不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス

part64-294


294 :風来のシレン5フォーチュンタワーと運命のダイス:2013/01/05(土) 11:05:51.66 ID:WIf0Nu5mQ
風来人のシレンと語りイタチのコッパは
旅の途中で道に迷い『イノリの里』と呼ばれる村に辿り着くが
そこで不治の病に侵された少女『おユウ』と、その恋人の『ジロきち』に出会う。
おユウの病状はもう手の施しようがなく、余命も残されていなかったが
不幸に生まれた者は不幸なまま死ぬなんて認めない、とジロきちは村に残る言い伝え
『フォーチュンタワーの頂上に辿り着けば運命を変えられる』という伝説に一縷の望みを賭ける。
見てみぬフリ等出来ないシレンとコッパはジロきちと共にフォーチュンタワーに挑む。

幾多の障害を切り抜けタワーの頂上に辿り着くのだが
ジロきちの奮闘も空しく、おユウは息を引き取ってしまう。
運命神リーバ(シレンの世界の最高神みたいなもの)の化身は
ここまで辿り着いた褒美として、運命のダイスを振って
最高の目が出ればおユウの命を戻してやろうと言う――代償としてジロきちの命をもらう、とも。

犠牲が出る前提の賭けに抗議するコッパへ淡々と語るリーバ
プラスとマイナスで差し引きゼロ…これが宇宙のルールだとバッサリ切り捨てる。
自分が死んだとしても、おユウが生き返るのであればと
ダイスを振ろうとするジロきちだったが、その直前にコッパがリーバへ提案を申し出る。
自分達がリーバと勝負して勝つ事が出来ればルールをほんの少しだけまけてくれと
リーバは挑発まがいの提案を受け入れ、自分に勝てれば犠牲はなしにすると約束する。

運命を乗り越えてシレン達はリーバに勝利したが、まだ手放しに喜ぶことは出来ない
ジロきちが犠牲になる必要はなくなったが運命のダイスを振って
最高の目を出せなければ、結局おユウの命は戻らないのだから。
願いを込めてダイスを振るジロきちと見守るシレン達の前で
運命のダイスはゆっくりと回転し見事に最高の目が揃う。

リーバの約束通り運命が書き換えられ、おユウは死の直前まで時間が巻き戻り
死がなかった事になり、しかも不治の病も完治していた。
早速村に戻ろうとするシレン達だったが、去り際にコッパがリーバへ疑問を投げかける
あんたはダイスの目を操作出来るんじゃないか?と。
神をイカサマ師呼ばわりするなと言ってシレン達を見送ったリーバは、ぽつりと呟く。
「まぁ、たまにはイカサマもよかろう…誰かの為に命を懸けるなら運命すらも味方するだろうて」

おユウが生き返った事でお祭り騒ぎの村人達に見送られ再び旅に出るシレン達
しかし、またしても道に迷い歩き続けた挙句、イノリの里へと戻ってきてしまった。
シレン達は暫くの間、この村に留まることになったのは言うまでもない。

おしまい。






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