バトルゴルファー唯

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473 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:25:24 ID:???
バトルゴルファー唯
メガドライブのゴルフゲー。1991年に発売。
ゲームはひらがなだけど、読み辛いので漢字にしました。
 

水原唯:主人公。赤い髪の少女。ゴルファー。16才。160cm、48kg。B80、W58、H83。
竜崎蘭:黒い髪の少女。唯の幼馴染。ゴルファー。17才。164cm、50kg。B83、W60、H85。



「偉大なる我が総統プロフェッサーG!」
「これが今回コンピュータが弾き出した、2体のリストです」
「バトルゴルファーの素体としては、最適かと思われます」
「初めの素体がミズハラユイです。もう一体はリュウザキランです」
「総統のご決断を仰ぎたいのですが?」
「ふむ…、気に入った。すぐに我が元へつれてくるのだ!」


 悪の組織ダークハザード。
 彼らはプロフェッサーGを総統と仰ぎ、バトルゴルファーを使って世界征服を企んでいた

「ユイよ! お前は今日からバトルゴルファーに生まれ変わる!」
「そして私の忠実なるしもべ、ブラックファイアーとなるのだ」
「いや~!」
(機械に縛りつけられ、改造手術を受ける唯。そこに何者かがマシンガンを持って乱入する)
「な、なんだ、なにごとだ!」
「おい! きさま! あっ! ぐぁ!」
「歩けるか? 出口は向こうだ! 早く行け!」
「あ、あなたは?」
「説明している暇はない!」
「ランは? 髪の黒い女の子がいたでしょう!」
「あぁ、わかっている。彼女も私が助ける!」
 ユイは謎の男に助けられ、脱出に成功した。
 そして…、幾日かが過ぎた…。
(家の中でテレビを見ている唯)
「ランからは何も連絡がないし、助けてくれたあの男の人は一体…」
『…ハザード財団主催のマッチプレートーナメントが、ギル・カントリークラブにおいて…』
「ハザード!」
「このトーナメントに出れば、何かわかるかも! ギル・カントリークラブ…いくしかない!」
 ユイは一人、ギル・カントリークラブへ向かった。


 ユイはギル・カントリークラブへついた。(中に入り、受付の女性に話を聞く)
「いらっしゃいませ」
「あの…」
「ミズハラさまですね」
「なぜわたしのこと…?」
「あなたは別の大会にエントリーされています」
「えっ? 別のって…」
「では、試合についてご説明します。試合は3ホールマッチプレイで競っていただき、EVENの時はあなたの負けになります」
「そんな…、ひどい」
「申し遅れました。わたくし、ミズハラ様のキャディを務めさせていただきますオクイトモコと申します」
「ちょっとまってよ!」
 ユイはむりやりコースへ連れ出された。


474 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:25:58 ID:???
「ホ、ホシくん!」
「な、なにこいつ!」
(巨人の星の花形満みたいなバトルゴルファーが待っていた)
「僕だよ、ホシくん! 君の永遠のライバル、ハガタミツルだよ!」
「あのねー、私の名前はミズハラユイ! ホシなんて、し・ら・な・い・の!」
「いや! 君はホシくんだ! そうだ! そうにきまっている!」
(話を色々と聞いても、巨人の星のパロディで返してきて話が噛み合わない)
「もう! じゃあ、どうすればいいの!」
「そうだな…、ではおとなしく脳改造を受けてもらおうか!」
「やっぱり! あなたバトルゴルファーね!」
「裏切り者め! ここで朽ち果てるがいい! ブラックファイアー!!」
「黒い炎で焦がしてあげる」


「私の勝ちね」
「見事だ、ホシくん! それでこそ僕の永遠のライバルだ!」
 その後、ユイはハガタに色々と聞くが知らないとしか答えない。ユイは切れる。
「ざけんなよ!」
「うっ…す・て・き」
「え?」
「もっと怒って…お姉さま」
 ハガタは変態だった。(改造されておかしくなったらしい)
「なら知っている事を全部お話!」
「話します。だからもっと…いじめて」
「ランについて知らない? あとダークハザードってなんなの?」
「ランという人については、本当に知らない。ダークハザードはバトルゴルファーを使って世界征服を企んでいるのです。お・ね・え・さ・ま」
「ダークハザードのボスは誰?」
「ぼ、僕のボスはお姉さまだけです?」
 ハガタは一途な変態だった。
「それよりお姉さま! 次の相手のキタコには気を付けてください」
「…これ以上聞いても、無駄みたいね」
「あ、そうだ! お姉さま! 僕の必殺技を教えますから、使って下さいね」
 ユイはセリーグショットとパリーグショットの技を覚えた。
 ユイはキタコの待つコースへ向かった。


475 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:26:31 ID:???
 ユイはキタコの待つコースへ着いた。
(さきほどとうって変わって墓場の様なコース、全体的に薄暗い)
「なにここ…? 不気味!」
「よく来たな! ぬるりひょん」
「あなた…キタコさん…?」
「黙れ! お前がぬるりひょんだという事はわかっているんだ!」
(ゲゲゲの鬼太郎みたいな女子バトルゴルファーが待っていた。頭についた何者かがしゃべる)
「おい! キタコ。気を付けるのよ」
「わかっているよ。母さん」
(話してもハガタミツルのように噛み合わない、いくら言ってもこちらをぬるりひょんだと決めつけている)
「いいわ! キタコさん。私と勝負して! そうすれば真実が分かるわ」
「よーし! 望むところだ!」
「おい! キタコ! 油断するなよ」
「いいか! ぬるりひょん。悪は必ず滅ぶんだ!!」
「黒い炎で焦がしてあげる!」


「私の勝ちね」
「そんな! 私が負けるなんて!」
「くうううぅ…、キタコや…」
「ねぇ、キタコさん、どうして私がぬるりひょんだと決めつけられるの?」
「こっちには証拠があるんだ!」
「いい加減にしてよ! なら、その証拠を見せてよ!」
「なんだとぉ~!」
「待つのだキタコ! おかしいぞ…、お前の妖怪レーダーが全然反応していない。もし、この娘がぬるりひょんならお前のレーダーが反応するはず!」
「ハッ…そういえば…。じゃー、君はぬるりひょんじゃないのか?」
「だから、私の名前はミズハラユイ。さっきから、違うって言ってるじゃない。証拠ってい一体…?」
「この手紙の事さ。これが私のレイカイポストに配達されたんだ」
「ちょっと見せてくれる?」
 ユイは手紙を受け取った。手紙を読んだ。
「前略、キタコさん。妖怪ぬるりひょんが人間の女の子に化けて、ダークハザードという組織を作り、悪い事をしています。
 僕のお父さんも捕まってしまいました。どうか助けてください。お願いします」
「な、なにこれー! 信じてキタコさん! 私はぬるりひょんじゃないわ!」
「そうだとしたら、この手紙はいったい?」
「ふむ、私にも手紙をもう一度みせてくれんか」
 目玉母さんは手紙を読んだ。
「ん? …おいキタコ! このへたくそな字はひょっとして、かわうそ男のじゃないか?」
「はっ! 言われてみれば…、あいつめぇ~! また私を騙したな! ごめん、ユイちゃん。私の勘違いだったみたい」
「分かってくれればいいのよ」
「かわうそ男のことだ。大方ダークハザードとかいう奴等から金を貰ったに違いない」
「たぶん、そうでしょう。あいつ最近、大金が入ったとかで今ハワイに行ってますからね」
 その後、ランやダークハザードについて聞くがどちらも知らないと答えられる。
「そうか…、あなたはなにも知らないんだ」
「ごめんね、ユイちゃん。疑った上に力になってあげられなくて…、そうだ! せめて私の必殺技を教えるよ!」
 ユイはかまいたちとといたがえしの技を覚えた。
「そうそう…、怪傑ディボットとかいう変な奴がうろついていたな…気をつけた方がいいよ」
「うん、ありがとう。気を付けるね」
「何かあったら、レイカイポストへ手紙を入れてね」
 ユイはディボットの待つコースへ向かった。


476 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:27:40 ID:???  
ユイはディボットの待つコースへ着いた。
「あかーい~夕日が~もえーている~」
「だれ!? あなた!」
(Dの文字がついた赤いヘルメットとスーツを身に付けた男がいた、怪傑ズバットみたいな男)
「ディボット参上! ディボット解決!! 人呼んで…さすらいのヒーロー!! かいけつ! ディボット!!」
「ダークハザードのボスは誰?」
「ミハラユイ…俺の見た所…日本で二番目のゴルファーだ!!」
「じゃ~一番は誰よ!!」
「ヒュー! チッチッチッ、お・れ・さ!」
「も~怒った!!」
(今まで通り、話がかみ合わない)
「あなた…ダークハザードのバトルゴルファーね!」
「ヒュー! ばれたらしょうがない。5分で地獄へ送ってやるぜ」
「5分ですって! 言ってくれるじゃない」
「なぜなら、このパワースーツは5分しか持たないからだ!」
「バカみたい! 自分の弱点をペラペラしゃべるなんて…!」
「日本で一番のゴルフテクニックをみせてやるぜ!」
「黒い炎で焦がしてあげる!」


「どう、お兄さん! 私の方が一番だったわね」
「フッ…、そうのようだな」
「もう一度聞くわよ! ランはどこ!」
「仕方ない…教えよう、君の後ろに居るキャディーがそうだ!」
「あーそう! ふ~ん!」
(その後も色々と話を聞くが、のらりくらりとかわされる)
「こういう気障なタイプを、落とすには」
(ユイは褒めることにした)
「でも、あなた良く見ると素敵ね。なんていか…その赤いスーツ…」
「ヒュー…、俺のファッションセンスが分かるとは、なかなか目が肥えてるぜ。よし! 気に入った! 俺の知ってることは何でも教えてやるぜ」
 ディボットはバカだった。
「ランはどこにいるの? ダークハザードのボスは誰?」
「フーン…、どこにいるかは知らないが、彼女はパーフェクトバトルゴルファーとして特殊訓練を受けているらしい」
「そんな…ひどい!!」
「プロフェッサーGと呼ばれているが、それが本名かどうかは…」
「謎、なわけね…」
「そうだ」
「他に知っている事はないの?」
「後は君の瞳が綺麗だと言う事くらいかな…チュッ!」
 ディボットは恥ずかしい奴だった。
「あ、ありがとう…じゃ、私はこれで」
「まちな! 君に俺の必殺技を教えよう、役に立つぜ」
 ユイはD・マリオネットの技を覚えた。
「それから…、クラブハウスの奥の書斎から変なうめき声がしてたな…」
「うめき声…?」
「ああ。まぁ、近づかない方が利口だがね」
「そう…ありがとう」
「俺に用があるときはいつでも来な!」
 ユイは書斎へ向かった。


477 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:28:08 ID:???
 ユイは書斎についた。
「ここがディボットの言ってた書斎ね」
 ユイは耳を澄ました。
「う…うう…うっ…」
「確かにうめき声が聞こえる」
(色々と調べるが、怪しいと思われる棚には鍵がかかっている)
「仕方ない。一度外に出よう」
(外に出ると赤黒い異様な風景、目の前に唯を青く染めたような女が待っていた)
「初めまして。ブラックファイアー!」
「あ、あなたは…!?」
「そう。私はあなた。あなたは私。私はYUI、つまり…あなたよ!」
「ランはどこ!?」
「G様が知っているわ」
「プロフェッサーGって何者なの?」
「さぁー、誰かしら…」
「フン! 顔は似てるけど、性格は悪いわね」
(書斎についても聞いたが、答えてくれない)
「この人、妙に無表情ね、もしかしてあなた、アンドロイドね!」
「そうよ。私はあなたのシミューレションマシン・YUI。つまり…あなたそのものよ!!」
「するとここは私のコース!?」
「不完全なブラックファイアー! あなたでは私には勝てない!」
「黒い炎で焦がしてあげる!」


「しょせんは偽物、本物には勝てなかったようね」
「このような事態はプログラムされていません」
「さぁ~YUIちゃん、知ってる事を話してちょうだい」
「プログラムされてません…」
(ランやダークハザード、書斎や他の何を聞いてもプログラムされてませんとしか返事がない)
「このぉー! ポンコツアンドロイド!」
「プログェーッ!」
 ユイの強烈な右ストレートがYUIの顔面にヒットした!!
(顔が破壊され機械部分が露出してグロい)
「な、なに…なんなの!!」
「アッ…アナタ…ノ…ナッ…ナカミ…モ…ワ…ワタシ…ト…オッ…オナジ…タダ…ズノウ…ガ…ナマミ…カ…メカ…カノ…チッ…チガイダケ…」
「ラン! ランもおなじなの!!」
「モ…モチロン…カノジョ…ハパ…パーフェクト…バ…バトルゴルファー…」
「いやだ! 私はバケモノじゃない、私は違う…あなたとは違う!!」
「ジ…ジバク…プログラムセッ…セット…データ…ショ…ショウキョ…」
「キャー!」
 YUIはあとかたもなく吹き飛んだ。間一髪、ユイは脱出に成功したが、手がかりが途絶えてしまった。
 ユイは地面に落ちているヘアーバンドを取った。
「もう一度、あの書斎へ行ってみましょう」
 ユイは書斎へと向かった。


478 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:28:43 ID:???
 ユイは書斎へ着いた。耳をすませばうめき声がまだ聞こえる。
「本棚には鍵がかかっている。本棚の鍵を手に入れないと…。もう一度、皆に会わなきゃ」
 ユイはハガタの待つコースへむかった。
「ねえ、ハガタくん。カギもってる?」
「みずくさいなあ。ハガタくん、だなんて。ポチと呼んでください。もう1ホールだけ僕と勝負してください、今度は負けませんよ」
「黒い炎で焦がしてあげる」


「また私の勝ちね」
「やっぱり、お姉さまには勝てないや」
「さぁー! カギをちょうだい!」
「はい! これです。また僕と勝負したくなったら、いつでも来てください」
 ユイはねっけつのカギを受け取った。ユイは書斎へと向かった。
「これで謎が解けるかもしれない」
 書斎についたユイはねっけつのかぎを使った。本棚の鍵が開いた。
(ユイの顔が星飛馬になる)
「私は今! モーレツに感動している! 涙が! 止まらないー!! …はっ! …なに言ってるんだろう。私…」
 ねっけつのかぎは使った人を感動させる呪いがかかっていた。
「きっと! この本に秘密があるわ」
 ユイは色違いの本を手に取った。(すると本棚自身が横に移動して、裏側から扉が姿を見せる)
「なるほど、こういうことね」
「本棚の後ろの壁にはドアとパネルがあるわ。もしかしたら、パネルがドアを開ける手がかりかもしれない」
(パネルに近づく、数字と英文字のボタンがいくつかある)
「1~9の数字とW・I・P・SそれとT…なんだろう? 仕方がない。また皆の所で情報を集めてこなくちゃ」
 ユイはキタコの待つコースへ向かった。



「やぁー、ユイちゃん! 今度はなんだい」
「キタコちゃん、じつは…教えてほしい事があるんだけど…」
「私に出来る事なら何でも聞いて」
「1~9の数字とW・I・P・SそれとT。これらのスイッチがついたパネルについて、何か知らない?」
「1~9に、W・I・P・S・Tね…なるほど。ねぇ、ユイちゃん! もう一度、私と勝負しない? 君が勝ったら教えてあげるよ!」


479 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:29:10 ID:???
「私の勝ちよ」
「さすがだよ。ユイちゃん」
「約束よ。パネルの事、教えて!」
「わかったよ…ところでユイちゃん、質問したいんだけど…、クラブの名前を全部言える?」
「えっ! きまってんじゃない! 私これでもゴルファーだよ!」
「じゃー上から順に全部言ってみて」
「もぅ! まず1Wがドライバー! 2Wがブラッシー、3Wがスプーン、4Wがバッフィー、5Wがクリーク、1~3Iがロングアイアン、
 4~6Iがミドルアイアン、7~9Iがショートアイアン、PWがピッチングウエッジ、SWがサンドウエッジ、PTがパター…はっ」
「どうやらわかったようね!」
「ありがとう! キタコちゃん!! でも…パネルにある数字やアルファベットが何かはわかったけど…何をインプットしたらいいのか」
「それは私にもわからないは、他の人に聞いてみたら?」



 ユイはディボットの待つコースへ向かった。
「ヒュー! 今度はなんだい? おじょうちゃん」
「1~9の数字とW・I・P・SそれとT。これらのスイッチがついたパネルについて、何か知らない?」
「1~9にW・I・P・S・Tね…教えてやっても良いが…一つだけ条件がある!
「なに…? 条件って?」
「一つは俺の彼女になる事!」
「え~! そんなの絶対に嫌よ!」
「それがいやなら…俺と勝負して勝つ事、どっちにする?」
(→彼女になる 勝負をする)
「あのね! そこでコマンドを選んでる。きみ! そう! きみだよ! あんたはよくても私はこんな変態の彼女なんて、絶対にやだかんね!!」
( 彼女になる →勝負をする)
「わかったわ! 試合するわ!」
「ヒュー! なるほど! なら、てっとりばやく1ホールマッチでいかがかな?」
「いいわ! その代わり、私が勝ったらパネルの事! 話してもらうわよ」
「もちろん! 俺は嘘は嫌いでね」
 ユイはディボットと、勝負する事にした。


「私の勝ちね。さぁー、約束よ。パネルのこと教えて」
「すまねぇー、ほんとは俺はパネルのことなんて知らないんだ」
「なんですってー! 騙したのね!」
「まぁー、待ちな! 役に立つかどうか知らんが、俺のニューコース攻略法を教えるぜ! まずドライバーでかっとばし、
 次にロングアイアンの3でグリーンエッジのナイスポジションに運び、そこからサンドウェッジで一気にチップインだ! 俺にパターは、いらないぜ」
「なによそれ!? 私が知りたいのは…」
「ヒュー! チッチッチッ…、だが…こいつを俺に教えたのが…プロフェッサーGだとしたらどうする!」
「えっ! プロフェッサーGですって!!」
「つまり…そういうことさ…!!」
「ありがとう! ディボットさん!」
「俺の彼女になりたくなったら、いつでもきなー、待ってるぜ!」
「それだけは遠慮しとくわ…」


480 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:29:42 ID:???
 書斎についた。
「これでドアが開くはずだわ。壁の向こうに部屋があるはずだわ」
(1W3ISとパネルに入力する)
「やったわ! この中に全ての謎を解くカギがあるはずだわ」
(扉が開くと機械で囲まれた薄暗い部屋。そこはかつてユイが改造された部屋だった。誰かが血まみれで捕まっている)
「大丈夫ですか!? しっかりして! あなた…私を助けてくれた人ですね! あなたはいったい…!?」
「うっ…うう…きっきみか…」
「あなたは一体、誰なんですか…?」
「私は…ドクターT…君とランくんを…改造した…科学者だ!」
「なぜ! …そんなひどいことを! …」
「し…しかたなかったのだ…」
「ラン! ランはどうしたんですか?」
「す…すまん…彼女は助けられなかった…」
「教えてください! プロフェッサーGとは何者なのかを!」
「か…彼は私の…兄だ…」
「なんですって!」
「あなたの知ってる事を話してくれますね! 私…私には聞く権利があるはずです」
「よっ…よかろう…すべてを君に…つたえよう! 私と…兄Gのこと…そして…ダークハザードと、バトルゴルファーの事を」
 ドクターTはその全てを語った。
「私と兄は、マサチューセッツでサイバネテイックスの研究をしていた。そしてついに私たちは、その理論を完成させた。
 研究理論を証明するために、兄は自らの体を提供すると申し出た。無論、私は反対した。
 しかし、兄の…いや! 私たちの科学者としての好奇心には勝てなかったのだ。兄の改造手術は成功した。
 だが、私たちの研究理論には重大なミスがあった。あらゆるパワーが人間のそれを越えてしまったのだ!」
 その頃から、兄は変わった。兄は己の欲望のままに人を改造し、自らをプロフェッサーGと名乗りダークハザードを作りあげた」
「だが、誰でもバトルゴルファーに改造可能ではなかった。サイバーボディーが適合できる人間が必要だったのだ。君とランくんもその中の一人だった」
「私は、なんとか兄を止めようとした…が、時すでに遅かった。頼む! ユイくん! 
 兄を…プロフェッサーGと、ダークハザードを破壊してくれ!! 君なら…いや! 君にしかできないのだ!! 炎と雷あわさるとき…」
「そこまでだ!!」
(ゴルフボールが男の額を貫いた)
「うぐっ!!」
「ドクターT!!」
(ゴルフクラブを持った人影が出入り口に立っていた)
「フン! 我が弟でなければとっくに殺しておったものを…! この! 裏切り者めが! ユイよ! 外へ出るがいい! お前の力、このわしが試してやろう…!」
 ユイは外に出た。
「人を人とも思わない…プロフェッサーG!! あなたを許さない!」
「フッ、フフフフ…人だと…? それがどうした! 我らバトルゴルファーこそが究極人類なのだ!!」
「なんてことを…! ラン…ランをかえして!」
「吠えるな! ブラックファイアー! 後で会わせてやろう…お前の脳改造が済んだあとでな!」
「バトルゴルファーを使って何をしようとしているの!」
「ユートピアだ! 我が支配のもと、究極人類による真のユートピアを作るのだ!」
「なぜ! 私をバトルゴルファーに選んだの!?」
「お前たち二人は最高の、素材なのだ、パーフェクトバトルゴルファーとして…」
「この大会の目的はなんなのよ!?」
「全てはお前を成長させるため!」
「私を!? どういうこと!」
「すでにランはパーフェクトとしての訓練を終えている。だから、お前にも訓練をさせる必要があったのだ!」
「なぜ!」
「知りたくばわしと戦え!」
「ブラックファイヤーよ! ダークハザードに生まれし者はダークハザードに帰れ」
「黒い炎で焦がしてあげる」


481 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:30:12 ID:???
「私の勝ちね! さぁ、ランに会わせて!」
「見事だ! ブラックファイアー…」
「ランを帰して!」
「ランが…いや! シャドーサンダーがそれを望むと思うのか…!?」
「なんですって! どういう意味!」
「今にわかっ…グフッ!!」
 Gは崩れるように倒れた。
「な、なに! なんなの!?」
「どうやら…時が来たようだ…」
「時が来たってどういう事!?」
「バトルゴルファーといえども…不死身ではないのだ。生身である脳は寿命を迎える。しかもそのスピードは人間のそれよりはるかにはやい」
「寿命を迎えるとどうなるの!」
「サイバーボディは脳の指令により制御されている。従って脳が寿命を迎えるとサイバーボディは制御を失い暴走を起こし、その内部から破壊される!」
「そんな! ばかな!」
「私とランをなぜパーフェクトバトルゴルファーにする必要があるの?」
「お前達を戦わせ、勝った方にダークハザードの総統を継承させるためだ!」
「そんな! 私とランが戦う…!?」
「フッフフフ…いやでもそうなる。オクイよ! いや! シャドーサンダーよ! 今こそ、その変身を解け! そして…ブラックファイアーと戦え!」
「まさか! オクイさんがラン!?」
「ブラックファイアー! 私と戦うのだ。そして…私はお前を倒す!」
 オクイはその正体をあらわした!
(緑の透明なヘルメットを被った女性が現れた)
「ラン! ランなのね…」
「ブラックファイアー! 私のステイタスコースへ来い! そこでお前を料理してやる」
「まって! ラン!」
 ランは立ちさっていった。
「ラン…?」
「フッハハハ…これで全てわしの思い通りだ! さぁ、戦え! 戦うのだ! フハハハ…がっぐぁー!」
(プロフェッサーGが骸骨の様な、残骸となる)
「私たちも…こうなるの…」
(プロフェッサーGを調べると気味の悪い笛が入っていた)
 ユイはGの笛を手に入れた。
「ランの所へ行かないと…でも、ランのステイタスコースはどこ?」
 ユイはYUIのヘアーバンドを使った。頭の中を光が飛び交う。
「う、ううう…!」
 ユイはブラックファイアーの技と、ランのステイタスコースの場所を覚えた。(ユイのグラフィックに、ヘアーバンドがつけられる)
 ユイはランの待つコースへ向かった。


482 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:30:43 ID:???
 ユイはランの待つコースへ着いた。
「よくきた! ブラックファイアー! お前か、私か…勝った方がダークハザードを継承する定め、その運命からは逃れられない!」
「ラン! わたしよ! ユイよ! わからないの!」
「私はシャドーサンダー! ランなどという名は知らぬ!」
「なぜ? キャディーに変装してたの?」
「お前を成長させる手助けをするため。もう一つはお前のデーターを収集し分析するためだ!」
「ラン! 思い出して! 私の事をそして! あなたの事を!」
「人間とは愚かなものだ! 過去の記憶などがあるから苦しまねばならない! 私は究極人類、パーフェクトバトルゴルファー! 人間をはるかに超えた存在なのだ!」
「プロフェッサーGは、死んだのよ! なのになぜ! ダークハザードのために私たちが戦わなきゃいけないの!」
「G様が死んだからこそ、新たな総統が必要なのだ! さもなくば…ダークハザードは…滅ぶ!」
「ダークハザードなんか滅んだ方がいい! いえ、滅ぶべきなのよ!」
「それは危険思想だ! やはりお前にダークハザードを継承させるわけにはいかない! さぁ、戦えブラックファイアー!」
「何を言っても無駄の様ね! 分かったわ。さぁ! 来なさい! ラン!!」
「影の雷で貫いてやる!」
「黒い炎で焦がしてあげる」


「終わったわね! ラン! これで終わりね!」
「さだめです。今日からあなたが新たな総統になり、我がダークハザードを治めていくのです」
「私は嫌! 総統になんか絶対にならないわ!」
「それは出来ません! さだめに従わなければ抹殺します」
「ラン! あなたはどうするの?」
「総統の意のままに」
「なんとかランの記憶を取り戻さないと」
 ユイはGの笛を取り出した。


(→ふく こわす)
「もう、迷ってられない! 吹くしかないわ」
 ユイはGの笛を吹いた。プロフェッサーGの声が頭に響く!
「ダークハザードに生まれし者は、ダークハザードにかえれ…!」
「うっあああ…頭が…頭が割れそう…!」
 プロフェッサーGの笛の音がユイのヘアーバンドに共振した。
 激しい衝撃の後、ユイが目覚めた時、ダークハザードの新たな総統ブラックファイアーが誕生していた。そして、世界は闇に包まれた。
GAME OVER


483 :バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:31:13 ID:???
( ふく →こわす)
「もう、迷ってられない! 壊すしかないわ」
 ユイはGの笛を壊した。
「キャーッ! ……」
 ランは激しく全身を震わせて、その場に崩れるように倒れた。
「ラン! …ラン! しっかりして! ラン!」
「うっううう…ここは…私はいったい…? ユイ? ユイじゃない!」
「よかった! ラン! 記憶が戻ったのね!」
(ヘルメットが無くなり、ランの素顔が見える)
「大丈夫? ラン! 立てる?」
「えっ? ええ…大丈夫! それより私いったい…?」
「あとで…話すわ…あとで…さぁ、ラン! 手を出して、私に捕まって」
「ええ! ありがとうユイ!」
(二人の顔に、満面の笑みがあった)


 握りしめあった手に炎と雷が伝う。
 大爆発。



 それは一瞬の出来事だった。
 誰がこの事を予測できたのであろうか?
 ドクターTの言葉、炎と雷あわさるとき…それはまさにこのことを示していた。
 ダークハザードを葬るため、ドクターTは組織の地下原子炉に密かに爆弾を仕掛けた。
 そして爆弾のスイッチをユイとランの体に組み込んだのだ。
 炎…つまりユイと雷…ランが合わさった今! 
 全ては終わりを告げた。
 多くの犠牲と共に…。


「臨時ニュースをお伝えします。」
「今日、午後2時半ごろ、マッチプレートーナメントが開催されていたギルカントリークラブで原因不明の大爆発があり、多数の死傷者が出た模様です。」
「爆発の原因についてはまだ分かっておりませんが、死者の数およそ2万人。負傷者の数…」
 

スタッフロール。画像が流れる。
白い帽子と白い服を着たユイとランが、こちらに背を向けている。
二人がいるのは外が見える展望エレベーター。外は夜の都市。
どんどんエレベーターは上がっていく、夜のビル街が見え、最後に大きな月が姿を見せた。


FIN

ラン「ねえ…」
ユイ「なに?」


484 :名無しさん:2013/06/24(月) 22:31:49 ID:???
投下終了。最後のシーンが過去の映像なのか、死んだ二人があの世に行く所なのか、それとも実は生き残ったのかはわかりません
 






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