玉繭物語
>>14-581~585

581 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2005/05/04(水) 23:06:16 ID:kZzbhOQ9
玉繭物語を投下します。ちなみに、最初の神話部分は省略してもそれなりに理解できると思います。
酔った勢いで書いた部分が大半なのでミスがあるかもしれません


582 玉繭物語(神話部分) sage 2005/05/04(水) 23:10:53 ID:kZzbhOQ9
 創造神エルリムは肉体の創造を司る聖霊アモスと知恵を司る聖霊マモン、魂を司る聖霊アズラを創り出し、
三人に様々な生き物を創らせた。多くの生物を創り出した後に、アモスとアモンは協力して(ヒマ潰しのために)
知恵と自分達に似た姿を持つ「知恵ある獣(人間)」を創り出した。後に、マモンは物欲に負けて人間に知識を
与え、アモスは肉欲に負け人間の一人と交わってしまった。このことがエルリムの怒りに触れ、
アモスとマモンは力を奪われ、醜い姿に変えられてしまった。またアモスと人間の子は神の力を有していたために、
その力を恐れたエルリムによって光と闇に分かたれ、ナギ人と呼ばれる特殊な人間になった。
 人間はマモンから与えられた知識を元にゲヘナの業(科学技術)を生み出し、ゲヘナパレナという王国を作るほど
発展していった。ゲヘナパレナの王子メネクとナギ人の娘アルカナがエルリムの依り代である御神木バオバオの
根元で出会い、恋に落ちたが、ナギ人は特殊な力を持っているために人々に嫌われており、二人の交際は反対された。
アルカナは交際を認めてもらうために妖精の繭から紡いだ絹をカリス王に献上したが、王は絹の美しさに心を奪われ、
妖精の乱獲を始めてしまい、そのことを諌めたメネクを殺してしまった。メネクの訃報を聞いたアルカナは絶望し
バオバオの根元にある沼に身を投げてしまう。アルカナの悲しみを汲み取ったエルリムは真の愛が為されるまで
人を苦しめることを決め、動物を聖魔(モンスター)に変え、滅びの蟲オニブブを世に放ち、
ゲヘナパレナを滅ぼしてしまう。


583 玉繭物語 sage 2005/05/04(水) 23:14:51 ID:kZzbhOQ9
 サイラス村に住む青年レバントは聖魔から村を守る繭使いの一人息子だが、
父親リケッツが数年前に繭使いの役目を捨てて失踪したために、臆病者の息子と虐げられながら母と暮らしており、
仲良くしているのはナギ人で許嫁のマーブとその育ての親のガライ、鍛冶屋の息子のケルマリオぐらいだった。
マーブがレバントの許嫁になっているのは、「繭使いはナギ人と結婚しなければならない」という
職業の特殊性からできた掟があるからだった。繭使いは聖魔の心を音楽で癒すことによって繭の中に捕獲、
使役することで村を守るのだが、繭の中に捕獲するだけでは聖魔には呪いが宿っていて使役することができないので、
ナギ人が呪いを浄化しなければならない。この浄化の際、呪いは消えてなくなるわけではなく、
浄化したナギ人の体に呪いの刻印(黒い刺青)として残ってしまう。(このため、最初のうちは活発的で露出度の
高い服を着ていたマーブが次第に肌を隠すようになり、声も沈みがちになってしまう。また、マーブはナギ人なので
レバント家同様に嫌われており、村人の井戸端会議の場ではレバント家やマーブに対する陰口が聞ける)
 お盆の日にオニブブが村を襲い、数人の村人が眠り病にかかってしまう。特効薬となる薬草は聖魔の住む森に
生えているので繭使いが必要となり、レバントが正式に任命される。
薬草採りの途中で父の親友だった繭使いコリスや元・聖霊アモスのキキナクと出会い、キキナクから特効薬を受け取る。
 特効薬を持ち帰ると、ゲヘナの業を使う村の祈祷師ジバラからオニブブや聖魔が暴れまわっている原因である
エルリムをゲヘナの業を使って封印するように命令される。(オニブブや聖魔は人への罰であり、
人は自然の一部になり聖魔達と共存すべきだと考えている繭使いやナギ人とは異なり、ゲヘナの業を使う人々は
ゲヘナの業で聖魔達に勝利して支配することこそが弱肉強食である自然の摂理に適っていると考え、
聖魔やエルリムの駆逐を目指している)。エルリムを封印するためにバオバオのある森に行き、
バオバオの番人で元・聖霊マモンのトトヤムを賄賂で黙らせ、バオバオに封印の札を使ってしまう。
同時期に村ではガライがアズラであることを見抜いたジバラがガライを処刑しようとしたが、
ガライは自分がアズラであることを認めると同時に「集結の時」を宣言し、レバント以外の人間が石になってしまう。
レバントが村に戻り、石になっている村人に驚き、マーブを心配して家に戻ると、マーブは妖精に姿を変えていた。
ガライにマーブや村人を治したかったら、ナギ人の神殿に行けと言われ、マーブとともに神殿を目指す。


584 玉繭物語 sage 2005/05/04(水) 23:17:52 ID:kZzbhOQ9
 神殿にてナギ人の族長から「集結の時」とは、全ての人間の魂がエルリムの元に集められ、光の選ばれし者と
闇の選ばれし者が戦うことによって人類のこれからの方向性(秩序を求める光に特化した存在になるか、
変化を求める闇に特化した存在になるか)を決めるというものだということ、レバントには光の選ばれし者になる
資格があること、光の選ばれし者になるためには試練を受けなければならないことをを告げられる。
 試練とは仲間達の陰の心である闇の使徒に立ち向かい、闇に負けない強い心を示すことだった。
最初に現れたのはコリスだった。コリスは心の奥底を語りだす。
かつてコリスは妻が呪いの刻印に苦しんでいることを気に病みながら自分の村を守っていたが、
コリスの不在中にナギ人だというだけで妻が村人に殺されてしまい、村を捨てて「真の浄化」を求めて旅に出たのだ。
コリスは次第に、感情のままに行動し、殺し合う人間こそが浄化の対象なのではないかと疑問に思い始めたのだと語る。
レバントは(無口な設定なので力で)コリスを説き伏せ、第一の試練をクリアする。
 二人目は親友のケルマリオだった。ケルマリオは自分が実力ならあるのに村の掟で
親の職を継がなければならないので村を救うことも、ナギ人であるマーブと結ばれることもできないのに、
親が繭使いというだけで両方を叶えたレバントを恨めしく思っていた。
「掟もしきたりも、もうコリゴリだ!」と叫ぶケルマリオをレバントが説き伏せる。
ケルマリオは最後に「それでもおまえを親友だと思っている」と話し、去る。
 最後の使徒はマーブだった。マーブはレバントに対して好意は持っていたが、掟によって許嫁になったこと、
さらには同じ境遇でリケッツと結ばれたはずのレバントの母親が幸せそうにしていることに困惑していた。
さらにマーブは語る「あなたのために浄化をする度に、私は汚れていく」。
レバントが説き伏せるとマーブは「ごめんなさい。でも今話したことは全部私の本心。それでも私のこと、好き?」
と尋ね、レバントは受け入れる。
 このことによって、ついにレバントは光の選ばれし者となり、闇の選ばれし者と対峙して打ち勝つ。
闇の選ばれし者は父リケッツであり、呪いの刻印に苦しむ妻の姿を見かねて「真の浄化」を求める旅に出た結果、
全ての原因はかつてエルリムによってナギ人が光と闇に分かたれたことにあると悟り、闇の選ばれし者になり
レバントを待っていたのだと語る。光と闇を融合させるためにレバントとリケッツで光と闇の鎮魂曲を
奏でることによって、レバントに宿っていた光の竜神ケムエルとリケッツに宿っていた闇の竜神ケムエルが融合し、
ナギ人が呪いの刻印から解放され、集結の時が(エルリムの意志に反して)「人類は光か闇に特化した存在ではなく、
両方が融合した存在になる」という結果に終わり、人々が元に戻る。実はレバントとマーブはメネクとアルカナが
転生した存在であり、二人が結ばれることによって真の愛が為され、人はエルリムの試練をクリアする。



585 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2005/05/04(水) 23:23:18 ID:kZzbhOQ9
以上です。物語中の聖霊達は人間臭いけど、どこか人間と違う存在になってます。
玉繭物語はハッピーエンドで終わってるけど、続編が作られたために続編でレバントが不幸な設定になっちゃてます





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