S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat

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775 :S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat:2014/01/13(月) 11:38:49 ID:hzsi4eF.
S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat (ストーカー ~コール オブ プリピャチ~)
 

S.T.A.L.K.E.R.シリーズ三作目。用語などは第一作Shadow of Chernobyl(以下SoC)や第二作Clear Skyのまとめを参照。
シリーズ共通の要素としてサイドクエストや宝探しが充実していますが重要でない部分は省略します。
メインクエストの順番もある程度融通が利くため、プレイの仕方によってはこの通りの展開にはならないことがあります。
時系列的にはSoCの真エンド直後からのスタートになります。
SoCの真エンドでは主人公ストレロックの活躍により"Zone"が消滅したかのような描写がありましたが、
どうやらそうでもなかったようで…。


・オープニング
「ブレインスコーチャー沈黙。Zone中心部への道開かれる」
この報告を受けたウクライナ軍は、かねて用意していたZone侵攻作戦"Fairway作戦"を開始する。
航空偵察によって作成したアノマリーマップを元に安全な飛行経路を割り出し、
特別仕様のハインド戦闘輸送ヘリによって一挙にZone中心部に侵攻・制圧することで、
そこに隠されているであろうZoneの秘密を暴くという作戦である。
ところが、出撃したヘリコプター部隊"スティングレー"の所属機は次々と消息を絶ち、作戦は失敗に終わる。
事態を重く見たウクライナ国家安全保障・国防会議は、元ストーカーという異色の経歴を持つエージェント、
アレクサンダー・デグチャレフ少佐をZoneに派遣する。


・調査開始
ただのストーカーのように偽装してZone内のZaton地区に到着したデグチャレフ。
ここはブレインスコーチャーの停止によって開かれたZone中心部に近いエリアで、
湿地の真ん中に転がっているスカドフスクという名の廃船がストーカーの根拠地となっている。
スカドフスクの中では武器を抜かず派閥間の抗争もしないというルールが守られているが、
その周囲ではLonerとBanditが小競り合いを繰り返している。
彼らからアーティファクト探しやミュータント退治などの仕事を請け負って偽装を保ちつつ、
この地区に墜落した3機のヘリと乗っていた隊員の行方を捜す。


・スティングレー2号機
変電所に墜落していたスティングレー2号機を調べると、パイロットの死体がコクピットに残っていた。
何らかの理由で飛行中に死亡したらしい。
墜落地点は周囲をアノマリーとミュータントの棲家に囲まれた危険地帯であり、おそらく生存者はいないだろう。


・スティングレー5号機
沼地に墜落していたスティングレー5号機は搭載していた電子機器が全て焼損していた。一体何が原因だろうか?
墜落を目撃したストーカーによると、沼地から兵士達が脱出してどこかに向かったらしいのだが、行き先までは分からなかった。


776 :S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat:2014/01/13(月) 11:39:33 ID:zFbaVSw6
・スティングレー3号機
1機のヘリがZaton南方の高台に墜落していることが分かったが、周囲が崖になっていて近づけない。
変人(というか狂人)として知られるノアという男がその高台から降りてくるのを見たという噂を聞き、
彼が住処にしている古い廃船を訪問。罵声とショットガンで歓迎される。
撃ち返しそうになるのを何とかこらえて高台への行き方を尋ねると、高台へテレポートできるアノマリーへと案内してくれた。


調査の結果、スティングレー3号機の墜落はエンジンの故障によるものと分かったが、故障の原因までは分からなかった。
機体の周囲にはミュータントに襲われて死亡した隊員の死体があったが、数からして全滅は避けられたようだ。
彼らが残した地図からZaton、Jupitor、そしてプリピャチのそれぞれに緊急退避地点が設定されていたことが分かったが、
Zaton地区の退避地点となっていたスカドフスクに兵士達がやってきた形跡はなかった。
残りの退避地点を調べなければならない。


・Jupitor地区へ
スカドフスクにいた"パイロット"と名乗るストーカーにJupitor地区への案内を頼む。
彼はZaton-Jupitor間のルートを知悉しており、料金を払えば両区間の移動をサポートしてくれる。
Jupitor地区ではヤノフ駅という廃駅の構内がストーカーの拠点となっている。
ヤノフ駅は地区内で唯一の安全な拠点であり、
本来は不倶戴天の敵であるはずのDutyとFreedomが紳士協定を結んで一つ所に同居しているというおかしな場所だ。
派閥と仲良くしておくと何かと便利なので彼らとも付き合っていくことにするが、
片方に肩入れしすぎてもう一方に敵と見なされると本来の任務がやりにくくなるのでほどほどにする。


・退避地点B205
スティングレー3号機に残されていた地図にあった"退避地点B205"ことヴォルコフ対空ミサイル陣地跡を調査。
デグチャレフが到着した時点では既に誰もいなかったが、ソコロフ中尉なる人物のメモが残っており、
誰も来ないので近くの移動研究所に行くと書かれていた。


移動研究所はZoneの研究を行っている科学者が詰めている施設で、それ自体がトーチカのような堅牢な建物だ。
そこでは科学者、ストーカー出身の機械技術者、さらに警備役の傭兵隊や科学者からの仕事を請け負うストーカー達がいる。


メモの通り、ソコロフ中尉は移動研究所内に滞在していた。
デグチャレフが本当の身分は隠して話を聞いたところでは、
彼はスティングレー4号機の副操縦士で、Jupitor工場の上空でヘリが故障して墜落したそうだ。
工場を脱出したあと、たまたまゲイリーという地理に詳しいストーカーに出会ってミサイル陣地跡まで案内してもらったという。
スティングレー4号機の生存者は彼一人のようだ。


・スティングレー1号機
Jupitor地区南方のヘリポートに不時着していた。周囲が地雷原という悪条件だが脱出に成功した生存者はいたらしい。
ヘリから無傷のブラックボックスを入手できたので、ヤノフ駅にいる技術者のナイトロに解析してもらうと、
通信記録の一部から「集結地点はプリピャチのB28」という情報が得られた。
しかしパイロットやゲイリーといった周辺地理に詳しいストーカーですらプリピャチへの行き方は分からないという。
Jupitor工場にプリピャチ関連の情報があるという噂を聞き、工場の調査を開始する。


777 :S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat:2014/01/13(月) 11:40:10 ID:hzsi4eF.
・Jupitor工場
Jupitor工場は地区の名前の由来になっている大きな廃工場だが、
ストーカーたちの間では不吉な場所として知られており人影は全くない。
工場内に残されていた書類を付き合わせた結果、
この工場はかつて"#62"なる製品を製造しては地下トンネル"Pripyat-1"を経由してプリピャチに送っていたことが分かる。
しかし、地下トンネルは工場を放棄する際に入り口を閉鎖した上で内部に毒ガスを充満させて通行不能にしたようだ。
何とかして地下トンネルを突破できればプリピャチに行けるのだが…。


・スティングレー4号機
工場の調査と平行して工場内に墜落していたスティングレー4号機を調べる。
4号機は5号機と同じように電子機器が焼損していたが、作戦のために特別に搭載された対エミッション防護装置は無事だった。
何が墜落の原因なのか、さらなる調査を行う必要がありそうだ。


・サイドクエスト:傭兵による襲撃
Jupitor工場内での調査をしていたデグチャレフは突然現れた重装備の傭兵部隊に襲撃される。
返り討ちにして死体を調べると、彼らの正体は移動研究所を警備していた連中だった。
持っていた情報機器の記録から察するに、彼らには本当の雇い主が他におり、
科学者たちが"X研究所"に関する情報を手に入れないように見張っていたらしい。
"X研究所"はプリピャチに関係があるらしく、プリピャチへの道を調べているデグチャレフを脅威と判断したようだ。


・Pripyat-1トンネル突入準備
Jupitor工場の地下トンネルについてナイトロに相談すると、
発電機を起動させて入り口を開ける作業は自分がやってもいいが、
トンネルを突破するにはかなりの腕利きとチームを組まないとダメだろうし、
正体不明の毒ガスに備えて内部循環式呼吸装置を搭載した防護スーツを用意する必要がある、というアドバイスをもらう。
さらに、こういうのを喜びそうな男に心当たりがある、とDuty所属のズールーという男を紹介してくれた。


ヤノフ駅の隣にある見張り塔で「一人暮らし」をしているズールーを訪問。
大事な話があると切り出すと、「よし、じゃあ飲みながら話そう」とウォトカで酒盛りをすることになってしまう。
ズールーは地下トンネル突入には大乗り気で、酒をぐいぐい飲みながら打ち合わせた結果、
少なくともあと一人、できればもっと多くの性根の座った腕利きをチームに勧誘することになった。
デグチャレフは今までに出会ったストーカーのことを思い出しながら酔い潰れる。


・サイドクエスト:ヴァノの勧誘
Lonerのストーカー、ヴァノは相当な腕利きだが無類のお人好しで、Banditに暴利の借金を取り立てられて困っていた。
彼のためにBnaditと交渉(あるいは銃撃戦)をして問題を解決してあげると、お礼に何でも協力すると言ってくれる。
地下トンネルの件を話すと、いいスーツを持っていたんだが借金のかたに手放してしまったというので、
結局デグチャレフがスーツを取り戻すための金を出して一緒に出発することになる。


778 :S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat:2014/01/13(月) 11:41:06 ID:hzsi4eF.
・サイドクエスト:ストライダーの勧誘
ヤノフ駅の南西で見かけないスーツを着込んだストーカーの一団に遭遇。
なんと彼らは元Monolith兵で、ブレインスコーチャーが停止した際に洗脳が解けたらしい。
彼らのリーダーであるストライダーから、安全を確保するためためにヤノフ駅に入りたいが何とかならないか、と相談される。
デグチャレフは彼らのためにDuty(またはFreedom)のリーダーと交渉を行い、
彼らが自分の派閥に参加するなら滞在を認めるという言質を取った。
(ここで交渉を成功させるためには各種のサイドクエストをこなしてその派閥との友好度を上げておかなければならない。)


デグチャレフの口利きで部下の安全を確保できたストライダーだが、
彼はMonolith兵になる前の記憶を失っており、自分に何があったのかを突き止めたいと考えていた。
デグチャレフからプリピャチ行きの話を聞いたストライダーは、何か分かるかもしれないと言って参加を承諾する。
彼の持っているMonolith兵用スーツは対環境性能が高いので装備に不安はない。


・サイドクエスト:ソコロフの勧誘
移動研究所にいるソコロフ中尉にトンネルの件を話すと、プリピャチに行けば部隊の生き残りに会えそうだと乗り気になる。
しかし彼の軍用スーツでは毒ガスを突破できない。
科学者達に危険地帯調査用のスーツを分けてもらえないか聞くと、自分達のために仕事をしてくれたら考えてもよいと言われる。
彼らに割り当てられたアノーマリー調査の仕事を達成し、貰った防護スーツをソコロフに渡して準備を整えさせる。


・サイドクエスト:内部循環式呼吸装置付きスーツ
デグチャレフ自身も自分が着るための防護スーツを手に入れなければならない。
普通のTraderの店先では見つからなかったが、スカドフスクには「特別注文」を扱っているニンブルという男がいるので、
彼にスーツの要求仕様を説明すると、キエフの防衛研究所が製造したという全身防護型のスーツをどこからか調達してくれた。
決して安い買い物ではなかったが、これでトンネルへの突入が可能になった。
(このニンブルというキャラは格別重要な役割はないのにS.T.A.L.K.E.R.三部作皆勤という珍しい存在。
 このクエストは他の商人(サイドクエストで品揃えが強化される)から購入したり、
 一般的なスーツを限界まで強化改造したり、解毒薬やアーティファクトの力で乗り切ったりと色々な解決方法がある。)


・サイドクエスト:UAV
Jupitor地区の北西に無人偵察機が墜落しているのを発見。
内部の記録装置を取り外すことができたので、ストーカーの技術者に渡して解析を頼むと、
Jupitor地区内の3箇所に特定の周波数を使った無線標識が設置されていることが分かる。
実際にその3箇所を調べてみると、それらはストレロックという男が率いるストーカーチームの連絡・物資貯蔵用の拠点だった。
内部に残されていたメモからストレロックによるチェルノブイリ原子力発電所侵入計画の情報がつかめる。


(このメモの内容から、ファングは原子力発電所の電子ロックを破るデコーダーを2つ作成したことが分かる。
 "Clear Sky"終盤でストレロックが無謀なまでの単身突入を図ったのは
 仲間の集結を待っていてはClear Skyとスカーの急追を振り切れないと判断したため。
 この単身突入の際にもストレロックはデコーダーを所持していた。
 もう一つのデコーダーは予備としてファングがプリピャチのホテルに隠しており、これがSoCで使用された。)


779 :S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat:2014/01/13(月) 11:42:08 ID:hzsi4eF.
・プリピャチへの道
デグチャレフは集合した突入隊員とナイトロをつれてJupitor工場へ向かう。
ナイトロの操作で入り口が開き、突入を開始する。
巣食っていたミュータントの群れと乱闘し、毒ガス地帯を突破し、どこからともなく現れたMonolith兵の一団を退け、
ついに地上への出口に到達する。チェルノブイリ発電所近傍のゴーストタウン、プリピャチだ。
感慨を込めて辺りを見回すデグチャレフたちだったが、音もなく現れた兵士達に包囲されていることに気付く。
「何者だ!」という誰何を受け、デグチャレフはZoneで初めて身分証を取り出す。
「保安庁所属、デグチャレフ少佐だ。Fairway作戦失敗の原因調査に来た。君達の指揮官に合わせてくれ」
身分証を見て態度を改めた兵士達について彼らの拠点に向かうが、
軍人嫌いのズールーはデグチャレフが身分を隠して自分を利用していたことに腹を立てて一人で立ち去ってしまう。
兵士の一人がズールーに銃を向けるが、デグチャレフは「行かせてやれ」と制止する。


・調査
兵士達が拠点にしているコインランドリー跡でスティングレー部隊の指揮官コバルスキー大佐と面会し、情報を交換し合う。
現状では引くも進むもできず、しかも何らかの電波妨害により長距離通信が不通で司令部からの命令も受けられない。
大佐は守りを固めて救援を待ちたいと述べるが、デグチャレフは司令部はヘリ墜落の原因が分からない限り救援は出さないと否定。
すると大佐はヘリの墜落はMonolith兵の攻撃が原因に違いないと主張し、
それらしい武器を持っている者が目撃されているから襲撃して捕獲しようと計画を練り始める。


(コバルスキー大佐にどうやってプリピャチに来たのか?という疑問をぶつけると、
 実は地下トンネルを使わずにプリピャチへ到達する道を知っているストーカーが複数いることがわかる。
 Jupitor地区に墜落した大佐らは「ガイド」を名乗る男("SoC"にも登場)に出会ってプリピャチまで先導してもらい、
 Zaton地区に落ちた隊員達はなんと変人のノアにプリピャチへの道を教えてもらったという。)


・未確認兵器
デグチャレフは大佐の部下とともにMonolith兵器鹵獲ミッションに参加することになった。
Monolith兵に対する不意打ち攻撃は完全に成功したかに見えたが、敵はどういう訳かこちらの意図を読んでいたらしく、
囮として数人を開けた場所に出し、その死体を調べるために姿を見せたこちらを包囲して攻撃するという狡猾な作戦を立てていた。
しかもMonolith兵の一人が恐ろしく強力な狙撃銃のようなものを持っており、
デグチャレフら攻撃班は窮地に立たされたものの、なんとか敵部隊の撃破に成功した。


デグチャレフは明らかに通常の銃ではない「狙撃銃のようなもの」を持ち帰ったが、
持ち主を射殺した際に高所から落ちたため破損して機能しなくなってしまっていた。
部隊には技術者がいないので、ストーカーの技術者に修理できないか当たってみることになった。


ちょうど折りよくストーカーのゲイリーが単独でプリピャチへの道を切り開くことに成功し、軍の拠点に姿を現した。
彼に先導を頼めばJupitor-プリピャチ間をPripyat-1トンネルを使わずに安全に移動できるようになる。


780 :S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat:2014/01/13(月) 11:42:34 ID:hzsi4eF.
・#62
スカドフスクにはアル中だが銃器のエキスパートであるカーダンという技術者がいる。
彼に謎の武器を見せると、「そんな馬鹿な、62だ!」と叫んで気絶してしまった。
息を吹き返した彼に話を聞くと、彼はZone発生前はJupitor工場に勤めており、
そこで「#62」または「ガウスライフル」と呼ばれる電磁力で弾丸を飛ばす武器を開発していたということ話してくれる。
#62は動力源の小型化などの問題が解決できず開発は放棄されたはずなのだが、それを何者かが完成させたようだ。
カーダンに修理を頼むと、今この場でやるのは無理だが内部回路図が見つかればなんとかなるかもしれないと言って
Zaton地区の変電所地下にあるという秘密試験場の入口のカードキーを貸してくれる。


デグチャレフが試験場を捜索すると、確かに試作品らしき大砲サイズのガウスライフルが残されていた。
試作兵器の傍らには#62の技術資料が放置されており、
中にはレベデフという人物の「この書類はX8中央研究所に返すこと」というメモとカードキーが挟まっていた。
"X8"はプリピャチのジュビリーサービスセンターなる建物の地下にあるらしい。是非とも調査するべきだろう。
カーダンに書類を渡して銃の内部構造を調べてもらうと、動力源にアーティファクトを利用していることなどがわかる。
彼のおかげでガウスライフルの修理と弾薬となる特殊バッテリーの製作が可能になる。


(レベデフは前作"Clear Sky"に登場した人物でClear Skyのリーダー。
 Zone発生前は政府の研究所に所属していたと自称していたが、メモを見るにZoneとの関係はもっと深いものだったようだ。
 #62はCSの終盤でスカーがストレロックを狙撃するために渡された銃と外見は同じだが、
 CSのガウスライフルは電子機器を破壊するという設定なのに対して今作のは超強力な物理的威力を持つ銃になっている。)


・プリピャチの戦い
結局のところ、Monolithのガウスライフルは確かに強力な銃だったが、
スティングレー4,5号機の墜落原因である電子機器の故障を引き起こすようなものではなかった。
手詰まりになったコバルスキー大佐に偵察隊の失踪やMonolithの前線拠点の出現などの難件が降りかかり、
デグチャレフは彼を助けてプリピャチ中を奔走する。


・サイドクエスト:ズールーとの和解
デグチャレフはプリピャチ市内を探索中にミュータントの群れに襲われているズールーを発見する。
救出に成功すると、ズールーは「あの時は短気を起こしてすまなかった」と詫び、礼として愛用の軽機関銃を譲ってくれる。
ズールーはデグチャレフと一緒に軍の拠点に戻るが、ゲイリーが来ているのを知るとヤノフ駅に帰ると言ってプリピャチを去った。


・"One Shot"作戦/X8研究所
拠点にやってきたゲイリーが、傭兵部隊が彼を脅迫してプリピャチまで先導させたということを教えてくれた。
Jupitor工場の件から見て、連中の狙いはまず間違いなくX8研究所だろう。
「顧客からの使者」と傭兵隊の会合場所が分かったので、
デグチャレフと部隊の狙撃手で付近の建物内で待ち伏せを行い、会合中の傭兵のリーダーと使者を狙撃する。
慌てて撤退する傭兵隊を適当に追い散らし、使者の遺体からX8のカードキーを奪取。
これを奪っておけば彼らは当分の間X8内部を調べることはできないだろう。


デグチャレフがX8研究所があるビルに行くと、待ち伏せていたMonolith兵と鉢合わせして銃撃戦になる。
相手を殲滅して内部を調べると、傭兵隊は地下の研究所へ行くためのエレベータを修理するところまでは行ったが、
カードキーが必要なエリアまでは侵入できていなかった。
研究所内に残っていた書類から、Psi-Emissionの研究や人間からミュータントを作る技術、
生体部品によるブレインスコーチャーの開発など、チェルノブイリ近傍の秘密研究所群が行っていた研究がある程度判明する。
保安庁が興味を持ちそうな書類を持ち出すことにした。


781 :S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat:2014/01/13(月) 11:44:01 ID:hzsi4eF.
・妨害電波
X8から戻ったデグチャレフにコバルスキーから呼び出しがかかる。
司令部との通信を回復するために妨害電波の出所を探っていた部隊が消息を絶ったので捜索してほしいとのこと。
デグチャレフは彼らの遺体を発見するが、死因は手榴弾での自爆のように見えた。
この手の死は精神の変調を引き起こすPsi-Emissionやミュータントによる攻撃が原因のことが多いが…。
コバルスキーの部下が幼稚園跡が妨害電波の発生源であることを突き止めたため、デグチャレフはそのまま幼稚園に向かう。
内部にはMonolithが作ったらしいガラクタの山のようなアンテナがあり、強烈な電波とPsi-Emissionを放射していた。
デグチャレフはアンテナを爆破し、建物内の冷蔵庫の中に逃げ込んでいた衛生兵を助け出した。
彼がいた部隊はこの建物を調べている途中でPsi-Emissionにより一時的に正気を失ってしまったらしい。
外に逃げ出した連中よりも、厚い金属の扉を持つ冷蔵庫に逃げ込んだ衛生兵の方が軽症で済んだというのは皮肉であった。


・アンノウン
やっと司令部と連絡が取れるようになったが、来た命令は「追って指示あるまで現状死守」だった。
そんな中、謎の信号がキャッチされる。
どうやら何者かが下水道を移動してこちらに向かっているようなので、「歓迎」の用意をして待ち構えていると、
一人の男が姿を現した。彼の名はストレロック、生ける伝説と化しつつあるストーカーだった。
彼は自分を保護してZoneの外まで送ってもらえないかと頼みにきたのだった。
自らが持つZoneに関する知識をしかるべき人々に伝え、Zoneを抑制あるいは消滅させたいのだという。
「かつては自分ひとりでそれができると思っていたが、現実はもっと複雑で困難だった。
 少なくとも、今のZoneは何者にも管理されていない…」


問題は救援のヘリが来れない事だ、とデグチャレフはFairway作戦の失敗について話すが、
ストレロックは「原因はアノーマリーだ」とあっさり答えた。
アノーマリーはエミッションが発生するたびに生成消滅したり位置を変えたりする。
ヘリによる侵入を行うには、エミッションの直後に偵察を行い、次のエミッションが来る前に作戦を完了しなければならないのだ。


・撤退
コバルスキーとデグチャレフはストレロックの到着と新たな情報を司令部に報告する。
情報を吟味した司令部は、次のエミッションが収まり次第直ちに偵察を行って救援のヘリ部隊をプリピャチに送ることを約束する。


ヤノフに戻っていて不在だったヴァノといつの間にか姿を消していたストライダーを除いた全員で撤退を開始。
拠点を飛び出した彼らの頭上を軍のヘリが飛び越えていく。
ヘリの着陸地点を目指し、エミッションで活性化したミュータントやゾンビを蹴散らしながら一団になって前進する。


着陸地点ではヘリの周りに円陣を組んだ救援部隊がMonolithと激しい戦闘を繰り広げていた。
ヘリが離陸する余裕を作るため、デグチャレフ達も救援部隊とともにMonolithと交戦する。
激闘の末、Monolithの攻勢が止んだ。
「離陸準備完了、乗ってください!」というパイロットの声に促され、ストレロックが、コバルスキーが、ヘリに駆け込んでいく。
デグチャレフも手近なヘリに飛び込む。離陸したヘリは一路、Zoneの外へ…。


(ここでヘリに乗らないという選択もできる。
 その場合はフリープレイモードになり、プリピャチにもストーカーたちがやってきて活動するようになる。
 コインランドリー跡にやってくるゲイリーにZoneの外までの案内を頼むとゲーム終了。)


782 :S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat:2014/01/13(月) 11:44:54 ID:hzsi4eF.
・エンディング:登場人物のその後
デグチャレフ少佐はZone調査の功績により大佐へと昇進した。
しかし彼は内勤を断り、自ら望んでZone担当の調査官に就任した。


ウクライナ政府はストレロックによる情報がZoneの謎を解明する大きな手がかりになると判断し、
「チェルノブイリ異常地帯科学研究会」を設立してストレロックを顧問として迎え入れた。


コバルスキー大佐は当初Fairway作戦失敗の責任を問われたが、
最終的に彼に落ち度はなかったことが証明され、名誉除隊によって軍を去った。


ソコロフ中尉は再びZone近郊での飛行任務に付いたが、リマンスクで傭兵に乗機を撃墜された。
奇跡的な生還を果たした後、軍を退役して民間航空会社に再就職したという。


ズールーはDutyのリーダーであるヴォローニン将軍と会談した後、腕利きの部隊を率いてZone中心部へ向かった。
彼の意図を知るものは将軍ただ一人である。


ヴァノはFreedomの根拠地である軍倉庫跡に活動拠点を移し、そこで人気者になった。
後にZoneを調査する団体の現地案内役になったという。


最近のZoneではDutyでもFreedomでもない謎のストーカー集団が活動しているという噂である。
彼らの中核はストライダーとのその部下の元Monolith兵らしい。



エンディングの登場人物はストレロックを含めて全員に死亡する可能性があり、エンディングもそれに応じて変わります。
エンディングでは他にも各勢力や各地区の状況なども語られます。
基本的に、プレイヤーが肩入れした勢力は拡大し、しなかった側は衰退するというものです。


783 :S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat:2014/01/13(月) 11:46:08 ID:hzsi4eF.
S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat は以上です。

最終更新:2014年02月01日 21:02