ソウルブレイダー

ソウルブレイダー

part69-179~184


179 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 15:47:55.96 ID:71QsG9TM0 [1/7]
    ■ソウルブレイダー
    1992年にスーファミで発売の見下ろし型アクションRPG。
    全て平仮名とカタカナですが、漢字に変えています。
    魔物の巣という場所から一定量の魔物が出てきて、剣や魔法で全部倒すと解放。
    解放されると先に進む道が開けたり、人や花や物などの生物の魂が解放されて町に現れる。
    主人公は動物や花、物とも話せる。神の祠で世界の記録、地域の移動ができる。


    ●オープニング
    フレイル王国を統治するマグリッド王は、並みならぬ物欲を持った男であった。
    ある日、レオという天才発明家の噂を耳にした王は、彼を監禁し、悪魔を召喚する機会を作らせた。
    王と悪魔との取引は行われた。それは生き物の命一つと黄金一つを交換するというもの。
    その日から一本の花、一羽の鳥といった様に、命が一つまた一つと消えてゆき、やがて世界は滅びた…。
    そんな地上を見つめる二つの影。
    天空の神は愛弟子であるあなたに命じた。
    悪魔の誘いに乗った人間は愚かですが、彼らにもう一度、希望を与える事にしましょう。
    地上へ行き、世界を復興させなさいと。
    あなたは地上へと降り立った。生き物の魂を蘇らせる者、ソウルブレイダーとして…。


    ●天空の神の祠
    天空より重々しい声が響き渡った。
    「我が弟子よ。人間の世界には名前というものがあるそうです。
    これから彼らと接するにあたって、お前も自分の名前を持っていたほうがいいでしょう。
    ○○・・・。良い名をつけましたね。
    さあ、ゆくのです。全ての生き物の為に。」


    最初にチュートリアル用の「試練の部屋」に行く。そこの宝箱で「命の剣」を入手。
    その剣で魔物を数匹倒すと、魔物の巣が解放されて老人が姿を見せる。
    「わしはかつて、そなたと同じように天空に住んでいた者。
    ゆえあって天空の神の元を離れ地上で生活しておるのじゃ。
    魔王デストールによって抜き取られた生き物たちの魂は、魔物の巣に封印されておる。
    さきほどわしを救いだしたように、皆を元の姿に戻してやるのがそなたの使命だと言えよう。
    例え、草木一本でも救ってやれば、そなたの力になってくれるはずじゃ。
    そなたにこれを授けよう。」
    ○○はフレイムボールの魔法を貰った!
    「これよりわしはソウルとなって、○○と行動を供にする。
    わしは魔法を自在に扱う魔道士のソウル。そなたの心強い味方となろう。
    一つ、覚えておかなくてはならないのが、魔法を使うにはジェムが必要である事。
    さきほどわしを救いだした時、魔物が宝石を残したはず。あれがジェムじゃ。
    では世界を蘇らすために、共に力を合わせようではないか。
    さあ、祠より人間の町グラスバレーへと、急ぐが良い。」
    主人公の周囲を青い球が回る。この魂から魔法を放つ。


    ●鉱山の町グラスバレー
    降り立っても何もない、ただの荒れ地が広がる。植木鉢のチューリップが置いてある、壁の洞窟に近づく。
    チューリップが○○の心に語り掛けてきた。
    「この奥にある採掘場には、たくさんの村人の魂が封印されているの。
    彼らの魂を解放すれば、町はだんだん元の姿を取り戻してゆくわ。」


180 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 15:49:56.73 ID:71QsG9TM0 [2/7]
    最初のダンジョン「採掘場」。川の上にある小島が橋同士でつながっている場所。
    魔物を倒し、巣を解放しながら先に進む。
    おばさん(村長の奥さん)、道具屋、チューリップ、橋番(川の橋)、ツタ、水車小屋の魂を解放。
    また宝箱からドリームロッドを手に入れる。
    先に進むとエレベーターがあり、会話する。
    「僕はレオ博士が発明した採掘場のエレベーター。でも町の水車が回っていないと僕は動けないんだ。」
    村長の奥さんに話を聞くと、村長は突然いなくなったと言う。薬草がない時に道具屋に話しかけるとただでぐれる。
    橋を渡った先にある水車小屋、ハンドルが回らないと言う男。代わりに動かすと簡単に回る、どうやら逆に回してたようだ。


    採掘場のエレベーターに乗り、魔物を倒しながら先に進む。
    おじさん、山羊、チューリップ、リーサ、建築家(町の上の階段)、ツタ、道具屋の子供などを解放。
    戻って復活した者達と会話。チューリップからドリームロッドは夢を覗く事が出来る事を教わる。
    山羊から村長の魂は絵の中に封印されていると聞く。また道具屋の子供から山羊の餌を貰える。
    別の山羊に餌を渡すと、絵の中に入りたければその書き手の持ち物を持った状態で調べると良いと話を聞く。
    リーサの家に行くと、リーサが眠っている。ドリームロッドを使用し、夢の中に入りリーサに話す。
    「お父さん…、私を置いて、どこへ行ってしまったの…」
    下に巣があり封印する。すると採掘場のふさがっていた道が通れるようになる。
    その時、どこからか寂しそうな声が聞こえてきた…。
    「リーサ…お前の目の前にいる人に全てを話しなさい。そして私が使っていた絵筆をその人に渡してあげなさい。
    彼はきっと、お前の力になってくれる。」
    「お父さん! その声はお父さんなのね!! お父さん。今、どこにいるの。私、一人ぼっちで寂しい…。」
    しかし、リーサの叫びに答えるのは静寂だけだった。
    「あなたは? それに私、どうしてこんなところにいるのかしら…」
    夢の中を出る、するとリーサがベッドから起きる。
    「きゃーーっ! あなた誰よっ!! 勝手に人の家に入ってこないでっ!」
    「ちょっと待って…、突然、大声だしちゃってごめんなさい…。良かったら、ここへ来て、私の話を聞いてくれない?」
    「私、いま不思議な夢を見ていたの…。夢には私のお父さんと、あなたそっくりの男の子が出てきたわ。
    そしてお父さんは、あなたに絵筆を渡して私の知ってる事を全て話せって…。
    絵筆はお父さんの形見として、採掘場の片隅に隠してあるの。取って来てくれた時、全てをあなたに話す事にするわ。」
    町の上の階段の家の人に話すと、絵の中の顔が動いたと騒いでいる。レオが書いた絵らしい。
    妻が死んだ後に迷い山羊を拾った男。山羊は妻の生まれ変わりであり、話は通じないが側にいれて幸せだと山羊は言った。


    採掘場の先が進めるので、封印しながら先に進む。絵筆を手に入れたので、リーサに見せに行った。
    「それはお父さんの絵筆! 私、あなたにこれまでの出来事を皆、話す事にする…。
    ある時、私が買い物から戻ると、こんな書置きがあったの。」
    リーサは書置きを見せてくれた、それには走り書きでこんな事が書かれていた。
    『リーサよ。お父さんはしばらくここには戻ってこられないかもしれない。何か困った事があったら、村長に相談しなさい。
    そしてお前の友達の犬のターボ、イルカのルー、かたつむりのノーム、お人形のマリー達と仲良くやってゆきなさい。』
    「ここに書かれている動物は、以前、お父さんが飼っていたペット達なの。
    私には何の事かわからないけど、この中にお父さんが突然いなくなった秘密があると思うのよ。
    見ず知らずの貴方にこんな事を頼んで悪いんだけど、お父さんを探してくれないかしら。」
    母親はおらず、父親が去ってから病気がちのリーサに代わり、主人公は了承した。


181 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 15:51:50.17 ID:71QsG9TM0 [3/7]
   レオの絵筆を装備し、顔が動いた絵「悪魔の世界」を調べると中に入れる。中はダンジョンで、悪魔の巣を封印し進む。
   チューリップ、山羊、男の子等を解放。今の武器では倒せない敵も何体かおり、そこの巣の封印は後回しにする。
   そして神殿奥でボス:ソリッドアームと戦闘。横移動しながら、三方向の炎を吐く、近づくと腕を振って攻撃。
   倒すと、村長の魂を解放できる。話したい事があると言われるので、会いに行く。
   「私は長い間、暗闇の中にいたような気がする。そんな中で親友だった発明家のレオの声を聞いたんだ。
   その声は以前、預けたブラウンストーンを○○という少年に渡してほしいと言っていた。
   私には何の事かわからんが、これがレオが失踪する前の日に預かった石なんだ。」
   ○○はブラウンストーンを手に入れた。その時、○○の心に神の声が響いた。
   「あなたが今、手にしたブラウンストーンこそデストールのいる魔界へ近づくカギとなる物。
   さあ、それを持って私の所へいらっしゃい。」


   神の祠。天空より重々しい声が響き渡った。
   「お前の手にしているブラウンストーン。この世界には全部で6つの石が存在します。
   全て揃った時、魔界の入り口が現れる事でしょう。さあ、次の石が眠る場所、グリーンウッドの森へお行きなさい。」


   ●グリーンウッドの森
   何もない森、橋を渡りダンジョンのロストサイトの沼へと行く。魔物の巣を封印しながら進む。
   沼の小島を橋を渡り進み、奥にある水の神殿に入る。小鳥、犬、モグラ、鹿、ワニ等を解放していく。


   グリーンウッドの森に戻り、話を聞いて回る。小鳥と話すと切り株の声が聞けると教わる。
   「ここはグリーンウッド。ターボと言う名の犬が開拓した、動物たちの隠れ里です。」
   小鳥たちは世界中を飛び回り、その話をここの木々にする。代わりに果物を貰っている。
   沼地には三つの神殿があり、水の神殿、炎の神殿、光の神殿がある。
   レオという人に飼われた犬のターボは、昔、イカダを使って沼を渡ったことがある。
   元天空の者であるモグラから暗闇を照らすソウルを貰う。リスと神殿で拾った木の実と、サイコソードを交換する。
   犬が森を案内してくれる、最後に付き合ったお礼として犬の習性を教授。足踏みしながら尻尾を振るのはありがとうの意味。


   沼の次の神殿である炎の神殿。犬、ワニ、リス、モグラ、小鳥、鹿等を解放していく。
   一定時間ごとに赤くなる床があり、ダメージを受ける。
   先に進むと神殿を出られる、そこから先に進むには設置してあるイカダに乗らなければならない。
   イカダが○○の心に語り掛けてきた。
   「私たちはグリーンウッドの木から作られたイカダ。
   グリーンウッドの住人である証を持っていなければ、乗せるわけには参りません。」


   グリーンウッドの森に戻る。ワニの体を橋に小島にわたる、そこには動物たちのお墓があった。
   「グリーンウッドの創設者、偉大なる犬のターボ、ここに眠る。」と書かれた墓。側で眠る小鳥にドリームロッドを使用。
   夢の中はグリーンウッドの森の地下。小鳥に話しかける。
   「ターボ様は魔王デストールに魂を抜き取られる事を拒み、グリーンウッドを守る為に、最後まで戦い死んでいったのです」
   地下に新たな道が生まれ、そこにターボの幽霊が現れる。
   「○○さん。光の神殿へ行き、森の精霊を救いだすのです。その時、あなたの探しているものがきっと見つかるはず。
   そして小鳥のチッチよ。この人にイカダの扱い方を教えてあげなさい。
   私がいなくなった今、お前がグリーンウッドを守らねばならないのだよ。しっかりな。」
   「ターボ様、待って!!」夢が覚め、小鳥に再度、話しかける。
   「イカダたちは恐らく、このグリーンウッドの住人達しか乗せてくれません。
   ただ、イカダの生みの親であるターボ様の持ち物を何か持っていれば、彼らも心を開いてくれるかも。
   グリーンウッドの葉っぱがターボ様が亡くなる時、一緒に埋められたと聞いています。」


182 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 15:53:30.26 ID:71QsG9TM0 [4/7]
    モグラの穴の中に入る。地下道になっており、モグラの話を聞くと犬の亡骸を掘り当ててしまったと言う話を聞ける。
    穴を探っていると、ターボの亡骸を発見。そこあったグリーンウッドの葉っぱを持っていく。
    寝ている切り株にドリームロッドを使用する事で道が開き、熱床のダメージを回避するコールドアーマーが手に入る。
    迷子のモグラの少女を家に連れていく、しかし消えていなくなり代わりにリボンを手に入れる。
    別の男のモグラにそれを渡すとそのモグラも消える。他のモグラに話を聞くとモグラの少女は人に連れていかれた。
    男のモグラも追いかけたが、ある日帰ってきて何も言わない。二匹ともすでに殺されていたらしい。守りの腕輪を入手。


    沼知のイカダに、葉っぱを所持している状態で話しかける。
    「それはグリーンウッドの葉っぱ。ターボ様の印! 私たちがあなたを光の神殿へ、お連れしましょう。」
    イカダを乗り継ぎ先に進み光の神殿へ。犬、モグラ、リス、ワニ、小鳥等の魂を解放。
    光の神殿内には真っ暗なフロアがあり、モグラのソウルが無いと壁が見えない。
    奥にいるのはボス:アルタードマスク。三連戦で顔の銅像三体と連続で戦う。
    電気を回転しながら吐く、水たまりを作りながら動く、高速で動き追尾する炎を吐く像の三体。倒すと森の精霊を解放。
    大きな木に顔が現れる。
    「私は森の精霊。私を救いだしてくれて、ありがとうよ。お前が森に戻ってきた時、このグリーンストーンを与えよう。」


    「私は森の精霊。いつとも知れぬほど昔より、この世界をずっと見つめてきた。
    ○○よ。ターボと言う犬が私の根元に埋めていった物がある。
    お前にはこのグリーンストーンが後々、必要となるであろう。さあ、受け取るが良い。」


    ●セントエルズ
    海の底にある神殿、セントエルズ。そこにある人魚像を調べる。人魚像が○○の心に語り掛けてきた…。
    「ここは深い深い海の底にあるセントエルズの宮殿。人間の体では、海の中で生活する事は出来ません。
    祠よりサウザータという島へ渡り、泡の衣を持つ人魚を探しなさい。」
    それぞれのエリアにも人魚像の魂が封印されており、解放するたびに次の孤島に行ける道を開いてくれる。


    ヤシの木の並ぶ孤島、サウザータ。岩を投げるゴリラや、蠢く植物を倒して魔物の巣を封印していく。
    イルカと人魚達の魂を解放していく。そして神殿に戻り話を聞いていく。
    火山の島ドリューンは近づくだけでダメージを受ける。牢獄への道は女王の命令で閉ざされていた。
    海の中でも呼吸ができる鎧、泡の衣を貰う。それを装備してセントエルズの海底へと向かう。
    装備すると体に泡を纏い、海の中でも歩ける。海底を進み、ロックバードの岩礁に上る。
    ここでも人魚等の魂を解放、ここで助けたエンゼルフィッシュは溶岩の岩を防ぐソウルの力を持っていた。
    また人魚の涙と言われるアイテムを貰える、これは一滴垂らすと溶岩ですら固まらせてしまうと言うアイテム。


    火山の島ドリューン。薄暗く、さらに火山岩が上から降ってくる。
    人魚等を解放していく。途中でイルカのルーも解放する、どうやら閉じ込められているらしい。
    別のイルカの魂を解放すると、イルカのルーが幽閉されている壁を体当たりで破壊した、
    触れるとダメージを受ける溶岩、火山の頂上で人魚の涙を使うと溶岩の上を通れるようになる。
    ここで新たなる剣のクリティカルソードを手に入れる。


    神殿に戻り話を聞く。イルカに連れられ、大きな真珠を手に入れる。
    牢番をしているもう一人の人魚は女王をあまり良く思っていない、牢屋に通してくれる。そこでルーと話す。


183 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 15:54:51.40 ID:71QsG9TM0 [5/7]
    「僕の名前はルー。以前、発明家のレオさんの所にお世話になっていたイルカです。
    僕がレオさんから預かったブルーストーンは不思議な宝石。
    それを見つめる者の心を掴み、その性格を変えてしまうと言います。
    心の綺麗な者はより素晴らしい人となり、心の汚れている者は邪悪な者になる…。
    ある日、紡績が女王様に見つかり、ブルーストーンは取り上げられて僕は幽閉される身に…。
    どうか女王様を元に戻し、ブルーストーンを取り返してください。
    後々、この指輪が必要となる時が来ると思います。さあ、どうぞ。」 ○○は雷の指輪を貰った。
    別のイルカと話すと、女王は悪い人では無いが欲に目がくらんだようだと言った。


    嵐の島ブレスター。常に雨の降る孤島。避雷針が設置されており雷の指輪を装備して触れると、雷が落ち敵を倒せる。
    ここでもゴリラや巨大な鳥や植物を倒し、人魚やイルカや魚の魂を解放していく。
    解放してから戻ると、人魚像が女王の魂が封印されている幽霊船への道を開けてくれる。
    途中のサンゴの森は入り組んだ迷路のようになっている。人魚とイルカの魂を解放しながら進む。
    途中で解放したイルカのサーバスは元人間であり、難破船で餓死した子供だとサーバスの夢の中で知る。


    幽霊船、ぼろぼろの船には松明がたくさん並び、そこから火が飛んでくる。
    船の頭まで行くと、ボス:スカルヘッドと戦闘。巨大な頭がまっすぐ降りて火を吐き、そして戻るを繰り返す。
    無限に小さな骨の手が湧き、倒しても復活する。倒すと神殿に宮殿が出来、女王の魂が解放される。
    「私は人魚の女王、どこのどなたか知りませんがありがとうございます。さあ、この宮殿へいらしてください。」
    神殿に戻り、女王と話す。
    「話はルーより聞いております。あなたが私を元の姿に戻してくださったのですね。
    事の発端はイルカのルーの持っていた宝石を見た時に起こりました。
    ブルーストーンを手に取った途端、憎しみと欲望の炎が心の中に沸き起こったのです。
    それからすぐでした。この海底神殿から生き物の姿が消え、魔物がはびこったのは。
    ひょっとすると魔物と言うのは、汚れた心が形になった物なのかもしれませんね。
    このブルーストーンはお返しします。他の地域の生き物達も元の姿に戻してあげてください。」


    ●山の精霊の洞窟
    洞窟の中、外に出ると雪山ノーススロープ。雪山を魔物を倒し魂を解放しながら、登っていく。
    雪男や雪に潜るネズミなどを倒し、おじいさん、おばあさん、女の子、男の子、かたつむり、キノコの魂を解放。
    レイノール氷原。途中で氷の滑る道が登場、滑るとまっすぐにしか進めず、途中で曲がれないため進めない。一度戻る。

   


    洞窟は山の精霊の住処。山の精霊は普通の人間より背が低い。洞窟の中は雪の中でも暖かい。
    カタツムリは精霊より大きく、精霊たちの乗り物。装備していれば氷の道でも滑らなくなる、キノコの靴を貰える。
    精霊たちは半年で大人になり、結婚して子供を作り、老人となり、そして一年後には寿命で死ぬ。本人たちは気にしてない。
    雪山に戻り氷の道を進む。スライムやコウモリ等を倒して魂を解放。見えにくい氷の橋を渡り途中でラックブレードを入手。
    山の精霊の洞窟。ラックブレードを持っていると、地底湖ルーンへの道を通らせてくれる。
    地底湖。ここでも魔物を倒して今までと同じような魂を解放していく。カタツムリのノームも解放、だが牢の中で話せない。
    一番奥にはボス:メデューサが待ち受ける。水の中を潜り、槍を振り下ろすと三つの矢、二つの曲がる火の玉で連続で攻撃。
    倒すと王様の魂を解放。侍女二人が小さな王様に駆け寄る。「王様っ! ご無事ですかっ!!」


184 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 15:58:45.68 ID:71QsG9TM0 [6/7]
    精霊の洞窟に戻り、王様たちに話しかけていく。

    「そなたがわしを元の姿に戻してくれたのじゃな。感謝するぞ。わしはカタツムリのノームに酷い仕打ちをしてしもうた。
    あいつの魔物がやってくるという忠告を信じようとせず、牢屋へと入れてしまったのじゃ。
    ノームに会ってみるが良い。そなたの探しているものがきっと見つかるはずじゃよ。
    ところで、そなたは火の鳥の言い伝えをご存知かな?
    三種の神器、すなわち、灼熱の鏡、灼熱の玉、灼熱の杖を集めた者には体に火の鳥の魂が宿るという。
    それはどんな魔法にも勝る力を秘めているらしい。これあらをすべて見つけたら、わしの所へ持ってくるが良い。」
    王様の侍女に話しかける。二人とも同じことを話す。
    「あたしは呪い師。三種の神器が集まったら、火の鳥を召喚してあげる。」

 


    牢屋は開いている。中の精霊にある砂漠の一軒家には、普通の剣では倒せない機械の魔物が生息すると話。ノームと話す。
    「僕の名前はノーム。以前レオさんの家に住んでいたカタツムリです。
    以前レオ博士はマグリッド王に悪魔を呼びだす機械の設計を依頼されていました。
    そして、依頼を断った博士がマグリッド城へ連れていかれる時、僕らに4つの石を渡し、どこか遠くへ逃げるようにと…。
    その石はこの世界と魔界を結ぶ鍵となるもの。残りの2つはレオ博士の研究所とマグリッド王の所にあるようです。
    さあ、このシルバーストーンを持って博士の監禁されていた、砂漠の研究所へ行ってごらんなさい。」


    ●レオの研究所
    砂漠の中央に立つ一つの家。内部は床に穴だらけのボロボロの洋館となっている。最初の扉に話しかける。
    「ここはレオ博士が監禁されていた研究所。地下には斬鉄剣という剣でしか倒せない機械が動いているよ。
    まずは上の部屋に入るための扉の魂を探す事だね。」
    地下の階段を下ると、機械の魔物がいるパイプを渡り歩く、工場のような内部、動力室。とりあえず最初の魔物を倒す。
    扉の魂を解放すると洋館の別の部屋に入れ、その先に斬鉄剣を手に入れる事が出来る。
    魔物は機械的な敵、プロペラ付、エリアを走り回るロボット、尺取り虫のような敵、
    扉、猫、鼠、観葉植物、二階の階段、町の模型等の魂を解放。ついでにボロボロだったレオの研究所が直っていく。


    レオの研究所に戻り話を聞いていく。街の模型の中にも魔物がいる。鼠からこの部屋から猫を追い出してほしいと頼まれる。
    眠っている猫がいて、ドリームロッドを使う。するとレオ博士が兵士に連れていかれる時の記憶が見れる。
    「レオ博士。マグリッド王のご命令でお迎えに参りました。」
    「お前たちは本当に魔王デストールと取引をするつもりなのか! マグリッド王は命の大切さを、何もわかっていない…。
    どんな命にだって全て役割がある。この世の草木が半分になっただけで、酸素が不足し、人類の歴史は幕を閉じる。」
    「我々は王の命令に従っているだけ。全てはマグリッド王がお決めになるのです。」
    「おい! そろそろ出発の時間だぞ!」
    「レオ博士。あなたは娘のリーサが、可愛くないんですか?あなたさえ、我々の言う事を聞けば、全て丸く収まるんですよ。
    では外の飛行船でお待ちしてます。支度が整い次第、来てください。」
    「おお。天空の神よ。この私をお許しください。この後、間もなく世界は破滅への道を辿る事になるでしょう。
    もう私にはどうする事も出来ない所まで来てしまいました。もはやあなたに縋る他ないのです。」
    猫が目を覚ます。猫は怖くてテーブルの下に隠れていた。そういって主人公に扉の鍵を渡した。
    扉の鍵を使用して他の部屋へ。そこの猫からどこかの開く扉と話せる事を聞ける、タンスから神秘の鎧を渡される。


当Wiki連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」-995~1000


995 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 16:23:28 ID:???
    洋館の町の模型を調べると、体が小さくなり、模型の中に吸い込まれる。
    小さな家が並ぶ模型の中、魔物を倒し魂を解放。木馬兵士、突撃兵士、弓兵士、見えない投石器。
    鼠、観葉植物、タンス、屋根裏への階段、扉、さらに新たな街の模型の魂を解放。
    レオの研究所に戻り話を聞いていく。開いた扉に話をすると元天空の者であり、見えない敵が見えるソウルを貰える。
    別の模型に入り、魔物達を倒し、また同じ様な魂を解放していき、研究所に戻る。
    屋根裏部屋にはリーサが持っていた、マリーと言う人形がいた事を猫に聞く。観葉植物がマタタビでもらう。
    マタタビを使い部屋の外まで猫を連れていく。猫を部屋から追い出すと鼠が、鼠の巣に入れてもらえる。


    別の地下への階段から動力室へ。解放した人形の魂から、地下室の動力室そのものが魔王を召喚する機械のようだ。
    動力室最奥のボス:ブローギア。突進移動、ミサイルの雨、追尾の炎弾、ワープ装置の移動。倒すと人形のマリーを解放。
    「私は人形のマリー、私のポケットにはパープルストーンが入っているの。これを持ってレオ博士を助けだして!」
    レオの研究所に戻り、人形のマリーと話す。
    「一度かわした悪魔との取引は、誰も止める事は出来ません。
    魔王デストールを倒さない限り、世界の復興はないでしょう。レオ博士はマグリッド城のどこかにいるはず。
    さあ、私のポケットにあるパープルストーンを持って、マグリッド王の城へお行きなさい。」


    ●マグリッド王の城
    壊れた石物だらけの廃墟の町。地下への階段を隅に見つけ下る。そこはマグリッドの城の拷問室。
    蛇や剣を持ったスケルトンの魔物等を倒して、魂を解放していく。攻撃の通じないゴーストが登場
    兵士の魂を解放すると、ゴーストを攻撃できるヨミの剣の話を聞く。地下室を探索すると入手。
    壁の鎖で繋がれた骸骨のしっかりと握った手から、ハープの弦を入手する。
    兵士や町の者達の魂を解放すると、それと一緒に街も徐々に形を戻していく。


    城に戻り話を聞く。王の悪口を言うと拷問室いきなんだと兵士。兵士から左の塔にレオ博士が幽閉されている事を聞く。
    楽団の人に話を聞く。レオ博士を助けに行った楽団の仲間がいた、恋人からもらったハープの弦を大切にしていたらしい。
    左の塔は牢獄の間となっており、プラチナカードを持った人間しか入る事が出来ない。
    レオ博士を助けようとしている裏切り者の兵士がいると聞く。
    牢獄の兵士が劇場に来ていたが、歌うたいがハープの弦が切れたので歌えない。兵士の足の下にカードが落ちている。
    歌うたいにハープの弦を渡すと音楽を鳴らす、兵士が歌うたいの前で音楽を聞く。落ちていたプラチナカードを手に入れる。
    街の隅の地面で眠っている兵士にドリームロッドを使用。レオ博士と飛行船での話。
    「私はこの年になるまで、研究と言う名の魔物にとりつかれていた。妻にも、娘のリーサにさえ何一つ構ってやらなかった。
    気付いた時には私は天才発明家として持て囃され。国王からの依頼までもが、度々、来るようになっていた。
    私はさらに発明を続けた。水力発電、ベルトコンベア、この飛行船も私が設計した。
    そして悪魔を召喚するシステムを作り上げた時、ようやくある事に気付いたのだ。
    道具は人の生活を向上させるために存在しているのだと。
    道具に振り回される様になった時、文明は衰退を初め、人は不幸になるのだと。
    私がマグリッド城へ着けば、魔王デストールの召喚が始まる事だろう。
    こんなに美しい世界が、明日にもその装いを変えるかと思うと私には耐えられんのだ。
    頼む! 私をこのまま何処かへ降ろしてくれ!!」
    「レオ博士。あなたの言う事は確かに正しいかもしれない。
    だが私の仕事はあなたをマグリッド城へ連れて行き、逃がさないように見張る事。
    明日の事より今の仕事をこなさねば、私自身の命の保証がないのです。分かってください…。」
    兵士が目を覚ます。
    「おっとこんなところで寝込んじまったのか…、このところ見るのはレオ博士の夢ばかりだ。
    あの時、レオ博士を逃がしてやれば、世界がこんな事にならずに済んだかと思うと…。
    もう俺は何を信じたらいいのか、誰について行ったらいいのか、分からなくなってきたんだよ。
    マグリッド城の地下は棘が多い。この鎧を持っていないと怪我しちまうぞ。」
    そしてエレメンタルメイルを渡される。
    「あんたはこの世界をなんとかしてくれそうな気がする。期待してるぜ。」 


996 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 16:24:02 ID:???
    左の塔に入る。武装した兵士や馬のチェスの魔物を倒していき、魂を解放していく。
    兵士の姿をソウルを手に入れる、隠し通路が見えるようになる。お妃の魂を解放する。
    「どなたか知りませんが、私を元の姿に戻してくださってありがとう。
    ここへ来てくれたら、良い物を差し上げますわ。ほほほ。」
    一番上の階の牢獄、魔法で牢屋の向こうの敵を倒すと開く。レオの博士を解放する。
    「私は発明家のレオ、詳しい事はあとで話す。私と行動を供にすると誓ってくれた二人の兵士を救いだしてくれ。」


    街に戻り話を聞いていく。右の塔には飛行船に続いており、VIPカードがないと入れない。お妃と話す。
    「あたしはマグリッド王のお妃。どう、あたしって綺麗だと思う?
    まあ、うれしい! はい。これはほんの挨拶代わり。ほほほ。」
    主人公のポケットにVIPカードを渡される。これで右の塔に入れる。兵士から飛行船の起動キーが盗まれたと聞く。


    右の塔の魔物を倒し、魂を解放しながら登っていく。最上階は飛行船のドック、レオ博士と二人の兵士がまっていた。
    「君が○○君だね。君の事はグリーンウッドの小鳥がやってきて色々と話してくれた。
    君がこれまで集めてきた石は魔界への道を開く鍵であり、私の作った悪魔を召喚するシステムの力の源となっている物だ。
    最後の石はマグリッド王が持つ。我々は彼を元の姿に戻して、ブラックストーンを取り返し、
    魔界へ魔王デストールを倒しに行かねばならないのだ。」
    「博士。ようやく出向できますね。」
    その時、槍が飛んできて、兵士の一人がそのまま死ぬ。「ドグっ!!」
    兵士たちを連れたお妃が姿を現した。
    「お前はマグリッド王の妃! お前たちは世界を破滅の危機に追い込んでおきながら、まだ目が覚めないのかっ!!」
    「あなたのような裏切り者に用はなくてよ。さあ、やっておしまいなさい。」
    兵士たちが槍を何度も投げつける、三回目の槍でもう一人の兵士もまた死ぬ。レオ博士が前に出る。
    「お前たちは私から全ての物を奪って行った。お前たちの心は悪魔よりも汚れてしまったのか!!」
    「レオ博士。いつも口だけは達者なのね。でもそううまく事が運ぶと思ったら大間違いよ!さあ!これを見て御覧なさい!」
    「ほらっ!さっさと歩けっ!」
    兵士に連れられたリーサが姿を見せた。
    「お父さん! 必ず会えるとは思っていたけど、まさかこんな形で…。」
    「レオ博士。これでもあたしたちのいう事に従って貰えないかしら?」
    「卑怯な! 私はお前たちの望み通りデストールの召喚を行ったはずだ!! もうリーサは関係ない!」
    「ほほほ。あの時はあの時よ。博士にはもう一働きして貰わなくてはね。」
    「わかったよ。私の負けだ…。私はもうこれ以上、罪の無い者を犠牲にするわけにはいかない…。
    だがリーサだけは自由にしてやってくれ。娘は私の生き甲斐なんだ。
    永い間、顔を合わせていなくとも、どこかで自分の娘が生きていると思うだけで、私は頑張ってこれた。
    リーサの顔を思い出すだけで、これまでどんなに辛い壁も乗り越える事ができたんだ。」
    「ほほほ。素直だ事。いいわ。レオ博士。さあ、リーサを一人にしておあげ。」
    リーサから離れ、妃の近くに来る兵士。レオが小声でささやいた。
    「○○くん。私の後ろへ…。さあ。これを持って飛行船へのりたまえ。そしてリーサを頼む…。」
    飛行船の起動キーを入手。
    「さあ、私は逃げも隠れもしない。何処へでも連れて行くがいい。」
    妃と兵士の元へ行くレオ博士。
    「リーサ。このどうしようもない父親を許してくれ…。」
    そしてレオ博士が爆発した。


    リーサはただ泣きじゃくるばかりだ。倒れたレオ博士に話しかける。
    「○○くん。私は生まれてくる時代を間違えたのだと思う。発明家は様々な機械を作り出し人々を幸せにする。
    だが、時代に合わない天才の出現は、逆に文明を衰退させてしまうのだ。
    人は何もそんなに焦って、幸せになる事はない。皆、ゆっくりと幸せになればいいのだよ。
    それから、リーサ。何も関係ないお前にまでずいぶんと迷惑をかけたな。
    だが、これで私は死ぬわけじゃない。しばらくの間、眠りにつくと思ってほしいのだ。
    いつか、私のような発明家が、必要になった時、再びこの世に生まれてくる事だろう。
    お前も、慌てず、幸せになりなさい。そう…。ゆっくりとな…。」
    飛行船に乗り込み、起動キーを差し込む。 


997 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 16:29:53 ID:???
    ボス:スピッドウイング戦。鳥の化け物、滑空攻撃と火を吐く攻撃。風が常に吹いていて、後ろに押される。
    ボスを倒し、マグリッド王の魂を解放した。城の中、玉座に座るマグリッド王。
    「私には暗闇の中で、全ての光景が見えていた…。妃が死ぬのを目の前にして何も出来ぬとは…。」
    飛行船を操縦しドックへ帰還する。リーサが待っていた。
    「お帰りなさい。さっきはお父さんの最後を看取ってくれてありがとう。
    お父さんとはもう二度と会えないと思っていたけど、あなたのおかげでこうして、会う事が出来たんだものね。
    あたしね、グラスバレーの町であなたに助けられてからと言うもの、
    目を瞑るといつも魔物と戦っている○○さんの姿が浮かんでいたの…。ねえ。一つだけ、
    あたしの質問に答えてほしいんだけど、あなたって、あたしたちと同じ、普通の人間なのかしら?本当の事を教えて。」
    「…そう。こうしてあなたが目の前にいるのに、なんだか凄く遠くにいるような気がするの。
    遠くで私たちを見守っている存在っていうのかな…。うまく言えないけど、なんだかそんな感じがするのよ。
    それでもあたし…。あなたの事が…。○○さんはこの後、魔王デストールとの戦いに行ってしまうんでしょ。
    あなたを見送りたいけど、見送ると涙が出てきそう…。あたしが後ろを向いているうちに行って…。」


    マグリッド王の城で、マグリッド王と話す。
    「私は酷い国王であった。家来に服従を誓わせ、背くものは皆、殺していった。
    一度頂点に立ったものは後は転落の道しかない。それがいつかになるだけの事だ。
    私にはもうわかっている。私は単なる臆病者であったのだ。
    私がそもそも悪魔とこんな取引をしたのは、妻に気にいられるためだった。
    だが妻も欲望の虜となり、ついにはその命を落とす事に…。私は一体、レオになんと言って詫びたらいいのだろう。
    ここにブラックストーンがある。これで6つの石が全て揃ったはずだ。
    魔界へ行き魔王デストールを倒してくれ。それがせめてものレオへの償いだ。
    人間というのは愚かなものだな。最悪の状況になってから、事の重大さに気付くとは。」


    ●魔界
    これまで集めてきた石が一斉に輝きだし、オーロラの中へと吸い込まれていった。
    「○○よ。遂に魔界への道が開けました。しかし魔王デストールを倒すには火の鳥の助けが必要となります。
    火の鳥の魂がお前の体に宿った時、魔界の奥深くにデストールの神殿が浮かび上がることでしょう。
    ○○よ。火の鳥の召喚に必要な、三種の神器を探すのです。」


    宇宙空間のような場所、魔界。柱が立ち並び、衝撃波を放つ魔物や巨大なハエ。
    探索すると最強の武具のソウルアーマー、ソウルブレードがそれぞれ手に入る。最後まで行くと、何もない。
    三種の神器の一つ、灼熱の玉を手に入れる。
    斬鉄剣でないと倒せない敵を倒し、魂を解放する。セントエルズの人魚から灼熱の杖を貰う。
    ヨミの剣でないと倒せない敵を倒し、魂を解放する。グリーンウッドの森の小鳥から灼熱の鏡を貰う。
    山の精霊の住処に行き、精霊の王に三種の神器を持っていく。
    「ついにやったな。○○よ。ではさっそく火の鳥召喚の儀式を執り行おう。」
    二人の侍女が回り、画面が光る。○○はゴッドバードを手に入れた。
    どこからか美しい声が聞こえてきた…。
    「私は火の鳥。山の精霊たちの心の奥に宿るもの。
    この美しい世界を蘇らす為に、生きとし生ける者の幸せを守る為に、私も力をお貸ししましょう。
    私の召喚と共に、デストールがついに動き始めたようです…。」
    魔界の奥、何もなかった場所に神殿が姿を現す。
    「○○よ。火の鳥とともに魔界へ!
    ソウルブレード、ソウルアーマーを装備していればゴッドバードはいつでもお前に力を貸してくれる。
    魔王デストールとの最後の決戦じゃ。必ず生きて戻ってくるのじゃぞ。」 


998 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 16:30:54 ID:???
    魔界の奥、デストールの神殿。柱が並ぶ神殿を進み最後の部屋、顔の無い魔道士のローブのような存在が現れる。
    「輪廻を繰り返し、永遠に死ぬことのできない、哀れな人間どもよ。この私がお前に深い眠りを与えてやろう。」
    ボス:デストール戦。空間転移し速い球と遅い球二つの追尾弾を放つ。倒すと第二形態へ。
    「永遠に生きるとは、永遠の苦しみを背負う事。
    生きている事こそ生き物の最大の不幸なのだ。お前にその意味を分からせてやろう。」
    巨大なデストール。口から三つの炎を吐き、両手のロッドから追尾レーザー、地面から青い火柱をいくつも立てる。
    ゴッドバードでないとダメージを与えられない。遠距離から攻撃し、髑髏のような頭を破壊した雄。
    ついに○○は魔王デストールを倒した!
    その時ソウルが、○○の心に語り掛けてきた。
    「○○よ。わしらはここに残り魔界を封印する…。魔界とは生き物の心の奥に宿る暗闇の世界。
    この世に生命のある限り、また同じことが起こるであろう。わしはそれをできる限り、ここで食い止めてゆこうと思う。
    そなたはまだ若い。これからも様々な経験を積む事じゃ。そして全ての生き物の気持ち、
    全ての生き物の繋がり、全ての生き物の存在の意味が分かった時、偉大な天空の神となるだろう。
    さあ。ゆくがよい…。」
    魔界はやがて、静寂とともにその姿を消していった。


    神の祠。
    「○○よ。遂にやり遂げましたね。今、地上に息づいている、命の一つ一つ全てが、○○の力でよみがえったのです。
    さあ、この生命力あふれる世界をもう一度、その目で見てくるといいでしょう。」
    マグリッド王の城、マグリッド王。
    「遂にやってくれたな。まずは国王として礼を言わせてもらいたい。私は今度の事で随分と考えさせられた。
    我々、人間界のルールはおかしなもので、人を一人殺せば犯罪者だが、百人の命を奪えば英雄となってしまう。
    私はこのやり方で今の地位を築いてきたが、心の奥はいつも孤独だった。
    どんなに多くの家来がいても、美しい女たちが周りにいても、一人ぼっちであった。
    そして私はようやく気付いたのだ。人間は一人では生きてゆけない事に…。
    私はデストールとの取引で手に入れた黄金を使って、この城に大きな城下町を作ろうと思う。
    私の欲望の為に死んでいった人々への償いの意味もあるが、
    国民が何に怯える事もなく、自分を信じて生活できる街を作りたいのだ。
    君には本当に世話になったな。君とレオの銅像を町の中央に立て、二人の事をずっと語り継いでいく事を約束しよう。」
    レオの研究所、人形のマリー。
    「○○さん、やりましたね。これでレオ博士も安心してこの世を去る事が出来るでしょう。
    私たち道具は、人間に使われる為に生きている生き物。人の役に立てた時は本当にうれしいし、
    誤った使い方をされた時は胸が張り裂けそうになります。その使い方は間違ってるよ。
    私をそんな風に使っちゃいけないって言ってあげたい時、自分の気持ちを伝える事が出来ない辛さ…。
    でも、レオ博士だけはいつだって私達の心を分かっていました。
    あの人に使われていた研究所の道具たちは、幸せだったと思いますよ。」
    山の精霊の住処、精霊の王とカタツムリのノーム。
    「おおっ! よくぞ無事で戻ってきたっ!! わしは全然心配しとらんかったんじゃが、このノームが心配性での。
    わしは宥めるのに一苦労じゃったわい。ほら、ノーム。お前も何かしゃべらんか。」
    「………。まったくこの王様は調子いいんだからなぁ…。
    レオ博士が亡くなられたそうですね、本当に惜しい方でした…。
    しかし山の精霊のように、1年で年老いて死んでゆく種族もいるのです。
    生き物の一生の価値は、生きている間に過ごした充実した日々の数。
    レオ博士は普通の人の3倍くらいの人生を送っている事になるかもしれませんね。」
    セントエルズ、人魚の女王。
    「○○さん。どうもありがとう。このセントエルズの海底にも平穏な日々が戻ってきました。
    イルカのルーは昔、レオ博士と一緒に住んでいたそうですね。
    不思議な話なんですが、彼からレオ博士と娘のリーサの昔話を聞くたび、
    なんだかとても懐かしくて、涙がとめどなく溢れてくるんです。
    レオ博士がいなくなった今、リーサは一人ぼっちで本当に寂しいはず。
    グラスバレーの町へ立ち寄って、優しい言葉の一つも掛けてあげてください。
    あらっ。ルーがあなたの声を聞きつけてきたようですよ。」 


999 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 16:31:42 ID:???
    「はあ、はあ。○○さん、この神殿へ来て僕に声を掛けてくれないなんて、酷いじゃないですか。
    僕は仲間と故郷のサンゴの森へ、帰ることにしました。実は僕、今度結婚するんです。
    おーい! ラーラ! 入って来いよっ!! えへへ。僕にそっくりで可愛い子でしょ。
    これからは彼女と一緒に、頑張って行こうと思ってます。○○さんもお元気で。」
    グリーンウッドの森、ターボのお墓。
    ターボのお墓は、ひっそりとたたずんでいる…。○○が目を閉じると、ターボの姿が静かに現れた。
    「よく働いた日には、心地よい眠りが有る様に、一生懸命生きた人生の終わりには安らいだ眠りが訪れるものです。
    私もレオ博士とともに、ゆっくりと眠ることにしますよ。」
    ターボは足踏みしながら尻尾を振ると、消えて行った。


    グラスバレーの町。
    リーサは眠っているようだ…。○○はドリームロッドをリーサの額に当てた。
    「○○さん…。この場所でならきっと会えると思ってた…。
    今は悲しみで胸がいっぱいだけど、それもきっと時の流れが癒してくれるはずよね。
    お父さんが言っていたように、幸せってゆっくりとやってくるものだと思う…。
    あなたが人間の男の子なのか、天空の人なのかわからないけど、一つだけお願いがあるの。
    このままグラスバレーの町に残ってほしいとは言わない…。
    でも、いつかここへ戻ってきてくれるって約束してほしい。
    嘘でもいい。あなたの一言で、これから一人で頑張って行く勇気が湧いてくるから。
    ね。必ず戻ってくるって約束して? (選択肢がはい一つだけ。)
    ありがとう。ああ、永遠にこの夢が覚めなければいいのに…。」
    リーサが目を覚ます、隣には誰もいなかった。
    「○○さん…。いつかきっとここへ、戻ってきてくれるわよね…。」


    暮れなずむグラスバレーの町。金色色に輝く海。蘇った世界は本当に美しかった。
    燃えるような夕暮れの景色に、全ての地上の生き物たちが見とれた。
    あるものは子供とあるものは恋人とともに、その光景を心に焼き付けた。
    その時、かすかな光の帯が天空へと走ったが、誰一人として気付くものはなかった。
    リーサは一人たたずんでいた。
    以前は夕日を眺める度に寂しさだけが込み上げてきたが、今はそれが本当に美しいと感じられるようになっていた。
    父親が不可能を可能にしてきたように、信じていればいつか幸せが訪れるとリーサは思った。


    スタッフロール。 


1000 :ソウルブレイダー:2016/05/04(水) 16:32:15 ID:???

    「我が弟子よ。何か心に引っかかっている事があるようですね。
    あの人間の娘との出会いが、お前にどんな影響を与えたのか、私にはわかりません。
    しかし、一人の人間に惹かれるとは、まだ天空の神としての心ができていない証拠。
    あれから一年の時が流れたというのに、お前の気持ちが変わらないのであれば、
    一度、人間として生活をし、彼らの全てを知っておくべきなのかもしれません。
    ただし、今度地上へ降りる時は、お前の記憶を全て消す事になりますが…。」

 


    「ねえ。ターボ。今日はなんだか胸騒ぎがするのよ。あたし、どうしちゃったのかしら…。
    ○○さん…? ○○さんなのねっ! お帰りなさい。きっと戻ってきてくれるって、あたし信じてた…。
    どうしたの…? あたしの事がわからないの? そんなことって…。あたしよ、リーサよ。
    発明家のレオの娘の、リーサよっ。お願い、思い出してっ。
    ごめんなさい…。あなたは嘘をつくような人じゃないものね…。でも、あなたの記憶が全くないなんて…。
    わかった…、あたし何も聞かない…。これもこれで、考え方を変えればいいじゃない。
    だって素敵な出会いがもう一度、出来るんだもの。
    じゃあ、まずは自己紹介。あたしはリーサ。それから後ろにいるのが山羊のターボ。
    ほらっ! あなたも挨拶しなさいっ!!」
    「メェーーーーーーーーーっ」
    「この山羊はね、昔、あたしが飼っていた犬の面影があるの。それでおんなじターボっていう名前にしたのよ。
    さあ! 行きましょ!! この町を案内してあげる。ほらターボもおいで。」


    終わり。

最終更新:2016年05月07日 18:35