ゼノブレイド

71-547~553

547ゼノブレイド2018/10/26(金) 14:39:16.36ID:yPm79KFD0
ゼノブレイドの話の流れだけまとめました
少し前にクリアしただけなので、うろ覚えの部分もあるので補足できる方、補足お願いします。

はるか昔、巨神と機神という二柱の神がいた。二神は海上で日夜戦い続け、互いの全てを出し尽くし骸となった。
それから何年、何千年とたった。
巨神の骸、巨神界に住むホムス(人間のような種族)は、機神の骸から攻めてくる機神兵達と戦い続けていたが、機神に打ち勝ったという神剣『モナド』を振るう英雄・ダンバンによりこれを退ける。
しかし、モナドの力を制御しきれずダンバンは負傷し利き腕である右腕を動かすことができなくなり、一緒に戦ったムムカも消息不明となる。

それから一年後、人は斬れないというモナドを研究していた主人公・シュルクの住むコロニー9に機神兵が攻めてくる。
親友のライン、幼馴染でダンバンの妹のフィオルンとともに機神兵を退けようと戦うが、普通の武器では機神兵には太刀打ちできない。
ダンバンもモナドを左手で振るい応戦するが、制御しきれず落としてしまう。モナドを拾い上げるシュルクの脳裏に突如、「未来視(ビジョン)」が流れ、敵の動きを読み、一掃する。
ダンバンは未来視を見たことがないと言い、シュルクにモナドを託す。
しかし、モナドが効かない黒のフェイス付きの機神兵が現れ、戦いの最中フィオルンが死亡し機神兵に捕食される。
フィオルンの敵討ちのため、黒のフェイスを追いシュルクとラインはモナドを手に取り旅立つ。

旅の途中でモンスターに襲われている男の子・ジュジュを助ける。ジュジュに案内されたどり着いたのは、コロニー6から逃げてきたというものが集まるキャンプだった。
突然機神兵に襲われ命からがら逃げてきた、防衛隊のみんなや自分の婚約者・ガドを置いて逃げた…とジュジュの姉・カルナが語る。
義憤に駆られたジュジュはコロニー6を解放するため飛び出していく。あとを追う3人。
シュルクの未来視で、ジュジュに危険が迫っていることを知り急ぐが、あと一歩のところで褐色のフェイス・ゾードにジュジュは連れ去られてしまう。

548ゼノブレイド2018/10/26(金) 14:40:51.79ID:yPm79KFD0
褐色のフェイスを追い、中央採掘場に向かう途中、コロニー6防衛隊長・オダマと合流する。オダマが仲間の敵討ちをしようとし死ぬ未来視を見るシュルクだが、仲間に伝えるか迷う。
採掘場最深部でゾードと戦い退ける。ジュジュ、ついでにオダマも間一髪助ける。ラインに「一人で抱え込むな、未来視を見たら教えろ」と言われて反省するシュルクだった。
採掘場から出ると機神兵で埋め尽くされていた。黒のフェイスもいる。激しい戦いに息が上がる3人だったが、ダンバンや一年前の戦いで活躍したディクソンが加勢。
黒のフェイスはダンバンと面識があるようだ。戦いの最中テレシアと呼ばれる巨神界上層にしか生息しない生物が割り込み、黒のフェイスは逃亡。
ディクソンの勧めで巨神界上層を目指すことになる。コロニー6の復興を約束し、ジュジュ、オダマと別れる。

ノポン族(毛玉のような種族)の暮らす巨神界中層・マグナ原生林では倒れていたメリアを介抱、保護する。訳ありの様子の彼女を連れ、ノポン族の里・サイハテ村に向かう。ノポン族曰く、大恐竜の討伐が彼女の使命らしい。
サイハテ村の今年の勇者(という名のパシリ)・リキを伴い、メリアの大恐竜討伐を手伝うシュルク達。
大恐竜とはテレシアのことで、実はメリアは下界に逃げたテレシアを追って、巨神界上層からやってきたのだった。モナドの力もあり、テレシアの討伐は成功し、巨神界上層への案内をメリアが買って出てくれた。

上層はエルト海と呼ばれる海で埋め尽くされ、島々をハイエンター族(頭から羽が生えている種族)の技術で渡っていく。ホムスにはない技術力に驚くシュルク達。
ハイエンターの都・皇都アカモートに着くとメリアにひざまづくハイエンター達。実はメリアは皇女であった。
テレシア討伐の功により皇帝ソレアン、腹違いの兄である皇子カリアンに皇太子に推されるメリアだったが、ホムスとの混血であることを理由に、義母である光妃ユミア、宰相・ロウランが試練を課す。
途中、ユミアが差し向けた暗殺者が襲ってくるもシュルク達の加勢により撃退、名実ともに皇太子の資格を得る。

549ゼノブレイド2018/10/26(金) 14:42:50.26ID:yPm79KFD0
「とても高いところでモナドが、斬れないはずの黒のフェイスを叩き斬っている」未来視を見たシュルクは、ソレアンに聞くが、それは監獄島ではないかと皇族に仕え同じく未来視を操る予言官・アルヴィースに言われる。
監獄島に向かう一行だが、「ソレアンが監獄島の頂上で黒のフェイスにより殺される」という未来視があり急ぎ向かうが、ソレアンは黒のフェイスにより深い傷を負わされる。
メリアの腕の中で「お前はハイエンターの希望だ」と言い残し息をひきとる。
監獄島に封印された巨人・ザンザにより、モナドの枷が外れ、黒のフェイスを斬れるようになる。ザンザはそれを見届け死亡。
怒りに駆られたシュルクは黒のフェイスにとどめを刺そうとするが、間に入ってきた白のフェイスに邪魔をされる。
白のフェイスの中に入っていたのはホムス、それも死んだはずのフィオルンだった。外れたモナドの枷とは「人は斬れない」というもの。人が乗ったフェイス付き機神兵が斬れないのはそのためであった。
フィオルンに必死に呼びかけるも無視されるシュルク。
フィオルンを助けるため、そして真意を聞くために機神界に乗り込む決意をするのだった。

ソレアン亡き後、皇太子としてアカモートに残ろうとするメリアだったが、カリアンに背中を押されシュルク達と旅立つ。
途中ヴァラク雪原で十四年前のモナド捜索隊に思いをはせる。
かつてシュルクは両親とともにモナド捜索に参加しており、ここ、ヴァラク雪原でモナドを発見した。しかし、モナド発見時の記憶はシュルクにはなく、シュルクを保護したディクソンによれば、捜索隊の隊員はシュルクを残して全員死亡していたとのことだった。
雪原に立ちふさがる黒のフェイス。実は一年前の大戦で消息不明になったムムカが乗っていた。ムムカはダンバンへの劣等感とモナドへの執着心を見せる。が、戦いの末逃走する。

さらに進み、機神界との戦いの最前線・大剣の渓谷へ。またもまたも立ちふさがるムムカ。ムムカの放った攻撃により瓦礫が突き刺さり落下、爆発する。
ガラハド要塞へ侵入する一行。白のフェイスにやっとの事でたどり着くが攻撃される。新たに現れた黄金のフェイスによって操られているらしいが、意識までは操れてない様子。
フィオルンがシュルク達を助けるため超常的な力を発揮、白のフェイスは大破、ガラハド要塞は崩壊しシュルク達は海上へ落ちていくのだった。

550ゼノブレイド2018/10/26(金) 14:45:26.12ID:yPm79KFD0
シュルクは浜辺で目が覚めた。どうやらみんなとはぐれたらしい。近くに落ちていた白いフェイスの残骸からフィオルンを救助する。意識が戻ったフィオルンだが、驚きの事実を語る。
コロニー9では本当に殺されたが、機神界に回収されて機械仕掛けの体にされた。その過程でメイナスと名乗る意識をうつされた。
白いフェイスに乗っていた時の記憶はあるが、実際に表に出ていた人格はメイナスだった。しかしメイナスへの怒りはなく、むしろその目的に協力したい、と言うのだ。
仲間との合流に、そして最愛の兄との再会に沸き立つ一同。
シュルク達が落ちたのは落ちた腕と呼ばれる機神界の地域だった。そこには機神界の種族・マシーナ(機械仕掛けの人間)が住んでいた。
マシーナの里の長・ミゴールは、シュルクにモナドの使い手として頼みがあると話す。「息子エギルを止めて欲しい」と言うのだ。
エギルは黄金のフェイスに乗っていたマシーナで機神界盟主であり、巨神界への侵攻を指揮している。ある出来事から、巨神界の全てを壊すことを目標に暴走し始めたのだ。
そしてメイナスはそれを止めようとしたエギルの妹・ヴァネアにより、フィオルンの体に意識を移された機神の魂だった。
ミゴールの頼みを快諾したシュルク達は機神界の帝都アグニラータへと向かう。

帝都には石化したテレシアがそこかしこにいる。まるでテレシアにより攻め込まれたかのようであった。
神殿前に緑のフェイスが立ちふさがるが、乗っているのは記憶を消されたカルナの恋人・ガドであった。メイナスの力によりガドは自分の記憶を取り戻す。
が、エギルによって機神が復活。復活の余波からカルナを庇い、ラインにカルナを託してガドは死亡する。
機神が復活し、落ちた腕ではエギルを止めるべくミゴールがジャンクスと呼ばれる飛行船を動かし、機神界中枢のエギルを止めてくれとシュルクに頼む。機神界中枢に乗り込むシュルク達。
エギルが乗り込んだ黄金のフェイスと対峙する。黄金のフェイス・ヤルダバオトは機神の核を担っており、機神の体すら操れるようになっていた。次々に補充される機神兵をなぎ倒し辛くも勝利するシュルク達。

551ゼノブレイド2018/10/26(金) 14:49:13.79ID:yPm79KFD0
昔、マシーナ達は巨神界の生物と手を取り合って生活していた。エギルもまた巨神界の巨人族・アガレスと親友であった。
が、ある時アガレスがザンザと呼ばれる巨神の魂に乗っ取られ、機神界にテレシアを差し向けてきた。
沢山の同胞を殺され、親友も奪われたエギルはザンザを憎み、機神兵達を巨神界へ差し向け続けた。ミゴールやヴァネアといった周りのものが止めるのも聞かずに。
激しい憎悪を向けるエギルだったが、シュルクの説得に心を動かし、昔の友好的なエギルに戻る。
しかし、その直後、ディクソンによってシュルクは意識を失い、シュルクからザンザが分離し、モナドを奪われてしまう。
実はザンザは、監獄島に封印された巨人・アガレス(モナドの枷を取った巨人)に変わる依代を探してモナドの中で眠っており、たまたま封印されたモナドの近くに現れたモナド探索隊の一員シュルクに宿って潜伏していた。
モナドの中にいたザンザによりモナド探索隊の全員は命を吸われており、シュルクもまたその時に命を落としているが、ザンザが宿ることで生きている状態を保っていた。
ディクソンは一連の出来事を知るザンザの使徒であった。
ザンザは利己的な神であり、巨神界の生物のエネルギーを吸い取ることで自分のエネルギーに変換する。
その生物の命を刈り取る役目がテレシアに課せられていたが、実はテレシアはハイエンターの進化前の姿であり、エーテルを浴びることで純血のハイエンターはテレシア化するというのだった。

巨神界の生物全てを滅し自身のエネルギーにするため、巨神を復活させようとするザンザ。それを止めようとフィオルンの中から出てくるメイナス。
メイナスとザンザはかつて地球の科学者であった。相転移により人を神に近づける研究をしていた。新しい世界を作るという実験に好奇心を抑えられなくなったザンザが、メイナスの制止を振り切って実行。
今の世界が作り出されたという、世界の創造主でもあった。
ザンザを止めようと全力で戦うが、シュルク達を守るためにザンザの一撃を受け、「神のない世界を」と言い残しメイナスは消える。
メイナスのモナドはザンザに奪われ、ザンザのモナドと合体し、未来を完全に見ることができるようになる。

552ゼノブレイド2018/10/26(金) 14:51:11.77ID:yPm79KFD0
ザンザ操る巨神とエギル操る機神が戦うが、巨神に一太刀浴びさせエギルは力尽きる。その間フィオルン達はシュルクを担いで脱出するが、テレシア化したハイエンター達が襲いかかる。
カリアンが駆けつけるも、ザンザの使徒だったロウランの手によりテレシア化してしまう。しかし、かろうじて理性を保っていたカリアンはロウランとディクソンに突っ込みフィオルン達を逃す。

なんとかコロニー6に逃げてきたフィオルン達。テレシア化を免れた混血のハイエンターやノポン、マシーナ達も避難してきていた。
しかし今までザンザによって生かされてきたシュルクは意識を取り戻さないままだった。傍らにはヴァネアが作ったモナドレプリカが置いてある。
メリアはフィオルンの機械の体の限界が近いことを悟り戦うことを止めるが、フィオルンはシュルクのために最後まで戦うという。シュルクに密かに惹かれていたメリアだったが、フィオルンの決意の固さに敵わないことを悟った。
そこへ攻めてくるテレシアの群れ。コロニー6総出で応戦するも、徐々に押されていく。

一方その頃、自分の存在やしてきたことが無駄であったこと、未来は既にザンザによって決まっていたことを嘆き失意の中にいたシュルクは、
夢の中でアルヴィースにザンザが世界を破壊し作り直すことや未来視は不完全なものであると語り、シュルクはどうしたいかと問われる。
アルヴィースの言葉に奮起したシュルクは目覚め、ザンザに立ち向かうことを決意。
防戦一方のコロニー6を助けに向かい、モナドレプリカからモナドと未来視を発動。驚異的な動きで仲間達を助けていく。そこへ現れたディクソン。
アルヴィースがザンザの使徒であることを知るが、シュルクは動じることなく応える。その様にディクソンは武者震いを覚え、ここまで来いと言い残し去る。

巨神の魂であるザンザまでは巨神胎内を通る必要があった。エギルが開けた巨神の傷から巨神胎内に侵入するシュルク達。巨神の心臓ではテレシア化したカリアンと融合したロウランと、監獄島ではディクソンとそれぞれ戦う。
シュルクに対し親、師のように振舞っていたディクソンの中に、ザンザに対する忠誠心だけでなくシュルクへの師弟愛のようなものが生まれてたことに気づき、その複雑な思いを吐露しながら死んでいった。

553ゼノブレイド2018/10/26(金) 14:53:20.42ID:yPm79KFD0
ザンザがいる記憶空間に。シュルクはそれまでのモナドレプリカではなく第3のモナドを発現し、ザンザを倒す。モナドを発現したシュルクに驚くザンザ。
モナドは生き物すべて一人一人が持つ力であり、シュルク達が自分の未来を選び取る意思を具現化し、第3のモナドとして発現したのだ。

滅びゆくザンザを前に、アルヴィースが語り出す。
ザンザやメイナスは孤独で、それを紛らわせるために自分と同じ姿の生命を生み出した。しかしザンザは、世界が次の段階に進むときのザンザ個人の消滅を恐れ、ザンザが永遠に生きられるよう破壊と再生を繰り返す世界を望んだ。
自分は元の世界では相転移装置そのものだった、とアルヴィースは語る。
アルヴィースはシュルクに聞く。どうしたい?と。
「僕は決めない。未来は一人一人が決めていくものだから。だから僕らが望むのは…神無き世界だ!」
それまでの世界は崩壊し………

活気ある街が映る。ホムス、ノポン、ハイエンター、マシーナ…多くの種族がともに笑顔で暮らしている。
穏やかに海を見つめるシュルク、そしてホムスに戻ったフィオルン。
いつかこの広い世界の人たちと会ってみたい。そんな未来を目指して歩いていくのだった。

終わり
最終更新:2019年01月22日 14:10