メモリーズオフ ゆびきりの記憶

part63-332~346


332 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:00:08.43 ID:bd2LDddH0
舞台は神奈川県藤川市のローカル線「シカ電」沿いの芦鹿島周辺と藤林高等学校。

主人公の芹澤直樹は、将来芹澤家の後継者となり、いとこの天川ちなつは許嫁となることが決まっていた。
しかし十年前、許嫁の関係は本家によっていつの間にか解消され、直樹は後継者の資格も失った。
それと同時に実の親に捨てられた直樹は、ちなつとその両親とともに育った。
しかし、将来芹澤家の後継者になるちなつと、資格を失った直樹が一緒にいるのは本家にとって都合が悪いようで、
本家の決定で直樹はアパートで一人暮らしを始めることになった。

333 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:02:14.42 ID:bd2LDddH0
【キャラクター紹介】

芹澤直樹(せりざわ なおき)
主人公。十年前に事故に遭ったようで、それ以前の記憶がない。腕に矢尻のような形のアザがある。
昔から、大事な約束の際にはちなつから教えてもらったゆびきりをしてきた。

天川ちなつ(あまかわ ちなつ)
直樹の幼馴染で世話焼き。「ちなつはなおくんの嫁なのです」と公言してはばからない。
行動原理も明快で、「なおくんがいいなら」である。
直樹もそれをはっきりと拒絶できないでいる。

南雲霞(なぐも かすみ)
突然押しかけて同居を始めた謎の女の子。頭の回転が速いが、冷淡でどこか素直でない性格。要はクーデレ。

星月織姫(ほしつき おりひめ)
直樹のクラスの担任代理を務める新米教師。担当は数学。
外見も言動も幼いため、生徒や先生からは「姫ちゃん先生」と呼ばれて親しまれている。
過去のメモオフの舞台であった澄空学園卒である。

リサ・ケイシー・フォスター
風流庵でアルバイトをしているアメリカ人の留学生。江戸文化が好きだが、たまに間違った言葉使いをすることも。
いつも笑顔を絶やさない。過去のメモオフの舞台であった浜咲学園に留学している。

鼓堂詩名(こどう しいな)
直樹とちなつとは中学時代から付き合いがある、1つ下の後輩。噂好きでおしゃべりで写真撮影が趣味。

佐賀亨(さが とおる)
メモオフ6から引き続き登場。三枚目のお調子者。大学受験に失敗し、予備校に通う資金を稼ぐため風流庵で働く。
澄空学園卒である。

稲穂信(いなほ しん)
メモオフシリーズではおなじみのキャラクター。今作では、前作まで勤めていたルサックの系列店である風流庵の店長代理。
直樹に要所要所でアドバイスを授ける。
信は織姫のひとつ後輩にあたる。

334 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:05:05.99 ID:bd2LDddH0
【共通パート】
一人暮らしの初日の夜、見知らぬ女の子がアパートの前にいた。
彼女が直樹を『だいすけ』と呼んだとたん、直樹の意識はぷつっと途切れた。
目が覚めると、直樹はアパートの中にいた。
南雲霞と名乗った彼女は、直樹が霞を押し倒しているような写真をでっち上げていて、
それを盾になし崩し的に同居を始めてしまう。
霞は、親に自分を金持ちの男に売られそうになったため、逃げてきたのだという。

直樹とちなつは、織姫によって強制的に文芸部に入部させられる。織姫は文芸部の顧問だった。
それまでは部員は詩名だけであったが、以後文芸部の雑用を手伝わせられるようになる。

ある時、直樹は亨の乗ったバイクにぶつかってしまう。
そこで亨に「大輔か?」と声をかけられ否定すると
「じゃあ直樹か、お前のグループには男は2人しかいなかったもんな」と言われる。
直樹には亨の記憶も『大輔』の記憶もないものの、亨は過去に直樹たちと遊んだ記憶があるようだ。

また、霞に財布の金を勝手に使い込まれ、当座の金が必要になった直樹は
風流庵でちなつと一緒にアルバイトを始める。
リサや亨や信たちとともに、直樹はアルバイトに精を出していく。
ちなつの働く姿を父親が見に来るが、ちなつは冷淡な態度をとる。
直樹を家から追い出した形になっているため、親とケンカしている様子である。
一方、リサもアメリカにいる父からの電話に荒い語気で返事をしたり、出なかったりする。

織姫・リサ・詩名ルートでの霞は、住む場所が見つかったと言って直樹のアパートを離れる。
ちなつ・霞ルートでは、そのまま居続ける。

※本作では、一般的な選択肢の他に「ゆびきり分岐」が存在する。
特定の場面で相手とゆびきりをするかどうかで、展開は異なってくる。

※最初に織姫・リサ・詩名の3人を攻略することで、ちなつ・霞を攻略できるようになる。

335 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:12:24.91 ID:bd2LDddH0
【星月織姫】
直樹は、織姫が子供向けのアニメである「レッツゴー☆ペタペタ」や遊園地が好きなことを偶然知り、
趣味を知られたくなかった織姫と直樹は、秘密を共有する形で仲を深めていく。

織姫が「レッツゴー☆ペタペタ」にはまった理由は過去にさかのぼる。
織姫はバスケ部のレギュラーだったが、中学生の時に足を怪我し、結果レギュラー復帰はできないと分かり捨て鉢になっていたところ、
公園で会った少年から「勇気の石」と名付けられたちょっときれいな石を渡される。
「レッツゴー☆ペタペタ」とは主人公のぎんじろーさんというペンギンが勇気の石を求めて旅をする話であり、
織姫は改めて作品に触れて元気をもらった。それ以降、「勇気の石」は織姫の宝物となった。

ある日、文芸部で織姫が寝ていた時に、寝言で「純也」という人に対し安心しきったような態度をとる。
織姫はすぐ目覚め、直樹に忘れるよう言ったが、もやもやした気持ちを抱えることになる。
同じころ、風流庵に山岸いずみという興信所の人が現れ、織姫の普段の様子を聞かれる。
織姫には縁談が持ち上がっているようだった。
「貴次純也」という人に心当たりがないかとも聞かれるが、直樹は知らないふりをした。ちなつも知らないようだった。

直樹は織姫の趣味に付き合ううちに、マンションにも行き来するようになる。そしてある夜、直樹は織姫に告白する。
しかし、織姫は先生と生徒だからという理由で拒絶する。
直樹は、「自分は先生の好きな人の代わりなのか」などと冷たい言葉をかけてしまった結果、ケンカ別れになってしまう。
駅に戻ると、ちなつが直樹を待っていた。ちなつが言うには、直樹は織姫に騙されているのだという。
いずみからもらった週刊誌記事によると、織姫は高校生のときに恋愛関係のもつれから殺傷事件を起こしたのだという。
また、いずみから直樹と織姫が仲良くしている写真ももらっていた。ちなつは半狂乱になって直樹を問い詰める。
興信所の人がここまで……?その時、織姫からのメールが。そこには「たすけて」とだけ。
ちなつを駅まで引っ張った後に織姫の部屋に駆け付けると、やつれた様子の織姫がそこにいた。
織姫宛てにも、直樹と織姫が二人でいる写真がいずみから送られてきていた。いずみは、二人とも学校にいられなくするという。
好きな人の過去を知りたい。直樹の求めで、織姫は自身のことを話し始める。

336 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:15:24.05 ID:bd2LDddH0
織姫は高校生の時、バスケ部の顧問で数学教師の「高次純也」と付き合っていた。
しかし同じ部員であったいずみが、純也に告白して恋人になったという話を織姫にする。
織姫は純也を問い詰めたが、否定する純也を信じられなかった。織姫は純也に会わなくなり、バスケ部も辞めてしまった。
その後純也は織姫を呼び出し再度否定していたところに、いずみが現れる。
いずみが純也からもらったというメールの画面には、何も表示されていなかった。
いずみは狂っていたのだ。純也と織姫を刺し、自身も自殺を図った。
純也は重傷を負って教職を追われ、もはや連絡は取れなくなった。織姫も腹部に傷が残った。
山岸いずみの本名は、雛岸いずみである。事件を起こしたことで偽名を使ったと思われる。
織姫は友達も家族も失い、高校にもいられなくなって、澄空学園に転入してきたのだ。
自身も先生と生徒という関係の恋愛で辛い経験をしていたからこそ、直樹にはそのような経験をさせたくなかったのだ。

直樹は、自分の事を信じてほしい、幸せにしてみせると改めて自分の気持ちを伝え、二人の心は一つになる。
その時、部屋にちなつといずみが入ってきた。
真逆のことをいずみに吹き込まれていたちなつは直樹を織姫から救おうとするが、
狂ったいずみは鬼の形相で純也の居場所を織姫に問いただし、止めようとした直樹と揉み合いになる。
寝返ったちなつが偶然いずみの携帯をキャッチし、部屋の外に走っていく。いずみも、純也の写真が入っている携帯を追って外に出る。
直樹と織姫は、橋の上で自殺しようとするちなつを見つける。
直樹が自分から離れていくのを知り、死のうとするちなつを二人で思いとどまらせたとき、直樹は後ろからいずみに刺される。
激痛に倒れる直樹を織姫はかばい、ちなつに早く逃げるよう言うが、
ちなつは携帯を囮にしていずみを引き寄せ、携帯を川に投げ捨てた。
いずみが携帯を探そうと川に飛び込んだところで、直樹の意識は途切れた――。

直樹は一命を取り留め、退院する。
いずみは溺死体で発見され、携帯電話も壊れていた。
遅くまで織姫の部屋にいたことについては、文芸部の活動だと皆で証言してお咎めなしになった。
病院で織姫は直樹の左腕のアザを見て、直樹こそが過去に勇気の石をくれた少年なのだと思いだした。

二人は、付き合い始めるのを、高校を卒業する二年後にしようと決めた。
そして二年後、直樹は遊園地で織姫に自分の想いを伝え、二人は結ばれる。

(織姫ハッピーエンド)

337 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:17:23.12 ID:bd2LDddH0
【織姫グッドエンド】
直樹は一命を取り留め、退院する。
風流庵では、先生や生徒を交えて織姫の誕生日パーティーが開かれていた。
プレゼントは「レッツゴー☆ペタペタ」のものばかりだった。皆に趣味はバレバレだったのだ。
「二年後に……」という約束を交わした直樹は、織姫に新しい勇気の石となる宝石を贈った。
織姫とは一年後の七夕だけ、晴れたらデートをしようという約束を結んだのだが
肝心のその日は記録的な悪天候であった。

【織姫ノーマルエンド】
直樹は一命を取り留め、退院する。
しかし、いずみの携帯電話が見つかり、画像が学校の知れ渡ることになった結果、
二人は高校を辞めることになってしまい、織姫は直樹のアパートに住む。
二人は共にアルバイトで生計を立て、苦しい生活が続いている。
織姫の心に不安がよぎるものの、直樹は織姫に笑顔を取り戻させる。
これから先、どんなことがあっても乗り越えていけるよね。いつまでも、こんな幸せが続くといいね。

【織姫バッドエンド1】
直樹の葬式。織姫は、直樹の顔さえ見せてもらえなかった。
織姫は高校に辞表を出し、悲しみを胸にずっとひとりで生きていくと決めた。

【織姫バッドエンド2】
直樹は一命を取り留め、退院する。
それから二年後。
事件の後すぐに直樹は織姫と付き合い始め、甘い生活を続けていた。
しかし直樹は、事件の翌年のクリスマスにちなつに告白されて断ることができなかった。
ちなつの前では、直樹と織姫は別れたということになっている。
直樹は、お互いの関係を隠しながら生活を続けていく……。

338 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:22:09.53 ID:bd2LDddH0
【リサ・ケイシー・フォスター】
ちなつは風流庵の客に告白されるが、ちなつの父親が激怒して風流庵を辞めさせてしまう。
それでも未練がましく風流庵に通うちなつだが、直樹はちなつの気持ちには応えられないと告げる。
ちなつはリサに笑顔の秘訣を聞く。
リサの母親は幼いころに亡くなってしまい、ベビーシッターの千代子に育てられた。
千代子は、リサが悲しんでいると天国のお母さんも悲しむから、いつも笑っているようにと教えた。
大切な人には笑っていてほしいから、リサは笑顔でいられるのだ。
ちなつは、直樹の笑顔のために身を引く。

直樹は江戸文化を勉強してリサと大江戸ミュージアムでデートをする。
リサは、直樹の努力が嬉しかった。二人の仲は親密になっていく。

ある日、リサの父親が風流庵に来て、リサにアメリカに帰るように言う。
口論の末リサは風流庵を飛び出し、直樹はリサを大江戸ミュージアム近くで発見する。
直樹はリサに、口論の理由を聞く。
リサの父親には再婚相手が見つかり、連れ子もいた。
父親にも笑顔が戻ったが、リサは新しい家族の前では笑えないでいた。
新しい家族を認めると、本当の母親や千代子のことを忘れてしまうのではないかと不安だったのだ。
直樹はリサに、リサの父親はリサの母親を忘れていないからこそ、
その「絆」であるリサを心配しているんだと伝える。
風流庵に戻り、リサと父親は仲直りする。

リサの父親は、再婚相手ともうすぐ結婚式を挙げる予定だから、少しの間だけでも帰ってきてほしいという。
リサは、交換条件として千代子に会いたいと告げる。
リサの父親は千代子の居場所を知っていたが、千代子は病気にかかりアメリカにいた頃の記憶を失ってしまったという。
それでも、リサは会いに行くことを決める。
千代子の家に着き、リサが裏口からこっそり覗くと、千代子が子供をリサと弟のトムの名前で呼ぶ姿が見えた。
「絆」はしっかりと残っていた。リサは、気持ちの整理がつき、家をそっと離れる。

その後風流庵で、出発のパーティーを行う。
実は、新しい生命がもうすぐ誕生し、リサに兄弟ができるのだという。
惜しまれつつも、リサはアメリカに帰国した。

それからしばらく後、リサは日本に戻ってきた。
そして、自分を家族と向き合わせてくれた直樹に、リサは自分の想いを伝え、二人は結ばれる。

(リサハッピーエンド)


【リサグッドエンド】
リサはアメリカに戻ってから新しい家族が増えて忙しく、なかなか日本に帰ることができないでいる。
それでもエアメールや電話で、必ず日本に戻ってくるという事を聞く。
リサがいつか日本に来たときにいい男になっていようと直樹は誓う。

339 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:25:52.76 ID:bd2LDddH0
【鼓堂詩名】
詩名は、直樹とちなつをくっつけさせようとする。
しかし直樹はちなつを妹としか見れず、逆に詩名の好きな人を聞くことで話題をそらそうとする。
詩名にも好きな人がいるらしいことが分かった直樹は、詩名の恋を手助けしようと考える。
そして、詩名が趣味で作詞作曲もしていると知る。
直樹は詩名に、音楽に気持ちを乗せて好きな人に伝えようと提案する。
放課後に文芸部室で作詞作曲を進める中で、相手の事を聞くうちに、直樹は好きな人が亨ではないかと言って、詩名も明確には否定しなかった。
曲が完成して詩名は直樹の前で歌ってみたが、好きな人が亨だと思っている直樹は詩名の気持ちに気付かない。
直樹は詩名に亨を会わせた結果、詩名と亨は付き合うことになった。
直樹はその後、自分が嫉妬しているのを感じて、今更ながら詩名を好きだということに気付いてしまった。

詩名が直樹とちなつをくっつけさせようとした理由は過去に遡る。
詩名が駅前で歌っていた時、足を止めて褒めたのはちなつだけだった。
そのおかげで、詩名は今でも作詞作曲を続けていられた。
(ちなみに「レッツゴー☆ペタペタ」の歌詞のコンテストで優秀賞をもらい、採用されているようである)
その後直樹と出会って好きになったものの、ちなつが直樹を好きなことは一目瞭然だった。
しかし直樹に自分から告白すると、恩義のあるちなつから好きな人を奪って、傷つけてしまうことになる。
直樹が自分のことを好きになってくれれば、奪ったことにはならない。
が、いっそのこと直樹とちなつが付き合ってくれればまだ諦めもつくし、恩も返せる。

その後、亨とリサが駅前でデートをしているのを見る。
そのことを亨に問いただすと、リサは浮気相手なのだという。
リサは亨が詩名と付き合っているのを知って、自分も亨が好きなことに気付いて、
愛人でもいいからということで付き合い始めたのだという。

心ここにあらずで風流庵の仕事をする直樹に、信は亨と詩名のところに行くように言う。
遊園地に行くと、亨と詩名がデート中だった。
直樹は亨を殴り飛ばし、気持ちに気付いてなかった自分も殴ってほしいと頼み、殴られる。
そして、亨があっさり身を引いた。
亨は初めから、詩名が自分のことを好きではないと気付いていた。
風流庵の皆と画策して、直樹に自分の気持ちに気付かせるように一芝居打ったのだ。

直樹は詩名に自分の想いを伝え、二人は結ばれる。

(詩名ハッピーエンド)


【詩名バッドエンド】
直樹は、亨と詩名の所に行くことができなかった。直樹は風流庵をやめてしまった。
直樹は現実から目を背け、誰かのせいにすることしかできなかった。

340 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:28:22.90 ID:bd2LDddH0
【ちなつ・霞共通ルート】
霞は、探し物があると言って街を歩く。直樹もそれに協力を申し出る。
ある日、霞がちなつと風流庵で出会う。二人は知り合いのようだった。
霞も、風流庵で働くことになった。

直樹は記憶を失う前から、「レッツゴー☆ペタペタ」のぎんじろーさんのストラップを持っていて、それが大切なものだと分かっていた。
そして、幼いころにちなつ、霞、直樹、『大輔』の4人で遊んでいた光景を思い出すようになる。
霞は、その思い出がある場所をたどっていたのだ。
しかし、過去に触れるたびに激痛と不快感が直樹を襲う。
それでも、ストラップを一度失くしたのをきっかけとして、直樹は自分の過去に向き合っていく。

ある日、霞と直樹が同じアパートの部屋に住んでいるのがちなつにばれる。
ちなつはカッとなって父親に電話をするが、霞が住むことは父親も了承済みだったという。
ちなつは荷物を持ってきて、三人で同居を始めることになる。

またある日、資料探しを頼まれていた詩名が過去のPTAの文書を見つける。
近くの洞窟に「レッツゴー☆ペタペタ」の勇気の石があると言って探検するのをやめさせるようにという文書だった。
『鷹見大輔』は、芹澤直樹に頼まれて石を取りに行き、死亡したという。
芹澤直樹も、その後大けがを負ったという。
(洞窟にある勇気の石とは単にちょっときれいな天然石というだけである。織姫ルートに登場するのも同じ)

直樹は、タイムカプセルを埋めたことを思い出し、記憶の光景を頼りに公園の大樹のそばからタイムカプセルを掘り出す。
しかし、「思い出すなんて、許さない」とちなつが直樹を妨害する。
そこに霞が助けに来て、ちなつと霞は平手打ちの応酬をする。
そんな中タイムカプセルを開けると、中には勇気の石が3つ、ミニレコーダー、ぎんじろーさんのストラップ、
大輔とちなつと霞への「埋めなおしてごめん。でもこれで僕のことを認めてくれるよね」という手紙、
そしてちなつが入れた「ちなつとなおくんとの写真」が入っていた。
その写真を見ると、「なおくん」には腕にアザがなかった。では、自分は誰なのか……。
そこで、直樹の意識が途切れた。

341 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:30:52.32 ID:bd2LDddH0
以下簡単にまとめ。


主人公の本名は『鷹見大輔』である。(以下、主人公の名前は大輔で表記する)

大輔と直樹とちなつと霞はいとこ同士で、よく4人で遊んでいた。
ぎんじろーさんのストラップは4人で色違いのものを1つずつ持っていた。
大輔もちなつも霞も、それをずっと持っていたのだ。
ある日亨からタイムカプセルについて教えてもらって、4人で埋めることになった。
大輔と霞は勇気の石。ちなつと直樹は一番大事なもの。
直樹は大人しい少年だった。勇気の石をなかなか取りに行けなかった。
それを霞が煽った結果、奮起した直樹は勇気の石を一度取り、再度タイムカプセルを埋めた。
直樹は霞の事が好きだったからである。
友達に見せようとして二度目に取りに行くときに、直樹は死亡した。

大輔は大人たちから責められる。
大輔はちなつと一緒にいられるように大輔としての記憶を封じ、直樹として振る舞うようになった。
記憶について治療の手立てもなかったため、戸籍上でも本家が手を回して、大輔が死亡したようにした。

342 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:33:31.68 ID:bd2LDddH0
【天川ちなつ】
大輔は病院で目覚める。それに気付かないちなつはそばで独白する。

ちなつは大輔のことが直樹でないことは当然分かっていた。
直樹の死後、許嫁ならば仇を取らなければいけないと教えられた。
ちなつは「なおくん」が好きだったため、命を奪う原因となった大輔のことを許せなかった。
大輔が本来の記憶を取り戻さないことが復讐だと思っていた。
一緒にいる生活は楽しかったが、それは「なおくん」に向けた好意だと思っていた。
しかし本当は、大輔のそばにいるために「なおくん」を利用していただけと気付いてしまった。

大輔は、病院でちなつに自分の気持ちを伝える。
大輔は過去にちなつと、「ずっといっしょにいる」というゆびきりの約束をしていた。
それは今でも変わらないこと。二人は再びゆびきりをし、結ばれる。
霞は風流庵の二階に住むことになり、ちなつとアパートで同棲することになる。
ちなつは今までにないくらい好意を露わにする。しかし、ちなつの呼び名はいつまでたっても「なおくん」のままである。
大輔が強く否定したとたん、ちなつは倒れた。
ちなつが入院している間、大輔はちなつの父親から話を聞くことになった。

ちなつが旧家で教え込まれたのは、夫への完全な依存であった。
直樹の死をきっかけにちなつは敵意を持って大輔を見るようになったが、
大輔が直樹として振る舞うことでちなつの心は安定した。
ちなつが倒れてしまったのは、大輔が元に戻ったことで、ちなつとの元許嫁という関係がなくなり
「なおくん」との関係を失い、心が不安定になってしまったからであった。
ちなつは常に、大輔への敵意と「なおくん」に対する依存とで、心を病んでいた。
ちなつの父親は、距離を離すことで「なおくん」への好意を風化させようとした。
ちなつの父親は、直樹にちなつの事を託す。

病室でちなつは、ずっと傷つけてきた相手である「なおくん」が、自分のことを許してくれないと思った。
「なおくん」に償い、許しを得なければならないと思った。
ちなつの「なおくん」に対する好意と大輔に対する好意は混同していく。

343 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:37:08.92 ID:bd2LDddH0
ちなつは病院から戻り再度同棲生活を始めるが、呼び方は「なおくん」のまま。
しかしそれを否定してはちなつの心が壊れるため、大輔はそのまま過ごす。
ちなつは極度にスキンシップをとってくるが、大輔はなんとか平静を保つ。
その後、風流庵の二階で霞と作戦会議をする。
肉体関係を持ったら、おそらくちなつの心は過去に固定されてしまう。
つまり、もう大輔を「なおくん」としてしか見れなくなってしまうだろう。
二人で出した結論は、直樹としての自分をきちんと死なせ、大輔に戻すことだった。
それはちなつとの関係を清算することでもある。「指を解く」必要があったのだ。

大輔はちなつの家に行き、ちなつの父親にも相談する。
ちなつを過去の呪縛から解放するためには避けては通れないということで、ちなつの父親も了承した。
しかし、その事をちなつが聞いていた。ちなつは家を飛び出していく。
あわてて追いかけていたところ転んでしまい、そのはずみでもう一つの記憶がよみがえってきた。
幼いちなつは、直樹が転落死した石段で大輔を突き落とし、怪我を負わせたのだ。
そのことから、ちなつは大輔が許してくれないとずっと思っていた。

大輔はその石段でちなつを見つける。
ちなつは自分が大輔を殺そうとしたことや、自分が嫁と言うと他に好意を持っていた子は諦めていくということを告白する。
そうして幸せを奪っていった自分と他人になりたいんだろうと突き放すが、大輔はちなつを抱きしめてキスをする。
過去のゆびきりの時も、記憶が戻った際に病院でのゆびきりの時も、大輔の意識の時だった。
だから、大輔が元に戻ったところで何も変わらないのだ。ちなつの心は晴れていく。

本家が手を回し、大輔の戸籍も戻った。
ちなつは「なおくんの嫁」ではなく「大輔の恋人」として改めて付き合い始める。そんな中、同じクラスに霞も転校してくる。
失われた十年間を取り戻し、これから楽しい思い出をたくさん作っていこうと、大輔とちなつはゆびきりを改めてするのだった。

(ちなつハッピーエンド)


【ちなつバッドエンド1】
大輔は去っていくちなつの指を離してしまった。ちなつは遠くに引っ越し、霞はアパートを出ていく。
大輔は、風流庵に住み込みであわただしく働くのであった。

【ちなつバッドエンド2】
ちなつは石段から落下。命はとりとめたが、意識が戻った彼女は「南雲霞」の人格になっていた。
十年前、大輔がちなつのそばにいるため、そうしたように……。

344 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:41:14.68 ID:bd2LDddH0
【南雲霞】
霞は幼い頃、父親から直樹と仲良くするようにと言われた。でも、霞は大輔のことが好きだった。
そしてタイムカプセルを埋めるというときに、霞は直樹の事を勇気の石を取りに行けない弱虫だと煽った。
その結果直樹が死亡し、責任を感じていた霞に大輔は「助けてあげる」とゆびきりの約束をした。
霞の罪をかぶり、大人たちに大輔は責められ続けた。
そして直樹の死亡の責任があると知った霞の父親は、霞を連れて遠くへ引っ越した。

霞の父親は、霞をお金儲けの道具としてしか考えていない人間だった。母親には早々に愛想をつかされ、別居していた。
直樹と仲良くするようにというのも、芹澤家の跡取りと結婚できれば……という考えだった。
霞は大輔に見捨ててしまったことを謝りたいと思いながら、年月が過ぎて行った。
霞は「レッツゴー☆ペタペタ」のアニメをきっかけとして大輔に会いたいと思うようになる。
そんな中、芹澤家ではちなつが死んだ直樹に対し依存していることが問題となり、霞が跡目取りの候補として再浮上してきた。
跡目取りとは、婿養子を家に迎える役目である。
そこで父親は、成金の中年と無理やり性行為をさせて既成事実を作り、
中年への借金返済をすると共に、跡目取りにさせて芹澤家を継がせ、さらに財産を得ようとした。
その事実を知った霞は逃げ出し、大輔の住む芦鹿島にやってきたところ、ちなつの父と会う。
大輔の事情を聞き、アパートに行ったときに大輔と会い、「だいすけ」と呼びかけた時に大輔は倒れてしまった。(これが共通パート最初の部分)
霞はちなつの父と電話で相談し、アパートに一緒に住むことにした。
しかし大輔としての記憶を取り戻せば大輔の精神は不安定になる。
だから霞は直樹の記憶を固定させるため、そして見捨てた自分に愛される資格はないため、他人の演技をしていたのだ。
(織姫・リサ・詩名ルートでは霞はアパートを出ていくが、その時に初めて「直樹」と呼ぶ。
霞は大輔の記憶が「直樹」で固定されたのを見届けて出て行ったのだ)

霞は、大輔を見捨てて逃げ出した自分をずっと許せないでいた。しかし大輔は、霞が頼ってくれたことが嬉しかったのだ。
二人はアパートに同棲することになる。ちなつは、アパートから去っていく。
(このルートではちなつの大輔に対する呼び方は普通に「だいちゃん」である)

二人はデート中、大木のそばでタイムカプセルに入っていたテープレコーダーを再生する。
そこには、直樹の埋めなおしたことによる謝罪と、霞に見せる分をもう一度取ってくるとのメッセージが入っていた。
直樹は霞が好きだったから、許嫁の関係へのせめてもの反抗なのだと霞は推測する。
霞は直樹への謝罪と、もし状況が違っていても大輔のことが好きだという気持ちを伝える。
そして二人は恋人同士になるが、次の日アパートに帰ると「さよなら。霞」との手紙があった。

345 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:45:24.28 ID:bd2LDddH0
霞は、なぜ手紙を置いて出て行ったのか。
霞は、勇気の石がある洞窟に花を捧げようと行ったが、そこには霞の父親がいた。
霞の父親は、戻らなければちなつや直樹に10年前と同じように何かするという。
10年前、ちなつに仇を取れと吹き込んだのは霞の父親だった。
そして、大輔を責めるように大人たちを誘導したのも霞の父親だった。
この男のせいでちなつと大輔は10年も苦しみ、今また苦しもうとしている。
霞は2人が大好きだった。苦しむ姿を見たくなかった霞は、自分から「指を解く」ことにしたのだ。

大輔はちなつの父から、霞が芹澤本家の屋敷にいると聞き向かおうとするが、ちなつが壊れることになると止められる。
そもそも今回の事件の発端は、跡目取りであるちなつに縁談が持ち上がった時、ちなつが狼狽したことによる。
ちなつは、まだ「直樹」との関係に囚われている。そこで、霞を後継者として格上げするという話が持ち上がったのだ。
ちなつの父も、ちなつの呪縛をなんとか断とうとし、ちなつと大輔の距離を物理的に離すことにしたのだった。
そして今、霞の父親から、娘に手を出せばちなつと大輔の時間を10年巻き戻すという知らせが入った。それは親族から再び責められることを意味した。
霞を助ければ、大輔は大丈夫でもちなつは親族から責められて壊れるだろう。
ちなつを助ければ、霞は芹澤家の跡目取りとして見知らぬ人と結婚しなければならないだろう。
土砂降りの雨の中、3人が濡れていて、自分とあと1人しか入れない傘があるとすれば。
大輔は、霞を選んだ。

大輔は霞に、以前から使っていた暗号で霞の携帯にメールを送った。携帯はもちろん霞の父親が持っていたが壊れたと勘違いし、
金にうるさい父親は修理代を払いたくないため、霞に携帯を渡した。
2人はちなつが教えてくれたプランに従い、夜中に人目のない河原で落ち合った。
そこに事態を察していた霞の父親が現れ、大輔を蹴り飛ばす。
くずおれる大輔に対し、霞の父親は優越感たっぷりに過去の事を話す。

全ては、霞の父親が原因だった。
霞とちなつを10年もの間苦しめていたのは、霞の父親だったのだ。
怒りに打ち震えた大輔は、霞の父親を殴り飛ばす。
これで全てを失ったかという直樹に、貴方がいるところが私の寝床だものと言う霞。

結局、過去の事実がすべて明らかになり、霞の父親は全責任を押し付けられ、放逐された。
ちなつの父親の尽力で、大輔と霞が同棲していたことも美談扱いになり、大輔は将来芹澤家を継ぐことになりそうだ。
そしてちなつも、家族と言ってくれたことが嬉しかった。高校卒業までは、ちなつの面倒を見ることになりそうだ。
霞は家の問題を解決するため、一度故郷に戻るという。
大輔とちなつは、一緒に駅で見送る。

(霞ハッピーエンド)


【霞バッドエンド】
大輔は、ちなつを選んだ。
ちなつのせいで霞が囚われたということに耐えられず、ちなつの心は壊れてしまった。
ちなつは「なおくん」と、「なおくん」のアパートで一緒に暮らし始める。
大輔、いや「なおくん」も、その甘美なぬかるみにゆっくりと沈んでいくのであった……。

346 :メモリーズオフ ゆびきりの記憶:2012/10/22(月) 02:46:59.62 ID:bd2LDddH0
以下、共通ルートバッドエンド。


【バッドエンド1】
霞がアパートを出て行ってから数日後、亨が親とケンカしたという理由で直樹のアパートに居候する。
それから半年、亨はまだ直樹のアパートにいた。誰か助けてくれー!!

【バッドエンド2】
霞が探し物をすると言って出て行ったあと、直樹は追いかけなかった。霞はそのまま戻ってこなかった。
直樹は霞が帰ってくるかもしれないと思いながら、今日も部屋に鍵をかけないで出ていく。

【バッドエンド3】
もやもやした気分の中、遊園地に亨を誘う。男同士で遊ぶのも、たまにはいいもんだなぁ。
あれ、なんか変なのに目覚めてしまいそう?

【バッドエンド4】
真実から目を背けようとした結果、ちなつは遠くに引っ越し、霞はアパートを出ていく。
直樹は、風流庵に住み込みであわただしく働くのであった。

【バッドエンド5】
真実から目を背けようとした結果、階段から落ち、直樹は全ての記憶を失ってしまう……。

347 :ゲーム好き名無しさん:2012/10/22(月) 02:48:26.35 ID:bd2LDddH0
「メモリーズオフ ゆびきりの記憶」はこれで終わりです。






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