クイズDNAの反乱

part71-361~367


361 名前:クイズDNAの反乱[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 20:22:55.40 ID:l2Jz9MoP0 [1/9]
>>360です。
昨日予告した通り「クイズDNAの反乱(1992・フェイス)」投下します。


【プロローグ】
あまりにも進歩が早すぎたために世界中で実験が禁止された、遺伝子操作工学。
時に西暦2092年、研究の地を失った科学者たちは地球から18光年離れた「惑星イーバ」にて、神への冒涜を密かに再開していた。
この物語は地球への帰路に就いていた恒星間運搬船が、誤ってその強力な重力場に捕まってしまうところから始まる。
あなた(=主人公)は間一髪探査用ポッドで脱出出来たものの、その時のショックが元でポッドのコンピュータはクイズマシーンと化してしまい、
問題に正解しないと攻撃プログラムが作動しなくなっていた。


地上への激突を逃れポッドが降り立つこの星をあなたはまだ、何も知らない・・・。


362 名前:クイズDNAの反乱[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 20:28:12.36 ID:l2Jz9MoP0 [2/9]
【原生雨林「序章」】
イーバに不時着した主人公。
当てもなく彷徨っていると目の前に突如異形の生き物が現れ、こちらに襲い掛かってきた。
(戦闘は当然クイズで行います。出題されるクイズに6カウント以内に正解することで、残りカウント分のダメージを与えることができます。
また時々ランダムで「乱射(いわゆる会心の一撃)」という通常の4倍の威力の攻撃が発動することがあります。
不正解または時間切れで1ダメージ、HPがなくなるとゲームオーバー)
次々現れるそれらを撃退しながら進んでいくと、前方に建物が見えてきた。
人がいるかもしれない、と主人公は早速そこに向かい、そしてロックされたドアを力づくで破ると、建物から白衣姿の男性が現れた。
彼は主人公に礼を言い、「もう一ヶ月もここに監禁されていたんだ」と語った。
彼らは地球を離れ、この地ですでに七年間も遺伝子操作の研究を続けてきたという。
しかし研究者たちの中で内紛が起こり、一部の暴走した者たちが対立する研究者らを監禁し、
次々と凶暴な生物を作り出してしまったのだという。(ここに来る途中で戦ったのも多分それ)
おそらくこの先にも彼の仲間が監禁されているはずである。男性は「これが役に立てばいいのだが」と、主人公に「エナジーカプセル」をくれた。
(カプセルには6つの属性があり、それぞれ戦闘中のカウントの1-6にストックされます。例えば2なら冷気、3なら電撃・・・のように。
そしてセットされているカウントのときに問題に正解する事で自動的に消費され、通常より強力な攻撃が発動します。また相手の弱点を突く事で更に大ダメージを与えることが出来ます)
更に先へと進む主人公。行く先々で監禁された研究者たちを解放し、彼らからも話を聞くことが出来た。
そこで分かったのは「始めは皆仲良くやっていたが、二年ほど前からリーダーだった『村岡博士』と一部の研究者が他の研究者らと対立するようになったという事」
「村岡博士が『何か』を発見したという事」だった。
そしてこの先の砂漠にある通信ブースから地球に救援を求め、そこからこの星で何が起きているのかを伝えて欲しいと語った。
そして地球に戻り自らの犯した罪の裁きを受けるつもりだとも語った。


363 名前:クイズDNAの反乱[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 20:29:28.90 ID:l2Jz9MoP0 [3/9]
【灼熱の黄砂】
主人公は砂漠へと足を運ぶ。
そして研究施設の一つに足を踏み入れた彼の前に突如怪しげな老科学者が現れた。
「貴様だなぁ?村岡博士の研究を地球に密告するというヤツはぁ!通信ブースには近づかせん!」
どうやら彼は村岡博士の助手らしい。助手は自身のクローン(といってもかなり人間離れした姿)をけしかけ、主人公に戦いを挑んできた。
どうにかクローンを撃破した主人公だったが助手曰く、彼の部下が既にブースに到着しているという。主人公は先を急ぐことにした。


そしてようやくブースに到着した主人公だが、部下によって通信機が分解されていた。
彼を取り押さえた主人公は通信機を元通りにさせ、地球と通信するよう求めた。
だが通信を始めようとした途端、あたりが真っ暗になってしまう。部下曰く、ブースへの電力供給が止まってしまったらしい。
この先の湿地帯に発電ブースがあると聞いた主人公は、早速そこへ向かうことにした。


その途中、別の施設でも研究者から話を聞く主人公。
研究者たちの乗ってきた宇宙船はこの星の南極付近に不時着し、その際の衝撃でエンジンをやられ、もう地球に戻ることが出来なくなってしまったらしい。
そして星にはびこった凶暴な生物たちと戦うための武器であるエナジーカプセル、それがいつか尽きたときが彼らの最期だという。
(おそらくカプセルは地球から持ち込んだ物だと思われますが、実は研究者たちから貰う他に敵生物を倒しても手に入ります)
残りわずかだというカプセルの一つを託され、主人公は先を目指した。


更に別の施設には、村岡博士の娘「幸恵」がいた。
彼女が言うには父─村岡博士は以前とは人が変わってしまい、ある日「幸恵や私をこんな星まで追いやった地球に復讐してくる」と言って姿を消してしまったという。
父は何か恐ろしい事を考えている、どうか父を止めてほしい─主人公は幸恵にそう頼まれた。


364 名前:クイズDNAの反乱[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 20:31:41.29 ID:l2Jz9MoP0 [4/9]
【湿地帯(悲しい予感)】
点在する施設の研究者たちから話を聞く主人公。
彼らによると村岡博士は北のツンドラ地帯で何かとてつもないものを見つけたという。
そしてその際「やっとこれで地球に戻ることが出来る」と気味の悪い笑い声を上げていたらしい。
また、博士がやろうとしている実験にはかなりの高い電圧が必要らしく、それがあの通信ブースの停電の原因だという。
発電ブースを止めるためには物理的に破壊するしかないらしいが、それはすなわち地球との交信も不可能になることを意味していた。


ついに発電ブースに到着した主人公。
しかしそこでは村岡博士の助手が更に強力なクローンを用意して待ち受けていた。
クローンの撃破に成功するものの、助手曰くもうじき「絶対生物の博士」が完成するという。
そして「今度会ったときが貴様の最期だ」と捨て台詞を残して助手は去って行った。


ブースを破壊し、電力を断つことに成功する主人公。すると真っ暗な室内に何者かの気配が。
「誰だお前は・・なぜ私の邪魔をするっ!!」そこにいたのは村岡博士だった。
そして次の瞬間、博士の両腕がはち切れんばかりに激しく膨張し、スーツの袖を引き裂いた。
「絶対生物の博士」とは、自らを改造した村岡博士自身だったのだ。(ただし、主人公の邪魔が入ったので完全ではない可能性もあります)
博士が自分を生かして帰すつもりは無いと悟った主人公は、彼に戦いを挑む。


365 名前:クイズDNAの反乱[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 20:33:15.68 ID:l2Jz9MoP0 [5/9]
主人公がいくら攻撃を打ち込んでも、倒れるどころか引く気配すら見せない博士。
更ににらみ合いが続く中、主人公が引き金を引いた次の瞬間



「みんなやめてぇーっ!」



両者の間に割り込んだのは博士の娘、幸恵だった。
父の盾となって攻撃を受け、その場に倒れ伏す幸恵。


「!ゆ、・・・幸恵?」
幸恵の元に駆け寄り、彼女を抱え起こす博士。


「お、とう、さん・・・」
「しゃ、しゃべるんじゃない!し、しっかりしろっ!幸恵っ!ゆきえー!!」


幸恵の傷は明らかに致命傷だったが、しかしそれでも彼女は笑顔を崩すことなく言った。
「・・こんな星でも・・お父さんと一緒だったから私・・・。お願い・・昔の・・お父さんに・・・」


「う・・うん!うん!!もう、しゃべるんじゃ・・」


「お母さんに・・逢いに・・いってくる・・ね・・」
笑顔を浮かべながらそう言い残し、幸恵は息を引き取った。


366 名前:クイズDNAの反乱[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 20:33:32.39 ID:l2Jz9MoP0 [6/9]
「幸恵?返事を、返事をしなさいっ!・・・・・・何ということだ・・・ぐふっ・・
こんなことになったのは、君にも少なからず責任がある。ないとは言わさんぞ・・・」


涙を流しながら、無念に満ちた表情で、博士は訴える。
「・・・頼みを聞いてはくれまいか・・・ぐほっ。この子の・・幸恵の、なきがらを地球へ・・・
この子の母親と同じ大地に・・ぐふっ
眠らせてほしい・・・ぐふぐふっ
私もじき死ぬ・・ぶほっ・・・せめてこの子は・・・・・
この先にあるツンドラ地帯には・・太古に滅んだこの星の文明が、氷に埋もれている・・・・
その文明の船を、私は地球に向かうために整備しておいた・・君になら扱えるだろう・・・」
(博士の言っていた「復讐」とはおそらくこの星で作った生物たちを地球で解き放つことだったと思われます)
「・・北へ向かえ・・ぐふっ・・娘を・・頼む・・」
博士の最期を看取ると、主人公はその場を後にした。


367 名前:クイズDNAの反乱[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 20:35:38.47 ID:l2Jz9MoP0 [7/9]
【決戦・埋もれた文明】
村岡博士の遺言に従い、ツンドラ地帯へと向かった主人公。
最早ここまで来ると人の気配は無く、代わりに至る所に異形の生物たちがいた。
襲ってくるそれらを撃退しつつ、ついに主人公は博士の言っていた宇宙船を発見した。


しかし、そこには博士の助手がまたしても待ち受けていた。
博士の研究を受け継いだという彼は主人公の地球行きを阻止しようと、ついに自らを凶暴なクリーチャーへと改造してしまっていたのだ。


持てる知力とカプセルを駆使し、ついにクリーチャーと化した助手を倒した主人公。しかし
「ワシを倒したとて、地球は必ず・・・・・・逃げるがいい・・・
この星にいる、多くのクローン達を残して・・・ヒッヒッ・・・・グビョッ!」
不穏な言葉を残し、博士の助手だった何かは果てた。


368 名前:クイズDNAの反乱[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 20:38:23.43 ID:l2Jz9MoP0 [8/9]
太古に滅んだこの惑星イーバの文明がその昔誇っていたであろうその船は、
その文明の子孫達の待つ太陽系第三惑星「地球」へと帰郷の途に就いた──
【完】


※なお、他の研究者たちがどうなったのか、主人公と共に地球へ帰ったのか否か等については語られていません
一つ確かなのは、主人公を乗せた宇宙船が無事地球に着いたであろう事です

 





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