イーハトーヴォ物語
part65-306~316,324~336,338 (309,315,316,335は誤記訂正の書き込み。訂正反映済)

306 :イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 14:56:21.64 ID:E/N1O2A30
・プロローグ

『宛のない旅を続けていた私が降りたのは、イートハーヴォという駅だった』

童謡から出てきたような名前を持つこの街が気になり、しばらく散策する事にした、旅人である"私"。
降りた駅にいた人から、「羅須地人(らすちじん)協会の宮沢賢治」の話を聞く。
「イーハトーヴォの誇り」とも評価される賢治に、会ってみようと思った。

早速、羅須地人協会に行き、賢治の事を先生と仰ぐ青年・ファゼーロに挨拶すると、
彼は「先生は出かけております」と教えてくれた。
協会内にいた別の人から「賢治先生が大切にしていた7冊の手帳が無くなった」という事を知り、
何故かその人の代わりに7冊の手帳を探すように頼まれる。
"私"が了承すると、何でも知っていると評判のほらぐま先生の所へ行くように指示された。
街の皆に慕われている宮沢賢治に興味を持った"私"は、イーハトーヴォを旅しながら手帳を探すことを決める。

307 :イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 14:57:51.00 ID:E/N1O2A30
・第一章 貝の火

ファゼーロにほらぐま先生が住む『貝の火の森』の場所を訊き、早速街の東にあるその森に踏み入れた。
森の中を歩くと小さな洞窟を見つける。中は質素な椅子と机が置かれており、その机の上に花瓶が一つ置かれていた。
途中で摘んできた鈴蘭を花瓶に生けてみると、鈴蘭が鈴に似た音を辺りに鳴り響かせる。
その音を聴き、鈴蘭が好きなほらぐま先生が姿を表した。
ほらぐま先生に手帳の事を訪ねると、「人の手帳の事など私は知らぬよ」と答えられる。
ウサギやリス達なら知っているであろうが、"私"が動物とは話ができないと伝えると、
ほらぐま先生は「諦めなさい」と突っぱねる。
それでも諦めない"私"に、今度は「みやげを持って出直してこい」と追い払う。
手ぶらでは教えてくれないようだ。

街に戻ってほらぐま先生へのみやげを探していると、それを聞いた詩人を目指す男から、
ほらぐま先生に渡してほしいと、一冊の詩集を渡してくる。
再び森へ行きほらぐま先生に詩集を渡すと、彼はそれを気に入ったらしく、『貝の火』と呼ばれる珠の事を教えてくれた。
その珠があれば動物と話せる筈だと、それを納めている祠の鍵を渡してくれる。
ほらぐま先生は貝の火の番人で、『その珠を持つ者は動物の大将』といわれ、尊敬されていたと語る。
しかし最近は持ち手にふさわしい者が現れない為、しばらく"私"に預ける事にしたようだ。

鍵で開けた祠の中には、一匹のキツネがいた。"私"と目が合ったキツネは、そそくさと外へと出て行ってしまう。
"私"は祠内にあった宝箱を開けてみると、炎を閉じこめた水晶の珠を見つける。
どうやら、これが貝の火らしい。
貝の火を手にいれてほらぐま先生の所へ戻ると、彼は珠の封印を解く。
そして"私"に先生は、以前の貝の火の持ち主であった、ウサギのホモイの事を語り始める。

308 :イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 15:03:08.96 ID:E/N1O2A30
 = = = = = =
優しく勇気のあるウサギであったホモイはある日、河で溺れていたヒバリの子を助けた。
それを聞いたヒバリの王は、ホモイが貝の火を持つにふさわしい者と思い、その珠を譲ったという。
ホモイは動物の大将という地位を手に入れたのだ。
その地位を心地よく感じるようになったホモイに、キツネは何かのおこぼれを狙って近づいてきた。
ホモイをおだてて調子づかせたキツネは、ついに正体を表して次々に悪さをするようになる。
キツネのいいなりとなってしまったホモイは、キツネが鳥達を捕まえた時にも怖くて何も言えなかった。
その鳥達の中にあのヒバリ達がいて、ホモイに助けを求めていたのに…

この一件からホモイの勇気は失われ、呼応する様に珠に小さな曇りができた。
その曇りに気付いたホモイの父は、ホモイにこの原因を訊いて彼を叱る。
そしてホモイの父は我が子であるホモイを連れ、キツネを追い払って鳥達を助けた。
しかし貝の火の輝きは、すでに失われていた。全ては遅かったのだと理解したホモイは泣いた。
突如、珠は砕けて一部の破片が目に入り、それが元でホモイは失明してしまう。
= = = = = =

今の貝の火は後々になってほらぐま先生が発見した物であり、再びホモイのような過ちが繰り返さぬよう、
珠を祠に置き、キツネに罰として見張りを命じたのだと昔話を締めくくる。
ほらぐま先生の家から出て動物達に話しかけると、確かに"私"は動物の言葉がわかるようになっていたが、
肝心となる賢治の手帳の行方について知っている動物はいなかった。
その代わり、リスが『ホモイの石碑に貝の火をかざすと、何かが起きますよ」と言うので、祠の近くにある石碑へ行く。
そしてリスの助言に従って珠をかざすと、幽霊となったホモイが出現したではないか。
自分がこのような姿になったのは、自分の驕りだとホモイは語り、"私"に気をつけるよう忠告する。
そして宮沢賢治の手帳はイーハトーヴォ中に散らばっているのだと教えてくれた。
「あなたが心正しい者であれば、自然と手帳はあなたの下へ集まってくるでしょう」と言い残し、ホモイの姿は消える。

"私"は貝の火を持って、とりあえずイーハトーヴォ市に戻る事にした。

310 :イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:12:08.26 ID:E/N1O2A30
・第二章 カイロ団長

イーハトーヴォ市内に一件だけ存在するホテルの一室で目覚めた"私"。
ホテルの近くにいた人が「ファゼーロがあなたを探していた」と言うので、ファゼーロの所へ。
ファゼーロは"私"に、賢治から「しばらく帰ってこれない」という手紙が来たと話す。
"私"に手帳捜索を依頼した人から、今度はアリの女王に会うよう言われた。
どうやら女王は手帳を持っているらしい。早速、教えられた場所『アリの花畑』へ向かう。

花畑の地下でウイスキーを製造しているアリ達の女王は、賢治の手帳は持っていないと"私"に答える。
「そういえばカイロ団長が、花畑で不思議な手帳を拾ったと言ってました」
トノサマガエルのカイロ団長は、アリ達が製造した酒を買ってくれるお得意さんで、
イーハトーヴォ市街に彼の店があると教えてくれる。
ちょうど本日が開店日であったカイロ団長の店に訪れると、彼はアマガエル相手のぼったくりバーを経営していた。
アマガエル達が大金を持ってない事を既に知っており、借金をカタにしてこき使うつもりだと団長自ら話す。
人間相手には商売をしないというカイロ団長に追い払われた"私"は、彼の事を調べる為に市役所へ行き、
所員のレオーノキューストの情報からカイロ団長がキノコアレルギーだと突き止める。
そして市内の農学校に生えていたサルノコシカケの情報を仕入れ採取。それを持って再びカイロ団長に会いに行く。

大きなサルノコシカケを突きつけられた団長は悲鳴を上げる。見てるだけでもじんましんができる程の酷いアレルギーのようだ。
"私"はキノコで彼を脅し、店にアマガエル達を解放するよう要求する。カイロ団長はしぶしぶ了承する。
ついでに手帳の事を尋ねると、「この手帳を拾ってからというもの、ロクな事がない」とぼやきながら手帳を渡してくる。
それは宮沢賢治の7冊の手帳の一冊、『クジャク印手帳』だった。

カイロ団長の店はその後、ひょんな事から評判を落としてつぶれてしまう。
"私"はカイロ団長が心を入れ替えて、カクテル作りの修行に出たという噂を耳にする。

311 :イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:13:24.49 ID:E/N1O2A30
・第三章 虔十(けんじゅう)公園林

ある日、猫の事務所から呼び出された"私"は、すぐに事務所に向かう。
"私"が手帳を探している噂を知った煤だらけの猫・かまネコは、「虔十という少年が手帳を持っている」との情報を教えてくれる。
ついでに少年が住む村の場所も聞き、すぐにその村へ赴く。

虔十の家を訪ねるが、少年は家にはいなかった。
家族や近所の人に少年の事を訊くと、『空き地で泣いている』との答えが返ってくる。
近所の子供からも「変な奴」や「泣き虫」と言われている虔十に話しかけても、確かに泣いてばかりで話が進まない。
何があったのか住民に尋ねまわると、どうやら親にねだって買ってもらった虔十の杉苗が、何者かに盗まれたらしい。
大切にしていた苗を盗まれ泣き続ける虔十と、彼を心配する家族に同情した"私"は、杉苗探しを手伝うと決めた。

目撃情報を求めて村人に尋ねまわると、虔十が杉苗を植えた傍にある畑の持ち主・ヘイジが、
事あるごとに虔十をいじめていたと知る。
さらにとある老婆から「夜中にヘイジが、滅多に入らない自分の畑を掘り返していた」との情報を得る。
ヘイジが怪しい。しかし隣人であるヘイジに、変な疑いを持ちたくないと虔十の家族。
唯一の目撃情報の内容では、ヘイジが苗を盗んだという決定打に欠けていた。
しかし"私"はついに、ヘイジが苗を畑の中に隠したという目撃情報を捜し当てた。
虔十が飼っていいる犬が、ヘイジが苗を埋めていた瞬間を見ていたのだ。

犬の案内でヘイジの畑に向かい、不自然に盛り上がった場所を掘ってみると、枯れてしまった杉苗を見つける。
それを持って"私"は、ヘイジの所へ行き杉苗を突きつけた。
彼は叫び声をあげ家から飛び出して行ってしまい、その後行方不明となる。
土中に埋められていたせいで杉苗が枯れていた事を知り、虔十の家族は落胆。
だが、樫の木に住む不思議な力を持つフクロウなら、この苗を復活させてくれるかもしれないと教えてくれる。
人間の大人を嫌うというフクロウに話しかけると、フクロウは"私"が動物と話せる事に驚く。
フクロウの気が変わらぬうちに、枯れた虔十の杉苗を見せ事情を話すと、フクロウは虔十の為に知恵を貸してくれるという。
その方法を虔十にだけ教えると言うので、少年をフクロウの所へ連れて行き、"私"は静かにその場から立ち去った。

それから7日後。
再び村を訪れると、そこにはまだ小さいながらも成長する杉達と、それを見て笑顔をこぼす虔十の姿があった。
少年は"私"にお礼の言葉を述べ、賢治の手帳『ゲリエフ手帳』を渡してくれる。

その後、杉達は小さいながらもまっすぐに育ち、やがて憩いの場として皆に愛された。
杉の並木は持ち主の名前から、『虔十公園林』と名づけられたという。

312 :イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:16:59.30 ID:E/N1O2A30
・第四章 土神とキツネ

春から夏に変わる時期であるにも関わらず、ここ数日の間に急に涼しくなったイーハトーヴォ市。
"私"が例によって猫の事務所に訪れると、かまネコが7冊の手帳に関する新たな情報を入手していた。
ある森に住むキツネが、どうやら賢治の手帳を所有しているらしい。今度はキツネが住む森『土神の森』を目指して歩き出す。

土神の森には、土神と人の言葉を話す樺の木とキツネが住んでいる。
キツネを見つけ、彼に賢治の行方を尋ねるが知らないと答えられる。いろいろと聞きたい事があったが、キツネは「おっと時間だ」と言って
森の奥へと行ってしまう。
キツネの後を追って行くと、彼はカモガヤの生えた場所でウロウロしていた。こちらから話しかけても、考え事をしているらしく無視される。
次に土神に会おうと彼の住む祠に入るが、無断で入った事を咎められ、いきなり殴られて"私"は気絶。
気が付くと夜になった森の中にいた。

夜の森を歩いていると、樺の木とキツネが星について話し合っている所だった。
その話し合いに"私"は参加し、博学なキツネの話に耳を傾ける。『多くの本と研究室を所有する自宅に住む』と自称しているだけあって、
彼は興味を持たせる話し方が非常に上手であった。
「ドイツ人に注文したという望遠鏡が届いたら、皆で星を見ましょう」とキツネは約束する。
樺の木の話から察するに、キツネは他にも色々な物を所有しているらしい。
そして「こんな時間だ」と切り上げて、キツネは帰宅する。

キツネの家に向かい彼に話しかけるが、もう遅い時間だからと言われ、明日会う事にする。
再び樺の木の所へ行くと、今度は土神が木の傍にいた。
土神は、黒い土から育つのに植物が緑色な事、種がないのに生えてくるキノコの事等、
全てが分からないことばかりだと樺の木に話す。
そして"私"に気付くと「不届き者」とこちらに敵意を向けると、樺の木が「この人は悪い人ではありません」と庇ってくれた。
「キツネさんに訊いてみて下さい。この人が悪いかどうか…」
その樺の木の言葉に、土神は「キツネだと? あのうそつきか!」と怒り出す。
キツネは動物の分際で、本当の事を何も言わない卑怯で臆病な奴だと罵った後、土神は祠へ帰っていった。
土神を怒らせてしまった事に、樺の木は嘆く。
「土神さんは、怒ると怖いのです」
土神の祠へ入って彼に話しかける。ようやく"私"を悪い人間ではないと理解してくれた土神は、
いつの間にか樺の木に何とも言えない感情を寄せるようになっていると打ち明けた。
「この気持ちは何なのだろう?」
彼の自問自答に答えず、"私"は夜も更けた事もあり街へと戻る。

313 :イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:43:37.23 ID:E/N1O2A30
翌日。
"私"は、元気を無くした土神を励まそうと思い立ち、市役所で土神の好物を尋ねる。
彼がお供え物の饅頭が好きである事を知り、たまたま饅頭を作りすぎた人から一つ分けてもらい、土神の森へと歩を進めた。
土神に饅頭を渡すと、彼は「久しぶりの饅頭だ」と喜ぶ。気分が良くなったらしく、土神は樺の木に会いに行くと言って出かける。
気になった"私"が樺の木の所へ様子を見に行くと、キツネと樺の木が話し合っていた瞬間を土神が目撃していた所であった。
土神が見ている事を知らない二人は、会話も弾み楽しそうだ。樺の木は、キツネから本を借りる約束をする。
そしてキツネは"私"の姿に気付くと、「後で渡したい物があります」と家に帰る。
目の前の光景を見て茫然自失となっていた土神も、静かに祠へと帰っていく。
土神が心配になった"私"が行くと、彼は美学を理解できない自分に腹を立て博学なキツネに嫉妬していた。
「こうなったら、キツネを殺すしかない!」
獣の如きうなり声を上げ、嫉妬に駆られた神は走り出す。"私"は急いでその後を追う。

樺の木から『土神がキツネを追いかけていった』と聞き、キツネの家へ向かう。
しかし手遅れであった。家の前では、家主であるキツネがすでに息絶えていた。
土神を探してキツネの家の中へ入ると、そこは『多くの本と研究室』は存在しない、土壁でできた簡素な内装だった。
キツネが話した己の事は全て嘘であり、キツネが死んだ事で、彼の見せていた幻が消え去ったのだ。
土神はこの真実を知り、自分のように哀れな存在であるキツネの事や自分の犯した過ちを嘆く。
"私"は唯一の家具であるテーブルの上に、カモガヤで隠すように置かれた『ノート印の手帳』を発見した。
樺の木の前を通ると、キツネから借りた本がカモガヤの穂になった為、彼女はキツネの安否を"私"に尋ねる。

『自分の見栄えを良くしようとついた嘘により、まさか土神に殺されるとはキツネは思わなかったのだろう。
何もキツネだけではない。そして嘘をつく者はいつも、自分の嘘に苦しむものだ』と"私"は思い、森を後にした。

314 :イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:45:25.23 ID:E/N1O2A30
・第五章 グスコーブドリの伝記

すでに夏だというのに、夏とは思えない寒さが続くようになったある日の事。
羅須地人協会のファゼーロ宛に、久方ぶりの賢治の手紙が届いていた。
"私"は彼から、『賢治が火山局のグスコーブドリに会いに行く』のだと聞き、その火山局のある村へ行く。

村の住民が『火山局に詩人の客がきている』と話しているの聞き、早速局内に入ろうとするが、
部外者だとして守衛に止められてしまう。
どうやって局内に入ろうか悩んでいると、住民の世間話から農学校の先生・クーボー博士が局員と知り合いだとわかる。
早速イーハトーヴォ農学校へ赴きクーボー博士に事情を説明すると、すぐに紹介状を書いて"私"に渡してくれた。
火山局へ戻り守衛に紹介状を見せ、ようやく局内へ入る事ができた。
しかし賢治はすでに協会へ戻った後だと知る。

急いで協会に戻ると、またもや賢治は出かけた後で会えなかった。
しかし今度は"私"宛の賢治の手紙を受け取る。
読むと手紙には『手帳が7冊揃ったら、羅須地人協会へ来てほしい』と書かれていた。
そして最後に、「グスコーブドリの力になってあげてください」の言葉で締めくくられている。

若くして局長を務めるグスコーブドリは、この気温だと15年前のように食糧不足で多数の死者と孤児が出ると説明する。
彼は農学校のクーボー博士と話し合い、「空気中の炭酸ガスを増やせば気温が上がる」事は分かっているのだと確認。
しかし問題は、その方法が思いつかないのだと言う。
グスコーブドリは『火山を人工的に爆発させ、炭酸ガスを発生させる』と提案する。
しかしクーボー博士も一度はその案を考えたが、一人が火口に残らなければならないとして、この案を却下していた。
火砕流に巻き込まれれば生きて帰れないこの方法、火山局の局員であるグスコーブドリが名乗りを上げる。
それは、15年前の飢饉で親に死なれ苦労した彼とその妹・ネリがした苦しみを、誰にもさせたくないとの思いからだった。
クーボー博士はそれを聞き、その案を採用。安全になる方法を考えると言う。
"私"はグスコーブドリの助手として火山のある島へ同行する事になった。

出発の日。ネリに見送られ、火山のある島へと行く予定の船に乗り込む。
火口へ向かいそこへ爆弾を仕掛けるが、やはり誰かが残る必要があった。
話し合いの末、グスコーブドリが残る事になり、"私"達は一度島から離れ火山局のある村へと帰る。
爆発の煙が上がったら、彼を迎えに行く手筈になっていた。
船に兄の姿が見当たらないネリは、クーボー博士に兄はどこに居るのか訊く。そして火山に残った事を知り動揺する。
そんなネリに博士は、「心配しなくてもいいぞ」と答える。実は爆薬の量を少な目にしていたと明かす。
火山の爆発は起きず失敗するかもしれないが、グスコーブドリの命に代えられないとの判断だった。

皆が火山を見つめ、爆破予定時間となる。
火山は轟音を上げ、クーボー博士の予想以上の爆発を起こした。
「私らが島を離れた後で、爆薬を増やしたのか!?」
泣き崩れるネリ。あの爆発ではとても助からないとクーボー博士。
噴火で生じたガスが、イーハトーヴォを覆う。
グスコーブドリは自らの命と引き替えに、人々を救ったのだ。

数日後。ホテルに泊まる"私"の所へ、ネリがやってきた。
兄の遺品を整理中に見つけた賢治の手帳を差し上げると言い、"私"は彼女から『御大典(おんたいてん)記念手帳』を受け取る。

あの爆発以来、気温は日毎に上昇し、平穏な日々が取り戻された。
その年の秋、市は例年以上の豊作に恵まれたという。

324 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 13:46:35.31 ID:LPJFqaEB0
・第六章 オツベルと象

夏が過ぎ、イーハトーヴォ市に秋の気配が感じられるようになった頃。
猫の事務所から、手帳収集が趣味だというイーハトーヴォ一番の富豪・オツベルの話を聞く。
賢治の手帳を持っているのかもしれないと思い、西の森の中にあるオツベル邸へと訪れる。

使用人をこき使い金儲けをするオツベル邸で、森に住む一匹の白い象が使用人の働く様子を観察していた。
話しかけると「皆が働くのを見るのは楽しいな」と白象は答える。
どうやら白象は働く様子を見るのが楽しいらしい。
屋敷に入りオツベルと話をすると、彼から一方的に「市役所にいる人に、何か金儲けの話はないか訊いてこい」と命令される。
市役所へ行きレオーノキューストに一応は尋ねてみるが、当然うまい話は転がってはいなかった。
オツベルの所へ戻ると、彼はすでに別の儲け話を見つけていた。あの白象を言いくるめて、彼の仕事を手伝わせたという。
「楽しそうに働く象を見て、これは使える! と思ったね」
人の何倍もの力を持つ象を見て、大量の荷物を運ばせて金を稼ぐつもりらしい。

「ところで君に、頼みがある」
彼は"私"に、『ブリキの時計を探してこい』と命じてくる。
そのしつこさに折れた"私"は、イーハトーヴォ市に戻り市役所に相談してみた。
すると心を入れ替え店を再開したカイロ団長が所持しているとの情報を教えてくれる。
早速カイロ団長の店に行き交渉する。気味が悪いぐらいに改心した団長は「ガラクタでよければ」と譲ってくれた。
オツベルに時計を渡すと、彼は『時計に100Kgの鎖を取り付け、象へプレゼントする』と言う。
象を逃がさない為の拘束具にするつもりなのだ。
「これで象はずっと俺のものだ」
そして今度は『象が履けるような大きな靴を探してこい』と命じてくる。こちらに拒否権はなかった。
さすがにそこまでの大きな靴の所在は市役所でもわからないが、手先の器用なファゼーロなら作れるかもしれないと話す。
ファゼーロに頼み込む。翌日、彼は張子の赤い大きな靴を完成させて"私"にくれたので、靴をオツベルに渡す。
彼は『靴に分銅(重り)を付け、それを象に履かせる』のだと高笑いをした。

325 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 13:48:26.00 ID:LPJFqaEB0
幾日か過ぎたある夜、象の様子が気になった"私"はこっそりとオツベル邸の小屋へ忍び込む。
あの明るい性格の白象は衰弱し、「苦しいです、もうさよならです」と泣きながら呟いていた。
白象は最初こそオツベルの思惑を知らず、働くことを楽しんではいた。
しかし、プレゼントと称された拘束具を身につけさせられ、段々と食料は減らされ過酷な労働を強いられた。
さすがの象でも、この過酷な労働に精神的にも肉体的にも限界が来ていたのだ。
「西の森に、仲間がいます。どうか、仲間にこの事を伝えてください」

「助けて」と白象に助けを求められた"私"は、西の森の奥へと進み、そこにいた象達に子細を伝える。
"私"の話を聞いた象達は衝撃を受け、白象救出の為にオツベル邸へ轟音を上げて突撃していく。
急いでその後を追う"私"だったが、辿り着いた頃にはすでに立派だった邸宅は瓦礫と化していた。
何とか逃げ延びた使用人の話から、オツベルは瓦礫の下に埋まったらしいとわかる。
恐らくオツベルは生きていないだろう。
リーダー格の黒い象に促されて瓦礫の中を調べると、散らばった手帳やノートに紛れて、賢治の手帳『兄妹像手帳』を発見する。

象達は森へ帰り、その後、二度と人間の前に現れる事は無かった。

326 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 13:50:46.68 ID:LPJFqaEB0
・第七章 セロ弾きのゴーシュ

季節は秋になり、名物行事である『音楽祭』の日が近づいてきたイーハトーヴォ市。
音楽祭の常連である金星楽団のメンバーの一人、セロ担当者のゴーシュが賢治の手帳を所有している情報を耳にする。
近頃のセロ演奏の評判がよくないゴーシュに会おうと、"私"は、彼が住む村はずれの水車小屋に行ってみた。

水車小屋にゴーシュの姿は無く、猫が留守番を務めていた。
猫に話を聞くと、以前のゴーシュは動物達と演奏の練習をしていたが、仲間のカッコウが喉の病気になって以来、
他の動物達が練習に参加しなくなったという。
それをきっかけにゴーシュはセロ演奏の練習を怠るようになり、その腕前は落ちてしまったらしい。
「カッコウさえ元気になればなあ」

カッコウを元気にさせようと考え、"私"は一度街へ戻り、喉を治す薬を探す。
猫の事務所に相談した所、オキナグサから喉に効く薬を作り出せると教えてくれた。
村の川岸にオキナグサが生えていた事を思い出し、それを採取する。
そして薬草を探している老人にオキナグサを渡すと、老人はすぐに薬を作り、お礼として一つをくれた。
早速カッコウに薬をあげると、それを飲んだカッコウの喉はたちどころに回復し、"私"にお礼を述べる。
カッコウが治った事をゴーシュに伝えようと楽団の所へ向かうが、その日の楽団の活動は終了し、帰った後だった。
水車小屋に行くと、ゴーシュはカッコウ達と共に練習を再開していた。

327 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 13:52:53.89 ID:LPJFqaEB0
そして街の施設を貸し切って行われる、年に一度の音楽祭の当日。
今年の優勝者となったのは、その優勝が危ぶまれていた金星楽団だった。
「セロのゴーシュはすごかった」との評価を聞いた"私"が会場に入ると、丁度アンコールとしてゴーシュがソロ演奏を始める。
生半可な技術では演奏できないセロの独奏曲を、練習のかいあってゴーシュは見事に弾ききる。
皆がゴーシュのセロ奏者としての腕前を認めた瞬間であった。

音楽祭の翌日。祭りの後に訪れる物寂しさに包まれたイーハトーヴォ市内を散策すると、
市民の世間話から、ゴーシュの行方が分からなくなっている事を知る
らすちじん教会に挨拶をしに行くとファゼーロが、先ほどゴーシュがここに来たと話す。
『水車小屋まで来てほしい』というゴーシュの伝言を聞いた"私"が水車小屋へ行くと、ゴーシュの姿はなかった。
留守番をしていた猫が「ゴーシュ先生から、手紙を預かってます」と手紙を渡してきた。
ゴーシュからの手紙を読むと、彼が旅に出る事、そしてこの水車小屋を"私"に譲るという事が書かれていた。
残されていた箱の中をのぞき込むと、たくさんのガラクタの中に混ざった、賢治の手帳である『布製手帳』を発見する。

セロを相棒に旅に出たゴーシュの行先は、誰も知らない。

328 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 13:58:54.90 ID:LPJFqaEB0
・第八章 雪渡り

街が冬の彩りに変わりつつあるとある日。
市から離れた山の中にある村はすでに雪が降り、その景色が美しいと勧められて、"私"は雪渡りの村へ観光に行った。
ファゼーロが言うには以前、雪渡り村に賢治と共に訪れた事があると知ったからだ。
銀世界となっている村で、キツネと仲良しだという兄妹・シロウとカン子に会う。
大人は『キツネは人を騙す』と嫌っている。現に、昼間からキツネに化かされて、馬糞を饅頭だと思い食べている男がいた。
しかし兄妹がいうには、キツネ村にいるキツネ達は嘘をつかず、子供には友好的らしい。
賢治に関する手がかりは見つからなかったので、イーハトーヴォ市へと帰る。

翌朝、目を覚ました"私"は、猫の事務所に向かう事にした。
音楽祭の日から数日間、かま猫が病気で無断欠席をしてしまったが、その間に誰かが彼に関するでたらめの噂を流した為、
事務所の猫達がかま猫をいじめていた事が気がかりだったのだ。
猫の事務所に入ると、件のかま猫は涙を流して泣き続けていた。周りの猫達は押し黙り、彼を無視し続けている。
これからの事務所はどうなるのか。"私"には何もしてやれず、事務所を後にした。
たまたま訪れた市役所で、ある噂を聞いた"私"は再び村へと訪れようと決める。
今度の目的は観光ではなく、雪渡りの村のどこかにあるというキツネ村への道を見つける為だ。

329 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:02:40.18 ID:LPJFqaEB0
村人に訊いて回ると、噂で聞いたキツネ村への道は、キツネのコンザブローに気に入られた子供だけが通れるのだと判明する。
コンザブローを見つけ交渉するが、やはり"私"が大人である事を理由に断られてしまう。
諦めて帰ろうとする途中で、雪の下に仕掛けられていた罠に掛かっている一匹の子ギツネを見つけた。
前日にキツネに化かされたあの男が、キツネへの仕返しとしてここに罠を仕掛けていたのだ。
子ギツネが罠にかかってしまった事を"私"の話から知り、シロウとカン子が助けに向かう。
実はシロウ、罠の外し方を知っていたのだ。
助けられた子ギツネは3人にお礼を言うと、「キツネ村で待ってます」と走り去った。
その話を知ったコンザブローは、仲間を助けてくれた礼として、キツネ村で催される幻燈会に兄妹と"私"を特別に招待してくれるようだ。

翌日の夕方、コンザブローに案内されキツネ村へと足を踏み入れる。
"私"は、先に村へ来ていたシロウとカン子とキツネ村で合流し、キツネ達と一緒に幻燈会を楽しんだ。
会の最後にキツネ達は"私"に、この村特製だという饅頭を差し出す。
勇気を出してその饅頭を食べてみると、それはとてもうまい本物の饅頭だった。
コンザブローは、キツネ達に嫌疑を持たずに接してくれる人間と会えた事に喜びを感じたようだ。
『これからの子ギツネ達は嘘をつかず、人間が持つキツネの悪評を払拭させていくだろう』と希望を述べる。
コンサブローは「人間のものは人間へお返ししましょう」と言い、"私"へ誰かが忘れていった手帳を渡す。
それは探していた賢治の最後の手帳、『雨ニモマケズ手帳』だった。

白い雪を踏みしめ帰路へ着く"私"は、人間と動物が仲良く暮らせる日が来る事を願う。

330 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:17:06.62 ID:LPJFqaEB0
・最終章 銀河鉄道の夜

イーハトーヴォ市の厳しい冬を前に、一部の住民は冬の間だけ暖かい場所へ移動する為、街は少し寂しくなる。
カイロ団長は冬眠する為に店を休業。猫の事務所は、いじめにより職場がギクシャクしている事を知った上層部からの命令により解散。
冷たい風が吹き始める中、7冊の賢治の手帳を携え"私"が羅須地人協会へ訪れると、賢治から"私"宛の手紙が届いたとファゼーロが言う。
手紙には、「以下の場所へお越しください」と地図が同封されていた。
賢治に合え、そして直接この7冊の手帳を渡せる。そう思った"私"はそこへ行こうと決めた。
ただ、場所を記された地図を見た人の言葉が気がかりだ。
「こんなところにゃ、街も村もないはずだがなあ」

地図に記されていた場所は森の中で、確かに石のオブジェ以外は何も見あたらない。
オブジェを調べてみると、このオブジェの説明が書かれていた。
それは後生車と呼ばれ、石の車輪を回しながら祈れば願いが叶うらしい。
しかしその後生車には、肝心な車輪が備わっていない。
辺りを探しても車輪だけでなく賢治の姿も見当たらない為、後生車の事を調べようと一度街へ引き返す。

後生車に関する情報を探していると、以前に知り合いとなったクーボー博士から、銀河鉄道の話を教えてくれた。
銀河鉄道は片道通行の乗り物で、それに乗って旅した人が帰ってきた記録が残っていないという。
そして『幻想第三次』(この世界の事)からは乗り込めない事。
なぜなら銀河鉄道は、別の世界である『幻想第四次』の銀河を駆け巡っているからだ。
『幻想第四次』にいる者は、幻想第三次で死んだ者。
博士が調べた古い文献によれば、生きている者が『幻想第四次』に行く為には、どこかにある後生車の車輪を回せば行けるらしい。
後生車に関する謎が解けたが、車輪が無ければ意味がない。クーボー博士はさすがに車輪の在処までは知らなかった。

331 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:19:43.55 ID:LPJFqaEB0
手先の器用なファゼーロなら、後生車の車輪を作成できるのでは?
そう考えた"私"はファゼーロに石の車輪の作成を依頼してみる。
しかしファゼーロが石等の彫刻は苦手だと分かり、新たに車輪を作る案を諦めた。
後生車に関する民話を調べれば、何か手がかりが見つかるかもしれない。
市役所に赴き、民話を知ってる人物がいないかレオーノキューストに訊いてみると、
詩人になった男(第1章参考)なら民話に詳しいとの答えが返ってくる。
早速男の家に行き後生車の話を聞くが、実は地図の場所にある後生車の車輪をこの男が持って行っていた事が判明。
事情を話し、その車輪を譲ってもらう。
後生車の所へ戻って車輪を取り付け、『幻想第四次』への道が開けるよう念じながら車輪を回す。
気が付くと、"私"は銀河の中にあるような、見知らぬ暗い街の中に立っていた。

目の前にあったホテルに入ると、一階の部屋で何故かゴーシュがセロを演奏していた。
ゴーシュ曰く、"私"は賢治よりも先にここに来てしまったらしい。
どうしてゴーシュがここにいるか不明のまま、とりあえず時間を潰す為に街の中を探索する事にする。
ウサギのホモイ。富豪だったオツベル。土神の森にいたキツネ。若き火山局長のグスコーブドリ。
"私"と別れた後に、流行病で亡くなっていた虔十とヘイジ…。
故人となった人々と再会してながら街を廻りホテルへ戻ると、ゴーシュからホテルの二階に上がるよう促される。
「賢治さんが上の部屋で君を待ってるよ」
二階の一室に、"私"が探していた人物・宮沢賢治が佇んでいた。
賢治に7冊の手帳を渡すと、彼は手帳を集めた"私"の苦労をねぎらう。
"私"がこの不思議な場所の事を尋ねると彼は、ここは"私"が知らない世界の間にあるのだと説明する。
そして彼を含めて、ここにいる人達は銀河鉄道に乗り、自分の行くべき所へ向かう人達だという。
「それでは行きましょう」

332 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:28:40.14 ID:LPJFqaEB0
賢治に連れられて、銀河鉄道の駅へと向かう。
改札口に着くと、賢治は7冊の手帳を駅員に見せて進む。
どうやらあの7冊の手帳が切符替わりのようだ。
駅員に切符を見せるよう求めらた"私"は、慌てて自分の懐の中を探す。
すると、いつの間にか不思議な形をした切符が、"私"の懐から出てきた。その切符を見せて先へと進む。
暗闇の中に浮かぶ青い火を頼りに歩いていくと、その先には翡翠色をしたSL機関車・銀河鉄道の汽車が停止していた。
賢治はこの汽車に乗り、ある人物に会いに行くつもりらしい。
「最後に、訊ねておきたい事があります」
彼は"私"に3つの質問をなげかける。

「貴方には、会いたくても、会えない人がいますか?」
「貴方には、未知なる世界を旅したいという気持ちがおありですか?」

そして最後に。

「もし貴方がよろしければ、これから銀河鉄道に乗って、一緒に旅をしませんか?」

333 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:36:22.78 ID:LPJFqaEB0
(宮澤賢治からの最後の申し出に対して、何と答えたかで2種類のエンディングのどちらかになります)


<最後の申し出に対して「いいえ」と答える:宮澤賢治を見送る>

この汽車に乗れば、二度と戻ってこれないかもしれない。
彼の申し出を断った"私"は、ここで彼と別れる事にした。
賢治は寂しそうだったが、手帳を集めてくれた"私"に再びお礼を述べ、そして汽車へと乗り込む。
見送る"私"をホームに残して汽車は走り出し、銀河の中を目指して車体が宙を浮き、やがて汽笛の音だけを残して見えなくなった。


<最後の申し出に対して「はい」と答える:宮澤賢治と共に銀河鉄道の旅に出る>

"私"が申し出を快く受けると、「さあ、行きましょう」と彼と一緒に汽車へ乗り込む。
汽車の中には、すでに故人達が乗車していた。
別の所へ行ける事に喜びを感じる者。知らない行き先に戸惑う者。
『水筒もスケッチブックも忘れた』と話す少年達。
ヘイジの姿が見えない。彼はあの街を気に入った為この汽車に乗らないとの話を、別の乗客から聞く。
ホモイが言うには、賢治が持つ手帳と"私"が持つ特別な切符は、『幻想第四次』の好きな場所へ行けるらしい。
「銀河鉄道の果てに、何があるのか…。一緒に旅をして、確かめてみましょう」と賢治は言う。
皆を乗せた銀河鉄道の汽車は汽笛を上げ、星の瞬く夜空へと走り出す。
"私"が窓の外を眺めると、銀河がゆっくりと近づいてくるのが見えた。

334 :イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:40:18.13 ID:LPJFqaEB0
文章が所々おかしな部分もありますが、以上でイーハトーヴォ物語は終了です。
お付き合いのほど、有難う御座います。

336 :ゲーム好き名無しさん:2013/04/30(火) 11:57:25.24 ID:+vszCYQA0
乙でしたー
オツベルに虐待されてたぞうさんは仲間に助けられて逃げ出せたの?
それともやっぱりさよならです?
もしくはそのへんは詳しい描写なし?
338 :ゲーム好き名無しさん:2013/04/30(火) 20:29:48.37 ID:eh50eVPT0
>>336
言われて書き忘れてたのに気が付きました。

白い象は無事救出されてます。





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