エスプガルーダII~覚聖せよ。生まれし第三の輝石~
part63-102~107


102 :エスプガルーダII・1:2012/09/24(月) 02:17:38.93 ID:usJ5VaR50
未解決一覧にあった「エスプガルーダII~覚聖せよ。生まれし第三の輝石~」を投下します。

【プロローグ】
前作の戦いである「シンラ大戦」から3年後。
ソーマ国はシンラと大戦を引き起こした聖霊(ガルーダ)の技術を入手。
シンラの技術に自らの技術を加え、人為的にガルーダ能力を手に入れる実験を行っていた。
しかしその実験は多くの人間、特に子供たちを使うものであり中には悲惨な死を遂げる者もいた。
国王は娘のジャノメと息子のツバメも実験体に利用するが、完全なガルーダにはならなかった。
唯一ガルーダとして覚聖できたのはアサギだけだった。

アサギは自分が生み出されるまでに多くの人間が犠牲になっていることを知り、反乱を企てることにした。
ソーマ国初のガルーダとして称号を受ける授与式の日。アサギは覚聖能力で国王を殺害し逃亡を図る。
同刻、シンラ大戦で戦った兄妹のガルーダ、アゲハとタテハもソーマ国の現状を知り
かつて自分たちが手をかけた義妹のセセリのような被害者を出さない為にソーマ国へ向かうのだった。

【キャラクター】
アサギ:本作品の主人公。ソーマ国唯一のガルーダ。一見明るい少女だがちょっとSっ気がある。
アゲハ:前作の主人公・兄。シンラ国によって生み出されたガルーダの一人。
タテハ:前作の主人公・妹。シンラ国によって生み出されたガルーダの一人。
ジャノメ:ソーマ国の姫。父の手により未完成なガルーダとなる。
ツバメ:ソーマ国の王子。姉と同じく未完成なガルーダ。父亡き後軍隊長として兵を率いる。
マダラ:通称ウェッハ。ソーマ王に忠誠を誓う将校の男。国王殺害時に自らも負傷し、機械と融合した装備で立ち塞がる。
セセリ:シンラ国の姫。3年前のシンラ大戦でガルーダ兄妹に四肢をもがれて敗退する。
 
103 :エスプガルーダII・2:2012/09/24(月) 02:18:59.21 ID:usJ5VaR50
【Stage1 運命は少女と共に】
ソーマ王を殺害し、逃亡を続けるアサギに軍の手が迫る。
そこへアゲハとタテハの兄妹が合流、バリアを発生させ追っ手の軍を一掃する。
自分と同じガルーダ能力を持ったアサギを見て驚く兄妹。
それをよそにアサギは飛び立つ。後を追うアゲハとタテハ。
「見つけたぞアサギィ!」
自分を追うものや他国への侵略を始めたソーマ軍の兵士をなぎ払うアサギの目の前に王子であるツバメが立ちはだかる。
能力増幅装置であるガルーダローブと呼ばれる偽翼を背負い襲い掛かるツバメ。
アサギの一撃がツバメを薙ぐ。「お姉ちゃぁぁぁん」と叫び、鮮血を撒き散らしツバメは海に墜ちていく。

【Stage2 生命の化身】
ソーマ国の襲撃により軍港となった港町上空を3人のガルーダは飛ぶ。
そこに響く「ウエッハッハッハッハ!」と豪快な笑い声。
かつてアサギによって半身を負傷した将校・マダラが巨大な銃を義手に装着して現れる。
アサギはものともせずマダラの残された生身の腕と銃を吹き飛ばし、船上にたたき付ける。
更に襲い来る生体兵器ヨルムンガンドを殲滅し、3人は空中要塞へと向かう。

【Stage3 姉と弟と・・】
廃棄処理場を兼ねた空中要塞。
迎撃の為に飛来する戦闘艇をなぎ払い3人がたどり着いたところは要塞とは不釣合いの空中庭園。
そこに響くすすり泣く声。庭園の中心には傷ついた弟を抱きしめる王女・ジャノメ。
「よくも…私のツバメを…!」
ツバメと同じガルーダローブを纏い、庭園の花をも巻き上げて攻撃を仕掛けるジャノメ。
しかしガルーダの力には敵わず、力尽きたジャノメは花びらが舞う中落下していく。
「ツバメ…ごめんね…」
 
104 :エスプガルーダII・3:2012/09/24(月) 02:20:15.07 ID:usJ5VaR50
【Stage4 砂塵浴びる哀】
空中要塞を後にし、渓谷を飛ぶ3人。
彼女に向かう軍隊も増え、綺麗な眺望の渓谷も戦火に包まれている。
渓谷を抜けた平原でアサギは巨大な機械と、搭乗者の声を聞く。
「俺はココだァ!」
それは港町で撃破したマダラだった。
自ら肉体を捨て、首から下を機械化したマダラは巨大戦車として立ちふさがった。
何度も変形を繰り返し攻撃を加えるマダラ。
しかしその体もガルーダの攻撃には耐え切れず爆発した。
「王子ぃぃぃ!姫様ぁぁぁぁぁ!」
最期までソーマ国に忠を尽くしたマダラの叫びは爆風の中に消えていった。

【Stage5 ずっとこの時を待っていた】
ソーマの中心都市ビフロンズまでたどり着いた3人。
激戦を繰り広げる中、アゲハとタテハは懐かしい存在を感じ取っていた。
その存在は都市にある広場の中心にいた。
「ずっとこの時を待っていた…必ず死なす!」
武器を手に偽翼を広げ飛翔するドレス姿の女性。
それはソーマ国の手によって蘇生し、復讐への一念から兵器化し、憎悪に満ちたセセリの姿だった。
「消し飛べぇぇえぇ!」
機械化した身体から武器を射出し襲い来るセセリ。
ガルーダの力がセセリの身体を打ち抜く。
崩壊していくセセリの身体、顔が割れ、機械の肌が露出していくなか、セセリは涙を流し散っていった。
「お父さま…ごめんなさい…」
 
105 :エスプガルーダII・4:2012/09/24(月) 02:23:15.87 ID:usJ5VaR50
【Stage6 完全なるモノへ】
3人はガルーダ研究施設へ強襲をかけた。
飛行艇や戦車をなぎ払い、施設内に突入すると複製されたガルーダの実験体が生身のまま襲い掛かってきた。
3人の力の前に鮮血を噴出し、断末魔をあげて散っていく実験体。
その先には巨大な生体維持装置・ガッデスガルーダがあった。
ガッデスガルーダを破壊する3人。
そこにはひとつの融合装置と互いに手を取り合ったジャノメとツバメの姿があった。
「融合すればガルーダになれるんだ!」
「これからはずっと一緒なの」
「お姉ちゃん行くよ!」
「いつでもいいわ、ツバメ」
「融合してしまったら、人間には戻れないのよ!」
叫ぶアサギの声も空しく、ジャノメとツバメは自ら融合装置の中へ飛び込んでいく。
二人は融合し、真ガルーダ・クジャクとなった。
圧倒的な力で襲い掛かるクジャク。覚聖した力で対抗するガルーダ。
戦いはガルーダの勝利で終わった。クジャクは崩壊し、ジャノメとツバメの融合も解ける。
その身体も轟音をあげて消滅していった。
 
106 :エスプガルーダII・5:2012/09/24(月) 02:25:45.83 ID:usJ5VaR50
【エンディング】
・アサギ編
ジャノメとツバメが消滅するのを見たアサギは涙を流す。
「ガルーダの力なんてあったって、何も生み出せないのね…あたしなんて…消えてなくなればいいのよ!」
アサギは残る全ての力を実験施設めがけ打ち込む。
「さぁ行こう…アサギは良くやったよ…」
自分の中に宿る聖霊の言葉にアサギは笑みを浮かべ、爆風の中に消えて行った。

・アゲハ編
「俺は、年端も行かない子供たちを殺してしまった。セセリ…おまえもそれで良かったのか…」
再び義妹を、年端も行かない子供たちを殺してしまったアゲハは自責の念に駆られる。
そんな彼を妹のタテハは抱きしめる。
「お兄ちゃんがそんなんでどうするのよっ!落ち込んでいてもしょうがないわ、築こうよ平和な世界」
タテハの言葉に我に帰るアゲハ。見つめあう二人の頭上にはガルーダの羽根と同じ蝶が舞っていた。

・タテハ編
タテハは実験施設に囚われていた生存者の子供を救出した。
「良かった。みんな無事ね。これからは私が守ってあげるからね」
泣きながら駆け寄ってくる子供たち。
それを見たタテハは涙を流して死んでいったセセリの姿を思い出していた。
「セセリ…私たち、どうしてこんなになっちゃったの?もっと分かり合えたはずなのにね…」
 
107 :エスプガルーダII・6:2012/09/24(月) 09:04:59.31 ID:usJ5VaR50
【ブラックレーベル版・セセリ編】
XBOX360に移植されたブラックレーベル版ではセセリもプレイヤーキャラとして選択できる。
設定上はセセリと同等の力と記憶を持つクローン兵器。
身体機能の損傷により父であるシンラ国王・ジャコウが殺されたことまでの記憶がなく。
アゲハ・タテハのガルーダ兄妹と仲良く暮らしていた。
ソーマ国の騒乱を知り、記憶を取り戻さないままセセリは戦地に赴く。
都市へ侵攻する際、セセリはドレス姿の女性と対峙し、彼女を殺した。
それが自分のオリジナルであるとも知らずに。

ソーマ国の野望は打ち砕かれ焦土と化した地を見たセセリはオリジナルの記憶を思い出す。
大好きな父王が殺されたこと。殺したのは今まで慕っていた兄と姉だったこと。
そして今回の戦いでオリジナルである自分をも殺してしまったこと。
悲鳴をあげたセセリはそのまま気を失ってしまう。

気がつくとそこはガルーダ兄妹と母親が暮らす家だった。
セセリのお陰でソーマ国の野望は打ち砕かれたと感謝を述べ、目を覚ましたことを母親に報告するために部屋を後にする兄妹。
その姿を見送ったセセリの顔は歪んだ笑みを浮かべていた。
「戦いは…終わってなんか…いないよ!タテハにアゲハ…たった今始まったばかりだよ…必ず死なすっ!!」
全ての記憶を思い出したセセリは兄妹の殺害とシンラ国の復活という野望を新たに抱くのだった。


エスプガルーダIIのストーリーは以上。

予断だが、セセリは製作スタッフ(特に社長)のお気に入りキャラであり、
上級プレイヤーがストーリーを進めるとStage5のセセリが「憎悪に満ちたセセリ」という強化ボスになる。
「お前のようなボスがいるか」といわんばかりの弾幕の吐きっぷりに「この子はいろいろな意味で愛されてるなあ」と思う次第である。





| 新しいページ | 編集 | 差分 | 編集履歴 | ページ名変更 | アップロード | 検索 | ページ一覧 | タグ | RSS | ご利用ガイド | 管理者に問合せ |
@wiki - 無料レンタルウィキサービス | プライバシーポリシー