戦国無双(濃姫シナリオのみ)
>>14-530~531

530 戦国無双濃姫シナリオ sage 2005/04/29(金)03:41:30 ID:wfC1P1ZB
リクった人まだ見てるか知らんが戦国無双濃姫シナリオ逝きます。

満月の下、行軍する今川の大軍勢。
妻濃姫の鼓に合わせ、信長は敦盛を舞っていた。
勝ち目の無い戦を嘆く配下の武将たちに「大丈夫、お兄さまなら勝つよ!」
と信長の妹、市姫は明るく笑う。

「死ぬやも知れんな」
鎧に身を包み、呟く信長に跪き、刀を渡そうとする濃姫。
その脳裏には嫁ぐ際、父親斉藤道三に申し渡された言葉がこだましていた。
「うつけを殺せ…」と…
物思いに沈む彼女の手を、信長が突然乱暴に引き上げる。
「貴方を殺すのは、私。こんな戦で死なれては…」
くちづけの後、妖艶に囁いた濃姫の唇に手を当てて彼女の声を遮り、
「うぬを抱けぬ、な」信長が後を続けた。

安土城を発つ織田家の兵たちの列を枝の上から眺めていた服部半蔵が、密やかな声で呟いた。
「信長…勝てば、乱。影の役目は…」言う端からその姿が夜の闇の中に溶けていく…

降り出した折からの豪雨を味方に、羽柴秀吉の見つけ出した敵本陣を急襲、
今川義元を討ち、濃姫たちは勝利を収めた。
その後、彼女の父である斉藤道三が死去。彼の支配地であった隣国美濃を攻める信長。
市は「家族と戦うの本当に平気?」と眉を曇らせるが
濃姫は「いずれこうなると、わかっていたわ。それでも私は選んだ…誰もがそうするように」
決然と答え、馬を進める。
秀吉の作った一夜城を拠点に織田軍は有利に戦を進め、
不利を悟って場内に逃げ込んだ兄義龍を追い詰めた濃姫。
「父の言葉を忘れたか!」と激怒する義龍に彼女は平然と答える。
「ウツケを、討て、でしょう?あの人より貴方のほうが、よっぽどウツケだから」

斉藤家滅亡後、信長は市を近江の浅井長政に嫁がせた。
だが信長の苛烈なやり方に長政は信長の下を離反。
浅井を滅ぼすべく信長が兵を進めた姉川の橋の上で濃姫は市と睨みあう。
「お義姉さまとは違うよ。市は長政さまとお兄さまの新しい道を切り拓くために戦うの!」
「その道は…険しいわ…」濃姫の言葉に微笑む市。
「そうね。だからあたしは…ここにいるの!」

531 戦国無双濃姫シナリオ sage 2005/04/29(金)03:43:55 ID:wfC1P1ZB
この後「速やかに浅井長政を撃破せよ!」ミッション中に市を倒したか倒さないかでルートが変化。

倒す=下ルート
本能寺にて信長は明智光秀の謀反にあう。
彼と共に濃姫は京を脱出、光秀に占領された安土城へと向かった。
「天守にてうぬを抱こうぞ」
別行動の前に囁いた信長の言葉を胸に天守閣へ辿り着いた濃姫は、
待ち受けた光秀の前で信長と熱いくちづけを交わす。
「どれだけの人が、その戯れに振り回されたかおわかりか!」
声を震わせる光秀に濃姫は艶やかな笑みを投げた。
「相変わらずね…光秀。戯れだから愉しいのに」

丘の上、父から授けられた小太刀に語り掛ける濃姫。
「あなた、信長の血を吸いたかった?けど、私の心が欲しいのは…」
彼女は呟き、父の形見を傍らの草叢に投げ捨てた。
「これであの人の元にいる理由が無くなった…」
しゃがみ込むその背後に信長が愛馬を寄せてくる。
「お濃、何を望む?信長を殺すのに理由など要らぬ、ぞ」
振り返って濃姫は答えた。「欲しいのは…貴方の永劫」
「くれてやる。永劫と言わず、その先までもだ」
伸ばされた力強い手に、白い手が重なった。

倒さない=上ルート
本能寺にて明智光秀が謀反、光秀軍に囲まれた境内からの脱出の際、
遂に濃姫は信長の命を奪う事を決意する。「あなたの命、この胸に抱かせて…」

「お濃、何故裏切る!?我が妻が!?」
普段の彼のふてぶてしさからすれば異様なほどに取り乱した信長を濃姫は容赦なく踏みつけにした。
「妻だから、でしょう…わかりませぬか?」
しかし、絶命の際彼が影武者であった事が判明する。
本物の信長は既に京を脱出、岐阜城へ向かっていた。
忌々しげに骸に唾を吐きかけ、濃姫は信長を追うべく踵を返す。

「お濃、何を望む。信長を殺すか?抱くか、抱かれるか?」「すべてを」
岐阜城天守閣にて。問いかけてくる信長の言葉に濃姫は応え、
「で、あるか」彼女の夫は頷くと大剣を抜いた。

倒れた信長の上に濃姫は馬乗りになり、父から渡された小太刀を振りかぶって
彼の喉元めがけ振り下ろそうとする。しかしその時不意に父の姿が彼女の脳裏に瞬き、
その声が何度も耳の奥で乱反射した。
うつけを殺せ、うつけを殺せ…ぎくりと顔を上げ、再び見下ろすと信長の見開いた瞳と視線が合う。
それを断ち切ろうとでもするかのように彼女は凶器を更に振り上げるが、
結局それ以上のことは出来ずに刀を脇へ放り捨てた。

信長の上に屈みこみ、濃姫は愛しげに彼の髪を撫でる。
同じように彼女の髪を撫でようと伸ばされた信長の手を払いのけ、
濃姫は夫の身体を無理矢理に引き起こすと
「愛しているわ…殺したいほど」うっとりと囁き、彼の唇をむさぼるのだった。





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