ファイアーエムブレム外伝

ファイアーエムブレム外伝

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■ファイアーエムブレム外伝
1992年発売のファミコンのゲーム。今年リメイク作品が出た。
wikiに「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」との関係を詳しくと書いてあったけど、キャラが数人同じだったぐらいだと思う。

 

●OP
かつてこの地上に神と呼ばれる存在があった
バレンシアと呼ばれるこの辺境の島にも、ドーマとミラと言う二人の兄妹神がいた
しかし、力こそ全てと信じるドーマは人々が堕落する事を許さず
生き物達が自由に遊び戯れる楽園を夢見る妹のミラと激しく争っていた
長い長い暗黒の時を経て…。ようやく彼らの間に一つの盟約が結ばれる
バレンシアの大地を二つに別ち、北をドーマの支配に南をミラの支配にと…
そして幾千年の時が流れ、それぞれの神の支配のもとに二つの王国が生まれる
豊かなるがゆえに堕落した南のソフィア王国と
逞しきがゆえに優しさを忘れた北のリゲル帝国
それぞれに矛盾を孕んで時は流れ、そしてついに
リゲルとソフィアの両王家にバレンシアの運命を変える二つの命が誕生する
その日を境にバレンシアの歴史は再び動き始め、激しい戦乱の時代を迎えてゆく

 


●ストーリー
バレンシア大陸は、北のリゲル帝国と南のソフィア王国に分かれている。
リゲル帝国が飢饉により飢えており、ソフィア王国に助けを求めたが長い平和の時代により腐敗していたソフィア国はこれを拒否。
怒ったリゲル帝国はソフィア王国に侵攻し、帝国の手に堕ちた。
逃げ伸びたソフィア王国の将軍マイセンとその孫のアルムは大陸の片隅のラムの村で、ひっそりと暮らしていた。

 


●第1章 ソフィアへ!
(アルム主人公)
ラムの村。今日もマイセンに剣の修行を受けていたアルム。修行を終えてアルムは友達の所に遊びに行く。
その村にルカという騎士が現れ、人々に話をしていた。
ソフィア王国を裏切りリゲル帝国に着いたドゼーは、現在はリゲル帝国支配下のソフィア王国を宰相として牛耳っていた。
ドゼーの悪政に苦しむ人々は解放軍を組織、ルカは解放軍のメンバーだった。
ルカはマイセン将軍を解放軍の指揮官にと、頼みに来たのであった。
その話を聞いたアルムは、家に戻りマイセンに解放軍に入りたいと伝える。
マイセンはお前が戦えば悲しい思いをするだけだと、アルムの解放軍入りを反対する。
アルムはルカにマイセンは解放軍に反対であると伝え、ルカはソフィア国一番の勇者マイセンが臆病になられたと残念がる。
アルムは祖父の代わりに解放軍に入るとルカに言い、ルカもそれを受け入れる。
(故意なのか、伝言したアルムとルカとマイセンの話が噛み合ってない。)
そして村の友人のクリフとロビンとグレイを仲間にし、解放軍のアジトを目指した。

 

治安が悪化し、国中に溢れた盗賊達を倒しながら先に進む。
途中の盗賊の祠で、捕らえられていたシスターのシルクを仲間に加える。
アジトを目指す途中のアルム達。鳥でのドゼー配下のソルジャー達と戦闘し倒す。
解放軍リーダーのクレーベの妹のペガサスナイトのクレアが捕らえられていたので仲間にする。
その後も、ドゼー配下の兵士たちを倒して、ソフィアの城近くの解放軍アジトを目指す。

 

アジトに着いたアルム一行。だが解放軍のアジトにしていた洞窟には、突如モンスターが湧いて出ていた。
ゾンビやスケルトンなどの魔物達を全て倒し、洞窟の奥に行きアルムは解放軍リーダーのクレーベに会って話す。
礼を言うリーダーのクレーベ。クレーベはアルムに解放軍のリーダーになってほしいと頼んできた。
ソフィア王家の血筋はおらず、クレーベ達はドゼーを倒した後の新たな国の指導者としてマイセン将軍を仰ごうとしていた。
しかしマイセンに断られた今、マイセン将軍の孫であるアルムにとクレーベは頼んできたのである。
解放軍の一人から、ドゼーはリゲル帝国に解放軍を倒す為の援軍を要請しているとの噂を聞く。
リゲル帝国の騎士団の強さはソフィアの比ではなく、もし来てしまえば勝ち目はない。
そもそもソフィアとリゲルは、それぞれの守護神の盟約により戦争する事が出来ないはずであった。
しかしその大地の守護神であるミラが消えたのではないかとの噂が流れていた。
ここ三年ほど作物の実りが悪く、奇妙な魔物が国に現れ、そしてリゲルと戦争。神の力が消えたとしか考えられない。
ソフィア王国の向こうにある、ミラの神殿に行けば何かわかるかもしれないとも聞ける。
解放軍のクレーベ、フォルス、パイソンを仲間に加え、アルム達はソフィア城へと進んだ。

 

ソフィア城を守る巨大な城壁、たくさんの兵士達とスレイダー将軍にドゼー宰相が迎えうってきた。
パラディンのスレイダーを倒すと兵士達を置いて、ドゼーは西の砦へと逃げていった。
解放した城の人々に話を聞いていく。ドゼーは王の血筋の者にしか使えない、王家の剣を持って逃げた。
王家の血筋の子供達は過去にドゼーが殺し、それをマイセン将軍に罪をかぶせた為、マイセン将軍は城から出た。
唯一、アンテーゼ王女が生きているという噂がある。またマイセン将軍に孫がいるという話を聞いた事がない等。

 

城の奥に行くと、マイセンが待っていた。どうしてここにとアルムは尋ねる。
どうやら運命は変えられないとマイセンは言う。そしてマイセンはアルムにバレンシア大陸の呪いを解いてほしいと頼む。
もうすぐここを訪れる赤い髪の娘、そしてアルム。これはお前たち二人の運命なのかもしれんとマイセンは告げたのだった。

 

●第二章 セリカの旅立ち
(セリカ主人公)
ソフィアの近海に浮かぶ孤島のノーヴァ。
修道院に勤めている神官戦士のセリカ。彼女はソフィア王家の血筋の者であった。
ドゼーに暗殺されないためにマイセン将軍によって教会に預けられ、今までその正体を隠し育てられていた。
三年前から国内では作物が育ちにくく、また奇妙な魔物が出現し人々を襲っている。
セリカは地母神であるミラに何かがあったに違いないと、ミラの神殿を目指し旅立つ決意をする。
治安が悪化したソフィア国内では、女性の身では危ないとノーマ司祭は止めるが、セリカの決意は固い。
魔導士のメイとボーイ、神官ジェニーを仲間に旅立つセリカ。王家の生き残りとして決して無理はするなとノーマは見送る。

 

墓地に沸いたゾンビ達を倒して先に進む。
ノーヴァの港に着いたセリカ達。海には海賊や魔物が出ると人々が噂する。
特にこの辺りを支配する海賊の頭ダッハは冷酷な男で、略奪殺戮を繰り返していた。
酒場で酒を飲んでいた傭兵のセーバー、セリカ達にお前らでは海に出るのは無理だと笑う。
なら雇うので守ってほしいというセリカに、面白いと仲間になり、共に船でバレンシア大陸を目指す。

 

会場ではたくさんの海賊船があり、船に隣接し梯子をかけて攻め込んでくる。
海賊達を倒していき、ダッハが根城にしている砦のある小島へとセリカは到達した。
砦には海賊を倒しに来た騎士達のバルボ、レオ、カムいがおり、ダッハと海賊たちに囲まれていた。
セリカは船から進み共闘する。海賊達を蹴散らし、ダッハを倒す。
砦内で三人と話、助けられた礼にそのまま仲間になってくれる。
その後も海上で海賊や海の魔物を倒して進み、ついにバレンシア大陸に上陸した。
港。そこには「暗黒竜と光の剣」に登場したペガサスナイトのカチュアとパオラがいた。
話を聞くと妹が海賊に攫われたのだと聞ける。二人は海賊の足取りを追っている。
セリカ達はとりあえず港を出て、歩いてソフィア城にたどり着いた。

 

ソフィア城では人々がアルムの事を称えていてた。
ミラの神殿への道の話を聞くと、盗賊のギースが辺りを根城にしている上に、神殿に行く道ががけ崩れで閉鎖している。
マイセン将軍がおり、セリカはオジサマと呼び、互いの無事を喜んだ。
そして城の奥にアルムがいた。マイセンの下で兄妹のようにかつて過ごしていた二人は、出会いに感激する。
なぜセリカは急にいなくなったのかと聞くアルム、しかしセリカは今は言えないと黙る。
リゲルとの戦争を終わらせることはできないのかと、アルムに聞くセリカ。
だがこの内乱の間に、リゲルのルドルフ皇帝はきっとソフィアを攻めてくる。攻撃してくる以上、戦うしかないとアルム。
きっと話し合えばわかるとセリカは言う。それともアルムは王様にでもなりたいの?とセリカは問う。
そんな野心はないとアルムは声を荒げる、攻めてくる以上は自分が戦うしかないとアルムは答える。
それに王女が生きているかもしれないという噂があるから、その人を探し出した後、自分は村に帰るとアルムは続けた。
王女なんていないと今度はセリカが声を荒げる。
もうアルムなんか知らない、さよならアルムと言い、セリカは去って行った。

 

●第3章 解放戦争(ここから好きな時に主人公を切り替え可能)
(アルム主人公)
セリカ達は城より東のミラ神殿へと向かった。またその後にミラ神殿への道ががけ崩れで閉ざされたらしい。
自分の領地に逃げていったゼトーを討伐するため、アルムは城を西に出て追いかける。
途中にはリゲル帝国の騎士団が待ち受ける。
リゲルの騎士達を各個撃破して、森の中を進むアルム一行。途中で寄った森の村で魔道士リュートと会う。
リュートの妹はタタラという妖術師に操られリゲルの水門を守らされているという。
タタラさえ倒せば妹も元に戻ると言い、仲間になった。
他の話を聞くと、解放軍の兵士がドゼーの砦に囚われている。
水門は時々開かないと、壊れて洪水が起こってしまう。リゲルが占領してからずっと閉じたままで危ないと聞ける。

 

ドゼーの砦に着いたアルム。ドゼーは解放軍が来たことを知り、捕虜を見せしめとして殺せと言った。
牢屋の中で弓兵に射られるソフィア王国のパラディンのマチルダ。
アルム達はドゼーを倒し、マチルダを救出、仲間にした。またドゼーが盗んでいった王家の剣を入手、アルムが装備可能。

 

その後もリゲル軍を倒し、水門にたどり着くアルム達。
そこには妖術師のタタラ、そしてタタラに操られたリュートの妹の魔道士デューテが待っていた。
デューテは魔女でありワープしてくる上に、強力な魔法のオーラを使用。
奥にいるタタラを先に倒すとデューテは正気に戻る。
敵をすべて倒した後、デューテは謝罪し仲間になる。
水門の門番に開けるように言うが、今の状態で開くと大量の水が流れて川下が氾濫する。
先にミラの神殿の方にある予備の水門を開けないとならないと言われた。

 

(セリカ主人公)
ミラ神殿へと向かうセリカ達。道の途中で盗賊達がカチュアとパオラを囲んでいた。
共闘し盗賊たちを倒すセリカ。その後、港に行くとエストを待っていても仕方ないとカチュアとパオラが仲間になる。

 

山の村に行き話を聞く。東の砂漠には盗賊の王ギースがいて、この辺りの盗賊や海賊はギースの部下。
この村の若者も全員奴隷として連れていかれたのだという。
村の中にいたアトラスが家族を取り返す為だと仲間になる。

 

砂漠の中は歩数が減る。砂漠の砦に行き、ギースの部下の盗賊隊を倒す。捕まっていた傭兵のジェシーを救助。
ジェシーは奴隷として連れていかれた女の子を助けようとして牢屋に入れられていた。
なんとかギースを倒す方法はないかと聞くが、敵の数が多すぎて無理だとジェシー。
だがギースの砦の北と南に、ソニアとディーンと部下がいるが、それぞれギースを嫌っているがけん制しあっている。
どちらかを倒せば、残ったほうがギースを倒す為に味方になるかもしれない。
そして片方を倒すと、もう片方がギースの砦に撤退する。
ギースの砦に向かう。敵の数が多い盗賊の拠点。セリカは戦闘の末にギースを倒す。

 

盗賊の拠点の牢屋に捕らえられた人たちを助ける。撤退したソニアかディーンが仲間になる。
囚われていた神官の女性が、セリカを見てリプリカによく似ていると言う。
リプリカはセリカの母の名前だった。ではあなたがアンテーゼ王女と驚く女神官。
母の事を聞かせてほしいとセリカは頼む。
ミラ神殿のシスターだったリプリカ、ところがソフィア国王が無理やり妃にした。
王宮での生活は息苦しかったらしく、セリカを生んだ後にすぐに重い病にかかり死んでしまった。
死ぬ最後までアンテーゼの事を気にしていた。
そして女神官は隠し持っていたサークレットをセリカに渡す、これはリプリカが娘の為に残したもの。
王家の証でもある宝冠。あなたはソフィア王家最後の王女だからと手渡される。
セリカの頭にサークレットが付けられた。私はミラ神殿に帰りますと王女様と、女神官と別れる。
またエストが牢屋におり、仲間になる。

 

改めてミラの神殿へと向かったセリカ達。
ミラの神殿で立ちふさがるのはリゲルの祈祷師ミカエラ。ガーゴイルを召喚し操る。
倒して内部へと入るセリカ。神官たちに話を聞く。
地母神ミラはリゲルのルドルフ皇帝の魔剣によって封印されてしまった。そのせいで作物の実りが悪くなった。
魔剣は邪神ドーマより与えられた剣、毒沼の先にあるドーマの祭壇まで行けば封印を解く事が出来る。
ここより北は大祈祷師ドルクが支配する地域、ドルクはドラゴンゾンビを召喚する。
迷いの森にいる大賢者ハルクなら、何か力になってくれるかもしれない。
ここからリゲルに行くには地下の水門から水を引かないとならない。
水門の門番に会い水を引くように頼むが、ソフィア王家の者の命令でしか引くつもりはないと断られる。
だがセリカがサークレットを身に着けていると、アンテーゼ王女と認め水門を開く。
しかしここの水門を開くだけでは完全に川を止める事は出来ないという。

 

そしてアルムの方でも水門を引き、お互いに川向こうの先に進む事が出来るようになった。

 

●第4章 悲しみの大地
(セリカ主人公)
ミラ神殿まで賢者ノーマが追いかけて来た。心配だからと仲間になった。
大きな山と川で区切られたリゲル帝国。その東は毒沼で満たされている。
行く手を塞ぐドーマの祈祷師たちを撃破しながら進むセリカ。
毒沼に囲まれた砦にいる大祈祷師ドルク。死龍を倒して沼を超え、ドルクを倒す。

 

砦の抜け道から迷いの森へ、時折、魔物と戦う十字迷路。
森を抜け賢者の隠れ里に着く。ここにはかつてドーマ教団の祭司ハルクがいた。
ハルクは祈祷師ジュダに敗北し、ここの里に逃げ込んだ。
ハルクと会いミラが封印された剣がドーマ教団の祭壇、ジュダが持っている事を知る。
力を貸そうと言い望はないかと聞くハルク、セリカは望みはないと答え、代わりにアルムを助けてほしいと頼んだ。
その言葉を聞きハルクは辺りを光らせる。するとアルムが勇者へとクラスチェンジする。
この村に人がおりジュダの呪いについて聞ける、4,8,12と言うとジュダの呪いによって死亡する。

 

祭壇前の沼地においてジュダとの闘い。ジュダはピグルという空飛ぶ目玉を召喚してくる。
さらに4の倍数ターン以外ダメージを受けない。倒すと逃げていく。

 

ドーマの塔へと入るセリカ達。登って行くとそれぞれの階でドーマ教団の者達や魔物と戦闘。

そして最上階にドーマ教団の大司教ジュダが待ち受ける。
大地母神ミラ様を解放してと頼むセリカ。慌てるなとジュダが言い、水晶を掲げる。そこにはアルム達の様子が写っていた。

 


(アルム主人公)
リゲル帝国の西側、リゲル軍を倒しながら進撃するアルム達。
東の山の頂上の祈祷師ヌイババを倒すと、捕らえられていたティータを仲間にできる。
ティータの恋人ジークはリゲル帝国の将軍。ジークは今回の戦争に反対していた。
そのためジークが裏切らないように、ティータはここに捕らえられていたのである。
聖女ティータを仲間にし山を下りてリゲル平原へ。

 

平原にティータを連れていくとジークの軍隊が仲間になり、ジェロームへと攻撃する。
ジェロームを倒し、リゲルの村へ。そこでジークと出会いティータを助けてもらった事に感謝される。
ジークに仲間になってほしいとアルムが頼むが、断られる。
ジェロームとヌイババが人々を苦しめていたので、倒したとジーク。
ジークは記憶が無く、大けがを負っていた所を救助されさらに新たな名前をルドルフ陛下から貰った。
ジークにとってルドルフは父親のような物で裏切られないと言う。無理を言ってすみませんと謝るアルム。
突然ジークはアルムの右腕の十字のあざを見て驚く。アルムが赤ん坊のころからあるあざであった。
かつてジークはルドルフから、もし右腕に十字のあざがある物がいれば、その者に全てを捧げよ。
その者こそリゲル、そしてバレンシアを救う選ばれし者なり。そう告げられていた。
何を意味するかは知らないが、ルドルフ陛下が言われたのであればとジークは仲間になった。
この先は竜の山、死龍がはびこる危険な場所だと聞ける。
(ちなみにジークは暗黒竜と光の剣で敵として出たカミュ。)

 


竜の山へと昇るアルム、ところが火口付近で道が崩れ進む事も戻る事もできなくなる。
さらに死龍の群れに襲われる。全滅させても道はなく、何度も死龍と戦闘させられるアルム達。

 

ジュダはその様子をセリカに見せ、アルムを助けたければ、その身をドーマに差し出せと言い立ち去る。
追いかけ塔から飛び降りるセリカ。
そこは地下洞窟のドーマの祭壇。四方を壁に囲まれ、沼地には魔物が溢れている。
ジュダは言う、ドーマの神は人の苦しみこそ最も尊ぶ。すぐには殺さない、苦しみながら死んでゆけ。

 


気が付けば、道が開いたアルム達。下山し、リゲルの軍隊を倒しながら城を目指す。
いくつかの要塞を撃破し、リゲル城へと突入した。
ルドルフは戦闘前に兵たちに告げる。もはや命運は尽きた、もし私が倒れれば降伏するようにと言った。
多数の兵士で固められたリゲル城、奥にいるルドルフに攻撃を行う。ルドルフはなぜかアルムには攻撃してこない。
そして遂にルドルフを倒す。倒れたルドルフはアルムに告げる。
立派になった、マイセン殿に預けたのは間違いではなかった。
お前の本当の名はアルバイン・アルム・ルドルフであり、私のたった一人の息子だと言った。
ミラを封じた聖剣ファルシオンを使い、邪神ドーマを倒してくれと言い、ルドルフは息を引き取った。

 

占領したリゲル城、そこに訪れたマイセン。
憎んでいたルドルフは自分の父親だった、なぜ黙っていたのかとアルムは泣きマイセンに怒りをぶつける。
マイセンは語る。この大陸はあまりにも神が人々に関わりすぎてしまった。
その結果ソフィアの民は働く事を忘れ、リゲルの民は優しさを忘れた。このままでは共に滅びてしまう。
そう考えたルドルフは自ら悪となり、勇者の出現を促した。新たな時代を築くための捨て石と自らなったのだ。
それを果たすのが自分の息子なら、これ以上の喜びはないと、マイセンにアルムを預けた。
そのルドルフの覚悟に何も言えず、マイセンは全てを運命にゆだねた。
泣いてばかりではいけない、ルドルフがなさんとした事をアルムは引き継がねばならない。
邪神ドーマを倒す事、早くしなければセリカ達の身が危ういかもしれない。マイセンが仲間になった。
城の敗残の兵士達はアルムをアルバイン二世と呼び、帰る事を待っていると言った。
そして地下のドーマ祭壇への道をアルムが行く。

 

●第5章 再会、そして
地下通路、アルム達が進んでいくと帰る道が閉じる。そして進む度にセリカ達が小ダメージを受けている。
奥に行くと檻の向こうで魔物と戦うセリカ達を発見するアルム。皆が死んでしまう、助けてとセリカはアルムに頼む。
他の道を探すが、地下通路は迷宮と化している。魔物達も複数待つ。迷っている間もセリカ達はダメージを受けていく。
リゲル王家の血筋の者だけが通れる宝物庫、アルム単独で良き魔物達を撃破し、ファルシオンを入手。
そして迷宮を突破し、ついにセリカ達が戦闘しているエリアにたどり着く。

 

アルムの軍は左、セリカの軍は右下で増殖するビグルの群れに囲まれ、ドーマやジュダ途中で戦った魔女などが右上にいる。
アルムはセリカにもう大丈夫さと言い、こんなやつら僕がひねりつぶしてやると元気付ける。
だがジュダには攻撃が通じず、セリカ達はビグルの軍団に追い込まれ窮地。
セリカはアルムが将来、何か苦しむ予感を感じていた。だからその前に大地母神ミラに助けを求めた。
それまでアルムに戦ってほしくなく、だから冷たくしていたとセリカ。わかっている、助けるからとアルムは答えた。
セリカの軍はすでにダメージを受けている。また魔女は魔女を召喚しワープしてくる。
邪神ドーマはドロドロに溶けた、緑色の一つ目の竜。
目からアイビームを放ち、触手を伸ばし攻撃してくる。または全員ダメージのメガクェイクも使用。
(この戦闘に限り、アルムとセリカが並ぶと必ずクリティカル。)
そして盾を捨て、目にファルシオンを突きさし、アルムはドーマを倒した。消滅するドーマ。

 

「もうよかろう…
勇者アルムよ、全てをお前に託す
我ら兄妹の遺志を受け継ぎ、この地を治めよ…
ドーマの強さとミラの愛を持って、人を正しく導け
我らの過ちを再び犯してはならぬ
もう二度と我らの眠りを妨げてはならぬぞ…」

 


●エンディング

 

かくして大いなる戦いの幕は下りた
多くの犠牲を払い、今ようやくバレンシアに平和が訪れる
この戦いが一体なんであったのか、その問いに答える者はいない
ただ一つ言える事、それは人が再び驕りたかぶる時
新たなる戦乱の炎が地上を焼き尽くし、全てが失われてしまうであろうという事
最も恐ろしく醜いもの
それは人の心の中にこそ、存在するのかもしれない

 

そして時は流れて…
マイセン:宰相となり、アルム一世を支えた。
ノーマ:ミラとドーマの教団を統合し最高司祭となる。
ルカ、ロビン、フォルス、レオ、バルボ:王国騎士団に入り、バレンシア再興のために尽力する。
クリフ:アルムに別れを告げ、その後、彼を見た者はいない。
グレイ:クレアのハートを射止めた。
クレア:グレイのしつこさに負けてやむなく一緒になる。あーあ、アルム好きだったのになぁ…
クレーベ:新生騎士団を任された。最近、美しい妻を迎えた。
メイ、ボーイ:共にソフィアの教団で働く。喧嘩が絶えないがそれが幸せなのだろう。
シルク:傷ついた人々を助けるために、リゲルへ。
ジェニー:誰もがまさかと思う相手と結婚。相手が誰なのか笑って答えようとしない。
カムイ:ジェシーの新しい国を作ろうと頑張っている。
マチルダ:クレーベと結婚。伝説の女騎士として歴史に名を遺す。
パイソン:村の自警団になる。
アトラス:弟たちと一緒に村に戻り、木こりをしている。
ジェシー:ギースの領地の砂漠に、新しい国を築いた。
ソニア:父ジュダによりドーマの生贄にされた二人の姉(途中とラストで戦闘)、ジュダを決して許しはしない。
ディーン:勇者の剣と共に姿を消す、噂では南の大陸に渡ったという。
セーバー:ジェシーの王国建設を手伝う。ある相手と結婚した。
リュート:まだまだ未熟と、魔法の研究の為、大陸へ行った。
デューテ:魔法を封印し、一人の女として幸せに暮らしている。
ティータ:ジークの記憶が戻らない事を祈りつつ、彼と幸せに暮らしている。
カチュア、パオラ、エスト:アカネイアへと戻った。
ジーク:戦いの中で記憶を取り戻していたが、何も語ろうとしない。
セリカ:アルムと結婚し、初代バレンシア女王となった。人々からミラの生まれ変わりと信じられ愛されている。
アルム:神々の悪しき鎖を断ち千年王朝を築いたもの、バレンシア聖王アルム一世と人々に讃えられた。

 

何人かは相方が死亡していると、ショックを受けたり酒に溺れたりする。全部乗っているサイトがある。

 

Fin

最終更新:2017年10月22日 06:27