Hotline Miami

part68-412~417


412 :Hotline Miami:2015/11/26(木) 21:18:33.51 ID:HheAvVwc0
    本作は説明が少なく、虚実が入り乱れているため、はっきりとした真実は不明です。
    これは考察した上でのあらすじになります。


    1989年 7月21日 アメリカ マイアミ
    ソ連の影響でロシアンマフィアが蔓延り、ドラッグと酒と暴力に満たされた街。


    右翼系新聞50ブレッシングを愛読するジャケット姿の青年(ジャケット)は、
    意味不明な言葉を繰り返すニワトリ男、彼を気遣う馬女、罵倒するフクロウ男の幻覚を見ていた。
    そしてニワトリ男に「4月3日を思い出せ」と言われ、ジャケットの意識は4月3日へと遡る。


    1989年4月3日
    一人暮らしのジャケットのもとに、謎めいた留守番電話のメッセージが入る。
    「ある場所へ行きブリーフケースを奪還し、そこにいる全員を抹殺しろ」というのだ。
    そして同時に届くニワトリのマスクと、「お前を見ているぞ」というメモ。
    ジャケットはマスクを被ると、あっさりと殺しの仕事に出掛けてしまう。
    首尾よくロシアンマフィアと、居合わせたホームレスを皆殺しにし、ジャケットは嘔吐。
    親友(ベアード)の店に寄ると「彼女のことは残念だったが、忘れたほうが良い」と慰められる。


    4月8日、4月16日
    留守電からの指令によってロシアンマフィア狩りを続けるジャケット。
    初仕事で嘔吐した彼だが、徐々に自分の犯行を報道する新聞記事を収集するようになる。
    街でも動物マスクの殺人鬼によるマフィア狩りは話題になっているようで、
    訪れた店ではベアードがまるでヒーローのように殺人鬼について語っている。


    4月25日
    留守電のメッセージに従い、ロシアンマフィアと結託した映画監督を襲撃するジャケット。
    彼はそこでドラッグ漬けにされていた娼婦(フッカー)を救出する。
    フッカーはジャケットに感謝し、同棲、家事を引き受けて甲斐甲斐しく世話をしてくれる。


    再びジャケットの意識は、動物マスク集団の前へと戻ってくる。
    相変わらず心配してくれる馬女。罵倒してくるフクロウ男。ニワトリ男の謎めいた言葉。
    「暴力は楽しいか?」
    「誰がメッセージを残している?」
    「お前は今何処にいるんだ?」
    「なんで俺たちはこんな事をやっている?」


413 :Hotline Miami:2015/11/26(木) 21:19:42.61 ID:HheAvVwc0
    5月5日
    留守電のメッセージ。「前のやつがしくじった。お前が後を引き継げ」。
    どうやらロシアンマフィア狩りのマスク男はジャケット一人ではないらしい。
    拷問部屋にいた「前のやつ」を含めて、ジャケットは皆殺しにする。


    5月11日
    留守電のメッセージ。ジャケットは淡々とロシアンマフィアを皆殺しにする。
    マンホールの中を調べると、そこにはワニのマスクを被った瀕死の男がいた。
    「ぜんぶ……ぜんぶ、悪い夢……なんだろ?」と言い残してワニ男は死んだ。


    5月13日
    留守電のメッセージ。いつものように出かけると、清掃夫(ジャニター)と遭遇する。
    さらに仕事を終えた後の現場にももう一人ジャニターが現れる。
    どうやら彼らがジャケットを監視し、仕事の後始末をしてくれているようだ。


    5月23日
    留守電のメッセージ。いつものようにロシアンマフィアを片付けるジャケット。
    すると追加でコールが入り「HOM電話社」に侵入した男を殺せ、と言われる。
    オフィスには社員の死体と、フルフェイスメットを被った男(バイカー)の姿。
    「お前を殺してやる!」
    襲い掛かってくるバイカーを、ジャケットは死闘の末に始末する。
    帰りにベアードの店に寄るとベアードは怯えていた。
    「なんか空気がおかしい……今夜、何か恐ろしいことが起こったんじゃないか?」


    三度、ジャケットの意識は動物マスクの集団の前へ。
    「お前の知っている者は、お前の知っている者じゃない」
    「大切なものがお前から奪い取られる」
    「大きな建物で目が覚めるだろう」


414 :Hotline Miami:2015/11/26(木) 21:20:28.90 ID:HheAvVwc0
    5月27日
    留守電のメッセージ。
    この日から新聞が届かなくなるが、ジャケットはロシアンマフィアを殺してまわる。
    そういえばジャケットを罵倒するフクロウ男は、マフィアどもと同じ服を着ていた。
    仕事帰り、いつものようにベアードの店に寄ると、なぜかバイカーの死体が転がっていた。
    あいつは殺したはずだ。誰も何も騒がない。どうなっているんだ?


    5月31日
    留守電のメッセージ。
    フッカーが家から消える。
    そういえば、馬女はフッカーが馬マスクを被ったような姿だった。
    現場に突入してきたSWATとやりあい、かろうじて生き延びるジャケット。
    ベアードの店に向かうと、彼は無残にも殺されていた。
    かわりにネズミのような男(リヒター)が応対してくる。
    こいつが殺したのか?


    6月3日
    留守電のメッセージ。
    仕事帰りにベアードの店によると、やはりベアードは死んだまま。
    リヒターが「お、どっかで見たことあるな!」と此方を見て笑っている。
    見たことがある?


    6月8日
    留守電のメッセージ。
    殺戮現場に何故かフッカーの姿がある。どういうことだ?
    ロシアンマフィアの幹部を死闘の末に殺す。
    そいつの顔はどことなくリヒターに似ている。見たことがある?
    どこへ行っても血まみれ。血みどろ。何なんだ?


    ふらつきながら自宅へと帰るジャケット。
    するとそこには無残に嬲り殺されたフッカーの姿。
    そして電話の前で佇むネズミマスクを被ったリヒターが……。
    激高するジャケットだが、リヒターによって撃ち殺されてしまう。


415 :Hotline Miami:2015/11/26(木) 21:21:19.47 ID:HheAvVwc0
    四度、ジャケットの意識は動物マスクの前に。
    もはや残っているのはニワトリマスクの男だけ。
    自分を気遣う馬女はフッカーだった。
    自分を罵倒するフクロウ男はロシアンマフィアだった。
    では最後に残ったニワトリ男、ニワトリ、最初にもらったマスク……。
    「とうとう俺とおまえの二人っきりだ。
    だが安心しろ。最後に俺はお前に一つ教えてやる。
    これから何をやっても損は無い……真実はわからんけどな。
    全部お前のせいだ。……向こうのベッドで、少し休んだ方が良い」
    素直にベッドへ向かうジャケット。
    そこで眠り続ける白髪の自分の姿を見て、その頭がはじけ飛ぶ。


    ジャケットはすべてを悟った。
    フッカーこそ、自分の最愛の恋人だったこと。
    4月3日よりも前に、彼女は何者かによって殺されていたこと。
    自暴自棄に陥っていた自分が電話に唆され殺戮をはじめたこと。
    自分は本当は5月23日バイカーに敗北し、昏睡状態で病院にいること。
    そしてフッカーを殺したのはリヒターであったことを思い出し、現実に覚醒する。


    1989年 7月21日
    病院から脱走したジャケットはリヒターが逮捕されている警察署へ正面から乗り込む。
    殺戮の末、牢獄のリヒターにたどり着くも、彼はヘラヘラと笑って言った。
    「指示されたから殺した。お前と同じさ」
    ジャケットはリヒターが息絶えるまで首を締めて、文字通り息の根を止める。


    7月23日
    警察署の資料によれば、リヒターのもとにロシアンマフィアからの着信記録があったという。
    ジャケットはマフィアの経営するクラブに乗り込み、その場にいたマフィアを皆殺しにする。
    そしてオーナーの居場所を突き止めると本拠地へ向かい、虐殺の末、組織のボスを始末した。
    すべてにケリをつけたジャケットは、タバコを吹かし、フッカーの写真を捨てる。


    彼の復讐は終わったのだ――――真実はわからないままだとしても。


416 :Hotline Miami:2015/11/26(木) 21:22:26.80 ID:HheAvVwc0
    ----ANSWER-----


    バイカーもまたジャケットと同じく、ロシアンマフィア狩りをやっていた男だった。
    しかし彼は自分を良いように掌の上で操る黒幕が気に入らず、ついに逆襲を開始する。
    片っ端から関係者を脅し、殺し、情報を集め、黒幕のもとへと迫っていくバイカー。
    やがて「HOM電話社」に黒幕がいると突き止めたバイカーは、そこへ乗り込んでいく……。


    1989年 5月23日
    HOM社に乗り込み、社員を皆殺しにして情報を漁るバイカー。
    しかし黒幕がそんなバイカーを看過するわけもなく、刺客を送り込んでくる。
    死体だらけのオフィスで、飛び込んできたニワトリ男と対峙するバイカー。
    「死にたくないなら失せろ。……それがお前の選択か。しかたねえ」
    ニワトリ男を容赦なく叩きのめしたバイカーは、HOM社を後にする。
    その前に現れたのは、二人組の清掃夫ジャニターだった。
    バイカーを小馬鹿にするジャニターだが、彼が謎を解いたと知ると表情を一変させる。
    二人はバイカー(そしてジャケット)が愛読する右翼新聞の発行者でもあった。
    ロシアンマフィアに蝕まれる祖国を憂いた彼らは、HOM社を利用することで、
    新聞読者の若者にロシアンマフィア狩りを行わせていたのだ。
    自慢気に真相を語り、これからも協力するよう要請してくるジャニターたち。
    バイカーは言った。


    「俺の時間を無駄にするんじゃねえ」


    始末した二人の死体を後に、バイカーは夜のマイアミへと去っていく。
    彼が求めた真実は「なぜ」ではない――――「誰が」自分を操っていたのかだった。


    Hotline Miami Fin


417 :Hotline Miami:2015/11/26(木) 21:25:10.37 ID:HheAvVwc0
    ハードはPS4およびWindows
    『Hotline Miami』


    以上です ありがとうございました

 






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