25 ID:ZgsyEpm80
<人物まとめ>

【ヒマリ】(主人公)
21歳女性。島の原住民の血をひく。
彼女が生まれる際にアレスが彼女の母に送った花から名前がつけられた。
黄色いイシを背負っている。恐らくはアレスのもの。
(何故イシを背負っていたかは不明。託されたヒマリの花からイシを継いだとか?)
セラのモデルであり、ハロルドの約束の相手であるアレスのイシを
背負っていたことから、セラを演じる役割を与えられたと思われる。

【ルドルフ】(ヒーロー)
18歳男性。捨て子だったのをフロドナに拾われた。
その名前は「魔王物語」のランドルフからつけられたが、ランドルフのモデルはフロドナ。
(本人達はあずかり知らぬ事だったが)
このことからランドルフの役割を演じることを任されたのだと思われる。
また明言はされていないが恐らくはナナの弟であり、ゼルヒの孫息子。
彼の本当の物語は大陸に戻ってから始まるのかもしれない。

【 】
姿の無い存在。
名前もキャラ絵も空欄の為バグを疑われるがバグじゃない。
闇を切り裂く聖剣を持ち、傷を治す魔法と星を落とす魔法を習得している。
妄想の果てでのみ存在できる。物語が具現化した場所でないと具現化されないっぽい。
元はヒクグモがつれていたことや、彼の持つ剣や魔法はアイリッツ(=ヒクグモの恩人)の
発言から来るものであることから、白いイシはアイリッツのイシであることが伺える。
元がツィーリアのモデルとなったアイリッツのイシであるなら、最終戦でツィーリアを
演じるのに不足無し、ということかと。
(通称「3人目」「■」。物語後半にレベル1加入かつサポートよりの構成なので色々不遇)

【エルオントナナ】
24歳女性。本名はナナ・エルオント(レーラリラ曰く「斬新な偽名」)。
大陸の英雄ゼルヒ・エルオントの孫娘。お姫様みたいな扱いらしい。
祖父との優しい思い出を振り切った彼女は大陸に戻って幼馴染の彼に協力するのだろう。
尚重度のハッピーエンド至上主義者。ラスボス倒せば全部解決が理想。
でも彼女の物語にハッピーエンドは存在しない。大好きな祖父を倒さねばならないから。

【ヒクグモ】
年齢不詳おじさんな男性。アイリッツに助けられて以来彼の友人となる。
善が悪をくじけないことを悟った彼は、悪で悪をくじく「勧悪懲悪」を目指す。
善の象徴である白鯨を倒して内なる善を乗り越えた彼は、大陸に渡ってゼルヒにまた
挑戦するのだろう。死ぬことを覚悟の上で。
しかしこの人「白鯨ゼルガイゼル」を「白ゲイゼルガイゼル」って読んでるんだよね。

428 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 03:14:47.62 ID:ZgsyEpm80
【アレス】
ヒマリにイシを託した存在。女性であることが他所で明言されている。
つまりぼくっ娘。ハロルドの友人?で、ヒマリの母へ安産祈願にヒマリの花を渡した。
「魔王物語」1章のセラのモデル。

【アイリッツ】
義賊っぽいことをやっていた悪人とも善人とも言い難い人。
ヒクグモの恩人にして友人。フロドナやアレスともある程度の親交がある。
かつてゼルヒと英雄となる約束を交わし、「魔王物語」を持ち去った。
いつの間にか姿を消している。
「魔王物語」2章のツィーリアのモデル。

【フロドナ】
ルドルフを拾った人。高山地帯の出身者で、冒険家。
アイリッツから「魔王物語」の一部を受け取っている。
いつの間にか姿を消している。
「魔王物語」3章のランドルフのモデル。

【ゼルヒ・エルオント】
かつて英雄と呼ばれた人物。大陸の支配者。
流された「魔王物語」を拾い上げた最初の人。
病によって気が触れてしまったものの、大陸最強の彼を止められる者はいない。
現在の大陸は狂王による恐怖政治で荒れ果てているらしい。

【ハロルド・ディスター】
「魔王物語」の著者。アレスとの約束は果たせず、物語は未完のまま息絶える。
彼の飼っていた青いイシは物語の終焉を追い求め、アーロン(略)にとりついた。

[イシ]
島の地下で繁殖している謎の物体。
人間の背中に寄生し、人の記憶を見せたり宿したりできるようだ。
ヒマリは背にアレスのイシを背負い、魔王物語の終焉を求めた。
ハロルドのイシはアーロン(略)ひいては魔王物語そのものに宿り、終焉を求めた。
[病]
ネズミを介して大陸や島に蔓延した流行病。
ネズミの主食の花は大陸や島から根絶され、ネズミもまた殆どいなくなった。
(ただしハロルドが花を育成していたこともあるのか、島には花が稀に咲くこともある)
病の蔓延のせいで島の住民は島を放棄した。
発病すると発狂し凶暴になってしまうようだ。
大陸の英雄であるゼルヒもまた感染し、発狂してしまっている。

フロドナやアイリッツの行方は一切触れられていません。
島の変な力でイシにされてしまった説を個人的には支持しています。
フロドナのイシは出てきてませんが、ルドルフが「背中から見守ってくれている」
という発言をしていることから彼がイシを背負っている可能性あり。
アレスが何してるのかは謎。生きてはいるらしい。大陸編で出るらしいし。

429 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 03:16:41.67 ID:ZgsyEpm80
【1レスまとめ】
ハロルド・ディスターが書き残した物語、「魔王物語」。
3章まで書き上げることが出来たものの、ついに終章を書くことが出来ぬまま
ハロルドは息絶えた。
完成した物語を読むアレスとの約束は果たされなかった。
物語の結末を求め、アレスのイシはヒマリに終焉への願いを託した。
ヒマリの使命は「魔王物語」の結末を見つけること。
島には「魔王物語」に影響を受けて自分の物語を紡ぐためにやってきた人々がいた。

ルドルフの物語は育ての親の願いを果たすためのもの。
「竜を倒せるほど強くなれ」との言葉を胸に、雪山に棲む竜を倒す。

ナナの物語はかつての祖父との思い出を乗り越えるためのもの。
祖父は英雄ゼルヒと呼ばれた存在だったが、病に倒れ正気を失った。
気が触れた祖父の治世で大陸は荒れ果てている。
塔の頂上に棲む悪魔を倒し、祖父との思い出にけじめをつける。

ヒクグモの物語は悪を乗り越えるための悪となるためのもの。
海に棲む白鯨を倒し、悪を持って英雄ゼルヒを打ち倒す覚悟を持つ。

ハロルドのイシもまた執念のまま結末を追い求めた。
3つに分かれていた「魔王物語」をひとつの場所へ集めることが出来たことで
魔王物語とハロルドのイシが融合し、語られなかった最終章の魔王として姿を現す。
対するヒマリとルドルフ、そして魔王物語のモデルとなった人物のイシが集まったことで、
「魔王物語」の英雄たちを演じるに足る素材が集まった。
かくして「魔王物語」の最終章が作り上げられた。
結末は、ヒマリたち演じる英雄の勝利に終わった。
「魔王物語」は結末を迎えることが出来、ヒマリの使命は果たされた。
「魔王物語」の結末とは別に、島で自身の物語を終えた人々は、
大陸にて自分の運命と向き合っていくことだろう。

【3行+α】
志半ばで著者の死により未完の物語となった「魔王物語」の結末を求めてうろうろ
著者の残留思念と、物語の英雄のモデルとなった人のイシを継いだ主人公達とでバトル
代理戦争で物語の結末は魔王の撃破として描かれましたとさ。めでたしめでたし
(ただし現実世界の問題は何一つ解決していないとさ)

430 :魔王物語物語:2012/07/03(火) 03:24:05.58 ID:ZgsyEpm80
以上で終わりです
少ない演出で色々妄想を掻き立てられる良ストーリーだと思う
ゲームそのものはちょっと難易度高めだけどフリーだし気が向いたらやってみて欲しいな
続編の大陸編が出るのを俺はずっと待ってる

 






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