帝国千戦記
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122 PS2 帝国千戦記  sage 2005/05/12(木) 21:35:17ID:NdzV+zSi
<序章>
隣国との戦争に備えての城壁づくりに、突然やってきた役人が
陶青樺(主人公)が住んでいる農村の男達を強制的に徴集する。
同時に女性は王や上役の貢ぎ物、下働き用に連れ去られてしまう。
別れた母親や姉・妹は、消息不明となり生きているかも分からない。

石切場の労働は過酷を極まり、家畜にも劣る扱いを受け続ける。
そんな中、熱がありながら強制的に働かされた弟が倒れてしまった。
動けない弟を役人が撲殺、役人に食ってかかろうとした青樺を止め
代わりに役人にむかっていった父親は、その役人に刺殺されてしまう。

その夜父親と弟の復讐に、兄がまず囮になり見張りを引きつけて、
その隙に青樺があの役人のところへ向かえという事で話が進む。
役人の所でまた会おう、と兄と別れた途端
青樺は突然不安と強い動悸に襲われる

頭に浮かんだのは月明かりの下、血だらけで立ちつくす兄。

これは現実になる。そんな確信に似た気持ちを抱き
助けなければ!と兄の後をすぐ追いかけるも時すでに遅く
見張りに矢を射かけられ見た映像のまま血みどろになった兄がいた。
兄は青樺だけでも逃がそうとその見張りにかぶりつき
剣で切られても決して離そうとせず、青樺を逃がしてくれた。


123 PS2 帝国千戦記  sage 2005/05/12(木) 21:36:12ID:NdzV+zSi
暗闇の中、方向も分からず走り続ける青樺は
父親と弟を殺した役人と兄を殺した見張りに復讐する事を心に誓う。
だが闇雲に走り続けた結果崖から滑り落ち、意識を失ってしまった。

崖から落ちた青樺を、髭の生えた熊みたいな大男
孟元堅 (実は元将軍)が助けてくれる。
元堅(がんけん)は語る、役人に復讐するのもいいだろう
だがそれだけでは何も変わりはしない。
おおもとを絶たない限りは、幾度も同じ事が繰り返されてしまう。
それには全ての元凶であるこの国の王、陳王高を倒す事だ!と。

すで家族を失い天涯孤独となった青樺に選ぶべくも無い、
打倒陳王高と決意を固め元堅と共に行動する事を決めたのだった。

その時また不安感と激しい動悸におそわれ、
追っ手の差し迫る光景を予見してしまう。
実際元堅自身お尋ね者であり追っ手は彼を探してのものだった
どうやら青樺には少し先の未来(危険を伴う事のみ)を
見ることが出来る特別な力があるらしい。
二人はその場を逃げ出し、なんとか難を逃れる事が出来た。

その不思議な力をこれからの戦に役立つと元堅は喜んでくれるのだが
青樺自身は未来を見ていながら助ける事の出来なかった兄の存在、
結局は予見のまま元堅に怪我をさせた事実に
どうしようもない程の無力感にさいなまれてしまう。
様々な思いを胸に秘め、陶青樺の旅が始まった。



124 PS2 帝国千戦記  sage 2005/05/12(木) 21:38:08ID:NdzV+zSi
<本拠地>
旅を続け仲間が増え反乱軍としての形が出来てくる。
そして本拠地にと定めていた山城を手にいれた。

軍の呼び名を決め、反乱軍と識別出来る物も決めないといけない。
青樺の名前が青だ、面倒だ青でいいんじゃないか?青軍でどうだ。
なんとも安易な事を元堅が言いだした。でも他にいいのも浮かばない。
反対も無く結局それに決まりここに反乱軍 青軍が誕生した。

そして時と共に世間にその存在が知られていく。
陳王高に反抗する青軍という反乱軍がある
その大将は神がかった力を持つ陶青樺という若者だ。
そんな噂が広まっていったのであった。


131 PS2 帝国千戦記   sage 2005/05/13(金) 21:04:09ID:tBSHXAVw
<復讐1>
日は沈み辺りは闇、すでに人通りは無い。
戦の帰りで、仲間を引き連れ本拠地に帰還する途中だった。
道の向こう側から足早にくる一人の影がある。
すれ違いざま松明が互いの顔を照らす。そしてお互い硬直した。

見忘れるはずはない!その男は兄を殺した見張りの兵士だった!!
だが兵士が凍り付いたのは青樺(せいか)を見たからではない。
お尋ね者の元将軍 孟元堅(もうがんけん)を見つけたからだ。
兵士は青樺の事など覚えていなかったのだった。

兵士はすぐさま逃げ出そうとしたがそれを青樺は許さない。
そして青樺は自分が誰なのか語り兄の仇と兵士を斬り殺した。
あれ程待ち望んでいた仇討ちが、やっと一人果たせた瞬間だった。

だがそこに満足感など無く、どす黒い虚しさしか残らなかった。


これ以降ルート別に話の流れが変わってきます。


161 PS2 帝国千戦記 豪傑ルート sage 2005/05/15(日) 17:57:59ID:EgnUXqNk
都では先の皇帝の御落胤の噂で持ちきりだ。
陳王高(ちんおうこう)自身が皇子探しをしている
皇子を見つけた者には多額の褒美を授けるそうだ
隣国を攻めるのに口実が欲しいらしい

噂話を青樺から聞いた安瑞嵐(あんずいらん)は喜ぶ
安瑞嵐は皇子の名を語り都以外の場所で荒稼ぎしている詐欺師だ。
一世一代の大勝負と都に向かった。

だが王宮に向かった安瑞嵐は本物の皇子として捕らえらてしまう
史鋭慶(しえいけい)の屋敷で処刑される事となり連れて行かれる。
史鋭慶は陳王高の片腕と呼ばれ冷徹にて冷酷な黒衣の将軍である。

屋敷で史鋭慶は李暫嶺(りざんりょう)に偽の皇子を殺す事を話す。
李暫嶺は暗殺を生業にしている李と呼ばれる刺客一族の一員だ。
ある仕事中に依頼人に裏切られ瀕死の重傷を負う
そこを史鋭慶のきまぐれで拾われそのままやっかいになっていた。
李暫嶺の傷は深くまだ歩くのもままならない状態だ。

史鋭慶の話を聞いた李暫嶺はいささか不思議に思い聞き尋ねる。
なぜ偽の皇子を殺すのか?そう史鋭慶は安瑞嵐が偽物と分かっている。
史鋭慶は答えた(本物の)皇子を守る為だ。言葉には揺るぎが無い。
陳王高の片腕と呼ばれる史鋭慶だが本当は忠誠など誓っていない。
史鋭慶の人生は全て皇子を守る事だけに捧げられているのだった。


162 PS2 帝国千戦記 豪傑ルート sage 2005/05/15(日)18:00:46 ID:EgnUXqNk
そういえば最近安瑞嵐の奴を見ないな。元堅が何げに尋ねた。
青樺は安瑞嵐の事を仲間に話していない事を思い出す。
話を聞いた元堅は驚愕する。陳王高は皇子を殺す為に探しているのだ。
金だけ貰って逃げ出すなんて出来るはずはない。
青樺は責任を感じ助けに行こうとするが仲間は止める。助けられるはずはない。
それに汚い商売をやっていた安瑞嵐なので皆どうでもよさげである。
それでも行こうとする青樺に元堅だけはついて来てくれるのだった。

都に入ると元堅に気付く警備兵をぶん殴りながら史鋭慶の屋敷を目指す。
たどり着くとなんと陳王高自身が出向いており公開処刑となっていた。
陳王高は史鋭慶に何度も確認する。本物か?本当に本物の皇子なのか?
本当にほんとーに本物で間違いないんだな?しつこいくらい聞いてくる。
史鋭慶は冷たい笑みを浮かべて、間違いないと断言する。
処刑は決行される、青樺達が止めようとしたまさにその時
一人の若者が史鋭慶の名を呼びながら飛び出してきた。
史鋭慶はその若者を見て呆然とする。なぜここに・・・・・
驚いているのは史鋭慶だけではない、陳王高と元堅の声が重なる
「この男、まるで(前の)皇帝その者ではないか!!!」
彼こそ本物の皇子だ、あそこまで似ているのだ間違いようがない。
一体これはどういう事かと陳王高は史鋭慶に怒鳴りつける。

史鋭慶は皇子に向かって「逃げろ!」と叫び皇子を隠すように立ちふさぐ。
ここに史鋭慶の裏切りが発覚した。裏切り者を殺せと陳王高が叫ぶ。
兵士達は一斉に弓を射かけ、矢は次々に史鋭慶の体を貫通していく
それでも倒れることなく立ち続け皇子に向かって叫び続ける「逃げろ・・・」
史鋭慶は絶命するその瞬間まで皇子の身を案じ続けたのだった。
それは余りにも壮絶な光景。皇子も青樺も固まったように動く事が出来ない
元堅の掛け声で青樺は我に返り、安瑞嵐と皇子を連れ逃げ出す。
元堅はその間兵士を防いでいた、しかも兵士に囲まれながら挑発している。
その兵士どもは将軍時代の部下達だったのだ、元堅の強さを知り
また昔の上司という事もあり兵士どもが上手く戦えない
元堅は襲いかかる兵士達を次々となぎ倒していく
陳王高はその状況に恐れをなし王宮に撤退するのだった。


323 PS2 帝国千戦記 豪傑ルート sage 2005/05/23(月) 21:55:56ID:C8V6Vn5Z
青軍では皇子の取扱いで揉めていた。皇子を国王にするよう主張す者、
血筋だけの王など必要ないと主張する者、意見が咬み合う事は無い。
そこに貴沙烙(きしゃらく)がおもしろげに話に加わった。
貴沙烙は名門貴族、貴の者で貴一族の狂児と噂される程の放蕩人だ
だがその才は冴え渡り青軍の戦略は貴沙烙が一手に担っている。

本当に王にするかは別と考えればいいじゃないか?曖昧な言葉を投げかける。
皇子を掲げれば大義名分が立ち、反乱軍ではなくなる。
皇子の名の元に仲間は更に増え集まるだろう。これを利用しない手はない。
全ては陳王高を倒す事、国王が誰になるかなどは急ぐ話では無い。
結論は先延ばしに、現状に有利な皇子を立てる方向で話は決まった。

当の皇子本人は史鋭慶(しえいけい)が殺された日以来床に伏せっていた。
その日元堅(がんけん)は皇子に反乱軍に協力してくれるよう頼みに行く。
皇子は沈んだ顔で一人で暫く考えさせて欲しいと即答を避けるのだった。

青樺(せいか)は皇子が気になり様子を見にいくと、皇子は外に歩いて行く
思わず後をつけたところ崖に向かっているのが分かった。
死ぬ気か!と皇子を止める。死なせて欲しい。と皇子は懇願する。
生まれてきてからずっと命を狙われるか争いの元にしかならなかった
現に反乱軍も皇子の名を利用して陳王高を倒そうとしているではないか?
言われた青樺はまさにその通りなので言葉を返す事が出来ない。

それでも自殺を止めようと思い残す事はないのか?と必死で皇子に食らいつく。
皇子は史鋭慶を束縛し続けそして死なせてしまった事が心残りだと呟く。
ならば史鋭慶の代わりに生き続け彼のやりたかった事を代わりにやればいい
死んで償うのではない生きて史鋭慶に償うべきだ。青樺は畳み掛けた。
その言葉に皇子が反応した。史鋭慶の為に彼のやり残したことをしないといけない
皇子は自分と史鋭慶の事を話し出した。


324 PS2 帝国千戦記 豪傑ルート sage 2005/05/23(月)21:57:19 ID:C8V6Vn5Z
史鋭慶は貴族の不倫の末に生まれた不義の子で、地方に飛ばされた友人に
養育を体よく押しつけたらしいのだった。親が誰か分からない子と噂されていた。
皇帝の隠し子の自分、通ずる物があったのだろう出会ってすぐに仲良くなった。
そしていつからか史鋭慶が守ってくれるようになっていた。
史鋭慶は都に上る時一つ約束をしている
「邪魔な人間を殺して平気な顔をする奴が、のさばらない世界にする」
これが史鋭慶が望んだ事、だから自分がやらなければいけないと皇子は言う。

青樺は驚く。邪魔な人間を殺して平気な顔をする奴
まさしく史鋭慶の事ではないか、史鋭慶は元堅の家族を皆殺しにしている。
皇子もその事実を知っていた。自分を守る為にしたのだろうという事も・・・
皇子を守る為に史鋭慶は変り、それが平気なような顔をしていた。
でも皇子には分かっていたのだ史鋭慶は本当は傷ついている事を。
だから身代わりの皇子を殺すと知ったあの日、史鋭慶を止めにいったのだ
もうこれ以上自分の為に罪を犯しその心を傷つけないように。

だがその結末は史鋭慶を死なせてしまった。
青樺は人を殺さなくても親友を守れる世界になるといいと話す。
死んでしまった人達の為にも争いのない世界にしなければいけない
皇子の目には暗さも迷いも無い、反乱軍と共に歩む事を決意した。


325 PS2 帝国千戦記 豪傑ルート sage 2005/05/23(月)21:58:52 ID:C8V6Vn5Z
最近都では新しい噂で持ちきりだ。史鋭慶の屋敷に幽霊が出るらしい
白い影でボウと浮かびあがりぎくしゃくとぎこちなく動くというのだ
噂話をしながら朱緋真(しゅひしん)ははしゃいでいる。
青樺は史鋭慶の空き屋に人でも入りこんだのだろうといいつつも
ふとあの日、屋敷の窓に白い人影を見たような気がした事を思い出す。

朱緋真は更に噂話をする。陳王高が史鋭慶の後釜を探しているようだ。
それを聞いた燕旺珂(えんおうか)が詳しく話を聞かせろと割り込んできた。
旺珂は小役人の倅なのだが世の不条理を憂い自ら王たらんと望む人間だ
実力とカリスマ共に兼ね備え、彼の目はより広い世界に向けられている。

陳王高は史鋭慶の後釜を必死に探しているのだが未だに決まらないらしい。
旺珂は史鋭慶の後釜に入りこみ隙をみて陳王高を暗殺してやるというのだ。
暗殺出来るかは別にしてついでに間諜の役も担ってもうらう話になる。
情報の受け渡し役に青樺がかってでた。元堅が大丈夫かと青樺を心配する、
受け渡し方法を旺珂と貴沙烙で指示を出すと言われ元堅はようやく納得した。

何度目かの情報のやりとりだった。
その日受け渡しに時間がかかり青樺は本拠地に帰るのが遅くなってしまった
元堅が心配する、と急ぐ途中、今日は元堅が出かけていない事を思い出した
その時激しい動悸、先見の前触れ、青樺は皇子が殺される映像を予見する。
元堅がいれば命に代えても皇子を守る、映像は元堅の殺される姿になろう
今日だ!元堅のいない今日これから起こる未来だ、間に合えと青樺は走る。


326 PS2 帝国千戦記 豪傑ルート sage 2005/05/23(月)22:00:19 ID:C8V6Vn5Z
たどり着いた本拠地はいつもと変わりがなかった。
血相を変えて入ってきた青樺に何事か?と貴沙烙や皇子が尋ねる
青樺は説明しようとしたその時、突然背後に騒がしさが起こった。
白い服の男が飛び込んできた。手には血塗れた大振りの刀を持っている。
ようやく傷の癒えた李暫嶺(りざんりょう)が史鋭慶の復讐にきたのだ。

李暫嶺は「裏切り者を始末しに来た」と鋭い目で皇子を捕らえた。
瞬く間に皇子を切り捨て、止めをささんと更に刀を振り上げた時
「・・君は・・李暫嶺だろう・・・」喘ぎながら皇子が話かけた。
突然自分の名を呼ばれ、驚きで李暫嶺の動きが止まる。
皇子は史鋭慶から聞いていたと話す、そして死なせる気は無かったのだと・・・
李暫嶺は皇子が罠にはめたのではないと悟る。

皇子は李暫嶺にどうか史鋭慶の遺志をついで欲しいと頼む。
君は史鋭慶の初めての仲間だから・・・と微笑んでこと切れた。
皇子の死に顔は穏やかだった。

李暫嶺は何の為にここに来たのかと己の行為を悔やむ。
史鋭慶という人間が垣間見せた心は余りにも繊細で孤独だった。
放っておけなかった。せめて自分だけでも味方になってやりたかった。
だがもはや適わぬ事、ならば史鋭慶の遺志を継ごう。李暫嶺は決断する。

李暫嶺は青樺達の誘いのまま反乱軍に協力する事を申し出た。
そして青樺の仲間達を斬り殺した事に誠実な態度で謝るのだった。
その夜、死んでしまった仲間と皇子を城の近くに皆で埋葬した。


379 PS2 帝国千戦記 豪傑ルート sage 2005/05/27(金) 20:24:06ID:lpnYojES
復讐に悩む青樺は気晴らしに丘に行ったら少年がいた。
少年は旅を始めた頃出会った武器売りの少年だと気付いた。
少年は李琉舜(りりゅうしゅん)という名だった。

李琉舜は村を捨てた李暫嶺を殺す為一族から送られてきた刺客だった。
でも兄弟のように育った二人なのでお互い殺すことが出来ない。
でも殺さないと今度は自分が一族から殺されてしまう。

貴沙烙が打開策で二人とも死んだ事にしてしまえばいいと提案する。
幻影術の使える仲間も手伝って相打ちにしたように見せかける事に成功する。

その後陳王高を、李暫嶺と李琉舜の兄弟コラボレーションで暗殺完了。
それから最終決戦、勝利。周りの国々含めて群雄割拠状態になってくる。
めざせ平和めざせ帝国領土統一、青樺と仲間の新たな戦いが始まる。
                         豪傑ルート 完


380 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2005/05/27(金) 20:26:22ID:lpnYojES
最後の辺りは簡略してみました。本筋に関わらない及び省ける所はカットしてあります。
ゲーム中、仲間キャラクターのサイドストーリーがあって本当はそっちの方こそ
書きたかったのですが、なんか書いてみたら本編以上に長くなっている・・・
いいのかなーと思いつつ、書き上がったら投下するかもしれません。
書き上がればだけど・・・
読みづらい文章だったと思いますがお付き合い下さりありがとうございました。








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