moon
>>15-26~28


26moonsage2005/05/06(金)23:04:39ID:fcvMLhg5

主人公は引きこもり気味の男の子。
夏祭りの晩だというのに部屋でドラクエ風のRPGをずっとやっている。
お母さんに「ゲームなんかやめて早く寝なさい!」と注意されて
ようやくゲームを止め、寝床についた。
しかしその晩、そのゲームがついている事に気付き、どうしてついたのか
探っていると、そのゲームの中に吸い込まれてしまう。

気付くと少年はゲームの中の世界の月から地上に落下していた。
ゲームの中に放り込まれた少年はゲームの中の住人の目には見えない不思議な
存在なってしまった。しかしやさしい盲目のおばあさんに数年前に姿を消した
孫と勘違いされて拾われる。そこで手に入れた服でようやく他人に認識されるようになった。
そのゲームの中の世界は、自分のやっていたゲームと同様、大きなお城があり、
王様がいて、そしてその王様に月にいる竜を倒すように任命された勇者がいた。
しかしその勇者はゲームでやっていたのとは少し印象が違う。
他人の家に勝手に上がりこんで物を取ったり、罪の無いモンスターを殺戮して
喜んでいるような変人。町人からも煙たがられていた。

そんなある晩、少年は夜中に夢を見る。その夢には月に住む女王を名乗る女性が出てきて
少年に「世界に満ち溢れるラブを集め、その力で月に来てほしい。月には大きな扉がある。
あなたのラブの力で扉を開けてほしい。ラブは勇者に殺されたモンスターを助けたり、
誰かの悩みを解決したりすれば得ることができる。」と告げる。

少年は女王の願いを聞く為、そして現実世界に戻る為にラブを集め始める。

27moonsage2005/05/06(金)23:18:40ID:fcvMLhg5
少年は人の言葉を話す物知りな小鳥や、もう何日も寝てない男、
毎日お絵かきばかりしている王様、神の降臨を待ち修行を続ける男、
友人がマゾに目覚めたためにショックを受ける大工、
自分がロボットだと気付いていないアンドロイド、
お腹がすいて成仏できない幽霊、何かをたくらんでいる大臣などなど
様々な登場人物と友達になり、ラブを集めていく。
そしてある日、月へ飛び立つ事を夢見る博士、シュタイン・ヘイガーと知り合い
ロケットをつくる。そしてついに月へと飛び立つ日がやってきた。

長い宇宙旅行を終え、月に降り立つと、そこでは今まで助けたモンスター達が
少年を出迎えてくれた。そして月にある宮殿の中にはずっと彼に「扉を開けてくれ」と
夢の中で願い続けた女王と月に住む竜がいた。
女王は「よくきてくれた。月へ飛び立つ程のラブを手に入れたあなたなら
月の扉を開けることができる。」と少年に告げ、月の扉まで案内する。

少年が力一杯扉を押すが、扉はびくともしない。
いくら押してもついに扉は開かなかった。
女王にその事を告げると、女王は「あなたはまだ未熟すぎた。
もうすぐここには勇者が王に告げられた命令を果たす為、竜と私を倒しに
ここへやってくる。もう間に合わないだろう。」
そう言うと勇者がロケットの中から現れ、月にいるモンスター達を
惨殺しはじめ、宮殿までたどり着いた。
勇者が女王を切りつけた瞬間、女王は死ぬ間際に
「もしあなたに全てを変えてしまう程のラブがあれば、
扉を開けることができる。扉を開けてくれ。」と言い残していった。
そして女王と竜を殺した勇者は最後に少年の目の前へやってくると
少年をも切り殺してしまった。

気付くと少年は現実世界でゲームの前に横たわっていた。
そしてテレビの画面にはただ
Continue?
Yes
No
の文字だけが残されていた。

28moonsage2005/05/06(金)23:34:31ID:fcvMLhg5
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ここからは超ネタバレ。
一度でもやってみたいという気があるのなら
ここから先は読まずに一度プレイすることをお薦めします。



最後に少年に残された選択
Continue?
Yes
No

実はここでYesを選ぶとそのままそこでゲームは終了。
エンドロールも流れないままただ砂嵐のテレビが映ったままになってしまう。
真のエンディングはそこでNoを選ぶ。
つまりどういうことかというと、女王が言っていた扉とは
ひきこもり気味だった少年の部屋のドア。そして少年の心の扉。
それを開いて外へ飛び出してくれという意味だった。
Noの選択肢を選んだ少年はゲームのスイッチを切ると家にある扉という扉を
全て開け放ち、数年ぶりに外の世界に飛び出した。
そこには少年が解き放たれ、これから再び踏み出す新たな世界が広がっていた。

つまりmoonは「脱ゲームする話のゲーム」。解釈は人それぞれですが。
因みにここからはゲーム内でも直接語られていない裏設定。
・登場した勇者は本来現実世界で少年が操作しているゲームの主人公。
なのでゲームの中の勇者は少年が現実世界で操作していたのと全く同じ動作をする。
(家に勝手に上がり込んだり、月へ竜を倒しにいったり。)
・実はその勇者の正体は少年を拾ってくれた盲目のおばあちゃんの実の孫。
その昔、ファンタジーで夢ばかり見ている王様に呆れた大臣が何か市民に
刺激を与えようと、考えた計画の一環でおばあちゃんの孫は大臣に洗脳され、
勇者に仕立て上げられてしまった。市民の反応は良くなかったが。
だからおばあちゃんは自分の孫と同じ雰囲気のする少年(プレイヤー)を
自分の孫と勘違いして拾ってくれた。
・その他プレイしていた密かに色々な所が繋がっていたり、
物凄い深みのあるゲームです。自分の文章力が無いので、
ここまで読んでもヘボゲームのように思えるかもしれませんが、
実際は奥の深い良作ゲーム。一回くらいはやってほしいな。

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