人体パズル

人体パズル
part67-85~88



85 :人体パズル:2014/03/10(月) 21:09:17.73 ID:ABDgVt/I0
WOLF RPGエディターで作られたホラーアドベンチャーなフリーゲーム『人体パズル』いきます。
このゲームには人体損壊などのグロ要素がありますが、
それらはゲームのシナリオに密接に関わってくるので略したりせずに書いていきます。
なのでそういったグロ要素を解説されるだけでも嫌だという方はご注意ください。
また、このゲームはバージョンアップによってエンディング内容も変わっているので、
旧版とはエンディングが違っていますがご了承ください。
ちなみに私がプレイしたのはVer2.50です。



(冒頭からescapeエンドまで)
主人公が気がつくと、血まみれのベッドの上だった。
主人公は、友達を探して助けようと決意すると部屋を出て探索を始めた。
他の部屋を探索していく中で目に付いたのは、
大量の損壊した死体。中には花が咲いている死体もあった。
生きている人もいたがそれらの人も、女性の首を絞めながら強姦していたり、
大量の死体を嬉しそうに調理していたり、
四肢が欠損した状態で這いずり回ったりといった異常な人たちだった。
どうやらここはまともな空間ではないらしい。


探索を続けていくうちにハシゴのパーツを見つけ、つなぎ合わせ上の階へ行くと
主人公が探していた友達を発見した。互いを見つけて安堵する二人。
そして主人公は近くにある鏡を割ると、その裏にある隠された出口から脱出した。
だが主人公は逃げてる最中に「ごめんね」と言うと友達の目の前から消えてしまう。
友達はワケのわからないまま監禁場所から無事に脱出すると交番に駆け込み保護された。
そして通報を受けた大人数の警官が監禁場所に踏み込み、4人組の犯人が逮捕されたが
主人公は見つからなかった。
友達は、いつか犯人達は娑婆に戻ってくるだろうと予想していた…
(しかも製作者コメントによると犯人達は再犯する気マンマンらしい)



86 :人体パズル:2014/03/10(月) 21:10:25.48 ID:ABDgVt/I0
(dead,liveエンド)
これら2つのエンドは、上記のescapeエンドを含めた本編のエンディングを迎えた後で
見る事ができる番外編。


深夜に主人公と友達が家にいると、友達が「コンビニに行こうよ」と誘ってくる。
それを了承して出かけると、怪しい男女に捕まってしまう。
主人公が気づくとベッドの上に横たわっており、4人組の男女(男3人に女1人)に囲まれていた。
その中の一人の男が、別の男に「この女の四肢を切り落とせ」と命令する。
その男は「そんなことしたら死んじゃうじゃないか、いやだ」と常識的な返答をするが、
どうやら薬物中毒なようで、薬が切れて苦しんだ挙句に、
薬を貰うのとひきかえに主人公の四肢を切り落としてしまった。
するとそれを見ていた女が、四肢を失った内臓を取り出すと、四肢を持っていった。
これから四肢は女に食べられ、内蔵は3人目の男によって闇取引で売られるのだ。
そして残された頭部と胴体を、最初に薬物中毒の男に命令をしていた男が『利用する』という。
これからこの男は、既に死んでいるであろう主人公を死姦するらしい。


そして全てが終わり、主人公の遺体は全て片付けられ、後には血まみれのベッドが残っていた。
そのベットの上に、生前の主人公そのままの形をした主人公の幽霊が出現する。
そう、本編は、死姦男・薬物中毒男・臓器ブローカー男・食人女の4人組によって
惨殺されてしまった主人公が、幽霊になって友達を救おうとするという内容だったのだ。
(ちなみに、殺されていく主人公は、抵抗したり叫んだりせずに淡々としていて、
殺しているほうが軽く引いてしまう位だったらしい)


また、この悲劇をコンビニにいくのを断る事で至極簡単に回避する事もできる。
コンビニに行くのを断った後で二人は眠り、翌朝テレビをつけると早朝のニュースで
「最近、殺人事件や行方不明事件が多発しています、夜間の外出や人気の無い場所への移動は避けましょう」
と報道されているのを知り、軽く驚く二人。
これで今後は二人とも気をつけるようになり、あのような惨劇に巻き込まれることは無くなるだろう。



87 :人体パズル:2014/03/10(月) 21:11:09.35 ID:ABDgVt/I0
(saveエンド)
主人公は、なぜか本編の探索の途中で4人組の体のパーツを入手し、葬式会場のような場所を発見した。
そこにはお清めの水があったので、4人組の体のパーツを清めた。
すると、体のパーツを清められた事で4人組の欲望が消え失せたようだ。
死姦をするための『下半身』を清められた死姦男は性欲が消え失せ、
薬物のために暴力を振るう『四肢』を清められた薬物中毒男は自己嫌悪をしていて、
臓器売買や詐欺をしていた『顔面』を清められた男も金銭欲を失い冷静になっており、
死体を食べて消化する『上半身』を清められた食人女は食欲を失っていた。
それらを確認してから友達と脱出しようとすると、死姦男が追いかけてくる。
死姦男は性欲こそ失ったものの、平気で人を殺す異常性は残っているようで
友達を殺そうとしてくるが、以前に4人組に殺された死体が死姦男に襲い掛かる。
その間に主人公と友達は逃げ出し、交番に駆け込んだ。


友達が、主人公を自分以外の誰も知覚していない事に気づくと、
主人公は友達に、自身は既に殺され幽霊になったのだと説明する。
主人公の凄惨な最期を知り友達は涙するが、
主人公は「共倒れするよりは良かった」と慰めた。


大勢の警官が監禁場所に踏み込むと、死姦男は凄まじい殺され方をした死体になっているのを発見された。
他の三人は、それぞれの罪を象徴する体の箇所、つまり薬物中毒男の四肢、臓器ブローカーの顔面、
食人女の胃が原型を留めない程に損壊されているものの生きてる状態で発見された。
3人とも、虚ろな様子で贖罪の言葉を口にしていたということだ。


そして主人公は今でも成仏せずに、友達の側にいる。



88 :人体パズル:2014/03/10(月) 21:12:04.85 ID:ABDgVt/I0
(who is…?エンド)
主人公は葬式会場のような場所で、犯人4人組のパーツを清めずに近くにあった棺おけに並べ、
そこに自分自身の、『顔面が欠落した頭部と目』を加えて一人の体を完成させ、
それを針と糸でつなぎ合わせてから主人公と友達は脱出した。
するとつなぎ合わされた体は動き出し、主人公と友達が脱出した後、
警官がかけつける前に監禁場所から抜け出した。
監禁場所では4人組の、罪を象徴する体のパーツが欠損した状態の死体が発見されたらしい。


それからしばらくの後…そのつぎはぎの人体は、とある男の部屋に侵入していた。
その男は警察を呼ぶぞと言ってくるが人体はかまわずに冷蔵庫を開ける。
その中には女性の頭部などが入っていた。この男も異常な殺人者らしい。
人体は「あなたのような人がいるから友達が危険に晒される」と言う。
殺人者は人体に襲い掛かるが、逆に人体に殺された。
その人体の周囲には、4人組の幽霊も、罪を象徴する体の部位が欠損した状態で立っていた。
今の4人組は、主人公に体のパーツを使われて悪人退治を手伝う事をそれなりに楽しんでいるようだ。
(製作者コメントによると使われた4人組のパーツは清められていないせいで欲望が残っているとの事。
多分、これからは主人公が退治したがっている悪人相手にそれらの欲望を満たすのだろう)



以上です。内容はグロテスクですが、絵的にはグロ部分の大半は小さいドット絵でしか表現されず、
大き目のグロ画像は、探索序盤に腕を拾うときに切断面を含む大きな画像が出てくるのと、
who is…?エンドで冷蔵庫に入った女性の死体と、人体&4人組が大きな画像で出てくるぐらいです。
また、上記の絵が出てきたり悪人が断末魔をあげるのを除けばビックリ要素もありません。
謎解きも簡単で、長い間グロテスクなフィールドを歩き回る事もありません。
そして、プレイヤーの選択によって主人公や友達が死ぬ事もありません。(dead,liveエンドの二択を除いて)
といった風に色々やさしめなので、
グロ系フリーRPGに興味がある方は、初級編としてプレイしてみてはいかがでしょうか?

 

最終更新:2014年04月06日 00:10