ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険
part70-100~104、198~204(闇の獅子王編)、237~250(マイラ編)
※編者注:「闇の師子王編」は原文ママ。
100 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/08/02(火) 18:25:51.69
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■ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険
2005年PSPで発売のRPG。ポポロクロイス物語1と2を削って合体させ、闇の師子王編を足したリメイク。
すでに1・2はwikiあるので、変更点をあげてく。子供向けにアレンジしたのか、全体的に敵が弱くなっている。
●氷の魔王編
十歳の誕生日の日にパウロ国王がピエトロに近づいてはならないと言っていた塔に行くので、ピエトロが後をつける。
その後、ピエトロに10年前に眠った王妃サニアである事を教えてくれる。
死んだ者の行く世界、闇の世界に魂が囚われており、森の魔女に助ける方法を探してもらっている。
伝説のブリオニアの図書館になら助ける手段があるかもと、この時点でここまで話すパウロ。
最初にガミガミ魔王が知恵の王冠を奪ったので、奪い返すという展開はカット。
誕生日にパウロ国王に、竜の剣を貰う。塔から飛んでくるわけではない。
ドン・ゴンを連れず、一人で北のタキネン村の向こう、森の魔女に会いに行くピエトロ。森の怪物との戦闘はなし。
ギルダからブリオニアに行く研究をしているヤンの話を聞く。ナルシアが姉のギルダを説得して、仲間になる。
城から東、橋を渡ってすぐにヤンの家がある。ちなみに魔法使いの村カナリシア、モンスターの村、海岸等は存在しない。
ヤンの大砲を調べると、ヤンが投げたスパナに当たり、ピエトロは大砲の中に、しかも実験だとそのまま撃たれ飛ぶ。
まだガミガミ魔王が登場してないので、大砲に嫌がらせをしたりはしない。
ゴドリフの鉱山。大砲で飛んでここまで来たピエトロ、目を覚ましたピエトロをナルシアが起こす。
最初から仲間になっているナルシア。またナグロは仲間にならず、二人で脱出、ダンジョンも単純化。
途中でナグロが牢屋に捕まっているので、オークキングとオークを倒して救出。
その牢屋の中に白騎士がさび付いており一緒に助ける、あの師子王パウロの息子かと言われ、そのまま仲間になる。
ゴドリフ鉱山から出て、ゴドリフ村からゴドリフの洞窟へ。抜けるとヤンの家の裏側に出る。
大砲が壊れたと八つ当たりしてくる、パーセラのポストフにブリオニア行きの手柄を取られるとわめく。
三人で、道なりにパーセラへ向かう。パーセラのポストフに話を聞くと、空飛ぶ船フライヤーヨットを開発している。
ゴドリフの鍛冶屋でなければ、良質なプロペラスクリューが出来ないが前に断られたとの事。代わりに頼みに行く。
設計図を貰い、パーセラからゴドリフへのトロッコの線路の上を歩いていく。モンスターは出ない。
ゴドリフの鍛冶屋。ナグロが鉱山に取り残され、そこに大量生産で仕事を取るパーセラの人が来たから手ひどく断った。
そのお詫びと、ナグロを助けてもらったお礼にただでプロペラスクリューを作ってもらう。
だが一晩泊まって朝になると、スクリューをガミガミ魔王が盗んでいく。パウロを宿敵と言い、ただの嫌がらせである。
返してほしくばガミガミ魔王城に来いと手紙。ピエトロ達は取り返しに行く。場所はタキネン村とフローネルの森の向こう。
途中で魔女の家に行くと、白騎士がいるならもういいでしょうとギルダが、ナルシアを帰らせる。
ガミガミ魔王城に行く途中のガラクタの山、初代なら白騎士が仲間になる所で、ナルシアが姉を説得してきたと仲間になる。
101 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/08/02(火) 18:34:15.40
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ロボットの町ガミガミシティ。ガミガミ魔王城は、中はそんなに広くない。雑魚のスチームパワーが小さい。
最上階のガミガミ魔王と戦闘。ボスのスーパーマシンは初代に比べて小さい。
倒すと男の夢とロマンの自爆スイッチを押し、逃げだすガミガミ魔王。ダストシュートから退避するピエトロ達。
爆発する城、ガミガミ魔王の乗った飛行船が誘爆して、パラシュートでタキネン村に落下。
別に森は炎上していない。畑で倒れたガミガミ魔王をナルシアが助ける。
その礼としてと、ピエトロの母を助けるためという理由を聞いて、スクリューを返して去って行く。
フライヤーヨットがパーセラで完成。しかし森の魔女は海の水に触れると泡になる。出港を見送るナルシア。
ポストフ達は乗らずピエトロと白騎士の二人のみ。あと流され島にも行かない。
ブリタニア付近まで海を進むヨット。途中で濃い霧に会う。どうやら海の怪物の仕業のようだ。それを遠視するナルシア。
助けに行かないとと言うナルシアに、仕方ないねえとギルダ姉から黄金の鍵を貰い、その力でカイに変身。
ただし変身がばれてはならない、ばれると魔女の力を失ってしまうとギルダはナルシアに忠告した。
幽霊船は存在せず。霧には睡眠効果があり眠ってしまうピエトロと白騎士。
人ぐらいの大きさのイカがヨットに飛び乗り、ピエトロを食べようとする。鳥に変身したカイが付き飛ばして倒す。
起きた二人にナルシアの友達を名乗り仲間になるカイ。霧が晴れたので、ヨットで空を飛んで一緒にブリオニアへ。
浮遊島ブリオニア。真ん中の城に行くと氷の魔王の配下四天王に吹き飛ばされる。虫けらの相手などと面倒だと消える。
建物を回ると犬顔の人サボーを発見。彼はブリオニアの住人、四天王が現れて、闇の本を渡せと脅され逃げて隠れていた。
闇の本とは闇の世界に行く為の本、生者と死者の境目を失くす危険な本の為、厳重に封印されている。
ブリオニアの制御システムがある限り絶対に入手は出来ないと言う。
サボーからブリオニアの歴史を聞く。高度な文明を持ったレムリア大陸の国ブリオニア、国の予言者が天変地異を予言。
カオスの力が封印されたバルの心臓を利用し、ブリオニアの国は空に浮いて異変を逃れた。
大陸からバルバランという闇の意志が生まれ、戦いの末にレムリア大陸ごと海に沈め封印した。
しかしバルの心臓を制御できず、ブリオニアは大地に戻れない。またバルの心臓の影響で、民は不老不死となった。
永遠だが自由の無い国。そのうち人々はこの国を離れ、一人一人、大地に戻って行った。
サボーだけがここに残り、この国のたくさんの知識を学んでいた。その話を一緒に聞いていたガミガミ魔王が逃げて行く。
ブリオニアが振動する。四天王がブリオニア中央の動力を破壊した。サボーが復旧に、ピエトロが闇の本を守りに行く。
途中で本を読んでいたガミガミ魔王を、カイが説得して仲間にする。
だが手遅れであり本は奪われ逃げられ、ブリオニアは墜落していく。このままではポポロクロイスに激突してしまう。
バルの心臓を破壊して、今すぐ海に落とそうと話すサボー。そこにバルの心臓が上まで登ってきた、地下ダンジョンはなし。
倒して脱出する一同。サボーは不老不死を諦めると言う。ガミガミ魔王は用があると別れる。
ヨットで脱出するが、崩壊の衝撃でピエトロ、カイ、白騎士が空に投げ出される。
カイがモンスターに変身して空を飛び、二人を助ける。ギルダに相談しに、戻る事にした。
ちなみに一人ヨットに残ったサボーは、パーセラに行き壊れたヨットを返し、ポポロクロイス城に移住した。
カイは、ピエトロ達に内緒でナルシアに戻る。ギルダと相談の結果、四天王が去り際に言った剣の山を目指す。
ガミガミ魔王からお手紙を持ったロボがそこに現れ、呼びだされる。
ブリオニアで呼んだラダック仙人と剣の山という本から、そこに向かうのだと推測していたガミガミ魔王。
ガミガミシティに行くと、飛行船があり、乗せてもらえ、遙か東の剣の山へと向かえる。
四天王に飛行船を奪われたり、墜落したブリオニアからエンジンを取りに行くイベントは無い。
そもそも墜落したブリオニア自体が無い。
102 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/08/02(火) 18:38:40.56
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東の島。飛行船から降りてすぐに、ガミガミ魔王が飛行船のコントローラーを海の落とす。とりあえず剣の山を登る。
ハタハタ村を通り登山、初代に比べて簡略化したダンジョン。途中で四天王が山から突き落とされるシーンはカット。
頂上前でうひゃひゃと笑う背の低い仙人ラダックと会う。話す途中で四天王のヤブーが現れるが、魔法でラダックは退ける。
闇の本がなくても闇の世界へと行けると、一緒に山の頂上に行き、闇の世界への封印を解除。
そこに四天王が現れ全力攻撃して、魔力を消費していたラダックを吹き飛ばし、闇の世界に先んじられる。石化はしない。
四天王カウパが残りピエトロ達と戦闘、カウパを倒す。ラダックは闇の王ダーナに会えと言い、ピエトロも追いかける。
永遠の番人の館は無い。闇の世界に長いこと落下すると、鯨のマックに受け止められる。そして闇の神殿に行く。
上も下も宇宙のような空間、闇の世界。神殿に行き、見上げるほど巨大な闇の王ダーナと謁見。
ピエトロの心を見て、母を好きに連れ出すがいいと言われる。質問するが、母親本人に聞けと言われた。
鯨のマックに乗ってサニアのいる魔王の星へ。荒れた大地をモンスターを倒しながら進む。
最後の凍った場所で四天王がサニアに攻撃をしていた。しかしサニアは動じず、竜の力で反撃する。
そこにその戦いの影響で飛んできたピエトロ。サニアに近寄るピエトロにヤブーが攻撃、サニアが動いてピエトロを助ける。
結界から動いたサニア、結界を乗っ取り破壊するヤブー。落下するピエトロとサニア。
倒れたサニアはピエトロと待っていたナルシア達に事情を話す。サニアは人に変身した竜、パウロ国王を愛し結婚した。
ピエトロが生まれてすぐの十年前に氷の魔王がポポロクロイスを襲い、竜の姿になって激しい戦いの末に退ける。
倒された氷の魔王はそのまま闇の世界に落ちるが、サニアの魂を道連れにした。サニアの力を吸収し、復活するために。
サニアは逆に封印し、自分がその礎となる。そして竜の剣を通じて、ピエトロをずっと見守っていた。
氷の魔王は地下にいるとピエトロに託し、気絶する。四人はサニアを置いて急いで向かう。
氷の地下、三人が地下の結界を解いていた。ピエトロ達が止めようとするが四天王のドルンと戦闘になる。
倒す物の、氷の魔王の魂が復活。サニアも復活を止めようとするが、十年間の疲労から気絶する。
ヤブーはサニアを氷漬けにして連れて行く、地下が砕け、急いで脱出するピエトロ達。
崩壊する魔王の星。氷の魔王の魂が四天王二人と氷漬けのサニアを背に乗せ、地上へと空間転移する。
鯨のマックに助けられたピエトロ達。闇の兵士達が魔王に攻撃したりはしない。
ダーナは今回の事はピエトロの責任であり、地上の事は地上の者達の責任だと言った。
ゲートの番人の元に鯨のマックがピエトロ達を送る。地上へと戻ったピエトロ達。
地上では剣の山が平地になっていた。ハタハタ村の人が言うには巨大な影が飛んで行ったと言う。
ラダックと会う。氷の魔王はいまだに実体を持たない。実体を持てば、本当の力を取り戻してしまう。
氷の魔王は西、ポポロクロイスに飛んで行った。ラダックは残った力を使い、ピエトロ達をワープさせる。
ワープした先は雪と氷で覆われた場所、遠くには氷の神殿がそびえたつ。
ポポロクロイス城に戻ったピエトロ達。ピエトロはパウロ国王に今までの事を話し、ごめんなさいと謝る。
パウロはサニアとの出会い、かつて助けた竜の話をした。そしてまだ希望はあると言う。
そこに従者が来て、塔のサニアの体が消えたと報告。僕が悪いんだと、泣きながら走り出すピエトロ。
町の外まで走ると、モンスターに襲われ気絶。追いかけていたナルシアが戦闘、魔法使いでは分が悪いとカイに変身し倒す。
しかし変身を解いた所をピエトロに見られる。変身を知られたために、その場で倒れた。
魔女の力を失ったナルシア。僕、頑張るからとピエトロはナルシアを背負い城に戻った。
103 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/08/02(火) 18:42:17.87
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ギルダがベッドで寝込んだナルシアを看病する。黄金の鍵は変身がばれてはならないと言う条件を説明した。
ソームの花ならばナルシアを直せるが、百年に一度しか咲かない。かけあしの泉なら出来るかもと聞き種を貰う。
ピエトロはフローネルの森のかけあしの泉に行き、そこの妖精に頼む。同じ森の仲間のためだと妖精は花を咲かせた。
城に戻り、ギルダがそれをナルシアに食べさせた。食べたのは千年に一度咲くソームの命の花だった。
これでしばらくすれば起き上がるだろうと、ギルダは言った。
城の会議に出席するピエトロ。氷の魔王が完全になる前に倒さなけらばならないと、サボーは国の者達に説明。
さっそく攻撃隊をという兵士達をとどめ、パウロ国王はピエトロに、王子として国を守れと命令した。
ピエトロはわかりました国王と受諾。ピエトロ、白騎士、ガミガミ魔王、ナルシアが向かう。
凍り付いたかけあしの泉を渡り、川を上って、一面雪景色の場所を通り抜け、魔王のいる氷の神殿につく。
神殿内は迷路となり、宝箱がいくつも置いてある。だが初代と違って、雑魚モンスターは一切でない。
途中のボス、四天王のゾルダンを倒し、そして最上階でソニアを発見。助けようとするとヤブーと戦闘になり倒す。
だが竜の王の血を受け継ぐサニアの肉体、集められたオーロラの力により、ついに氷の魔王が復活。
氷の魔王と戦闘になり、倒した。氷の神殿が砕け散り落下するピエトロ達を、サニアが助ける。
氷の魔王を竜と化したピエトロが攻撃してサニアを助けたりはしない。
またポポロクロイス城に戻った瞬間、異世界にとりこまれ、完全復活した氷の魔王とのラストバトルもしない。
またもや眠りについたサニア。しかしそれは疲労からのもので朝になれば目覚めるもの。
朝、目覚めたピエトロに、散歩してきたらどうだとパウロ国王は言う。落ち着いたら王の寝室に来なさいと告げた。
今まで行った場所に散歩に行ける。各地の宿屋に行っても、パウロ国王が手を回していて、泊まることができない。
氷の魔王を倒す為の準備を整えてきたとワープしてくるラダック。倒したことを伝えるとそりゃよかったと笑う。
大砲の掃除中に、間違って大砲の中に入り、そのままどこかに吹っ飛ばされたヤン。
フライヤーヨットを借りて、伝説の剣を求める旅に戻った白騎士。
正義らしい事をしたので、大悪党に戻る為の旅に出ると書置きしたガミガミ魔王。
かけあしの泉でナルシアがいる。言いたい事があるが真っ赤になって言えないピエトロ。
何度もどもり、結局伝えられずにとぼとぼ帰るが、その背中にいつでも森にいるとナルシアが言った。頷くピエトロ。
パウロに三回、心構えが出来たと頷くとベッドから起きたサニアと会える。ピエトロはサニアに抱き着いた。
夜にパーティーが始まるが内容は全カット。三部作の為、エンディングはなし。
夜、サニア王妃の手を引き城の外を見るピエトロ。外ではガミガミ魔王が打ち上げた花火があがった。
104 :ゲーム好き名無しさん2016/08/02(火) 18:43:34.39 ID:CSP4exyA0
氷の魔王編の投下終了
次の闇の師子王編はオリジナルだから、細かくあげるかもしれん
198 :ポポロクロイス ピエトロ王子の冒険2016/11/03(木) 01:23:43.82
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●闇の師子王編
その昔、世界は光と闇が渦巻く混沌とした世界だった。
そこに光の意志リオンが生まれた。リオンは天と地と海を創造した。そして神々を分身として生み出した。
それにより、光に照らされたものから闇の意志が生まれた。闇の意志カオスは、世界の全てを闇に引きずり込もうとした。
神々は世界を守る為にカオスと戦う。長い戦いの末カオスは封印された。
世界は光の意志を司る精霊に満たされ、精霊が形を作ると生命を司る妖精となり、いつしか力を司る竜が生まれた。
そして神々は、カオスを監視する番人として人間を生み出した。しかし永い時が経つにつれ、人々はその使命を忘れた。
使命を忘れ文明を広げる人間に神々は怒り、交流を絶ち、天界への門を閉ざした。以上、サボー先生の子供達への授業。
ピエトロ王子12歳。もうすぐソニアに子供が生まれ兄となる。
ポポロクロイス王家の伝統にしたがい、王位継承の儀を行うと国王からピエトロに言い渡される。
王家の洞窟に赴き、知恵の王冠を手に入れる事。兵士のドンとゴンがつきそう。
タキネン村を越えフローネルの森を抜け、魔女の家へ。着くとレッサーデーモンが現れる。
怖くて逃げだすドン・ゴンだったが、すぐに少しは鍛えたのさと戻ってくる。そのまま戦闘になり、倒す。
現れたギルダ、そしてナルシアに挨拶するピエトロ。ピエトロとナルシアが赤くなり、もじもじし始める。
とにかく家にと魔女の家に上げる。ギルダは継承の儀の説明をする。王家の洞窟に一人で行き、知恵の王冠を入手する。
ナルシアが洞窟まで案内すると言い、仕方ないと代わりにギルダはドン・ゴンを残し、家の手伝いをさせた。
途中の木を消し、王家の洞窟の入り口まで案内するナルシア。ピエトロが帰ってくるまでここで待つと言う。
寒いからと言うが平気だと言うナルシアに、なるべくすぐ帰るよとピエトロは言った。白い息を吐いて待つナルシア。
水の流れる遺跡のようなダンジョンを抜け、奥で知恵の王冠を手に入れるピエトロ。王冠が光を放った。
気付くと闇の中にいたピエトロ。目の前に白いヒゲの魔法使いパスカルが現れる。
若き師子王ピエトロに予言を伝えると言うパスカル、それは全世界を暗雲に包む大いなる災い。
見た目に惑わされてはいけない、美しくも醜き心を持つ者、神の名の元に海を引き裂かん。
声に騙されてはいけない、優しくも邪悪な心を持つ者、古の名の元、大地を焼き尽くさん。
邪悪なる渦に、小さな光る灯が打ち勝つかどうかはお前しだい。パスカルはピエトロの周りを何度もワープしながら語る。
最後に尋ねる、お主にとって「本当の王の宝」とはなんだ? 悩むピエトロ。
今はまだわからずともいい、自分で見つけ出すのだ、いずれまた会おうとパスカルは消えた。
雪の降る中、待っていたナルシア。遅くなってごめんと言うピエトロ。二人は魔女の家に戻る。
ギルダが家の外で待っていた。ピエトロが戻ると、部屋の片づけをギルダにさせられていたドンとゴンが嘆いている。
よほどこき使われたらしい。ナルシアと別れ、ピエトロと兵士は城へと戻った。
パウロ国王とサニア王妃に知恵の王冠を見せ、王位継承の儀を果たしたピエトロ。
夜にベッドの中で悩むピエトロ。父のように立派な王になれるのか? 本当の王の宝とは何か?と寝付けない。
大いなる災いとは何か? だがきっと大丈夫、自分は一人じゃないからとピエトロは考えた。
どこかで女性が姑息な真似をと苛立つ。そして笑う、あの男が目をつけた者の実力を試してやると言った。
199 :ポポロクロイス ピエトロ王子の冒険2016/11/03(木) 01:29:06.70
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しばらくたったポポロクロイス城。サニア王妃のエレナ出産の日。
城内ではピエトロの前で、落ち着かないパウロ国王が部屋の中を独り言をしながらうろうろしていた。
落ち着きましょうと提案するピエトロだが、わしは落ち着いとると自覚していない。
そのままピエトロに次期国王としての心構えを語りだすパウロ。
その話の途中、パウロがかつて獅子王と呼ばれていた事を話すと、ピエトロは食い付き、昔の父の話を聞きたいと言った。
するとパウロはなぜか焦りだす、間を置いた後、ピエトロが生まれた時の事を口にする。
その時、赤ん坊の泣き声が隣の部屋から聞こえた。パウロとピエトロが王の部屋に行く。
サニアがベッドの上で赤ん坊を抱いていた。ピエトロの妹に当たる赤ん坊。
するとまだ名前は決めていないとサニアとパウロが言う。どんな名前がいいかとピエトロに聞いてくる。ここで選択肢。
「怪傑ピエレッタ」「ぷにぷにぽよよん」「エレナ」。前者二つの選択をすると真面目に答えなさいとパウロに叱られる。
エレナと言うと、いい名前だと受け入れられ、そのままエレナと命名された。
パウロはエレナを抱える。かわいい赤ん坊も生まれ、ピエトロもしっかりしてきた。もう自分も引退の時かと口にする。
「そうかえ?」その時、パウロの耳にだけ、女性の声が聞こえた。慌てるパウロ。不思議がるピエトロとサニア。
「お前のかつての力と名声、再び手にしたいとは思わぬのか? …勇者獅子王」
暗闇の中にエレナを抱えて、パウロは飲み込まれる。
そして女性の声が語り続ける。若き頃の力を取り戻したいと思わないかとパウロに問いかける。
愛する者と国がある、過去にしがみつく気はないとパウロは否定する。
しかし女性の声は続く。本当は腕が疼くのではないか? 剣をふるいピエトロの実力を自らの手で測りたくはないか?
そういう気持ちはなくもないとパウロ。だがわしは国を守る国王だとまた否定する。
若いころには戻れない、時の流れには誰も逆らえぬ、神々とで抗えぬ。
女性の声が簡単には手に入らないかと笑う。すると黒い電撃がパウロを覆い苦しめる。
パウロは耐えられる、だが腕の中にいるエレナが泣き続ける。このままではエレナの命が危ない。
「…好きにしろ」パウロは女性の声を受け入れた。
最初からそうすればいいものをと、嘲笑う女性。
パウロの中に闇が入っていく。最後にパウロはつぶやく、「わしもピエトロも闇の力になど負けぬ」
薄暗くなった王の部屋。エレナを腕に動かないパウロ。ピエトロが「お父さん」と声をかけた。
サニアが何かに気づき、ピエトロに離れるように言った。突然、闇の球体にパウロが飲み込まれる。
そして現れたのは黒い全身甲冑を付けたパウロだった。
「…我が名は獅子王、闇の力を得てここに復活せり!」
「目を覚まして、パウロ!」サニアが立ち上がるが、出産直後で力が入らず倒れる。
獅子王はピエトロにエレナを投げ渡す、そして剣を抜きピエトロに我と戦えと命令した。
困惑するピエトロ。戦わぬのかと聞く獅子王に沈黙するピエトロ。
「つまらぬ、ならばあの方の命に従い切り捨てるのみ」そう言って剣を振り上げる。
だが直後、獅子王は苦しみだす。パウロとしての意思が行動を止めた。
闇の力に抗えなかった己の力不足が原因、ここにはおれぬと獅子王はパウロの口調で言う。
闇の獅子王はピエトロとサニアの名をつぶやいた後、姿を消した。
呆然とするピエトロ。サニアに歩み寄り、エレナを渡す。「お父さんは…」とピエトロは母に尋ねる。
エレナを抱いて立ち上がるサニア。父上は闇の意思を植えられてしまったとサニアは答えた。
獅子王に変化する前に邪悪な気配を感じた、あれは時間が経つにつれ体と心を乗っ取ってしまう。
僕が連れ戻してくると走り出そうとするピエトロ、それをサニアが止める。
これは国の一大事、城の者たちで決めなければならない、それまで部屋で待っていなさいとサニアが諫める。
「……はい」と答え歩いて部屋を出るピエトロ。「……だけど、ぼくは」しかしピエトロはすでに決心していた。
城の者たちは姫君の誕生に喜んでいて事態に気づいていない、だが一部の魔術師は邪悪な気配を感じていた。
城に住んでいたサボーは事情を聞き考える。光で守られているこの国でそこまで闇の力を行使できる者。
相手がわからない以上、城で待っていたほうがいいとサボーは答えた。
200 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/03(木) 01:36:10.79
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城を出たピエトロ、そこにナルシアが現れる。ギルダが不吉な気配を城に感じたと言い、様子を見に来た。
ピエトロは事情を話す。ピエトロは父のパウロを助けに行きたいが、当てが全くない。
ナルシアも手伝うと言い仲間になる。また兵士のドンとゴンも立ち聞きしており、ともに助けに行くと仲間になる。
城で騒ぎが起こる前にパウロ国王を連れ戻す隠密行動。そういうのに憧れていたとゴンは言った。
行く前にサニア王妃に会うと、止められないとわかり、気を付けるようにと言った。
町中の人々も王女の誕生に喜んでいる。ただ一部は闇の気配を感じ、目撃していた。
外に出てタキネン村へ行き、そしてその先のギルダの魔女の家へと向かう。
事情を察していたギルダ。よりにもよってパウロ国王が闇に囚われるとはとの言葉に俯くピエトロ。
ギルダは話す。パウロはかつて獅子王と呼ばれる名高き勇者だった、金色の鎧を身に着けた剣士だった。
ギルダもまた闇に囚われたパウロの気配を追っていた、しかし途中から気配がわからなくなってしまったという。
闇の力のせいでパウロの気配が薄まっているらしい。ギルダでは追うのは無理だと答えた。
だが東の山に住んでいるラダック仙人なら、わかるかもしれない。
しかし東の山は海の向こう、どうやって行くべきかと悩む一同。
その時、ナルシアがかつて乗り物を作ってくれたガミガミ魔王さんなら、また作っているかもと考える。
ギルダが言うには、あの髭ならゴドリフ鉱山の向こうに新しい変な城を作ったらしい。
ゴドリフ鉱山の先に行くとロボットの敵が現れるようになる。
そして先には機械とベニヤ板で組み立てられたハリボテの城、ガミガミ新魔王城が立っていた。
登ると警告音、そしてそこそこ大きなロボットのボス、デフコマンダーが落ちてくる。
それを見て恐怖したドンとゴンが逃げ出した。頭をかくピエトロ。
ピエトロとナルシアの二人でデフコマンダーを倒す。するとガミガミ魔王が落ちてくる。
人のマシーンをボコボコにしやがってと怒るガミガミ魔王。
ナルシアが挨拶すると、ピエトロを突き飛ばしナルシアの前に座り込み目をキラキラさせるガミガミ。
お願いがあるというと、とりあえず部屋にと呼ばれる。ピエトロもつ・い・で・に部屋に呼ぶ。
和室でちゃぶ台を囲み座る三人。ピエトロは事情を話す。
力を貸してほしいと頼むピエトロとナルシア。ラダック仙人のところに行って本当にわかるのかと聞くガミガミ魔王。
それはわからない、だけどその可能性がある限り諦められないとナルシアが答える。
可能性があるから発明できるとガミガミ魔王は言い、バカ王子に手を貸すと答えた。
ただし飛行メカはまだ未完成品で、爆発した以前の城にそのためのパーツがあるので取りに行くのに協力してもらうと言う。
ガミガミ魔王が仲間になった。ちなみにドンとゴンはゴドリフの村におり、この村の警護をしていると言い訳する。
城に向かう途中でギルダに会う。ギルダが言うには王家の血筋の者はある伝説の剣の封印を解く事ができるらしい。
ただそれだけの理由で体を乗っ取られるとは思えない。その剣には他に何かありそうだと言った。
森を抜け、山を登り、人の減ったガミガミシティを通り、かつてのガミガミ魔王城跡地につく。
階段を下りて、シャッターを開け、奥でパーツを発見する。
新魔王城に戻った三人。さっそくガミガミ魔王が飛行メカに取り付ける。
放電したり煙を吐いたり、ピエトロとナルシアを不安にさせる。黒焦げのガミガミ魔王がメカから出て、完成したと言った。
飛行メカ、ガミガミウイングコンパクトDXに乗り込む三人。そして東の山へと発進した。
雲の上を飛ぶ飛行メカ。コクピットでナルシアとガミガミは椅子に、ピエトロは座布団に正座していた。
以前のヨットの話になり、フライヤーヨットは白騎士が乗って行ったとピエトロが言う。懐かしいなとガミガミ。
機械の人工知能に対し、もっと速度を上げろと笑うガミガミ。直後、振動と警告音。
悪いが緊急着陸するとガミガミ魔王が言う。それって墜落じゃとピエトロがツッコむ。
しかしぎりぎり東の山にたどり着く事はできた。
201 : ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/03(木) 01:43:30.19 ID:ZvDQN0A40
村を抜けて山を進む。すると道の途中で鎧武者の男、鬼面童子と会った。
ラダック仙人に会いに行く途中だと言うとその理由を聞かれる、父親の場所を聞くためと答えるピエトロ。
ラダックは鬼面童子の師匠。旅は道づれ、共に会いに行こうと頼まれる、ピエトロはお礼を言い一緒に行く。
ピエトロから懐かしい気配がするという鬼面童子、ピエトロは自分達の自己紹介をする。
頭を下げあうナルシア、早く行こうぜと顔をそむけるガミガミ魔王。鬼面童子が仲間になった。
山を登り小屋に入ると弟子のジャンボがいた。奥にラダック仙人がおり、挨拶する。
弟子の鬼面童子も含めて懐かしい顔だと「うひゃひゃ」と笑うラダック仙人。ピエトロは会いに来た理由を話した。
考え悩むラダック。パウロはデュオンの意志を継ぐ光の勇者、それを闇に引き込むほどの存在。
心当たりがあるが、それはないと頭を振る。とにかく居場所を探ると集中するラダック。
力を込めているとうっかりおならをしてしまうラダック、すまんすまんと謝り再度探る。
…森…遺跡…剣、レムリア古代神殿の封印の剣がこんなところにあるとは!と驚くラダック。
相手の狙いはパウロに封印の剣を抜かせる事、これは国王のパウロにしかできない。
パウロは南のジャングルの遺跡にいる。鬼面童子にも三人に力を貸すようにと言い、心得ましたと鬼面童子。
ジャングルにラダックが魔法で転送する、その先は運次第。運とは必然的なもの、行動の一つ一つがその運を動かす。
父親を信じてやれとラダックはピエトロに言った、ピエトロ達四人はジャングルへとワープした。
ジャングルについたピエトロ達。奥に行くと、遺跡と思われる場所に剣が刺さっていた。
そしてそこに独特な口調の謎の小男がうろついている。
「はやく獅子王が来て、この剣を抜いてもらわないと、あの方にミーが怒られるのね」
獅子王と口にしたので、ピエトロが走り寄りお父さんの事を知っているのと聞く。
盗み聞きはよくないのね!と勝手に怒る小男。口笛を吹くと灰色の舌としっぽの長い犬のような魔物ザードが出現。
小男は逃げ、ピエトロ達はザードというモンスターと戦闘になる。(ポポロクロイス物語2のジャングルで戦うボス)
ザードを倒し、小男に迫る。しらないのね~ととぼけるため、鬼面童子が刀を抜いて脅迫。
追いつめられる小男、するとそこに獅子王が現れた。
ミーを助けるのね~という小男を無視し、あっさりと遺跡の剣を引き抜く。
「これで封印を解く鍵は手に入れた、あとは遺跡の浮上を待つのみ」
ピエトロは獅子王にお父さんと呼び駆け寄る。だが獅子王は容赦なくピエトロは切り捨てた。
転がり倒れるピエトロ、すぐに鬼面童子が獅子王に斬りかかるが、獅子王は攻撃をかわす。
小男が羽の生えたモンスターに変身。さっさと退散するのねと獅子王に言う。
「また会おう、竜の子よ」獅子王もまた闇に包まれ消える。
ピエトロは立ち上がり、おとうさんと叫んだ。
謎の場所。帽子の男が蛇のような女に、石板とともに海に沈んだコトリコ島が浮上したと報告した。
蛇の女は帽子の男に石板を手に入れるように命令。承知と言って男は去る。
封印の石板は全てわらわの道具じゃと、蛇の女は笑った。
荒れる海のどこかの孤島。大きな扉の前で、獅子王が剣を光らせる。
「我、人間族の王の血脈を継ぐ者! いにしえの盟約に基づき、王の剣をもって、扉の封印を、解き放たん!」
文字の浮かぶ剣、光を放つ扉に向かって剣を振り下ろす。
剣から放たれた光が扉に当たり、封印が解け扉が開いた。
202 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/03(木) 01:53:20.56
ID:ZvDQN0A40
城の王室、サニアに父を見失ったと報告し謝るピエトロ。赤ん坊を抱くサニアはそんなピエトロをねぎらった。
お父さんは大丈夫かなと言うピエトロに、サニアはパウロは大丈夫だと答える。
そして12年以上前、二人の馴れ初めを話した。
まだ若かったサニアは、外の世界を知りたくて竜の国をこっそりと抜け出していた。
ある日、竜退治を生業とする心無い戦士たちに襲われ、サニアは飛んで逃げた。
その時に呪いの剣を尻尾に刺される。剣は自分では抜く事ができず、さらに徐々に力を奪っていった。
フローネルの森の泉の側まで飛んで逃げた所で、サニアは動くことができなくなった。
そこにたまたま現れたのが若きパウロ。弱った竜のサニアを心配し、刺さった剣をゆっくりと抜いた。
抜いた後に笑顔を向けるパウロ。サニアは気恥ずかしくなり、お礼も言わずに飛んで逃げてしまった。
しばらくして、サニアがフローネルの森を訪ねると、泉の側で座るパウロを見つける。
その姿に胸が苦しくなったサニア。竜の姿では驚かせるだろうと人の姿になり、パウロの元に行った。
パウロは剣も心も強いとサニアは言う。決して闇の意志などには負けない。
だから子供であるピエトロも決して諦めないで、心強い仲間もいるのだからとサニアは続けた。
すでにポポロクロイスの町にも、パウロ国王が行方不明との話は伝わっていた。
城の門の前まで行くと、ガミガミと鬼面が待っていた。ナルシアがそこに走って現れる。
ギルダがパウロの居場所を見つけたのだという。ギルダの元に皆で向かう。
サボーがパーセラ沖の近くのコトリコ島が浮上したと告げる。王族の者だけがその封印を解けるらしい。
ギルダの家に行き、井戸を覗く。
井戸に映し出されたのはコトリコ島。バルバランという闇の眷属と光の者たちの戦いの影響で沈んだ島。
三千年前に沈んだレムリア大陸の一部。今は闇の気配が濃い場所となっている。
闇の中にいれば、さらにパウロを乗っ取った闇の意思が強くなる。
船に乗って行こうとピエトロ達。ギルダがナルシアを呼び止め黄金の鍵を渡した。
パーセラに行きポストフに会う。魔物が出るという話だが、父がいるとポストフに頼む。
魔物除けの札をはったり、嫌がる匂いの塗料を塗るのに一日かかるとポストフ。ピエトロ達は宿に泊まる。
暗闇のパーセラ。ベッドから起きたピエトロは港へと向かった。ピエトロがいない事に気づき、ナルシアも外に出る。
埠頭に腰かけ波の音のする海を眺めるピエトロ。それを見つけ、邪魔にならないようにと離れようとするナルシア。
ナルシアに気づいたピエトロは、俯きながら父の無事や助けられるかどうかをナルシアに尋ねる。
ピエトロなら大丈夫と言うナルシア。しばしの沈黙の後、ピエトロは突然泣き出した。
横に座りナルシアが慰める。お父さんと戦わなければならない、傷つけなければならないかもしれない。
もしお父さんが闇の意思に負けたら、倒さなければならない。それが嫌でたまらないとピエトロは言う。
だったら諦める?とナルシアが聞く。それだとお父さんを取り戻せないと立ち上がるピエトロ。
闇と戦っているのはピエトロだけじゃない、パウロ国王もだとナルシアは言った。
ナルシアも立ち上がり、ハンカチを取り出しピエトロの涙をぬぐう。
パウロ国王は心の強さで闇と戦っている。闇が闇を呼ぶのなら、心の光で追い払えばいい。
ピエトロとパウロ国王の心の強さが呼び合えば、闇の意思だって払える。
お父さんは強いとお母さんが言っていたとピエトロ。きっとピエトロだって同じだとナルシアも答える。
いつもナルシアには助けられてばかりだと、ありがとうとピエトロはお礼を言った。
向かい合い顔を赤くする二人。そのまま歩いて宿へと戻る。
突然、ギルダの幻影が二人の前に現れる。
フローネルの森に強い闇が現れ、その影響でモンスターが狂暴化していると告げた。
ギルダの力で抑えているのが手いっぱいだと、そして幻影が消えた。
驚き早く森に向かわないととピエトロは慌てる。しかし夜は魔物が強くなっているとナルシアが止める。
ギルダ姉さんのことは心配だが、それ以上に信頼している。信じる思いは人の助けになるのだとナルシア。
だからピエトロも、パウロ国王とギルダ姉さんを信じてとナルシアが言った。
203 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/03(木) 01:56:05.07
ID:ZvDQN0A40
朝、ポストフに告げて森へと向かうピエトロ達。ここから出現するモンスターが強化される。
タキネン村の人々も森の魔物が凶悪化したと困っている様子。
魔女の家に向かうがギルダはいない。森を探すと、王家の洞窟への道の前にギルダはいた。
ギルダに話を聞くと、洞窟に向かう結界が壊されたらしい。森に入り込んだ魔物の仕業のようだ。
パウロ国王を追いかけないとならない時期、だがピエトロはここで魔物をなんとかしないとお父さんに怒られると向かう。
並の魔物ではないから気を付けるようにと言うギルダ。向かうピエトロ達の背中を見て、成長したねとギルダは言った。
王家の洞窟、そこにマスクをかぶった巨体の怪人がいた。
片言で「メイレイだから…ここはトオさない」と立ちふさがる。
新参者が俺に立ちふさがるのは百万年早いとガミガミ。そのまま怪人ゴーグと戦闘になる。
勝てなイと倒れる怪人。そこに女性の声が聞こえる、今は下がるようにとゴーグに命令した。
「おまエたち…つぎに会っタとき…ゆるさなイ…ゼッタイ」。ゴーグは溶けるように消え去った。
一体、何のためにここにいたのか。ここには知恵の王冠、そしてパスカルという人がいたとピエトロは三人に言った。
とにかく母上に報告と、ピエトロ達は国にいったん戻る。
途中ギルダと話す。通せんぼしていたのは、ここに奴らにとって不都合な何かがあったのだろうと言った。
ポポロクロイス城。玉座のサニア王妃にピエトロは事情を話す。
フローネルの森はもう無事である、そしてこの後コトリコ島に行くとピエトロは報告する。
それを認め竜の剣を見せる様にとサニア。竜の剣を掲げると、サニアは自らの力を竜の剣に注いだ。
強化された竜の剣を手にし、行ってきますとピエトロはサニアに言った。
ここで王家の洞窟に行くかどうかで少し分岐する。
・王家の洞窟に行かない
パーセラへと行きポストフの船に乗るピエトロ達。ナルシアは用事があると去り、代わりにカイが走ってくる。
事情を知っているピエトロは頷くが、ガミガミはナルシアちゃんはどうしたと驚く。
ナルシアは海に出られないのでピンチヒッターと告げるカイ。それを聞いて号泣するガミガミ。
とにかくポストフが操る小舟に乗り、コトリコ島へと向かった。
コトリコ島に着いたピエトロ達。ポストフが言うには魔物が多くて、ここでは待てないと言う。
明日、迎えに来るというポストフ。それまでに父親を救うとピエトロ達はうなずいた。
・王家の洞窟に行く
モンスターを倒して奥まで行くピエトロ達。奥に行くと魔法使いパスカルが待っていた。
そしてパスカルは魔方陣を起動させる。この魔方陣はコトリコ島へとつながっており、ワープできる。
ピエトロはパスカルに尋ねる。なぜピエトロの前に現れたのか、なぜ手を貸してくれるのか。
パスカルは「……を託したい」と言った後に消え去った。魔方陣に入ると、コトリコ島の入り口にワープする。
正直、ナルシアがカイになるかどうかの違いだけです。
204 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/03(木) 01:57:55.85
ID:ZvDQN0A40
コトリコ島の半分崩れた宮殿。モンスターたちを倒しながらピエトロ達は奥に向かう。
奥の円になった場所に闇の獅子王がいた。ピエトロが近寄ると突き飛ばされ、ピエトロは転がり倒れる。
自ら命を差し出しに来たのかと言う闇の獅子王。お父さんを探しに来たとピエトロは答えた。
お前の父の姿はまやかしに過ぎないと獅子王、闇の力を得た我こそが真の王だと告げる。
ピエトロは立ち上がり、僕のお父さんは優しく温かく、闇に負けたりしないと言い返す。
くどいと我こそ真の姿だという獅子王に、違うとピエトロは首を振る。
竜の子と戦うことを望んだからこそ、我はここにいると獅子王は言った。
「おとう…さん…」言葉をなくし俯くピエトロ。だがすぐに顔を上げる。
「父上、僕は、あなたから闇を払う! そして…、一緒にポポロクロイスに戻るんだ!」
「では来るがよい竜の子よ」剣を抜くボス闇の獅子王。音楽はポポローグのラスボス。獅子王はピエトロと同じ技を使う。
倒すと獅子王が膝をつく。息を切らして元に戻ってとピエトロは言う。だが獅子王は元には戻らず、再び剣を構える。
お母さんもエレナも国のみんなも帰りを待っているとピエトロは言う。国に戻った暁には剣の糧にすると獅子王は言う。
そんな気持ちに負けちゃだめだとピエトロが言う、だが獅子王は剣を振り上げ技を繰り出そうとする。
「お父さん!」その時ピエトロが竜の姿を一瞬見せ、光を放った。
その光が獅子王に直撃、悲鳴を上げる獅子王。光が収まったとき、パウロ国王が元に戻っていた。走り寄るピエトロ。
別の部屋で魔法の球体からその様子を見ていた、半分蛇の女。
「つまらぬ、人間のような卑小な存在を使ったのが間違いだったか」と映像を消す。
四人の配下が跪く。邪魔な人間ならば消しましょうかと伺う配下、だがあの程度どうでもいいと気にもしない。
コトリコ島そして他二人の王から三つの石板を奪えと配下達に命令する。配下は意のままにと姿を消す。
蛇の女は石板を手に、四つの石板をそろえあの男に復讐してやるとつぶやいた。
蛇の女、女神マイラ。なぜマイラは石板を求めるのか?とナレーションが言った。
闇の獅子王編 終わり
205 :ゲーム好き名無しさん2016/11/03(木) 01:59:35.13 ID:ZvDQN0A40
投下終了
マイラ編もそのうち書きます
237 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:33:37.68
ID:rtFuqxi+0
>>204の続き
●マイラ編
(工事現場に竜が出たシーン、ピエトロが馬に乗っているシーンなどはカット)
ポポロクロイス城の会議、パーセラの工事現場に出た竜についてどうするかを話し合っている。
15歳になったピエトロが調査に行くと申し出て、兵士のドンとゴンを連れて向かう。
パーセラではマイラの配下のボクシーと、帽子の男ズールがマイラの命令のために話し合っていた。
パーセラについたピエトロ、工事現場に行くと白騎士が土に埋まっていた。
助け出そうとしたピエトロが転げ落ちた所、その悲鳴に反応して白騎士が飛び出る。
こうして白騎士が仲間になる。そこに奥から竜の雄たけびが聞こえ、ドンとゴンが逃げる。
ピエトロと白騎士が二人で奥に向かうと、ナグロの恰好をしたボクシーが竜に咥えられていた。
なんとか説得しようとするピエトロ。だがボクシーは毒針を使用、竜は狂暴になる。
雄たけびを続ける竜を仕方なく倒すピエトロ、すると手に持っていた竜の剣が折れる。
(竜が死に、卵を発見、竜の剣が折れるムービーが挿入されている。)
奥で7つの卵を発見し、なんという事をしてしまったんだと後悔するピエトロ。卵の一つが孵化する。
その裏で竜の肉体から魂が飛びでて、それを見ていたボクシーがほくそ笑んでいた。
(城に戻り、サニアから大地の竜を殺してしまったために、徐々に大地は荒れてしまう事を伝えられる)
(そしてピエトロは竜の国に行き、老竜神に許しを請わなければならない。)
(竜の子ガボが白騎士になつく、ナルシアとの出会い、ギルダに竜の卵を預ける、浮遊岩ウラノスの下に行くシーンカット)
すでにウラノスの大岩に乗って移動する場面。ナルシアやガボもすでに仲間になっていて、プレイヤーを驚かせる。
今まであった事を話しつつ、ウラノスが竜の国がある大陸にたどり着く。
雑魚を倒しながら進み、風車の村マンセルを越え、洞窟を進む。
そこには竜のギルバートがボクシーによって鎖につながれ、お湯に無理やりつけられていた。
ボクシーは竜の国に行くため、竜の魂を追って来たが見失った。ギルバートに竜の国の場所を吐かせようとしている。
助けに入るピエトロ、ここでボクシーが自分が大地の竜をピエトロに殺させた事を教える。(PSだと倒した後すぐに言う)
風呂上がりのボクシーを倒すと逃げていく、ギルバートを助け出し事情を伝える。
老竜神に怒られると言うギルバートに、そのために行くとピエトロ。ギルバートはピエトロ達を背中に竜の国に飛んだ。
竜が何体もいる岩でできた塔、竜の国。竜は哲学的なことをしゃべる。
奥に行くと老体の竜の老竜神がいた。ピエトロは謝罪し、大地が腐るのを止めてほしいと頼む。
命には命をもって償えと言う老竜神に、ピエトロは承諾する。ナルシアと白騎士がかばい、代わりに自分の命をと言った。
そこに大地の竜の魂が現れ、ピエトロは騙されただけだから許してほしいと老竜神に言った。
本人が許すと言った以上は罰を与える事はできないと老竜神。大地は次の竜の子が支えると言う。
老竜神はサニアの父であり、ピエトロの祖父だった。竜の剣を直してもらい、力を引き出すためには竜の玉が必要と答えた。
それから幾日が過ぎたある日、ピエトロとナルシアが城下町を歩いているとズールがサーカスを行うと告知していた。
(ピエトロがナルシアを誘う、サニアからペンダントを貰うイベントカット)
チケットをもらうピエトロは、さっそくナルシアとともに向かう。サーカステントの周りでは色々な芸をしている。
デートをした後、テントの中へ。たくさんの人々の前でサーカスが行われる。
黒ライオンの日の輪くぐり、動こうとしないライオンだが、魔物の子供を人質に取られしぶしぶ火の輪を潜っていた。
そうとも知らずに興奮するピエトロ、ナルシアは何かを感じていた。
サーカスも終わり夜、二人きりになるピエトロとナルシア。デートは楽しかったと二人は言う。
もう遅いから帰ろうとするナルシアに、ピエトロがペンダントをプレゼント、お礼を言いナルシアはピエトロの頬にキス。
顔を赤くしたまま、ホウキに乗って飛んで帰るナルシア。残されたピエトロもまた、顔を真っ赤にした。
その夜、妹のエレナが皆と離れる怖い夢を見たとピエトロの下に来る。一緒に眠るピエトロ。
真夜中、町中の子供たちがふらふらとサーカステントへと向かう。エレナもまた起き上がり、テントへと向かった。
238 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:36:33.73
ID:rtFuqxi+0
朝起きるとエレナがいない。玉座の間に向かうと町の人達が子供がいなくなったと詰め掛けていた。
またサーカス団も一夜にしていなくなっていた。エレナも攫われたと、ピエトロは探しに向かう。
そこにナルシアとギルダが飛んでくる。ナルシアがエレナがいつも持っていたぬいぐるみをパーセラ近くで拾ったと言う。
事情を話すピエトロ。時間がないとそのまま走ってピエトロはパーセラに向かう。
追いかけようとするが、ギルダに呼び止められるナルシア。なんとか説得しようとするナルシアに、黄金の鍵を渡した。
海に触れると泡になる事を忘れないようにと忠告され、お礼を言ってピエトロに同行するナルシア。
パーセラでも子供が攫われ、さらに船が盗まれ残った船も壊されて追いかけられない状態。
ロマーナでは姫様が攫われたとの話を聞ける、ピエトロ達はロマーナへと向かう。
ロマーナ方面に向かう途中に鬼面童子と出会い仲間になる。(PS版ではここは初対面。)
事情を話すと、海岸通りを行く間は同行すると仲間になる。海岸を行くため、ナルシアはカイに変身する。
ロマーナに行くと犬がおりピエトロ達によりそってくる、鬼面童子が犬が怖いために仲間から外れた。
ロマーナの城は大きなお城。娘のジルバが攫われたと、ワルツ国王が頭を抱えていた。
いくつもの武勇伝を持つ、あの英雄が我が国に何ようだと聞いてきて、子供たちが攫われた事を伝える。
実はこの国のポレポレ村の側に鋼鉄魔王という者が城を作り、村人やジルバを城にさらったと言う。
兵士を何度も差し向けたが、追い払われているとのこと。心配しすぎてジルバの名前を叫ぶ国王。
子供たちもそこにいるかもとピエトロは向かう事にした、国王もまたピエトロに頼んだ。
楽器の村ポレポレ村に行くと村長にも頼まれる。田んぼのあぜ道を通ると鋼鉄魔王シティについた。
ぴかぴか光る派手な街並みたくさんのロボット、モニュメントにはガミガミ魔王の顔。
村の人々は音楽を鳴らすために連れてこられたらしい。町には相変わらずシアターなどがある。
機械の敵ばかりの工場のような鋼鉄魔王城を登るピエトロとカイ。ナルシアの恰好をさせられていたジルバ姫がいた。
野菜を食べさせようとするお手伝いロボを破壊していたお転婆のジルバ、ピエトロが話しかける。
そこに侵入者警報が鳴り、家具がすべて地面に収納され、ボス:トリオロボ三体との戦いになる。
ジルバを下がらせ、ピエトロとカイで倒す。するとジルバ姫がピエトロに惚れる。
ピエトロを素敵と言い、自己紹介してジルバと呼んでほしいと言う。カイに対しては無関心。
ここに連れてこられ、ナルシアの顔が似ていると服を着せて、ナルシア役をやらされていた。
鋼鉄魔王を蹴っ飛ばさないと気が済まないと怒るジルバが、ピエトロ達の仲間になった。
そして登っていくと、巨大な人型ロボが待ち受ける。どこかで聞いた声の鋼鉄魔王が中に入っていた。
ジルバがピエトロに抱き着いたりして、お前ばっかりモテやがってと怒り戦闘。人型ロボの頭だけが落ちてくる。
ボス:鋼鉄魔王。ジルバも蹴り技を放ち三人で倒す。鋼鉄魔王から出てきたのはガミガミ魔王だった。
切り札の自爆スイッチを取り出すガミガミ魔王。カイが変身を解いてナルシアに戻り、押さないでと頼む。
驚いたガミガミ魔王は後ずさり、間違ってスイッチを押す。そして逃げるガミガミ。
ピエトロ達も以前と同じく、和室からダストシュートに飛び込む。ジルバが悲鳴を上げながら、落下。
爆発する魔王城。脱出ポッドに乗り飛んでいくガミガミ。ごみの中に落ちたピエトロ達。
ロマーナへと戻ったピエトロ達。ワルツ国王が抱きしめようとするのを避けて、お風呂に向かうジルバ。
ロマーナ国の寝室。結局、ここにはポポロクロイスの子供達はいなかった。エレナの事を考え落ち込むピエトロ。
そんなピエトロを元気付け、ベッドの横に座るナルシア。いい雰囲気になる二人。
そこに兵士のドンとゴンが駆け足で現れる、慌ててピエトロとナルシアが離れる。
ドンとゴンが言うにはギルダがついに魔法の井戸で子供達を見つけたと言う。その場所はコトリコ島だった。
たまたま竜の国から魔女の家に来ていた白騎士が、ギルバートに乗って向かったようだ。
パーセラの船は壊されている。そのままドンとゴンとともに寝室に泊まる。
239 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:38:31.67
ID:rtFuqxi+0
次の朝、ワルツ国王に船を貸してほしいと頼むピエトロ。恩人であるピエトロの頼みと快く引き受ける。
早く子供たちを助けに行きたいので、挨拶はまた後日改めてと立ち去ろうとするピエトロ。
そこにジルバが駆け寄ってくる。事情を話し、またここに来ると言うピエトロに自分も行くと言い出す。
慌てて止めるワルツ国王、ジルバが可愛くお願いし、ピエトロが守ってくれると言い訳。
さらに行かせてくれないなら二度と一緒にダンスを踊らないと言うと、ワルツ国王は折れた。ジルバが仲間になった。
港に行きマカレーナ号に乗る。その前にナルシアがカイに変身してくる。ジルバが疑問に思うが、長くなるならいいと言う。
海の上を三人を乗せて進む船。漂流したガミガミ魔王が助けてくれと呼ぶが、気のせいだとジルバ。
しかし壊れた脱出ポッドが船にぶつかる。浸水し始めるポッド。ピエトロが縄梯子を下す。
仕方ねえ、助けられてやるよと笑うガミガミ。そんなこと言うなら助けてあげないと縄梯子を片付けるジルバ。
嘘です助けてくださいーと慌てるガミガミ。船に乗り息も絶え絶えなガミガミ。
ナルシアとは全然性格の違うカイにガミガミは困惑する。そして事情を聴くとナルシアの為に手伝ってやると言った。
コトリコ島でマイラ配下の四人が集まり話している。ズールが連れてきたゴブリン達により、石板を発掘させているようだ。
誰が一番の手柄かを言い合う。島を見つけ発掘中のガープ、ゴブリンを集めたズール、大地の竜を倒させたボクシー。
ゴーグは自分だけ何もやってないと頭を抱えて嘆く。
コトリコ島についたピエトロ達四人。遺跡をモンスターを倒しながら進む。はしごが掛かり以前きた時より奥に行ける。
奥に行くと小さな魔物のゴブリン達が、発掘作業をさせられていた。ゴブゴブ言うだけで言葉がわからない。
そこにピエトロに一体のゴブリンが泣きついてくる。しかしゴブゴブ言うばかりで、言葉が通じない。
この先に用事があるので進むピエトロ一行、すがりつくゴブリン。邪魔よとジルバが蹴とばす。
さすがにかわいそうだとピエトロ。今は急ぐので、あとでまた来るから待っててとゴブリンに言った。ゴブリンも頷く。
先に進むと檻の中に黒ライオンと白いゴブリン、そしてその向こう側にはズールと子供がいた。
ズールは魔法をかけて子供をゴブリンに変えていた。ピエトロ達が走り寄り、ズールを詰問する。
見てしまったのですねとズールが変身、怪物の姿に変わった。ボス:ズール戦。
倒すと竜の玉を所持していたらしく、竜の剣に変化する。
檻に行くとライオンがおらず、女性がいたので鍵をあける。彼女はレオナ、ズールに魔法でライオンに変えられていた。
さらに白いゴブリンは白騎士だった。子供達を助けに来たのに逆にやられてゴブリンに変えられていた。
格好悪いと恥じる白騎士だったが、レオナはそんなことはなかったと言い、なぜか顔を赤らめる。白騎士も顔を赤らめる。
さらにそこににいさまーっ!とピエトロの妹のエレナが走ってきて抱き着いてくる。
さっきのゴブリンはエレナだった、兄さま大好きと抱き着くエレナに、やばいと声をかけるジルバ。
このおばさん嫌いと言われジルバは石になる。大笑いするガミガミをジルバは蹴り飛ばした。
ゴブリン達は子供の姿に戻った、レオナが救出を手伝うと言い、エレナに案内を頼む。
ピエトロ達はズールが何をしていたのか探るために奥に向かう、レオナが言うには石板を探していたようだ。
気絶したガミガミを置いて、ピエトロ、カイ、ジルバ、白騎士の四人で奥に向かう。
(ここのムービーも色々、変わっている。PSだとユリウスはでず、マイラはピエトロに呪いをかけて去る。)
奥に行くと石板があった。手に取った瞬間、吹き飛ばされるピエトロ。三人はピエトロの側に行く。
起き上がったピエトロ、目に入ったのは石板を手にした蛇の女、女神マイラだった。
マイラはピエトロに指先を向ける。カイはナルシアの姿になりピエトロを魔法で守ろうとする。
しかしあっさりと弾き飛ばされ、ピエトロに魔法が直撃する。魔法を放ち続けるマイラに白騎士が斬りかかろうとした。
その時、あたりに光が放たれる。四人を光で包む、それは大神ユリウスだった。
ユリウスは四人をワープさせる。「わらわに屈辱を与えたうえに、さらに邪魔をするというのか」と憤るマイラ。
240 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:40:03.13
ID:rtFuqxi+0
(PSだと目を覚まさないピエトロの為にナルシア達がジャングル、ハタハタ村のラダックの下に行き、神の国へ行く)
ナルシア、白騎士、ジルバが気が付くと雲の上。またピエトロがいない。ここは神々の国だと近くの人が教えてくれた。
ナルシア達はユリウスに呼ばれたようだ。ピエトロを探しに、神の神殿を見ていく。
勝利の神、勇気の神、愛の神、知恵の神、幸運の神、貧乏の神。
PSだとバトルやクイズ、反射神経やだるまさんが転んだなどをするが、このゲームだとせずアドバイスだけする。
ユリウス様が呼んでいるものに試練は与えられないとのこと。代わりに最強クラスの武具が置いてある。
美の女神マイラの神殿は黒い雲に覆われ、壊れている。そして最後にいたユリウスは石造と化していた。
そこに気絶したピエトロがゆっくりと降りてきた。ピエトロにはマイラの呪いがかけられていた。
そしてユリウスは過去の話をする。
マイラが美におごり、他の美を脅かす者たちに呪いをかけていった。
ユリウスはそれを許せず、罰としてマイラを心の姿の醜い姿にして天界から追放した。
そして娘を許さなかった自分自身にも、罰として石に変えた。マイラが心を改めない限り戻ることはない。
マイラはバルバランを復活させようとしている。バルバランとは闇の意思、万物を食らいつくさんとするだけの存在。
三千年前、神族、妖精族、竜族、人間族が力を合わせて戦い、島ごと封印した。四つの石板によって封印されている。
封印の石板はそれぞれの部族が持っていた。マイラは追放の時、神の石板を盗んでいったのだ。
マイラの野望を倒すために、ユリウスはかつてピエトロの前に現れそれを頼んだ。しかし。
そんなことより偉い神様ならピエトロを助けなさいよとジルバが言い、ナルシアも頼む。
ユリウスは一枚の葉を渡した。それと「マイラが失った心」があればピエトロを助けられる。
心とはと尋ねるナルシアに、それは自分で見つけろ、お前ならすぐに見つかるだろうと、ポポロクロイスにワープさせた。
ポポロクロイス城の門前。兵士ドンがコトリコ島に行ったまま、行方不明のピエトロ達を心配していた。
その後ろにワープしたナルシア達。
兵士ドンはジルバ姫の事を思い出す、オテンバだったなとつぶやく。その言葉を聞いて、ジルバは蹴り飛ばした。
白騎士がピエトロを寝室に運ぶ。サニア王妃、エレナ、レオナが待っていた。泣きつくエレナ。
ナルシアがピエトロの頭にユリウスの葉を乗せる。だが、ピエトロは目を覚まさない。
泣きわめくエレナ。お礼を言うサニア王妃。ナルシアがピエトロの頬に触れ、マイラの失った心がわからないと語る。
また一緒に起きてと泣きながら抱き着き、懇願するナルシア。すると葉が光り、ピエトロがうめいた。
そして起き上がるピエトロ。皆に囲まれている理由がわからないピエトロは、困惑しながらもおはようと言った。
笑顔でおはようと言うナルシア、途端ジルバがピエトロに抱き着く。それに嫉妬し剥がそうとするエレナ。
その様子をなぜか寂しそうにナルシアが見ていた。
歩けるようになったピエトロ、抱き着き歩く手伝いをするジルバ、怒ってついてくるエレナ。
玉座に行くとパウロ国王がワルツ国王から親書が届き、ジルバの滞在を許可したらしい。
さっそくピエトロにポポロクロイスの案内をジルバは頼み、連れていく。エレナも着いていく。
町の酒場では久方ぶりに人間に戻ったレオナが、昼間から酒を飲んでいて酔っぱらっていた。
白騎士が相手になり、諫めているが聞かない。水を飲もうとしてうっかり酒を飲み、一口で倒れる白騎士。
隣の男がレオナにちょっかい出そうとする、弓に触れようとしたので振り払った。
そんなおんぼろ弓と文句を言う男、なら試してみるかとレオナは挑発に乗る。白騎士も起きる。
野次馬の前で町の外でリンゴを頭の上に乗せて、それを射ると言う。酒をたくさん飲んでたレオナ、白騎士は当然と乗せた。
レオナはジャンプして回転しながら連続で矢を放つ、リンゴに何本もの矢が当たり粉砕した。
それを見ていてすごいと言いながら、ピエトロに抱き着くジルバ。
そのピエトロとジルバの様子を見たナルシアは、ホウキで飛んで逃げた。
241 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:41:50.58
ID:rtFuqxi+0
エレナが最近ナルシアを見ていないと言うので、ナルシアに会いに行くことにする。嫉妬するジルバ。
白騎士とレオナとも会う、二人の関係に茶々を入れるジルバ。白騎士とレオナは顔を真っ赤にする。
五人でナルシアの下に行こうとすると、大臣が来て勉強の時間だと、嫌がるエレナを引きずって行った。
ちなみにレオナは動物の言葉がわかる。
ナルシアに会いに魔女の家へと向かうピエトロ、ジルバ、白騎士、レオナ。
しかしナルシアはパーセラ方面へと歩いていて、すれ違いになっていた。
人間と魔女は一緒になれないとギルダに言われたナルシア。(しかし、その語りのシーンがカットされている)
ピエトロを思い悩むナルシア、怪しい老婆が現れた。ナルシアは知らないがマイラの配下である。
老婆はナルシアの悩みを看破していく。ピエトロに恋しているが、魔女は人間と一緒にいれない。
だが北東の森にいる妖精の城の妖精王ならば、人間にする転生の儀式を行える。
人間には門を開けないが、魔女ならば開けてくれるだろうと言った。老婆が案内してくれると言う。
話に乗ったナルシア、ギルダに相談しに行こうとしたが、はやくしないと好きな男を取られるよと急かす。
急いでいるようで、そのまま一人で行こうとする老婆。仕方なくギルダに言わずに、ナルシアは妖精王の城に向かった。
魔女の家に行く。子竜たちにエサをやっていたギルダ。ピエトロがナルシアの事を聞く。
ナルシアはピエトロに会いに行ったはずだとギルダ。居場所を魔法の井戸で探る。
すると謎の老婆と一緒にパーセラにいた。そしてナルシアは海に近づき、悩んだ末に黄金のカギを海に投げ捨てた。
そして海に近づく。慌てるピエトロ達だが、ナルシアはため息をついた後に海を離れていった。
安堵するピエトロ達、しかしなぜこんなことをと悩む一同。家出ではないかと白騎士は言う。
この頃、色々と悩んでいたナルシア。連れ戻してきますとピエトロは答える。白騎士、レオナもついていく。
しぶしぶ行くジルバ。ナルシアの悩みを解決できるのはピエトロだけさとギルダは言う。パーセラに向かう。
港町パーセラに行き人に話を聞くと、怪しい老婆と暗い顔をしたナルシアがロマーナに向かったと聞ける。
またロマーナとパーセラの間に鉄道が開通し、海岸を渡らなくても50Gですぐに行ける。(乗っているシーンはカット)
ロマーナ、そこで北の山道にナルシアそっくりの娘と老婆が向かったと話を聞ける。ピエトロ達も向かう。
(途中の雪山に黄金の村ピピカがあり、温泉イベント。これは領主クスカの幻で倒すと雪山に戻るイベントが丸々カット)
ボクシーがピエトロ達を倒す為に罠(クスカの事だと思われる)を張ろうとしたが、すでにピエトロ達は雪山を越えていた。
雪山を下った所、レオナが先に進むのを渋る。麓にはレオナの父が一人で住んでいて、顔を会わせた。
一同を家に上げ、レオナを助けてもらった歓迎をするレオナの親父。酒を進めるが子供二人と酒で失敗した二人は断る。
会話からレオナが白騎士に気があるのを理解する親父。レオナが昔は泣き虫だった、オネショがなかなか治らなかったと。
怒ったレオナが走って家を出ていく、追いかける白騎士。
夜になった家の外、レオナにオネショの事は気にしなくていいと言い殴られる白騎士。
そしてレオナは家の前にいた家族のオオフクロウに腰かけ、昔の話をした。(これはPSでは第五章で訪れた時に見れる。)
母も動物と話せた事、そのせいで町を追い出されここに住み着いた事、母はすぐに死んだ事、動物に変えられた事。
その時の話をする。ズールとガープが現れ、動物をモンスターに変化させていた。レオナが止めるために攻撃する。
だがガープが動物を人質に取る。親父が現れガープに武器を突き付け形勢逆転。
仕方ないと言い動物を投げ飛ばすガープ。気を取られた瞬間、親父に攻撃、さらにレオナを黒ライオンに変化させた。
元に戻れてよかったとオオフクロウ。そしてナルシアを連れていった老婆はガープだったと言う。
向かった先は妖精の森、妖精以外には通り抜けできず、人間は迷うだけ。
ナルシア殿は魔女だから行けたのでござるなと白騎士が言うが、オオフクロウは違うと言い言葉を濁した。
助けに行くのかと聞くオオフクロウに、仲間だからなとレオナが答える。人間の友達もできたんだなとオオフクロウは言う。
そして明日は妖精の森を自分が案内すると告げる。ガープには気をつけろと用心した。
明日の朝、レオナの親父に別れを告げ進む一行。別れ際に親父がレオナに自分の弓を投げ渡した。
別れの挨拶とお礼にキスでもできないのかと言う親父に、レオナは近づき殴り飛ばした。
242 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:43:32.02
ID:rtFuqxi+0
迷いの森の前にいたオオフクロウ、人語を使い知らなかったピエトロとジルバは驚く。
(PSでは分かれ道の際にオオフクロウがいる道を進むのだが、PSPでは妖精の森自体スキップで到着)
オオフクロウについていくと、人語を喋る大きな木のロシモフがいた。ピエトロは女の子が来ていないか尋ねる。
とんがり帽子の女の子なら、この先の妖精王の城に行ったと教えてもらえる。
追いかけようとするが、ロシモフが言うには、妖精王の城は妖精にしか行けず、入れないと言う。
オオフクロウが連れて行ってほしいと頼む、理由を聞かれ、私を黒ライオンに変えた奴が一緒にいるのだとレオナが答えた。
妖精王が危ないかもしれないという、それなら乗せて行こうとロシモフ。どうやってと疑うジルバ。
とりあえず信じてみようと白騎士。縄梯子が下りてきたので、四人は木の上に登る。
落ちないように気を付けてねとロシモフが言い、大きな木は森の中を歩き進んだ。
その頃、ナルシアは妖精の湖で、老婆に言われるがまま祈る。すると湖から妖精王の城が浮かび上がってきた。
驚くナルシア、光る橋が現れ、人間になるために会いに行こうと老婆は言う。花が咲き光る城内を進むナルシア。
妖精王の部屋の前、ピエトロの事を思い人間にとナルシアが呟く、途端にもうお前は用済みだと老婆が言った。
ナルシアをモンスターに変え、城に入るために利用しただけだと笑いふっ飛ばしす。
そして老婆ことガープはナルシアに変化して、妖精王の部屋に入った。
妖精王メディアはナルシアの到来を喜び、近くに来てと頼む。だが途中でナルシアではないことに気づく。
追いかけようとするナルシアだが、妖精王の部屋には結界が張られている。そしてガープは攻撃、メディアの悲鳴が上がる。
そして妖精王の城の結界が解けた。
妖精の湖についたピエトロ一行。橋ができており、妖精王の城に続いている。
突然、地鳴りが起こりたくさんのモンスターが妖精王の城に入り込んできた。追いかけ城に入るピエトロ達。
城はモンスターの侵攻によりボロボロとなり妖精の兵士も倒れている、ピエトロ達もモンスターに襲われる。
奥に行くとモンスターがおり、ジルバが蹴とばそうとする。元ナルシアはとっさによける。
逃げようとするモンスターを蹴るジルバ、その時モンスターからナルシアにピエトロがあげたペンダントが落ちる。
何かあったの?と聞くピエトロに、妖精王の部屋の前に行く元ナルシア。しかしそのまま気絶した。
とにかく部屋に入ってみると、そこには妖精王メディアが倒れていた。ナルシアとうめくメディア。
ナルシアについて聞くと、奥の石板が危ないとピエトロ達に告げて気を失った。
奥の部屋ではナルシアに化けたガープと、マイラがいた。ガープを誉め、あと石板は一つだと笑うマイラ。
駆け付けたピエトロ達、ガープが立ちふさがる。自分がかけた呪いが解けているマイラは驚く、ユリウスに聞いたと白騎士。
石板を返せと言うと、人間ふぜいが私に意見するなどと嘲笑う。そしてガープから石板を受け取り、立ち去った。
どうしてこんなことをとピエトロは聞く、すると人間族も妖精族もどうしてこう馬鹿なんだとナルシアの姿で笑った。
そして鳥のような姿へと変化するガープ。名前を憶えて死ねとガープ、妖精王にした事を許せないと怒るピエトロ。
ガープとの戦闘。ガープはこちらに変身して、こちらの技を使って攻撃する。倒すと竜の玉を入手し、竜の剣が強くなる。
地震が起きてメディアの所に行く。倒れたメディアはもうすぐここは崩れるので、ナルシアを連れて逃げるように言った。
この城とともにある限りメディアは死なない。なぜナルシアの事をとピエトロ、しかし察する。
いずれわかる時が来るとメディア。ピエトロ達は振り向きながらも、立ち去る。
人と竜の間の子、ナルシアを頼みますとメディアは呟く。
妖精族の王の部屋の前で、にナルシアが倒れていた。じゃあ、あのモンスターはとジルバはやばぁーとたじろぐ。
ピエトロがナルシアを担ぎ、妖精王の城を脱出。城は湖の中へと消えていった。
243 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:45:04.21
ID:rtFuqxi+0
湖の側で気絶したナルシアを介抱する。私は悪くないわよと言うジルバに、誰もせめてないと白騎士。
皆に嫌われたらとジルバは俯く、でも後で謝るようにと白騎士は言った。
ナルシアが目を覚ます。レオナは白騎士の肩をたたいて立ち去り、白騎士は嫌がるジルバを捕まえてその場を離れる。
ピエトロの腕の中で、謝るナルシア。どうかしていたと言い、ピエトロの事がと続ける。
何も言わなくていいとピエトロは慰める。逆に謝るピエトロ、黙ってどこかに行かないでと頼んだ。
ピエトロがそばにいるだけで良いとナルシアは言い、ピエトロはずっとそばにいるよと答えた。
魔女の家。ベッドに横になったナルシア。礼を言うギルダに、拙者達は仲間でござると白騎士は答えた。
向こうの部屋で話そうと離れる一同、離れようとするピエトロに言っちゃいやと寝言を言うナルシア。
僕はどこにも行かないとピエトロが答えると、安心したように寝息を立てる。
部屋でどうして妖精王の所に行ったのかを、ピエトロ達は話す。ガープに騙されたんでしょうとジルバ。
それだけで黄金の鍵まで捨てるのかとピエトロが悩むと、ナルシアは人間になりたかったんだろうとギルダが言った。
魔女の言い伝えで、魔女は人間と一緒になれないと言われている。種族の壁はそれだけ大きいのだとギルダが言う。
それは違うとピエトロ。それじゃあ人と竜の間の子である僕はなんなんだと反論する。黙るギルダ。
ナルシア殿の幸せは自分で決めるだろうと白騎士、そしてジルバも子供じゃないんだからと続けた。
妖精王は転生の儀式が行えるとギルダ。ピエトロは妖精王がナルシアを知っていたと、ナルシアを頼むと言われたと話す。
また黙るギルダに、もう隠し事はやめにしてほしい、どんなことがあってもナルシアは仲間でござると白騎士は頼む。
ギルダはため息し、ナルシアは妖精族だと答え過去話をする。16年前の嵐の日、妖精の赤ん坊が舞い降りギルダは育てた。
ハネハネショッカクと名付けると怒り、スーパーギルダと名付けると泣く、ナルシアと呼ぶと喜んだ。
妖精族は生涯ちいさい。だがどんどん大きくなるナルシア、これでは王族だとギルダはいぶかしむ。
ある日、頭から草が生えている、いずれ枯れると他の子にナルシアは虐められて泣いて帰ってくる。
自分にも生えていると作り物を帽子の下につけていたギルダは、魔女はそういうものだとだました。
ピエトロ王子と初めて旅をしてきたナルシア、頼りない男の子の王子だった、けどまた会えるといいなとギルダに微笑む。
そしてカットされていた魔女と人間は一緒になれない事を告げた日、ナルシアはショックを受けた。(いくつか回想カット)
過去の話を聞いたピエトロ、でもナルシアはナルシア、僕たちの仲間であることには変わらないとピエトロは答えた。
次にマイラの話を始める。マイラはすでに神族、コトリコ島の人間族、そして妖精族の3枚を手に入れている。
残るは竜族。ピエトロは竜の国に赴き、最後の石板を守る事にした。ギルダにナルシアの事を任せる。
ピエトロ達が立ち去った後、ギルダは一人つぶやく、もう子供じゃない、ナルシアの幸せをか、と溜め息した。
帰る途中、森の中でレオナの動物たちが現れる。親父が強力な弓を作ったと言う。
受け取りに一度もどり合流するとレオナは離れた。三人でとりあえず一度ポポロクロイス城に戻る。
城に行く途中の道、女性が話しかけてくる。お母さまぁー!?と驚くジルバ、そして言葉遣いが礼儀正しくなる。
ジルバの母でロマーナ国王妃ルンバ。ジルバがお世話になったと挨拶に来た。
ジルバの戦い方はすごかったと誉める白騎士に、静かにしていただけませんが白騎士様と焦るジルバ。
いつもと口調が違う、いつも通りオラァ白騎士という感じの方が良いと白騎士が言うと、ルンバが笑いだす。
震えあがるジルバ。ルンバはジルバを連れ戻しに来たのであった。
今までのお礼を言い、またロマーナに来てくださいとルンバは言う。ジルバも礼儀正しく頭を下げる。
白騎士にあとで覚えておきなさいと小声でジルバが言うと、二人は去って行った。
ポポロクロイス城へと戻ったピエトロ、玉座にいるパウロ国王とサニア王妃に今までの事情を話した。
そして最後の石板のある竜の国にこの事を伝え、防備の手伝いをするとピエトロは言った。
しかしサニアはそれを止める。竜の国には強力な竜たちがおり、さらに老竜神もかなりの強さ。石板を奪えるとは思えない。
とにかく今すぐ行くのではなく、今日は体を休めなさいとピエトロを諫めた。
大事の為の前の休息、ピエトロも承諾し、休むことにした。
244 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:46:39.01
ID:rtFuqxi+0
眠っているピエトロ。夢の中にパスカルが現れる。
神であったマイラ、堕落したマイラ。その違いは何かとピエトロに問いかける。
何のために戦うのか、何を支えに戦うのかと聞かれ、悩むピエトロ。
ところが突然パスカルは、ピエトロにすぐに目覚めろと言った。
驚いたピエトロは目を覚まし飛びのく、マイラの手を間一髪さけた。
よく避けたと誉めるマイラ、ピエトロは剣を抜き、なぜバルバランを復活させるのか聞く。
騒ぎを聞いてきたパウロを、マイラは一撃で跳ね飛ばす。怒ったピエトロはマイラに挑む。
たかが人間の分際で調子に乗るなと、マイラは指先から魔法を放ち、ピエトロは倒れる。
「わらわは美の女神、この世でもっとも美しい存在。そのわらわが醜い姿をさらしている! 許せるものかっ!」
マイラはバルバランの力を利用し、ユリウスを越え、最も強く美しい存在になり、ユリウスに目にものを見せると言う。
ふらふらと立ち上がるピエトロ。自分の親なのにと言うと、そんな関係とうに捨てたわとマイラ。
心まで醜くなったのか!とピエトロが言うと、マイラが怒り、ピエトロの首をつかみあげる。
騒ぎに気付いたサニアが現れる。かつて竜族の姫が人間に恋をし、竜王に勘当されたとマイラは言う。
ピエトロの命が惜しくば、体を渡せとマイラ。サニアは言うとおりにした。
サニアの体の中にマイラ自身が入り込んだ。
玉座の間。ケガをしたパウロが、杖を突いて城から出ようとする。それを兵士たちが説得して止めていた。
そこに訪れたピエトロ、そしてナルシアが現れる。
サニア王妃の体をマイラが乗っ取った。狙いは竜の国。
兵士たちに玉座に座らされたパウロ。観念したパウロはピエトロに告げる。
「竜の国に赴き、サニアを救い、マイラの企てを阻止せよ。世界を救え、お前ならできる! ピエトロ!!」
せき込んだ後、サニアを頼んだぞと力なく言うパウロに、わかりましたとピエトロは受諾。
ナルシア、白騎士と共に竜の国を目指す。
城から離れると、白騎士が口笛を吹いた。ギルバートが飛んでくる。飛び乗る三人。
竜の国、白騎士の下にガボが飛んでくる。言葉のわかる白騎士はガボに女性がこなかったか聞く。
すでに白いドレスを着た女性が、老竜神の下に行ったとガボが言う。大急ぎで追いかけるピエトロ達。
(PSでは老竜神とサニアの体を乗っ取ったマイラの戦いのムービーがあるが、PSPではカットされている)
(内容は、老竜神がサニアごと殺さんと攻撃。圧倒するが、娘は殺せず動きを止めてしまい、魔法の一撃を食らう)
石板を手に入れ、傷ついたサニアの体を捨てる。サニアが立ち去るマイラを攻撃し、止めようとするが、逆に魔法を受ける。
ここからPSPのムービー。高笑いをするマイラ。
走ってきたピエトロ達、だが時すでに遅く、老竜神とサニアが倒れていた。マイラは石板を手にし消え去った。
サニアを抱き寄せるピエトロ。サニアは微笑み、お母さんと叫ぶピエトロの前で、命を落とした。
俯き振るえるピエトロ。白騎士は近寄り、今はマイラを追わなくてはと言うが、それを「もう嫌だ!」と振り払った。
なんで自分がこんな目に合わなきゃならないんだと泣き、もう僕は嫌だと言い、戦うのを諦めるピエトロ。
滅ぼうがこんな世界知るもんかとピエトロが言うと、ナルシアが引っ叩いた。(PSでは白騎士が殴る)
サニアも世界を守りたかった、自分は皆がピエトロがいる世界が好きだとナルシア。
サニアもピエトロや皆がいるこの世界を守りたかったんだとナルシアが言うと、僕も同じ気持ちだとピエトロは立ち直った。
皆がいるからナルシアがいるから、世界を守りたいとピエトロは言う。
老竜神が起き上がる。マイラはバルバランの復活の為、コトリコ島の地下の遺跡に向かったと告げる。
行ってきますとピエトロは言う。立ち去った後、サニアは呟く「サニアよ、お前はこの世界を、いや、きっと」
急ぎギルバートに乗り込む三人とガボ、バルバラン復活を阻止するためコトリコ島に急ぐ。
以前、来た時より敵が強化されている。進んでいくと覆面の怪人ゴーグが待ち受けていた。
時間がないと力づくで通ろうとすると、力なら負けない、今度会ったら本気出すっていったと言い変身。
トカゲのような化け物となり戦闘。倒すとおで最後までマイラ様のと片言で言いながら、ゴーグは消滅した。
245 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:47:44.20
ID:rtFuqxi+0
以前、獅子王と戦った円の広場。そこにマイラが待ち受けていた。
マイラが石板を四つのくぼみにはめられていく。止めようとするピエトロだが、マイラの蛇に邪魔された。
バルバランの力を手に入れる、この日をずっと待っていたと笑い、そして封印が解けられる。
石板のはめられた四つの石柱が地下へと沈んでいく。世界が滅びるさまを見届けるがいいと、マイラは嘲笑い消える。
神殿が崩壊していく、逃げる一同。「ボクは絶対に諦めないぞ、マイラ!」ピエトロも逃げる。
神殿が隆起し、高い塔と化した。ギルバートに乗り、それを見るピエトロ達。
黒い触手が集まってできた竜のような化け物、バルバランが塔の地下から溢れ出す。
「させぬ」と大神ユリウス、そして妖精王メディア、老竜神の大きな魂がバルバランの前に立ちふさがる。
三者は手を掲げる、光がバルバランを包んだ。しかしバルバランは抑えきれず、ユリウスたちの方が押される。
「人の力が足りない」そして大きな風が放たれ、ギルバートを吹き飛ばし、ピエトロ達は海へと落下していった。
光に包まれたピエトロ達。気が付くと雲の上の神の神殿にいた。大神ユリウスが助けてくれたようだ。
会いに行く一同。ピエトロだけ、石のユリウスに驚く。
ユリウスは語る、バルバランの力は強大であり我々では抑えられない。
レムリア大陸の浮上が開始され、完全に浮上すれば、バルバランはその力を取り戻す。その前に封印できればあるいは。
先ほどの戦いが見える程に成長したなと言うユリウス。
ユリウスとメディア、老竜神の三者の戦い。しかしナルシアには老竜神が見えず、白騎士は三者とも見えなかった。
おぬしたちが鍵のようだとユリウス。まだいにしえの結界が発動している。
バルバランはマイラの肉体を用いて、動こうとしている。復活する前にマイラを滅ぼすしかない。
だがマイラは娘のはずだとピエトロが聞くが、大罪を犯す前に死なせてやってほしいとユリウスは頼む。
マイラはバルバランの力を手にし強大となった、一人では倒せない。世界を回り、仲間を集めろとユリウスが言う。
おぬしを思う仲間の心を忘れるな、その心を忘れた時マイラのようになると告げた。ピエトロ達はワープさせられた。
ワープ先はポポロクロイス城の玉座の間。パウロ国王、そしてラダック仙人がいた。
サニアがどうなったかと聞いてくるパウロ、ピエトロは答えられない。その事にパウロは察した。
力なく、ゆっくりと玉座に座り俯くパウロ。そして上を向きながら口を開く。
この世界が好きだ、国民に臣下、サニア、ピエトロ、エレナ、皆が幸せに暮らすことができる世界が大好きだと。
サニアもまた同じく、ピエトロはどうだと尋ねる。お前自身で決断しろとパウロは言う。
最初から心は決まっているとピエトロ、皆が愛したこの世界はマイラに渡せないと言う。
だが僕だけではバルバランに勝てない、力を貸してくれる仲間を探しに行くと答えた。
パウロは国王として命令する。世界を回り仲間を探せ、そしてレムリア大陸に赴きマイラを阻止しバルバランを封印せよ。
立ち去るピエトロ。パウロはすでにピエトロは自分を越えていると呟き、あの姿をお前にも見せたかったと俯いた。
笛を吹くことでギルバートを呼ぶことができ、街を移動できる。
ポポロクロイスも含めて、全ての町で人々が胸騒ぎにおびえ、家に隠れている。兵士が見回り、外にはほとんど人がいない。
246 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:48:45.62
ID:rtFuqxi+0
ロマーナ。ジルバが頭の上に本を乗せて歩く、ルンバの訓練を受けている。
力を貸してほしいとピエトロが頼みに行くが、ルンバが今の力では足手まといにしかならないと答えた。
そして次の訓練だと、人よりでかい本をジルバの頭の上に乗せる。お母さまのばかぁ~とジルバは逃げる。
浴室で見つけると一緒に逃げましょうと言う、だがすぐにルンバも現れ訓練に戻りましょうと告げる。
図書室で見つける、本を乗せているのでピエトロは最初わからない。早くあの魔王から逃げましょうと言う。
すでにルンバがおり誰が魔王ですかと言う。悲鳴を上げて後ずさるジルバ。いやーっ!とルンバを飛び越えて逃げるジルバ。
次は温室、天井に隠れて飛び降りてくる。ルンバが現れると高速で逃げ出すジルバ。
城の出入り口前まで来ていたジルバ。ここまでくればこっちのもの、愛の逃避行でレッツゴーとそのまま出口へ。
だがすでに外でルンバが待ち受けていた。いくら母様のいう事でも、ピエトロ達と一緒に行くとジルバは宣言する。
もういいでしょうと、頭の上の本を外しなさいとルンバが言う。気づかなかったといまさら言うジルバ。
重たい本をどける、ルンバがその場でジャンプしなさいと言うと、ジルバは城よりも高く飛び上がった。
重たい本を乗せて逃げ回る事で姿勢がよくなり、武闘が強くなったとルンバ。お母さまはそのためにとジルバは感動する。
お互い抱き合う母娘、最後に自分の品を渡すとルンバはジルバを連れていく。こうしてジルバが仲間になった。
北の山、レオナの家に行く。レオナが親父に弓の使い方を伝授されていた。
重たい張りの弓は引っ張ることで精いっぱいで、まっすぐ飛ばない。力で引こうとするなと親父が叱る。
何のために弓を引くのか、射る先が何なのか、一人で弓を引こうとするなと言った。
親父が去り、ピエトロ達が現れる。新たな弓を使えないレオナは落ち込む。
だがピエトロ達はレオナの力を必要としていた、今は引けないだけだと励ますピエトロ。
レオナは的に矢を撃ち続ける。夕方になり、夜になり、朝になり、そしてようやく的の中心を捕らえた。
その場で倒れるレオナ、後で必ず行くと言って眠る。レオナを親父が家に運んだ。
鋼鉄魔王城に行く。宿屋の地下を進むと、そこのデフロボが慌てていた。話を聞くとガミガミ魔王が行方不明らしい。
ガミガミ魔王はコトリコ島の遺跡に行ったまま行方不明になったナルシアを探しに、ガミガミウィングEXに乗って行った。
ギルバートに乗ってジャングルへ、そこにはガミガミ魔王が不時着し、魚を焼いて食っていた。
ピエトロ達が現れると驚く。大丈夫かどうか尋ねると、すぐにガミガミウィングを修理して向かうと言った。
しかしガミガミウィングはボロボロ、じゃあ大丈夫ですねとピエトロが去ろうとすると、助けられてやるよとガミガミ。
ギルバートに共に乗った一同、ガミガミは一度魔王城によって行くと言い、パラシュートで飛び降りた。
ギルバートで行ける場所???。行ってみるとうぐすい城下町という和風の場所。
うぐいす城の牢屋に行くと、鬼面童子が捕まっている。驚くピエトロ、話を聞く。
神龍と呼ばれるものが地を守っていた、しかし寿命で死にこの日の国に天変地異が起きた。
鬼面童子はここの殿様に命じられ新たな神龍を探す為に世界を回ったが、結局見つからなかった。
そのためにこの牢屋に入れられている。罪を犯したわけでもないのにとピエトロが言うが、鬼面童子は受け入れていた。
また自分は守れなかったのだからと、鬼面童子。今度はここに来た理由を聞かれるので、マイラなどの事情を話す。
世界に災厄が起きていると知り立ち上がるが、今は牢屋に入れられている。力にはなれないと鬼面童子は謝罪する。
殿に会いに行くと、カラクリの小さなカートで畳の上を走り回っていた。壊れて、降りてピエトロと話す。
鬼面童子を解放してほしいと頼むが、命令を聞かなかった者は牢獄行きだと、嫌でおじゃると断る。
カートを直すためには龍のヒゲで作ったゼンマイが必要、それを取りに行った配下が戻ってくる。
ヒゲは水龍の洞窟に奉納された、取れば呪われかねないし、あの洞窟には不気味な声が聞こえると配下が言う。
すると殿は配下を牢獄に送った。そしてピエトロ達にヒゲを取ってきたら、鬼面童子を解放すると言った。
247 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:50:09.03
ID:rtFuqxi+0
通行手形を貰い、それを使って城下町の船を使わしてもらって、水龍の洞窟へ。
洞窟の奥まで行くと、土俵のような場所。ピエトロが歩くと、何かの悲鳴。そしてピエトロを跳ね飛ばす。
色が土色となっていた大きなカエルがいた。怒ったカエルはピエトロを土俵に連れていき、戦闘になる。
倒すとカエルはオタマジャクシに変身して、池に飛び込んで逃げた。その先にある龍のヒゲを入手する。
城に戻り龍のヒゲを渡すと、殿はさっそくカートに取り付ける、畳の上を爆走しながら、牢屋の鍵を放り渡した。
助け出した鬼面童子は、さっそくポポロクロイス城へと向かった。
ギルバートに乗り、レムリア大陸へと向かうピエトロ達4人。崩壊した神殿を進んでいく。
途中でバラバラに1人ずつ行動しないとならない場所になる、進んでいくとシャチが閉じ込められているので助ける。
一人ずつ橋を渡ったところで待ち、最後にピエトロが橋を渡るが壊れ、下の水路に落ちる。しかしシャチが助けてくれる。
集まり奥に行くと、ボクシーが色々と変身していた。何度もして、ようやく目当てのマイラ様に変化した。
マイラが封印を解くまで時間を稼ぐつもりだったが、変身が不完全ですぐにばれる。
逆切れし、モンスターに変身。ボクシーを戦闘の上に倒す。こんなに強くなってるとはと、ボクシーが逃げていく。
追いかけると、赤色に変化したマイラがいた。ピエトロ達を見ていつも通り嘲笑する。
美しいわらわを見に来たか、世界が滅ぶさまを眺めたいか、それとも人間らしく無様に命乞いかとマイラ。
ボクシーが助けを求めて近づく、だがお前は用済みだと、直々に送ってもらえて光栄に思えと殺す。
仲間だろと怒るピエトロに、あれは道具だと笑い続けるマイラ。そのまま戦闘となった。
マイラの下半身から生えている蛇が三本に増えていて、本体と合わせて四回攻撃、また蛇は復活する。
ようやく倒したと息を切らすピエトロ、だがマイラは笑う。バルバランの力を感じると言う。
ムービー。光が集結し、マイラが女神の姿を取り戻す。ピエトロに指をさし魔法を放とうとする。
だがマイラの目から黒い液体が溢れ出し、うめき声をあげ体から力がこぼれていく。
マイラの体ではバルバランの力を抑える事はできなかった。
倒れるマイラ。そこにユリウスの声が聞こえる、マイラを救ってやってくれと。
ピエトロは倒すだけじゃダメなんだと、剣を収める。
ピエトロはマイラに近づき、一瞬ひるむが勇気を出し、マイラの手を握る。
マイラの目が驚き、そして穏やかな表情になった。
マイラの体内。いびつな床の上を進み、敵を倒していく。そして最後の場所につく。
そこにあったのは赤い塊、側に光が現れる、それは女神マイラの意思だった。
マイラは語る、赤い塊はマイラの心臓であり、バルバランが拠り所にしているもの。
マイラはピエトロの心に触れ、闇から抜け出したと言った。
そしてピエトロに言う、自分の心臓ごとバルバランを倒してほしいと願った。
ピエトロはそれを引き受ける。最後の戦い、心臓を倒すと黒い大きな口のような化け物に変化。
そしてバルバランを倒す、黒い煙を放ちながら消えていく。
黒い空間、ようやく敵を倒したピエトロ達。四人は倒れる。そしてピエトロ以外がワープする。
サニアの魂が現れ、ピエトロを誉める。これで全てが終わりましたとサニアが言う。
だがピエトロはまだやる事があると答える、サニアは自分で選んだ道ならと認めた。
ピエトロが目覚めると神殿、ギルバートが起こしてくれた。マイラを倒したんだねと喜ぶギルバート。
さあ帰ろうというギルバートに、やるべきことがあるとピエトロは言う。後で行くから皆と先に行っててとピエトロ。
そして飛んでいくギルバートに、さようなら、みんなと別れを告げ、ピエトロは神殿に行く。
レムリア大陸、そしてバルバランを封印する。それがピエトロの使命。「君の為に世界は必ず守るよ、ナルシア」
248 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:51:14.97
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道の途中、レムリア国王の死体があった。
封印を解いた場所に行き、封印を再度行う。するとそこにナルシアの声が聞こえた。
幻聴かなと思っていたら、本当に走ってくるナルシア。
ずっと一緒だって言ったよねとナルシアは言う。ピエトロがそばにいてくれるだけで、それでいいと続ける。
ピエトロは早く帰るんだとナルシアに言った。レムリア国王の死体、封印をしたものは一緒にここに封印される。
ナルシアはピエトロに聞く、もし私がいなくなったら悲しんでくれる?と。
あたりまえだよとピエトロが答えると、私も同じ、ピエトロがいない世界なんて悲しいと答えた。
だから一人でなんて考えないで、封印をして一緒に帰りましょうとナルシアは言う。
私だけじゃない、皆がピエトロを待っているんだからと言う。
ピエトロはその言葉にうなずき、絶対に一緒に帰ろうと答えた。
二人が手をつなぎ、円の中心に行く。そして二人で頭に浮かぶ言葉を、呪文を唱えていく。
ここに人間族、妖精族、竜族がいる。呪文を唱え続け、バルバランを、カオスを封印した。
封印がなったと後、二人は走って外へと逃げる。だが二人の目の前で扉が閉まる。
ピエトロが何度も体当たりするが、門は開かない。全力で体当たりを続けるピエトロをナルシアが止める。
さらに塔が沈んで行っているらしく、壁の穴から海水が流れ込んでくる。ナルシアだけでもと出口を探すピエトロ。
二人は急いで逃げて、一番高い封印の場所まで登る。
海水がどんどんと迫る。海水についたら泡になってしまうナルシア。
あたりを見回し、必死で出口を探すピエトロ。だがナルシアはそんなピエトロを見て微笑んだ。
「もう、いいの」こうなる予感はしていたと諦める。一緒に帰ると約束したんだ諦めちゃだめだとピエトロは言う。
海水が足元まで来ていた、ピエトロはナルシアを両手で持ち上げる。
海水に触れれば私は泡になる、その泡で呼吸して、上まであがってとピエトロに言うナルシア。
ナルシアは両手でピエトロの頬に触れる「最後までそばにいられて、私、幸せよ。ありがとう、ピエトロ」
ピエトロを抱きしめ、約束を破ってごめんねと言う。海水が天井からも流れ、一気に二人を飲み込んだ。
波にさらわれるピエトロ、泡になっていくナルシア。ピエトロはナルシアの元まで泳ぎ抱き着き、意識を失う。
そんなピエトロを抱きしめ、ナルシアはありがとうと言って泡となり、泡がピエトロを包んだ。
暗闇の中、目を覚ましたピエトロ。ここは、ナルシアは?と見渡すとパスカルがいた。
バルバランをよくぞ封印したと誉めるパスカル。だがピエトロは一番大切な物を守れなかったと俯いた。
自分の嘆くピエトロ。人は、いや全ての存在は一人では非力だとパスカル。
人も竜も妖精も神も、一人では生きていけないとパスカルは言う。温かい心を忘れた時、誰もが争う。
本当の王の宝がわかったようだなとパスカル。俯くピエトロ。
パスカルは言う、ピエトロの願いを一つだけかなえてやろうと。
そしてパスカルは正体を現す、巨大な石像の大神ユリウス。光を見失うなとユリウスは言う。
マイラが現れ心をありがとうと言う。「ぼくの、ぼくの願いは」
249 :ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険2016/11/30(水) 18:52:38.89
ID:rtFuqxi+0
ポポロクロイス城、自分の部屋で目を覚ましたピエトロ。エレナが抱き着く。
エレナのほか、パウロ国王や白騎士と大臣がいた。ピエトロは浜辺に倒れていたのを発見したと言う。
さらにそこにサニア王妃が現れる。ピエトロの無事を喜ぶサニアに、ピエトロは抱き着いた。
たくさんの兵士が集まり宴会が行われる。ポポロクロイス、そして世界を救ったピエトロ王子に対する祝賀会。
サボーや将軍が祝いの言葉を贈る。その後自由行動になる。平和になった世界を見れる。
パウロとサニアに、ナルシアにお礼を言うようにと言われた。
タキネン村に行くと、ナルシアならかけあしの泉にいると聞き、向かう。
泉に一人いるナルシア。ピエトロはお互いが無事だと確かめ合う。
ナルシアは気が付いたら、この泉に倒れていて、家のベッドで寝ていたらしい。
二人は並んで座る。そのまま沈黙。いい天気だねとようやく口を開くピエトロ。
いつも最初は天気の話ねと微笑むナルシアに、顔を真っ赤にするピエトロ。
ナルシアは自分の話を始める。本当は森の魔女じゃないと言う、帽子を外すと頭に触角、背中に羽もあると答える。
妖精だったナルシア、こんなの生えてたら気味悪いわよねと言う、それを否定するピエトロ。
ついでに泉の妖精も顔を出し、妖精が気味悪いとか失礼しちゃうわよと怒る。
謝るナルシア、ピエトロも羽は綺麗と思うと答えた。
そして泉の妖精はいつもナルシアがここで一人、ピエトロの事ばかり口にしていると言い出す。
慌てるナルシア。ペンダントをもらって喜んでいるナルシアの真似をする妖精。
ナルシアは顔を真っ赤にして停止。そしてがんばってね、ピ・エ・ト・ロと泉の妖精は消える。
また今度ねと立ち上がり、去ろうとするナルシア。ピエトロは呼び止め、マイラの事で分かったことがあると言った。
種族とか姿とか関係ない、外見がきれいでも心が醜くなれば怪物になる。
でもユリウス様はそんな娘のマイラも見捨てる事ができなかった。
大切な人といたい、守りたい、それだけでいいんだって。
ピエトロは立ち上がり、ナルシアの側による。泉の妖精が顔を出し、頑張れ~と言う。
「ナルシア」「は、はいっ!」「ボクと……」
こうして本当の王の宝を見つけたピエトロ王子は、やがてポポロクロイスの立派な王となるのです。
しかし、これでピエトロ王子の冒険が終わったわけではありません。
ピエトロ王子とその仲間たちの冒険は、まだまだ続くのです。でも、それはまた、別のお話。
スタッフロール。今までの場面集と、皆のその後。(歌なし、あとやっぱり色々削ってる)
パウロとサニアの間で、大臣から逃げまわるエレナ。
旅に出る白騎士とガボ、見送るギルダと子竜達。
フンバフンバ村の娘に追いかけまわされるガミガミ魔王。
ルンバから大きな本4冊を頭にのせて、それをクリアするジルバ。だがまだ本は大量にありジルバがずっこける。
鬼面童子が日の国を歩いていると、嵐に巻き込まれ死んだと思われていた妻と子供に再会。子供が飛びついてくる。
親父と夜の森でたき火をして、会話をするレオナ。
最後に泉のピエトロとナルシア。
FIN
250 :ゲーム好き名無しさん2016/11/30(水) 18:54:48.60 ID:rtFuqxi+0
投下終了 長くてすみません
イベントを色々けずっているのは、闇の獅子王編いれるためだとして
また最後のマイラ戦以降が、よく覚えてないがわかりやすくなっている気がする
でも、フルボイス削ったのはやっぱり駄目だな