シュバルツシルトシリーズ

シュバルツシルト
>>15-289~290

289 シュバルツシルト年表 sage 2005/05/21(土) 20:27:34 ID:RN68TF3G
西暦3260年 太陽系国家を営んでいた人類はついに恒星間旅行を実現させる。

西暦3410年 異生命(非アースマン)との接触と植民時代の本格化

西暦3528年 人類の政治中枢がカーネル星団に転居。銀河連邦(第一次銀河帝国)が成立。

西暦3719年 植民地の反乱激化により、銀河連邦分解。滅亡。

西暦3789年 軍事国家グエンハンの名将クレアにより銀河統一の機運高まる。

西暦3796年 グエンハンにより第二次銀河帝国成立。クレアは始皇帝として即位。

西暦3841年 クレアの死語25年目にして帝室の内紛をきっかけに帝国が分裂。

西暦3880年 銀河中心部の八つの強国の主導による時代(八強国時代)開始。

西暦3938年 バルディスのヤングリーフ公国において光の伝説(始皇帝クレアと彼を支える合計百八人の英雄による
第三次銀河帝国誕生の予言)が語られ始める。

 同じ頃、光の洗礼ともいうべき霊的現象によって、覚醒した八強国の重要人物たちが八強国所有のライブラリー(第一次
銀河帝国の知識情報)を強奪して姿を消す。そのなかにモリス・ゴードンと呼ばれる男がいた。彼は、後に真王を名乗る
ヤングリーフ公王クレアの腹心となる。

以下、本編へ。

290 シュバルツシルト年表 sage 2005/05/21(土) 21:31:07 ID:RN68TF3G
西暦3941年 カーディナル星系においてアースマン(地球人類)移民の新国家パーシオンによる星系統一がなされる。
カーディナル統一の立役者、パーシオン元首エグザス・グラフトは第一次銀河帝国期の宇宙要塞デスペランに乗り込むと姿を消す。
以後、彼はエグザシオ・グラフツゥラーと名乗り、数多の星系に破壊と混乱を導く。(シュバルツシルトIII  惑星デスペラン)

西暦3958年 八強国の極秘介入によりバルディス星系に争乱発生。しかし、バルディスに封印されていた謎の
生態兵器クラーリンとの戦いを通じ、ヤングリーフ公国のクレア公王が光の真王として覚醒。
 クレアはそれに立ち会った七人の側近達と自分の許に集結した光の戦士達を引き連れて霊星ゴルゴダ(光の伝説
発祥地)の次元回廊の彼方へ姿を消す。

西暦3960年~3995年 クラーリンと呼ばれる異生命体やそれを操る謎の人物グラフツゥラーにより、ジロ星団、ソマリ星系、
マティエ=アルツェール星系、その他諸々の星系が存亡の聞きにさらされる事件が勃発。
(シュバルツシルトI シュバルツシルトII シュバルツシルトEX+)

西暦4007年 ヴァレンティア星系においてエバ絶対皇国の女王エバに対してレインローグ王国のユーシス・レインローグと
イクスランド王国のディオン・プロザイクが反旗を翻す(女王戦争)
惑星デスペランを駆りヴァレンティアを席巻する女王だったが、戦いは四賢者と呼ばれる謎の超人達の助力を得た
ユーシス・レインローグの勝利に終わる。その際、四賢者の"力"によりユーシスの心に第三次銀河帝国建設の野心が
植え込まれる。コールドスリープから目覚めたグラフツゥラーはデスペランを駆ってヴァレンティア星系から離れた。(シュバルツシルトGXR)

西暦4022年 エリクシオン星系を統治する二つの精力のうち一つNTU(ナゴウム条約連盟)の元首アーサー・ロックフォードが
襲撃され、その娘アデラード・ロド・ロックフォードの後継問題に端を発するエリクシオン統一戦争が発生。
 NTUは内乱とレインローグの侵略をを解決し、宿敵サンギデオン教国を下してエリクシオンに隠されたライブラリーを
守護する封印艦隊に勝利を収める。(シュバルツシルトW2)

西暦4040年 八強国の一つランパート連邦内部で戦乱勃発。ランパート連邦内の国家シーマン星系カロン王国の
王子アレフが、自国民が東方統括区に拉致されている実態を見過ごせず、故郷を飛び出し解放軍を組織。
 自国民を取り戻すべく戦いを続ける途上で、アウグースと呼ばれる猫耳一族の巫女「サラサ」「ルイン」のツェーゲ
姉妹と知り合ったアレフは、アウグース一族の窮状を救うべく、最終的には連邦と交戦する道を選ぶ。
そこに漁夫の利を得るべく真王軍が襲来。アレフを裏切り者に仕立て上げた真王の片腕モリス・ゴードンの采配で
ランパート連邦内に真王の勢力圏を造り上げることに成功。最終的には全領域を征服してしまう。
 愛する女サラサ=ツェーゲを失った傷心のアレフは、真王軍への誘いを断り、ルインとともに生き残ったアウグース
一族を連れてランパート連邦を後にした。(シュバルツシルトX)

 同時期、エリクシオン星系においても戦乱が勃発していた。辺境統一を目指すレインローグ帝国が再度NTUに侵攻を開始。
この戦いの勝敗は、真王軍に領土を奪われたランパート連邦残党軍の水入りで流れ、連邦の残党はレインローグと
NTUの同盟軍の前に破れる。このたびの戦いで、NTU元首アデラード、レインローグ皇帝ユーシスが真王軍入りを果たし、
真王軍の陣容が著しく強化される。(シュバルツシルトN)

 一方、グラフツゥラーはデスペラン機能完全回復の為にライブラリーを求めてセプネテス星系に侵入。
真王軍の察知を隠すため、彼はメンブルク王国を極秘裏に征服した後、影の宰相としてセプネテス統一戦争を開始する。
 ライブラリーを回収していくが、次第にグラフツゥラーを慕うようになるメンブルクの女王フローリアに嫉妬した秘書官
アリシアの裏切りにより、最も重要な部分を最後に滅ぼしたラングミアの宰相に持ち逃げされ、不完全なデスペランでの
真王軍との激突を余儀なくされる。戦いはエグザスの勝利に終わるが……(シュバルツシルトZ)

シュバルツシルトFへ続く。
最終更新:2006年12月19日 12:41