331 : エスパー無宿 2017/03/11(土) 23:27:53.01 ID:bJJA9swb0
コンパイルが発行していた雑誌
『ディスクステーション』の2号に収録されていたゲーム、
『エスパー無宿』行きます。
このゲームは現在ではエッグプロジェクトという
昔のパソコンゲームを正式に遊べる有料サイトでも遊ぶ事ができ、
筆者はそれを使ってプレイしました。

『主人公と仲間』
(ロバート)
このゲームの主人公である、あごの長いおじさん。
本名はチェスタ=サントスで、通称ロバート。
なぜ通称がロバートなのかは謎。
エスパー、つまりは超能力者なのだが、
超能力と聞いて思いつく念力とか透視とかの能力ではなく、
並外れた怪力を持つ、いわば超腕力者。
ゲーム開始時に理不尽な理由で町を追い出されるも
「ま、いいか」でケロリとしている事から、
肉体だけでなく精神もタフなようだ。
中華料理が好きで、同じく中華料理が好きな人が好き。
戦闘スタイルは格闘で、パンチやキックで攻撃する。
必殺技は、パンチやキックの乱舞の後に
炎をまとったアッパーで締める『デスダンス・マッドリー』。

(四バカ神)
主人公が立ち寄った村の近くの森の神殿にたたずんでいた像。
トーテムポールのようなデザインだが、
その実態はダルマおとしのように分離できる4体で一組の神様。
個々の名前は上からポール・ジョン・リンゴ・ジョージ。
体が木製なためか、ニスを装備する事で能力が上がる。
戦闘スタイルは、4体のうち1体をスコーンと飛ばして相手にぶつかる
ダルマおとしそのまんまの攻撃法。
必殺技は、4体同時に体が縦に割れ、
そこから巨大ミサイルを発射するというとんでもないもの。

『本編』
とある町で火事が起き、一軒の家が火に包まれていた。
燃えている様子を眺めているロバートと男性。
「おいおい、ひでえ火事じゃねえか」
「何を言ってるんだロバート、これは儀式だよ」
「儀式だって?」
「そう、これは邪神を滅ぼすための儀式。
邪神を倒す前に、まずは邪神の住む家を焼いているのだよ」
「何言ってるんだ?あの燃えている家、俺の家だぜ?」
「………」
「………」
「うおー邪神だああ殺せえええ!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、俺の話を…」
「アチョー!」


332 : エスパー無宿 2017/03/11(土) 23:28:51.98 ID:bJJA9swb0
そんなわけで家を焼かれた上に町から逃げるはめになったロバートは、
あてもなく歩いて、とある村にたどり着いたので宿に泊まろうとした。
「一晩泊めてくれ」
「一泊30プルコギになります」
「20にしてくれないか?」
「バカ言っちゃあいけませんよ」
「20がダメなら、15でどうだ?」
「いえ、ですから…」
「それもダメなら、せめて10!」
「…そうですね、今この村は頭が犬の人間、
犬人間によって色々迷惑しています。
犬人間を退治して報酬を得ようとするのであれば、
それまでの間はお安くしますよ」

という事で、犬人間退治に乗り出す事にしたロバート。
近くの森を探索していると、
小さな神殿にトーテムポールのような像が置いてあった。
「俺をこんな目に合わせた邪神をやっつけてくれ」
とお祈りをすると、いきなり像が動いて話しかけてきた。
「お供え物を盗んでいったのはお前ぞよ!?」
「俺じゃねえよ!」
と、一瞬即発のムードだったが、ロバートが
「なあ、あんた中華料理は好きかい?」
と聞くと、像は返事の代わりに硬い握手をしてきた。
こうして像こと四バカ神が仲間となった。

さらに探索を続け、とうとう山岳地帯で犬人間の本拠地を見つけた。
巨大な犬小屋の前に、多数の犬人間が終結していたのだ。
犬人間のボスのポチは
「我々はただの犬と人間のハーフではないワン!
新しきハーフ…つまりニューハーフだワン!」
と言うとロバート達に襲いかかってきた。

なんとかポチを懲らしめると、ポチは
「我々は悪い魔法使いに騙されてたんだワン!
魔法使いは村の入り口から直進した先にある城にいるワン!
我々が設置した城の城門は撤去しておくワン!」
と言ってきたので、信用して魔法使いを懲らしめに行く事にした。


333 : エスパー無宿 2017/03/11(土) 23:29:35.24 ID:bJJA9swb0
城の大広間に行くと、そこには女の子がいた。
魔法使いは何処に居るのかと聞くと、
「さて、魔法使いはどこにいるでしょうか?」
とクイズを出してくる。それに答えられないでいると
女の子はドラゴンライダーを召喚してこっちを攻撃してきた。
(ドラゴンライダーは、東洋風の竜に
ちゃんちゃんこを着た子供が乗っているという、
どうみてもまんが日本昔ばなしです本当ににありがとうございました、
という外見。しかも攻撃方法は炎のブレスなのだが、
ブレスを吐くのは子供の方なのだ)
そいつを倒すと、いつの間にか女の子はいなくなっていた。

戦闘後、ロバートは
「考えてみれば、犬人間さえ退治すれば報酬はもらえるんだから
魔法使いと無理に戦う必要は無いよな。
俺は村に戻って報酬を貰う事にするぜ、じゃあな」
と、四バカ神と別れ、村に戻った。
そして宿屋に入ると、あの女の子が平然とご飯を食べていた。
「お前、なんでここにいるんだ!」
「だって、私だってお腹はすくし。じゃあねー」
と、食事を平らげ去っていった女の子を見届けたロバートは、
こちらに危害を加えてきた相手が平然と村を訪れたのに腹が立ったのか、
女の子をとっちめる事にし、再び神殿に行って四バカ神と合流してから、
再び魔法使いの城に向かった。

城の中の、以前女の子と会った部屋に入ると紙が落ちていた。
紙には「第二問・魔法使いはどこにいるでしょうか?」とあった。
「そういえば魔法使いがどんな奴が俺達は知らないな。
そうだ、魔法使いに騙されてたポチなら知っているはずだ」
そう考えポチに魔法使いの外見を聞きに行くと、
なんと魔法使いは女の子だというのだ。
(実は最初から女の子は魔女っぽい服装をしていたので
プレイヤーは彼女が魔法使いだと気づけたであろうが、
ロバートたちは、魔法使いと言うのは
ローブを身にまとい杖を持った老人という固定概念を持っていたので
彼女が魔法使いだと気づけなかったらしい)

みたび城の中に入ると、女の子こと魔法使いが待っていた。
今度こそ魔法使いとの戦いが始まる。
魔法使いは「ソバヤソバーヤ」と唱えることで
ダルマや招き猫といった重い物を落とす事で攻撃をしてくる。
ロバートたちは全力を尽くして戦い、なんとか勝利した。


334 : エスパー無宿 2017/03/11(土) 23:30:37.41 ID:bJJA9swb0
魔法使いは、今後は地域のために尽くし
毎月決められた日にはドブさらいもすると誓ったので、
ロバートたちは彼女を許す事にした。
その後ロバートは四バカ神と
「我々四体の神の活躍、語り継ぐがいいぞよ」
「ああ、旅先で話してやるさ。じゃあな!」
と別れの挨拶をすると、小さな船に乗り、
犬人間退治の報酬を貰い忘れたまま一人旅立つのであった。

以上です。PC98時代の、2980円で売られていた
複数のゲームの詰め合わせの中の一つなだけあって
グラフィックは荒くプレイ時間も短いですが、
当時のパソコンゲームの雰囲気を楽しめるゲームです。
このゲームはエッグプロジェクト有料会員にさえなれば
ゲーム自体は無料で買えるので、
興味があったらプレイしてみてはいかがでしょうか?
お付き合いいただき、ありがとうございました。





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