魍魎戦記MADARA

魍魎戦記MADARA

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●魍魎戦記MADARA
1990年ファミコン発売のRPG。原作が途中でのゲーム化のため、ストーリーが後半オリジナル。
「魍魎戦記madara ファミコン」でググるとストーリーがほぼ乗っけられているサイトがあるので短く。

 


川を四肢のない赤ん坊が蓮の花に乗って流れ、ヒジュラの村に流れ着き、長老のタタラに拾われる。
赤ん坊はマダラと名付けられ、ギミックと呼ばれる機械の義体をつけられ育てられた。
タタラの孫娘であるキリンとともにすくすくとマダラは育った。
世界ではミロク帝に率いられた怪物のモウキの軍団によって、世界征服されつつあった。
ミロク帝は滅ぼした国を金剛国として統一。その魔の手はヒジュラの村まで伸びようとしていた。

 

モウキと戦いで毒を受けたタタラ。マダラはキリンとともに毒をいやすソーマを入手しに森へ。
モウキに捕まっていた精霊を助けソーマを手に入れ、村に帰りタタラを助ける。
毒をいやしたタタラは、マダラに祠にある物を取りに行くように言う。
その祠に行くとマダラは専用装備のクサナギの剣を入手。
村に戻るとモウキ軍によって村が攻められていた、マダラはクサナギの剣でモウキ軍の将を倒し撃退した。
タタラはマダラに新たなバトルギミックを渡し、さらに今まで通れなかった橋の向こう側に通れるようにしてくれる。
だがその途中でモウキ八大将軍が一人のジャトの手によって、タタラは殺されてしまう。
死ぬ間際にタタラは、ミロクを倒し世界に平和を取り戻すようにマダラに頼んだ。

 


その後、マダラとキリンは世界を旅する。モウキ軍団を倒し、モウキ達と戦う者達を仲間にしていく。
それぞれの地域を支配する八大将軍。姫の姿に化けていたり、女王を人質に降伏させていたり悪事を行っている。
マダラ達は八大将軍を倒し、人々を解放していく。
八大将軍はそれぞれマダラの肉体をもっており、倒すたびに、耳や目、腕、足とマダラの肉体が戻って行く。
途中、八大将軍が一人でマダラとそっくりな影王と戦闘。(原作ではマダラの兄弟だが、ゲームではあまり触れず。)
敗北したマダラはチャクラを暴走させ、大爆発を起こし巨木を吹き飛ばす。
キリンが目を覚ますと、マダラの姿はなかった。

 

キリンがマダラを探し旅をして二年後、ついにある村でマダラと再会する。
だがマダラは戦いはもう嫌だと拒否。別の場所に封印してあるクサナギの剣をもっていけばと村人に聞きキリンは向かう。
しかしクサナギの剣は影王に奪われてしまう。
そして村に戻ると、村がモウキに襲われていた。その様子に奮起したマダラとともに八大将軍の一人を倒す。
だがその途中で今度はキリンが影王に攫われてしまう。マダラはキリンを助けに向かう。

 

敵の城へと潜入し、八大将軍が一人を倒し、キリンを助け出しクサナギも取り戻したマダラ。そのマダラに影王は告げる。
八大将軍は不死身で、時がたてば復活する。
そしてマダラの持つ光のクサナギと、影王の持つ闇のクサナギが合体すれば真の力が解放される。
影王はミロクを倒し、自分こそが世界の支配者になるのが目的だった。

 

何度倒しても復活する八大将軍。それを倒す情報を求めて、マダラとキリンは世界を歩く。
そしてかつて八大将軍を倒す研究をしていた賢者がいたと聞ける。
空に浮かぶ妖星から降りて来た八大将軍、それを封じるための影の壺を賢者クウカイは作り出していた。
その情報を聞き、マダラ達は影の壺がある山へと行き、モウキ達が蔓延る山を踏破し、入手した。

 

影の壺を手に金剛国のある島へと向かったマダラ達。
その砦には復活した八大将軍が待ち受ける、マダラ達はそれぞれを倒し影の壺の中に封印していった。
一度は影王に逃げられるも、都のある麓の洞窟で影王と戦いついに倒し、影の壺へと封印した。
闇のクサナギと光のクサナギが合体し、聖剣クサナギとなる。

 

洞窟の先にある天の都、人々はモウキ軍が壊滅しさらに反乱軍が攻めて来ている事で慌てていた。
都の先にある城に、なんとか侵入したマダラ達はミロク帝と戦闘になる。(原作では親子らしいが触れず。)
そして遂にマダラ達はミロクを倒し、影の壺に封印した。
ところが影の壺が割れ、中から巨大な影が現れた。影の名前は女王モウキ。(ゲームオリジナルキャラ。)
かつて妖星から地球を支配するために降り立ち、古代人アガルタとの闘いにより体を八つに割かれた。
それぞれが八大将軍にとりついていた。そして今、影の壺の中で一つとなり元の姿を取り戻した。
女王モウキは天の都を破壊しつくすと、妖星へと帰って行った。

 

ミロクが倒れた事により、喜ぶ人々。しかしまだ真の敵がいる事を知っている女王などは浮かない様子。
伝説の預言者に会うようにマダラに言う。
そして預言者を探し出したマダラ達に、ある山に行くように言って預言者は消える。
その山を登ると空を飛ぶ船アメノトリフネがあり、マダラ達は火山の噴火に乗って宇宙へと飛ぶ。
そして妖星へとマダラ達は乗り込んだ。

 

モウキ達を倒し、妖星の奥にいた女王モウキの元へとたどり着いたマダラ達。
女王モウキは女性の上半身に芋虫の下半身のような巨大な怪物だった。
体から玉子を産み、その玉子はモウキとなって還る。マダラ達は最後の戦いに挑む。
そして遂にマダラ達は女王モウキを倒す。
だが女王はお前たちも道連れだと、妖星を地球へと向かって落下させ始めた。もし妖星が落ちれば地球も砕け散る。
そこに幽霊となったタタラの声が聞こえる。伝説のアガルタの勇者であるマダラならば、この星すら吹き飛ばせると。
マダラは自らのすべてのチャクラを開放し、妖星を爆発させた。

 

妖星が遠くの空で爆発する。スタッフロールが始まる。
草原に倒れ伏すマダラは、ゆっくりと目を開ける。
そこには涙目のキリンがのぞき込んでいた。キリンは涙を拭って、マダラに笑顔を向けた。
終わり

最終更新:2017年12月11日 18:07