東方見文録
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 530 :東方見文録:2013/07/10(水) 17:15:45 ID:???
●東方見文録
ファミコン。1988年発売。実在のマルコ・ポーロの東方見「聞」録ではない。
ニューウェーブ・サイケデリック・アドベンチャーと書かれた総当たりゲーム。馬鹿ゲー。


 主人公の東方見・文禄は東南アジア大学歴史工学部旅行学科の四回生生徒。
 研究テーマはシルクロードにおける時空間旅行である。
 目的は世の中のための研究ではない。文禄は商人の家系であり、夢は日本一の雑貨屋。
 研究により日本は過去に黄金の国と呼ばれ、金があったと考えらた文禄。
 それを手に入れるために時間旅行を計画。
 マルコポーロに出会うために1275年のベニスへ、たくさんの雑貨を荷物に卒業旅行へと旅立った。


 1275年の地中海。父親ニコロと息子のマルコがキリスト教伝授のために、アークルへと航海していた。
 二人は地図を机の上に向かい合って今後の事を話している。
 法王候補とされているデオパルトに会い、キリストの聖油を受ける事。
 その後ゲンコクに戻りフビライ・ハーンに会う。
 そんな事を話していると地図が光り出し、内容が変わっていく。ジパングが大きくなる。 
 そして地図の中から文禄が登場。驚くニコロとマルコ、特にニコロは腰が抜けて動けなくなってしまう。
 文禄は同じ商人である二人に、お供として連れて行くようにお願いする。 
 父ニコロは不安があるものの、動けなくなった自分の代わりを文禄に頼む。
 デオパルトの手紙とハーンのキンパイをマルコに渡した。


 夜のアークルへと辿り着いた二人。宿屋を探して人を訪ねるが、三人連続で話を聞いてくれない。
 四人目に訪ねた女は宿屋ローズの間を紹介してくれる。
 女をよく見ると男だった。ローズの間に行くと女みたいな話し方をするおっさんが主人。
 気持ち悪い主人に嫌な予感がしながらも、二人はその宿に泊まる。
 宿屋は嫌な雰囲気。文禄は等身大の大きさの鏡を殴る、ひびが入るのでさらに殴る。
 粉砕される鏡、するとさっきのおっさんが鏡の向こうに立って居た。
 鏡はどうやらマジックラミーであり、ずっと見られたようだ。驚いたマルコは気絶する。
 文禄は宿屋の主人を殴る。ヒドイワーと叫びながら主人は去っていった。
 文禄と目が覚めたマルコは、やっと休む事が出来た。
 朝、目が覚めると文禄の荷物がない。宿屋の主人に聞くがずっと泣いていたので知らないと言う。
 ぶん殴っても喜ぶだけであった。部屋に戻りマルコと話す。
 部屋内をもう一度調べると窓の鉄格子が曲げられているのと大きい靴の足跡を見つける。
 犯人はこの間をすり抜けられる小さな、さらに足の大きい奴だと文禄は断定。二人は町に探しに行く。
 町に出てラッキーさんと言う人に話しかけると、イスラム語の本をもらえる。
 これでイスラム人と会話できるようになる。
 バザーへと行くと背が低く足の大きい老人を見つけ、文禄は殴りかかる。すると神父がそれを止めに入る。
 その神父の腕に腕時計があった。
 それは文禄の腕時計であり、文禄は神父にそれをどこで手に入れたのか聞く。
 宿屋の主人に売ってもらったと言う。文禄とマルコは宿屋に戻る。
 宿屋に戻るが主人はいない、教会に行ったらしい。「あいつクリスチャンなのか?」二人は教会に行く。
 教会に行くとさきほどの神父がいる。
 マルコ・ポーロがハーンから使者である事を告げると中に入れてくれる。
 そこには先ほどバザーで文禄が殴った老人がいた。かれこそが目当てのデオパルトであった。
 文禄は謝罪するが、教会の外に放り出される。マルコは一人、デオパルトに挨拶する。
 ニコロから預かった手紙を渡すと、エルサレムの聖墳墓・教会にある聖なる油を取りに行くように言われる。
 返書を預かる。
 文禄と合流したマルコはもう一度、宿屋に戻る。部屋に行くと先ほどの主人が天井に張り付いていた。
 クモオンナと化した男は、ハーンの元に聖なる油は持って行かさないと言って去っていった。
 天井に手の皮と靴を残して。どうやら文禄から盗んだマロン・マルファーでくっついていたようだ。


531 :東方見文録:2013/07/10(水) 17:16:18 ID:???  
 エルサレムへと向かい砂漠を歩く文禄とマルコ。見渡す限り同じような道を延々と歩きつづける。
 喉が渇いている二人は、井戸を見つける。水があるのかどうか、底は暗く見えないためわからない。
 調べるために文禄は大きめの石を井戸の中に放り込んだ。すると男の叫びが聞こえた。
 釣瓶を引っ張り上げると、前会った人とは違う別の神父が逆さ釣りにされていた。
 文禄とマルコは二人がかりで助ける。
 神父は聖墳墓・教会のウイリアムスと名乗った。悪魔に文禄が持ってきたアイロンで気絶させられたらしい。
 マルコが返書を見せると、聖墳墓・教会の位置を教えてくれる。ついでに水筒を貰えた。
 言われた通り、北北東東と歩くと教会にたどり着く、中に入ると張り付けのキリストの像があった。
 その足元に聖なる油があった。取ろうとすると不気味な男が登場。
 文禄が持ってきた荷物の不気味なマスクをかぶり、右手にこうもり傘、左手にアイロンという異様な姿。
 マルコは悪魔だと驚き腰を抜かす。どうやらこいつが神父を逆さ釣りにした男らしい。
 文禄は宿屋の主人だと見抜く。しかし自分は悪魔だと名乗り、蝙蝠傘を振りあげてきた。
 それが張り付けのキリストの股間部分にあたり、キリスト像は悲鳴をあげる。
 続いて怒りにまかせてライダーキックを宿屋の主人にかました、キリスト像が。
 キリストの像の一撃で倒れる宿屋の主人。文禄が荷物を返せと言うと、水が欲しいと言った。
 水筒の水をあげると、文禄の荷物は山の老人に差し上げた、彼は山の老人の娘?だったらしい。
 これから先も仲間が待ち受けていると言い、息を引き取った。
 二人はキリスト様の聖油を手にアークルに戻ることにした。


 アークルに戻り教会へと行く。デオパルトに暴行を働いた文禄は教会の外で待ち、マルコ一人で中に入った。
 さきほどデオパルトは、法王グレゴリー10世となった。
 法王となった彼は正式にフビライ・ハーンへの信任状と水晶の器をマルコに渡した。
 山の老人の事をマルコがデオパルトに告げると、二人の宣教師をニコラスとウイリアムスをつけてくれる。
 今まで会った二人の宣教師を仲間に、四人はホルムズへと向かった。


 月の砂漠を歩く文禄、マルコ、ニコラス、ウイリアムス。
 突然、砂丘の影から砂漠の盗賊達が現れる。ちりぢりになって逃げる四人。
 荷物を落とし、一人となったマルコ。進むと倒れたウイリアムスに出会う。
 どうやら他の二人は連れていかれたらしい。待ちの位置を言うと、そのままウイリアムスは息を引き取った。


 町にたどり着いたマルコ。歩いていた男に山の老人について聞く。
 男は宝石商であり、ルビーの指輪を買わないかと商談してくる。
 マルコは盗賊によって無一文であると答える。すると宝石商は同情して、ルビーの指輪をタダでくれた。
 次に酒場の商人に会う、酒場の商人も酒を売って来て話をすると同情して酒をタダでもらう。
 次にタコの様な人に会う。山の老人の事を聞くと彼はゲンの国の船頭で、山の老人は海の向こうにある。
 船に乗って一緒に行くかと聞かれるので、行くことにした。


 ヨットに乗って行くと、島にみすぼらしい小屋が一つ。船頭曰くここが山の老人のアジトだと言う。
 疑いながらもマルコは小屋の中に入る。小屋の中には一人の老人が眠っていた。
 いくら話しかけても起きない。
 マルコは老人の頭にトリプルクロスカウンターをお見舞いする。すると老人が起きる。
 老人に話を聞くと、彼は山の老人ではなく海の老人だと言う。
 悪党ではなくアラビアの良いお爺さんで通っているとのこと。海の老人に山の老人の事を聞く。
 生粋の悪党であり、人を洗脳し人殺しをさせる、ペルシアの山奥の城に住んでいる。
 道案内を頼むが断られる。かわりに魔法のランプを貰える。三回こするといい事が起こるらしい。
 山の老人に会うにはホルムズに戻り、王宮に行ってこのランプを見せればいいらしい。
 彼は昔、アラジンと呼ばれたとの事。眠った老人を置いて、マルコは戻ることにした。


 船に乗って戻る二人、しかし空は曇り、海は荒れ、ヨットは沈没する。
 マルコは必死にランプを三回こする。
 するとインド人(ランプの精)が現れ、ホルムズまで連れて行ってくれた。
 島にたどり着くと消えるインド人(ランプの精)。
 船頭さんがお詫びに王宮まで案内を買って出る。王さまに顔が効くらしい。


532 :東方見文録:2013/07/10(水) 17:16:52 ID:???
 そのころ文禄。
 逆さ釣りにされて、下には山の老人がいる。
 色々聞くと娘?の復讐をこれからする、ちなみに仲間のうち二人を殺したと言った。
 このろくでなしがと、文禄は下に居る山の老人を怒鳴りつけた。なぜか老人の横にタマネギが落ちていた。


 マルコと船頭は王宮に居た。
 しかし王宮には誰もおらず、また王さまの椅子はほこりをかぶって長い間、使われていない様だった。
 船頭さんが王さまの椅子に腰かけると、無礼者!と女性の声が聞こえた。
 周りを見ても誰もいない。次に泣き声が聞こえる。
 マルコがどこにいるのかと尋ねると、ここだと椅子の下から女性が登場した。
 その女性はこの国の王妃であり、王は三年雨にゲンコクの商人にそそのかされて食中毒で死んだらしい。
 船頭さんが冷や汗をかき、用事があると去っていく。
 じつは食中毒の原因は船頭さんが差し上げた刺身だった(マルコと王妃は知らない)。
 マルコは王妃に自己紹介をして、事情を説明しランプを見せる。
 王妃はこの国で男が神隠しにあう事件が何度も起きていて、それが山の老人の仕業だと言う。
 山の老人はペルシアの山奥深くにいて誰も近づけないと続いて言われた。 


 その頃、山の老人の所。
 ついに助けを乞うた文禄。山の老人は心の折れた文禄を逆さ釣りから解放した、実に36時間ぶり。
 助かった文禄は落ちていたタマネギをポケットに忍び込ませた。
 体が痺れてうまく動けない文禄を、老人は酒や美女に居る宮殿に連れて行った。
 食べ物や酒がたくさんあり、美女が踊る美しい場所。老人に好きにして良いと言われ、文禄は色欲にふける。
 飲食物の中の薬によっておかしくなってくる文禄。
 一方その頃、マルコはランプの精の背に乗って、山の老人のアジトへと辿り着いた。
 降りるとそこは花畑、見れば文禄がそこに居た。
 呼ぶと文禄はこちらに近づいてくる。マルコは喜ぶが、文禄はトリップ状態でボーっとした顔のままだった。
 マルコは前に貰った酒を文禄に渡す、すると文禄はふらふらと酒を飲み始める。
 すると文禄はゲロと共に体内の薬物を吐いた。文禄は元に戻った。
 再会を喜ぶ二人。しかし信任状とキリストの聖油が奪われたままで、逃げ出すわけにはいかない。
 マルコの存在に気づかれずに宮殿に入る方法はないかと、文禄は無い知恵を絞り考える。
 結果、マルコが文禄を肩車してはいれば大丈夫だろうと考え、その方法でいくことになった。
 トリップ状態の振りをして宮殿の中に入る。
 急に背が伸びた文禄を不審がりながらも、山の老人はホムルズに行って、マルコを殺すように命じる。
 マルコと文禄は分離して、山の老人を問い詰める。
 山の老人は何の事だ?とこの期に及んでただの爺さんの振りをしてとぼける。
 ふざけるなと問い詰めると、山の老人は笑いだす。なんとリュックは山の老人が飲み込んだと言う。
 マルコは持っていた酒を山の老人に飲ます、ついで文禄がタマネギを食させた。
 すると胃の中で二つが混ざり合い、激しい作用を引き起こす。
 山の老人は涙を大量に出したうえでリュックを吐き出した。
 リュックを取り戻した二人。そのまま山の老人の滝の様な涙に流されて、ホルムズに辿り着く。
 山の老人のアジトは涙の海に沈んだと後世で伝説となった。
 その後、二人はバダフシャンへと旅立つのでした。


 延々と続く砂漠を旅する二人。
 ミイラになりそうだとヘトヘトな二人は、水辺の村にたどり着いた。
 これで水を飲めると喜ぶ二人だが、水は青藻が浮く緑色の泉。これ本当に飲めるのか?と疑う二人。
 とりあえず泉に近づく。汚れた泉に皺だらけの顔が映る。自分の顔が皺だらけだとショックを受ける文禄。
 しかしそれは文禄の物ではなく、泉の中に居たオババの物であった。
 突然、顔が出てきたオバンバに驚く二人。
 オバンバは文禄とマルコに、早く湖に飛び込めと催促する。殺人熱波ことシムールが近づいていた。
 慌てて文禄とマルコは湖に飛び込み、全身を沈める。シムールが通過。文禄は顔を出す。
 オバンバに礼を言う文禄。しかしなぜか、マルコの姿が見えない。
 オバンバに聞いても知らないらしく、文禄は一人マルコの荷物を持ってバダフシャンを目指すことにした。


533 :東方見文録:2013/07/10(水) 17:17:23 ID:???  
 バダフシャンに辿り着いた文禄は捕えられ、王様と王妃の前に連行される。
 王妃にパシャイのスパイと嫌疑をかけられる。
 キンパイを見せるとハーンの使者である事を認められ謝罪、ねぎらわれた。
 なにか欲しい物はあるかと言われ、文禄はこの国原産のバラスルビーを欲しがる。
 ルビーは国王の許しがなければ貰えない。王妃は王の呪いを解けば頼んであげると言ってきた。
 椅子に座り山羊のように紙を食べ続ける王、その顔には死相が出ていて長くないらしい。
 バラスルビーはここから見えるシギナン山からとれる。
 そのシギナン山の領有権を争ってパシャイと戦争になっている。
 とりあえず文禄はベッドで眠ることにした。


 そのころマルコは牢屋の中に居た。
 牢屋は頑丈で脱出できそうもない。カーテンで外を見る事も出来ない。
 誰かの足音が聞こえ、二人が何かを話している。聞き耳を立てると、二人の声は聞いた事があった。
 一人は神父のニコラス、もう一人は宝石をくれた宝石商。貰ったルビーの指輪は呪いの指輪らしい。
 二人は文禄とマルコを始末し、ニコラスは東方貿易の権利を独占。
 宝石商は代わりにパシャイに手を出さない事を条件に手を組んでいた。
 宝石商は文禄の始末を請け負う。マルコは牢屋の中でどうにもできないので、とりあえず眠ることにした。


 目を覚ました文禄は王妃に挨拶。
 もしもマルコが訪ねたら待たせるように頼み、呪いの解き方を知ると思われるコドクの賢者を探しに行く。
 聞きこみに待ちのバザールへと行く文禄。訪ね回ると朝袋が積まれた奥に、店番がいた。
 話をすると聞き方がなってないと言われ、頭を下げる。すると話を聞いてくれるが、知らないと言われる。
 ぷっつりきた文禄が殴りかかる。するとその人の奥さん(宝石商)を名乗る人が現れ、コドクの賢者の場所、砂漠の方向を教えてくれる。
 町はずれに行くと馬商人がいた。馬を売ってくるが金がないので断る。
 ここにあるじゃないかと金歯を抜いて行く。痛みにのたうっている間に商人は去っていった。
 やっと立ちあがった文禄の横に竹馬が置いてあった。


 砂漠を言われた通りいくと流砂があり、あやうく飲まれるところだった文禄。
 とりあえず砂漠を進むと一本の大きな緑の大木を見つける。樹齢500年以上はありそうだ。
 近づくとオウムが木の枝に止まっている。
 オウムの物と思われる赤い羽根を拾い、オウムにこどくの賢者について聞く。
 するとオウムは木を殴れと言ってくるので、言われた通り木を殴った。すると男が木に浮かび上がった。
 この木の化身がこどくの賢者らしい。呪いについて聞くが知らないと答えられる。
 またまた砂漠を彷徨うと今度はさっきとは違う白い大木を見つける。
 殴ると痛いのでオウムの羽でさすってみた。すると今度は女が浮かび上がって来た。
 話を聞くと彼女もこどくの賢者らしい。二人もいるのかと尋ねるとその理由を教えてくれる。
 横から見るとわかるが、さっきの大木と同じ木であり、緑色と白色に表裏二つに分かれていた。
 彼らは愛し合うもの同士だったが、パシャイとバダフシャンの者だった。
 戦争の時に見せしめとしてこの国境の木に互いに見えない様に逆に縛りつけられた。
 そんなことはどうでもいいから呪いの解き方を教えてくれと言う文禄。
 彼と合わせてくれたら教えると彼女は言った。
 文禄はリュックからチェーンソーを取り出し木を真っ二つ。
 悲鳴をあげる二人。しかし対面させることには成功した。
 呪いの事を聞くと、パシャイの神ルークの偶像を破壊すれば呪いは解けると教えてくれる。
 その後、切り取られた影響だろう、二人はすぐに息絶えた。


534 :東方見文録:2013/07/10(水) 17:18:06 ID:???
 真夜中、パシャイに着いた文禄。辿り着いた所では怪しげなミサが行われていた。
 文禄に流砂への道を教えたおばさんが、神官として真ん中に居る。
 彼らは羊を信仰する者たちであり、羊の像が立っていた。
 話を聞くと羊を捉え、神聖なるシギナン山を採掘するバダフシャンの国王に呪いをかけている途中の様だ。
 生贄をささげているらしい。生贄は美女の様だ。
 どうにかできないかと荷物を探ると、汚れたランプが出てくる。
 汚れたランプをこするとインド人(ランプの精)が登場する。
 文禄はランプの精に頼むが、夜間労働は規則違反だと働こうとしない。
 これが終わったら休暇をやる、カレーもたくさん食べさせてやると言うとやっと言う事を聞く。
 文禄に言われ、煙玉を準備し、さらに女性に化けさせる。
 文禄はランプの精を殴って気絶させ、ロープでぐるぐる巻きにした。
 そして煙玉をぶちまけると、集団はパニックを起こす。
 ランプの精を担いで広場の中央に行き、生贄の女性と女性化したランプの精を交換した。
 女性は良く見ると、女装させられたマルコだった。
 がっかりしながらも平手打ちしてマルコの目を覚ます。礼を言うマルコと共に広場を離れる。
 煙が無くなる。よく見ると羊の像は、巨大なフクロウだった。フクロウはランプの精を丸のみにする。
 すると突然、口から火を吹いてぶっ倒れた。カレーばかり食っていたランプの精が辛すぎたらしい。
 そのまま梟のルークはショック死した。
 呆然としている神官。文禄とマルコはこっそりと近づき、茂みの中に連れ込んだ。
 マルコに宝石商のふりをし、さらに文禄にはおばさんのふりをして騙して流砂に引きずり込もうとした神官。
 しかし神を失った神官は意気消沈した様子で謝罪、もうパシャイは終わりだと嘆いていた。
 二人は許し、バダフシャンの国王に話をつけると言うと、神官は礼を述べた。
 

 バダフシャンに戻った文禄とマルコ。国王は大丈夫のようだが、何か様子がおかしい、王妃もいない。
 話を聞くとさきほど王妃に離婚を付きつけられ、慰謝料としてバラスルビーをすべて取られたらしい。
 がっくりする文禄。マルコは国王にルビーや羊の乱獲を止めるように進言する。
 国王は受け入れこれからはパシャイと協力してシギナン山を守っていくと約束した。 
 これにて一件らくちゃーく。二人はゲンコクを目指す。


 夜の山道を歩く文禄とマルコ。歩きづめだった二人は疲れ、野宿することにした。
 焚き火の横で眠る文禄。マルコは茂みの中に光る何かを見つける。さらに何か音が聞こえる。
 文禄を平手打ちで起こし、松明の火を掲げると、たくさんの狼が周囲を取り囲んでいた。
 じりじりと迫る狼たち。マルコは松明で、文禄は竹馬で身を守る。
 飛びかかる狼、文禄は竹馬を振りまわすと手からすっぽり抜け、焚き火の中に放り込んでしまう。
 大きな音をたてる竹馬。びっくりして逃げ出す狼たち。
 二人は転がるように山を下りてヤルカンドの小さな村に辿り着いた。


 村に着いた二人。場所も良く判らない。村の中に入ると女性がいた。
 とりあえず近づいて話を聞こうとすると、なんと村の周囲は底なし沼だった。徐々に沈んでいく二人。
 パクチーマンと言う名前の女性に助けを求める。
 しかしパクはおらと結婚したら助けると条件を出してくる。嫌がる文禄。
 しかし顔まで沈むとそんなことを言っている余裕もなく。
 文禄はパクとの結婚を承諾、腕を捕まえて引っ張り上げられる。
 パクはタクラマカン砂漠で唯一、道案内が出来る人間らしい。文禄はしぶしぶ頼んだ。
  

 タクラマカン砂漠をいく三人。砂嵐には悪霊が住み、旅人を引きずりこむ。
 そうこう言っているうちに砂嵐に巻き込まれる。パクの鈴の音を頼りに進む。
 砂嵐も止み、パクの元に着く。先に行ったことに文句を言う文禄、パクは遠くを見て不安そうにしている。
 生きていたらまた会おうと逃げるように去るパク。
 なんのことだと首をかしげる二人に、地鳴りが近づいてくる。
 たくさんの武装した人馬の群が登場する。盗賊かと思い逃げようとするが、すでに遅く取り囲まれる。
 荒武者が現れ、二人が何者かと問う。金目の物としてキンパイを差しだす文禄。
 すると彼等はハーンの部下であり、ハーンの元まで護衛すると言った。


535 :東方見文録:2013/07/10(水) 17:18:43 ID:???
 軍隊に守られ美しいジョウトの宮殿に辿り着く。庭には虎が放し飼いされていた。
 ベランダにいつまでも待たせるハーンに焦れた文禄は散歩に出かける。
 すると庭に秘密の通路を見つけ、暗い道を中に入ると奥に小さな穴を見つける。
 そこには美女達と風呂に入るフラマットとおう男と、二人を始末使用していたニコライ神父がいた。
 ここはハーンの神殿ではなかった。ニコライはこのままマルコがハーンに会うの恐れていた。
 そうなれば貿易権利をマルコが手に入れニコライの貿易の儲けが少なくなるのがいやだったのである。
 そしてフラマットはマルコによって、この地にキリスト教が入ってくるのを嫌っていた。
 彼はイスラム教徒であり、ハーンを倒しこの地を手に入れイスラムの国を建てるつもりであった。
 とりあえずあとで美女の風呂を楽しむためにリュックの中のカメラで写真を撮る。マルコの元に戻った。
 マルコにあった文禄は事情を説明する。文禄の話に驚くマルコ。
 話に夢中で二人は背後から迫るニコライとフラマットに気付かなかった。
 二人はベランダから突き落とされる。下には虎が待っている。
 先ほど黙って手に入れたシルクのカーテンを使う。
 それの両端を掴んでパラシュートにし、二人は虎のいない場所に着地する。
 その後すぐにフラマットによってニコライが付き落とされる。
 ニコライはそのまま地面に落下、虎に喰われた。文禄とマルコは急いで逃げ出した。


 ハーンのいる宮殿にたどり着いた二人。広間に白い顔の子供がいた。
 何者かと警戒する子供。マルコがキンパイを出すとハーンの者だとわかり警戒を解く。
 彼は皇太子であるチンキンだった。当のハーンは遠征中。
 ハーンの息子である彼に、アフマットの事を話すとトマフア暗殺団のバックに居る噂があるらしい。
 のんびりしていいのかと聞くと、証拠がない以上どうしようもないと言ってくる。
 文禄は風呂場の写真を見せた。理解し怒るチンキン。
 アフマットはハーンが認めた貴族で公に出来ない、文禄達にこっそり始末を命じる。文禄は引き受ける。


 アフマットの宮殿に戻った二人。
 宮殿にはたくさんの兵士で守られ、堀で囲み、虎のいる庭があり、その頂上に建物がある難攻不落の城だった。
 文禄はマルコと共に硝石、硫黄、木炭を集めさせる。さらに文禄は竹やぶから竹を切って持ってくる。
 未来の科学力を教えてやるぜ、と文禄は竹で出来たバズーカ砲を作り出し、遠距離から狙いを定める。
「やられたらやりかえすのが、オレのやりかただぜ」発射された爆弾は宮殿を吹き飛ばした。
 

 ハーンの宮殿に戻ると、チンキンに連れられ玉座の間に着く。そこにはハーンがいた。
 マルコはキリストの聖なる油、聖なる器、そして信任状を渡す。
 キリスト教の伝道を許可し、さらにマルコに通商権を与えた。父に代わり使命を果たしほっとするマルコ。
 何処に行ったのかと話を聞くと、ジパングを目指していたが嵐にあい断念したと言う。
 ジパングは黄金の国であり、もう一度目指すとの事。マルコも連れて行ってもらえると約束される。
 文禄も連れて行ってほしいと頼むが、アフマットの使用していた宮殿はハーンのお気に入り。
 それを破壊した事をハーンは怒っていた。
 宮殿の弁償、それができなければ罰としてカンガン(去勢)すると言う。
 それはあんまりです、彼は大筒などで役に立ちますとマルコが言うと、冗談だと言われた。
 文禄も連れて行ってくれると約束してくれた。


536 :東方見文録:2013/07/10(水) 17:19:16 ID:???
 1281年、7月、ゲンコクは船4000、兵14万人を動員し日本遠征を行う。
 世に言う元寇第2回、弘安の役ともいう。文禄にとって時空間旅行から6年の月日が流れていた。 
 未来人である文禄は、この遠征が失敗することは分かっていた。神風という台風によって。
 しかし日本が目の前だと言うのに、神風が一行に吹く気配がない。焦る文禄。
 「人為的に起こすしかない」文禄はタイムマシンを遠隔操作し、時空のひずみを作って神風を起こすことにした。
 リュックの中の機械にパスワードを入力し、発動する。しかし何も起こらなかった。
 一方日本では、文禄のタイムマシンの影響で時間が暴走。
 富士山が爆発、芸者が飛び交い、日米貿易摩擦が起こり、上越新幹線がマッハ3で走り抜けていく。
 神風が起きないと空を見上げる文禄、そこに巨大な何かが飛んでくる。文禄はとっさに海に飛び込んだ。
 それは未来の戦闘機ゼロ戦だった。神風特攻隊の攻撃に4000の船は抵抗する事も出来ない。
 一瞬にして海の藻屑と化すゲンコクの船、マルコもまた犠牲となった。
 

 意識を失っていた文禄は、海岸に打ちあげられていた。どうやら日本にたどり着いたらしい。
 人影を見つけて、呼びとめる。
 高下駄をはいてお辞儀をし続けるそれは、アロハ模様の着物を着た白いのっぺりとした顔の女だった。
 場所を聞くと、地面に三つ指をつき頭を下げる。「エコノミック、ジパングにおこしやーす」
 ドン引きする文禄。家に招くと言うので、とりあえずついて行く。
 金でできた鳥居をくぐり、金でできた長い階段、金でできた大仏のお寺へと行く。
 場所を聞くとここは団地らしい。混乱しながらついて行く文禄。
 そこに肩に鼓を担いだ能面の男が、ぽんぽん叩きながら登場、女の父親の様だ。
 おもてなしするには部長の許可が必要と、受話器で連絡。帝王がこちらに訪れるらしい。
 金の衣装を着た釣り目ととんがった髭の男、帝王が現れる。
 自らを神と言う帝王は、文禄をA級難破者としておもてなしするという。
 急に帰りたがる文禄だが、時を犯したものはあの団地に収容されなければならないと無理矢理3人に連れ去られる。
 屋敷は3階建てで上流、中産、下流に分けられる。文禄は兎小屋と呼ばれる下流の部屋を与えられる。
 その後、上流の部屋の黄金の間に連れていかれる。
 なにもかもが黄金の部屋、さっき電話していた部長と言う男が黄金の風呂釜でお湯を焚いていた。
 そしてA級待遇であるお風呂に入れさせられる、そこにいた全員が裸になりお風呂に入る。
「あっぱれ、あっぱれ、ジャパニーズフローじゃ、ジパングよいとこ、一度はおいで、チョイナチョイナちょっちょいなー」
「おまえらはくるってるぜ。ここはニッポンじゃねーのか。こんなのニッポンじゃないぜ」
「こんなのニッポンじゃないぜ、こんなのニッポンじゃないぜ・・・・・」 


「おかーさん おか・おか・おかーさーん・・・おかーさーん・おか・おかーさーんおかーさーん・・・・・・・・」

 

終わり。






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